植物食ってりゃなんとかなる!

作者:久澄零太

「いいかね諸君、我々は命を奪わねば生きていけない」
 今回はやたらシリアスな鳥さんだと思ったあなた、今すぐ開いているブラウザの戻るボタンを押すんだ。何故なら、これはネタ依頼だから……。
「だが、奪う命を選ぶ事はできる。人は我々をヴィーガンと呼ぶが、それは違う。ただ、食べるのは植物限定、使う物もなるべく植物性にしてるだけで、完全主義ではないから」
 ヴィーガンはベジタリアンを生活全般に伸ばしたような感じの人を言うんだって。
「しかし、この教えは広まらない……何故なら、ご飯が美味しくないから!」
 やってみれば分かるよ、本当に植物しか食べない生活を。ものすごく味気ないから。俺? やらねぇよそんなハードライフ。
「だが、だがだ! 案外悪くないのだと知ってほしい! 体にもいいと忘れないで欲しい!! 行くぞ同志たち、今こそ野菜オンリー生活の美味しさを伝えに行くのだ!!」
「イェスライフ! ゴーベジタブル!!」

「みんな大変だよ!」
 大神・ユキ(鉄拳制裁のヘリオライダー・en0168)はコロコロと地図を広げて、とある広大な畑に面した田舎町(というか、村?)を示す。
「ここに食べるなら野菜だけってビルシャナが現れて、信者を増やそうとするの!」
 ガタッ! エヴァリーナ・ノーチェ(泡にはならない人魚姫・e20455)が立ち上がる。
「信者は美味しい野菜料理を作ってみせると、こっちに寝返って目を覚ましてくれるよ!!」
 スッ……エヴァリーナが着席した。大食いじゃないと分かるや否や、この態度の変わりようである。
「ビルシャナは野菜だけの食生活がどれだけ大変か分かってるから、美味しい野菜料理で信者を引き止めようとするの。だから、みんなの説得を真っ向から邪魔しにくると思うから、一人か二人くらい、食べる役が……いても、いい……のかな?」
 じーーー……エヴァリーナの視線を受けて、ユキが目を逸らしながらなんか付け加えるという事態に。効果があるかどうかはさておき、ビルシャナクッキングを食べてみてもいいのかもしれない。
「と、とにかく! 教義の中身がどんなに良いものだったとしても、ビルシャナはどこまでいってもビルシャナだからね! ジュワッとやっつけちゃって!!」
 ユキが調理音みたいな表現したが、ビルシャナは食材ではないため悪しからず。


参加者
ビスマス・テルマール(なめろう鎧装騎兵・e01893)
若生・めぐみ(めぐみんカワイイ・e04506)
シフカ・ヴェルランド(血濡れの白鳥・e11532)
アウレリア・ノーチェ(夜の指先・e12921)
セット・サンダークラップ(青天に響く霹靂の竜・e14228)
エヴァリーナ・ノーチェ(泡にはならない人魚姫・e20455)
神宮寺・純恋(陽だまりに咲く柔らかな紫花・e22273)
豊田・姶玖亜(ヴァルキュリアのガンスリンガー・e29077)

■リプレイ

●もはや脅迫
「気づいたんだ。お料理依頼なら食材は経費で落とせるって!」
 現場に向かう太陽機の中、目を光らせるエヴァリーナ・ノーチェ(泡にはならない人魚姫・e20455)。
「え?ダメ?お野菜少しあげるからそんなこと言わないで、ね?」
 おい馬鹿やめろ、南瓜はマジで洒落になら……ガハッ!?
「そういえば、ユキちゃんは料理が苦手と聞きました。今回研究した料理本をプレゼントします……いつか手料理をご馳走してくれると嬉しいな」
 若生・めぐみ(めぐみんカワイイ・e04506)は料理本を構えて、その陰からチラッ。何かを期待する眼差しを向けているが、ユキの方はスッと目を逸らす。
「料理は、その、ね?」
「この前練習してませんでしたか?」
「努力はね……必ずしも結果が出るものじゃないんだよ……!」
 惨劇を生んだっぽい雰囲気のユキに苦笑して、めぐみは背を向ける。
「それじゃ、いってきます」
「私の話聞いてた!?」
 ユキのツッコミも待たずめぐみが降下。後には十数冊の料理本と言うある意味夏休みの時よりヤベー宿題が残された……で、地上の畑の片隅はっていうと。
「今こそ野菜オンリー生活の美味しさを伝えに行くのだ!!」
 鳥さんが信者を扇動する傍ら、スッとエヴァリーナがキャンプ用テーブル広げて着席。
「鳥さん、野菜料理ちょーだい」
「え、何この子新手の信者?」
 広告用のサラダをテーブルに運ぼうとするが、その皿がプラ製の天板に触れる前に中身が消えてしまう。
「美味しい!もっと!ハリー!モア!」
「え、待ってサラダが消えたんだけど……!?」
 テーブルをバンバンするエヴァリーナの前に、番犬印危険劇物収容容器が置かれる。なお、本来は特定の番犬が使う、個人携行式戦略兵器が収まる事の方が多い。たまにおるやろ、武器が明らかに対個人戦用じゃねー奴。いない?そうか……。
「エヴァ、食卓についたらお行儀良くしなければダメよ?」
 違う意味で大人しくなったエヴァリーナに、アウレリア・ノーチェ(夜の指先・e12921)が蓋に施されたロックを解除しつつ鳥さんに向き直り。
「植物は美味よ。唐辛子、山葵、胡椒……この美味しさは他の食材には無いものだわ」
 鳥さんは察した。この女の頭と舌はイカレてやがると。
「植物が味気ない等という認識を改めて頂く為にも、最高の美味を用意してきたわ」
「まぁ待ちたまえよ」
 箱を開けさせてはならぬと理解した鳥オバケ。そっと蓋を押さえて。
「最高の美味ならば、それは最高の舌を持つ者が口にしなければならない。分かるだろう?高級菓子を味を知らぬ子どもが食べても、味の濃い菓子という程度の価値しかない」
 鳥オバケの対応に、エヴァリーナがハッとする。こいつは味方だと……!
「そうだよ義姉さん!最高の味は最愛の人に捧げるべきじゃないかな!?」
 え、ここで僕を出すの!?とアウレリアの背後でビクッと自身を指さすアルベルト。オロオロし始めるアルベルトに、アウレリアはふむと頷いて。
「私もどうせなら夫に食べて欲しいけれど、ほら。これは植物の美味しさを伝える為に作ったものだから……」
「全部おいしくいただければいいと思うっすがー、主義主張も様々っすからそこは人それぞれっす」
 悩むアウレリアに、白衣に伊達眼鏡をかけたセット・サンダークラップ(青天に響く霹靂の竜・e14228)がキリッ。
「料理は科学、調理は技術、味付けは愛情。でもそれって、外野が見ても分かんないっすよね」
 コイツ何語り始めたんだ?って顔する鳥オバケを、手の甲を下にしてセットの人差し指が示す。
「つまり、ちゃんと口で説明できる三拍子そろったプロが食べてこそ意味があると思うんすよ!」
「ファッ!?」
 突如矛先が向いた事に驚きを隠せない異形に、セットがニヤリ。
「植物の美味しさを伝えたいんすよねー?それを拡散するだけの表現力も問われるものっす。まさか、教義だけ語ってそういう作り手のサポートはしないつもりっすか?」
 ビルシャナ戦の基本に立ち返り、教義を利用しにいくセット。何この人、白衣着た途端にえげつなくなったな?

●ビルシャナにBS【激辛】が付与された!【激辛】が発動!ビルシャナはあまりの辛さに動けない……
「じゃあエヴァには二番目を……」
「兄さんがお腹空いたって!!」
 エヴァアアア!?って顔するアルベルトへ、アウレリアがくるり。タッパーに収まったマグマめいたスープ(正体は牛蒡と新じゃが芋の甘辛煮)を前に、首を横に振りかけたアルベルトだったが。
「……食べる?」
 コクコク、ハッ!
 嫁が小首を傾げた瞬間、体が勝手に頷いてから我に帰った模様。愛って恐い……。
「植物食べていれば、何とかなる……ですか。試しに作ってみましょう」
 アルベルトが食べながら消滅する傍ら、めぐみは調理開始。
「豆腐ステーキ定食にしてみました」
 メインは豆腐の表面をコンガリ焼き上げたステーキ。焼き豆腐と異なり、表面と内部で食感が異なるよう火加減に細心の注意を払った一品。そこにミニトマトと胡瓜をダイスカット、葉ごと刻んだセロリと共に炒めて醤油と絡めたものをかけて提供。豆腐の食感を引き立てる為、若干硬めに炊いた白米に大根と油揚げの味噌汁を添え、オクラを湯がいてポン酢と絡めた物を箸休めに。
「一見するとバランスの取れた食事に見えるかもしれませんが、実はカルシウムや脂質など、体を作るのに必要な栄養素が足りていないんです」
 じぅううう……鰯を塩焼きにしてるめぐみ曰く。
「お魚を骨ごと食べれば、ある程度補えますから、お野菜限定の食事はやめた方がいいと思いますよ?」
「そしてここに足したいのがこちら、椎茸の昆布煮っす!」
 キノコと昆布とか、出汁の塊に見える煮物を構え、セットは眼鏡をクイッと。
「グルタミン酸たっぷり、そして椎茸はグルタミン酸と相性のいいグアニル酸も入ってるっす。さらに、旨味と一緒にカルシウムの吸収も助けるサポート枠っすよ!」
 野菜、魚、野菜による謎のコンボが信者を襲……。
「鰯の塩焼きに合わせ出汁の茸がいい味を添えて白米が欲しくなる……はっ!お魚は野菜料理だったのでは!?塩味(サラダ)だし」
 う前にエヴァリーナが横取りして変な事言ってるー!?

●正しい植物食生活
「私はヴィーガンではありませんが、ヴィーガンとはどういう人達なのかは知っています」
 ベジタリアンじゃなかった事の方に驚くべきシフカ・ヴェルランド(血濡れの白鳥・e11532)はミネストローネとピクルスを並べて。
「本当に野菜だけの食生活を広めるのであれば、そうして新たにヴィーガンとして生活していく人達に対して、何を食べるか、どのように食べていくかといった、健康に生きていくために必要な知識をしっかり叩き込んでいく必要がありますよ。具体的には……」

 ※しばしシフカによる野菜の美味しさと必須栄養素摂取法講座をお楽しみください。

「そこ、居眠りは許しません」
「アダッ!?」
 牛蒡の鞭が信者を襲う!いや、寝かせてやれよ、どんだけ語ってんだよ……。
「健康に生きていくために必要な知識をしっかり叩き込んでいく必要がありますから。でなければ、植物食生活やヴィーガンへ悪いイメージを与えてしまう可能性がありますからね」
 さ、ここからが後半です。などと実は半分も終わっていなかった事を明かして信者を絶望させるシフカの横で、神宮寺・純恋(陽だまりに咲く柔らかな紫花・e22273)がお土産を取り出した。
「野菜だけだと味気ないー。確かにそうかもねー。でも今は結構便利ものがあるのよー」
 てってれー。大豆製のお肉擬きー。
「フェイクミートって知ってるかしら。大豆由来の食品でお肉っぽい感じの味と食感がするのよー。これを上手に使えば、お肉を使ったメニューもお肉なしで作れるようになるわよー。しかもローカロリー」
 ここだけ聞くといいこと尽くしに聞こえるが、扱いはそこそこ難しいから気を付けよう。
「ふふふー。うちには我儘ダイエット娘がいるからねー。色々と勉強しないとメニューが決まらないのよー」
 デース……デース……(エコー)。あぁ、あの娘ですね、分かります。これこのように、お母さんの手腕だから扱えるものだって事を忘れずに話聞けよ?
「ハンバーグ作りも簡単でねー。挽肉の代わりにフェイクミート使うだけなのよー」
 土っぽい色彩の塊(大豆肉)を牛乳やパン粉と一緒にコネコネ。
「ソースも肉系とか魚介系の出汁は使わない方がええのん?ほんじゃらまー、昆布だしと柚子果汁とお醤油で作ったポン酢と大根おろしでおろしポン酢ハンバーグで」
 よく捏ねたら両手の間でキャッチミート。空気を抜いてしっかり固めてから小判型にしてフライパンでじゅわー……小気味のいい音をBGMに大根スリスリ。お手製ポン酢と合わせておろしソースに。
「どーでもいいけど、うちの神社で売ってるメイドソースって植物オンリーなのよね」
 何故今その話を持ち出した!?今日はおろしポン酢ソースでしょ!?
「植物だけであそこまでの破壊力だせるって凄くない?そう考えると植物のポテンシャルはかなり高いわよねーって……思わない?」
 小首を傾げる純恋のエプロンのポケットには赤い蓋の瓶が……まさか!?
「おいくらかしら?」
「そーねー、神社の定価だと……」
 アウレリア、買い物なら後でしろ!!

●もはやフリーダム
「じゃあ、ボクは野菜たっぷりの焼きそばを作ろうか。キャベツにもやしを多めに入れてボリュームアップさ」
 豊田・姶玖亜(ヴァルキュリアのガンスリンガー・e29077)はざく切りキャベツに大量のモヤシを鉄板の上でジュワー……ちょっと待った。
「なんだい?」
 焼きそばって野菜料理か!?
「何を言い出すんだ君は。野菜を使ってるから野菜料理だろう?」
 範囲広すぎぃ!?
「ていうか、肉とかまぼこ……」
 姶玖亜の調理風景を見ていた信者がじー。皆野菜だけで頑張って来たのに、ここに来て肉と魚介類が参戦。
「あの、めぐみの塩焼きは……?」
 お前は別枠やったろ。
「おや?気に食わないかい?」
 姶玖亜は冷めた顔でおどけるように両手を挙げる。
「でも、動物も植物も共存して調和してる方が自然じゃないかい?たとえば、この焼きそばが地球だとしたら……植物ばかりの地球って、歪だよね」
 植物ばかりならそれは焼きそばではなく野菜炒め……。
「細かいことは置いといて」
 お好み焼きでもないのに、ヘラで焼きそばをひっくり返す姶玖亜。
「ぶっちゃけ、地球全体が大阪城周辺みたいに……攻性植物だらけになってるのと同じじゃないかい?いや、大阪城の方がまだマシかもしれないお肉もしっかり入ってるからね」
 肉?
「ハール王女のボインボインとかドラゴンのモモ肉とか……」
 おい馬鹿やめろ、方々の組織に喧嘩売る気か!?
「あのー、なんで私もフリーダム枠なんですか?」
 ナスの皮を剥いて実と皮を別々に炒めるビスマス・テルマール(なめろう鎧装騎兵・e01893)が疑問符を浮かべるが、食い物とあらば必ずなめろうになるこいつがフリーダム枠でないなどありえようか、いやあるまい。
「わざわざ反語にするほどですかね……」
 半眼になりつつ、余計な水分を抜いて日本酒とおろし生姜を混ぜ、染みこませつつ白味噌を溶かし混ぜるように叩き、全体的に粘度が均一になってきたら七味や刻んだ大葉で香りをつける。
「今回は漁師飯というより、一品物ですからね」
 ごま油で香ばしさとピリッとした辛味を引き立て、豆腐を崩し混ぜて白米にライドオン。
「茄子のなめろう丼……いえ、なすろう丼です」
「さすがはなめろうさん……!」
「私はなめろうって名前ではないのですが……?」
 ビスマスの事をなめろうの人だと思ってるエヴァリーナに、トマト味噌版を与えて一旦沈静化を図るビスマスだったが。
「トマトの酸味に味噌のコクが相まって、そこにナス独特の味と食感がピリリと香辛料を引き立てて大葉がいい香りを出す……これはもう和製チリトマトだよ!」
「大盛だったのに五秒ももちませんでした!?」
 ほぼ一瞬で完食されてビスマスが焦る。このままでは、説得のなめろうが残らない!
「くっ、お野菜と言う事で控えるつもりでしたが、止むを得ません!」
 ナメビスが鮪のサクを持ってくるとビスマスがそれを端っこからシタタタ……。
「野菜でビタミンを補給しても三大栄養素が足りないと疲れやすくなったり、頭の回転等や体の代謝に支障が出るんですよ!」
「これぞまさに、ナスの美味しさです……!」
 シフカまで感涙しながらなすろう丼を食べ始め、エヴァリーナが鮪を横からつまもうとして、テレ蔵くんがハリセンパァン!
 ビスマスはナスに空気穴を開けてナメビスの箱にしまってチン!温めたら皮を剥いて叩き、余計な果汁を拭い、鮪の叩きと合わせ、微塵切りしたシソと長ネギを練り込むように合わせたら、味噌を上に塗ってなめろうの要領で叩き混ぜる。全体的に馴染んだら白ごまを散らして片栗粉を塗し、形を整えて鉄板へ。
「後は焼くだけです」
 蓋をして、額を拭うビスマスは鳥オバケに丼を差し出した。
「どうぞ」
「な、なめろう?」
 割と瀕死な鳥オバケが蓋を開けた瞬間、黄金の輝きに飲み込まれた。
「ご覧あれ……ご当地の気と攻性植物の奇跡の融合をっ!」
 光の中から巨大なナスが飛び出し、異形の腹に突き刺さると空の彼方へ。雲の向こうで弾けたナスビ、蒼穹に描かれる笑顔の鳥さん……酷い!?
「早く片付けないと完食されかねないんですもの……」
 まぁ、うん。気持ちは分かる。
「じゃー残った料理は皆で食べましょうかー」
 純恋がおろしポン酢ハンバーグを並べると姶玖亜が横に焼きそばドーン!
「焼きそばはカレーと双璧を成す飯テロだからね。お子さま大好きカレーに並ぶんだ、子ども受けもいいはず。そこにハンバーグまで合わせれば、これはもはやお子さま(向け)ランチと言っても過言ではない」
「お子さんの体を思いやるなら、やっぱり煮物が一番っすよー」
 謎のオカン味を漂わせるセットが煮物を配置、アウレリアが眉根を寄せながらマフィンをセット。
「折角だからお菓子も持って来てみたけど……きっと美味しくないのよね」
「あ、あれは……!」
 それを見た途端、エヴァリーナが長年不受理だった絵師に受理を貰ったPBWプレイヤーのような顔をする。
「義姉さんが極稀にレシピ通り作った時しか食べられない、ドライフルーツのハニーマフィン……!」
 つ、つまり?
「生地は蜂蜜味でほんのり甘くてしっとり、ドライフルーツの刺激的な甘酸っぱさがあるのに、その果物が蜂蜜を吸ってて凄く瑞々しくてね……!」
 取り合えず激レアって事だけはわかった。
「やっぱりコレかけた方がいいかしら?」
「義姉さんストーップ!?」
 アウレリアが純恋から購入したソースを垂らそうとして、エヴァリーナが止めに入る。その結末は……。

作者:久澄零太 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年6月30日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 2
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