ただ死するために

作者:紫村雪乃


 白銀に煌めく雪原の一角に、その姿はあった。
 ひとつは黒衣に身を包む女の姿をした死神。そして、もうひとつは少年の姿をしたダモクレスであった。生真面目そうな相貌を彼はしているのだが、それには似つかわしくない長大な銃身をもつライフルを携えている。
 その少年の身に、死神は球根のような『死神の因子』を植え付けた。
「さあ、お行きなさい。そしてグラビティ・チェインを蓄え、ケルベロスに殺されるのです」
 鋼の人形は、白銀の野へと解き放たれた。雪煙をあげつつ広い雪原を駆け抜けていく。ただ殺すために。ただ殺されるために。


「集まっていただき、ありがとうございます。北海道で、死神によって『死神の因子』を埋め込まれたデウスエクスが暴走してしまう事件が起きることが分かりました」
 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)は、集まったケルベロスたちに微笑みかけた。
「『死神の因子』を埋め込まれたのは、アンドロイド型のダモクレス一体です。機体の外見は少年。黒の学生服をまとっています」
 戦場は雪原。暖冬のためか積雪は浅く、戦闘に支障はないだろう。セリカは続けた。
「死神の因子を埋め込まれたデウスエクスは、大量のグラビティ・チェインを得るために、人間を虐殺しようとします。死神の因子を埋め込まれた彼は理性を失ったいるので説得は不可能でしょう」
 つまりは撃破するしかないということだ。操られての行動とはいえ、それも仕方のないことであった。
「急げば雪原で彼を迎え撃つことができるでしょう。雪原であれば一般人はいないので、人払いの必要はありません」
 ただ戦闘に関して注意することがあった。このデウスエクスを倒すと、デウスエクスの死体から彼岸花のような花が咲き、どこかへ消えてしまうのだ。
「死神に回収されてしまうのです。けれどデウスエクスの残り体力に対して過剰なダメージを与えて死亡させた場合は、死体は死神に回収されません」
 体内の死神の因子が一緒に破壊することができるからだ、とセリカはいった。
「彼の武器は何なの?」
 妖艶美麗な女が問うた。豊か過ぎる乳房がおさまりきらず、胸元からこぼれ落ちそうである。和泉・香蓮(サキュバスの鹵獲術士・en0013)であった。
「ライフルです。バスターライフルに似たようなものと考えていいでしょう。威力は桁違いですが」
「死してなお操られて戦わされる哀れなダモクレスに安らぎを与えてやらなくちゃね」
 ケルベロスたちにむかって、香蓮は片目を瞑ってみせた。


参加者
リィン・シェンファ(蒼き焔纏いし防人・e03506)
盟神探湯・ふわり(悪夢に彷徨う愛色の・e19466)
七隈・綴(断罪鉄拳・e20400)
リティ・ニクソン(沈黙の魔女・e29710)
小柳・瑠奈(暴龍・e31095)
アルシエル・レラジェ(無慈悲なる氷雪の白烏・e39784)
カーラ・バハル(ガジェッティア・e52477)
ラグエル・アポリュオン(慈悲深き霧氷の狂刃・e79547)

■リプレイ

 昏い世界。
 鈍色の空から舞い散る雪は、しかし、哀しいほどに眩しく世界を彩っている。
 一面の銀世界に降り立ったケルベロス達は、ただ静かにその時を待ち受けていた。
「全く……死神ってのはロクなモンじゃねーよな。計画、ぶっ潰してやろうぜ」
 身を切るようなに寒さに肩を竦めつつ、アルシエル・レラジェ(無慈悲なる氷雪の白烏・e39784)が切り出した。背の翼は、雪よりもなお純白で天使のそれを想起させるが、とこか凍てついた蒼みをおびているようにも見えた。
「その計画ですが」
 七隈・綴(断罪鉄拳・e20400)が、その冷然たる美貌に不審の色を滲ませた。
「最近はエインヘリアルとの紛争もおこなわれていますが、そのための配下作りが目的なのでしょうかね」
「さあて」
 困惑したように女が雪景色に溶け込みそうな白い髪に指を突っ込み、掻いた。
 名を小柳・瑠奈(暴龍・e31095)といい、年齢は十八で綴よりも下のはずだが、痩せっぽちの彼女より十倍は肉感的で。大きすぎる乳房など今にも胸元から飛び出しそうで、むっちりとした褐色の肉体が白い世界の中で一際目立っている。
 やがて瑠奈はニヤリと艶っぽく笑むと、
「正直いうと死神の思惑など知ったことじゃない。奴らが何を目論もうと、片端から潰していけばいいだけのことだからね。そうだろう、子猫ちゃん?」
 綴にむかって片目を瞑ってみせた。
「それは、そうですが」
 綴は小さく頷いた。納得していないわけではない。納得していないのは、年上を子猫ちゃんと呼ぶ、その台詞の方であった。
「それはそうと」
 瑠奈は雪原を見渡した。そして複雑な表情を彫りの深い顔に浮かべた。
「逃がすべき子猫ちゃんたちがいないのは有り難いが、トドメを刺す条件が些か面倒というところが問題だな」
「発見することは容易そうだけれどね」
 しんと静まった声音で、その娘はいった。白く滑らかな頬は、まるで磁器のようで。リティ・ニクソン(沈黙の魔女・e29710)であった。
 標的は黒い学生服をまとっている。雪原において、それは目立つに違いなかった。索敵機として生まれたリティらしい判断である。
 とーー。
 一人の二十歳ほどの娘が、突然シュシュをほどき、アイスブルーの髪をポニーテールに結いなおした。
 その行為は、ある種の儀式である。刀の柄に手を手をそえるように、戦前に彼女はそうするのであった。
「来たぞ」
 娘ーーリィン・シェンファ(蒼き焔纏いし防人・e03506)は告げた。が、雪原には一点の染みも見えない。
 驚くべし。リィンの目は数キロ離れた標的の姿を捕捉することが可能なのだった。リィンならば雪原に落ちた針すら視認してのけるのではあるまいか。
 とまれ。その時は程なくして訪れた。
 ダモクレスの少年が、黒瞳にケルベロス達の姿を映す。そして彼はすぐにケルベロス達を排除すべき敵と認識したのか、自身の身の丈よりも大きなライフルを構えた。
「うふふ」
 この場合、盟神探湯・ふわり(悪夢に彷徨う愛色の・e19466)は微笑んだ。天使のように慈愛深く、あるいは妖精のように無邪気に。
 そう。驚くべきことに、ふわりは敵である少年を純粋に愛しているのだった。博愛というより、異次元めいた愛情の持ち主であるのかもしれない。
「今度こそ、静かに眠らせてあげるのー」
 ふわりはいった。ダモクレスの少年がどういう経緯で今ここにいるのだとしても、彼女にはーーその愛情にとってはどうでもよいことのようであった。
「安寧の死後に意識さえ曖昧な傀儡とされる、か。……哀しいことだね」
 そうつぶやいたのはラグエル・アポリュオン(慈悲深き霧氷の狂刃・e79547)であった。少年へと向けられた彼の声には、幾許かの憐憫すら込められているような響きがある。が、その金色の瞳にやどっているのは冷たい憎悪の光であった。
 ちら、と。ラグエルは弟ーーアリシエルを気遣わしげに見やった。どうも彼の方は弟のことが気にかかるようだ。
 が、アリシエルはぷいと視線をそらせた。兄とは認めているものの、ずっと離れていたこともあってか、すなおになれないアリシエルであった。
「哀しい、か」
 確かにそうだとカーラ・バハル(ガジェッティア・e52477)は思う。が、少年たる彼の思考は単純だ。哀しみも何もかもひっくるめて戦う。そして、守る。ロッドの力も、ドラゴニアンの翼も。そして、降魔拳士として磨いてきた腕も。
 どれも、誰一人として仲間達を倒れさせることなどしないという、カーラのひたむきで強い意志の現れだった。
「今回はトドメの刺し方が変則的だかんな。ちょっとズレれば長期戦、しっかり守っていくとすッか!」
 その時だ。少年がかまえたライフルの銃口に眩い光が収束、規格外の破壊力をもつ熱線が放たれた。


 少年が狙ったのはリィンである。いかな超人存在たるケルベロスであろうとかわすことはかなわない。
 灼熱の閃光がリィンを撃ち抜いた。いやーー。
 カーラがリィンの前に躍り出た。破壊光線をその身をもって受け止める。
 彼がまとっているGadgetCircuit『Abstracter』は破壊耐性防具であった。大口径のマグナム弾ですら容易に弾き返す。
 が、少年の放った破壊光線の破壊力は、大口径のマグナム弾のそれを遥かに凌駕していた。Abstracterですら防ぎきれぬ熱量がカーラの身を灼く。
「なんて威力だ」
 さすがにカーラは呻いた。が、退くつもりはない。
「ま、まだだ。まだ耐えられる。たぶん」
 自然発火装置つきのロッドをカーラは振るった。突然、少年の身が燃え上がる。
「大丈夫。私が力を貸すよ」
 ラグエルの手から、氷で作られたような蒼白色の鎖が噴出した。意志あるかのように地を削りつつ疾り、鎖が大地に紋様を描く。守護魔法陣だ。
 同じ時、リティはドローンを飛ばしていた。カーラの損傷状態のデータを取得。高速演算による解析の後に、リティはラグエルに送信した。
「データリンク完了。医療支援をおこないます」
「死神連中め。グラビティ・チェインをかき集めて、一体何を目論んでいる?」
 答えは返らぬと承知しつつ、それでもリィンは問わずにはいられなかった。
 その手にあるは二振りの刃。斬霊刀とゾディアックソードだ。刀と剣の違いはあるが、共に刃には桜の花が舞っていた。
「何を企んでいるのかはわからんが、悪の芽を枯らし砕くことが優先事項。目論みを阻むためにも此処から先にはいかせんぞ」
 飛ぶように疾走。彼我の距離を一瞬で走破すると、リィンは摩擦熱で燃え上がったつま先を少年にぶち込んだ。衝撃に雪原の雪が乱れ舞う。
「哀れとは思うが、詫びはいわんぞ」
 リィンはいった。見返す少年の黒瞳が揺れたようにも見えたのは、リィンの気のせいだっただろうか。
 その黒瞳に可憐な少女の姿が映った。抱きしめようとするかのように少女が手をさしのばす。
 次の瞬間だ。少女の手から黒い粘塊が噴出、それは槍へと変化し、少年を貫いた。
「大好きなのー」
 少年を刺し貫いた少女ーーふわりが告白する。恐るべき愛情表現であった。
「くっ」
 槍を引き抜きつつ、少年が飛び退った。ふわりを狙い撃つ。
 魔光がふわりの腹部を溶解した。たまらずふわりが膝をつく。
「銃ならひけはとらないつもりだぜ」
 自らの指を噛み裂き、アルシエルがトリガーをひいた。『ventus nivalis』。リボルバー銃だ。
 少年に着弾した銃弾は、アルシエルの血を媒介し、作成されたものであった。鋼の機体に食い込んだ銃弾が呪となって駆け巡り、機能を阻害する。
「まだだよ、少年」
 軽やかな声音とは裏腹に、無慈悲に刻まれるのは、瑠奈の凄絶なる鉄爪の一閃。あまりの一撃の鋭さに、少年の身が凍りつく。
 なんでその隙を見逃そうか。間髪入れずに綴が迫った。
「電光石火の蹴りを、受けてみなさい!」
 刃のごとき蹴撃で綴が少年を地に叩きつけた。少年の身が地を砕きながら転がる。がーー。
 転がりながら、少年は間合をとっていた。はねおきると同時、綴をポイント。撃つーーいや、撃てない。リティが少年にとびついたからだ。
「ちいっ」
 少年がリティを振り払った。強力無比な機械の一撃である。リティのすらりとした肉体を覆う特務支援機用工兵兵装が引きちぎられる。
「あっ」
 こぼれ出た乳房ーー淡いピンク色の乳首を咄嗟に手で隠し、リティは飛び退った。追うように疾った破壊光線がリティの腹を貫く。
「見た?」
 頬に紅を散らしーーレプリカントとして人間っぽくなったということなのだろうかーー傍らに立つカーラにリティが問うた。
「み、見てねーよ」
 怒ったようにカーラは答えた。


 吐き出した白い息が雪に紛れていく様を視界の片隅に捉えながら、リィンは胸中に浮かんだ想いに意識をむけた。
 少年の黒瞳が見た世界の景色は、果たしてどのようなものだったのだろう。雪と氷で閉ざされてはいるが、やはり世界は美しく素晴らしいものだと見えているだろうか。
 その想いを胸にリィンは刃を疾らせた。さらにふわりの炎弾が少年を灼く。
 が、少年もまた報いた。魔光がまたもやふわりを撃ち抜く。
 さすがに倒れたふわりに、ラグエルが治療を施した。魔術によりふわりの肉体を切開、分子レベルで再生する。
 次の瞬間、綴が少年を爆破した。瑠奈が召喚した無数の刃もまた少年を切り刻む。
 すると、またもや少年は反撃。黒血にまみれながら、まだ倒れる様子はない。
 倒れた綴をカーラが治癒。やはりダモクレスの攻撃力は恐ろしい。
 と、リティが少年を対デウスエクス用高周波ブレードで切り裂いた。目にもとまらぬ速さで抜き撃たれたアルシエルの弾丸が少年の機体を穿ち、雷火を散らす。
 アルシエルはちらりとダモクレスの少年を見やった。
 意思の疎通が出来ない以上推し量ることしか出来ないけれど、意に沿わないことのために無理矢理動かされるというのも、哀れだと思うから。
「……けれど、遠慮はしないぜ」
 哀切の想いは胸の底に。アルシエルは少年を銃でポイントした。少年もまた。
 同時に放たれた血弾と魔光がそれぞれを撃ち抜いた。胸を手で押さえ、がくりと膝をつくアルシエル。その姿を見とめたラグエルの蒼瞳がぎらりと光る。
「貴様、アルシエルに何してくれてるんだ」
 腰に落とした剣から禍々しい瘴気を立ちのぼらせ、ラグエルは手にしたスイッチを押した。
 爆発。鮮やかな爆煙がケルベロスたちを吹きくるみ、その士気を上昇させる。
 無意味な殺戮からの解放を。それが、貴方の望みであるように。かつては機械であったリティはそう願った。
「わたしたちが貴方を在るべき場所へと送ってあげるわ。そして服を破られた分も込めて」
 告げると、リティは緩やかな弧を描く斬撃で少年を斬った。
「可哀想だけれど、もう一度死んでもらうよ」
 瑠奈は地を蹴った。もう惑わされることのないように。一度送られた命を呼び戻すなどあってはならないと思うから。
 大きな乳房を揺らし、瑠奈は少年の元へ一気に加速し、肉薄した。
 少年は焦ることなく迎撃。瑠奈の額を冷徹にポイントした。撃つ。
 のびる火線は、しかし空しく流れすぎた。瑠奈の姿は空にある。
 身を旋転。その勢いを利用し、瑠奈は霊力をまとった鉄爪で少年の機体をえぐった。
 ふと湿原を見やった綴の瞳に映る、どこまでも白い世界。その白に、一点、染みのような黒点がある。少年だ。
 雪煙をあげながら少年が疾る。放つ光線が雪原と雪片を溶かしながらケルベロスたちを薙いだ。
 範囲攻撃。が、この威力はどうだ。
 カーラの警告に従って仲間の盾となった綴は、手放しそうになる意識を必死になって掴み、少年をねめつけた。
 死者を悼めるのは、生きている者だけ。そして、死者を冒涜する者を倒すのも、生きている者だけだ。
 だからこそ、自分達はそれを追い、そして倒すのだ。死神どもの目論みが徒労であると知らしめるために。眠りについた彼らが、これ以上誰にも利用されることのないように。
「支援します。強力な一撃をお願いしますね」
 綴の身を覆う装甲から銀光が散りしぶいた。光を受けとめたケルベロスたちの闘気が一気に膨れ上がる。
 次の瞬間、ふわりの姿が消失した。その数瞬後のことである。ふわりは少年の眼前に佇んでいた。
 ダモクレスたる少年の目にすら視認不可能な速度でふわりのナイフが閃いた。稲妻の形状の刃が惨たらしく少年の機体を切り刻む。
「寒そうなのー」
 少年の黒血で汚れるのも厭わず、ふわりが抱きついた。ただ暖めるためだけに。泥まみれの子犬を拾い上げる時、少女はきっとふわりと同じ表情をするに違いない。
 ふわりの乳首が胸をこする柔らかい感触。困惑したように少年がふわりを突き飛ばした。
 全身に傷を負い、既に満身創痍といっても過言ではない少年は、けれどまるで痛みを知らぬかのように抗うことを止めなかった。
 傷ついた少年のライフルからふわりを狙って放たれた凍てつく光を、斜線上に飛び込んだカーラが受け止める。
 身体だけでなく心まで凍らされてしまいそうな痛みをやり過ごし、カーラはニヤリと笑った。そして使い魔に魔力を込めて撃ち出しーー今度こそ昏倒した。
 えぐるような一撃に、少年は辛うじてその場に踏みとどまった。だが、ライフルを支えに立つのがやっとのようで、左腕は既に上がらなくなっている。
「お前にも自分の意思はあったのか」
 痛ましそうにリィンが問う。答えなどないとわかっているけれど、それでも問わずにはいられなかった。
「解放してやろう」
 それこそが、自分達の役目だから。この先に待ち受けているものが眠りであるのか安らぎであるのかわからないが、意味するものはひとつだ。
「神威焔舞」
 静かに告げた必殺の意志。目にもとまらぬ無数の炎の刺突をリィンは放った。
 舞い散る火の粉。その真紅の世界の中で、袈裟に斬りおろされたリィンの刃を、この時、少年はひどく安らかな瞳で見つめていた。

 刺すような冷たい雪が、ケルベロス達の頬を撫でる。
 少年が辿ってきた足跡は、おそらくもう真新しい雪に覆い隠されてしまっているだろう。冷たくなった少年の唇に、そっとふわりが口づけした。
 その少年の亡骸から、無理やり視線を引き剥がし、瑠奈は強いて明るい声を出した。
「諸君! 春が来るぞ!」
「そうだな」
 リィンが頷いた。瑠奈のいうとおり、凍てつく季節の終わりは近い。
 リィンは少年の亡骸のそばに花をおいた。
 スノードロップ。花言葉は『慰め』であった。

作者:紫村雪乃 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年3月26日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 1
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