城ヶ島制圧戦~バトル・オブ・オークタウン

作者:やまもとゆめ

「城ヶ島に『固定化された魔空回廊』があると分かりました!」
 笹島・ねむ(ウェアライダーのヘリオライダー・en0003)は気持ちの高揚を押さえきれない様子だ。
「この『魔空回廊』を突破できれば、その向こうにあるドラゴン勢力の『ゲート』を見つけられます。そうすれば、ケルベロス・ウォーを発動して『ゲート』破壊するのも夢ではありません! 『ゲート』を失ったドラゴン勢力は、もう地球に侵攻できなくなります!」
 そこで息が継げなくなったねむは、すーはーと息を整える。
「ドラゴンたちにとって『魔空回廊』の破壊は最終手段みたいですので、電撃戦を行って城ヶ島を制圧すれば『固定化された魔空回廊』の奪取と確保は可能です。簡単じゃないけど、挑戦する価値はあります! これを見てください!」
 と、ねむは拡大印刷された地図を身体の前にひろげる。
「強行調査のおかげで、『魔空回廊』は島の東部、白龍神社にあると分かっています。そして、そのぶん島の西側は手薄なの。だからみんなには、水陸両用車でこの西側に上陸してもらいます」
 言いながらねむの指は、地図上の三浦半島・三崎魚市場と城ヶ島市街地とのあいだを最短距離で滑る。
「後続の味方が安全に上陸できるよう橋頭堡を築くことがみんなの役割です。この市街地にはオークの群れがいるから、上陸したらすぐ倒しちゃわないとですね」
 それじゃ敵について説明しますと前置いて、ねむはケルベロスたちを正面からみつめる。その瞳に宿っているのは、信頼の光だ。
「市街地には強力なオークチャンピオンとその配下がいて、みんなを迎撃すると思われます。今回、撃破してほしいオークチャンピオンは紫色の触手が特徴で、触手から出る溶解液で人間を弄ぶのが趣味という……うう」
 吐き気をおさえて、ねむは続ける。
「あと、配下のオークたち一体一体は弱いんですが、全部で9体と数が多く、連携のとれた動きをするので気をつけてください!
 市街地のオークをくまなく掃討したら、本隊に連絡をお願いしますね」
 最後にねむは、これだけの情報をもたらした城ヶ島の強行調査がどんなものであったかに、想いをめぐらせた。
「みんながこの作戦の先陣です! 必ず成功させましょう!」


参加者
最上・白寿(羽州の狐・e01779)
ファノメネル・ヴェルヌ(バッカニアの歌姫・e02893)
ギメリア・カミマミタ(俺のヒメにゃんが超かわいい・e04671)
深緋・ルティエ(紅月を継ぎし銀狼・e10812)
ピヤーニツァ・プーシカ(シャドウエルフのブレイズキャリバー・e14785)
睦月・冬歌(大体発情中・e15558)
柊・弥生(癒しを求めるモノ・e17163)

■リプレイ

●城ヶ島/市街地
 海水に濡れた水陸両用車が一台、ひっそりとした市街地の、道路の真ん中で止まった。車体上部にあるハッチが開き、まず姿を見せたのは――酒瓶だった。
「ここが〜、城ヶ島ね〜」
 酒瓶の持ち主、ピヤーニツァ・プーシカ(シャドウエルフのブレイズキャリバー・e14785)がハッチから顔を出す。酩酊が抜けないすわった目つきで、かつて人が住んでいた街を見回す。ここに巣食うオークを掃討するというのが、今回自分たちに任せられた任務だった。
「アタシの酔いが醒めちゃう前に、終わらせちゃおうかしら〜?」
 ピヤーニツァはおもむろに酒をあおる。と、今度は車輌後部のドアが開いた。
 出てきたのは全身ピンクで着飾った豊満なサキュバス、睦月・冬歌(大体発情中・e15558)だった。
「よーし、がんばるぞー!」
 まず自分たちがここをオークたちから奪取できなければ、後続の部隊が上陸できないことになる。責任の重大さを、冬歌はひしひしと感じていた。
「ふん、さっさと片付けるわよ」
 勝ち気に言い放ったのは最上・白寿(羽州の狐・e01779)だ。日本刀を携えた和装の少女は、今にも刀を抜き放ちそうである。
 その隣で、すん、と深緋・ルティエ(紅月を継ぎし銀狼・e10812)は鼻をひくつかせた。なんだか、家畜小屋のような匂いがする。
 ファノメネル・ヴェルヌ(バッカニアの歌姫・e02893)もまた同じ匂いを嗅ぎ取っていた。海の街なのに、海の香りがしない。
「う……食欲なくなりそう……」
 柊・弥生(癒しを求めるモノ・e17163)がそう言ってうめくと、クノーヴレット・メーベルナッハ(知の病・e01052)がすぐさま反応した。
「え? 触手、って言いました?」
 しかしそれが、自分の聞き間違いだとすぐに気付いて、クノーヴレットは赤面した。
 弥生はぽかーんと見返している。
 そして、最後に操縦席から降りてきたギメリア・カミマミタ(俺のヒメにゃんが超かわいい・e04671)は、いきなり絶句した。
 オークに破壊されたと思わしき、誰かの『自宅』が目に飛び込んできたのだ。
 ぎゅっとむすんだギメリアの拳が、わなわなと震える――。
 そのとき、あたりから豚の鳴き声に似た雄叫びが、無数に聞こえてきた。次いで、ケルベロスたちの行く手を阻むかのように、隊列を組んだオークが姿を現す。
 その数――10体。
 触手を胴に巻き付かせているのが3体。腕のように太い触手を両肩から生やしているのが3体。鋭い触手を腕から生やしているのが3体。そして、ひときわ大きな図体を持ち、ぬらぬらとテカる触手を背中から生やしているオークチャンピオン。
(「あれが情報にあった触手……」)
 好奇心につき動かされて、クノーヴレットがまず動いた。ペトリフィケイションをオークチャンピオンに仕掛ける。
 魔法の光にあてられたオークチャンピオンは、完全に目標をクノーヴレットに定めた。触手の束が、蠢きながら振り下ろされる。
 だが。
「やらせるか!」
 シールドを装備したギメリアが触手をすんでのところで防いだ。ギメリアの頭の中には、誰かの大切な『自宅』を踏みにじったオークへの怒りがあった。戦いのなか、痛覚を忘れてしまうほどの怒りだ。
「貴様ら……もう赦さんぞ!」
 その一喝が合図だったかのように、前衛のケルベロスたちが一斉に動いた。
「まずはド派手なの、お見舞いしちゃうわね〜」
 ピヤーニツァのフォートレスキャノンが1体のオークに炸裂する。
「逃がさない」
 ルティエはすぐさま獣撃拳で追い打ちをかける。
 さらに。
「絶空斬!」
 絶妙のタイミングで白寿が日本刀を振るうと、オークはあっけなく力尽きた。
 あと、9体。
 
●群れとの戦い
 斬った感触がまだ手のひらにある。白寿は思った。
(「配下オークが弱いというのは、ほんとうだったようね。それでも――この数はうっとうしいわね!」)
 肩から触手を生やした3体が、白寿、ルティエ、ピヤーニツァを同時に襲う。
 高速で繰り出される触手の殴打。前衛の三人ともがかわしきれない。さらには。
 ブヒヒッ、ヒヒッ。
 耳障りな声をあげて、鋭い触手を生やしたオーク3体までもが攻撃をしかけてくる。
 なんとか間合いを広げた時には、白寿、ルティエ、ピヤーニツァ全員が無傷ではなかった。
 ファノメネルが時空凍結弾を――ディフェンダーと思わしき――触手胴巻きのオークに放つ。『氷』のバッドステータスを付与することはできたものの、倒すにはいたらない。
「多い!」
 この敵の数に、ファノメネルは気が遠くなりそうだった。
 と、不意にどこからか、心の芯にまで響くような強い声が聞こえてきた。囁くような声なのに、不思議とはっきり聞き取れる。
「もしあなたたちオークがイケメンだったらー、女性をわざわざさらう必要なんてないのにねー」
 声を発しているのは弥生だ。
「逃げてばかりじゃ解決しないよ。しっかりと向き合いなさい」
 プギイイイイイ!
 突如、前衛のオークらが苦しみだした。それは、見えない敵と戦っているようにも見える異様な光景。
 敵の隊列が崩れた。
 その隙に、冬歌が味方の回復に動く。メディカルレイン。薬液の雨が味方前衛の列に降り注ぐ。
「怪我したらあたしが癒してあげる。だから思う存分戦ってね!」
 冬歌は優しく言って笑った。
 と、オークチャンピオンがなにか指示を出し、触手を胴に巻いたオークが咆哮を上げ、力を溜めた。敵の隊列がまた形を成しはじめる。
 そこに。
 クノーヴレットのケイオスランサーが飛来し、オークチャンピオンを貫いた。
「もう私に飽きちゃったんですか?」
 ウガアアアアア!
 オークチャンピオンは雄叫びを上げて背中の触手をびゅんと振ると、溶解液を飛ばした。溶解液はクノーヴレットに命中し、浸食するように服が溶け出す。
 溶解液は毒も含んでいるのか、クノーヴレットは身体に違和感を覚えはじめた。しかし、戦えない程ではない。
(「このオークチャンピオンを引きつけるのがわたしの役目だもの。それに、あの……たくましい触手……」)
 クノーヴレットは卑しい笑いを浮かべるオークチャンピオンに再び向かった……。
 戦闘のさなか、触手を胴に巻いたオークのうち1体が『氷』のバッドステータス効果によってよろめいた。先程のファノメネルの攻撃が効いているのだ。それを見逃す白寿ではない。すぐさま雷刃突で追い打ちにかかる。
 さらに、ルティエとピヤーニツァのブレイズクラッシュが加わり、オークは炎に包まれて息絶える。
 あと、8体。
 触手を胴に巻いたオークのうち最後の1体が、白寿めがけて触手を伸ばす。
 白寿は舞踏を舞うように、難なくかわす。
 だが、そのかわした先に、三体のオークがそびえていた。肩から生えた無数の触手が、一斉に白寿めがけて振り下ろされる。すべてをかわすのは不可能。白寿が、そう覚悟を決めたときだ。
 黒い小さな影が視界に飛び込んで来て白寿を庇ったのだ。ギメリアのサーヴァント・ヒメにゃんであった。
 白寿は素直に礼を言った。
「ありがとう」
 ヒメにゃんはゴロゴロと喉を鳴らす。
 すぐに冬歌が駆け寄ってきて、サキュバスミストでヒメにゃんを癒した。
「えらかったねえー。よしよし」
「うおおおおお! 赦さん!」
 吼えたのはギメリアだ。
「世界中の生きとし生ける愛すべき猫達よ、俺に力を与えてくれ! 聖天使猫龍撃!」
 猫型の波動を宿したギメリアの武器は赤々と燃え、触手腹巻きオーク・最後の1体へと投げられる。
 そこにサーヴァントたち――ボクスドラゴンの『紅蓮』と『リュウ』、ミミックの『シュピール』も後に続いた。
 総攻撃の的になり、触手腹巻きオークは絶命した。
 あと、7体。
 ルティエが、鋭いの触手のオーク3体に狙われていた。降り注ぐ鋭い触手。身のこなしの軽いルティエだったが、それでもいくつかかわしきれずに食らってしまう。その時――。
 風が吹いた。周囲の家畜小屋のような匂いが晴れ、磯の香りが運ばれてくる。ファノメネル・ヴェルヌ――英国王立海軍特務騎士団所属の歌姫は、表情を凛としたものに変えた。
「いい海の風……これは、良く歌えそうです」
『深淵葬送』。海そのものであるかのような歌声があたりを支配する。肩から触手を生やしたオークたち3体の動きが、水圧で押さえられたかのように鈍くなった。
「どけ、どけ〜! アタシのお通りだ〜!」
 さらにピアーニツァがキャバリアランページで隊列を乱し、足止め効果を付与していく。
 ルティエがジグザグスラッシュを使った。
 肩から触手を生やしたオークのうち1体が特に手負いらしい様子を見せる。
 すかさず白寿は刀を大上段に振り上げた。
「天をも斬り裂く我が一撃! 屠れぬ物などなし! 破天崩落斬!」
 天から地までを砕くような一撃が、オークを一刀両断に伏した。
 あと、6体。
 もう敵の前衛は壊滅寸前だった。
 ギメリアとヒメにゃんが目配せをし、すでに弱っているオークに対し、大器晩生撃と斬撃攻撃を仕掛ける。
 ファノメネルは翼をひろげシャイニングレイを放ち。リュウとシュピールが追い打ちをかける。
 2体のオークが事切れたのは、ほぼ同時だった。敵前衛はこれで一掃。
 あと、4体。

●オークチャンピオン
 毒が回ってきていた。
 クノーヴレットはしだいに朦朧となる意識を、現実につなぎ止めておくのに必至だった。服もどんどん溶けている。と――。
 オークチャンピオンの触手がいっせいに向かってきた。
 避けようとしたが無理だった。クノーヴレットは触手に絡めとられ持ち上げられた。ぬるぬるとした触手の感触。
「ひぁんっ♪ そこはぁ……っ」
 どうにかしなければならない。しかし、この先どうなるのかを知りたい自分もまた確かにいるのだった。そのときだった。
「だめーーっ!」
 冬歌がウィッチオペレーションを使った。
 魔術切開とショック打撃による荒療治。しかし、削られていた体力を大幅に回復したクノーヴレットは力をふりしぼることができた。触手の拘束をほどき、冬歌の胸へと倒れ込む。
「きゃー!」
 冬歌は歓喜の黄色い声をあげた。それでも、今のクノーヴレットの様子を見れば、心配する気持ちの方が歓喜よりも勝る。
「服はいくら破かれてもいいけど、身体に傷を残しちゃだめだよ」
 と、冬歌は言った。
 プギイイイイイイイ!
 落ち着く間もなく、鋭い触手を持つオーク3体が冬歌の前に立ちはだかった。どうやら、メディックから先に倒すべきだと気付いたようだ。
「いやー、わたしを狙わないでぇぇぇ」
 と、どこからともなく飛んできた黒い鎖が、オーク3体をまとめて貫いた。冬歌が鎖の飛んできた方向をたどると、静かにほほ笑む弥生の姿があった。
「大丈夫?」
「うん! ありがとう、弥生ちゃん!」
 と、冬歌の目の前を、ゆらめく炎が通った。
 ルティエだ。地獄化した腕に炎をまとわせて、まだ残る敵の方へと向かってゆく。後に続くのはピヤーニツァと白寿。ピヤーニツァもまた、地獄の炎をまとっていた。
 直後、ダブルのブレイズクラッシュと、絶空斬がオーク1体を亡きものにした。
 あと、3体。
 味方ディフェンダー陣も、もう攻撃に回っていた。ギメリアとサーヴァントたちが残ったオークへと総攻撃を仕掛ける。弥生のケルベロスバーストですでにダメージを受けていたこのオークは、あっけなく消滅した。
 これで、あと、2体。
 グオオオオオ! グオオオオオオ!
 オークチャンピオンがひときわ悔しそうに吼え、溶解液を飛ばした。配下オークも合わせて鋭い触手を突き出してくる。
 標的とされたのは、ファノメネル。溶解液に気を取られたファノメネルは、二撃目の触手をかわせなかった。
 ビリッ。
 ファノメネルの衣服が大きく裂かれ、白い肌が露になった。
 ブヒヒヒ、ブヒヒヒ。
 劣勢にあってもオークらは、下卑た笑いを浮かべることをやめないようだった。
 ファノメネルは一瞬、羞恥から表情を歪ませた。だがすぐにハッとして、背中にある翼で身体を覆った。
「こんなことでわたしが怯むとでも? 歌姫を甘く見ないことです」
 ファノメネルはお返しにとばかりに時空凍結弾を放ち、生き残りの配下オークにさらにバッドステータスをつける。
 ブヒッ!
 勝ち目無し、と判断したのだろうか。配下のオークは、短く吼えるなり逃走を図った。
「あ! リュウ、逃がさないで!」
 弥生の命に従い、リュウは飛んで行き配下オークにブレス攻撃を見舞わせた。
 最後はリュウの主人である弥生が、ニートヴォルケイノでトドメをさしたのだった。
 そして、あと、1体。
 オークチャンピオンとルティエが対峙していた。
「何が何でもお前を……葬り去る……」
 言った、その刹那――ルティエは残像だけを残して消えた。
 数瞬後に現れたときには、ルティエはなぜかオークチャンピオンの背後にいた。
「罪の上に咲き誇れ……焰椿鬼!」
 ナイフをしまいながら言う。パチン、とナイフがケースに収まった瞬間、オークチャンピオンに刻まれた無数の傷口から黒と紅の炎が吹き出し、最後には椿の華を模した紅い結晶が残された……。

●後からくる者たちのために
 戦闘が終わって数時間後。
 ギメリア・白寿・弥生の3人が周囲を探索したところ、あらたなオークの姿は見つけられなかった。つまり……。
 報告を聞いた全員の表情に、ホッと安堵の色が浮かぶ。掃討完了。そういうことだ。
 ルティエがそっとパソコンをテーブルに置いた。手際良く通信のための準備をすすめる。
 今ケルベロスたちは、民宿のロビーに仮の基地をつくっていた。オークたちに荒らされたのであろう瓦礫などは、弥生の発案で奇麗に片付けられていた。
 冬歌による簡易的な救護所もある。そこでは今、クノーヴレットが寝ているところだ。
 これから後続の部隊を受け入れるためには、こういう場所をもっとつくらなければならないだろう。戦いは終わったのではない。ある意味では、これから始まるのだ。
「回線がつながった」
 そっけなくルティエが言った。
 自然とみんながパソコンの前に集まる。
 画面のなかには、いつものヘリオライダーの姿があった。
「オーク、討伐完了です」
 淡々と、ルティエは状況などを報告する。
 弥生はふと窓の外を見た。気が付けばつい、こうやって恋人のいる方角を探して、無事を祈らずにはいられない自分がいる。
「あとは、本隊にまかせます」
 ルティエがまとめて通信を切ろうとした、そのとき――。
 その後ろから、がばっ、とルティエに覆い被さって、ピヤーニツァが無理矢理画面を覗き込んだ。
「勝利の宴会を楽しみに〜、してるから〜、後続の部隊がんばってね〜」
 そう言ってピヤーニツァは酒瓶をあおる。
 その場の誰もが苦笑せずにはいられなかったが、心のなかでは、誰もがそんな宴会を待ち望んでいた。

作者:やまもとゆめ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2015年12月9日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 8/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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