ブレイザブリク攻略戦~紅裙の倒れるとき

作者:遠藤にんし


 絢爛たる磨羯宮ブレイザブリク。
 贅を尽くした室内にて、第九王子・サフィーロは苛立ちを隠せない様子。飾り立てられた調度も刃も、今はサフィーロの心を鎮める役には立たない。
「ホーフランドの愚か者めが!」
 考えるほどに湧き出る苛立ちに口許を歪めるサフィーロ。
 ケルベロスの襲撃に臆し、逃走したホーフンドが何もかもの原因だ――そう考えるサフィーロは、怒りを抱きながらも考えを巡らせる。
「とはいえしかし、だ。無能なホーフンドの為に危機に陥ってしまったが、エインヘリアルにとって、ブレイザブリクは最終防衛線。必ず増援が来るだろう」
「はい、殿下」
 そんなサフィーロの隣、紅妃カーネリアは寄り添って頷く。
「ゆえに、私が死神の相手をしている間、お前には本国からの増援を受け入れ、万全の防衛体制を整えてもらいたい」
 カーネリアはサフィーロを見つめて、優美に微笑んでみせる。
「殿下に変わり、この磨羯宮ブレイザブリクは、わたくし紅妃カーネリアにお任せ下さいまし。殿下の妃として、見事務めを果たしてご覧に入れましょう」
 ドレスの裾をつまむ姿は紅妃にふさわしい高貴さに満ち、内奥の高慢さは傍目には分からないものだ。
 壁際にずらりと並ぶ紅玉侍女兵らの姿は一糸の乱れなく、二人の抱擁を見つめている。
「しばしの別れだ。だが何、すぐに再会が叶うだろう」
「もちろんですわ、殿下」
「今は、サフィーロと呼ぶがよい」
「……はい、サフィーロ様」
 言葉の後は、唇を交わして――。


「集まってくれてありがとう」
 高田・冴は、集ったケルベロスへと一礼して。
「まずは第八王子強襲戦、お疲れ様。作戦は無事に成功して、ホーフンド王子はアスガルドへ逃げ帰ったようだね」
 成果はホーフンド王子の撤退だけではない、と冴は微笑み。
「みんなのお陰で、サフィーロ王子が裏切ったという情報がアスガルドに伝わったようだ。これを受けて、エインヘリアル軍は、サフィーロと敵としたブレイザブリクの奪還戦の準備を始めたようだ」
 さらに、これを好機と見たらしい死神の死翼騎士団が、総力を挙げてブレイザブリクの攻略の軍を起こしたようだと冴は続ける。
「死翼騎士団が動いたことで、先の第八王子強襲戦での撤退も容易だったと言えるけれど……ブレイザブリクが死神の手に落ちるのは避けたいものだね」
 死翼騎士団を敵とする必要はない。
 でも。
「――サフィーロ王子の撃破と、ブレイザブリクの制圧は、みんなにやって欲しいんだ」
 ケルベロスたちにそう告げてから、冴は今回の作戦の説明に入る。
「ブレイザブリクの制圧が今回の目的だ。エインヘリアルを一掃して、東京焦土地帯を取り戻そう」
 ここに集まったケルベロスたちには、先鋒部隊として、残霊突破と紅玉侍女兵の撃破を担うことになる。
「敵個体としては強大ではないが、数は多い。油断出来る相手ではないね」
 ケルベロス側は5チームに分かれ、それぞれの目的のために同一の戦場で戦うことになる。
 前線突破が叶わなければ、他のチームの戦闘にも大きな問題が出る可能性が高い……気を引き締める必要がありそうだ。

「戦場は同じだから、別のチームの支援を取ることも出来るよ」
 戦闘の前後で、あるいは余力があれば、その分を他のチームに回すことも可能だと冴。
 自分の担当チームだけでなく、他チームにも目を配ることが必要になることもあるかもしれない、と補足して。
「東京焦土地帯を取り戻す、またとないチャンスだ。――どうか、チャンスを掴んでくれ!」


参加者
エニーケ・スコルーク(黒馬の騎婦人・e00486)
ミオリ・ノウムカストゥルム(銀のテスタメント・e00629)
東雲・苺(ドワーフの自宅警備員・e03771)
影渡・リナ(シャドウフェンサー・e22244)
スノードロップ・シングージ(抜けば魂散る絶死の魔刃・e23453)
ルベウス・アルマンド(紅い宝石の魔術師・e27820)
朝比奈・昴(狂信のクワイア・e44320)
サリナ・ドロップストーン(絶対零度の常夏娘・e85791)

■リプレイ

 迫る残霊らを迎え撃つブレスが宙へ広がるのと同時に、東雲・苺(ドワーフの自宅警備員・e03771)は周囲に爆発をもたらす。
「東京焦土地帯を取り戻すためにもこの戦いも成功させるよっ」
 爆風にズレかけた眼鏡を直して苺が見回せば、無限と思えるほどの残霊たちがケルベロスへ肉薄。
「皆と運命を切り開くわ!」
 後方から聞こえる声に、歌声が続く。音色と共に残霊を薙ぎ払われ、そうする間も一同は全速で前へ進む。
 ――残霊の対処に立ち上がったのは、ここにいる八名だけではない。
 その事実に背中を押されて、スノードロップ・シングージ(抜けば魂散る絶死の魔刃・e23453)は鞘から刃を抜き取る。
「さア、アタシと一緒に踊りマショ!」
 美しい金髪を揺らし、魔剣と共に残酷な円舞を魅せるスノードロップ。
 円舞の中においても襲い来る無粋な残霊は、マカロンが代わりに受け止めてくれて。
「助かりマース!」
 賑やかなスノードロップの声が響く中でも、ミオリ・ノウムカストゥルム(銀のテスタメント・e00629)は冷静さを失わない。
「目標確認、オープン・コンバット」
 手には乙女座の星辰宿す白銀剣。
「星域結界演算」
 ミオリの声に、守護星座の煌めきが広がる。
 降り注ぐ輝きは、朝比奈・昴(狂信のクワイア・e44320)の銀髪に光の粒を落とす。
「背後の憂いがないよう努めましょう」
 そう言う昴の、笑顔を浮かべた顔が、黒く侵される。
「聖なるかな、聖なるかな。聖譚の王女を賛美せよ」
 スライム状の半獣へと変貌しゆく昴――敵の攻撃にではなく身の内からの変容に激痛があるはずなのに、苦痛の色は一切見せず。
「その御名を讃えよ、その恩寵を讃えよ、その加護を讃えよ、その奇跡を讃えよ」
 牙と爪を得て、残霊へと飛び掛かる昴。
 近くでは、共に道を拓くケルベロスが放った鮮血色のビームが残霊を消し飛ばしている。
 残霊の掃討を終えたケルベロスたちは立ち止まることなく、紅玉侍女兵の元へと邁進した。

 スカートのはためく角度すら同一に見えるほどに統率された動きを見せる紅玉侍女兵。彼女たちは即座に隊列を組んで進み出ると、闖入者であるケルベロスらを組み敷こうと飛び掛かる。
「暴れ馬のメイドがお通りですわよ。道を開けなさいな」
 エニーケ・スコルーク(黒馬の騎婦人・e00486)の黒甲冑の下、緑色のメイド服は裾を膨らませる――ドラゴニック・パワーの勢いのままに、地裂竜鱗砲槌【メーレスザイレ】を叩きつける。
 吹き飛び、床に倒れこむ侍女兵。そんな侍女兵らを見下ろすエニーケは、冷笑を浮かべて。
「この程度とはなっちゃいませんわね! 忠義を誓った主に恥ずかしいとは思いませんの?」
 死合う相手に向けるにふさわしい、ドスの効いた低い声で。
「来なさいな。存分に殺し合いましょ♪」
 格闘術に続き、侍女兵らは狙いを定めた射撃を。
「侍女だけあって少しでも気を抜けば返り討ちに遭いそうだね」
 隙の見えない弾幕を前に、思わず声を漏らす影渡・リナ(シャドウフェンサー・e22244)。
 彼女の前に道を作るかのように、白い髪のレプリカントが弾丸を受け止める。
「止まりは、しねえぜ」
「そうだね――皆が作ったチャンス、その為の道を切り開くよ!」
 言葉と共に、リナが下すのは絶望の黒光。
 せっかくの好機を無駄にしてはならないと、一瞬たりとも思考を止めずにケルベロスたちの戦いは続く。
 戦場に散る鮮血が仲間のものと見るや、サリナ・ドロップストーン(絶対零度の常夏娘・e85791)は大団扇で力いっぱい風を起こす。
「ワッショイ! ワッショイ!!」
 場違いとも思える大声を上げながら風を吹かせれば、それは癒しと共に破魔力をもたらすものに変わり。
 風に目を細めるルベウス・アルマンド(紅い宝石の魔術師・e27820)のつま先が、床を叩く。
「さて、手始めに道を作って差し上げなくては、ね」
 床に展開される魔法の霜は、侍女兵らをその場に縫い留める。
「悪いけれど、私も赤を持つ者。あなた達に負けるわけには行かないの」
 もう一組の前衛部隊と合わせて振るわれる攻撃が瞬く間に侍女兵を蹴散らし、サリナからヒールを受けた苺は用心深く辺りを警戒する。
 ――番犬たちは流れるように動きを止めず、数多の侍女兵を撃破していく。
「敵将、ぺルラ! 討ち取ったわよッ!」
 そんな中でも、張り上げられた声は届く――途端に崩れだす侍女兵たちの隊列を、後続のケルベロスたちは突破。
 状況を見渡すミオリは、しかし慢心を見せはしない。
「次の目的地に支援に回りましょう」
 昴はその言葉にうなずいて、
「一刻を争う状況です。退路の確保を行いましょう」
 あらかじめ方針を固めていたお陰で、ケルベロスたちの行動に迷いはない。
「ブレイザブリクの外縁に戻るデス」
 言って、足早に歩を進めるスノードロップ。
 ――不測の事態は念頭に置かなければならない。
 だからこそ、警戒と退路の確保を優先して彼らは外縁へと戻り――、
「……え?」
 遠くに見える景色に、苺は思わず声を漏らす。
 頭上ではマカロンが翼を広げ、警戒の色を示している。

 遠く。遠くからこちらへ向かう、蒼き姿。
 数は少ないとはいえ軍勢を引き連れた、その甲冑は――、

「――サフィーロ軍!」
 驚嘆の声を上げるサリナ。
 ルベウスは表情こそ変えないものの、胸元で宝石の温気が増すのを感じながら。
「死翼騎士団もいるようね、防衛体制を整えなければいけないわ」
 言葉とほぼ同時にエニーケは駆け出していた。目指す先は、先ほどまで共に前線へ突入していた仲間の元だ。
(急がなくては)
 地面を蹴って疾駆する――折よく退路確保に出ようとしていたセントールの男を前に、エニーケは息を整えて。
「サフィーロ軍が――サフィーロ軍が、接近中ですの」
 手早く状況を説明すると、傍らに立つ黒髪の女性は呟く。
「……まずいですね。防衛と迎撃の準備を整えなければ」
 今、ここにいるケルベロスたちは40名ほど。
 負傷者も多い状況を考えると、磨羯宮にサフィーロ軍を入れるわけにはいかないのだ。
「やるなら、磨羯宮に逃げ込む前ですね」
「んっ。みんなには、カーネリアを倒した後に伝えた方がいいなー!」
 言葉に頼もしさを覚えながら、エニーケはうなずく。
「お願いしますわ。急いで準備を!」
 エニーケは踵を返して己の部隊へと戻り、状況を簡潔に説明。
 幸いにも、サフィーロ軍がこちらへ来るまでは距離がある――すぐにカーネリア撃破の報せが届いた。
「迎え撃つわよ」
 サフィーロ軍迎撃の準備を整えて、ルベウスたちは意識を集中させる――。

 合流したケルベロスたちが迎撃の用意を終えた頃。
「……そう、か……」
 入り口を封鎖するケルベロスたちを見て、サフィーロの唇からは声が漏れる。
 総てを悟ったのだろう、サフィーロは制圧された磨羯宮を見上げると、傷を負った部下たちへと呼びかける。
「我が蒼玉衛士団の兵達よ、よくついて来てくれた」
 共に戦い続けた兵士らの名を呼ぶサフィーロは、磨羯宮を指さすと。
「ブレイザブリクは目の前だ。今一度、私を玉座へと送り届けて欲しい」
「おおおおおおおっ!!」
 応える兵士たちの声は力強く。
 速やかに隊列を組むと、彼らは敵であるケルベロスへと一直線に向かって行く――。

「……来ます!」
 サフィーロ軍の到来を告げる声がした。
 蒼き甲冑のサフィーロを取り囲む兵士たちは、確かな殺気を宿らせて。
 決意と使命を胸に秘めた彼らを前にして、エニーケは両腕を交差させ。
「空想と妄想の力、お借りします!!」
 必殺の光が兵士の一人を撃ち、輝きの中に兵は消滅。
 マカロンが敵の攻撃を受け止め、箱ごとぶつかって行って撃退。
「敵はあとちょっと! どんどん倒しちゃうよっ」
 屍を飛び越えた苺がステップを踏めば、花びらのオーラが散りばめられて癒やしも広がる。
「うおおおおっ!」
「やらせないよっ」
 軽やかなステップの最中でも、攻撃に向かってくる兵士から仲間をかばうことは忘れない苺。
 傍らでサフィーロ軍を迎え撃つ仲間の奮戦もあり、兵士は次々に倒れていく。
「貴様ら……サフィーロ様に手は触れさせないぞ!」
 兵士の、ケルベロスたちの熱気の中でルベウスの胸元の宝石は彼女自身の肉を焼く。
 敵からではなく己によって受ける痛みが、ルベウスの記憶を侵食していく……宝石が煌めいたかと思えば、凶暴なまでに鮮やかな黄金の魔法生物が顕れ。
「……櫟の許に刺し貫け」
 ルベウスの命に魔法生物は嬉々として兵に喰らいつき、命を奪い去って赤い瞳をぎらつかせ。
 僅かだったサフィーロの取り巻き兵は見る間に数を減らしていく。
 数こそ少ないものの、サフィーロの命令を受けた兵士たちは死に物狂いで反撃を繰り返す。
「っ、損傷軽微」
 振り回された刃がミオリの腕を引き裂く――深い傷跡に思わず声を漏らすミオリだが、
「こんな時こそワッショイの精神だよ!!」
 サリナの振るった大団扇の風と賑わいが、その損壊を見る間に回復させる。
「あと少し、絶対に油断しないよ!」
 声を上げて仲間を奮起するリナは雷を纏わせた刃で兵の一人を斬り伏せて、倒れたところをワイルドと化した昴が食らい尽くす。
「サフィーロ様、ご無事ですか!」
 混戦の中でも、兵士たちはサフィーロのために動き、ケルベロスたちへと凶刃を向ける。
 サフィーロを気遣いつつ、じりじりと下がって体勢を立て直そうとする兵士――そんな兵士へと、スノードロップは虚無球体を。
「逃がさないヨ。虚無飲まれロ!」
「ぐああっ……どうぞご無事で、サフィーロ様……!」
 消滅する兵士の最期を見届ける余裕もなく、残された数えるばかりの兵士たちはケルベロスへと斬りかかる。
 猛撃を受け止めて反撃し、鮮血と共に命を散らす兵士たち――遂には最後の一人までその命を落とし。
「皆、チャンスだよ。サフィーロを!」
「そうね、やっちゃうわよッ!!」
 全霊の叫びを受け取ったサリナらは、突き進もうとするサフィーロを追う。
 身を守りながらもケルベロスたちの攻撃をかわそうとするサフィーロ。
「ここで負けるわけにはいかないのだ――押し通る!」
 しかし、たった一人になってしまったサフィーロの防衛は、決して長くは持たないもの。
 セントールの突撃を受けたサフィーロの身体が大きく揺れ、守りが解かれる。
「今です」
 ミオリの声が響いた――瞬間、ケルベロスたちは一気に己の力をサフィーロへと向ける。
「ソイヤッ!」
 味方への守りのためだけに振るわれていたサリナの大団扇は鋭く大気を裂き、その先にいるサフィーロへも斬撃を浴びせかける。
「ぐっ……!」
 息を飲むサフィーロの反撃はミオリが受け止めるが、サリナの絶え間ないヒールが功を奏し、ミオリが倒れることは決してない。
「砲撃パラメータ問題なし、セイフティリリース……撃ち方、始め」
 鏃型弾頭を帯電、発射――雷霆は青白くサフィーロの鎧に反射し、ミオリは眩さの中に立ってなお武装を突きつける。
 サフィーロを取り巻き弾ける、火花。
 爆ぜる火花が歪んだのは、無数の風刃がサフィーロを取り囲んだからだ。
「風舞う刃があなたを切り裂く」
 リナの放つ風魔幻舞刃は、一筋ひと筋がサフィーロの命を狙う凶悪なもの。
 辛うじて致命傷を回避したサフィーロだが、舞い踊る刃に翻弄され、近づく炎には気が付けない。
「流石の忠誠心、ですが――」
 笑みを浮かべたまま昴が差し出すのは、グラインドファイアによって生まれた炎。
「私の信仰、聖王女の尊さに勝るものではございません」
 取り巻く風によって炎は見る間に膨らんで、凶悪な火焔はサフィーロの逃げ場を奪う。
 劫火の中、サフィーロを包む蒼のオーラが揺らぐのが昴には見える。
「終わりにしなければね」
 ルベウスの言葉に、スノードロップが前へ出て。
「――祟れ、血染めの白雪」
 魔刀は、スノードロップの狙い通り、サフィーロの胸元へ突き立てられる。
 貫く、確かな感覚。
 刃を抜き去ると同時に、崩折れるサフィーロは。
「すまない、カーネリア……約束を……」
 愛する人の名を遺し、光の粒へと還る。
 その後には、傷だらけの鎧だけが残っていた。

 激戦の痕跡は周囲に強く残る中、ケルベロスたちはぐるりと見回す。
「これで、終わりデスネ……」
 魔刀「血染めの白雪」を手に、主を喪った鎧を見つめて、スノードロップは呟く。
 戦いは終わった――他の戦場がどうなっているのかは分からないが、確かに、サフィーロは撃滅されたのだ。
「確かめに行かないとねっ」
 苺の言葉に、一同はうなずく。
 この戦いの結末を知るために、ケルベロスたちはこの場を後にするのだった――。

作者:遠藤にんし 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年4月28日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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