城ヶ島浸透作戦~地球の命運を賭けて

作者:鬼騎

 いつもならばウミウやクロサギが空を飛び回る神奈川県三浦半島の先端の島、城ヶ島上空。その日はまるで嵐が来るかのように静まり返っていた。
 静まり返った上空に突如島から飛び出してきた何者かがいた。城ヶ島を根城にしているドラゴン達だ。
 一部のドラゴンは他の仲間に支えられながら飛んでおり、その様子は定命化で弱り死にかけている様子であった。一斉に飛び出したドラゴン達はある一定の方角へ向かい隊列をなして空を駆けていった。

「先日のグランドロン迎撃戦は見事な活躍だった。無事に迎撃戦は成功したことを報告しよう」
 それはエインヘリアルのヘリオライダー、ザイフリートだ。ヘリポートに集まったケルベロス達に向かい合い、まずは労いの言葉をかける。
 しかし、そうザイフリートは言葉を続ける。
「しかしその作戦が成功したことにより城ヶ島のユグドラシル化は失敗。ドラゴン達は定命化の危機から脱する為、自らこの土地を捨て動き始めたのだ」
 攻性植物の指揮官レプリゼンタ・カンギと強襲の首謀者であるエインヘリアルの第二王女・ハールがゴラゴン勢力へ城ヶ島からの撤退と、大阪ユグドラシルへの合流を呼びかけたのだ。
 この作戦はドラゴン達にとって勢力の命運をかけた重大な作戦となる。動かせる最大限の戦力をもって決行された作戦は、この作戦自体を阻止することはケルベロスといえど困難であるだろう。
「だがこの作戦を決行させることにより、城ヶ島の防衛は非常に薄くなる。そのためケルベロス達には最小限の戦力で城ヶ島へと突入し、城ヶ島を制圧。そして固定型魔空回廊を破壊せずに確保することを目指して欲しいのだ」
 固定型魔空回廊は一度に移動できるドラゴンは一体のみ。無理やりドラゴンが移動してきたところで迎え撃つことは簡単だろう。
 また固定型魔空回廊をこちらが利用すれば、竜十字島に逆侵攻してドラゴンのゲートを破壊する作戦も実行可能になる。
 そのため出口側である城ヶ島をケルベロス側が手中に収めれば、大阪へ移動したドラゴン達は残党勢力となり、危険度は大きく減らすことが可能ということだ。
「城ケ島に残っているドラゴンは空を飛行することができないドラゴンや、配下種族達だ」
 ドラゴン側の戦略を踏まえた上でケルベロス達は行動する必要があるだろう。
 まず1つ、大阪城に向かったドラゴン達を引き返させようとケルベロスが城ケ島に陽動攻撃を行ってくるだろうという予測を立てていた。そのためケルベロスからの攻撃を確認したとしても、目的地である大阪へ向け進行していく。
 2つめ、ケルベロスが少数精鋭のチームによって固定型魔空回廊の破壊を目指した、潜入作戦を行ってくる可能性を予測している。ドラゴン達は大阪城に新たな回廊を設置するまでは、城ヶ島の回廊を失いたく無いと考えており、城ケ島に残っているドラゴンや配下によって回廊の防衛を重点的に行っている。
 3つめ、ケルベロスの目的が固定型魔空回廊の制圧による「竜十字島への逆侵攻」であると万が一気づかれてしまった場合の話だが、ドラゴンは自ら固定型魔空回廊を破壊して破棄する危険性があるということ。
「城ケ島の防衛指揮は魔竜デス・グランデリオンが行っている。また貪食竜ボレアース、喪亡竜エウロスを副隊長としてはいるものの、空を飛べないドラゴンはその数自体さほど多くはない」
 海を移動できるドラゴンに関しては海中から上空のドラゴンを護衛するため、海中を大阪に向け移動しており、城ケ島周辺には海中のドラゴンは配置されていないようだ。
「ケルベロス達にはドラゴン達の戦略の裏を取り、陽動とみせかけた突入作戦を展開してもらいたい」
 向かうべき場所は島中心部の固定型魔空回廊。城ヶ島海南神社跡は周囲は焼き払われ、ドラゴンが活動しやすいよう見晴らしがよくなっている。
 島に残っているドラゴン達にケルベロスの狙いは陽動であり、固定型魔空回廊の破壊までは目指していないと見せかけられればドラゴン達は侵攻してきたケルベロスを撃破しようと迎撃に出てくるため、比較的容易に各個撃破が可能になるだろう。
「陽動に見せかけた戦闘の最中、3チーム程度が隠密に特化して固定型魔空回廊に到達することができるのがケルベロス側の最善策となるだろう」
 うまいこと隠密に固定型魔空回廊に到達することが回廊の防衛に残っていたドラゴンを撃破し、魔空回廊を制圧を目指せるだろう。
 無事回廊を制圧することができれば島への増援を阻止することが可能になり、島に残る残党を掃討すれば城ケ島全体の制圧が完了となる。
「万が一、回廊の制圧が行えなかった場合だが、城ケ島に残るドラゴンと異変を知って竜十字島から増援で現れるドラゴンを相手取り、決戦を行う事になってしまうだろう」
 だがまだこの段階でも挽回は可能だ。決戦時、ドラゴン達はまず固定型魔空回廊を破壊されぬよう防衛しようとする。
 しかしケルベロス達の真の目的に気づかれてしまった場合、ドラゴン達自ら回廊を破壊しようとする危険があるため、目的に気づかれぬよう戦う事が必要だ。
「もし増援のドラゴン達に手間取り、ケルベロス達に生命の危機が訪れる場合は我々も作戦を考えなければならないだろう」
 回廊を破壊しないかぎり敵の増援は止まらない。増援を阻止することを考えなければならない場合もあるということだ。
「大阪城にドラゴン達が合流し回廊を設置した場合、竜十字島と大阪城のデウスエクスの行き来が自由になる。そうなればケルベロス達は今後これらに攻撃を仕掛ける際、苦戦を強いられることは確実だ」
 このタイミングを逃せば今後の作戦に大きな影響が出てしまうことは間違いないだろう。
「地球を守るため、この作戦の成功は大きな意味を持つ。ケルベロス達の作戦の成功を祈っている」


参加者
アビス・ゼリュティオ(輝盾の氷壁・e24467)
北條・計都(凶兆の鋼鴉・e28570)
ベルベット・フロー(紅蓮嬢・e29652)
長谷川・わかな(笑顔花まる・e31807)
園城寺・藍励(深淵の闇と約束の光の猫・e39538)
トリューム・ウンニル(碧き天災の運び手・e61351)
リリエッタ・スノウ(小さな復讐鬼・e63102)
ジークリット・ヴォルフガング(人狼の傭兵騎士・e63164)

■リプレイ

●港の先にあるもの
 北條・計都(凶兆の鋼鴉・e28570)たちの班は本土側からモーターボートを利用し、漁連活魚流通センターに近い海岸を目指していた。
「あの時のリベンジマッチと行けるでしょうか?」
 水しぶきをあげるボートの中で神妙な面持ちの計都だが、同様に長谷川・わかな(笑顔花まる・e31807)も同じような表情をし、これから上陸する城ヶ島を見つめていた。
「この島の、どこかに……」
 今回の戦いの地、城ヶ島のどこかに居ることが予知されている喪亡竜エウロス。この二人は苦くも撤退させられた以前の戦を思い出し、可能ならば竜との邂逅を望んでいた。
「あのあたりだよね、上陸予定地点」
 リリエッタ・スノウ(小さな復讐鬼・e63102)は上陸地点を目視で確認できた時、体に入った力が抜けるのを感じる。実は泳ぐことができず、モーターボートで海を渡っている間、不安を感じていたのだ。
「リリ、平気か?」
「……ありがとう、ジーク」
 隣に座り、背を撫でてやるのはジークリット・ヴォルフガング(人狼の傭兵騎士・e63164)だ。同じ寮に住む二人は仲が良く可愛がったり頼ったりする関係なのである。
 やがて上陸地点に到着し、いち早く降り立ったのはベルベット・フロー(紅蓮嬢・e29652)だ。
「今回の作戦でドラゴンを潰す足がかりに……と思ったけど」
 上陸地点にはすでに複数体のオークがケルベロス達を迎え撃つため触手を広げ臨戦態勢をとっていた。
「この作戦、邪魔させるわけにはいかないよ」
 園城寺・藍励(深淵の闇と約束の光の猫・e39538)は上陸後、すぐさま妖刀『天狂瀾』に手を伸ばす。この世界の未来のため、自分たちのため、そして亡きあの人のために。藍励は強い思いで抜刀し、刀を構える。
 この班の一番の目的は陽動班として回廊の守備を固める敵を誘導・撃破だ。まずは回廊に近い城ヶ島漁港へと向かう予定なのだが……。
「あちゃー、こりゃぎっしりみっちりだわ」
 光の翼を展開し上空へと飛び上がったトリューム・ウンニル(碧き天災の運び手・e61351)は唖然とした声をあげる。向かいたい方向はオークが道を塞ぎ、遠くに見える漁港施設にはオークが殺到しているのが確認できた。おそらく港に向かった他の班が施設内に入りオークと戦うことにしたのだろうことが予想される。
「本当に数だけは多いよね……さっさと片付けるよ。コキュートス」
 アビス・ゼリュティオ(輝盾の氷壁・e24467)はボクスドラゴンへと指示を出し、武器を構える。もたもたしていては陽動としても不完全だ。他のケルベロス達も皆それぞれの得物を手にし、サーヴァント使いはそれぞれ己の相方へと指示を与える。
 まずはこのオーク達を蹴散らし、城ヶ島漁港への道を切り開くのであった。

●望みしその姿
「ねぇ! あれっ!!」
 それは金梟槌・ルミエールマッシャーでドラゴニックスマッシュを放ちオークを叩き潰したあと、城ヶ島漁港を指差したベルベットの声だ。
 指差した先。それは班が目指す城ヶ島漁港なのだが、そこには他に目的としていたものが居た。件の喪亡竜エウロスだ。
 上陸時点で確認した時、城ヶ島漁港にはオークが大量に居たはずだが今辺りには大量のオークの亡骸とエウロスが佇んでいた。
「……っ! まずい状況みたいです!」
 ベルベットの声にいち早く反応した計都だが、あることに気づき声を荒げた。それはエウロスの奥、この漁港を制圧するために向かったケルベロス達が傷を受け、追い込まれそうになっている姿であった。
「大変っ! 行こうみんなっ、エウロスまでの道は切り開くよ!」
 天狂瀾を握りしめながら藍励は港まで、また追い込まれているケルベロス達の場所へ駆け込むべく立ち塞がるオーク達を片っぱしから突破していく。
「オッケーまずはレスキューね!」
「エウロスが居る事自体は願っても無い状態かな。リリも手伝うよう」
 トリュームは連れのボクスドラゴン、ギョルソーと連携し、続けてリリエッタも同じく動いた。
 見事な連携攻撃でトリュームとギョルソーはオークへと攻撃を倒し、リリエッタもフォーチュンスターを放ちまだ残るオークへと蹴り込みその体を吹き飛ばす。
 わかな達は邪魔するオークを片付けたそばから横をすり抜け、撤退しようとしているケルベロスとエウロスの間へと一気に割り込んだ。
「後は任せて! 喪亡竜エウロスは私たちが必ず撃破するからねっ!」
 まずは傷を負ったケルベロス達の撤退が優先だ。わかなはオーク達との戦闘で傷を負った班の仲間をまとめて回復する。
「同調開始……我が剣は……破邪の剣なり!」
 ジークリットは撤退完了まで堪えるならば布石を打つにはちょうど良いタイミングだと心眼覚醒を行う。
 見ればエウロスは万全ではない様子。撤退するケルベロス達の怪我の状態を見るに、おそらくエウロスとも戦ったのだろう。わかなが言う通り、喪亡竜エウロスを撃破するのには絶好のチャンスとなるだろう。
「しかし定命化で弱った状態でここまでやるか。侮れないね」
 油断はできない。アビスは中衛を担当する仲間へと紙兵散布を行う。オーク達との戦いから続けての戦闘になったこともあり、皆打つべき手はこれで出揃った。
『オマエ達カラ殺サレタイカ』
 牙をむき出しケルベロス達を見下ろす。定命化で弱り、傷を負ってもなおその巨大な力を誇示するエウロス。ケルベロス達は拳を握りしめ、それぞれの思いを胸に向かっていった。

●交わる牙と剣
「再び相見える日が来るとはな! あの時の俺達と同じだと思うなよ……! こがらす丸!」
 ライドキャリバーのこがらす丸を先に走らせ炎をまとった突撃を行わせれば、計都は間髪入れずにエウロスの関節や皮膚が薄そうな箇所を狙い6発の弾丸を撃ち込む。
 強靭な竜の肉体はこの程度ではビクともしないが、続けてベルベットがハンマーを砲撃形態へと変形させ竜砲弾を重ねて撃ち込めばわずかにエウロスの身を削り、動きの抑制へと繋がるだろう。
「ビーストもやるよ! 必ず倒すから!」
 地球に住むもののため、勝利のために。そしてオークを倒しながらもエウロスの体力を削り撤退していった仲間のために。ベルベットはウイングキャットのビーストに指示をだし、攻撃を仕掛けさせる。
『ケルベロス共メ猪口才ナッ!』
 大きく息を吸い口から吐き出したブレスはジークリットたちを直撃。その威力は絶大で軽々とケルベロス達の体を吹き飛ばし、その毒性の煙は体を蝕みはじめる。一度の攻撃で削られる体力は甚大であり、すぐさま味方の回復が飛んでくる。
「おっとっ!? これはちょっとやばそう!」
「回復は任せて、みんな思いっきりやっちゃって!」
 トリュームはヒーリングパピヨンを藍励に。わかなはライトニングウォールを用いて傷や毒を癒し、さらに味方の耐性を一時的に強化する。
 アビスは再び紙兵散布を使用し攻撃を受けた味方の体力を回復しきったが、その表情は険しい。
「長期戦は不味そうだね……」
 この班の構成は半数がサーヴァント使いで手数こそあれど、一撃の重さは劣り、またかなり回復や状態変化による手堅い作戦に重きが置かれていたのだ。
「ならば攻撃できるものは思いっきりやっていくしかないだろう!」
 ジークリットは愛剣のゾディアックソードを手に地を蹴りエウロスへと距離を詰める。接近してきた者を腕で薙ぎ払おうとしたエウロスの動きを見極め、その体を駆け上がりながら攻撃を回避し首元へと破鎧衝を叩き込んだ。
「ここで負けたら、他の勢力まで勢いづいちゃう」
「攻撃は最大の防御って言うし。皆で生きて帰るためにも、うちらが頑張らなきゃだよね」
 リリエッタと藍励は班の主戦力を任されている攻撃の要。吹き飛ばされた体勢から立て直しエウロスを見据え動き始める。
 リリエッタはクイックドロウで銃身改造デスバイリボルバーを抜き放ちエウロスの顔面めがけ銃弾を撃ち込む。続けて藍励はディアマント・グレッチャーを放ちエウロスの体を氷で固めていった。
『全テオマエ達ノ思ウ通リニナルト思ウナ!!』
 エウロスはその巨体を回転させ、鞭のようにしなる尾で再びケルベロス達を攻撃する。それは威力こそ先の攻撃ほどではないが、己の体力を回復する攻撃であり、その攻撃を見たケルベロス達は一層険しい表情を作りエウロスと対峙していくこととなった。

●破滅の時
 数分間に渡る激しいケルベロスとエウロスの応酬が続く城ヶ島漁港では、相反する氷と炎がエウロスの体を轟音を立て体の一部を覆い、鱗を削りその肉を焼いていた。
 元々傷を負っていたエウロスだが積み重なるケルベロスたちの手堅い攻撃に徐々に行動が狭まり、深い傷を負っている。しかしケルベロス側も時間がかかればかかるほど、体力を削られ、窮地に立たされていた。
『ガァアアア!!』
 焼ける体を押して放つブレスは少し距離を開け位置取っていた計都達へと襲いかかる。
「っ! こがらす丸っ」
「アビスっ!?」
「くっ……ぁあ!!」
 味方を庇ったこがらす丸は倒れ、アビスも深手を追うが魂が肉体を凌駕し、なんとか立ち上がるが、その深手は相当なものだ。
「これ以上はもうっ」
 他に攻撃をくらったビーストも戦闘不能に陥り、わかなはコキュートスと自分の傷をライトニングウォールを使用し癒す。体の毒は引き上げた耐性のおかげですぐに消えるが深い傷は癒えきらず、他の面々を見ても度重なる攻防で皆が皆傷だらけであった。
「ここで、決めるしかない」
「うん、行こう」
 ジークリットとリリエッタはエウロスと仲間の状態を確認し、そう声を掛け合う。あともうひと押しでギリギリ撃破できるはず。しかし誰かが攻撃をミスれば最悪こちらは重傷者多数となり生命の危険を伴うことになるだろう。
「必ず倒すと決めたから……」
 リリエッタはワイルドグラビティ、スパイク・バレットを発動。命中こそいまいちなものの絶大な威力が乗るこの技は敵の動きが鈍った今だからこそ、放つことが可能であった。荊棘の魔力が込められた弾丸は弧を描きエウロスへと直撃。またリリエッタの攻撃に続きジークリットは雷刃突を放ち、竜の肉を貫いた。
『グォオオオオッ』
 幾度の攻撃により傷ついたエウロスの羽はこの一撃でへし折れ、叫声をあげる。
「ワタシたちも攻撃行くよっ!」
 最後の詰めだ。回復ではなく攻撃を選んだギョルソーのタックルに続きトルュームのビリビリビームも激痛に悶えるエウロスを襲撃する。
『ココガ陥落シヨウガ、他ノドラゴン達ガ戻ッテクルコトナド無イッ』
「あともう少し……!」
 藍励はその様子を見てエウロスへと肉薄。首元をめがけチェーンソー斬りを放つ。すでに深手を負っていた箇所を広げるようさらに傷を重ねれば血が吹き出し命の炎を削り取る。
『オマエ達ノ作戦ハ成功シナイ!』
「それで何も問題ないんだよねっ。計都君、最後決めてよっ!!」
 ハンマーを手にベルベットは駆け出し、ドラゴニックスマッシュをエウロスの脳天へと決めればその場をすぐさま退く。
『グ、ア……!』
 そこに最後の攻撃を仕掛けるのは計都だ。
「そう思っていたのならば、俺たちの勝利は確実です! これで決めるっ!!」
 急所を見極め放たれた凍結光線はエウロスの額を貫き、エウロスの瞳から光は消えその巨体が地面へと崩れ落ちる。
 サーヴァントの犠牲こそ出したものの、この場の戦いは激戦の末ケルベロス達の勝利となった。あとは出来ることをし、隠密班の成功を祈るのみとなった。

作者:鬼騎 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年5月17日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 0
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