蓋つき換気扇が唸りを上げる!

作者:baron

『ビュィィー!』
 カタカタカタ。
 奇妙な音がした後で、小さな音が連続で村の一角で聞こえた。
 更にバン! と音がすると家屋の壁に穴が開く。
『ブブブブィィー!』
 カタタ……。
 小さな音が鳴った後、そこからまたもや奇妙な音がする。
 バタバタと音を伴いながら、ナニカが村の通り道に現れた。
『グラビビビ。ティ。収シュシュシュウ』
 現れたのは扇風機……いや、換気扇のダモクレスだった。
 風を吹かすたびにカタンカタンと音を立て、フタを跳ね上げながら移動する。
 蓋のせいか最初は小さな風なのだが、蓋が跳ね上がるとその勢いは増している。
『ビュィィー!』
 今度は蓋をしたまま甲高い音を立て、移動するのに邪魔な看板や生え放題の草木を切り裂いたのである。
 そして街の方へと移動し始めた。


「郊外にある村……ほぼ限界集落といっても良い場所で、廃棄家電のダモクレスが現れます」
 セリカ・リュミエールが地図とカタログを手に説明を始めた。
 地図は山間にある場所で、谷ごとに小さな集落があり、それらをまとめて村になっていたのだろう。
 だが人々が居なくなり、谷一つから丸々誰も居ない事が続けば、残った人間も町に出るだろう。
 そして打ち捨てられていったに違いあるまい。
「悲しいけれど、これが現実なのよねー。でも、逆にいえば巻きこまれる人は居ないし、場所も特定し易いってことかしら」
「そう思うほかありませんね」
 心意・括(孤児達の母親代わり・e32452)の言葉にセリカは頷きつつ、今度はカタログの方を開いてテーブルに置いた。
「このダモクレスは換気扇を元にしています。あえて差をいうならば、蓋を付けることで虫や蛇の侵入を防ぎ、フィルターで油を留める仕掛けがあったようですね」
「ちょっと良いタイプの換気扇だな。まあ要らないっちゃいらない機能だが」
「でも掃除するのには便利だよネ。あと虫が嫌いな人」
 カタログを見ると、外側に何枚かの小さな板を使った蓋がある。
 内側には網目があり、そこに紙製のフィルターでも張っていたのだろう。
「攻撃方法としては風をぶつけて、切り裂いたりします。蓋が壊れてファンの部分が剥き出しにないっていますので、格闘も行うかと」
「そんなところじゃないかなー……。よくわからないけど、ダモクレスはダモクレスなんだー」
 原型は様々だが、ダモクレスは得意分野を主攻撃にするくらいで、基本的にはよく見られる攻撃を行ってくる。
 回転する腕の代わりにファンだったり、ミサイルや火薬の代わりに強烈な風を吹かせたりするのだろう。
「何はともあれ、人々を傷つけるならば放っておけばせんわ」
「そうねー。町に出ないうちに何とかした方がいいわよね」
 括たちケルベロスが相談を始めると、セリカはそっと出発の準備に向かうのであった。


参加者
小柳・玲央(剣扇・e26293)
アイリス・フォウン(金科玉条を求め・e27548)
美津羽・光流(水妖・e29827)
心意・括(孤児達の母親代わり・e32452)
ローゼス・シャンパーニュ(赤きモノマキア・e85434)
白樺・学(永久不完全・e85715)
ディミック・イルヴァ(グランドロンのブラックウィザード・e85736)
 

■リプレイ


 山間の道は長閑で、暖冬ともあって気分は既に春だ。
 これで風さえ吹かなければハイキング日和だったろう。
「この国にもこのような、のどかな風景があるのだねぇ……。自然も良いものだ」
 しみじみと呟くディミック・イルヴァ(グランドロンのブラックウィザード・e85736)はその場には非常に似合っていた。
「この辺が元は村じゃなきゃ、それでよかったんだけどねぇ……」
 アイリス・フォウン(金科玉条を求め・e27548)は物憂げな様子で、一同が向かうべき道の先へ視線を向けた。
 そこには森に見え隠れする形で、建物が見え始めている。
「限界集落……ちょっと寂しい所だね」
「まぁ、生きてゆくために場所に囚われる必要はあるまい。町の方が過ごし易いのならば、そちらへ向かうのは道理だ」
 アイリスが崩れかけた建物について感想を述べると、白樺・学(永久不完全・e85715)は冷静に切り返した。
 繁栄で栄える場所があるならば衰退で寂れる場所もあるだろう。
「谷間の忘れられた村ですか。まったくダモクレスは何処にでも現れるものです」
 ローゼス・シャンパーニュ(赤きモノマキア・e85434)は念のため、周囲を歩いて人々が残っていないか確認していた。
「そうして地球に集まった種のひとつだものな、僕らも。……来たな」
「確かにそうだね。……きみも、どこかを護っていた鋼の機構なのかと思うと惜しくはあるが……」
 学が奇妙な姿を見かけて視線を移すと、ディミックは頷きながら向かった。

 それは村から飛び出したらしきダモクレスの影だ。
『ブブブブィィー!』
「間違いないね。このまま町への道を塞ぎながら迎え撃とう」
 吹き荒れ始める風を受けて、小柳・玲央(剣扇・e26293)は肩に手を伸ばそうとして苦笑する。
 いつもはそこに大剣を掲げているのだが、今回は新しい装備に変えているのだ。
「ちょっと寒いけど、また一つ、可能性を潰しに行こうか」
「寒いのは全然平気やねんけど、過疎でうら寂しいのは切ないなあ」
 玲央と違って美津羽・光流(水妖・e29827)は寒い国育ちなので気にした風はない。
 むしろ寂しく村が廃れているのを賑やかな性質の彼は残念に思う。
『ビュィィー!』
 そんな時である。
 一迅の風が近くにあった木々を切り倒し、ダモクレスの接近を否応なく感じさせた。
「なかなか派手やん」
「単なるファンでも剥き出しの羽は切れやすそうですが、それがダモクレスとあれば尚更ですね。上手く捌いて参りましょう」
 光流が敵の姿を素早く観察すると、やや遅れてローゼスが兜の庇を上げた。
 敵は換気扇のファンが刃になっており、蓋がそれを守る装甲版の様にも見える。
「あの蓋は虫とか蛇が入って来なくて便利なんだけどねー、初期のはバタンバタンうるさいのよー。でも、こういうちょっとした工夫の積み重ねがより便利な家電に進歩していくのよー」
 心意・括(孤児達の母親代わり・e32452)は旧いタイプを見て懐かしく思った。
 今は最低限だが昔はそれができなくて、うるさかったのだ。
「でも、その一方で取捨選択されていく機能があるのは、仕方がないとはいえ寂しいわねー」
「村もそうなのだろうけれど、不要になるのは悲しいね。しかし、その果てに護るものを見失い、逆に壊してしまっては台無しだよ」
 括が今では見かけられなくなった旧型の説明をすると、ディミックは換気扇と廃村を同様に捉えた。
 だがそれでも人々を襲わせる訳にはいかない。


 それから双方が徐々に距離を詰める。
 いよいよ接敵距離まで近づいたところで、敵が動き始めた。
『グラビビビ。ティ。収シュシュシュウ』
 ダモクレスは向き出すのファンを回転させながら一気に接近。
 途中で着やガードレールを切り刻み、そのままケルベロスを八つ裂きにしようと飛びこんできた。
「んもー! アナタのファンはホントはそんな事の為にあるんじゃないのー!」
「仲間を庇うのは積極的に頼むぞ。というか、きちんと動けよ。いいか、動けよ」
 アイリスが狙われているようだが判り易い動きなので、学はシャーマンズゴーストの助手と共に敵の前に立ち塞がった。
 後方を狙う格闘攻撃は簡単に防げるはずだが、いつも余計なことをする助手だけに、ちゃんと働くか気が気でない。
「ほう。なかなかのようですが最近来られたグランドロンの方々には負けませんよ」
「……別に勝てるならば勝ってくれても構わんよ、僕の本質は学者なのだからな!」
 刃を受け止める仲間を見て、耐久力自慢のローゼスは対抗心を露わにした。
 学はスルーすれば良いとは理解しつつ、生来の負けず嫌いが顔を出してしまう。
「看板やら草木やら斬りがいがないやろ。俺らで相手になったるで!」
 光流はそんなやり取りに苦笑しながら走り込んだ。
 誰が活躍しても最終的に勝てばよいだろうと忍者として受けた記憶を思い出しつつ、つい向きに成ったりしてしまうのだ。
 やはり何かのこだわりがあるからこそ、ケルベロスであろう。
「刃の数で負けてても技は負けへん。いざ尋常に勝負や!」
 光流はそう言ってこれみよがしに右手の刃を閃かせた後、逆手で凍気を束ねた。
 そして左の刀より迸る冷気が、手裏剣の様に敵に迫ったのである。
「みんなー。はしゃぐのは良いけど、注意するんですよ~」
 括は胸元から取り出した包帯に気を込めて、天女の羽衣の様に宙に舞わせた。
 それは空を漂い闘気を振りまき、敵の攻撃を跳ね返す輝きとなる。
「ここから先は行かせないよ。その代わり私たちが遊んであげる、あげる」
 アイリスは走り込みながらガードレールを足場にジャンプして、身をよじりながら着地した。
 その無駄な動きの中で力をため込んで、着地と同時に転がるような動きを見せる。
「こんな踊りはどう?」
 右の踵と左の爪先にだけ力を籠め、斜めに転がりながら今度は右の爪先に力を籠める。
 左足に掛かる力を全て抜き、蹴りを放ちながら腕を振り回す。
 脚一本を軸足にした大回転。そこから態勢を崩したまま腕を振るったことで、軸が斜めから横に倒れていく。
 でもまだまだ。回転した左足と振り切った左手を軸にして、今度は力を抜いた右足で蹴り倒す。

 ケルベロス達は翼の様に陣形を組み立てながら攻め立てる。
「良いリズムだね。まずはこれを保持しようか」
 玲央は陣形を組み上げていくテンポを守る為、崩れかけた仲間のリズムを立て直した。
「完璧とはいかないだろうけど、こんなものかな」
「十分に助かるとも。それに、完ぺきとは目指すものであって辿り着く場所ではないと聞く」
 玲央にお礼を言いつつ学は自らの知識がどこまでいけるのか思いを馳せる。
 少しでも知識を収集できればと思うのだが、最近はとんと上手くいかない(主に助手のせいだが)。
「さあ! 危険な刃だ。これは存分に踏み砕いてやらねばな」
 航法で治療が行われている間にローゼスは接近し、まさしく一足飛びにダモクレスへ襲い掛かった。
「この剛脚の真の威を知れ!! まずはその動きを殺す!」
 ローゼスは四足の馬力とその身にまとった重装の圧力を最大限に活かす。
 突進と共に大地を踏みしめ、アスファルトが砕けかねないほどの勢いでインパクトを掛ける。
 構えたランスを突き立てたまま突き上げたのだ!
「残りの傷と症状は私が何とかしよう」
「了解だ。今の内に攻撃を掛ける!」
 ディミックはその手に光を宿し、黄金の輝きで仲間を癒す。
 その力は付けられたヒビを塞ぎ、学は万全の態勢になったことで鉄拳を振るってダモクレスに復讐を果たした。


 戦いが進み風は激しく、いつしか谷を渡る烈風となった。
 既に数分間ほど戦っており、一進一退の攻防が続いている。
『ビュルル~!!』
「ふむ。時に人間は虫の声や風を歌の様だと例えるそうだが、これは少し強過ぎるね」
 ディミックはその身を立てにして仲間たちを攻撃から守った。
 100%ではないので必ずしも成功する訳ではないが、今のところ七割から八割は防ぎ止めている。
「何とかしろとは言ったが、僕を使って防ぐ奴があるか!」
 一方、学と助手は今度こそ守り切ることに成功した。
 前に風が送り込まれた時はカバーに失敗したのだが、今回はぶつかる様にして同じ相手を庇おうとした結果……。助手が押し込む形で学を仲間の盾にしたのである。
「傷だけならともかく、やっぱり負荷は面倒よねー。ソウちゃんと一緒に暫く身動きできないかもー」
「かまへん。俺らで何とかなるやろし、もし逃げそうになったら体当たりしてでも止めたる」
 括が翼猫のソウと共に治療に専念すると、光流は壁役の仲間を迂回して攻勢に回る。
「これもそろそろ交換しないとねー」
 括は自分に包帯を巻きつけて、胸元にさらしを巻いていく。
 徐々に掛けられた負荷が消えていき、傷んだ体の矯正が完了するはずだ。
「この感じは懐かしいな。故郷の冬の風を思い出すわ、凍てつくような寒さやった。せやけど絶対に逃がさへん!」
 光流は右に左に走り込みながら、盛んに左右の刀を見せつけた。
 右手と思えば左手、左手と思えば右手を見せつけつつ実際には真空の刃を相手の風の中に隠している。
「そうそう。このままみんなで攻撃攻撃」
 その時、アイリスの攻撃が一瞬早く決まった。
 振り下ろした斧がダモクレスのボディを、光流の作り上げた真空の刃に叩きつけたのだ。
 巻き上げられた風が換気扇を跳ね飛ばし、どちらの風が影響を与えたのか分からぬ程である。
「やれやれ、やはり範囲攻撃は厄介だよね。治しても治しても、誰かのリズムが崩れてしまう」
 玲央はそう言って刃を天に掲げ、星の加護を仲間たちに祈った。
「とはいえこの流れもまたリズムか。流れを途切れさせずに行きたいものだね」
「……作戦が上手く行ってるということかな? とはいえ過信は禁物だ。誰かが言っていたけれど、逃がさないように注意しておこう」
 玲央の治療を受けてディミックは再び身構えながら、攻撃よりもむしろ態勢の維持に心を砕いた。
 見方は治療され敵は傷つく一方なのだ、放っておいても勝てるが、逃がしては苦労が無意味になってしまう。

 ケルベロス達は注意深く展開し、あるいは一気呵成に動き回ってダモクレスを逃がすまいとする。
 その様子は吹き荒れる風の攻撃など、欠片も気にしていないかのようだ。
「斬風など恐れるに足らず! 我が威、我が剛を受けて砕けよ!!」
 ローゼスは四方を掛け回って注意を引いた後、猛烈な勢いで飛びこんだ。
 全体重を掛けて腕と刃に力を込めて、それこそ稲妻の如き一撃を浴びせたのである。
「さすがに対策してあると違うな。であれば今回は攻撃させてもらうとしよう。……おい、お前も攻撃しろ! 何?心配だっただと? それは仕方ないな」
 学が攻撃を指示するとシャーマンズゴーストは面倒くさいので、主人の傷を治すという言い訳を採用した。
 確かに傷は残っていたし、既に行動した以上は仕方あるまい。
 助手の事はいったん棚上げにしておいて、学は足に炎を灯して蹴り上げる。
「我っ我は問題なくなったか。しかし先ほどのようなことがあるからね。こうしておこう」
 ディミックは自分たちのすぐ後ろにグラビティによる城壁を打ち立てた。
 前衛には既に数枚立ててあるので、先ほどの様に守り切れない場合に備えてだ。
 必ずしも守れない場合ばかりではないが、現時点では傷もあまり残っていないので、万が一に備えておくべきだと判断した。


 戦いがさらに進んだ段階で、とうとうダモクレスに目に見えた不調が現れたのである。
 これまで溢れるほどの風にまかせて浮かんでいたものが、打撃を受けても居ないのに地面につき始めたのだ。
「そろそろ限界かしら~? でも注意して言ってくるんですよー」
 括は爆風を吹かせて援護に変える。
 仲間たちはその勢いでダモクレスを倒そうと殺到した。
「逃がさない、ない。もう苦しまない、ない」
 アイリスは技の組み立てで幾つか変えていたが終盤とあって威力重視に戻した。
 斧をもって回転し、踊る様にかっ飛ばす。
「おし、こんなもんやな。トドメは任せるわ」
 光流は二刀を構えて襲い掛かったが、本命は立てた小指の方にある。
 当てた瞬間に二本の小指から霊威を飛ばし、防御さえずに切り裂いたのであった。
「えっ。トドメ? 私が?」
「ご心配召さるな。外すなり威力が足りねば、こちらで受け持ちましょう」
 玲央は治療役だったのでビックリしたが、ローゼスは爽やかに笑って自分の胸を叩いた。
 誰かと競争さえしなければ、彼は紳士なので他人の功績を奪う事はない。実に頼れる男である。
「ええとそれじゃあ外したらお願いしようかな」
 そして珍しいことに、治療役の玲央が最期の締めを飾る。
 地獄の炎がダモクレスを覆い、プラスチックのボディを焼き払ったのであった。

「……お疲れ様。もう利用されることが無いように祈ろう」
 ディミックはそういって、足元を指さした。
「街への唯一の道で戦ってしまったから、何かあると大変だ。出来得る限り修復するとしようか」
「なるべくの攻撃は防いだつもりだが、辺りも全くの無傷とはいかんか。……おい助手、貴様もしっかりと祈りを捧げろ」
 ディミックの言葉に学が頷き、助手もこの時ばかりは真摯に目を閉じていた(そして眠る)。
「ダモクレス化って、その瞬間が記憶に残ったりしないのかな……なんて思うんだけど。やっぱり意識が生まれるのは変化後なのかな?」
「我思うゆえに我ありという奴かな? 周辺の記録を抜き出して参照できれば良いのだがな」
 玲央の疑問に学が答える。
 データとして抜き出せない以上はこればかりは答えようがない。
「……情報収集、難しいね」
 玲央はそういってヒールの列に加わった。
 そしてみなで手分して、ヒールや残骸の整理をすれば直ぐに終わる。
「これで平和が戻ったな。人も戻ってくると良えんやけど……まあ贅沢は言えへん」
「後で少し見てみましょうか。良い風景なり風物詩でもあれば、観光目的にはなるかもしれません」
 光流とローゼスはダモクレスの残骸を供養すると、千切れたガードレールを固定してヒールの補助をしていた。
「ちょっと行ってきます。特に意味はありませんが、まあ社会勉強ですね」
 ローゼス達は一仕事終えると興味のある場所へ散策に向かう。
「それにしても換気扇って色んな種類があるんだね、だね。ウチの換気扇って、どんなのだったかなー」
「帰ったら久しぶりにうちの換気扇も掃除しようかしら! 普段見えない所や届かない所の掃除って、こういう機会が無いとつい後回しになっちゃうのよねー」
 アイリスと括は村に向かうメンバーにいってらっしゃいと声をかけ、どんな換気扇があったっけと話し合う。
 その光景は戦いがあったとは思えぬほど、長閑な光景であった。

作者:baron 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年2月26日
難度:普通
参加:7人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 4
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