ミッション破壊作戦~反撃のボヤージュ

作者:土師三良

●イマジネイターかく語りき
「ドラゴン・ウォーの勝利、おめでとうございます。ドラゴンのゲートの破壊……歴史に刻まれるであろう快挙ですね」
 ヘリポートに召集されたケルベロスたちに祝福と賞賛の言葉を贈ったのはヘリオライダーのイマジネイター・リコレクション。
 口元に緩やかな微笑を浮かべていた彼女ではあるが、それを引き締めて、新たな戦いの始まりを告げた。
「さて、ゲートが破壊されたことによって、ドラゴン勢が各地に築いた強襲型魔空回廊も消滅しました。とはいえ、その地を占領していた者たちまでもが消えたわけではありません」
 強襲型魔空回廊がなければ、戦力の補充も本星への撤退も不可能。よって、完全制圧は時間の問題だろう。しかし、守るべきものを失った敵の勢力は座して死を待つことなく、周辺地域を闇雲に攻撃するかもしれない。
「向こうが自暴自棄になって暴れ出す前に、こちらから仕掛けましょう。通常のミッション破壊作戦と同様に僕のヘリオンで高々度から敵地に侵入しますので、皆さんは降下作戦をおこなってください。でも、すべての敵を倒す必要はありません。ターゲットは首魁だけです」
 強襲型魔空回廊に続いて首魁までもを失ってしまえば、占領部隊はもうケルベロスの敵ではない。周辺地域に被害が出る前に殲滅することができるはずだ。
「皆さんに担当していただくのは、大物のドラゴンが居座っている地域です。山形県の月山、熊本県八代市、山口県宇部市、青森県のむつ小川原港、北海道木古内町――その中から一つを選んでください。先程、『通常のミッション破壊作戦と同様』と言いましたが、それは作戦の前半までです。破壊すべき強襲型魔空回廊はないので、グラディウスは使用しません。当然、魂の叫びも不要です。ドラゴンに怒り等をぶつけたいのであれば、存分に叫んでいただいても構いませんけどね」
 微笑を復活させるイマジネイター。
「ゲートの破壊は歴史的な快挙ですが、いつの日かドラゴン勢のミッション地域がすべて解放されれば、それもまた快挙と呼ばれることでしょう。快挙は多いほうがいいですよね?」
 快挙をなすための一歩を印すべく、イマジネイターは皆とともにヘリオンに向かって歩き出した。


参加者
大弓・言葉(花冠に棘・e00431)
伏見・万(万獣の檻・e02075)
アジサイ・フォルドレイズ(絶望請負人・e02470)
新条・あかり(点灯夫・e04291)
ピリカ・コルテット(くれいじーおれんじ・e08106)
影渡・リナ(シャドウフェンサー・e22244)
ナザク・ジェイド(とおり雨・e46641)
アルベルト・ディートリヒ(昼行灯と呼ばれて・e65950)

■リプレイ

●QUEEN OF THE MONSTERS!
『ハイパーステルス・モードに移行。高度を下げます』
 スピーカー越しにイマジネイター・リコレクションの声が聞こえ、兵員室の窓が白く染まった。
 ヘリオンが雲の中に飛び込んだのだ。
 雲を突き抜けると、窓の外の光景は青い空に戻ったが、すぐにまた白へと変わった。
 今度は雲ではない。
「これは……煙幕? あいつ、身を隠そうとしているの?」」
 シャドウエルフの影渡・リナ(シャドウフェンサー・e22244)が望遠鏡から目を離し、首を傾げた。
「いや、湯気だ」
 双眼鏡を覗き込みながら、サキュバスのナザク・ジェイド(とおり雨・e46641)が言った。
「おふくろさんの図体が熱すぎるもんだから、海が煮立ってるのさ」
 ナザクにとって、この場所――熊本県八代市の沿岸部で戦うのはこれで三度目だ。先の二回と違うのは、破壊すべき固定型魔空回廊が存在しないということ。
 彼だけでなく、今回のチームの半数が八代市でのミッション破壊の任務を経験している。
 そのうちの一人であるレプリカントのアルベルト・ディートリヒ(昼行灯と呼ばれて・e65950)が窓に顔を近付けた。
「おふくろさん、いつにも増して荒れているようだぞ」
 湯気が沸き立つ海面から、巨獣の上半身が突き出ていた。
 無翼の直立型ドラゴン。喉元から胸部、そして、両腕の指先は赤い光を帯びているように見える。マグマのごとき血潮が透けているのだ。
「グルゥゥゥオォーッ!」
 ハイパーステルス・モード中のヘリオンに気付いたわけではないだろうが、マグマを宿したドラゴン――轟炎竜母は激しく咆哮した。
 名前に『母』の字が付くからには女なのだろう。実際、そのフォルムは女性的に見えなくもない。ただし、この場合の『女性的』というのは現代人の多くがイメージする類のものではなく、古代人が崇拝していた地母神のそれだが。
「凄い迫力ねー。でも、見ようによっては、昭和の肝っ玉母ちゃん的なキャラっぽくて可愛くないこともないような気がしないこともなくない?」
 強引に『可愛い探し』をしているのは大弓・言葉(花冠に棘・e00431)。己を可愛く見せるために天然を装う、所謂『養殖』系のオラトリオである。
 養殖娘の肩にはボクスドラゴンのぶーちゃんが止まっていた。主人と違って、轟炎竜母の隠れた可愛さを探す余裕はないらしく、涙目になってがたがたと震えている。それでも当人は勇気を振り絞っているつもりなのだろう。でなければ、兵員室の隅で座布団なりクッションなりに頭を突っ込んで、ただひたすらに現実逃避しているはずだ。
「陸地に向かってるね」
 湯気をあげて前進する轟炎竜母をじっと見つめて、新条・あかり(点灯夫・e04291)が呟いた。
「守るべき物がなくなったから、ヤケクソになって市街地を荒らし回るつもりなのかな?」
「そんなことはさせないがな。おふくろさんとやら以外に敵影は?」
 竜派ドラゴニアンのアジサイ・フォルドレイズ(絶望請負人・e02470)が尋ねた。轟炎竜母に目を向けず、別の窓から陸地を眺めながら。戦闘後の離脱経路のあたりをつけているのだ。
「今のところ、見えませーん!」
 チーム唯一の地球人であるピリカ・コルテット(くれいじーおれんじ・e08106)が意味もなく挙手して大声で答えた。ちなみに彼女に合わせて、ボクスドラゴンのプリムも小さな腕をあげている。
「ザコたちはみーんな、ママさんドラゴンからはぐれて迷子になっちゃったんですかねー?」
「後詰めなのかもしれないぜ」
 と、伏見・万(万獣の檻・e02075)が言った。黒い狼の人型ウェアライダー。ナザクやアルベルト同様、この地のミッション破壊作戦の経験者である。
「あるいは逃げ出したか……いや、あのデカブツに食われて、コギトエルゴスム化されて取り込まれちまったって線もありそうじゃね?」
「なんにせよ、好都合だね」
 リナが自分専用の戦装束『月夜・改』の帯を締め直した。
「轟炎竜母だけを相手にすればいいってことなんだから。もっとも、一体だけでも十二分に厄介な敵だけど」
「うむ」
 ルートの確認を終えたアジサイが小さく頷いた。
「本来なら、個体最強のデウスエクスと謳われているドラゴンに真っ向勝負を挑む必要などない。問題を取り除く手段は一つじゃないんだからな。ドラゴン・ウォーは正しく、そうやって掴んだ地球側の勝利に終わった。だが――」
 揺れる兵員室を横切って反対側の窓を覗き込み、初めて轟炎竜母を見やるアジサイ。
「――今回は違う。既に揺るがぬ脅威には、正面から立ち向かうしかない。覚悟を決めようじゃないか」
 すると、涙目のぶーちゃんと意気軒昂なプリムが同時に吼えた。轟炎竜母の迫力ある咆哮とは比ぶべくもない、可愛い鳴き声。
 だが、小さな勇者たちの覚悟はケルベロスたちにもしっかりと伝わった。
「それじゃあ、揺るがぬ脅威を盛大に揺るがして、故郷に錦を飾らせてもらおうかな」
 熊本出身のナザクが冗談めかした語調で宣言すると、室内の照明が赤色に変わった。
 そして、ハッチの開放を告げるブザーが鳴り響いた。

●GIANT MOTHER ALL-OUT ATTACK
「グルァァァァァーォォォオン!」
 コントラバスの音色を加工したのような独特の声をあげて、轟炎竜母は工業地帯に上陸した。
 工業地帯といっても、工場は一つもない。轟炎竜母を始めとする占領軍が襲撃を繰り返したため、焼け野原と化しているのだ。
 この女暴君があかりの推測通りに『ヤケクソになって市街地を荒らし回る』つもりであるのなら、ここを素通りして内陸部に侵攻し、更には山を越えて、八代市の避難民たちがいる場所を襲うだろう。
 もっとも、その前に――、
「よお! また来たぜ、デカブツ! ひさしぶり……って、ほどでもねえかぁ」
 ――ヘリオンから降下した万たちを倒さなくてはいけないが。
「僕はひさしぶりかな」
 今年の三月にミッション破壊作戦に参加したあかりが万の斜め前に着地し、妖精弓に矢を番えた。
 巨大なる敵へと向けられた眼差しは冷静そのもの。だが、心の中では戦意の炎が燃え上がっている。
(「あの時、初めて見て、そして、今も見ている……このひび割れた地面を忘れない。一生、忘れない。蹂躙した土地の対価は――」)
 弓の弦が鳴り、ホーミングアローが飛んだ。
(「――おまえの命で払ってもらうから!」)
 溶岩めいた外皮に矢が突き刺さる。半秒後、その横に電撃が命中した。アジサイのライトニングボルト。
「こんちわぁーっ!」
 雷鳴にピリカの声が続いた。場違いな挨拶をしたわけではない。それは光を放つグラビティ。その眩しい光と元気な声は前衛陣の戦意を奮い立たせ、命中率を上昇させた。
 だが、轟炎竜母も負けじと――、
「グォォォーッ!」
 ――頭を仰け反らせて、怒号を響かせた。
 背中や尻尾についた結晶のような突起群が発光し、胸部の禍々しい光も輝きを増していく。
 それが最高潮に達した瞬間、仰け反っていた頭が勢いよく振り下ろされ、怒号が炎のブレスに変わった。
 標的は前衛陣。しかし、すべての前衛がダメージを受けたわけではない。あかりはアジサイに、ナザクはアルベルトに庇われている。
「さすが、ドラゴン。しかし、どんなに強大な力を持っていようと――」
 炎に焼かれても慌てず騒がず、アルベルトが九尾扇を掲げた。着流しに草履という戦場に相応しからぬ出で立ちだが、着流しは破壊耐性を有した魔導装甲であり、草履は刃や爆発が仕込まれたエアシューズである。
「――所詮、おまえらはオークだの竜牙兵だのといったパシリどもにクズ行為をさせてるお山の大将なんだよ」
 百戦百識陣が発動し、後衛陣に破剣の力を付与した。
「お山から引きずり落としてやるぅ!」
 アルベルトへの返礼とばかりに後衛の言葉がコンパクト型の爆破スイッチを操作し、前衛陣の後方でブレイブマインを爆発させた。
 人数分のカラフルな爆炎。そこに黄金の輝きが加わった。万がメタリックバーストを使用したのだ。
 そして、オウガ粒子を帯びた大小の影――ナザクとぶーちゃんが爆風に乗るようにして、轟炎竜母めがけて飛んだ。前者のスターゲイザー、後者のボクスタックル、ともに命中。
 間を置かずにリナがゲシュタルトグレイブを振り下ろす。
「この地は取り戻してみせる! 絶対に!」
 刃が届く間合いではない。だが、それはゲシュタルトグレイブの先端にある物理的な刃の話。そこから放たれた魔力の旋風は『風魔幻舞刃(フウマゲンブジン)』なる無数の不可視の刃となって轟炎竜母に届き、太い足の一部を斬り裂いた。

●SHIN KERBEROS
「見るからに熱そうなドラゴンさんとの戦いなので、バテ対策にミネラルウォーターをたぁーくさん持ってきたんですよー!」
 アルベルトにウィッチオペレーションを施すピリカの腰にはペットボトルがずらりと並んでいた。
「ごくごくと飲むもよし、頭から豪快にかぶるもよし、武器に吹きかけて気合いを入れるもよし。皆さんもどうぞー!」
 プリムが一本のペットボトルを抜き、ハンマー投げの要領で放り投げた。
 それを受け取ったのはアジサイ。
「すまんな。助かる」
 ペットボトルのキャップを口で開けつつ、アジサイはファミリアシュートを放った。ロッドを投擲した動きに合わせて、上腕部に巻かれたピンクのリボンがたなびく。
 もちろん、それは彼の趣味ではない。傷口を可愛く飾ることでヒールするグラビティ『女の子は正義(キューティフル・ガーリー)』によって生じたものだ。グラビティの使用者が言葉であることは言うまでもないだろう。
 言葉が回復役として奮闘したことによって、戦闘開始から十数分が過ぎた今ではメンバーの大半がリボンやフリルや花を身に着けている。しかし、彼女はこの結果に満足していない。
「あかりちゃんやピリカちゃんやリカちゃんやサーヴァントたちは、より可愛くなったけど……男性陣は厳しいわね。とくにアジサイくんと万くん。やっぱり、四十代の人に使うのは無理があったかもー」
「いや、年齢以前の問題だろうが。ヒールしてくれたことには感謝するけどよぉ」
 半身に『女の子は正義』の花々を咲かせた(遠目には刺青のように見えて似合っていた)万が腕を突き出すと、拳から獣の幻影が飛び出し、轟炎竜母に食らいついた。
「グォォォーッ!」
 怒りの叫びとともに右手を打ち下ろす轟炎竜母。
 幻獣もろとも万を叩きのめすつもりだったのだろうが、幻獣はともかく、万にはダメージを与えられなかった。彼を押し退けるようにしてアルベルトが割り込み、我が身を楯にしたからだ。
 自分を傷つけた大きな手が引き戻されると同時に、アルベルトも着流しの裾をたなびかせて飛び退った。
 斬霊刀を振り抜きながら。
 それは目には見えない攻撃。刀身からナノマシンの群れを撒き散らすグラビティ『浸食撃』。
「敵のことを『荒れてる』とか言ってたが――」
 ナノマシンにダメージを受けた轟炎竜母の側面にナザクが回り込んだ。半壊して鉄筋の支柱が露出したブロック塀を蹴りつけて跳躍し、ワイルドウェポンを空中で一閃させ、轟炎竜母の大腿部に呪怨斬月を食らわせる。
「――アルベルトも荒れてるんじゃないか? 目付きが剣呑だぞ」
「まあな。少しばかりフラストレーションが溜まってるんだ。この前のドラゴン・ウォーでは暴食餓竜に重傷に負わされて、不完全燃焼に終わったからな」
「その点、今回の敵は完全燃焼するには最適だね」
 リナがゲシュタルトグレイブを振り下ろし、ナザクと同様に呪怨斬月を浴びせた。
「燃えてるもんね」
 あかりがグラビティ『Anchor』で即座に追撃。錨の形をした氷をいくつも生み出し、『燃えてる』標的に次々と撃ち込んでいく。
 仲間たちと軽口を叩いてはいるものの、少女の中で戦意が鎮火したわけではない。むしろ、先程よりも激しく燃えている。
 それはリナも同じだ。目の前の轟炎竜母だけでなく、すべてのドラゴンを彼女は憎んでいた。
 自分が影武者として仕えるはずだった少女――勇敢な一人のケルベロスを竜十字島で死に追いやったのはドラゴンたちなのだから。

 激闘は終わりを迎えようとしていた。
「あと一息だよ!」
 仲間たちを励ましながら、リナが数度目かの『風魔幻舞刃』を放った。
「グギャーッ!」
 口も裂けよとばかりに吼え猛る轟炎竜母であったが、往時の勢いはない。
 その咆哮は威嚇でも攻撃でもなく、ヒールとエンチャントをもたらすためのものだった。対複数用なので、効果は薄かったが。
「雑魚どもが付き従っていれば、それなりの効果を発揮したのだろうがな」
 アジサイ(リボンの数が増えていた)の手の中でライトニングロッドの『救雷』が閃き、稲妻が轟炎竜母の片目を打ち据えた。同時にエンチャントを吹き飛ばした。言葉の祝福の矢とアルベルトの百戦百識陣に付与された破剣の力によって。
 そして、アジサイの巨体の陰からあかりが飛び出し――、
「薬は飲むより打つのに限るよ、おふくろさん」
 ――薬ならぬ殺神ウイルスを轟炎竜母に打ち込んだ。
 その傷口を万が惨殺ナイフで斬り広げる。
「喰ってやるから、こいつを喰らいな!」
「その『喰ってやる』っていうのは字義通りの意味じゃないよな?」
 万に尋ねながら、アルベルトが氷結輪を投擲した。
「ギュアァァォーォン!?」
 斬撃と冷気に傷つけられた轟炎竜母が吼える。今度のそれはヒールのグラビティではなく、怒りと痛みがもたらした絶叫だ。
 その絶叫がまたブレスに変わり、ケルベロスの後衛陣に浴びせられた。
「こんな炎なんかには負けないの! 私だって――」
 ブレスをものともせずに言葉が妖精弓を構えた。そこにいるのは可愛さを優先する養殖娘ではなく、勇ましさを体現するケルベロス。
「――地獄の炎のブレイズキャリバーなんだから!」
 弓から時空凍結弾が放たれ、アジサイによって潰された片目に更なるダメージを与えた。
「地獄の炎をアピールしておきながら、時空凍結弾って……なんか、おかしくないですかー?」
「甘いわね、ピリカちゃん! 女の子の可愛さは地獄の炎すら凍らせちゃうものなのよ!」
「なるほどー!」
 養殖娘に戻った言葉の滅茶苦茶な理論になぜか納得して、天然娘たるピリカは気咬弾を発射した。
「――ッ!?」
 残された片目を潰され、呻き声を漏らす轟炎竜母。吼えるだけの力も残っていないらしい。
「予告通りに――」
 いつの間にか轟炎竜母の後方に移動していたナザクが憑霊弧月を見舞った。
「――錦を飾らせてもらうぞ」
 霊体が憑依したワイルドウェポンが尻尾の付け根の辺りに命中すると同時に轟炎竜母の巨体が燃え上がった。
 そして、わずか数秒のうちに燃えつき、大掛かりなイリュージョンのように灰一つ残さずに消滅した。

作者:土師三良 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年6月14日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 8/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 0
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