ミッション破壊作戦~残存オーク掃討指令

作者:雷紋寺音弥

●汚い豚を駆逐せよ!
「ドラゴン・ウォーでのゲート破壊、お疲れ様だったな。最強の戦闘生物であるドラゴンの侵攻を食い止められたことは、歴史に残る勝利になるだろう」
 加えて、ドラゴンのゲート破壊に成功した事で、ドラゴン勢力のミッション地域に存在していた強襲型魔空回廊も消滅しました。
 これにより、ドラゴン、ドラグナー、竜牙兵、オークのミッション地域の完全開放が可能になったと、クロート・エステス(ドワーフのヘリオライダー・en0211)はケルベロス達に告げた。
「帰還の術を断たれれば、制圧は時間の問題だが……強襲型魔空回廊が消失したからといって、敵戦力が消えてなくなったわけではないからな。最悪の場合、自暴自棄になった残存戦力が、周辺地域に攻撃を仕掛けないとも限らない」
 そんなことになれば、余計な被害が拡大してしまう。そうなる前に、強襲型魔空回廊を失って混乱している敵の頭上からヘリオンよりの降下作戦を行い、敵の首魁の撃破を行って欲しいというのが、クロートからの依頼だった。
「今回、お前達に向かって欲しいのは、オークどもが跋扈するミッション地域だ。連中は、性欲と煩悩の塊のような存在だからな。帰還の術を失ったまま放置されれば、欲望のままに近隣地域へ攻撃を仕掛け、見境なく女を襲う可能性は極めて高い」
 そんなことで、折角のドラゴン・ウォーでの勝利に水を差すのはいただけない。ドラゴン勢力のゲートを破壊したからこそ、これ以上、彼らのせいで泣く女性を増やしてはならないと、クロートはケルベロス達に改めて告げ。
「攻撃するミッション地域の選択は、お前達に任せるぜ。どの敵と戦うのか、しっかりと相談して決めてくれ」
 バリアを破る必要がないため、今回はグラディウスに力を与える『魂の叫び』も必要ない。ミッション地域の敵を率いる親玉を、純粋な戦闘のみで討ち取る作戦だ。
「デウスエクスは現在もミッション地域を増やし続けているが、ドラゴン勢力の拠点を全て破壊できれば、状況も変わるはずだ。どうせなら、今までの鬱憤を晴らすくらいのつもりで、盛大に叩き潰してやろうぜ」
 これまで、数々の女性を泣かせ、欲望の捌け口としてきたオークどもに、鉄槌を下す時が来た。
 遠慮は要らない。思う存分、徹底的に叩け。そう言って、クロートは改めて、ケルベロス達に依頼した。


参加者
空鳴・無月(宵星の蒼・e04245)
レテイシャ・マグナカルタ(自称遺跡探索者・e22709)
エリオット・アガートラム(若枝の騎士・e22850)
アムリタ・ラジェンドラ(ちいさな巨神・e53227)
ジュスティシア・ファーレル(エルフの砲撃騎士・e63719)
フレデリ・アルフォンス(ウィッチドクターで甲冑騎士・e69627)
 

■リプレイ

●反撃の狼煙
 オーク。それは数あるデウスエクスの中でも、取り分け下劣でおぞましい存在の代名詞。
 彼らの実力は、個体としては大したこともないだろう。だが、一度でもその毒牙に捕らわれてしまったが最後、連れ去られた女性達の末路は凄惨を極める。
 昼夜を問わず子を孕まされ、産まれた子が人間なら殺してグラビティ・チェインの足しにされる。一方、産まれた子がオークであれば新たなオークを産み出すための母体とされ、いよいよ子を産めぬまで肉体が酷使されたとなれば、その肉体を屍隷兵の素体にされる。
 あまりに酷く、あまりに悪辣。だからこそ、兵庫県たつの市に集まったケルベロス達は、オークの殲滅を誓っていた。
(「ここが連中の巣窟か? ……ったく、酷ぇもんだな」)
 オーク達に拠点として占拠された廃ビルに足を踏み入れた瞬間、レテイシャ・マグナカルタ(自称遺跡探索者・e22709)は思わず顔を顰めた。
 風に乗って漂って来るのは生臭い血の匂い。しかも、まだ新しい。壁に付着した血痕も、そこまで古いものではない。
 恐らくは、犠牲になって間もない者達の残滓なのだろう。それも、狙われたのが幼い少女ばかりとあっては、さすがに堪えろという方が無理だった。
(「うええ、こいつの情報聞いて、昼飯吐くところだった……」)
(「オークが外道の極みなのはよく知ってるけど、これは酷すぎる……」)
 そっと、扉を開けた瞬間、壁面と床に残る凄まじい数の血痕に、ジュスティシア・ファーレル(エルフの砲撃騎士・e63719)とフレデリ・アルフォンス(ウィッチドクターで甲冑騎士・e69627)が思わず口元を押さえた。
 いったい、この部屋でどれだけの数の少女達が、オークに食料として解体されて来たのだろう。考えただけで気が滅入りそうだったが、それでもなんとか自らを叱咤して踏み止まる。
 見れば、開けた部屋の中央に置かれた椅子には、巨大なダンビラを持った料理人風のオークが腰かけ、配下と思しきオーク達に、何やら高圧的な態度で命じていた。
「……ったく、お前達、もっと食料を調達するでブヒ! 魔空回廊が無くなって、食料とグラビティ・チェインも足りてないってのに……」
 自ら食料調達に赴かず、部屋の真ん中で偉そうにふんぞり返る料理人オーク。間違いない。こいつが、この地域の親玉だ。強襲型魔空回廊を守るバリアの中にいて、これまではアジトの外に顔を出すこともなかったようだが……守りの術を失った今であれば、こいつに王手をかけることもできる。
「そこまでだよ! 悪いオークは絶対に許さないんだから!」
 アムリタ・ラジェンドラ(ちいさな巨神・e53227)が飛び出したのを先頭に、次々と姿を現すケルベロス達。手下の数が少ない今が、敵の親玉を倒す絶好の機会。何が起きたのか分からず戸惑っている屠殺屋ブッチャーズ達の周りを、瞬く間に包囲して逃げ場を奪い。
「小さい女の子をよく狙うなんて、許せないね……。でも、それもここまで。おまえ達を屠殺してあげる。女の子の安全の為に」
 至極冷めた表情で、空鳴・無月(宵星の蒼・e04245)は刃の切っ先を親玉オークの鼻先へと向けた。が、完全に取り囲まれているにも関わらず、親玉オークはいやらしい笑みを浮かべながら、舌なめずりをするだけだった。
「ブッヒッヒ……。誰かと思えば、カモがネギ背負ってやって来たでブヒ! この俺様に、女の肉をプレゼントしてくれようとは、殊勝なやつらでブヒ!」
 獲物の数が少ないと不満を漏らしていた親玉オークの視線は、アムリタだけに注がれていた。それが何を意味するかを知って、リューディガー・ヴァルトラウテ(猛き銀狼・e18197)とエリオット・アガートラム(若枝の騎士・e22850)は、怒りを隠すことができなかった。
「かつて女木島に巣食っていた、外道禍津衆。あれに匹敵する鬼畜がまだいたのか……」
「お前たちのせいで、雷霧も、屍隷兵にされた人たちも……!」
 もはや、こいつには何の情けも必要ない。徹底的に殴り、斬り付け、潰してやる。
 オークのために泣かされてきた女たちの痛みと苦しみ。その、全てを清算させるべく、ケルベロス達は一斉に屠殺屋ブッチャーズへと攻撃を開始した。

●悪辣なる屠殺豚
「ブヒャッハー! 殺せ、殺せぇ! 幼いガキは、殺して食べろぉぉぉっ!!」
 包丁片手に、女の肉を食らわんと、屠殺屋ブッチャーズ達が迫り来る。だが、力無き少女にとっては恐るべき怪物であっても、今のケルベロス達を前にしては、彼らは三下の雑魚に過ぎない。
「目標捕捉……動くな!」
「オラオラ、風穴開けてやるぜ!」
 リューディガーとレテイシャが放つ銃弾や砲弾が、次々に三下オークを仕留めて行く。親玉にとっては牽制程度に過ぎない攻撃も、配下のオークどもにとっては、当たり所によっては致命傷ものだ。
「こちらでも援護します。徹底的に、駆逐してやりましょう」
「いざ行け、ここに集いし勇士達よ。敵の軍勢、恐るるに足らず。勝利は、我らと共にあり!」
 ジュスティシアの展開する銀色の粒子が味方の感覚を極限までに研ぎ澄ませれば、剣を掲げて叫ぶエリオットの声に呼ばれ、英霊達が破邪の加護を与えてくれる。それらの力に鼓舞されたアムリタが高々と跳躍し、虹色の光と共に強烈な蹴りを炸裂させた。
「アムと同じか、それぐらいの子供を殺して食べちゃうなんて、そんなのひどいよ……! お友達になれたかもしれない子の仇、討ってやるんだから!」
 凄まじい衝撃と共に吹っ飛ぶオークの首。本来であれば、相手の意識を引き付けるための技だが、それさえも必要ないほどだ。オークに対する怒りの感情が、ケルベロス達のパワーを底上げしているといっても過言ではない。
「ブヒヒ……なかなか、イキのいいガキでブヒ! お前は生きたまま手足から食って、最後に内臓をいただいてやるでブヒ!」
 だが、続々と配下が倒されているにも関わらず、親玉オークは下品な笑みを浮かべながら、アムリタを食べることだけを考えていたようだ。
「ブッヒャァァァッ! もう、我慢できねぇぇぇっ!!」
 ダンビラを振り上げ、親玉オークがアムリタへと襲い掛かって来た。間一髪、持っていた剣で受け止めたが、それでも完全には受け切れず、肩に刃が食い込んだ。
「ほらほら、どうしたでブヒ? もっと力を込めないと、右腕を解体されてしまうでブヒよ~♪」
「くっ……この……」
 オウガの力を以てしても、ともすれば押し負けそうになる程の凄まじいパワー。さすがは、この地を任せられる首魁ということか。しかし、アムリタとて、いつまでも押されているはずもなく。
「……今だよ! ナジャ、体当たりだ!」
 自分に親玉の目が向いていることを利用し、死角からボクスドラゴンのナジャを突撃させたのだ。
「……ブフォッ!?」
 脇腹に直撃を食らい、親玉オークが吹っ飛んだ。そこを逃さず、無月が槍を床に突き立てることで、敵の足元から無数の槍を発生させた。
「足元……注意……。……もう遅いけど」
「なっ……ブギャァァァッ!!」
 まさか、真下から攻撃されるとは思っておらず、親玉オークは串刺しに。その上で、フレデリが神殺しのウィルスが入ったカプセルを握り締め、狙いを定めて放り投げた。
「女なんかより、こっちの方が、よっぽど美味いぜ……たぶんな」
「……ブヒッ!? き、貴様……な、なにを飲ませたぁぁぁっ!!」
 怒り狂う親玉オークだったが、もはや後の祭りである。身体を内から侵食される苦痛にのたうち回り、親玉オークは胃の中に溜まっていた内容物を、どす黒い塊として吐き出した。

●さあ、解体の時間だ!
 オークに対する、激しい敵意。怒れる地獄の番犬達は、襲い来るオークの群れを悉く蹴散らし、後は親玉を残すのみ。
 だが、この期に及んで、親玉オークは未だ諦めてなどいなかった。ともすれば、アムリタを食らい、他の女達を犯すことで、人肉サーバーにしてやろうと目論んでいるようだった。
「ブッヒッヒ……。こうやって近づけば、さっきの槍技は使えないでブヒ!」
 下手に範囲攻撃を仕掛ければ使い手をも巻き込む間合いを測り、親玉オークは無月と刃を斬り結ぶ。年齢的に、彼女を食料としては見ていないようだが、肉欲を満たそうとする下劣な本能は、また別だ。
「……小賢しい。この程度で、勝ったつもりにならないで……」
「それはこっちの台詞でブヒ! どうせなら、仲間のいる前でお前を犯……ブゴォッ!?」
 減らず口を叩いて止まない親玉オークの脇腹に、無月の拳が炸裂する。小柄な彼女のスタイルからは、およそ信じられない程の凄まじいパワー。音速を超えた拳の一撃が炸裂し、親玉オークは部屋の端まで吹っ飛んだ。
「その程度の痛みなど、あなたが人間に与えて来た仕打ちに比べれば可愛いものです」
「無残にも命を、尊厳を、未来を奪われた幼子と、その親たちの無念、思い知れ……!」
 間髪入れず、ジュスティシアとリューディガーが、親玉オークに銃弾や竜の形をした稲妻を叩き込む。が、肉を中から砕かれ、全身を感電させられてもなお、親玉オークはしぶとく立ち上がり。
「……お、おかしなことを言う連中でブヒ……。恨み? 無念? そんなことを言うなら……お前達は、今までに殺して食って来た動物の数を、全部覚えているでブヒか?」
 ボロ雑巾のようにされながらも、親玉オークがにやりと笑う。お前達が家畜を殺して食うように、自分達は人間を食う。それの、どこが違うのかと言いたいのだろうが……果たして、そんな言葉で動揺するケルベロス達ではなかった。
「アムだってお肉は食べるよ。それが牛さんや豚さんを殺して得たってことも、逆に人間が猛獣に襲われて食べられる危険だってあることも……生き物はみんな『他の命』を奪わないと生きていけないってことも、ちゃんと知ってる」
 だが、だからこそ、その命に感謝しなければならないと、アムリタは親玉オークに言ってのけた。
 野生の猛獣とて、獲物を悪戯に遊んで殺し、食い散らかすような真似はしない。人間もまた、肉を得るために動物を飼育することはあるが、しかし彼らを殺める際には、最大限の敬意を払っている。
 では、それに比べて、オーク達はどうだろうか。ただ、本能のままに女性を攫い、生命としての尊厳を踏み躙るだけ踏み躙り、用が済めば搾りカスとして遺棄するだけだ。
「……子供たちを殺して食べて、その上馬鹿にする、お前らオークなんかと一緒にするな!」
 アムリタの蹴りが親玉オークの脇腹に炸裂し、次いでナジャもまた肉薄する。親玉オークが顔を上げたところで、その顔面にゼロ距離からブレスをお見舞いし。
「ブババババァァァッ! こ、これは拙いでブヒ!!」
 ようやく、不利を悟ったのか、慌てて自らの欲望を解放しようと試みる。が、先の戦いで体内に打ち込まれたウィルスのせいで、どうにも効果を実感できず。
「エンチャントなんて無駄だぜ! 原子レベルまで分解してやる!」
 フレデリの放った衝撃波が、親玉オークの纏っていた欲望のオーラを吹き飛ばした。
「お前たちが食らっているのは人の肉と命だけじゃない。恐怖、苦痛、嘆き、絶望……人の心と尊厳を壊し、不幸に陥り苦しむ様を無上の娯楽とする嗜虐心。その『悪意』こそが、お前たちの本質だ!」
 この地上から、世界から、一匹残らず消し去ってやるとエリオットが叫ぶ。同じく、レテイシャもまた細身の宝剣を構えると、迷うことなく親玉オークへ突撃した。
「子どもは食い物、大人は種付けの道具ってか? ……いい加減にしやがれ、このキモ豚が!」
 お前には、今から苦痛と痛みを存分に味わってもらう。二人掛かりで殺到し、親玉オークを斬る、斬る、斬る!
 時に残像を伴い激しく、力強くレテイシャが舞い、エリオットの刃は空間さえも断裂し。
「これで……」
「……終わりだぜ!」
 左右から、二人の剣が親玉オークの首元目掛けて交差する。そんなに肉が食いたければ、自分の贅肉でも食っていろ。そして、今までオークに泣かされて来た者達の痛みを、少しでも身体に刻んでから死んで行け。
「ブ……ゲェ……。そ、そんな……馬鹿……な……」
 口から生臭い液体を吐き出しつつ、親玉オークの首が、ゴロリと床に転がった。既に勝敗は決していたが、しかしケルベロス達は、それでも攻撃を止めなかった。
「存在そのものが吐き気を催す純然たる邪悪よ。貴様ら鬼畜には地獄すら生ぬるい」
 そう、リューディガーが述べたところで、他の者達も親玉オークの身体に一斉攻撃!
 己の持てるグラビティの数々を繰り出し、その亡骸でさえも徹底的に消滅させた。

●せめて、人間らしく
 戦いの終わった部屋の中は、恐ろしい程に静かだった。
 いつまでも、ここに留まっているのは得策ではない。親玉こそ排除したものの、残存するオーク達に囲まれて、退路を失っては洒落にならない。
 今は、早急に撤退することが最優先。無言のまま頷き、部屋を後にせんとするが、ふとレテイシャが、部屋の隅に何かが転がっているのに気が付いた。
「なんだ、ありゃ? 赤い……ランドセルか?」
 拾って中を開けてみると、学用品が入ったままだった。下校中に攫われた子どもの持ち物だろうか。もっとも、この部屋に連れて来られた時点で、彼女の末路は既に想像できていたが。
「名札が残っていますね。これは……ゆかり、さんでしょうか?」
 ランドセルのタグに付着した血を拭い、ジュスティシアが記されていた名前を読み上げた。学年を見ると、まだ小学一年生。この4月に、ようやく小学校に上がったばかりではないか。
「酷い……酷いよ……。まだ、これから楽しいこと、たくさんあったはずなのに……」
 自分よりも幼い子どもが犠牲になっていたことを知り、アムリタはそれ以上、何も言えなかった。気が付けば涙が彼女の頬を濡らしていたが、他の者達も、彼女にかける言葉が見当たらなかった。
「外道どもめ……」
「ああ、想像しただけで、吐き気がする」
 怒りに拳を振るわせる、リューディガーとフレデリの二人。これ以上、こんな悲劇を生まないためにも、オークは残らず殲滅すべきだと改めて心に誓い。
「せめて、遺品だけでもご両親の下へ返してあげましょう」
 それが救いになるかどうかは分からないが、こんな場所に放置するよりは良いだろうと、エリオットが他の仲間達へと告げた。
「……行こう。わたし達に、止まっている時間はないよ……」
 アムリタの手を取り、無月が促す。うかうかしていると、他のオークが集まって来るかもしれない。
 こんな悲劇は、金輪際起こしてはならない。改めて心の奥に誓い、ケルベロスは部屋を後にした。

作者:雷紋寺音弥 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年6月12日
難度:普通
参加:7人
結果:成功!
得票:格好よかった 5/感動した 1/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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