そのあじがなくなるなんてとんでもない!

作者:久澄零太

「苺もそろそろ終わりか……」
 スーパーで買ってきたと思しき苺をもぐもぐしてる鳥さんは、寂しげに呟いた。
「これからはキウイの季節……なんだけど諸君、ハズレのキウイって分かる? あのすっげー酸っぱいやつ」
 今回の鳥さんはキウイの鳥さんかなって見せかけて。
「甘い果物食べたくてフルーツ買うのに、酸っぱかったら悲しいよね……」
 果物は甘い方がいい系の鳥さんでした。
「行くぞ同志達! 人々に酸っぱい果物の排斥を呼びかけるのだ!!」
『イェスフルーツ! ゴースィート!!』

「みんな大変だよ!」
 大神・ユキ(鉄拳制裁のヘリオライダー・en0168)はコロコロと地図を広げて、とある閉店した商店を示す。
「ここに果物に酸っぱさはいらないってビルシャナが現れて、信者を増やそうとするの!」
「それはいけない。酸味ありきの甘味なのに、それをなくすなんてとんでもない!」
 新手のビルシャナになりそうなヴィルフレッド・マルシェルベ(路地裏のガンスリンガー・e04020)だが……こいつ大丈夫か?
「信者は酸っぱいからこそ美味しい果物について語ると目を覚ましてくれるみたいだけど、その中でも甘酸っぱい果物だと特に効くみたい!」
 甘味と酸味のコラボが美味い果物を、どれだけ美味そうに見せるかが今回の鍵となるだろう。
「敵は太陽の光を集中させたり、逆に冬みたいな寒さを吹き付けてきたりして、果物を甘くしそうな攻撃をしてくるの。それから、甘い果物を食べて回復もするみたい!」
 甘くないなら自らの手羽先で甘くする……ヤバい敵だ(ビルシャナ感)。
「甘いのも甘酸っぱいのも美味しいけど、とにかく甘ければいいってものじゃないんだって、バシッと言って来ちゃって!!」
 白猫に見送られ、番犬達はヘリオンへ向かう……。


参加者
ビスマス・テルマール(なめろう鎧装騎兵・e01893)
ヴィルフレッド・マルシェルベ(路地裏のガンスリンガー・e04020)
ユーカリプタス・グランディス(神宮寺家毒舌戦闘侍女・e06876)
神宮寺・結里花(雨冠乃巫女・e07405)
月宮・京華(ドラゴニアンの降魔拳士・e11429)
セット・サンダークラップ(青天に響く霹靂の竜・e14228)
エヴァリーナ・ノーチェ(泡にはならない人魚姫・e20455)
巻島・菫(サキュバスの螺旋忍者・e35873)

■リプレイ

●誰か……助け……コフッ
「また実費だと報酬が相殺……てゆーかマイナスで晩ごはんの食費が……! 義姉さんにも怒られる……!」
「エヴァリーナさん、落ち着いて! その人一般人!」
「経費で、なんとか経費で……!」
「あの……何やらかしたんですか?」
「前に招集された依頼で、速く食べられる野菜で説得できるって聞いて、野菜を丸呑みにしただけだよ?」
「あー……」
「ビスマスさん、どうしたの? 頭抱えたりして……」
「野菜の丸呑みなんて、信者さんにできないから私的利用扱いになったんじゃないですか?」
「じゃあ、説得効果がないから自費になっただけ……!?」
「私の果物は経費で落とせるかな? 帰ったら申請書書かなきゃ……」
「先にこの人何とかしないと、死んじゃいますよ……?」
 ゲホッ、コフッ……えー、ザックリ説明すると、エヴァリーナ・ノーチェ(泡にはならない人魚姫・e20455)によって口に果物を詰め込まれて、月宮・京華(ドラゴニアンの降魔拳士・e11429)がこの大食い馬鹿を止めつつビスマス・テルマール(なめろう鎧装騎兵・e01893)によって俺が救助されました(イマココ)。どうしてこうなった?
「今回は果物食べ放題だね、やったー!!」
 何をどう解釈したのか、エヴァリーナは歓喜しながら降下して……。
「行くぞ同志達! 人々に酸っぱい果物の排斥を……」
「いただきまーす!!」
「トサカッ!?」
 ドンガラガッシャン! ズドォン……!
「……私そんなに重くないもん」
 おめーの体重はさておき、そんな馬鹿げた量の果物と一緒に飛び降りたら、そら天井ぶち抜いて鳥さん下敷きにするだろうが。
「あ、ほんとだ。と言うわけで果物ください」
「何すんだ貴様ァ!?」
 激昂する鳥さんへ、妖怪『飯くれ女』は謎のポリタンクを取り出して。
「果物が甘いのはブドウ糖とショ糖と果糖が主にお仕事しててね? 鳥さん達には、果物から抽出した純糖をプレゼント。甘味だけが必要なら、果物そのものはいらないよね? だから果物ください」
 ぎぶみー、両手を伸ばすエヴァリーナに鳥さんがプッツン☆
「ふ ざ け ん な !」
 近年まれに見る荒ぶるビルシャナのポーズ!
「我々は甘い果物が欲しいのであって、砂糖が欲しいのではな……」
「お邪魔します、番犬飲料です」
「せせりっ!?」
 続いて降下した巻島・菫(サキュバスの螺旋忍者・e35873)が見事にビルシャナ肩車にライドオン。かと思えば首に脚を絡めてそのまま後方宙返り。巻き込まれた鳥オバケがコンクリの床に腹打ちしてビクンビクンしてる隙に、エヴァリーナのポリタンクを嘴にグッサァ!!
「そんなに甘いのがいいなら、果糖とかブドウ糖とか合成甘味料とかでもペロペロしてればいいのに。フルーツである必要ないですよね」
 だから果物が食べたいんだって言ってんだろうが。しかし反論を認めないっていうか、させない為に容器を直に嘴に突き刺す辺り、汚い、さすが忍者汚い。
「ペロペロもゴクゴクもこいつなら大して変わらんでしょう」
 むしろドバドバいってますけど? 明らかに飲んでるって言うより流し込まれてますけど!?
「これぞ必殺ビルシャナフォアグラの術……美味しくなさそうですね」

●果物要素薄くない……?
「酸っぱい果実っすか。まあ、それはそれでありだと思うんすけどね。ジャムとかにすれば美味しく作れるっすよ」
 などと言うからには、ジャムを持ちこんでいるのかと思いきや。
「ま、自分はあんまり好きじゃないんすけど」
 期待を裏切っていく神宮寺・結里花(雨冠乃巫女・e07405)である。何か眉間にしわ寄ってない?
「酸っぱい果実は料理に使えばいいのですよ。甘味なんて砂糖を足せばどうとでもなりますしね」
 珍しく辛くない料理が出てくるのかと思いきや。
「ま、神宮寺家はこの手のお菓子を食べる人があまりいないので、滅多に作ることないんですが。私は甘いもの好きではありませんし、お嬢様は味覚がおばあちゃ……ごほん。洋菓子があまり好きではないですし」
 お前もか、ユーカリプタス・グランディス(神宮寺家毒舌戦闘侍女・e06876)。ついでに結里花から肩越しにギロリと視線を投げられ、静かに咳払いして訂正。なんで肩越しかってーと。
「っていうか、私のツインテールで遊ぶなアホメイド」
「鳥オバケが糖液吸飲中で手持無沙汰な為、お嬢様の髪をチェックしているだけです」
 吸飲っていうか、強引に流し込まれてるんだけどね。
「まあ、折角の食べる人が居る機会ですし、偶には作りましょうか。お嬢様には……あんこ、味噌、しょうゆ以外のお菓子も食べるようになって欲しいのですが」
 髪を結び直し終えて、ポンポンと肩を叩くユーカリプタスに結里花は半眼で肩を落とし、めんどくさそうな声音で。
「別にクリーム菓子が食べられないって訳じゃないっすよ。そこまで好きじゃないだけ。醤油とか味噌とかの方が好きなだけで……」
「本当におばあちゃんな味覚ですね」
「誰がおばあちゃんですか」
 普通の主従じゃ首が飛ぶ案件ですよね、コレ。
「甘さは餡子とかで補えばいいっすよ。白玉粉で生地作って餡子を入れれば簡単な和スイーツの完成っす」
 まずは粉を練って餅にして、それを丸く伸ばしたら真ん中に餡子を乗せる。ただの大福ならここで丸めるのだが。
「キウイでもオレンジでも大福にすれば甘く美味しく食べられるっすよ」
 カットしたキウイやオレンジを核にして、大福を丸め……あれ、当初の予定は苺大福じゃなかった!?
「鳥さんが持ってたこと考えると、地雷かなって思ったっす……何か文句ありますか? ユーカリ」
 もの言いたげなメイドに視線を投げると、スッと出てくるフルーツタルト……いつ作ったの!?
「えっ、これ食べるの。私クリーム好きじゃ……」
「お嬢様、どうぞ」
「はあ……食べればいいんでしょ」
 フォークで切って口元まで持って来られて、結里花が折れた。口にすれば、カスタードとクリームの二層が苺、キウイ、パインといった果実を滑らかな甘味で包み込み、咀嚼に合わせて果実本来の甘酸っぱさが刺激を伝える……が。
「やっぱり餡子の甘さに醤油の塩味の方が……」
 結里花の口には合わなかったようだ。
「私も和風にしてみました」
 ビスマスが取り出したのはパウンドケーキ。どこが和風やねんって言うと。
「今回は梅肉のなめろうです!」
 ソレ叩き梅とちゃうん!?
「味って、大まかには甘味、旨味、塩味、酸味、苦味、辛味のバランスで構成されてて、果物は甘味以外の味が混じっているからより甘さが引き立ち、食べやすく飽きないんです」
 まず一枚目、梅肉なめろうケーキ!
「シンプルに味噌と混ぜたなめろうで、苦味以外の全てを内包しています」
 梅と生姜を叩いたら白味噌と練り混ぜて、更に日本酒と蜂蜜でコクを出した物を生地に練り込んだパウンドケーキ。味噌と日本酒、蜂蜜の深味に梅の酸味が香り、生姜の辛味がピリッと刺激的に。
 二枚目、完熟梅味噌ケーキ!
「完熟梅と青梅を漬け込んだ味噌を使ったケーキですが、こっちは蜂蜜とか足さずに、直接混ぜ込んみました」
 大粒の梅を果実酒、氷砂糖、味噌と合わせて寝かせた一品。梅酒でも結構な時間寝かせる事を考えると、コレ依頼関係なく作ってたな?
「ええ、研究の一環で寝かせていた自家製です」
 ドヤァ。
 で、味は刺激的。味噌の塩味と梅の酸味&甘味が強烈であり、しっとりしたパウンドケーキから果汁が染み出したと錯覚する濃厚な味わい。されど香りはスッと鼻腔をくすぐる、後味爽やかな一品。少々酒臭いのは、微かにアルコールが残るオトナのスイーツだからかもしれない。
 これが青梅になると、甘味より酸味が強くなり、目が覚めるような爽快感が駆け抜ける、ビリッとした酸味と軽やかな香りが目立つのだとか。
 ラストは蜜柑味噌ケーキ!
「今回は夏みかんの皮を使ってみました」
 夏みかんは食い物じゃないレベルで酸っぱいが、その皮をみじん切りにして、味噌とみりんとともに炒めたモノを生地に練り込んだ一枚。味噌の塩味とみかんの酸味にみりんの甘味と、これ単体だと喉が焼けるような味になるのだが、生地に練り込むことで濃厚過ぎる味が全体に広がって、濃厚な味わいの中にみかんの香りが漂う……けどさ、梅は果物じゃなくて季節野菜じゃ……?
「木になるから果物です!!」

●ヴィルシャナ降臨
「君たちは果物は甘さだけで本当に良いと思っているのか」
「だ、誰だ!?」
 信者が空を見上げれば、袈裟っぽいシャツを着た鶏のヴィルシャナ……ヴィルフレッド・マルシェルベ(路地裏のガンスリンガー・e04020)が舞い降りてくる。
「僕の名はスイーツ至高明王。甘味の上に甘味は作らず甘味の下に甘味はあらず。つまり、スイーツキメれば如来にだってなれるってことさ」
 スイーツがヤバいお薬みたいな表現するけど、スイーツジャンキーなヴィルフレッドの事を考えると何も間違ってない気がしてくる不思議。
「さて、改めて問おう。本当にそれでいいのかい? 酸味、他雑味が重なってこそ美味しい物が生まれるというのに……むしろ酸っぱい物は甘みを引き出すのに一役二役買っているんだよ」
「その実例を食らうといいっすー!!」
「あっぷる!?」
 信者の顔面にセット・サンダークラップ(青天に響く霹靂の竜・e14228)がアップルパイをダンクシュッ!! それパーティー用のパイじゃねぇぞ!?
「ジャムは甘いだけじゃなく、酸味もポイントの一つっす! 甘さと酸っぱさのハーモニーがおいしさっすから、酸っぱさをなくしちゃうのはダメっすよ!」
 アップルパイを両手にリロードするセットに信者がビクッ!
「酸味が甘さを引き立てるこの布陣、まさか拒否はすまいな? っす!」
 セットの両目がキラーン……そこからはもう、阿鼻叫喚である。
「パイだ、パイがくるぞー!!」
「や、やめろ! りんごは嫌い……ホブッ!?」
「野郎、よくもやりやが……チェリーパイッ!?」
「今の時期、国産の紅玉りんごは手に入らないっすからね。輸入に乗じてアメリカンチェリーも仕入れてやったっす! 果物に酸味が無かったら、こんな焼き菓子は発展しなかったんすよ!!」
 信者をパイの砲撃で蹂躙するセットの傍ら、ヴィルフレッドは水筒染みた透明な容器を取り出すと、信者の前に置いた。
「これが何かわかるかい?」
「まさか、液体爆だ……」
「夏の定番シトラスゼリー三段盛さ!」
「んぅ!?」
 上からレモン、グレフル、オレンジと三色並んだゼリーを見せびらかし、ヴィルフレッドはストローをブスッ。
「酸味や苦味があるからこそ、甘さが引き立つ……甘くない物があるからこそ、甘さが輝くのさ!」
 ぢぅううう……飲みにくそうだが、何でストロー?
「スプーンだと、一層ずつ食べる事になるだろう? ストローなら刺す深さで味が変えられるからね」
 完全に果物食いに来てる……そんな中、京華が信者の肩をポムン。
「外れを引くあなた達の運のなさが悪いんだよ。果物は悪くない!」
「うるせー! 見た目じゃ分かんねぇんだよ!」
「それなら見切り品がおすすめよ。おねーさん、黒くなった安いバナナとか買うんだけど、外は黒いのに皮の中から白いのが出てきて、ねっとりしたのが甘くて美味しいのよ」
 菫の表現に何か違う物を想像したあなたは疲れています。ブラウザを閉じてください……。
「そんな不運な君たちでも甘い思いができるのがフルーツジュース! 当たりも外れも一緒にしちゃえば全部当たりだよ」
 菫の手元で痙攣するビルシャナからそっと目を逸らし、京華はミキサーに果物をどんどこツメツメ。
「苺、さくらんぼ、林檎、パイナップル、レモン、メロン、バナナ、桃があるよ! 代表してまずはビルシャナさんに特別に全部ミックスをあげるね。全部美味しいからきっとすっごく美味しいよ」
 ミキサーが回ってんのかどうか怪しいレベルの果物を混ぜた京華。結果はもちろん、ドゥルゥリとしたモノに。
「あ、もしかして美味しくないかもって疑ってる? じゃあ先に私が飲むね!」
 疑ってるんじゃなくて、もう飲み物はいらないって首振ってんの察してやれよ。もはやどっちが悪党か分かんねぇレベルで糖液飲まされてんだぞ鳥オバケは!
「うん、スムージー!」
 一気に飲んで、口元に残った白い泡を指先で拭ってペロッ。最後の一滴まで楽しむ京華なのだった。

●鳥オバケがただの被害者な件
「やっぱりビルシャナだ! 百人分呑んでも大丈夫! でも一般人は死んじゃうかも。糖分の摂り過ぎは体に毒だからほどほどに。おねーさんとの約束だゾ」
 ポリタンクがなくなったら、ドリンクバーの原液を嘴に突っ込んでた菫。ウィンクと共にカメラ目線したかと思ったら、うわぁ……て顔したビスマスの体が巨大なアナゴに飲み込まれ、腹を割るようにして裏返り、装甲を生成。二匹の小さなアナゴが巣穴から顔を覗かせるように、ビスマスの頭部に射出。どこかクワガタにも似た兜へ。
「せめてもの情けです、果物味で終わらせましょう……」
 虚空から飛び出したアナゴを掴むと、一瞬にして蒼穹の輝きを放つ長剣に姿を変えた。
「ソルトレモンゲイル……」
 頭部の一対のアナゴの間にスパークが起こったかと思えば、その雷撃は長剣に落ち、塩レモンの香りを放つ渦となって得物を包む。
「塩ッ!」
 糖液飲まされ過ぎて、半ば球体と化した異形へビスマスが肉薄。己の背に回すように弧を描き、すくい上げるようにして。
「なめろう斬りッ!!」
 ガッ……キィイイイン……! 鳥さんはお日様になりました。
「お仕事終わったね後は自由だねオヤツタイムだよね!?」
 エヴァリーナのキラキラおめめがセットを襲う!
「ちょ、ちょっと待ってほしいっす! 今国内ではりんごが貴重で、海外から取り寄せたこの紅玉だってアメリカ有数の農家さんから苦労して取り寄せたんすよ!? 酸味が強く果汁が少ない、菓子作りの為のりんごと言える紅玉は手に入れるのも大変で……」
「い い か ら ちょ う だ い ?」
「あ、私もパイほしー」
 増えた! エヴァリーナと京華がセットのアップルパイを狙う!
「チェリーパイで勘弁してほしいっすー!!」
 暴食の権化と化したエヴァリーナからセットが逃げ惑い、横から時折飛来するチェリーパイを京華がつまみ食い……。
「皆元気だねぇ……(ぐびぐび)」
 ヴィルフレッドよ、そういうお前は何さりげなく京華のミックスジュース飲んでんだよ。
「目の前に甘い物があったら貰っておくのが礼儀だろう!?」
「パウンドケーキ余ったんですけど、食べますか?」
「ほひほふ!」
 ビスマスに差し出されて、返事する前にもう食ってる……。
「騒々しいっすね……」
「たまにはこんな日も、悪くはないでしょう?」
 そんなスイーツを巡るバカ騒ぎを、緑茶と大福片手に結里花とユーカリプタスが眺めていた……。

作者:久澄零太 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年6月13日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 2
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