真夜中の女子寮に襲い来るものたち

作者:塩田多弾砲

「神の御加護を……」
「神の御加護を……あの、シスター・ユキ……」
 ここは、とある女子校の、寮の一室。寮母の部屋。
 既に、消灯時間の十時を過ぎている。
「……ここでは、ユキと呼んで構いませんよ。秋穂」
「……はい」
 そのまま二人は、抱き合い、口付けを。
「んっ……はあっ。ユキさん、こんないけない事、私に教えるなんて……悪いシスター……」
「んっ……んむっ……あなたが、かわいいのがいけないんです……」
 口づけが激しくなり、二人は近くのベッドに……、
 倒れ込む直前、窓からいきなり触手が。
「「!?」」
 それに驚愕する二人。それとともに、
「きゃーっ!」「いやああっ! 何これ!」
「助けて! 誰かーっ!」「離れてよ、キモイ!」
 部屋の外、生徒たちの寮室からも声が聞こえてきた。最初は驚愕だったそれが、
「あっ……あああっ!」「や、やめてぇ……そんなとこ……」
「見ないで……や、触らないで……」「は、恥ずかしい! あっ……ああああっ!」
 次第に喘ぎ声のそれへと変化。
 そして、ユキと秋穂も同様。
「や、やだぁ! 助けて! ユキさん! 見ないで……見ちゃいやぁ!」
「は、離して! あっ……や、やめて! いや……いやああああっ!」
 二人は、互いに自分と、愛しい相手の身体を……おぞましい触手に弄られるのを実感していた。
 おぞましい感覚が、二人を襲い、そして……、
「「いやあああああっ!」」
 二人はオークに、自分と恋人から『奪われる』のを知った。
「ちょっと前に、レイファ・ラース(シャドウエルフの螺旋忍者・e66524)さんたちが解決した、神社にオークがでる事件があったけど……今度は、教会のある学校にオークが出るみたいなの」
 ねむが、やや顔を赤らめつつ、今回の詳細を述べる。
 現場は、ミッション系女子校の寮。部屋数はやや少なめではあるが、それでも二階と三階に六部屋ずつ、12部屋がある。その一部屋ごとに、二~三人の生徒が入っている。
 一階は食堂や談話室、浴室などで、入り口の守衛の部屋以外には人は居ない。
 そして、寮母の部屋が二階の隅に存在し、寮母を努めるシスター、瀬川ユキはその部屋で寝泊まりしている。
 そのすぐ隣には、友野原秋穂の部屋。彼女は『人間関係の構築がうまくいかないので、ユキが個人的指導を行う』という体で、寮母室のすぐ隣、狭い一人部屋に入っている。
 が。毎晩、逢引のように寮母室に向かい……逢瀬を重ねていたところ。オークが出現し……という状況に。
「寮は長方形の三階建てで、一階の出入り口からすぐ、三階まで通じてる階段で二階に行けるのね。他にも、建物の両端に非常階段があるけど、そこは普段は使用禁止なの」
 建物内の階段は、中央からやや右よりの場所にあり、玄関から入って二階に上ると、正面に共同トイレがあり、その左右に部屋が並ぶ廊下がある。
 廊下の左側には、寮室が真向かいに三つづつ、計六部屋が並んでいる。
 右側は短めの廊下。そこには給湯室や物置の扉、その真向かいに秋穂の一人部屋と、ユキの寮母室がある。
 三階も同様のレイアウト。ただしこちらは、寮母室と一人部屋は無く、物置に。
「寮はいま、人が入っているのは二階だけなのね。三階は、今は誰も使ってないの」
 そして、寮に居る女性たちは。
 二階の通常の寮室六部屋に居る一年と二年、合計18人。
 二階の寮母室のユキと、一人部屋の秋穂の2人。
 一階の玄関横、詰所に居る女性警備員一人。合計21人。
 オークは、消灯時間の十時過ぎに、彼女たちを狙い現れたわけだ。襲ってくるこのオークどもを、なんとかして掃討しなければならない。
 大まかな作戦としては、オークが襲撃してくる時間まで、ケルベロスたちが寮のどこかに隠れて待ち、オークが現れたら、誰かが囮になり気を引き、別の誰かが避難させ……という事になるだろう。
「時間は真夜中で、場所は女子寮だから、参加は女の人を推奨なの。男の人の参加も、できなくはないけど……」
 しかし……、
「この学校自体が、男子禁制なの。もともとこの学校は、男の人の暴力から救うために作られたのだけど、『男の人にひどい目に合わされた女の子たちの、心を救済する』って事を、現在も行ってるのね。だから先生はもちろん、用務員さんや警備員さん、職員の皆さん、全員が女性だけなの」
 それゆえに、このシスター・ユキと秋穂のような関係も生まれてしまうが、全員が決してこうではない……と、ねむは付け加えた。
「だから、今回は女の人を推奨するの。絶対禁止とはいわないけど、男の人の参加者は、とてもやりづらくなることを覚悟してほしいの」
 避難自体は、建物の端にある避難用の非常階段を用いる。火災報知機もあるので、それを利用すればさらに避難は容易になるだろう。
 ただし、そこにもオークが潜んでいたら、話は別だが。
「オークの数は、15匹以上はいたの。使うのは、触手叩きと締めと刺しみたいなのね。とにかく、深夜の女子寮に襲ってくるオークを……皆さんでやっつけてほしいの!」
 ねむが話を締めくくり、君たちは立ち上がった。


参加者
秋芳・結乃(栗色ハナミズキ・e01357)
白雪・まゆ(月のように太陽のように・e01987)
ミスラ・レンブラント(シャヘルの申し子・e03773)
呂・花琳(デウスエクス飯・e04546)
ノーヴェ・プレナイト(レアエネミー・e07864)
草薙・美珠(退魔巫女・e33570)
レイファ・ラース(シャドウエルフの螺旋忍者・e66524)
カフェ・アンナ(突風はそよ風に乗って・e76270)

■リプレイ

●ハードコアな今夜
「……『怪物が襲ってくるから、退避しろ』と?」
 寮の入口にて。警備員に話しかけている者たちが。
「ええ、そうです」
 秋芳・結乃(栗色ハナミズキ・e01357)と、
「なので、避難してもらえませんかっ?」
 白雪・まゆ(月のように太陽のように・e01987)が、答えた。
「でなければ、やつらはここでない別の場所に現れます。それに……」
 ノーヴェ・プレナイト(レアエネミー・e07864)もまた、説得に加わる。やがて……警備員はケルベロスの言葉に従う事に。
「では、外の警備は私に任せてほしい。中は……よろしく頼む」
 ミスラ・レンブラント(シャヘルの申し子・e03773)に見守られつつ、ケルベロスたちは寮の中へ足を踏み入れた。

 そして、既に潜入している者たち……、プラチナチケットで生徒を装い入り込んでいる者たちが二名。
 一人は、1号室の一年三人部屋。
「ねー……呂・花琳(デウスエクス飯・e04546)さんだっけ? こっち来ない?」
 生徒の甲美、乙恵、丙子の三人が誘うが、
「いや……月が綺麗だから……」
 と、花琳は遠慮。
 この位置からだと、オークが窓から現れても。皆は扉に(若干だが)近くなり、助かる可能性が高くなる。
 とはいえ。ややイチャイチャが過ぎる彼女らを見て、
「…………意外と、こういうのあるんじゃな……」
 思わず赤面してしまう花琳だった。

 もう一人は、4号室・二年三人部屋。
「ふーん? 転校生?」
 三人の一人、双葉が話しかける。
「は、はい。カフェ・アンナ(突風はそよ風に乗って・e76270)と、申します……」
 そんな彼女に、二人目の輝美が、
「あら、なんだか、イジメがいがありそう……」と、意地悪げに微笑む。
「えっ!? え、えと、あの……」
「もう、輝美……あっ……やめなさいよ……んっ……」
 三人目の陽子が、たしなめる。彼女は双葉に後ろから愛撫されていた。
「えへへっ、輝美ちゃんは腹黒キャラだから。でも……お尻、おっきいね」
 双葉のその言葉に、カフェは落ち込みを。
「あら、気にしてたの? 大丈夫……大きくて、きれいよ……」
 と、輝美はカフェに抱き着き、お尻をもみもみし始めた。
「ああっ……そ、そんな、いきなり……」
「嫌?」
「……いや、じゃ、ないです……」
 カフェは、感じていた。自分のあそこが、濡れていくのを。
 そして、パンツを下ろされ、お尻に顔を埋められ……、
「ひゃあっ!……あっ」
 カフェは、喘ぎ始めた。

「……ねー、4号室の先輩たち。早速転校生を襲ってるよ?」
 と、3号室の久子は、ルームメイトの房江、美夏へと報告。
「マジ?」
「でもさー、シスター・ユキに比べたらマシじゃない?」
「かもね……うりゃうりゃ」
「やっ! 美夏、胸揉むな! って、久子も混ざるな!」
 という二階3号室の会話を、三階の部屋から聞き耳を立てている者が。
「……やっぱり、この子たちも百合友でしたか」
 満足げに呟く、レイファ・ラース(シャドウエルフの螺旋忍者・e66524)だった。

●ソナタは禁断の響き
「じゃあ、私たちは二階と三階の階段の、踊り場で待機してるから」
 そう言う結乃とまゆを見送り、草薙・美珠(退魔巫女・e33570)は、
 物置に入り、そこで待機。
「寮室の他には、ここと、給湯室と、お手洗い、ですね。ここで妖魔を待てば……」
 が、オークを思うと……、
「……? なんだか、身体が熱いです。暖房が効きすぎでは……」

 そして、しばしの時間が過ぎ。
「ううっ、なんだかお部屋から声が聞こえてきますっ……」
「そ、そうね」
 まゆと結乃の耳には、女の子たちの喘ぎ声が聞こえていた。
 そんな声を聞きながら、二人きりで待機を続行。
 やがて、
「「!?」」
 その『気配』を感じ取った次の瞬間。ガラスが割れる音と、悲鳴が。
 まちがいない。オークどもが現れたのだ。

「や、やだぁ! 助けてユキさん!」
 寮母室にて。秋穂はいつものようにユキに抱きしめられ、服を脱がされはじめていた。
 が、いきなり現れた触手が、自分とユキとに襲い掛かる。
 そのまま、『奪われる』……そう思ったその時に。
「助けに来ました!」
 現れた結乃は……手のリボルバーで触手を撃ち抜く。
「ケルベロスです、はやく、非常階段から逃げて!」
 その言葉に逆らうつもりなど無い。結乃に従い、ユキと秋穂は部屋から飛び出した。

 一階では。
「? 始まった?」
 ノーヴェが、一階を調べていた。
 一階はどうやら……クリアの様子。そう判断したノーヴェは、階段に向かい二階へと向かおうとした。

 1号室。
 花琳は。
「え? な、なに?」
 戸惑う甲美たちを、扉の外へと押しやった。
「我はケルベロスじゃ! あやつはお主らを狙う怪物! 早う逃げろ!」
 花琳に従い、三人はすぐに室内から飛び出した。それを確認した彼女は、
 そのまま扉を閉め、鍵を。
 そして……現れたオークどもは、花琳に襲い掛かる。
 触手を用いず、剥がしたシーツやカーテンなどで後ろ手に縛られた花琳は、そのままベッドに転がされる。そして、制服に手をかけられ、一気に引きちぎられた。
「ひう! ……あっ……」
 その身体を犯し始めたオークどもは、机の上に出しっぱなしの『それら』を見つけた。丙子の大人の玩具、ローターを取り上げると、まずはそれを胸の先端に張り付ける。
「ひっ! ひあっ!……あひっ!」
 感じやすい桜色の蕾を振動で愛撫され、快感の電流が流れる。
 続き、別の玩具に、さわさわと刺激され、
「やっ……やあああっ!」
 自分の『そこ』がびしょぬれに。そこに舌が這い……、
「ひゃうっ! あ……あひぃっ!」
 そして、前と後ろの穴に、オークのモノがあてがわれ、
「……あああああっ!」
 同時に差し込まれ、強烈な快感が。それだけでなく、両胸に張られた振動するローターが、花琳を、
「イクっ! イッちゃう、またイッちゃう……ああっ、また!」
 終わる事のない絶頂地獄へ誘った。

●タナトスでなくエロエロス
「結乃さん、一人部屋にはいません……でした……」
 まゆが寮母室に入ると、そこには。
「んむぅ! んっ、んっ! んんんんんっ!」
 裸の結乃が、二匹のオークに犯されている光景が広がっていた。
 一匹目に後ろから突かれ、口で二匹目のモノを咥え込んでいる。
「はあ……まゆ、ちゃん。一緒に気持ちよく、なろ……?」
 壊れたようなその表情と口調に、まゆは恐怖するが。
 既に触手に拘束されてしまった。
「やっ、やめて下さい! 結乃さん! ……あああっ!」
 オークに服を破られ、露わになった胸を結乃に吸い付かれる。
「や、やめて、結乃さん……え?」
 結乃の股間には、男のモノ……を模した、ディルドが装着されていた。
 それはユキの私物で、秋穂と互いに用いていたものらしい。結乃はそれを……まゆのお尻にあてがった。
「や、やめて! ……あああああっ!」
 彼女の菊門が、貫かれた。続いてオークが、屹立したモノをまゆの花弁へねじ込む。
「ああああっ! あひっ、あっ、あっ……」
 胸や感じやすい場所全てを、触手にて刺激され。
「……もっとぉ、もっと、気持ちよく、してくらさぃ……ああああああっ!」
 両穴をほじられ、抉られたまゆは、惚けた顔で、涎と鼻水、そして股間からの蜜を滴らせながら、絶頂した。

「はーっ!」
 何事かと、2号室の一年生三人は、扉を開いた。
 そこに現れていたオークと鉢合わせした彼女たちだったが、
 美珠が、その豚を斬り捨てていた。
「逃げて下さい、私はケルベロスです」
 彼女に従い、女生徒らは非常階段へ。
「……さて、それでは……」
 美珠はそのまま、寮内を探索し始めた。
「どこかに妖魔が、必ず潜んでいるはず。それを見つけ出し、倒してみせます!」

 3号室の窓にも、オークが。
 久子と美夏、房江は、恐怖に囚われていたが。
「はーっ!」
 窓から巨乳のシャドウエルフが飛び込み、救われた。
「ご安心を、ケルベロスです!」
 非常階段で逃げるように……と言い放ち、オークどもへと向き合う彼女。
 レイファはリボルバーを抜き、戦闘開始した。

 4号室。
「け、ケルベロス、です! 早く、逃げて下さい!」
 カフェの言葉に従い、双葉と陽子は外へ逃げたが、輝美はオークに捕まってしまった。
 しかも、カフェと輝美は今、ほぼ全裸。
「い、いやあああっ!」
 絶叫と共に、
「痛い……気持ち悪い……やだ、やだぁ……ああっ!」
 輝美はオークに……貫かれていた。
「輝美さん! 助けます……きゃあっ!」
 カフェも捕まってしまった。すでに身体は発情し……軽く撫でられただけで感じてしまう。
「!? だ、だめえっ! そこは……」
 前の花びらは、なんとか死守。が……、
「!? ひああああっ!!」
 お尻の菊門へ……触手が差し込まれた。
「!? やっ、も、もう一本……?」
 お尻を広げられ、更なる触手が入れられる。
「……」その様子を、朦朧とした輝美と、
「や、やだ……」
「すごい、あんなに……」
 助けにと戻った、双葉と陽子に見られていた。
「あっ、あっ……ああっ! ……え?」
 やがて、お尻から触手が抜かれると、
「……ひいいいっ!」
 今度は輝美の机の上に乗っていた、浣腸を挿入された。
 イチジク型の容器の口部分が差し込まれ、薬液が腸内に。
 やがて、六つ目を入れられた時点で、カフェのお腹がゴロゴロ……と鳴った。
 オークに後ろから、両足を広げ、抱え上げられ。
「だ、だめ……出ちゃう……出ちゃ……あっ、あっ……」
 輝美らに見られながら、前から『しゃああ……』と放尿。そして、
「!」
 視線を感じつつ、お尻からの排泄音が、室内に響き……、
「……い、くぅ……っ!」
 あまりの羞恥に、カフェは排泄しつつ絶頂し、果てた。

「やめろ、手を出すな!」
 屋外にて、ミスラは……秋穂とユキを人質に取られ、服を脱いでいた。
 下着が露わになったが、それは下着ではなく……ハイレグのレオタード。
 そして、両胸の先端にはローター、股間部にはバイブが、それぞれ仕込まれていた。
 ヴーン……という作動音に、『ぐちゅぐちゅ』と粘つく音も。
「ちょっとあれ見て!」
「や、やだ……」
「うわ、エロい……」
 生徒たちに……自分の痴態を見られている。それを思うと、更に……体が熱い。
 触手が蠢き、撫でまわし、時にきつめに愛撫し……そして、
「んむっ……んんんんんんーーーっ!」
 オークに口と、お尻とに、太い触手を突き入れられ……凶悪な快感の前に屈した。
「……はあっ、はあっ」
 その淫猥な光景に、
「……んっ……はああっ……」
 生徒たちは下着に手を入れ、自分の花びらを弄り始めていた。

●清く、正しく、いやらしく
「んっ……ふあっ……」
 物置の中。美珠は……一人自分を慰めていた。
 探索していた彼女だが、オークは見つからなかった。
 5号室と6号室の女子たちも、既に避難を終えている。
 が……身体の『熱さ』が増し、『快感を求めている』事に気づいてしまった。
 スカートの中、ショーツに手を入れ、自分の大事な場所を触ると……そこはぐっしょりと濡れている。
 もう、我慢できない。先刻の物置へと戻り、扉を閉め、床に座り込んで一人慰めていたところ……、
「はあっ、はあっ……ああん……えっ?」
 オークが現れ、その様子をじっくりと見られていた。
 下着は完全に濡れて透けてしまい、その下が露わに。
 彼女の四肢を、オークは触手で拘束し……下着をひきちぎる。
「いや! やめてっ……ああっ!」
 そのままオークは、屹立したそれを、派手に濡れたその場所に……美珠の中に挿入した。
「あっ、あっ、あっ……あああっ!」
 求めていた快感が美珠の最奥を突く。感じやすい胸の先端も、オークの舌が吸い付き、
「ひゃああっ!」
 絶頂が、彼女から理性を奪い取った。

「や、やめ……あああっ!」
 びくびくっと痙攣し、ノーヴェは軽く絶頂。
 一階から二階へと上がろうとしたその時。食堂の片隅から伸びたオークの触手に捕らわれ、拘束。
 ブラをしてない胸元と、下半身とを、引きちぎるようにして脱がされ、食堂の机の上に、大の字にされ固定。オークの舌と手指と触手により……三か所の敏感な『豆』を刺激された。
 指先でコリコリ摘まみ上げられ、触手や舌先でコロコロ転がされると、
「ああああっ!」胸だけで再び絶頂。
 オークの顔が、下半身に沈み、その中心の感じやすい花芽を刺激すると。
「あひいっ! あっ……ああああっ!」
 再三絶頂。ひくひくしたところに……オークは屹立した自分自身を、そこに埋め込んだ」
「ああああっ! 気持ち、いい、いいの……あっ! あっ、あああああっ!」
 ノーヴェの腰が淫らに揺れ動き、そして、
「あーーーーーっ!」
 四度目の絶頂が、彼女を貫いた。

●小悪魔たちのエピローグ
 やがて、レイファの攻撃。そして、持ち直したカフェの逆襲により……オークは片端から掃討され、状況は終了した。
 カフェは、4号室にて。
「あ、あの……女の子同士で仲良しなの、とっても素敵な事だと思います。その……もしよろしければ、今後とも、仲良く……なんて……」
 そんなカフェに、
「いいわよ」
 輝美らは、カフェにキスし、
「さっきのおもらし見てたら、興奮しちゃった。続き、しよ?」

 3号室にて。レイファは。
「……現場のヒールをしなきゃならないのですが、それで……」
 前後の穴を広げつつ、久子、房江、美夏の三人に……責めて欲しいと懇願。
 やがて、3号室からは、四人分の甘い喘ぎ声が響いてきた。

 花琳もまた、1号室の甲美、乙恵、丙子に。
「守ってくれた、お礼♪ 受け取って……」
 責められ、甘い声がやはり響いてきた。

 ノーヴェは、一階のシャワー室でシャワーを浴びるも、
「やぁっ……きもちいいの……とまらな、ぁぁぁ!」
 身体の疼きが止まらない。自分で自分を慰めるが、かえって燃え上がるばかり。
「あ、みーつけた♪」
 と、そこへ。裸の秋穂が現れた。
「さっきのお礼、させてください。仲間のお姉さんにも、皆で『シてあげて』ますよ?」
 大浴場に連れてかれると、そこでは、
「も、もういいわ、だから……ああっ!」
「いいえ、まだです」
 ユキと、
「もっともっと、サービスさせて♪」
 多くの生徒により、身体を洗われているミスラが。
 ユキと生徒たちは、手や裸体に石鹸を付け、ミスラにこすりつけていた。
「あああッ!あひっ!」
 それだけでなく、振動するバイブを前に、細長いアナルパールを後ろに挿入し、じっくり責めている。
「よ、妖魔でないですから……感じても……ああっ!」
 奥では、美珠も同じ目に。
 ノーヴェは、その光景を見て、
「……わたしも、混ぜて」
 自分がそう言ったのを聞いた。

「ああっ、まゆちゃん、まゆちゃん!」
「結乃さん……ああっ!」
 そして、結乃とまゆは、寮母室にて。
 先刻の続きとばかりに、互いに抱き合い、激しく求めあっていた。

作者:塩田多弾砲 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年2月18日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 2
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