ナズナの誕生日~はつはるに晴れ着纏いて

作者:狐路ユッカ


「晴れ着、綺麗ですね」
 それは成人の日のこと。ナズナ・ベルグリン(シャドウエルフのガンスリンガー・en0006)は、町ゆく新成人たちを見つめ、ほうっとつぶやいた。
「ほんと、皆素敵な振袖……って、ナズナ、あなた……」
「はい?」
 エルヴィ・マグダレン(ドラゴニアンの降魔拳士・en0260)は、いっけねー!! という顔で頭を抱える。
「あなた、私の記憶が確かなら今年新成人ね!?」
「はい、そうですが……」
 私としたことが! とエルヴィは急いで端末を操作し始めた。
「今からでも遅くないわ……晴れ着! 着ましょう!」


「というわけで……なぜか晴れ着を着ることになりました」
 ナズナは小さく笑う。
「ちょっと着てみたいなという気持ちもあったので、嬉しいんですけど」
 エルヴィはとん、と自分の胸を軽くたたく。
「衣装屋と腕のいい写真屋は見つけておいたわ。メイクは私もできるから、もしよければ頼って。もちろん、今年新成人じゃない子も新年、気持ちを新たに和装で散策したり写真撮ったり……っていうのはどうかしら?」
 ところは、とある北海道の神社。雪深く鳥居が並ぶ神聖な雰囲気の中、遅ればせながらゆるりと新年の祝いをするのもいいだろう。
「もしよろしければ、一緒に……少し遅くなってしまいましたが初詣はいかがでしょうか。その、……境内で甘酒やお汁粉、お神酒も振舞っていただけるそうですし」
 ヘリオンへ向かう足取りは軽く。


■リプレイ

 真白に雪化粧した境内を、明るい鼠色の羽織を纏った落内・眠堂がさく、さく、と雪を踏みしめ歩む。鳥居をくぐれば、気分も現れる心地がした。傍らのシィラ・シェルヴィーは、煌びやかな華文を鏤めた紅色の着物を纏い、また、同じ紅を唇に、目尻に差している。
「今日のミンミンさんは和製の王子様みたい」
 すこしそわそわしながら、シィラが笑うと、眠堂は、
「褒めすぎだろ、それ」
 と、同じように笑った。私の装い可笑しくないかしらと小首を傾げる彼女に、ふわりと笑いかけてやった。
「それならシィはやっぱりお姫さんだな。赤い色も花模様もお前によく似合う」
「お姫様に見えるなら良かった」
「心配しなくても綺麗だぜ」
 さらりと賛辞を放たれて、シィラはふわっと頬を桃色に染める。
「崩れたら直してやるよ」
「遠慮なく頼っちゃいますね」
 さく、さく、と雪を踏みしめる音だけが続く。
「参拝は終えたけど折角ですしちょっと散策してみません?」
 二人で手を合わせた本殿を背に、シィラは問うた。
「良い撮影場所を探してみましょう」
 眠堂は頷き、さっそく花を探す。
「椿か、境内には咲いてるかな……」
 椿の低木は、残念ながら見当たらない。
「梅の木なんかも有るかも」
 視線を上に向けてもあたりは一面雪の花。
「あ」
 その中に、木肌で梅の木とわかるそれがあった。
「これ……」
「梅、だな」
 しかし、年始の北海道で梅が綻ぶことはない。少し残念そうにため息をついたシィラの肩を眠堂が叩く。
「ほら」
 一つだけ、たったひとつだけ真っ赤な蕾が綻んでいた。
「うそ……!」
 暖冬の影響だろうか、奇跡の一輪に、シィラは喜びをあらわにする。
「お前ならどんな花と映っても綺麗だろうよ」
 そう、何せ美男美女なもので。いたずらっぽく笑いあうと、二人で記念撮影をする。
「そういえば、神様への願いごと何にしました?」
 シィラがそう問えば、眠堂は、お前は? と聞き返す。
「わたしは、今日とびきり綺麗な姿を残せますように、かな」
「俺の願いは、新しい縁も今までの縁も、また今年も長く紡いで行けますように、だ」
 シィラはぱちくりと瞬きを二つ。
「勿論お前とも……ふふ、今年も宜しくな」
「……ふふ、今年も宜しくお願いしますね」
 寒さから、自然と寄り添う形になる。真っ白な雪の花に浮かぶ、紅と薄鼠。

 ジェミ・ニアは慣れないストライプの袴で、そろりそろりと境内を進む。黒の羽織に雪が舞い降りるのを見つめ、ほぅっと白い息を吐いた。
(「似合うかな?」)
 まるで、時代劇のお殿様になったようだ、と感じる。ジェミはまだ19歳。成人式は来年だから、今年は練習のようなものだ。
「さて、うちのお兄ちゃんは……」
 ――やっぱり!
 美人は、何を着ても似合う。予想はついていた。知ってはいた。けれど、目に飛び込んできたその美しさに、ため息をもう一つ。
 髪がまっすぐでサラサラのせいか外国人の見た目なのに和服が似合うのだ。しっとり且つ凛々しい。そんなエトヴァ・ヒンメルブラウエの姿に見とれるジェミ。見とれられているエトヴァはというと……。
(「――やっぱり!」)
 大切な家族たるジェミのもとへと駆け寄る。白雪の景色にたたずむジェミが振り向いた。陽光と雪からの反射できらめく白金の髪。まるで映画のワンシーンかのように、スローモーションに映る。
(「ジェミの晴れ姿……きりっと凛々しくテ」)
「とってもお似合いですよ」
「エトヴァも」
 言われて、見下ろす自分の晴れ着。御召の焦げ茶の色無地の袴に、薄茶の着物。
「……何だか照れますネ」
 二人分の嬉しさに頬をほんのり赤らめた。
「あ、でも、歩きづらかったら手を貸してあげる!」
「ありがトウ」
 彼の手をしっかり握って、歩く。踏みしめる雪の音が、きゅっきゅっとメロディに聞こえた。
「あのね、僕絵馬って書いたことないんだ。せっかくだから何かお願い事書いていこう」
「絵馬……素敵ですネ。俺も初めてデス」
 絵馬を求めて、ペンを持つ。
「……ジェミは、何を書いたのでショウ?」
「えーっと……ふふ、内緒内緒!」
 覗き込もうとしたエトヴァから、さっと絵馬を隠した。
『家族がずっとずーっと一緒で幸せに暮らせる!』
 ジェミの手には、そんな願いが。
『家族みんなで、ずっと幸せに暮らせますように』
 願いは、おなじ。
 叶うと良いなと、微笑みながら顔を見合わせ、絵馬を奉納した。雪しずり、ひとつ。春の訪れを待つように。

「和装お任せします」
 よく響く重低音で静かにエルヴィ・マグダレンに告げたのは、ヨハン・バルトルト。同じく、傍らのリューデ・ロストワードも小さく頷いて、
「極力地味なもので頼む」
 と続けた。あくまでも、今日の集まりでの主役はヨハンと、もう一人――成人を迎えたクラリス・レミントンだから。
「よしっ、任せておいて!」
 エルヴィは、手際よく二人の着付けを進めていく。
「いっちょあがり~! さ、あっちで大和撫子もお待ちだよ!」
 とん、と二人の背を叩き、送り出した。リューデは、その翼とよく合う灰鼠の羽織に墨染めの袴。ヨハンは、漆黒の袴に海老茶の羽織だ。
「わ、活気がすごいね……!」
 向こうからやってくるクラリスは、裾から桃色のグラデーションが入った白地に、大胆な椿の刺繍が施された振袖を纏い、真白の髪には同じく真紅の椿の花飾りをつけていた。半襟から除く紅が、紅白のめでたさを引き立てる。艶やかな紅を引いた唇は、二人を見つけると嬉しそうな弧を描いた。ピンと伸ばした背筋、しゃなり、しゃなりとしとやかに歩き、近づく。
「どうかな、似合ってる?」
「ええ、似合っていますとも」
 もちろん、と頷くヨハンとリューデ。
「心よりおめでとう。二人とも既に立派な成人だな。ヨハンは凛々しく、クラリスは華の如くとても似合っている」
 リューデはそう告げた後で、少し不安げに問う。
「俺は……おかしくはないだろうか」
「ロストワードさんもクラリスさんも素敵です。やはり黒髪だと和装も似合いますね、引き締まって見えます」
「本当か」
 ほっと胸を撫でおろすリューデ。
「クラリスさんの振袖、後ろ姿もとても綺麗です」
 帯は、深い紅色に裏地が黒。立て矢結びが華やかだ。
「……えへへ、褒められちゃった。ヨハンもリューデもかっこいいよ。いつも以上にきりっとしてる。大和男児だね」
「や、大和男児とは……」
 照れ顔で頬をかくヨハンと、喜びを隠しきれずに思いきり髪の花を開花させるリューデ。ふと本殿に視線をやると、そこには。
「む、絵馬? ……これに目標を描きませんか?」
 賛成、と三人で絵馬を求めて、ペンを手にする。
「目標を問われると悩むが……うーむ……」
 リューデは、少し考え込んだ後、綺麗な文字で『新たな目標を見つける』と書いた。昨年宿敵が倒れ一区切りがついた。今年は、前に進むのが目標だ。
「では僕は」
 ヨハンは、力強く、太い文字で『健康&精進』と記す。その横に、かわいらしいネズミの絵をちんまりと添えた。
「二十歳になってもこれからも日々鍛錬あるのみです」
 絵馬掛所に、絵馬をかけ、振り向く。
「お2人の願いも叶いますように」
 壊滅的な絵心は隠し、ひとこと簡潔にクラリスはこう書いた。
『素敵なレディに』
 二十歳を迎えたことだし、落ち着いた大人っぽさというものをそろそろ身に着けたい。 ……あと、もっと綺麗になりたい、そんな思いを込めて。
(「二人はマメだから、きっと目標達成しちゃうんだろうな……」)
 ちらと二人の絵馬を見たリューデは、もう既に達成されていると思ったが、まだ、と求めるところが二人らしいと淡く笑んで自分の絵馬を収めた。
 ――皆の目標が、どうか叶うようにと願うのは三人同じこと。
「あとで御神酒も飲んでいこうよ」
 ぱっ、とクラリスが顔を上げる。
「お神酒……?」
「うん、社務所の方で清酒を振舞ってくれるそうだよ」
「そういえば日本酒は初めて飲みます。わくわくしますね……!」
 やったやったとばかりに浮足立つ二人に、リューデは頷く。
「……今日ばかりは俺も共に浮かれるとするか」
「ふふ、れっつごー♪」
 おとなだけれど、今日ぐらいは。振袖の歩きにくい足元なのに、クラリスのその足取りは軽やかだ。
「飲み過ぎぬ様にな」
 雪に着ける足跡が、三人分。同じ方を向いて進んでいった。

 朱藤・環は、エルヴィが選んだ萌葱色に金の扇模様の振袖に、あずき色の帯を締めて、すっと背筋を伸ばし神社へと臨んだ。落ち着いた大人の装いが、朱塗りの鳥居によく映える。
「あ! ナズナさん、お誕生日、そして新成人おめでとうございますー」
「ありがとうございます」
 ふわ、と微笑むナズナ・ベルグリンの頬が、桜色に染まる。
「楽しい変化でいっぱいの一年となりますように」
「はい……!」
 私も祈っています、と手を振るナズナ。
「待たせたか」
 声がして、環が振り返るとそこにはウォリア・トゥバーンが立っていた。
 ――目出度きハレの日、今日は血腥さを忘れ、場に相応しい装いというものを見せようではないか。
 濃黒を基調に、裏地を赤染めにして遊びを加えた羽織袴に、雲文柄の首巻。漆黒の龍の鱗とマッチしている。鋭い爪を携えた大きな手で、ダークのソフト帽を軽く持ち上げ、会釈をすると、すぐにその頭にソフト帽を戻した。
「わ、かっこいい!」
 ふふ、とウォリアが小さく笑う。
「黒と赤の色合いはらしいですし、帽子がなんかハイカラっぽい雰囲気ですー」
「姫君は……ほう、女ぶりが匂い立つ様だ。選んでもらったのか?」
「はい、大人っぽいから並んで歩いても良い感じですよね?」
「ああ、大輪の花も月も、まるで霞むというものだ」
 友人であるのに、こんなことをさらりと平気で言ってしまうのだ。
「えっ……あ……」
「ニンゲンはこう言うのだったな……『よく似合っているぞ』」
「ありがとうございます!」
 二人並んでお参りを済ませたら、次はおみくじだ。
「御神籤……」
 ウォリアは、ふむ、とひとつ頷く。――運命を神託にゆだねるのは、やはり人の性なのか。……アレコレ語るよりは、まず行動だ。ここは付き合おう、とひとつ引いてみる。
「さて、環は何が気になっている?」
「やっぱり、勝負運ですね~研鑽を重ねてるとはいえ、ぎりぎりの勝負ばっかりですから」
 ウォリアさんは? と問えば、淡く笑って真摯な瞳を見せる。
 ――オレ/我は如何なる結果になろうとも、己が力で天上に輝く理想を掴むのみ。
 その二つの人格が望むは、何者にも頼らない『自分で得る未来』だけだ。
「中吉……励めば手に入る……か」
 環はおみくじを畳むと、それを大切にしまった。――努力次第で手が届くのならば――。
「さ、甘酒買いに行きましょー」
「ん。乾杯するとしよう。人が多いがはぐれぬ様……さぁ行くぞ!」
 差し伸べられた手に、手を重ねる。
「ふふ、迷子の心配してくれてありがとうございます。よっ、男前!」
 からからと笑い声が響く。澄んだ空は、この先を示唆するかのように。

「ナズナさんお誕生日おめでとうございます」
 ミリム・ウィアテストに声をかけられて、ナズナはくるりと振り向いた。
「ありがとうございます」
「去年はウッカリしたのでスノーフェスティバル以来でしょうか、晴れ着姿が似合っていてもうすっかり大人ですね!」
 ナズナはワインレッドに白梅が散る振袖をひょこりと広げて笑って見せた。
「少し照れ臭いですが、晴れやかな気持ちになりますね。ミリムさんのお着物も凛としていて素敵ですよ」
「ふふ、ありがとうございます。あ」
 見つけたのは、リリエッタ・スノウの姿。軽く手を振りあう。
「ナズナは今年もお誕生日おめでとうだよ」
「ありがとうございます」
「大人になったら子供じゃできないことも色々できるようになるんだよね。ちょっと羨ましいね」
 はい、とナズナは頷く。
「様々な責任も今まで以上に生じてきますしね。楽しいこともたくさんありますが、気を引き締めていこうと思います」
「ナズナさん、20歳の誕生日おめでとうございます!」
 イッパイアッテナ・ルドルフもそこに合流する。
「イッパイアッテナさん。ありがとうございます」
 傍らで、ザラキもぱくぱく、と口を開け閉め。
「ザラキさんも」
 新成人の皆さんの晴れ着が眩しいですね、とイッパイアッテナは笑う。
「あなたの未来への展望とこれからものびのび活躍できることを祈願して」
「はい。私も皆さんのご活躍を祈っています」
 ぺこ、と頭を垂れたナズナの結い上げられた髪で、梅の花を模したかんざしがしゃらりと揺れた。
「和装もまた華やいでいてよい着熟しですね」
 傍らでエルヴィが、ぐっとサムズアップして見せる。エルヴィは新成人の邪魔をしないようにと、落ち着いた濃紫の訪問着を纏っていた。
「ナズナさんのお誕生日にちゃんと間に合わせてしまうなんて……そして着物も見つけてしまうエルヴィさんの手腕もすごいですよ」
 エルヴィはまさかの自分への賛辞に、イッパイアッテナの手をとる。
「ありがとう、絶対やらなきゃって思ったのよ」
 だからあなたも楽しんでいってね! と強いまなざしを向けて。
「みんなが着てるの晴れ着って言うの? いつもと違う恰好だけどすごく奇麗だよ」
 まだ15歳のリリエッタ。華やかなお姉さんたちを目に、うっとりとつぶやく。
「ん? リリちゃんも晴れ着気になる?」
 ミリムはすかさずリリエッタの方に向き直る。
「えっ、リリも着ていいの?」
 ほんとに、いいの? 大丈夫? とミリムに視線を向けるリリエッタ。うん、とミリムは大きく笑顔で頷く。
「どれがいいかな♪」
 ミリムはナズナにも一緒に選んで、と手を引き、衣装を控えた事務所へ駆け出した。

「こっちも似合いそうですね……」
「リリちゃん、これも羽織ってみて……」
「待って待って、順番にね……」
 あれやこれやと合わせて、数十分。
「どう……かな? リリなんかでも似合ってる?」
 エルヴィに着付けを済ませてもらって出てきたリリエッタは、くるりと皆の前で回って見せる。濃紺の地に、薄紫の花と手毬を散らした愛らしい振袖に、金糸の刺繍の帯。髪は、シンプルなびいどろの簪。
「なんか、なんて言わないでください、とってもかわいらしいです」
 ナズナは、よくお似合いですよ、と顔をほころばせた。
「これは……華やかですね~!」
 イッパイアッテナも感嘆の声を上げる。
「これ、奇麗だけどちょっと動きにくいね」
 賞賛の言葉の中で、リリエッタはいつものように蹴りを繰り出してみようと四苦八苦している。
「ひえーっ、だめよ、着崩れちゃう~! っていうか下手すると破けちゃうわよ~」
 あわあわ、とエルヴィが駆け寄って襟元と裾を直した。
「和装の時はおとなしくしなきゃいけないのよ」
 私も子供のころは同じ事やってしかられたけどね、とエルヴィは笑った。
「ナズナさんも近くにほら寄って寄って……!」
 ミリムはというと、ナズナをリリエッタのそばに寄せようと手を引く。
「は、はい」
「普段着る機会ないですしおめでたい日ですから、記念撮影しましょう! 眼福にもなりますからね!」
 カメラを携え、ミリムは準備万端、と何枚かシャッターを切る。
「では、みなさんと一緒の写真を撮る係は任せてください」
 待ってましたとばかりにイッパイアッテナもカメラを取り出した。相箱のザラキも、てくてくと歩いてエクトプラズムを出し、鏡を掲げて光を調節する。
「わあ、ありがとうございます!」
「最後はタイマーにしてみんなで撮りましょう?」
 わいわい、と雪の中で寄り添い、今日の晴れ姿を写真に収めていく。その記憶ごと、鮮やかに焼き付くように。

作者:狐路ユッカ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年2月4日
難度:易しい
参加:12人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 0
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