七夕防衛戦~両親を求める少女たち

作者:ユキ双葉


 東京湾に建てられたテーマパーク。
 広大な敷地の中では、今日も賑やかなパレードが行われていた。
「あっ、誰か歩いてきたよ!」
 テーマパークの帽子を被った少女が、父親に抱かれながらストリートの奥を指差す。
 七夕の歌と共に歩いてきたのはトランペットの奏者たちだ。夏に合わせ涼しい色の衣装に身を包んだ彼らは、アレンジされた曲の合間、ダンスと共に伸びやかな音を吹き込みパレードを盛り上げている。
 その後ろからパレードの車がやってきて、キャラクターたちが見物客へ手を振った。
 ショーとしては数分程度だが、見やすいこともあって立ち見の客は後を絶たない。アトラクションの合間に立ち寄る親子連れも多かった。
「私も見たーい!」
 少女の姉が父親の服の裾を引っ張りながらせがむ。少女を下ろした父親は姉を高い位置へ抱き上げた。父の手から下りた少女は母親からジュースをもらっている。
 一家団欒。そんな光景を二つの影が意味あり気に眺めていた。
 羊と山羊のような角を持つ双子の姉妹。聖職者のような白黒一対の服を纏い、体と同じ大きさの鍵を持つ彼女たちは身を寄せて囁き合う。
「あの子達のパパとママ、すごく優しそう。あの二人なら私たちを愛してくれるかしら。マティはどう思う?」
 姉と思しき少女は涼しげな銀の巻き毛を揺らしながら、黒い髪の少女――マティへ尋ねた。
「うん、パティお姉ちゃんが言うならいいよ」
 姉――パティよりも幾分不安な眼差しを揺らすマティは、パティの手を握ったまま頷いた。パティはにっこりと笑う。
「じゃぁ、私はパパに鍵を刺すから。マティはママをお願いね」
「うん……あっ!」
 キィィィン――と音が鳴り頭の中に声が響く。不自然に体の動きを止めた姉妹は、互いに顔を見合わせた。パティは声を潜めてマティへ尋ねる。
「……マティ、今の声、聞こえた?」
「うん、聞こえた……誰かの声、ジュエルジグラットに行って『扉』を守ったら、いいことがあるって……」
 いいこと、と復唱したパティは目を輝かせた。自分たちにとってのいいことは一つだ。
「きっと扉を守ったら、私たちを愛してくれるパパとママが来るんだよ!」
「! パパとママが私たちのところへ来てくれる……」
 パティの言葉を聞いたマティは次第に頬を上気させた。姉妹は手を取り合い嬉しそうに跳ね回る。
「扉を守りに行こう! マティ」
「うん、私、お姉ちゃんと一緒に扉を守るよ」
 小鳥のような声を上げた姉妹たちは走り出す。目指すは東京都港区、ジュエルジグラットの扉。テーマパークを出た二人は軽やかに地上を蹴った。


「皆さん、お疲れ様です。レーグル・ノルベルト(ダーヴィド・e00079)さんが以前より警戒していた内容が、現実のものとなりそうです」
 ケルベロス達の前に姿を見せたカリーノ・ヴォルペ(銀狐のヘリオライダー・en0287)は、映像資料を展開する。
 モニター画面に映るのは東京都港区の上空。
 ドリームイーター達が引き篭もるジュエルジグラットへ通じるゲートがある場所だ。
「ここにはダンジョン『ジュエルジグラットの手』がありますが、ここへ向けて日本各地に潜伏していたドリームイーターが、移動を開始しようとしています」
 多くのケルベロス達がダンジョンを制覇したこと、そして分かたれた二つの場所を繋げる七夕の魔力によって、寓話六塔の鍵で閉ざされたゲートが開かれてようとしているらしい。
「ドリームイーター達はゲートの封鎖を維持し、ケルベロスを寄せ付けないように戦力を集めているのでしょう。ここへ終結する強敵たちを迎撃して撃破することが出来れば、七月七日に開かれるゲートへの逆侵攻が可能になるかもしれません」
 今回カリーノが予知した敵は二体。
 親子連れの多いテーマパークに潜伏していた双子の姉妹だ。
 姉妹は口からモザイクを吐き出す攻撃や、モザイクを鋭利な形に変え周囲へ飛ばす攻撃をしてくる。
 また、姉パティは手にした鍵を相手へ突き刺して、生命力を喰らう攻撃もしてくる。
 妹マティは回復能力を持ち合わせている。
「テーマパークを出た彼女たちは港区へ向かって移動します。彼女たちがいたテーマパークと目的地である港区の間には、開発中の埋立地と臨海公園があります」
 どちらも土地面積は広く見晴らしが良い。出入りする人々の数もまばらであるため、街中で敵を迎撃するより周囲への被害は少ないだろう。
 資料を閉じたカリーノはケルベロス達へ向き直る。
「ジュエルジグラットの扉が開かれれば、危機感を募らせた寓話六塔が姿を見せるかもしれません。うまくすれば、寓話六塔を討ち取るチャンスに繋がる……。皆さんのご活躍をお祈りしています」


参加者
セレスティン・ウィンディア(墓場のヘカテ・e00184)
ウィゼ・ヘキシリエン(髭っ娘ドワーフ・e05426)
源・瑠璃(月光の貴公子・e05524)
ステラ・ハート(ニンファエア・e11757)
ウリル・ウルヴェーラ(黒霧・e61399)
如月・沙耶(青薔薇の誓い・e67384)

■リプレイ


 二つの影が埋立地へ迫る頃、ケルベロス達は仮囲いの中で戦いの準備を進めていた。
「よし」
 最後の出入り口をキープアウトテープで封鎖した源・瑠璃(月光の貴公子・e05524)は皆と合流する。彼ら以外に人影はない。
 如月・沙耶(青薔薇の誓い・e67384)が声を掛け、セレスティン・ウィンディア(墓場のヘカテ・e00184)の殺気が戦場から人を遠ざけていた。
「瑠璃、お疲れ様です」
「うん。ありがとう沙耶さん。敵影は?」
 湾岸沿いの空を見上げていたウィゼ・ヘキシリエン(髭っ娘ドワーフ・e05426)が答える。
「もうすぐここへきそうじゃな。あたしの想像が効いたかのう?」
「ほう、想像とな?」
 ステラ・ハート(ニンファエア・e11757)の問いに、ウィゼは一つ頷いた。
「威厳のある口ひげを生やしたジェントルマンなパパと、優しく綺麗なママじゃ」
「なるほど、それは素敵なご両親ね」
 セレスティンが微笑みながら相槌を打ったとき、仮囲いを越えてくる影があった。双子の姉妹だ。
「来たぞ!」
「! 沙耶さん!」
「えぇ!」
 ウリル・ウルヴェーラ(黒霧・e61399)の声を聞いた瑠璃と沙耶は、敵の着地点を予想しその前後へ展開した。仲間たちも即座に陣形を展開する。
 双子の足がクレーンへ接地する。刹那、ウリルが双子の注目を引くように鋭く呼びかけた。
「おい、何処へ行く気だ?」
「!?」
 双子が気を取られた一瞬、霊弾と竜砲弾がクレーンへ命中した。ゴオオンと大きな音を立てて横倒しになるクレーンから、双子が高い悲鳴を上げ地面へ落ちてきた。
 セレスティンはすかさず双子の前に立ち、パティを見つめる。
「初めまして。でもいつか出会うだろうと思っていたわ」
 起き上がったパティは、気の強い目でセレスティンを睨んだ。
「……あなた、私たちのママじゃないでしょ、邪魔しないでよ!」
 妹を庇う姉の姿に姉妹の絆を感じる。だが、相手は敵だ。憂いを滲ませたのは一瞬。セレスティンは武器を構える。
「ゲートへ夢を叶えに行くのね……。残念だけれどその夢、叶えさせる訳にはいかないの」
「何かを、誰かを、求める気持ちは判らなくはない。だが……ここから先へ行かせる訳にはいかないんでな」
 立ち塞がるセレスティンとウリルを見たマティは顔を強張らせた。
「私たち、パパとママに会いに行くの。邪魔しないで……」
「ふむ、自分を愛してくれるパパとママかのう。親は無くとも子は育つとは言うが親の愛が恋しい気持ちは分かるのじゃ。じゃが、それは人から奪っていいものではないのじゃ」
 ウィゼの言葉にステラが頷いた。
「どうやら父母に対する思いが欠如しているようじゃが……だからといって、同情などはせぬ。余は今あるものをこれ以上減らしたくないのじゃ。家族も仲間も」
 そうだ、下手な同情をすれば剣先は鈍る。瑠璃は双子の姉妹をしっかりと見据えた。
「君たちが扉を守りきったとして、両親に会えるとは限らない。いや、扉の事が無くでも君達は危険な存在のようだ。倒すよ。沙耶さん、一緒に頑張ろう」
「えぇ、ジュエルジグラットの件が無くても、無邪気に命を奪おうとする存在は危険です。よって、貴方たちはここで倒させて頂きます」


 戦闘はパティの攻撃から始まった。
「もうっ、邪魔しないでーっ!」
 甲高い声と共にパティの周囲で攻撃的なモザイクが展開する。刃のように鋭いモザイクは一斉に前衛へと襲い掛かる。
「うわっ!」
「きゃっ!」
「っ!」
 焼け付くような痛み――。なかなか厄介な攻撃だ。すぐさま、沙耶、ウィゼ、ステラの三人が迎撃態勢を整えるため詠唱準備を開始する。
「先に行くよ!」
「えぇ、頼むわ」
 セレスティンと目配せした瑠璃は単身マティへ向かった。マティの胴部を狙った電光石火の蹴り。だが足の甲に響いたのは硬い鍵の感覚。パティがマティを庇ったのだ。
「マティを苛めないで!」
「くっ!」
 ギシギシと力が拮抗する。これ以上は無意味と踏んだ瑠璃は一度離れた。
「瑠璃、皆さんも……運命をお守りします!」
 詠唱を終えた沙耶の後ろでハートの盾が回転を始めた。盾は光を振りまいて女帝の護りを前衛へ授ける。だが、補い合うのは敵も同じ。
「お姉ちゃん、痛いの、痛いの、飛んでいけー!」
 キラキラと輝くモザイクがパティの傷を覆っていく。本当に仲の良い双子だ。見ればすぐに分かる。姉妹の強い絆を壊すのは惜しい。だが。
「その絆は素晴らしいけれど結局はデウスエクス。あなた方に本当の両親の愛など分かるわけがないわ」
 倒さねばならない敵を前に、セレスティンは自身の感覚を強化した。
 途端に周囲の風景はスローモーションとなる。仲間や敵の息遣い、足音、水溜りから蹴り上げられた水滴の粒。そして、流星の煌きを前に驚愕し目を開くマティの表情。
「ハッ!」
「きゃあっ!」
 ウリルの蹴撃がマティを見舞う。一直線に吹っ飛ばされた小さな体は、パティとぶつかった。敵の連携を崩したウリルはウィゼとステラの様子を確認した。
「これぞ、あたしの反響増幅装置なのじゃ。なのじゃ。なのじゃ」
 先に詠唱を終えたのはウィゼだ。反響するグラビティにより力場が生まれ、ウィゼの力を増幅する。
 続けてステラの手元からも黄金の光が現れた。
(「せっかくセレスと一緒に戦闘へ出る機会を得たのじゃ。足手まといになってたまるか」)
 確かに自分は大して強くない。しかし、だからこそ自身の得手不得手を把握して万全を期すのだ。生半可な気持ちの者に背中は預けられないだろうから。
「余は……皆の力になるのじゃ!」
 黄金の果実を宿した攻性植物から聖なる光が溢れ、仲間を進化させていく。
(「そうね、私にも守りたい人や場所がある」)
 戦場の乙女として皆を鼓舞する友人の子。キラキラと輝く強い意志を宿した光を浴びながら、セレスティンはステラのことを誇らしく思った。


 未だ虹が消えぬ午後の下がり。戦闘は激しさを増していた。
「おおおおっ!」
「~~っ!」
 マティの周囲を漂っていたモザイクが飛び散る。音を置き去りにしたウリルの拳はマティの加護を解除し、なおも突き進んだ。
 ドォッと重い衝撃を受けたマティがたたらを踏んだ。ウリルは後方へ下がる。それを見た瑠璃とセレスティンが走りこんだ。
「そぉれっ!」
 ウィゼの詠唱――瑠璃とセレスティンの頭上、そしてオラトリオの力を高める沙耶の周囲に黄金の輝きが満ち、癒しの加護が施される。
 続けざまにステラのオウガ粒子が降り注ぎ。マティへ肉迫する仲間の超感覚を呼び起こした。
 このまま、双子の片割れを御すことができれば。が、パティの吐き出したモザイクが割り込んでくる。
『パパにナッテ……ワタシタチのパパにナッテヨ……』
「うわっ!」
 粘着質なモザイクは数多の双子へと形を変え、瑠璃へ飛び掛った。モザイク双子の発言を聞きとがめた沙耶が声を張り上げる。
「ふざけたことをおっしゃらないでください!」
 婚約者としての矜持を示した沙耶は、纏わりつくモザイク双子を振り払いつつ、瑠璃へ声を掛けた。
「瑠璃、今のうちに!」
「う、うん!」
 瑠璃は月の力を解放する。背後に揺らめき立つオーラは、さながら赤い月のようだ。解放された禁忌の力を前に、マティは足を竦ませている。と、その体がパティの手によって突き飛ばされた。姉はまたしても妹を庇った。
「お姉ちゃんっ……!」
「うぅっ!」
 両親のいない子供、両親を求める子供。強大な月の魔力をパティへ押し込みながら、瑠璃は複雑な面持ちを浮かべる。
(「僕も両親がいないから、会いたい気持ちはよく分かる。けれど」)
 この子供たちは、やはりドリームイーターなのだ。欠損を埋めるための凶行を許すわけにはいかない。
「君たちは敵だから……ごめんね、邪魔させてもらう」
 ビシリ、とパティの体に亀裂が生じた。溢れたモザイクが宙を舞う。
「マ、ティ……」
 今際の呟き。姉を失ったマティの顔は見る間に絶望へと変わる。
「気をつけて、何か来ます!」
 中断していた詠唱を終えた沙耶の体から、オーロラの光が立ち昇った。繭のように柔らかく漂う光が状態異常を治した直後。
「うわあああっ! 置いていかないでお姉ちゃあああん!!」
 無秩序なエネルギーの放出。マティの絶望を乗せたモザイクが、容赦なくケルベロス達へ襲い掛かった。
「っあ!」
「セレス!」
 ステラが悲痛な声色でセレスティンを呼ぶ。ぶるりと体を震わせ、モザイクのカケラを落としたセレスティンは、ステラへ向けてにっこりと笑った。
「大丈夫よ。……それにしても、これじゃ私たちが悪者みたいね。少し胸が痛むわ」
 セレスティンはレイピアの切っ先を敵へ向けた。黒く長い髪がたなびき、残像が戦場を駆け抜ける。
「それでも、私たちは貴女をゲートへ行かせるわけにはいかないのよ」
 幾つもの残像を伴った高速の斬撃が容赦なくマティの体を捉えた。


 パティが没したのち、戦況は瞬く間にケルベロス側へ傾いていった。マティがケルベロスへ付加した異常はことごとく打ち消され、戦いにも終止符が打たれようとしていた。
「これで最後の加護も終いじゃ!」
 ドリル状に変形したウィゼのガジェットが、マティのモザイクを突き破る。
 衝撃でマティの体が仰け反り、その無防備な足元には、突如、向日葵が咲き誇った。草火部・あぽろの残霊を呼び寄せたステラは、力を込めて叫んだ。
「守りたいもののために戦う気持ちは一緒かもしれぬ。じゃが、お主らは埋めることばかりを考えていた。余とは覚悟が違うのじゃ!」
 今ある幸せを噛み締めることの出来ない者に、何が守れるのか。
 気迫に満ちた声と呼応するように、ステラの髪には桃色の睡蓮が咲き乱れた。打ち捨てられた妖精の嘆き――歪んだ時空はマティの精神を苛んだ。
「……! ……!」
 マティは折れた角を庇い、涙を浮かべた目で何かを探し始めた。まさか、出口を探しているのか。瑠璃と沙耶はすかさずマティの足元を狙った。
「ひっ……!」
 エクトプラズムの塊と砲弾がマティの足元に着弾する。轟音と共に地面が爆ぜ、煙がもうもうと立ち込めた。
「もう、もうヤダ……うわああお姉ちゃん! ママー! パパー!」
 すりむいた膝を地面に着いたまま、マティは口からモザイクを溢れさせた。放射状に広がったモザイクから人型が立ち上がる。
『ままにナッテ……ワタシタチのママになッテ……』
 失くした片割れをも形作った人型のモザイクは、セレスティンへ向かっていった。追いすがる影にセレスティンはふと妹の姿を重ねた。
(「もしかしたら、あの子たちも両親を恋しがっているのかしら――」)
 憂いは攻撃の手を鈍らせる。攻撃に集中を。セレスティンは内にある闇の力を収縮させた。
「よく聞きなさい、これが――私の唄よ」
 闇の弾丸が奏でる音色。ほぼ零距離から放たれる力の塊がマティを蹂躙する。爆音による聴覚へのダメージは大きく、マティは両耳を押さえ蹲った。その足元に迫る影。ぬらぬらと黒い鎖が蠢いていた。
「もう逃さない」
 ウリルの低い声が響き渡った。地より沸き出でる鎖は狂った宴への招待だ。禁断の契約を前に敵が抗う術はない。
「悪いが、死んでくれ」
 黒き竜が嗤う。闇黒の斬撃によってマティの体は幾度も斬り伏せられる。
 モザイクが方々に飛び散る中、姉を呼ぶ断末魔が聞こえた。崩れ行くマティを見ながら、ウィゼは手向けの言葉を送る。
「いずれ、青髭の者や継母の者もお主達の所に行くじゃろう。その時は二人にパパとママになって貰えないか頼んでみるとよいのじゃ」
 ドリームイーターが消滅し、埋立地が静けさを取り戻す。ステラがぽつりと呟いた。「……倒したようじゃの」
「あぁ。だがこれで終わり、ということはないだろう。連中の今後の動向が気になる」
 ウリルはゲートのある港区を振り仰いだ。ジュエルジグラットの手は未だ沈黙を守っている。その扉が開くことを願って、ケルベロス達は戦場をあとにした。

作者:ユキ双葉 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年7月7日
難度:普通
参加:6人
結果:成功!
得票:格好よかった 5/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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