『赤ずきん』再誕計画~南瓜とケルベロスの宴

作者:七尾マサムネ

●死神南瓜の胎動
 デスバレス、海底。
 静寂が支配するその場に、多数の影が蠢いている。3体の魔女死神と、数百にも及ぶ異形……お化け南瓜のパフェの如き何か……が集結していた。
「『赤ずきん』や、ようやく準備ができたよ」
 そしてもう1体の老婆……ポンペリポッサが、語り掛けるように言葉を紡ぐ。
「このハロウィンが、『赤ずきん』を蘇らす事ができる最後のチャンスだ。あたしがハロウィンの魔力を死神に渡せば、ジュエルジグラットは今度こそ終わりになるだろうさ」
 ポンペリポッサは、一度言葉を切った後、こう続ける。
「だけど構いやしない。あんたを見捨てたジュエルジグラットなど、何度でも捨ててやるのだから」
 話が終わるのを待っていたかのように。3体の魔女が次々と姿を消し、それに大勢のお化け南瓜パフェ達が続く。
 それを見届けたように、最後のポンペリポッサもまた掻き消えた。
 残ったのは、静けさを取り戻した海底のみである。

●ハロウィンパーティーへの誘い
「『暗夜の宝石』攻略戦の勝利、おめでとうございます」
 イマジネイター・リコレクション(レプリカントのヘリオライダー・en0255)が、集まったケルベロス達に、労いの言葉をかけた。
「戦争が終わって、ハロウィンも近づいてきましたね。ですが、そのハロウィンこそが、新たな戦いの時なのです」
 イマジネイターの予知によれば、死神に合流したポンペリポッサが、ハロウィンを狙って、作戦を仕掛けてくるというのだ。
「ポンペリポッサと3体の魔女死神が、数百体の死神の群れを率いて、ハロウィンの催しを襲撃します。目的は、季節の魔力の1つである『ハロウィンの魔力』の強奪です」
 ポンペリポッサは、奪った魔力を用いて『赤ずきん』を蘇らせるつもりのようだ。
 その企みを阻止するため、ポンペリポッサと『死神の魔女』達を撃破してほしいのです、というのが、イマジネイターの依頼であった。
 ポンペリポッサ達は、一般人による催しも含め、最も盛り上がったハロウィンパーティーの場所を襲撃して、ハロウィンの魔力を強奪せんともくろんでいる。
 つまり、ケルベロスハロウィンを大きく盛り上げれば、ポンペリポッサ達をおびき寄せる事が出来るという事である。
 皆に盛り上げて欲しい会場は『パレードロード』。やって来るのは、ポンペリポッサその人だ。
「パレードロードには、ここに集ってくださった皆さんも含めて、複数のチームで対応します。ポンペリポッサは、その中で一番盛り上がった場所に出現します」
 それ以外の場所には、ポンペリポッサと死神の魔女達によって生み出された『南瓜うにうに』という死神の群れが、12体ずつ出現する。
 ポンペリポッサと直接戦う事になったチーム以外は、この死神の群れを素早く撃破して、ポンペリポッサの襲撃を受けたチームの援護に向かう事になる。
「ポンペリポッサは、戦闘中のケルベロスを全て撃退すると、高められた大量のハロウィンの魔力を奪って撤退してしまいます」
 つまりは、援軍に向かうなら急ぐ必要がある、という事である。
「皆さんの作戦が成功し、ポンペリポッサの目的を無事阻止できるよう、祈っています」
 もちろん、パーティーの盛り上げにも期待しています。
 イマジネイターは、最後にそう付け足したのであった。


参加者
伏見・勇名(鯨鯢の滓・e00099)
立花・恵(翠の流星・e01060)
神宮寺・結里花(雨冠乃巫女・e07405)
朱藤・環(飼い猫の爪・e22414)
君乃・眸(ブリキノ心臓・e22801)
ジェミ・ニア(星喰・e23256)
尾方・広喜(量産型イロハ式ヲ型・e36130)
エトヴァ・ヒンメルブラウエ(フェーラーノイズ・e39731)

■リプレイ


 パレードロードに、新たな仮装の一団が現れた。
 ツインテールを揺らす神宮寺・結里花(雨冠乃巫女・e07405)は、黒衣の魔女。
 君乃・眸(ブリキノ心臓・e22801)は、赤い軍服に口ひげのイケメン軍人……ではなく、くるみ割り人形だ。続く尾方・広喜(量産型イロハ式ヲ型・e36130)は、花咲か爺さん。
「いぇーい! 三銃士と猫の騎士のお出ましだっ!」
 三銃士……立花・恵(翠の流星・e01060)が、颯爽と登場した。
 恵の肩には長靴を履いた猫。その正体は、猫変身した朱藤・環(飼い猫の爪・e22414)だ。
 カラフルなインドの船乗り風のジェミ・ニア(星喰・e23256)は、シンドバッド。そしてエトヴァ・ヒンメルブラウエ(フェーラーノイズ・e39731)は、ヘンゼルとグレーテルのヘンゼルである。お菓子とは好相性。
 てこてこと、彼らの後からついていく伏見・勇名(鯨鯢の滓・e00099)は、ブレーメンの音楽隊の着ぐるみ。本人はロバ。そしてぬいぐるみの犬、猫、鶏が、タワーを為している。
 和洋混在。まるで統一感がない? いや、いずれも物語の主役を張るキャラクターばかり。
 そう、一行の名は、『童話アベンジャーズ』!
 キャンディを景気よくばら撒きながら、パレードロードを練り歩く魔女、結里花。隣人力も全開にして、アピールしまくる。
 だが結里花の表情は、ちょっぴり浮かない。原因は衣装そのものにあった。
 似合っている。サイズもぴったりだ。だが、ぴったり、が問題なのである。
「3年前に仕立てた服がぴったりってどうなんすかねえ……」
 肩を落とす結里花の背筋を伸ばすように。
 ぱぁん! 銃に見立てたクラッカーを空に向かって放つ恵。
 今回は発注通りっぽい服に満足げ。だが、女性として描かれる事もあるアラミス風なのには気付いていない。
 にゃーにゃー。環ネコが笑顔をふりまく。アラミス風衣装の陰の仕掛け人である。
 だいぶ場が暖まって来たようだ。環は、恵の肩からひょいっ、とアクロバティックに飛び降りる。
 すたっ、と着地した時には、変身は解けている。騎士の如く優雅にお辞儀。周囲に、お菓子を配る。
 恵も続いて変身。だがどうした事でしょう。現れたのは、勇ましいどころか、雪の女王風のドレス。プリンセスモード!
「えっ!? あ、ち、違う、これはっ!?」
 慌てて隠そうとするも、時すでに遅し。
 予想外の女装姿に、思わず赤面。パニックに陥りながらも、恵は『元凶』の名を呼んだ。
「た、環ぃぃ~っ!?」
「なんのことですー?」
 ちょっぴり調子はずれの口笛でとぼけつつ。カメラに恵の姿を収める環の背後で、光の輪が舞った。
 輪の主、眸は、華やかな剣技を披露する。ヒゲをつけていてもわかる、その整った顔立ちときたら。仮装していなくても充分観客を魅了できるだろう。
「パレードに花を咲かせるぜーっ」
 景気よく桜の花吹雪を巻き起こして、眸のパフォーマンスに、文字通り、花を添える広喜。
 広喜自身も、たん、たーん、と軽やかに空中を2度跳ねて何かをばら撒く。ライトアップに照らされて、きらきらと金色の輝きを放つのは、コインチョコの小判だ。
「さぁさ、船乗りからのお土産だよ!」
 シンドバットなジェミも、お菓子を楽し気に撒く。
「七つの海をまたにかけた船乗りだよ! さあさ手土産を受け取ってね!」
 破裂音とともに、七色の煙が虚空を彩った。ジェミもくるくる回って跳ねて、観客に手を振る。
「お菓子の家かラ、大盤振る舞いなのデス」
 ジェミと一緒に練り歩くのは、エトヴァ。お菓子の家のホログラムを背景にギターを奏でて、童話アベンジャーズの道行を賑やかに盛り立てる。
「おっト、食べられるにはまだ早いデス?」
 ヘンゼルなエトヴァは、小骨型のビスケットを取り出し、パッと撒く。そして、森の道にパンくずを置くように、そっと沿道の子に包みを渡した。ウインクを添えて。
「いえーい!」
 アベンジャーズ同士でハイタッチ。奔放に見えて、ジェミも他のチームとの距離を調整していた。『メインイベント』に備えて。
「われら、どうわあべじゃんず!」
 ロバ着ぐるみの勇名が、ぱぁん、とグラビティを活かした花火を上げて、会場を華やかに彩る。『アベンジャーズ』がうまく言えないのもご愛敬。
「アベンジャーズ!」
「あべ、あべんじゃず!!」
 仲間に促され、勇名、再チャレンジ。犬、猫、鶏のぬいぐるみも応援してる風。「どんまい」と。


 そんなパーティの盛り上がりに呼応したように。
 突然、巨大なシルエットが空を覆い隠す。
 ポンペリポッサ……赤ずきん復活に執念を燃やす魔女。
 出現ポイントは、童話アベンジャーズから若干離れた場所だった。といえ、感覚がマヒする程のスケール、見逃すはずもなかった。
 そして、童話アベンジャーズの元でも異変が生じていた。
 光る魔法陣から、お化け南瓜とパフェを融合させたような死神……噂の南瓜うにうにが出現したのだ。
「♪」
 うにうに達は、ケルベロス達そっちのけで、口を開いた。今まさに、ハロウィンの魔力を集めているのだ。
「楽しイ一時を壊そウとする悪ハ、我々童話アベンジャーズが挫く」
 眸が、役になり切ったまま、光剣を突きつけた。ビハインドのキリノと共に、うにうに退治。そばで魔力をむさぼるうにうにに、眸の剣がお見舞いされる。
「はぁ……身長全くのびてないんすよねぇ……」
 溜め息の結里花。その感情は、うにうににぶつけてしまおう。きりっ、と表情を改め、拳を南瓜フェイスにぶつけた。
 ようやくケルベロスの方を向いた南瓜うにうにに、勇名が、両の掌を突き出した。
「ワルイヤツは、どかーんで、ばいばーいだ、ぞー」
 小型ミサイルが、うにうにの足(?)にずどーんと着弾。うにうにを巻き込み、花火を咲かせた。
「美味しそうなパフェサン、腹ぺこヘンゼルが頂いてしまいまショウカ?」
 エトヴァの言葉に、別のうにうにが振り向いた直後、如意棒が来た。
「!?!?」
 突き飛ばされ転がったうにうにを、ブレイクダンスしていた広喜爺さんが、爆破した。
「ここ掘れワンワンってなあっ。……あ、これ爺さんの台詞じゃねえ。まあいいか」
 爆炎も桜色。楽し気に戦う広喜に、うにうにも「いいかー」という感じで消えていく。
 さあ次。マイペースに魔力摂取中のうにうに目がけ、ジェミが攻撃を繰りだした。しゅばっ、と機械腕を駆使した手刀で、モザイクごとうにうにの本体を貫いた。
「おかげで盛り上がったぜ! こいつはお土産だ!」
 冥土へのな! 恵の決め台詞と共に、うにうにの額に風穴があく。
 銃弾を受けて倒れるうにうにを踏み台にして、環が飛び込んだ。狙われたうにうにはガードするも、ずばーんと蹴り飛ばされていく。
 変身してもいなくても、環の挙動は猫の如くしなやかだ。


 頃合いか。
 3、4分程うにうに退治を続けた童話アベンジャーズは、ポンペリポッサの元へと向かった。
 うにうに戦の間にも、魔女の暴虐は見えていた。当初こそ赤ずきん再誕儀式に専念していたようだが、ほどなくケルベロス殲滅に力を傾け始めた。どれだけのケルベロス達が無事でいるのだろうか……。
 童話アベンジャーズが駆け付けた時には、2つのチームが既に半壊状態にあった。中には倒れているケルベロスの姿も。
 童話アベンジャーズを含め、相次いで駆け付けたのは4つのチーム。
 即座に、役割を分担。アベンジャーズはもう1チームと共に、後方から2チームの支援回復を担うと同時に、負傷した先行班の撤退支援を開始した。
 矢面に立つ2チームを、倒れさせまいとする勇名。オウガメタルからの粒子がこれでもかと放出されて、広喜達と共に、全力で戦線を支える構えだ。
 一方、撤退する先行隊をかばうべく、恵がポンペリポッサにサイコエナジーの花火を炸裂させた。こっちだよ、と誘うように。
「すまないが、後はよろしく頼む」
 傷ついた太陽の騎士から言葉を受け取りながら、ドラゴニックハンマーの砲撃で撤退をサポートする環。
 そのさなか、負傷者を担いだ別のケルベロスから、ポンペリポッサの情報を託される。
「あの長い鼻には気を付けろ。それと……」
 撤退者の背中を見送ると、環は、すぐに得た情報を伝達・共有していく。ポンペリポッサの攻撃方法。そして、総力戦で耐え抜く事。それが唯一の勝機となる、と。
「確かに違うな、ポンポンペッサの技」
 仲間の傷を治す花を周囲に咲かせながら、広喜が顔をしかめた。名前、ちゃんと言えてなかったのはさておいて。
 今皆を襲っているのは、長い鼻とソーセージ。自らも傷つく諸刃の剣だというが、それだけポンペリポッサも本気だということなのだろう、と広喜は気を引き締めた。
 キリノが、撤退の道を確保すべく攻撃を仕掛ける一方、眸がマインドシールドを展開した。既に付け髭は外している。
「いくら沸いて来ようと、全て倒してしまえば問題ないんだよ。赤ずきんや、必ず助けてあげるから。うがぁぁぁぁ」
 狂乱のポンペリポッサ。
 奇声のたびに、魔女の長鼻が、ソーセージが、前方のケルベロス達を薙ぎ払う。なんと苛烈な攻撃か。眸は、ポンペリポッサの執念を思い知らされる。
 だが、戦場を穏やかな曲が流れていく。エトヴァのギター演奏が、強大な敵に押し潰されそうになるケルベロス達の心も体もケアしているのだ。
 曲を引き継ぐように、もう1つの支援チームからも、次々メロディが流れ出す。それは戦場のセッション。
 だが、全力の防御態勢をもってしても、そう長く凌げる相手ではない。
 前衛チームが、瓦解してしまう前に。童話アベンジャーズともう1チームは、陣形の交代に踏み切った。
 本来想定していた、対ポンペリポッサ用の陣形に近いものを組むアベンジャーズ。だが、再編の間にも、ポンペリポッサの攻撃が止むことはない。
「まだまだ倒れるわけにはいきません。この怪しい魔女、ここで仕留めたいですからね」
 清楚な口調に改めた結里花が、目前で炸裂したウインナーソーセージに吹き飛ばされながらも、気弾で魔女を噛みちぎる。
 ジェミも、恐るべきソーセージの飛来から、味方を庇った。衝撃に体を揺るがされながらも、ソーセージを空中に放り投げてやる。
 ジェミの背後から、光の鷲が舞い上がる。その翼にひとたび触れれば、魔女に受けた傷も癒えていく。
「もう少し、もう少しだよ、赤ずきん。このばばあがこのばばあが……、がうぁぁぁぁ」
 魔女の咆哮が、大気を鳴動させる。


 命を削り合うケルベロスとポンペリポッサ。両者満身創痍だが、地力で劣る分、先にすり潰されるのはケルベロスか……。
 その時、ポンペリポッサの巨大な片腕が、千切れた。
 続いて、腹部にも大きな穴が開く。新たな援軍だ。こちらが攻撃に耐える事を信じて、背後から万全の体勢を整えた上での一斉攻撃!
 だが、その致命的な打撃が、魔女にわずかに理性を取り戻させたらしい、
「どうやら、あたしはもう終わりのようだね。だけど、最後まであきらめないよ」
 ポンペリポッサが、創痍となった体を丸めた。
 突然の行動、だがエトヴァが、敵の思惑を見抜いた。敵は、観念したのではない。
「赤ずきんに少しでも多くの魔力を送るつもりデス。早く仕留めなけれバ!」
 エトヴァが、妖瞳の力をありったけ叩き込む。
「わかった。まかせろ、えとば」
 勇名がウインナーの残骸を乗り越えながら、ガネーシャパズルをかざした。黄金の輝きと共に招来された雷の竜が、魔女の残った腕に絡み、噛みついた。
 勇名の放った雷光を切り裂くようにして、恵が跳躍。敵の体に肉薄すると、零距離からの銃弾を浴びせかけた。
 結里花も、いよいよ攻め手としての本領発揮。ポンペリポッサ同様、回復も守りも捨てて。魔女服の上から雷を身にまとう。雷装天女のヒット&アウェイが、朽ちかけた敵の体を穿っていく。
 環が、空中高くに配置していた小型無人機が連携、障壁を形成。そのまま、ポンペリポッサの巨体を押し潰していく。
「いい加減、斃れろ」
 魔力の供給を一滴でも少なく。広喜が、腕に装着されたドラゴニックハンマーを起動、砲塔に変えて巨大な的を狙い撃つ。
 広喜の作った道を駆け、光剣に獄炎をまとわせた眸が、刺突を繰りだした。
 眸に穿たれ、だくだくと血を流す傷口目がけ、雷光を衣としたジェミが、超速の突撃を仕掛けた。
 多数のケルベロスによる前後からの攻撃に、遂にポンペリポッサの体が崩壊を始めた。
「ごめんよぉ、赤ずきんや。これっぽちの魔力じゃ、あんたを生き返れないよねぇ」
 そして、ケルベロス達の残る全ての力を注いだ一斉攻撃が、ポンペリポッサを消し飛ばす。跡形も残すな、とばかり。
 消えゆくポンペリポッサの双眸から、大粒の涙が零れ落ちる。
 その眼前に1つの幻影が現れた。それは、
「おぉ、赤ずきん。最後にばばあの所に来てくれたのかい? あんたはやさしいねぇ。あぁ、あぁ、そうだね、あたしらのような犠牲はもうたくさんだよねぇ」
 何かを語り掛けた幻影に応えると、ポンペリポッサは。
「お前達、ジュエルジグラットには気を付けるんだよ。ジュエルジグラットの秘密を暴かなければ、モザイクが晴れる事は決して無いのだから」
 それを遺言として。
 『赤ずきん』と共に、ポンペリポッサは遂に消え去ったのである。

作者:七尾マサムネ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年11月13日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 1
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