大菩薩再臨~死に怯える者よ、熱きMの叫びを聞け!

作者:ほむらもやし

●序
「うふふふふ、だいじょぶです、さあ遠慮無くやって下さい! ぎゃああぁぁ!!」
 ビルシャナと女騎士のコスプレイヤーが運命的な出会いをした。
 それは菩提樹の下で修行僧が梵天を見い出したが如き事件だったかも知れない。
「おやめなさい。お主は力を得る度に、身体に激痛が走っているはず。これ以上の力を欲するのは自身を破壊するのも同じ」
 腐ったような傷痕からは新鮮な血が滲み出し、パックリ開いた傷口には骨の白が覗く。
「くくっ、本当にどうかなってしまいそうです。しかし、天聖光輪極楽焦土菩薩よ! 私はこのまま壊れてしまっても構いません。むしろそれはそれで本懐です。ふふふハハハハ! イイッ、イイのっ、これはイイです! こんな強烈な苦痛は初めてです。生きる力が溢れてきます」
 苦痛に歯を食いしばり、だが顔を赤らめ、恍惚とした表情を見せる黒いビルシャナは歓喜の声を上げる。
「この痛みこそ、生きている証。苦痛が激しいほど、生命はより強く,美しく輝くのです! もっともっとこの世界を生命の美しさで満たしましょう!」
 生きとし生けるものに遍く苦痛を与えれば、世界は揺れる。そしてより美しく変わる。
 女騎士のコスプレイヤーは黒いビルシャナと変わり果て、自身を魔祖菩薩と名乗る。
 この世を苦痛で満たすため、目的を共にする同士を求めて歩み出した。

●依頼
「竜十字島のゲート破壊を契機に解放が進みつつあったドラゴンの勢力の制圧地域の幾つかが、天聖光輪極楽焦土菩薩と称するビルシャナ勢力による奇襲を受けて破壊された」
 ケンジ・サルヴァトーレ(シャドウエルフのヘリオライダー・en0076)は天聖光輪極楽焦土菩薩がこれらの地域を破壊して略奪したグラビティ・チェインを使って強いビルシャナを集め、その力を結集してビルシャナ大菩薩の再臨を目指しているとみられる。と、告げる。
「これら略奪されたグラビティ・チェインにより、強化され、或いは生み出されたビルシャナは既に活動を開始している。従って、これらのビルシャナを至急見つけ出して撃破殲滅しなければならない」
 ケンジが示す行き先は東京都練馬区。
 東京23区の北西に位置し全域が武蔵野台地に属すると言われる。また日本におけるアニメーション産業の一大拠点としても知られる。
「で、諸君には合計2体のビルシャナの撃破を依頼する。1体は『魔祖菩薩(まそぼさつ)』と名乗るビルシャナ、もう1体は見た目がちょっとドラグナーっぽいビルシャナだ」
 2体のビルシャナは共に行動をしていて、見た目はどちらも黒っぽくて烏を連想させる。
「敵の戦い方については、魔祖菩薩はやたら打たれ強く、ドラグナーっぽいビルシャナの方は支援に特化しているぐらいしか、分からない。しかしながら信者などの味方をする勢力はいないから、無理に敵に戦い方を合わせなくとも、集まったメンバーで出来る得意な戦術に持ち込めれば、何とかなるんじゃないかな?」
 なお、魔祖菩薩は、苦痛こそ生の証。苦痛の絶頂によってもたらされる死こそが至高であり、生きている限り苦痛を味わい続けるべきだと主張している。
「どうしてこんな考えを持つようになったのか不思議だよね。ただ、苦しみを終わらせるには、皆の手で斃してあげるのが、一番いいと思うよ」
 そう言うと、ケンジは出発まで、あまり時間が無いとを告げた。


参加者
相馬・泰地(マッスル拳士・e00550)
フィスト・フィズム(白銀のドラゴンメイド・e02308)
ピジョン・ブラッド(陽炎・e02542)
盟神探湯・ふわり(悪夢に彷徨う愛色の・e19466)
風戸・文香(エレクトリカ・e22917)
シフォル・ネーバス(アンイモータル・e25710)

■リプレイ

●戦いの定め
「おい。そこのビルシャナ! あやしいことばっかりしてんじゃねえ!!」
 相馬・泰地(マッスル拳士・e00550)の熱のこもった声が響くのに機を合わせる様にして、ピジョン・ブラッド(陽炎・e02542)の発動した茨のバリアが周囲を囲むように展開される。
 茨の中、ボクサーパンツ一丁で格闘技の試合にでも来たような、相馬・泰地(マッスル拳士・e00550)の出で立ちを目にした魔祖菩薩はその張り詰めた筋肉が棘に割かれて石榴のような赤変わる様を妄想して嬉しそうに目を細めた。
「……残念だが、俺にそっちの趣味は無い」
 何か得体の知れない妄想——自分が血まみれになるイメージが瞼の裏に割り込んできて、それがとても気持ちのよいことだと意識に囁きかけてくる、泰地は背骨に電流が流れるような悪寒を感じる。
「まあ素敵。最初から準備オッケーって感じですわね」
「うふふふ。こっちにいらっしゃい。一緒に楽しみましょう」
 ダメージは無い。しかしビルシャナの洗脳能力の一端を見たような気がして、泰地は警戒を強める。
「ゾンビのみたいなてめぇの腐肉と、オレの鍛えた筋肉を一緒にしてもらっては困るぜ!」
 その声が耳に届くのと前後して、黒い身体に雷刃突が突き刺さった。
 破裂音と共に火花が散り雷の霊力が敵の体内を巡る。魔祖菩薩は歓喜の叫びにも似た悲鳴をあげる。
「電気というのは新感覚ですわよ。やればできるじゃないですか」
 傷口から湯気を上げながら喜ぶ魔祖菩薩を見て、シフォル・ネーバス(アンイモータル・e25710)は思い切って前に出る。
「わたくしも苦痛の力をもとにグラビティを行使しますわ」
「では来なさい!」
 その声に嬉々として両手を広げる。
「世界には苦痛が満ち満ちている。生命が存在する以上避けられないこと。そして苦痛は力となる——」
「遅いですわよ。もしかしてじらされているのですか?」
「でも問題なのは、力を自分の人生のためにどう使うのかですわ」
「力をどう使う? そんな難しいことでしょうか? あなただって好いた男の肌に爪を立てたいですよね?」
「いや、それは——」
 大本の所で全然違う気がするのに枝葉を飾る言葉で言いくるめられる様な——次第に相手のペースに乗せられてしまう。それではいけない様な気がして、シフォルは世界にあふれる苦痛を水の礫に変えて放つ。
 透明の飛沫を散らしながら飛翔するそれは激しく衝突する。
 何かが破裂する様な音を轟かせながら水の十字架は砕け散り、腐肉と血の混じった水を撒き散らした。
 直後、錆びた鉄を口に含んだような微かな酸味を帯びた匂いを鼻に感じて、盟神探湯・ふわり(悪夢に彷徨う愛色の・e19466)の目のピンクが妖しい深みを帯びる。
「ふわりもねー、痛いのが愛されてるなーって思う時があるから分かるの♪ それに痛いのを受け入れてる時って、それだけふわりがその人を愛せてるんだなーって思って嬉しくなるの!」
 好きでもない相手にされれば痛くて苦しくて気持ち悪いだけ。ということは幾らでもある。
 それでも感じる痛みから生きていることは実感出来るが、愛のある生の実感とは到底言えない。
「だからね。菩薩ちゃんの教義はふわりもちょっと分かるけどー、大事なことが欠けている気がするの」
「そうなのですか——うふふ、楽しそう、ならば、遠慮無くやってみて下さい!」
 応じる様にふわりは両手で顔を覆う。
 表情が見えなくなったと、魔祖菩薩が認識した次の瞬間、間合いを一挙に詰めた、ふわりの両腕が首の後ろ側に回される感触がする——。
「ふわりはね、あなたの事も愛してるの。見えなくてもいつだって隣にいるし、いつだって愛してあげるの。いつでも、いつまでも……一緒なの」
 耳に吐息を感じるほどのすぐ近くから聞こえる声と共に、ふわりに触れられるそこかしこからこれまでに無い激痛が走り、震えるように身悶えする魔祖菩薩。
「痛いのだけじゃないはずよ。菩薩ちゃんは、痛いのが気持ちいいから生きてるって思えての? それだったら、気持ち良くなる方法は痛さだけじゃないの♪」
 魔祖菩薩の身体が、信じられないほどに熱いと感じながら、ふわりは急所に開いた傷口に、舌を這わせる様に指先を押し込む。同時に活性化されたブラックスライムがその傷だらけの身体のありとあらゆるところを蹂躙して行く。
「これは……」
 恐らくは何もしなくとも、あるいは身体に触れられるだけでも、魔祖菩薩は剥き出しの神経に触れられる様な激痛を感じていることを、ふわりは指の感触から直感した。
「——たぶんそうだと思うの」
「いやいやいや、いくらなんでも、苦痛っても限度があるだろうよ」
 ふわりの告げた気づきに、ピジョンは信じがたいという表情を返しながら茨のバリアを重ねて展開する。
 熱い物に触れれば、反射的に手を離すのが普通の感覚。
「ちがうよねぇ。どうしてもやりたいことがあって納期ギリギリまで頑張る、みたいな苦しみなら僕にも理解はできるけど、単に痛いだけがキモチイイとか、普通に嫌だし」
 苦痛を乗り越えた先にある楽しみがあるから、苦痛を感じても立ち向かう。
 やりたいことができていないから徹夜でがんばるとか、目指す記録を出すために無理をしてでも、ラストスパートを掛けるとか。周囲からは身体を壊すからやめなさいと言われることをしてしまうと言うなら——。
「どうしても腑に落ちないんだよねぇ。例えばこれ。ここにラベンダーのやわらかサシェがあるんだが」
 ピジョンは確かめたいと重い、語りかけ、ぷにっとした猫のような形のサシャを投げ渡す。
「これはどういうつもりですか?」
「それはあげるから、何も考えずに、にぎにぎしてみて?」
「……匂い袋ですか。今はちょうどラベンダーの咲く季節ですね」
 季節の感覚を理解することも匂いを感じることも、このビルシャナには出来ているらしい。
「どうだリラックスしないか?」
「ええ、とても」
 刹那、丘の一面に広がるラベンダー畑に、黒く固まった血を輝かせながら佇む魔祖菩薩イメージを感じるピジョン。見上げれば青空が広がり、乾いた涼しい風が紫の花弁とビルシャナのボロボロの衣服を靡かせた。
「やはり受け入れがたいな。だって、パンケーキおいしい! とかビーズクッション気持ちいい! と言うのが僕にとっての快楽だよ」
 言葉を交わしつつも、攻撃を受け止め続ける魔祖菩薩の見た目はドラグナーっぽいビルシャナのヒールのお蔭か戦い始めたころと大きく変わらないが、目を背けたくなるような痛々しさは増したような気がした。
「しょんぼりです。あなたになら分かって頂けると思いましたのに」
「……苦痛が人を美しく見せるのは、信念や夢の為に、誰もが逃げ出したくなると分かる状況であっても歯を食いしばって耐える姿に心揺さぶられるからだ」
 少し間合いを広げるピジョンに代わって、惨殺ナイフを真横に構えた、フィスト・フィズム(白銀のドラゴンメイド・e02308)が言葉を継いた。
 斃すべき敵にどうして気持ちが揺さぶられるのだろうか。
(「もしや……このビルシャナは、いや、人間だった頃の彼女は……まさか」)
 痛みの感じ方は人によって違う。
 作業者に刺激を与えた場合、刺激による苦痛を忘れるために作業に一層集中する者と苦痛により何も出来なくなる者に分かれることからも推察出来る。
 それが生まれ持った遺伝的なものなのか、経験により獲得したものなのかは想像に頼ることしか出来なかったが、それでもフィストは魔祖菩薩と名乗るビルシャナがビルシャナになるまでの人生に思いを巡らせた。
「お前の教えは破綻しているぞ、魔祖菩薩。それは、ただ痛々しい死の姿を晒すだけしかない。生きる目的があるから人は、輝くんだ」
 鋭く言い放ち、フィストは刃に映る惨劇の記憶——トラウマを突きつける。
「ああ、すっかり忘れていました。懐かしいです」
 それがどんなトラウマであるのかはよく分からないが、強烈なダメージに苛まれながらも、恍惚とした表情を浮かべる様子を見て、フィストは残念に感じた。
「心の痛みまで快楽に変わるのは……悲しいことだ」
 そしてデウスエクスとして終わりの無い痛みという快楽を貪るばかりの存在と化した魔祖菩薩に、死という終焉をもたらすケルベロスの役目をあらためて自覚する。
「私も、オーディオ趣味が高じすぎて……、人の事は言えませんけど、本当に人の欲ほどビルシャナがいるというか……あ、でも。痛いのが好み、というのは正直理解は難しいですね」
 理屈では理解は出来なくはないけれど、共感をすることは出来ない。でもいったいどうしてこんなことになったのかが、風戸・文香(エレクトリカ・e22917)には疑問だった。
「どう? これで、生きているの、実感できてる?」
 流れ落ちる水の如き星座の重力と共に斬撃を撃ち込む文香。
 その威力に戦慄を覚えながらも問いかけた。
「コスプレイヤーをやっていたのね。女騎士ってすごく人気なのに——何か名声を得るとか、チヤホヤされるとかの満足は得られなかったのでしょうか?」
 魔祖菩薩は無言で頷き、直後に、形容し難いイメージが頭のなかに直接入って来るのを感じた。
「別に女騎士だからといって魔王に捕まったり、ひどい目に遭わされたりする役どころってわけじゃ無いと思うのね。いえ、すみません、他人様の趣味に口出しをするのは、正直、気が引けますが……」
 言いながら、文香は実家の店の倉庫に半地下室をこさえて、そこに作り上げた自分用オーディオルームのことを思い浮かべる。同じようなオーディオを趣味に持つ者を相手になら、吸音材の材質が重低音に及ぼす影響から振動に配慮したスピーカーの重量などなど、話題には事欠かない。
「つまり、その頃から勘違いが始まってしまったということよね」
 このビルシャナは、手遅れだ。どうやっても、救いようが無い。
 文香は自分の胸に手を当てて、自分自身を戒めるようにして頷くと、吹っ切れたような表情を見せた。
「これも趣味人のなれの果てなのよね。分かったのね、この電気屋が最期までお付き合いします」
「文香ちゃんも、なにか見せられたのね。ふわりにはちょっとしか分からなかったけれど、こうやって全力で戦ってあげることが、菩薩ちゃんにとっては一番いいことみたいなの」
 そのことが分かっただけでも、収穫だった。
 戦いには関係の無いような、長い言葉の掛け合いだったが、多くの者が、奥歯に挟まっていた野菜の筋のように気になっていた、この敵を斃す上でのわだかまりがスッキリと晴れた気がした。
 ふわりの引き抜いた惨殺ナイフが、魔祖菩薩の身体に横薙ぎの軌跡を引く。噴き上がる血潮、そこから命を吸い取りながら言葉を続けた。
「ふわりがちゃんと見ていてあげるから、思ったようにしていいの!」
「苦痛を受け入れたくない者には攻撃しない——か。ドMにしては上出来な心意気だが、見過ごすわけにはいかねぇ」
 ありったけの力で攻撃を打ち込んでうんと苦しめて殺すのが、この敵に対する最高の供養になるとは理解しつつも、その考えを肯定しきれないままに泰地は己の持つグラビティ・チェインを破壊の力に変え、それを全力で叩きつける。
 拳が肉を抉り、骨を砕く感触がする中、血をまき散らしながら歓喜する魔祖菩薩の表情が見える。
「わたくしと、どちらが正しいかなんて、大した意味をもたないようですわね」
 苦痛を力とするという点ではシフォルも魔祖菩薩もよく似ていたが、魔祖菩薩はデウスエクスとして不死となったその性質までもを、痛みという快楽を得るための手段としたの対して、シフォルは私利私欲ではなく、理不尽に傷つけられようとしている人々を救うため、世界を守るために、使おうとしている。
「時の彼方、空の彼方より来たれ、死をも飲み込む苦しみの水よ!」
 詠唱によって出された水の礫が轟音と共に衝突して砕け散る、血肉の混じった水が瀑布の如きに散る中、ドラグナーっぽいビルシャナが全力でヒールを繰り出すが、その効果はほとんど意味のないものとなっている。
「あと少しみたいだね。畳みかけよう」
「わかりましたのね。開放します! サン・ニー・イチ・開放!!」
 ピジョンのサイコフォースの輝きにタイミングを合わせる様にして、文香は魔祖菩薩の頭上のあたり空間を、樹脂製の棒の先にあるフックで、引き下げるような動作をする。
「くっ、なにかしらこの奇妙な脱力感……」
「さあ今ですよ!」
 文香の声に頷きだけで応じつつ、フィストはオークに捕まった女騎士の如くに奇妙とも言える表情をした魔祖菩薩の前に進み出る。
「……この世の快楽を味わえたか? ……では、荼毘に付してやろう。最期の手向けに」
 直後、魔祖菩薩は巨大な白鱗の蛇に巻かれ、白熱する炎に覆われる。間も無く、何かが擦れて削れる様な音の響きと共に、魔祖菩薩の身体は灰となって消えた。
「おっと、てめえのことは、忘れていたわけじゃ無いぜ!」
 ひとり、取り残されたドラグナーっぽいビルシャナには、泰地が満身の力で突きを叩き込む。
 直後、その体内を巡る雷の霊力が黒い身体の至る所で爆ぜ、閃光を煌めかせた。そこに機を逃さずにシフォルが踏み込んで来る。
 振るわれた斬撃は月の輪郭の如き美しい軌跡を描き、残されたビルシャナは驚くほど呆気なく倒れ果てる。
 そして、その遺体は黒い煙を噴き上げる様にして塵も残さずに消滅した。

 これをもって、一行は戦いに勝利したことを確信する。
(「……ふわりが皆、覚えててあげるの。ずっとずぅっと……いつまでも愛してあげるの」)
 魔祖菩薩が灰となって消えた辺りに歩み寄るとふわりはゆっくりと膝を着いて、戦いの熱が残る地面を掌で撫でた。
「痛いのは、正直辛いんですけど……」
 文香の脳裏に、ふと、虫歯となった親知らずを抜く段になって、逃げ回った嫌な記憶が蘇ってきた。
 嫌な思い出を振り払おうと全力で首を横に振る文香。
 それを不審に思った、ピジョンが魔祖菩薩に渡したのと同じデザインのサシェを差し出す。
「……これをにぎにぎしてみるかい?」
「気が紛れる……ありがとう」
 サシェの気持ちのよい手触りと可愛らしい猫の見た目、そしてほのかに漂うラベンダーの香りにささくれ立った心が潤って行くような気がした。

作者:ほむらもやし 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年6月28日
難度:普通
参加:6人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 1/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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