死を司る選定者

作者:MILLA

●死を司る裁定者
 その日は告別式だった。
 弔われる男は一代で莫大な富を築いた。しかし、寿命は金ではどうにもならない。
 彼は死の間際、会社を次男に任せた。
 長男はそれが不服だった。本来なら、長男である自分が……という思いが強かったのだ。彼にはたまらなく弟が邪魔だった。昔から、そうだった。弟ばかりが優秀だと褒められ、自分は常に日陰者……。
 だが、転機は巡ってきた。
 葬式会場が揺れた。パニックの最中、彼だけが冷静だった。これがデウスエクスの襲撃だとわかっていても、落ち着いていた。むしろこれが好機だった。後腐れなく弟を始末するための絶好の機会。
「お前はここで死ぬんだ」
 パニックのどさくさに紛れ、彼は弟を鈍器で後ろから殴り倒した。気を失って倒れる弟。弟の死はデウスエクスの襲撃による悲しい事故。俺は晴れて親父の遺した資産を独り占めにできるはずだ。
 そうほくそ笑み、会場を後にしようとしたのだが。
 会場が再び大きく揺れた。
 柱が倒れ、彼はその下敷きになってしまった。
「ククク……」
 笑い声とともにシャイターンが彼の前に舞い降りる。
 後ろで倒れている弟を指さし、
「あいつは、お前の兄弟ではないのか?」
「そうだ! あいつはお前にやる! だから俺は見逃してくれ!」
 シャイターンはさも愉快そうに笑った。
「実に醜悪だ。己が助かりたいばかりに弟を見殺しにするとは。俺はお前のような人間が好きだ」
「じゃあ、助けてくれるんだな!」
「ダメだな。お前は俺の玩具になるんだ。つまりエインヘリアルとして生まれ変わるんだ」
「どうして俺だけ……」
 そうしてシャイターンは、剣の切っ先で彼の額を貫いた。
 しかし彼はエインヘリアルにはならなかった。
「まあ、仕方ない。次の人間を裁定しよう」
 シャイターンは後ろに倒れている弟を振り返った。

●予知
 集まったケルベロスたちを前に、セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)が説明を始めた。
「シャイターンが、エインヘリアルを生み出すために事件を起こそうとしていることが予知されました」
 シャイターンは、事故を起こし、死にかけた人間を殺すことで、エインヘリアルに導こうとする。
「シャイターンは『他人を見捨ててでも自分だけ助かろうとする』ような人を好んで選定しますが、襲撃が起こる前に人々を避難させてしまうと、シャイターンは別の建物に現れる恐れがあり、被害を止められなくなります。ですので、皆さんはあらかじめ会場に潜伏しておき、襲撃が発生した後、まずはシャイターンが選定しようとする被害者の避難誘導を行ってください。そしてその後に、シャイターンを撃破するようにしてください」
 セリカはつづけて襲撃現場の状況を語り始める。
「会場には三百名ほどの人々がいると思われます。シャイターンもすぐ傍にいますし、これだけの人数を避難させるのは大変でしょうから、うまく敵の足止めを行う必要があります。シャイターンは剣の使い手であるようです。皆さんの力を合わせて、事件を解決に導いてください!」
 セリカは力強く拳を胸の前で固めた。
「シャイターンの思いどおりにさせるわけにはいきません! みなさん、なんとしても敵の目論見を阻止してくれるようお願いします!」


参加者
ゼレフ・スティガル(雲・e00179)
ロイ・リーィング(紫狼・e00970)
キソラ・ライゼ(空の破片・e02771)
ルピナス・ミラ(黒星と闇花・e07184)
湯川・麻亜弥(大海原の守護者・e20324)
死道・刃蓙理(野獣の凱旋・e44807)
カグヤ・ブリュンヒルデ(黄金の戦乙女・e60880)
肥後守・鬼灯(毎日精進日々鍛錬・e66615)

■リプレイ

●裁定者の弔い
 葬式会場が揺れた。デウスエクスの襲撃。参列者はパニックに陥った。その混乱の最中、兄が弟を亡き者にしようと背後から殴り倒す。
「これで親父の財産は俺のものだ! 俺だけのものだ!」
 一人逃げ出そうとした兄に倒れ掛かってくる柱。
「チッ、グズ野郎!」
 キソラ・ライゼ(空の破片・e02771)が飛び出した。オーラを纏わせた拳で柱を砕く。
 腰が抜けてその場にうずくまる兄。弟を亡き者にしようと企むとは、まったくみっともない。家族がいる者なら、誰でもそう思うだろう。
「早く行けよ」
 キソラは彼をじろりと睨む。その迫力に恐れをなし、兄は泡を食って逃げ出そうとする。
 キソラの視線はすでに上方へと移っていた。そこに今度の事件を起こした張本人がいるのだ。
「相変わらずクズ人間集めに精を出してるようで」
「ククク……ごきげんよう、諸君」
 漆黒の翼を広げ、シャイターンは宙で一礼した。会場にケルベロスたちが潜んでいることをすでに察しているようだ。
「見抜かれていたみたいですね」
 ゴスロリ衣装に身を包む小柄な少女・湯川・麻亜弥(大海原の守護者・e20324)は自分の丈よりも大きそうな剣を構えた。
「人の悪い心に付け込んでエインヘリアルを作り出そうとは、シャイターンも何とも狡猾ですね、絶対に許さないです」
「許せないのは、悪い心とやらを持つ人間の方じゃないかね? 私はそういった人間を選定し、有効活用してやろうと言っているんだ」
「……人同士の間に生じる確執、か。大抵は碌なもんじゃないだろうね。だけど君の『選定』だってエゴに過ぎない。弔いってのはもっと穏やかにやるもんさ。あまり騒いじゃ故人も浮かばれないだろう」
 ゼレフ・スティガル(雲・e00179)が静かに告げると、シャイターンは再度一礼。
「これは失礼した。では、私なりに最大に敬意を払って、弔いをさせていただくよ」
「こっちこそ弔ってやンよ! もちろん、てめえの弔いだケドな!」
 にやりと笑い、キソラは敵に飛び掛かっていった。

 仲間が敵を引き付けている間に、参列者を会場から逃さねばならない。肥後守・鬼灯(毎日精進日々鍛錬・e66615)は事情を会場スタッフに説明、すべての出入り口を開けてもらう。ルピナス・ミラ(黒星と闇花・e07184)と死道・刃蓙理(野獣の凱旋・e44807)は手分けして、参列者を誘導していた。
 一方、兄に殴り倒された弟は。
 カグヤ・ブリュンヒルデ(黄金の戦乙女・e60880)が寄り添い、手当てをしていた。弟の意識が戻ったとき、鬼灯が駆け寄ってきた。
「カグヤさん!」
 鬼灯が弟に心配そうな目を向けるので、カグヤは安心させようと微笑んだ。
「大丈夫ですわ。傷はもう大したことありません。だけど、早急に避難させる必要がありますわね」
 敵との戦闘は激化しつつある。いつまでも会場に留まっているのは得策ではなかった。
「では僕がこの人を避難させます。守りながらとなると、戦いづらいと思いますので」
 言って、鬼灯は弟を背負う。
「カグヤさんは行ってください」
「じゃあ、お願いしますわね」
「はい!」
 避難出口に向かっている最中、弟が微かな声で言った。
「……すまないね」
「気にしないでください」
 鬼灯はちらと横目で弟を見る。悲し気な顔だった。
「お兄さんについて思ってることがあれば伝えた方がいいですよ?」
「そうだね。昔はよい兄だったんだが……」

 シャイターンは剣の使い手だった。その正確かつ鋭い剣技に、間合いに踏み込めずにいるケルベロスたち。
「さあ、どうした? もっと楽しませてくれたまえ」
 嘲笑うシャイターンの前に、ロイ・リーィング(紫狼・e00970)が立つ。
「初めまして、俺はロイというよ。ふぅん、なかなかの使い手らしいね? 俺と勝負しようか!」
 刀を抜き、シャイターンに斬りかかる。二人の間に閃く剣閃。凄まじい斬り合いだった。浅い傷が無数に生じたが、ロイは一歩も退かない。
「なるほど、ニンゲンにしてはなかなかやるようだな」
「まだまだこれからだよ!」
 食らいついてくるロイを引き離すように、シャイターンは高く飛んだ。その剣に禍々しいオーラが纏わりつく。おぞましい破壊力を秘めていることは容易に察しがついた。ケルベロスたちは抜かりなく身構える。
「幸運に思え。わが手によって裁定されることを!」
 振るわれた剣から憎悪に満ちた漆黒のオーラが放たれた。その一撃の向かう先は――。
「しまった!」
 ロイが振り返った。
 シャイターンの一撃は兄を貫いていた。音もなく崩れ落ちた兄の体は虚無に呑まれ、朽ち行く……。
「馬鹿ヤロウ! まだ逃げてなかったのよ!」
 キソラが歯噛みした。
 シャイターンの高笑いが会場に轟き渡った。
「愉快だ。しかし悲しいね。クズは死んでもクズだった」
「私はあなたを絶対に許しません!」
 麻亜弥の肩が静かな怒りに震えた。
 ゼレフは相手への憤りはひとまず心の隅に追いやり、相手の攻撃力を警戒して光の防御壁を張った。
「……さあ、ここからが本番だ。弔うつもりは毛頭ないが、ここで君を葬ろう」

●裁定者の猛攻
「さあ、次に我に裁かれたい者は前に出るがいい。クズらしく裁いてやろう」
 凶悪な笑みを浮かべるシャイターン。
「人には人の法がありまして……」
 敵にどうしようもなく濃厚な死の匂いを嗅ぎ取りつつ、刃蓙理はゲシュタルトグレイブを手に踊りかかる。シャイターンは返した刃でその一突きを捌き、刃蓙理を蹴り落とす。
「螺旋の力よ、敵を破壊せよ!」
 背後に詰め寄っていたルピナスは掌に込めた螺旋の力を解き放ち、敵を弾き飛ばす。
 すかさず槍で追撃にかかるカグヤ。シャイターンはその一撃を剣の腹で受ける。
「あなたは趣味が悪いを通り越してますわね。覚悟なさい!」
「貴様たちこそ覚悟を決めるべきだ。もちろん死ぬ覚悟だ」
 シャイターンの反撃にカグヤも地に叩きつけられた。
「きゃあっ!」
「カグヤさん!」
 鬼灯がオーラを発動しながら、カグヤの手当てに向かう。
「オイタが過ぎるだろうが、テメェはよ!」
 キソラがバスターライフルとドラゴニックハンマーをとっかえひっかえしながら連射、いや爆射!
「このまま火葬場送りにしてやンよ!」
 まさに敵が灰になるまで攻撃の手を緩めない気構え。会場は爆発に呑まれ、もうもうたる煙に包まれていく。だがその煙を目くらましにするかのように、シャイターンはキソラの目前に迫っていた。
 咄嗟の防御――それでも敵の攻撃の威力を抑えきれず、弾き飛ばされ、片膝をつく。
「決めたぞ。次はお前が死ね!」
 シャイターンがキソラの追撃にかかった。
 振り下ろされた凶刃。キソラの額に危うく届こうとしたその切っ先を受け止めたのは、ゼレフだった。刃を返し、敵を牽制する。
「すまん、助かったぜ……」
「守りはあまり得手じゃないんだけど、まあ偶にはね」
 ゼレフが微笑む。
 キソラは立ち上がり、口の端に滲む血を拳で拭った。
「ヤロウ、さすがに腕が立つ。口だけじゃねエぜ……」
「ああ、そのようだね」
「だが、それ以上にヤな奴だ。ぶっ飛ばしがいがあンぜ!」
 キソラはにやりと不敵な笑みを浮かべた。

●反撃
 ロイが激しくシャイターンと斬り結ぶ。
「君は人を殺めた。ならば、殺められる覚悟も無論あるのだろう」
「ククク、貴様も死体の一つにしてやろう」
 シャイターンの薙いだ刃が頬を掠めたが、ロイは怯まない。さらに一歩を踏み込んでの一閃。それはシャイターンの胸に浅からぬ傷を刻み、その返り血を浴びてなおロイは太刀を浴びせる。
 さらにはルピナスも迫る。
「この一撃で、氷漬けになってしまいなさい」
「フン、小賢しい」
 シャイターンは飛びのき、悪しきオーラを纏いて、幻影の砂嵐を放つ。
 死の匂いに満ちた砂嵐は不安と憎悪を巻き起こし、精神を蝕んでいく。
「ははは、みずからの愚かしさを噛み締めよ! 罪人であると知れ! 我は愚かなるそなたらを裁く神にも等しき者なり!」
「神を殺すは……人の業……」
 刃蓙理が砂嵐の中から飛び出した。
「裁かれるのは私たちか、それとも裁定者気取りのあなたか……。覚悟は良いですか? 私は出来ています」
 ――降り注げ、災い……DeadStar。
 刃蓙理がそう呟いたとき。暗黒の球体がシャイターンの頭上に生じた。
 小賢しいとばかりにシャイターンは剣に纏わりついた漆黒の炎で球体を叩き割ろうとした。だが、それは悪手だった。ケルベロスたちの力量を見くびり過ぎていた。
 球体は爆ぜる。そこから溢れ出した暗黒の濁流に呑まれたのだ。
「よし、一気に畳みかけンぞ。頼むぜ、お嬢さん方!」
 キソラがオーラを放つ。解き放たれる闇雲ノ重鎖――。
「覆い尽くせ!」
「何だ……?」
 辺りが闇色に泥んだ。その闇は質量を持つかのように重圧となってシャイターンに圧し掛かる。さらにその闇の中から見えぬ鎖が飛ぶ。シャイターンは本能的に危機を察し逃げ回るが、闇とそこに漂う鎖は徐々にシャイターンを追い詰めていった。
「人の命は、あなたが勝手に裁定していいほど軽いものではありませんよ」
 ルピナスの背後からぬうと立ち現れた御業の口が大きく開き、炎を吐き出した。その業火に包まれ身悶えるシャイターンにさらなる追撃がかかる。
「地獄の炎で、焼かれてしまいなさい」
 麻亜弥の巨大な剣がシャイターンの身を焼く。
「チッ、鬱陶しい馬鹿どもめ!」
 シャイターンは戦況を巻き返すべく、会場の外に飛び出した。馬鹿ではない、一瞬で頭を切り替える。だが、次の一手を考えつく猶予まではなかった。
「逃がさない」
 ゼレフが冷静に詰めていた。万物を灰に帰す螺旋の炎を纏った刃が胸に突き入れられる。
「ぐあああっ!」
 シャイターンは苦痛に悶えながらも、剣を振りまわしてゼレフを引き剥がした。
 焦げ付いた胸から煙が立っていた。
 それでもシャイターンは不敵な笑みを浮かべたままだった。
「驚いたぞ、ゴミがこれほどまでやるとは……。だが、ここまでだ」
 再び暗澹たる砂嵐に辺りが包まれてゆく。その負のオーラを打ち消さない限り、シャイターンに決定的な一撃を加えるのは難しいだろう。
「舞い散れ桜よ、敵を切り裂け!」
 そのロイの声とともに景色が塗り替えられていく。砂嵐が止み、その向こうから桜の舞い散る幻影が広がっていく。
 なぜ――? と目を見開くシャイターン。
 光の柱がケルベロスたちを囲っていた。鬼灯の描いた守護星座の光だ。
 闇を纏った刃蓙理の手刀がシャイターンを切り裂いた。
「ここまでですね。もうあなたが人を裁くことはありません……」
「ぐ……おのれ!! 貴様ら風情が私を裁けると思うな!」
 シャイターンは憎悪のオーラに光る剣を振り上げた。
 しかしその剣が振り下ろされることはない。虹色の紐がシャイターンの腕を縛った。
「およしなさい! 勝負はつきましたわ! 裁くだの裁かれるだの、もうたくさん……!」
 カグヤの横顔には憤りの他に哀しみも見えた。
「戯言を……! 私とお前たちとでは、殺し合う定め……!」
 紐を断ち切り、シャイターンはカグヤに襲いかかった。
 その二人の間に、ゴスロリ衣装の少女が舞い降りる。
「なら、やはり私たちはあなたを倒すよりありません」
 麻亜弥は鮫の牙を思わせる暗器を袖から引き出した。
「海の暴君よ、その牙で敵を食い散らせ……」
「消えろ!」
 振り下ろされた凶刃をすり抜ける麻亜弥。彼女の暗器は、シャイターンの胸を斬り刻み、血飛沫を噴き上げさせた。
 ルピナスが迫っていた。
「あなたがたデウスエクスは死からあまりにも遠い。せめて最期の刹那に命の重みを知りなさい」
 少女から透き通ったオーラが立ち昇ったとき、エナジー状の剣が彼女のまわりを無数に取り巻いた。
「無限の剣よ、我が意思に従い、敵を切り刻みなさい!」
 その合図がかかるやいなや、それらの剣がいっせいにシャイターンに襲い掛かる。
 刹那の瞬間に、それらの剣はシャイターンの全身を貫いていた。その姿はさながら殉教者とでもいうような凄絶さだった。それでも、なおもシャイターンは笑っているのだ。
「……裁定は下されたようだ。しかし、いつかお前たちにも滅びの判決が下される。私はその時を深き闇の底で待つとしよう……」
 シャイターンの漆黒の翼がどろどろと溶け出し、彼の全身を包んだ。その次の瞬間、彼は無に消失していた――。

●弔われる者
 弟は兄が消し炭となった場所に佇み、深く項垂れていた。
 キソラはやりきれないというように白髪を掻いた。
「どうにも後味の悪い結果になっちまったな……」
「俺たちが口を挟むことではないけれど……」
 とロイも頭を横に振る。
「踏み外すか、外さないか。人の道を分けるのは、その一歩だけなんだろう」
 ゼレフはそう静かに言った。
「兄弟の事は……やった事から逃れる事はできませんわね」
 カグヤはふと鬼灯を振り向いた。
 鬼灯は沈鬱な面持ちで、佇む弟の後ろ姿を見つめていた。
「お兄さんを……助けたかった? 弟さんと仲直りしてもらうために」
「……家族は大切ですから」
 鬼灯は悲しい顔で独り言ちる。
 彼も家族を亡くしたのだろうか。その暗い顔からは、今回の悲劇が他人事ではないという切実さがあった。
「そうね」
 カグヤは慰めるようにそっと鬼灯の肩を抱いた。

作者:MILLA 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年1月30日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 5/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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