●竜殺しの依頼
セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)が緊張した面持ちで一礼し、今回の依頼についての説明は始まった。
「先日の城ヶ島強行調査による結果はご存知でしょうか?」
報告結果によれば、城ヶ島内部に『固定化された魔空回廊』の存在が確認された。仮に、この魔空回廊に侵入を行い、内部を突破できればドラゴンたちが使用する『ゲート』の位置特定が可能となる。
「『ゲート』の位置が掴めれば、さらに一手を打てます」
特定した地域の調査を行えば、ケルベロス・ウォーによる『ゲート』破壊を試行することさえできるようになるだろう。
もし、ここで破壊できれば、ドラゴン勢力は新たな地球侵攻を行うことができなくなるはずである。仮定に仮定を重ねた話になるが、それでもそれは人類史に残るほどの快挙だ。
「強行調査の結果、固定された魔空回廊の破壊はデウスエクス・ドラゴニアにとっても最終手段なようです」
強行調査で発見された程度で、すぐさま破壊するようなことはないと。故に、電撃戦で城ヶ島を制圧してしまい、魔空回廊奪取が現実と見えているのだ。
「今回、そのために様々な作戦部隊が展開されています」
オークたちを撃破し橋頭堡を築く依頼。竜牙兵を抑え続ける依頼。
そして、今回の依頼だ。
「本依頼は、ドラゴンの巣窟となっている城ヶ島公園に進軍し、ドラゴン一体を撃破することとなります」
進軍の経路などは予知によって割り出されているため、指示通りに移動することが必須である。経路をずらした場合は、予期しない危険が待ち受けている可能性さえある。
そして、公園へとたどり着いた場合、そこにいるドラゴンの一体を撃破しなければならない。
「皆様に討伐していただくドラゴンについては、今からご説明します」
特徴は、藍色の鱗と避雷針のような長い単角を持っている。攻撃手段は巨体から繰り出される強力な爪と尾の一撃に加えて、雷のブレスを吐いてくる。爪と尾の一撃は単純な物理的な攻撃ではなく、グラビティに近しいもので、爪はこちらのグラビティをも切り裂き、尾にはこちらの足へ損害を及ぼすこともある。もちろん、雷のブレスは受けたら体が麻痺してまともに動けなくなる場合もある。
攻撃する力については自信を持っているようで、向かい来る敵は嬉々として叩き潰す信条である。
性格的には、気位とプライドが高い。しかし、驕り高ぶるほど傲慢ではないので、安直な煽りで我を忘れたりといったことはしない。
一通りの説明は終わり、セリカはケルベロスたちへ一礼して告げる。
「強行調査により得られた折角の機会です。全体の作戦の成功は皆様に掛かっています」
ドラゴンへ痛打を与えるために。これは、その英雄譚である。
参加者 | |
---|---|
榊・凛那(神刀一閃・e00303) |
椏古鵺・笙月(銀晶麗烏・e00768) |
カディス・リンドブルム(ドラゴニアンの鎧装騎兵・e02140) |
比良坂・黄泉(静かなる狂気・e03024) |
天海・矜棲(ランブルフィッシュ海賊団船長・e03027) |
八重樫・悠莉(小学五年生の鎧装騎兵・e08242) |
四方・千里(妖刀憑きの少女・e11129) |
月神・鎌夜(悦楽と享楽に殉ずる者・e11464) |
●猛き強者
遠くと近く。戦闘の音があちこちで聞こえる。戦場の歌を聞きつつ、八人は突き進む。目的は城ヶ島公園に巣食う竜の一匹。見つけた魔空回廊の先にある未来を知るために、榊・凛那(神刀一閃・e00303)は強く歩を踏み出す。
この作戦が為せれば、人類初の歴史にも残る大快挙だ。自然、天海・矜棲(ランブルフィッシュ海賊団船長・e03027)に気合が入る。海賊のような風体を為して進むその姿は、この先にお宝が待つかのよう。そう、歴史に名を残すという痺れるような宝だ。
もちろん、ここから先は死地である。それでも椏古鵺・笙月(銀晶麗烏・e00768)の心は穏やかに凪いでいた。不思議と不安はない。公園には数多の竜がいるにも関わらず。一度に襲いかかられれば一溜まりもないだろう。しかし、今は十数の部隊が竜を殺すためにここへ来ている。それを理解しているからか、竜たちも動かない。頼りになる仲間を信じて、先へ進む。予知の通りに進み行けば、そこには標的がいた。
「おぉ……これがドラゴン……」
その雄々しき姿に、八重樫・悠莉(小学五年生の鎧装騎兵・e08242)の口から感嘆の言葉が出てくる。空想の世界では馴染み深い強敵だが、頻度高く物語に存在するのは、現実の彼らをせめて空想の中だけでも倒したいと夢見る願望が現れたが故か。馬に乗った銃兵を竜騎兵と言うが、本当にドラゴンに騎乗して戦うことが出来るとすれば。そんな夢想を、悠莉は持っていた。
対して、月神・鎌夜(悦楽と享楽に殉ずる者・e11464)は眼前で悠然と寝そべる現実を苦笑して見る。
夢に見ていた。幼き頃は、夢想だろうか。信じて邁進していた。
これを相手に健気に戦おうとしていた昔の自分を嘲笑う。英雄が無敵など、やはり嘘だ。単独で挑めば間違いなく死だと理解できたのは、己の成長故か、それとも現実を見ただけなのか。それでも、ほんの僅か。心の奥底に憧れる気持ちはあるのかもしれない。
(「あぁ、英雄ごっこも悪くない、か?」)
最強種に挑むという夢想は、男心をくすぐり、そして、捨てたつもりでも決して捨てきれぬ。幻夢を体現しているかのようだった。
最強種――デウスエクス・ドラゴニア。戦闘という面においては、すべてを圧倒する種族。不足はない。全く以てないと、四方・千里(妖刀憑きの少女・e11129)は感情が言の葉となって出る。
「私は千鬼流刀剣士、四方・千里。貴方の名前は……?」
討ち滅ぼす者の名を聞かずして、何が流派を組む武人か。強さの究極を求める心は、静かに無意識に言葉を発していた。
『ほぅ。弱者如きが、我が名を問うか』
片目を開き、千里の名に対しては無関心気味にデウスエクス・ドラゴニアは告げる。八人のケルベロスを前にしても、動じることなく瞑目すらしていた。
『だが、冥土の手向けにはなろう。来い、ケルベロスども――我は、雷竜ガミヌルス』
死してこの名を地獄へ持って逝けと、ケルベロスたちの前に立ちはだかる。
威風堂々と立つ姿に、その強さを比良坂・黄泉(静かなる狂気・e03024)は感じ取る。全力で戦わなければ、待つのは死。死の体現者を目前に控えて本能が働いたか、やたらと腹が空く。パクリとピザの最後の一欠片を口に放り込み咀嚼する。ゴクリと嚥下し、まだ生きている実感を手に入れ、生き延びるべく戦おうと心にも体にも活を入れる。
各々が弾かれたように武器を抜く。開戦は秒読みの段階に入る。
「ふむ、名乗りには名乗りで返さねば失礼か」
カディス・リンドブルム(ドラゴニアンの鎧装騎兵・e02140)が、ガミヌルスの名乗りに対して盾と剣を向ける。
そして。
「俺の名は、カディス・リンドブルム! 我らケルベロスを侮ったこと後悔して逝けい、ガミヌルス!」
「さぁ、帆を張り、錨を上げるぜ! 野郎ども! 気合入れて行くぞ!」
「うん、早速、ひと狩り行くよ!」
「相手に不足もなし。全力で挑ませてもらうよ」
「千鬼流刀剣士、四方・千里――いざ、参る……!」
「ハッ、英雄なんてガラじゃねぇが、今日ばっかりはやってやるぜ?」
「皆はあたしが守る! あたしの剣、簡単には折られやしないよ!」
「回復は任せておくんなし。派手に暴れてくるざんしヨ」
今こそ敵を討ち果たす時。気勢を上げて、八人は竜へと飛び掛かった。
●猛威
『温い』
見上げるような巨体が、物理に反するかの如くあるまじき速度で動く。先手はガミヌルス。
真っ先に飛び掛った鎌夜と悠莉を地に捩じ伏せようと、すべてを斬り裂く爪が振り下ろされる。見えたのは振り上げられた残像程度。それでも、標的は分かったとカディスがその間に割り込み身の丈ほどもある大盾で受け止めた。
「ぬ、ぐっ!」
受けた重圧は尋常でない。振り下ろされた衝撃だけで、地面が陥没している。すべてを受け止めるわけにも行かず、威力をわずかだけ横にずらす。だが、それで止まった。
『何?』
「う、ぬ……ォォオオオオオッッ!!」
驚嘆したようなガミヌルスの声。そのまま押し切れず、どころか押し返してくる重圧すら感じる。
受け切った。守勢に回ろうとも一切合切を捩じ伏せるほどの威力だが、尋常ではないほど防御に力を入れていたカディス。見事、これを止めてみせた。
だが、驚いたのも一瞬。右から悠莉が竜鱗の隙間を狙っていることを察知して、腕を振るい弾き飛ばす。逆側から迫る鎌夜の鋭い蹴撃にもそのまま反応してみせる。猛スピードで後ろへ一歩下がると、鎌夜の一撃も空を切るだけに終わった。
「速っ!」
「チッ、さすがは最強種、そう簡単にはやらせてくれねェってな?」
悠莉は地を滑りつつも体勢を直し、鎌夜も崩れた体を即座に整える。
だがその隙に、カディスが真っ直ぐに腕力だけで剣を振り抜いていた。
『小癪な!』
憤怒混じりに反撃しようと、ガミヌルスが尾を振り被る。
瞬間、千里が振り上がった尾の方向からガミヌルスの腹部目掛けて、斥力の剣閃を放つ。己の剣技の壱の型。すべてを切り裂き同時にすべてを排斥する。
自身の振り上げた尾が死角となったか、回避されることもなく鱗の隙間を貫く。斬り裂くだけとは思えぬ程の反発する衝撃を受けて、ガルミヌスの巨体がわずかに浮き上がる。その一撃で動きが止まったようにも見えたが、問題なく尾が引き絞られる。止めようと凛那が刀を一閃し、霊力を纏った刀で敵の傷を広げるが、それでも止まらぬ。止められぬならばせめて抑えようと、黄泉はガミヌルスを縛り上げるべく力を解き放つ。解放されたエネルギーは半透明の手のように巨体を鷲掴みにする。まさに振り下ろされんとする尾を前に、笙月も前衛の四人へ攻撃が向かうことを察知して魔法陣を描き守護の力を与える。
そして、引き絞られた力が解放される。地を抉り土砂を巻き上げながら、超重量に速度を上乗せした一撃がすべてを薙ぎ払う。あまりの力に、黄泉が放った御業を無視するかの如く四人へ襲い掛かった。
●誇りと気概
「大丈夫か!」
矜棲の声が響く。
返ってこない返事に舌打ちする。初手、後衛へと守護の力を掛けていたが、しくじったかという想いが脳裏に走る。だが、敵のブレスのことを考えると悪手とも取れないはずだ。何よりも傷を癒せる自分と笙月が崩れれば、それこそ五分と持たない。この一撃を見れば分かる。だから、敵にブレスを撃たせないためにも必要なことだった。
代わり、今こそは癒すべき時だ。すぐに無人機を飛ばし救援へと走らせる。
土煙が立ち込める中、凛那は立ち上がる。
「つぅっ……何て重いの」
一撃で体がバラバラに引き裂かれるかと思うほどに鋭い一撃だった。吹き飛ばされる瞬間、一瞬だけ意識が飛んでいた。
だが、笙月の守護の力もあってか体力自体には比較的余裕がある。こちらの傷を癒している矜棲のドローンのおかげもあるだろう。
そう、まだ動ける。ならば、やることは一つだ。
煙が晴れる前に飛び出す。
雷を彷彿とさせる速度で体ごと刀を突き込んでいく。胴体を狙うが、ガルミヌスはそれを察知して右腕で受け止めた。
『仕留めたと思ったのだがな』
淡々と告げるその言葉に、凛那の心に火が灯る。まるで、路傍の石を見るかのよう。そんな態度に己の気概をぶつける。
「あたしたちは、そっちから見れば小石に過ぎないのかもしれない」
その言葉にキュッとガルミヌスの瞳孔が細く絞られる。
「けど」
さらに凛那が力強く一歩を踏み込む。
「誇りや意地があるんだ!」
『ヌっ!』
止めたと思った突きが進んでくる。不味いと右腕を振るい、距離を取ると同時。両翼から悠莉と鎌夜が攻める。異常なまでの重力を携えた悠莉の蹴撃をあっさりと受け止め勢いを完全に殺して弾き飛ばし、距離を取らせながら鎌夜の方は見もせずに地獄の炎が纏った鉄塊剣を右手の鱗で止める。
猛攻に余裕を以て答える。凛那の方を向きつつ答える。
『なるほど、貴様ら。個々の力は我に及ばぬが――信念と互いを補う力は脅威に値する』
その点は評価しよう、だが、その程度の力で立ち向かうなど笑止。そう傲岸不遜に言わんばかりの態度だった。
まるで、この場で倒れるのはケルベロスたちの方だと決めつけたかのよう。その思考に、鎌夜が嘲笑する。
「ハッ、お前あれだな? 自分が死なねぇと思ってる口だな?」
強さには敬意を払おう。
だが、その思想は虫酸が走ると。呼応するかのように鎌夜の鉄塊剣を纏う地獄が燃え盛る。そのまま燃やし尽くさんばかりにガミヌルスの体へまとわり付く。
そして、止められたはずの剣は鱗を砕いていた。溢れ出す竜の血液を蒸気へと変えつつ、鎌夜はそのまま鉄塊剣を振り抜く。
『グォォァアアアア!!!』
初めてとも取れる苦痛に満ちた呻き声。ガミヌルスの腕に大きな傷を残すも、振り回した腕に払い除けられる。
だが、それは隙にもなる。機を伺っていた黄泉がここぞとばかりに石化の魔術を放った。光線は寸分の違いなくガミヌルスに命中すると、体を硬直させる呪いとして蝕んでいく。合わせて千里もまた飛び込んで蹴撃を叩き込む。芯まで響くような衝撃を受けて、ガミヌルスも思わずたたらを踏むが、容易く堪えきる。
『グルゥ……侮っておったわ』
堪えはしたが、それでも楔を打たれたのは理解できた。座せば、待つは死。
させじとガルミヌスの鋭く尖った角に紫電が灯る。
その様子を見て、警戒していた笙月がカディスへと術を施しながら叫ぶ。
「来るざんし!」
軽く口腔を開いた瞬間、パッと光と音の濁流がすべてを覆った。
●逆撃
電撃が奔り、周囲に刺激あるオゾン臭が漂う。狙いは前衛だった。
カディスが膝を付く。三連撃を受けるにはさすがに厳しかったか。わずかに力は残ったが、次は間違いなく受け切れない。
すでに前衛は傷深く、このままに尾の一撃が来れば瓦解しかねない。
しかし、ガミヌルスも動くに動けない。じわりと体を蝕む呪いのごとく様々な異常が全身を襲っていた。黄泉の石化と千里の蹴撃が効いている。
「今だな! 頼むぜ、ドクター!」
この機を逃すわけにはいかない。矜棲は、本来のヒールドローンで前衛の傷を癒した後、かなり傷の深いカディスへと大型のヒールドローンを向ける。出力は高いが、操作は難しい。それを操るとカディスは再び立ち上がり敵の懐へと切り込んでいく。笙月もまた守護の魔法陣を二度描き、雷撃のブレスで体に痺れを残す悠莉と凛那の傷を癒しながら異常を取り除く。
「ありがとっ! まだまだ行くよ!」
笙月へ笑顔で礼を言いつつ、悠莉もまたガミヌルスへと攻撃を仕掛けるべく飛び込んで行った。
死闘は続く。怒涛で攻めるケルベロスたちだが、ガミヌルスも強力な一撃を幾度となく叩き込んでくる。
「ぬ、ぐっ……!」
振るわれる爪をカディスが受け止めたが、当たり所悪く盾もろともに切り裂かれてしまう。血溜りに沈む彼の傷は深い。敵の怒りを誘い攻撃を一手に引き受けたが故ではあったが、十分に味方を守れた。
「チッ、ここまでか……?」
薙ぎ払う尾に耐え切れず、鎌夜が地へ沈む。辛うじて意識は保っているが、これ以上は厳しい。しかし、その間に都合五度もガミヌルスへ痛撃を与えていた。
初めは受けきれていたガミヌルスも、黄泉の手により幾度も動きを阻害され、ついにはまともに避けることもできなくなっていた。
『馬鹿な……!』
「貴方の敗因は、わたしたちを舐めすぎ」
黄泉にそう告げられ、悟るが時はすでに遅い。さすがに目を狙った一撃は避けられたが、それは隙となり千里の斬撃が奔る。霊力の宿ったその一撃は、ガミヌルスの体へ凄まじいまでの重圧をもたらした。
苦し紛れに放った後衛への雷撃も、あらかじめ矜棲が初めに掛けていた守護の魔力が雷の奔流を弾く。傷は負うが、それだけに留まり矜棲と笙月がすぐさま癒す。
もはや、まともに動けぬ。体を蝕む石の呪いと体の芯に残る痺れが、ガミヌルスから体の自由を奪っていた。
「姑息……?」
『否――見事だ、ケルベロス。弱者故の知恵、我には見抜けなんだ』
受けきれぬ力ならば、放たせないようにすれば良い。そのために動いた序盤がすべてを制した。
「貴方の魂は、私の願いのため。さぁ、糧になれ」
『来い。小さき、されど強き者たち。良き戦であった』
千里の妖刀で喉元を貫かれ、ついに雷竜は果てる。超重量の体が轟音とともに倒れる。
光の塵となり、消えていくガミヌルスへ黄泉が敬礼する。
「貴方のような強者と戦えて光栄だった、さようなら」
そして、完全に雷竜の姿はこの世から消え去った。
●続く戦
ガミヌルスの消滅を確認した悠莉が被害状況を確認する。何よりもカディスの傷は深刻であった。
「カディスおじさん、大丈夫?」
「おじ……まぁ、良いか。うむ、体は動くが」
「ま、無理はよくないざんしよ」
傷そのものは笙月と矜棲に癒してもらい、意識も取り戻したカディスではあったが、消えぬ傷が体の奥底で澱んでいる。このまますぐに次の戦いというのはかなり厳しいかもしれないと、笙月は判断する。
それでも強力な竜を討ち滅ぼすことには成功した。
「強敵だけど、何とかなったね」
凛那が服についた土埃を払いながら告げる。周りを見渡すとそこらにいたドラゴンたちはすべてが駆逐されていた。
だが、まだ戦は終わっていない。むしろ、ここからが本番だ。
魔空回廊。その先に続く道。
竜殺しを成した英雄たちは歩を進める。この地球の未来を守るために。
作者:屍衰 |
重傷:カディス・リンドブルム(ドラゴニアンの鎧装騎兵・e02140) 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2015年12月9日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
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