撫子の誕生日~煌く宝石サボン

作者:波多蜜花

●魅了
 キラキラと光る宝石、それはこの地球の大地や海の中で生まれる鉱物。その殆どは地球を構成する三層構造の地殻の中で形成される。
 特にその美しさと希少性、硬度の高さからから貴石と呼ばれる物は、驚くほどの値段が付けられることも珍しくはない。
 そんな人々の心を魅了して止まない宝石を模した石鹸――それが自分で作れるとしたら、あなたはどんな宝石をその手で生み出すのだろうか。

●宝石のような石鹸
「そんなん作りたいに決まってるやろ?」
 じゃじゃーん、と声に出しながら手にしたフライヤーを信濃・撫子(撫子繚乱のヘリオライダー・en0223)がケルベロス達に見せる。
 そのフライヤーには、『宝石サボン手作り体験』と大きく記されていた。
「石鹸て、作るんに時間掛かるんちゃうかってウチも思ってたんやけどな。なんや、二時間もあったらできるらしてな」
 フライヤーを見れば、グリセリンソープを電子レンジで溶かし、人体に無害な染料で色を付けて一時間も待てば綺麗な石鹸になる。それを宝石のようにカットし、軽く水で濡らして磨けば出来上がりという簡単な作り方の説明が載っていた。
「な? これやったら作れそうやろ?」
 綺麗に混ぜていけばマーブルのようにも作れるだろうし、あらかじめ用意されている材料を使えばオパールのような石鹸なども作れるのだと撫子が楽し気に話す。
「それと、この手作り体験の工房の隣にはゼリーをメインにしたカフェがあってな」
 まるで作ったばかりの宝石石鹸のように、美しい宝石のようなゼリーを出してくれるのだという。
「自分で作った宝石サボンを眺めつつ、美味しい宝石ゼリーを食べるんもええよねぇ」
 天気は上々、初夏の心地よい風が吹くテラスでいただくゼリーに冷えたドリンク。考えるだけでも頬が緩んでしまいそうだ。
「な? よかったら皆も一緒に行かへん?」
 宝石のような石鹸、宝石のようなゼリー、どちらを楽しむのも自由だ。一人でも、誰かと一緒にでも、その一日はきっと宝石に負けないほどに煌く一日になるに違いない。
 撫子からフライヤーを受け取ったあなたは、さてどうしようかとそれを眺めるのだった。


■リプレイ

●世界に一つだけの
 銀色の髪を揺らし、ご機嫌な鼻歌交じりにマリオン・フォーレ(野良オラトリオ・e01022)が電子レンジで溶かしたグリセリンソープに向けて、緑色の石鹸用の着色料をほんの少しだけ流し込む。それをマーブルになるように、慎重にくるくると混ぜた。
「花の様に可憐なお姉ちゃんに宝石サボンだなんて、女子力の権化ですね!」
「そうですね美の化身たるお姉ちゃんに宝石サボンとか超お似合いですね!」
 息継ぎすらせずルイス・メルクリオ(キノコムシャムシャくん・e12907)がマリオンへ合いの手を棒読みで入れながら、同じように溶かしたソープをぐるぐると混ぜた。何と何を混ぜたのか問いただしたくなるような色合いなのはこの際不問とする。
「もはやカンスト越えてレアリティアップ、大進化の勢いですよンナハッハ! 重課金勢による追い課金も待ったなしですね!」
「よーしそんなスーパーウルトラレア野良トリオンちゃんの美貌を宝石サボンに閉じ込めちゃうぞー」
「なんて?」
 ルイスの手には親指サイズのお姉ちゃんフィギュア、そしてどどめ色のサボン。あとはわかるな? とばかりにルイスがフィギュアをそっと、壊れものを扱うかのようにサボン液の入った容器に――。
「おーっと手が滑ったー!」
 投げ入れた。
 頭から沈みゆくフィギュアは、なんともいい位置で止まり、ルイスが満足気な笑みを浮かべる。
「……あっ、サボン液が少なくて、サボンからフィギュアの足だけ出ちゃったわ」
「会心の出来栄え! みたいな顔をして何を言ってるんですかねぇ!?」
 どう見てもあれだ、あれ。はっきりと口には出せないけど、犬なんたらの一族の衝撃的ワンシーンのあれだった。
「キノコ……お前はよぉ……! 毎回毎回毎回、よく次から次へと手の込んだ嫌がらせを思い付くよな!」
「嫌がらせだなんてとんでもない、これは不幸な事故ってやつだ。それにしてもなんかこういう映画のポスター有ったよね、なるほどマリオンは映画のポスターだった」
「ああ言えば! こう言う! 生きていくためのリソース、嫌がらせに半分くらい使ってんじゃないのか、このハナタレ……」
 そう言うや否や、マリオンの腕が、足がルイスの身体を絡め取る。
「受けろハナタレ、お姉ちゃんの愛ある制裁!」
「何回も観たんだけど、池から足が出ているシーンしか思い出せねぇんだよなぁ……」
「それ、池とちごて湖ちゃう?」
 愛のコブラツイストを受けながらルイスがそう呟くと、サボンinフィギュアを眺めて何かを察知したのだろう撫子が言った。
「湖でしたっけ?」
「思ってるんが一緒やったら確かな、そうやと思うよ」
「あ、撫子さん、お誕生日おめでとうございます!」
 ギリギリとルイスを締めあげたまま、マリオンが笑顔で声を掛ける。
「ありがとなぁ、相変わらずやねぇ」
「愛情表現らしいですよ」
 ほんま相変わらずやなぁ、ともう一度笑った撫子に、マリオンが後で持ってきたプレゼントを渡しますね! と微笑み、ルイスはまた後で、と言いながらお姉ちゃんサボン、いやオネキヨサボンは固まり次第マリオンの荷物に放り込もうと考えながら撫子に手首の先だけで手を振った。
 そうして、巡り巡ってマリオンからのプレゼントと共にオネキヨサボンも撫子の物になるのだが、それはまた別の戦いの物語なのであった。

●キラキラ宝石の作り方
 相棒のミミック『相箱のザラキ』と共に宝石サボンを作っているのは、実際に宝石を掘り出すこともあるドワーフのイッパイアッテナ・ルドルフ(ドワーフの鎧装騎兵・e10770)だ。
「そうそう、そのままのポーズでお願いします、ザラキ」
 主の願いに応えるように、ザラキが青と赤に淡く輝くエクトプラズムを浮かべて佇んでいる。
「そーっと、そーっと……」
 カップに入ったグリセリンソープに、ゆっくり青色のソープを入れ、更にその上からほんの少しの赤色のソープを入れる。色が絡みすぎないように、慎重な手付きでそれをイッパイアッテナが混ぜた。
「難しいですけど、宝石を作っていると思うとわくわくしますね。撫子さんはどうですか?」
 イッパイアッテナが同じように真剣な表情で作っていた撫子に声を掛ける。
「思ったよりも思い通りにいかへんけど、こういうん作るんは楽しいねぇ」
「わかります、難しいけれどやり甲斐がある……発掘みたいです」
 楽しそうに笑ったイッパイアッテナに撫子が笑い返して、石鹸が綺麗に固まるまで取り留めのない会話を楽しんだ。
「さて、出来上がりはどうでしょう」
 カップから石鹸を外し、それっぽい形にカットする。
「わぁ、ザラキの光りの石鹸やねぇ」
「撫子さんは……フローライトですか?」
 ピンクに薄いグリーンの石鹸に、思い浮かべた宝石の名をイッパイアッテナが言う。
「正解や、やっぱり宝石に詳しいんやねぇ」
「出来栄えがいいからですよ! それと……撫子さん、お誕生日おめでとうございます!」
「ありがとう!」
 宝石にも負けない石鹸、それからザラキと二人の笑顔が輝いていた。

●ピンクスピネルとサファイアが交わるところ
 ロナ・レグニス(微睡む宝石姫・e00513)とゼノア・クロイツェル(死噛ミノ尻尾・e04597)が座る真っ白なテーブル席の上には、二人が作った宝石サボンが箱に入って置かれていた。
「ゼノのは、うみやそら、みたい……! すいこまれそうで、きれい、だね……!」
 サファイアをイメージした宝石サボンは深い海のような色の部分と、抜けるような空の色が混じり合って美しいと、ロナが手に取って溜息交じりに息を吐く。
「ロナの石鹸はピンクピンクしてて乙女らしいな、ロナにぴったりだ」
 ピンクスピネルを模したような鮮やかな透き通るピンクの石鹸は、ロナが頑張ってハート型にカットした力作だ。その手付きは危なっかしくてゼノアは内心ハラハラしていたのだが、出来上がってみれば売り物になりそうな出来栄えだった。
「暫くは使わず飾っておくのが良かろう」
「うん、つかうの、もったいないもんね」
 そうやって二人で暫し宝石サボンを眺めていると、注文した品がテーブルに並べられた。
「わあ……とっても、おいしそう……!」
 ロナの目の前には賽の目にカットされたピンクのゼリーと、ハートを模した苺が透明なジュレの中に浮かんでいる器とふんわりとミルクの香るミルクティーが置かれ、ゼノアの前には煌く青とミルクゼリーの白い層のコントラストが美しい縦長の器と珈琲が置かれている。
 さっそく、とばかりにロナがスプーンにぷるんとしたピンクのゼリーを載せて一口。
「んん、おいしい……!」
「なかなか洒落ている。……んむ、爽やかでさっぱりしていて、食べ易い」
 初夏に丁度いい、ソーダの味にゼノアの口元が緩む。それを見つめるロナの視線が、青いゼリーとゼノアの目をいったりきたりするのを見て、ゼノアが掬ったゼリーをロナの口元へと寄せた。
「あーん」
「……! あーん、ん」
 ゼノアが食べさせてくれたゼリーを飲み込むと、ロナの顔が一段と蕩けたように笑みを浮かべる。
「おいしい……、ね」
 少し照れたようなロナに、ゼノアが笑って改めて自分のゼリーとロナのゼリーを半分こしようと提案した。
「うん、うん……! どっちも、おいしくて、ほっぺたがおちちゃう、ね」
 ピンク色は甘酸っぱくて、青色は口の中がスッキリするような味。どちらも美味しいと喜ぶロナが、ふと食べる手を止めてスプーンに載せたゼリー越しにゼノアを覗く。
「ゼノ、ゼノ。わたしとゼノの、おめめのいろ、だね……!」
 そう言ってゼノアだけに見せるロナの笑顔が眩しくて、ゼノアはどこかむず痒い気持ちになって鼻を掻く。
「ゼノ?」
「な、なんでもない」
 それは照れた時のゼノアの仕種だと気が付いて、弾む気持ちにロナがふにゃりと微笑んだ。

●宝石ティータイム
 宝石のような石鹸を作った後は、宝石を食べに行くっすよ! そんなシャムロック・ラン(セントールのガジェッティア・e85456)の一声で、宝石サボンを作り終えた四人は工房の隣にあるカフェに訪れていた。
「石鹸作り楽しかったねー、みんな、どんな宝石のイメージで作ったの?」
 注文したスイーツとドリンクが届くまで皆の作った石鹸を眺めたいと、シル・ウィンディア(蒼風の精霊術士・e00695)がまずは自分の作った石鹸をテーブルの上に出す。
「シルのはアクアマリンなのかな? ぼくはオパールをイメージして作ってみたよ」
 宝物を見せるように、クローネ・ラヴクラフト(月風の魔法使い・e26671)が石鹸を置く。それは確かにオパールのようにキラキラとしていて、ラメのように輝いている。
「素敵ね! 私はダイヤモンドをイメージして作ってみたの」
 先程までメニューと睨めっこして悩んでいた七星・さくら(緋陽に咲う花・e04235)が透明感のある石鹸をそっと机の上に置いた。
「わ、カッティングが凝ってるっすね! ちょっとキラキラしてるのは、グリッターのパウダーっすか?」
 透明なだけではつまらないかと、少しだけ入れてみたパウダーがいいアクセントになっている。皆の石鹸に目を奪われながらシャムロックも自分が作った石鹸を取り出した。
「自分のはヒスイをイメージして作ったんすよ」
 深みのある緑と白い部分が層になって僅かにマーブルを描いているそれは、形も原石から磨き上げたような歪な台形をしていて、とてもそれらしく見える。
「クローネさんはオパール、さくらさんはダイアモンド、シャムロックさんはヒスイかぁ。どことなく皆に似合っててとっても素敵だね。わたしのはクローネさんの言う通りで、アクアマリンっぽくしてみたんだよ」
 自分らしい青色、そう言ってシルが微笑む。それは確かに彼女の髪色のような透明感のある美しさで、シルらしいと三人が頷いた。
「ちなみにね、さくらのダイヤモンドには『永遠の絆』、シルのアクアマリンは『聡明、幸福』、シャムロックのヒスイは『調和、飛躍』と言う意味の宝石言葉があるらしいよ」
 クローネがそれぞれを指でさして宝石言葉を言うと、さくらがオパールは? と問うた。
「オパールは希望、素敵だろう?」
「うん、クローネちゃんにぴったりね!」
 さくらの言葉に、クローネが少し照れたように微笑む。
「なんだか、皆さんの瞳も宝石みたいに見えてきたっす。このテラス席が宝石箱みたいっすね!」
 地球の勉強中だというシャムロックには、キラキラとした彼女達が宝石のように思えて笑顔を浮かべて言う。
「シャムロックさんの目も、藍色の宝石みたいだよ」
 シルが光りに透けた青色の髪を揺らして言うと、クローネがタンザナイトのような瞳だと頷く。
「タンザナイトっすか、なんか恥ずかしいっすね」
 不思議な響きの石だ、どんな石なのかあとで改めて調べてみようとシャムロックが笑うと、宝石箱に新しい宝石が届いた。
 テーブルの上に並べられたのは人数分の宝石ゼリーとドリンクで、木漏れ日を受けてテーブルにまでそれが映り込みキラキラと輝いている。
 サファイアをイメージした色とりどりのクラッシュゼリーがぷるんとしたジュレの上に載っているグラスはシルの前に、桜色が美しいシャンパンガーネットをイメージしたピンクのゼリーがミルク色のゼリーの上に載っているグラスはさくらの前に置かれている。
「シルちゃんのはサファイア?」
 青色だけではなく、赤やオレンジ、緑などの色合いにさくらが問い掛ける。
「そうなの! サファイアは青が有名だけど、マルチカラーサファイアっていっていろんな色があるんだよ。さくらさんのは?」
「わたしのはシャンパンガーネットをイメージしたもので、薄いピンクが桜色みたいで綺麗なの」
 きゃあきゃあとはしゃぐ二人の向かい側、エメラルドをイメージした濃い緑色に輝くゼリーを下敷きに、層を重ねて緑のグラデーションを描くグラスはシャムロックの前に、トパーズをイメージしたオレンジとイエローのゼリーがレモン色のジュレの上に載っているグラスはクローネの前に置かれている。
「クローネさんのは何の宝石っすか?」
「これはトパーズをモチーフにしたものだよ。シャムロックのは……エメラルドかな?」
「そうっす、故郷の草原を思い出すんで、緑は好きな色なんすよね」
 見れば、シャムロックの頼んだドリンクも鮮やかな緑が美しいクリームソーダだ。
「本当に宝石箱みたいだね、食べられない宝石に、食べられる宝石に……これから、ぼくがもっと仲良くなりたい宝石達と」
 三人の顔をクローネが眺めてはにかんだように微笑むと、わたしも、オレも、と楽しげな声が上がった。
「さあ、食べましょう! 食べるのがもったいないけど、食べない方がもっともったいないものね!」
 さくらがそう声を掛けスプーンを持つと、三人もそれぞれスプーンを手にする。そうして、自分達が選んだ宝石ゼリーを口に運んだ。
「ん~~美味しい! みんなのも綺麗で美味しそうだよね……ねえ、折角だから食べ合いっこしない?」
「いいね、シルちゃんに賛成!」
「いいっすね、オレのも食べてみて欲しいっす。折角ですからクリームソーダにゼリーをトッピングして、アイスを宝石島にしたんっすよ!」
「食べ合いっこ、勿論大歓迎だよ」
 お互いの宝石ゼリーを交換したり、宝石島にそっとゼリーをお裾分けをして、カラフルで楽しい宝石箱がいっそう輝くような笑顔に包まれる――そんな素敵なティータイムは四人が満足するまで続いたのだった。

●略せば大抵のことはヌン活
 紅茶のティーカップを片手に、ルル・サルティーナ(タンスとか勝手に開けるアレ・e03571)がにんまりと呟く。
「ここまで完璧で紳士的なヌン活があっただろうか……!」
 目の前には頑張って作った宝石サボン、透明感のある水色を作り出すまでに犠牲にしたものは数知れず、である。ちなみに犠牲にしたものはルイスにあげてきた。
「あれ、珍しいねぇ。ルル一人なん?」
「やぁ、撫子ちゃん! お誕生日おめでとう」
 白いミルクゼリーに青空色のクラッシュゼリーがたっぷりと入ったグラスを掲げ、紳士っぽいポーズでルルが撫子を祝う。
「ありがとう! そのポーズなんやろ、見たことあるなぁ。ほら、悪役のボスが膝に猫のせてワイングラス揺らしてるみたいな」
「心外! これは紳士! 紳士のヌン活なんだよ!」
「ヌン活引き摺ってんねぇ、ちなみにどの辺がヌン活なんやろか」
 よくぞ聞いてくれました、とばかりにルルが胸を張る。
「ゼリーにも似た宝石サボンを目で楽しみ、煌めくゼリーと共にアフタヌーンティーを頂く……言うなればヌン活ってやつですよ」
「思ったよりも真っ当やった」
「ヌン活も多々有れど、たまにはこういう風変わりなヌン活ってのも良いんじゃないかなってね……!」
 決まった、とばかりにニヒルな笑みを浮かべたルルがドヤァ……っと撫子を見た。
「それな、ニヒルっていうかちょっとばかしとんちきやからな?」
「心外!」
 笑いながらルルの隣に座った撫子が、改めて聞き直す。
「で、今日は一人なん? いつもの二人は石鹸作るとこで見たけど」
「一応野良ちゃん&ルイちゃんと一緒に来てはいるんだけど、あっちで貴様だけは絶対許さぬ活動、略してヌン活やってるから、そっとしておこうかなって」
「さてはそれに飽きて一人でこっち来たんやな?」
 えへっと笑ったルルがニヒルをかなぐり捨ててグラスにスプーンを突っ込み、幸せそうにゼリーを食べる。
「殴り合いを始めたら回収する予定なんだよ」
「コブラツイスト掛けてんのは見たで」
「そっかー、じゃあまだ大丈夫だね!」
 それまで撫子ちゃんも一緒に食べよう、とルルが楽しそうに微笑んだ。

 春も終わりを迎える頃、ある日の午後は宝石のように煌いて――。

作者:波多蜜花 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年5月29日
難度:易しい
参加:10人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 2
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