グランドロン迎撃戦~その芽を摘むために

作者:鈴木リョウジ


 攻性植物のゲートであり、ユグドラシルの一部と化した大阪城。
 この地に、リザレクト・ジェネシスの戦いで5つに砕かれたグランドロンが、エインヘリアルの第二王女・ハールの招聘に従って集結していた。
 ダモクレスの進化を目論む科学者、ジュモー・エレクトリシアン。
 マスタービーストの継承者を自称する螺旋忍軍、ソフィステギア。
 寓話六塔の座を虎視眈々と狙う、第七の魔女・グレーテル。
 そして、女性の地位向上に取り組む、エインヘリアルの第四王女・レリ。
 ハールも含め、グランドロンの欠片の主である彼女たちの間に、信頼も友愛も存在しない。
 ただ、互いに利用し合う利害関係でもって、彼女たちは、攻性植物と第二王女ハールを主軸とする同盟を組むに至ったのだ。
 彼女たちの次なる作戦は、定命化の危機に瀕するドラゴンを懐柔して勢力に加えること。
 多くのデウスエクス勢力を糾合した、大作戦が、今、動き出そうとしていた。


 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002) は、集まったケルベロスたちへ穏やかに微笑みかける。
「アイスエルフ救出戦は成功し、数百名のアイスエルフと、それよりも多数のアイスエルフのコギトエルゴスムを救出する事ができました」
 その言葉に、ケルベロスたちの顔にも笑みが浮かんだ。
 しかし、セリカの笑みはすぐに消えてしまう。
「ですが、この作戦時に得られた情報から、第二王女ハールを含む複数の勢力が、グランドロンと共に大阪城に集結しようとしていることが判明しました」
 攻性植物、エインヘリアル、ダモクレス、螺旋忍軍、ドリームイーターの5勢力が大阪城に揃う事になり、これだけでも、非常に危険な状況であるのは間違いない。
 しかも、これだけではない。
「攻性植物と第二王女ハールは、『限定的な始まりの萌芽』を引き起こし、ドラゴン勢力の拠点たる『城ヶ島』をユグドラシル化することで、竜十字島のドラゴン勢力も自勢力に引き込もうとしていることが予知により判明したのです」
 もし、ドラゴンまでが一つの勢力に糾合されれば大変な事態に陥るので、出撃してきたグランドロンを撃退して、阻止しなければならない。
「この作戦を行うためには、大阪城から城ヶ島までの根の通り道に、莫大なグラビティ・チェインを注ぎ込み、そのエネルギーでユグドラシルの根を成長させ、導かなければなりません。第二王女は『5つに分かれたグランドロン』を利用して、この莫大なグラビティ・チェインを注ぎ込むことを計画しています」
 グランドロンを確保した勢力が、それぞれ、特定の地点にグランドロンを出撃させて、グラビティ・チェインを地中に注ぎ込んでいく。
 充分なグラビティ・チェインを注ぎ込むには、30分以上その場に留まって作業を行う必要があるようだ。
 そして5か所のグランドロンのうち、3か所以上で作戦が成功すれば、城ヶ島のユグドラシル化は成立してしまう。
 詳しいことはこちらに、とヘリオライダーは資料を差し出した。
「グランドロンは全長200m~500m程度で、歪な形をしています。これは、本来ひとつのグランドロンが5つに砕かれた後、それぞれを補修して使用しているからです」
 グランドロンは市街地に着陸した後、全力でグラビティ・チェインを地中に送りはじめると無防備になる。
 そのため、着陸前に護衛のデウスエクスが地上に降下し、着陸地点の敵を掃討した後にグランドロンが着陸。護衛のデウスエクスはそのまま周囲の警備を行う。
 着陸地点については、市街地であることはわかっているが、詳細は不明だ。
 ただ、全域の市民の避難は終わっているので、市街地は無人である。
「無防備になったグランドロンの外壁に、攻撃を集中すれば、外壁を破壊して内部に侵入が可能です。また或いは、扉や補修部分など弱い所を狙えば、より少ない攻撃で破壊できるでしょう。ですが、グランドロン内部には、コア部分に有力敵と護衛、宝物庫にコギトエルゴスムを守る守備隊などが残っていると思われます」
 グランドロンへの攻撃と、敵への対策と。
 考えることは多そうだ。
「大阪城のユグドラシルは攻性植物の本星の一部であるので、その影響範囲内で、定命化の影響が小さくなる……というのは、理屈的には理解できます」
 ハールの狙いは、攻性植物やドラゴンの力を借りて、エインヘリアルの王位を簒奪することで間違いないだろう。攻性植物、エインヘリアル、ドラゴンの3種族が同盟を組むというのは、まさに悪夢だ。
 だが、うまく戦えば、グランドロンの撃破や、更なる妖精八種族のコギトエルゴスムの奪取も可能であるので、大きなチャンスともいえる。
「5つのグランドロンのうち、2つまでは阻止できなくても良いと考えると、戦力の選択と集中が重要になるかもしれませんね。……もちろん、すべてのグランドロンの撃破を狙ってもいいでしょう」
 だが、功を急いてことを仕損じる結果になってはならない。
「皆さん、どうかご無事で。よろしくお願いします」
 信頼を込めて告げ、セリカは静かに頭を下げた。


参加者
アバン・バナーブ(過去から繋ぐ絆・e04036)
カトレア・マエストーゾ(幻想を紡ぐ作曲家・e04767)
玉榮・陣内(双頭の豹・e05753)
イッパイアッテナ・ルドルフ(ドワーフの鎧装騎兵・e10770)
岡崎・真幸(花想鳥・e30330)
クリスティーナ・ブランシャール(抱っこされたいもふもふ・e31451)
エマ・ブラン(銀髪少女・e40314)
アルベルト・ディートリヒ(昼行灯と呼ばれて・e65950)

■リプレイ


 その影は、確かに脅威だった。
「あれが……」
 無意識にこぼしたひとりの声よりも先、ケルベロスたちは仰ぎ見た。
「グランドロンってこんなに大きいんだね!」
 周囲を警戒して声を押さえながらも、率直な感想を口にするエマ・ブラン(銀髪少女・e40314)。
 全長数百メートルもあるグランドロン。それがこの静岡の地に降り来ようとしている。
 この長大な内部にいるであろう存在。
「あるじさま……」
 聞こえた小さな呟きに、アルベルト・ディートリヒ(昼行灯と呼ばれて・e65950)が目を細めた。
 彼らが相対することとなるのは、ソフィステギア率いる螺旋忍軍。
 そしてそれは、クリスティーナ・ブランシャール(抱っこされたいもふもふ・e31451)と浅からぬ縁がある。
 不安げにグランドロンを見つめる彼女へ、アバン・バナーブ(過去から繋ぐ絆・e04036)は大丈夫だと声をかけた。
 ソフィステギアがどのような思惑で動いているかは分からないが、彼女に対してすぐに敵対的な態度は取らないだろうと、根拠のない自信があった。
 そんな彼らに、岡崎・真幸(花想鳥・e30330)はかすかに目を伏せる。
 もしも、クリスティーナがアブランカにとどめを刺さねばならない時は自分が。覚悟はしているだろうが、彼女に同胞を殺させたくない。
 彼女の表情は決して明るくない。彼女の同胞がここにいるであろうことは予想している。
 だが、いざその時に、彼女が直面するであろう状況までは予想しきれない。
 一方で、表情を険しくしている者もあった。
 玉榮・陣内(双頭の豹・e05753)は、この作戦のなかで己を蝕む病……狂月病についての情報を求めていた。
 無論、最優先の目的は理解している。それでも、ソフィステギアから何らかの情報を得られる可能性が無ではないのであれば。
 知るのが怖い。
 だが、知りたい。
 わずかでも、前へ進むための足掛かりになる。
 しかし。
 ――果たして今は、その時なんだろうか?
 一抹の不安があるのもまた事実だった。
 様々な理由から表情をこわばらせる仲間たちの様子に、イッパイアッテナ・ルドルフ(ドワーフの鎧装騎兵・e10770)がそっと溜息をつく。
 と。
「わたし、この戦いが終わったら焼きそばとおでんを食べてお茶でひと息つくんだ……」
 やや大袈裟な表情で死亡フラグを立てるエマに、ほろっと仲間たちの間に笑いがこぼれた。
 無理に明るく振る舞っているわけではない。ただ彼女は、本当に明るく元気で楽観的で、感性とノリで生きている。
 なんとかなるなる、と笑う彼女に、皆も弛緩しない程度に笑って応えた。
 行動を共にする他のケルベロスたちの合図に、一同は戦闘への備えに移り、アルベルトがアラーム式のタイマーをセットする。
 与えられた時間は30分。それまでに、デウスエクスの目論見を打破しなければならない。
 カトレア・マエストーゾ(幻想を紡ぐ作曲家・e04767)は燕尾服の裾を翻し、グランドロンを見据えた。
「さぁ舞台は整った。開演といこうか」


 静岡のグランドロン迎撃に当たるケルベロスの戦力は6班。うち2班を敵への陽動にあて、4班がグランドロンへの突入を目指す。
 そのうちで、宝物庫にあるコギトエルゴスム狙いの2班と、コア部分にいるであろう指揮者を目指す2班と分かれていた。
 こちらの班の目標はコア部分到達。進入までは、他班がスムーズに作戦を行えるよう外部の敵への対応を担う。
 グランドロンの周囲を守るのは、当然だが螺旋忍軍である。
 ケルベロスたちを敵と認めた獣姿のデウスエクスにクリスティーナは視線を巡らせた。もしも彼らがいるならば、恐らくはここではない。それでも。
 思案を遮るように、真幸が三対のあざやかな翼に彩られた蹴撃を放つ。避けきれずしたたか打たれた敵へ向けて、アルベルトのコアブラスターが直撃した。
「まずはこいつらをどうにかしないとな!」
 気合いを入れて、アバンがバスターライフルを構える。
 今にも飛びかかろうとしていた螺旋忍軍は凍てつく光束に狙い撃たれてぶるりと震えて倒れると、庇うでなく別の一体が前へ出た。
 ケルベロスに次の一手を出させるより早く、螺旋の力を込めた腕を振るって襲いかかる。
 征しやすいと判断したか、狙いとなったアバンと敵との間にざっと滑り込んだのは、イッパイアッテナだった。
 触れたと思った瞬間、彼の内部で迸る力に呻き声がこぼれた。
「っぐ……!」
「イッパイアッテナさん!」
 すかさずエマが回復を飛ばす横をすり抜け、クリスティーナは太刀を手に距離を詰めた。彼のミミック、相箱のザラキが彼女に追随しながら武器を作り出す。
 彼女の得物には、グラビティを纏わせた一族に伝わる猛毒が塗布されている。その刃に斬りつけられれば、内側から侵食し苦しめる。
 跳躍し一撃撃とうとする螺旋忍軍の獣の懐に飛び込むようにして、一閃。
「……ごめんね」
 小さな謝罪とともに、デウスエクスははたと倒れた。
 彼が、何があっても身を粉にして盾となるのは、仲間を信頼し協力するからこそ。何となれば仲間の癒しも担う心積もりではあったが、それはいささか自身に荷を負わせすぎていた。
 彼がそうであるように、彼を信頼し協力する仲間がまたいるのだ。
「ありがとうございます」
 言葉は短くもいささか丁寧すぎるほど丁寧な態度で礼を告げるイッパイアッテナに、エマはからっと笑った。
「どんどん治しちゃうよー!」
 気力溜めとはよく言ったものだ。
 明るく振る舞うエマの様子に、気を張りつめる仲間たちの緊張がほぐれて気力が満ちる。
 イッパイアッテナが攻性植物に黄金の果実を宿し、その輝きで皆に力を与えると、カトレアの作り出した『黒太陽』に照らし出された敵は絶望に打たれ、じりと足踏みした。
 陣内が猫、と呼び掛けると彼のウイングキャットはとんと身軽に飛び上がって、その背の青い翼を羽ばたかせケルベロスたちを守る。主は杖をファミリアと為し、込めた魔力もろとも叩き込んだ。

 攻防隙なく繰り出すケルベロスたちの戦い方を知るにつれ、螺旋忍軍たちの間に流れる空気も変わってくる。
 それはどこか、警戒から忌避に遷移するような。攻め手もまた意趣を変えるように。
「高く、高く高く高く……もっと高くッ!!」
 遥か天から声が響いた。
 霊力を足場に空高く駆け昇り、高みよりなお高く跳んだアバンの姿は蒼い星のごとく。
 彼方からの蒼き瞬きは、大地に穿つ絆の楔。 急降下する蹴りに込めた霊力と重力がインパクトの瞬間に全力解放され、周囲の敵を巻き込み負う傷を深める。
 ざあっ! と衝撃がデウスエクスたちを打ち、かろうじてそれを避けた一体がぉうと吼えて跳躍する。
 自身に向かって来る敵を、真幸は目をそらすことなく見据えた。
「来たれ神性。全て氷で閉ざせ」
 淡と告げたと同時に、この世にあらざるもの……異世の神の一部が現れる。
 不意の出現、否召喚に見極める間も与えず、獣は凍てつき身動ぎすることもかなわない。
 ボクスドラゴンのチビがブレスを吐くのを一瞥して次の動作に移るなか、ふいと視線を向けた先。
 太刀を真一文字に薙ぐクリスティーナの表情は、戦いを好まず皆と仲良く暮らすことを望む少女が浮かべるには険しすぎた。
 彼女は人格破綻者の自分を先生と慕ってくる。随分久しぶりに会ったが変わらない。
(「守らねば」)
 その為に自分は来ている。
 小柄な身を滑らせ敵の隙を突き、イッパイアッテナが強烈な痛打を叩き込む。
 警戒して距離を取る螺旋忍軍へと、銀の影が走った。
「そこを動くなよ」
 低く。こちらも淡と短くアルベルトが口にし、シンプルだが強烈な刺突が急所目掛けて打ち込まれる。
 スカートの裾を翻してかかとを鳴らし、エマが踊ると癒しの花が戦場に舞う。
 柔らかに揺れる色彩を裂いて飛びかかる螺旋忍軍を、陣内がその身で受け止めた。
 5分おきのアラームが何度鳴ったか。6度目まではまだのはずだ。
 間断なく続く戦闘にひとりがふうっと息をつくのを見て、じろりと睨む。
「よし、お前ら。一歩でも退いたらデコピンな」
 傷の癒される感覚とは別に、じりじりとした感覚がケルベロスたちの背を圧す。
 決して威圧的ではないこの黒豹の男から受けるデコピンは、多分きっと痛いのだろう。されたところが赤くなってしまうかもしれない。
 それはちょっと食らいたくないぞ、というプレッシャーと反動で高められた覇気に、デウスエクスも少々気圧された。
 だが、彼らの戦いもすでに佳境だ。
 カトレアは視線を巡らせ、敵の数を確かめる。そう多くはない。であれば。
 呪符のごとく広げた楽譜に赤く力が集まる。記されているのは、ピアノを中心とした激しい楽曲。
「せめてもの手向けだ、最期くらいは美しく散りな……第8番“赤き星のための葬送曲”」
 楽譜を媒介として尾の先に小さな炎を灯した蠍型の式神が召喚される。
 式神の炎が段々と膨れ上がり、天に輝く星よりもなお激しく燃え盛る火球となったそれらを振り下ろす。
 づおと駆ける火球の獲物になったデウスエクスは全身を炎熱にまかれて身悶えし、猛り狂った炎とともに散った。
「これで敵は片付いたかな……」
 あとは、外壁を破壊して進入するだけだ。
 だが。
 不意に鈍く音が響いた。


 グランドロンが動き出したことで、ケルベロスたちの間に動揺が走る。
「これからってところなのに何でだよ!?」
 アバンが悲鳴じみた叫びをあげる。
 今から突入を試みても、内部を探索している間に大阪に向かって動き出してしまい、脱出が困難になってしまう。
 そうとなれば、これ以上の行動はこちらを危険にさらすのみ。
「我々は、作戦を成功させる準備を整えることができていたはずだ」
 憔悴を隠せない真幸に、イッパイアッテナが首を振った。
「整いすぎていたからこそ、螺旋忍軍は撤退を決めたということですか……」
 このグランドロンと相対するケルベロスたちは6班、48人。決して多いとは言いきれない。
 彼らはそれぞれに綿密な計画を打ち立て、それらを持ち寄り擦り合わせ、そしてまた各々で調整していった。
 戦力を集中し、個々人同士だけでなく各集団との連携を重視する。
 これほどに統率のとれた戦力を前にして、螺旋忍軍にとって必要のない戦いをする理由はない。
「こちらを脅威と判断させるには充分すぎたのか」
 重要な作戦だからこそミスのないようにと詰めていった作戦の最大のミスに、アルベルトが唸る。
 だが、陣内はやっと見えた糸口が消えなかったことに内心安堵していた。
 内部に至ることができず何ら情報を得ることもできなかったが、それでもソフィステギアが無事であれば、再び相見えることもかなうだろう。
 とにかく、グランドロンを撤退させるという目的は果たした。その点においては成功しているのだ。
 それでも諦められず、クリスティーナはこの戦場のどこかにいるかもしれないアブランカたちへ向けて訴えた。
「あるじさま、いっしょにいるの? マスタービーストさまはきてないの?」
 あるじさまとはソフィステギアのことだ。恐らくは、グランドロンの内部……それも、コア部分にいると思われる。
「私はここがすきになったからもうもどれない。でもむれのみんなともいっしょにいたいの」
 つたない訴えは、耳を塞ぎたくなるほどに切なく。
「いっしょにいてほしいの」
 だめ?
 すがりつくような言葉にも、彼女の求める彼らは姿を見せない。
 ただ。
 ――オオオオオオォォォ……。
 遠く聞こえた吼え声。
 息を呑むクリスティーナに、エマが頷いた。
「届いてるよ!」
 だが、姿を見せないのは何故か。いや、彼らもまた螺旋忍軍である。知己がいるからと不用意に姿をさらすほど無警戒ではないだろう。
(「彼女の思惑は全て「仲良く暮らしたい」のみのはず」)
 僅かでも、彼女の血族がこちらに来てくれないだろうか……。
 真幸の思案は、今ここに姿を見せない螺旋忍軍に通じない。
「悔しいけど、目的は果たした。私たちも撤退しよう」
 カトレアが促し、ケルベロスたちは後ろ髪を引かれる思いでグランドロンから離れる。
 他の場所に向かった者たちからの連絡によれば、加減はあれどもグランドロンを撤退させることができ、結果として城ケ島のユグドラシル化は阻止できた。
 行かなければならない。
 次の一手を打つために。

作者:鈴木リョウジ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年5月4日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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