チャイルドフッズ・エンド

作者:秋月きり

 2019年1月14日。
 言わずと知れた国民の祝日、成人の日である。
『おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます』祝日の祭典は、この年も恙なく執り行われようとしていた。
 それはその街でも変わらず――。
 ――その筈、だった。

「まぁ、度重なるデウスエクスの襲撃に、街の公民館やら大ホールのある建物は破壊され、成人式を取り止めようとする自治体があるの」
 困ったものね、とリーシャ・レヴィアタン(ドラゴニアンのヘリオライダー・en0068)は難しい表情をする。首都圏に属するこの自治体は、先日のデウスエクス襲撃事件によって街の至る所が破壊されるという憂き目を見てしまったのだ。
 ケルベロス・ウォー直後、自治体にそれを修復する時間もお金もなく、「だったら大掛かりな式は取り止めにしよう」との判断になっても致し方ない……と言う訳だ。
「そんな訳で、みんなにはその自治体が毎年、成人式を行っていた公会堂を修復して欲しいの」
 公会堂さえ修復が住めば成人式は執り行える。自治体としては願ったり叶ったりの状況になるようだ。
「その後、新成人の人がいるならば成人式に参加してもいいし、お礼って訳じゃないけど、『新成人をお祝いする会』と称した立食パーティーを行うみたいなの。みんなでそれに参加してもいいわ」
「立食パーティーっ?!」
 リーシャの言葉にグリゼルダ・スノウフレーク(ヴァルキュリアの鎧装騎兵・en0166)が目を輝かせる。
「ああ、そう言えばグリゼルダも20歳だったわね……」
 正確には13日後に20歳となるのだが、早生まれは、20歳になる年度中に成人式が執り行われる事は常。定命化した彼女も例外ではない。
「立食パーティーだからって食べてばかりじゃ駄目よ。みんなとお話しして、交流するのも大人の仕事」
「大人……ですか」
 うーんと考え込むグリゼルダに、リーシャはくすりと笑う。自身が成人式を迎えたのは今から8年も昔。あの頃は何を思っていたっけ? いや、色々忙しかった気がするので、ちゃんと成人式をやっていないのではないかとも思う。まぁ、年齢に関する事だから忘れてしまうが吉だ。
「大人になったらどうしたい、あるいはどうしたかったって言う夢をみんなで語ってもいいし、成人式が過去だって人は『大人ってこう言う事だ』って若人に伝えてもいいんじゃないかな?」
 成人式の楽しみ方はそれだけでもない。懐かしい顔に会う事もあれば、華やかな衣装を纏って楽しむと言う楽しみ方もある。
「あ、でも、成人式の名物的な『羽目を外し過ぎた新成人』とかは駄目よ」
 苦笑と共に釘を刺すリーシャだったが、その言葉はあくまで念の為。みんなの事は信頼しているから、そんな不埒者の出現など、まったく心配していないと微笑する。
「大丈夫です!」
 どんと胸を叩くグリゼルダは頼もしく。
 そしてリーシャはケルベロス達を送り出す。
 さぁ、成人式の始まりだ。


■リプレイ

●そして成人式へ
 治癒の詠唱が飛び、崩れていた建物が少しずつ、修復していく。
 その光景に、グリゼルダ・スノウフレーク(ヴァルキュリアの鎧装騎兵・en0166)はほぅっと溜め息を零した。
 世界各地に残るデウスエクスの爪痕は今もなお濃く、ただ、最前線となった日本の至る所には、この公会堂のような破壊されたままの建屋が存在している。
 その修復が叶わないのは、日本経済そのものが疲弊しているからだ。
(「――頑張らないと、ですね」)
 戦っているのは自分を含むケルベロス達だけでは無い。自分達はデウスエクスと戦う尖兵と言うだけで、後ろを支えてくれる人々がいるからこその今を、忘れては行かない。
 光の翼で飛行し、ヒールグラビティを駆使しながら、グリゼルダは気持ちを新たにする。
(「……と言う、儀式の場でしたよね」)
 今年二十歳となるグリゼルダの密かな決意を聞いていたのは、ゆっくりと幻想を孕みながらも回復していく建屋のみであった。

「うーん。ままならないなー」
 満月に似た光を掲げるミリム・ウィアテスト(リベレーショントルーパー・e07815)はむーっと唇を尖らせる。
 公会堂の修復を終えた彼女は、その周囲の商店街も治癒に取りかかる。先の台詞は、その中で零れたぼやきだった。
「どうしたの?」
 リーシャ・レヴィアタン(ドラゴニアンのヘリオライダー・en0068)の問いに、彼女が指さすのは修復が終わった建物群で、そこは様々な幻想が入り交じる、奇妙な空間と化していた。
「和風ファンタジー風ならもうちょっと趣あるかなーって」
「日本家屋にレンガにメルヘン、かぁ」
 入り交じった幻想は様々な彩りを見せている。ままならないなーと言う彼女の言葉そのものに。

「そんなわけで」
 修復された公会堂を背に、リーシャはうんうんと大きく頷く。
 瓦礫は撤去され、破損箇所は全て修復済み。それは公会堂と言う建屋のみならず、周囲の建物も同様。流石に元通りの町並み、と言う訳に行かなかったけれど、それに類する町並みに、行き交う人々の顔は明るい。――少なくとも、そう見えた。
「成人式、始めちゃいましょうか」
 儀式には区切りが必要だ。
 それが子供と大人の境となる式典を控えた修復であるなら、尚のこと。
 リーシャの宣言に沸き上がった歓声は、何処か期待に彩られている、そんな喜びの声だった。

 そして式典は恙無く終了する。
 区長の「成人の自覚を持って欲しい」「大変な時期だが、世界はケルベロスの皆さんと、それを支える皆の力に掛かっている」などの演説を聴き、その厳かな気持ちのまま、公会堂の中庭に出る。
 休憩を取る為だろうか。友人知人の多くも、そこに集まっていた。
 友人同士で語り合う者。伸びをする者。欠伸をする者。
 グリゼルダの元に歩み寄る星黎殿・ユル(青のタナトス・e00347)も、その一人だった。
「成人式かぁ。ボクも今年とは言え、まだ半年以上あるけど、グリ君もあとちょっとで二十歳になるんだね」
「はい。もうすぐ、ですね」
 1/28の誕生日の事を指しているのだろう。その日、何が起きるのか、何をやるのか、それを考えるのも楽しかった。
 そこから二人の話題に花が咲く。日々の時間の流れが速いような、でも、実感、沸かないよね、と繋げたユルは、突如、奇妙な声を上げた。
「ふっふっふ。ところでグリくん。成人となるからにはTPOに相応しい、それ相応の姿をするべきだと思うんだ!」
 笑い声であった。ででんと形の良い胸を張る仕草は、相応の自信と共に紡がれる。
 曰く。
「――っ!」
「貸衣装屋さんに話をつけてきた! さぁ、スーツなり振り袖なりグリ君の好みに合わせるといいよ。あ、でも、『甲冑だからスーツアーマーです』とか言って、いつもの騎士鎧姿を選択する、は駄目だよ?」
「……い、いえ、考えていませんでしたが」
 確かにその逃げ口上もあったなぁ、と思うが、そこはそれ。郷に入っては郷に従うと言う諺もある。グリゼルダには縁遠い物ではあったが。
 斯くして、ユルの手によってグリゼルダが振り袖姿になるのは一瞬の後であった。
 ユルの目の下に形成された隈も、浮かばれた事だろう。きっと。

「おーっす。グリちゃんも新成人だねぇ。おめでとう。いやァおっきくなったもんだ」
 親戚の小父さんを思わせる声は、片手を上げた戦場ヶ原・将(エンドカード・e00743)から発せられたもの。傍らの柚野・霞(瑠璃燕・e21406)は苦笑し、「小父さんみたい」と脇を突いている。
「あ。将様と霞様も成人式でしたか?」
「俺は違うんだけどね」
 霞が纏った燕柄の振り袖姿を目聡く見止めたグリゼルダの台詞に、将が笑う。2年前に成人した彼はしかし、当時の催しを欠席したようだ。今日は気分だけを味わいに来たと言う彼に。
「だったら、今回、ちょうど良かったですよね」
 と霞の微苦笑が重なる。
「いや。俺の事はどうでもいいんだ。霞、成人おめでとう」
 祝福と振り袖が似合ってるとの声が口の中でゴニョゴニョと混じり、そして、次に将が紡いだ言葉は、ある意味、導火線に火をつける文言でもあった。
「で、新成人を迎えて新しい抱負はどうだい。聞こうじゃないか」
「成人の抱負ですか……」
 その言葉に「んーっ」と考え込む霞。そして、紡がれた言葉は。
「では、いい加減、そろそろわたしたちの関係をはっきりさせる、とかどうですか?」
「おや?」
 悪戯っぽい笑みと、目を白黒させる青年の表情と、微笑ましげな戦乙女の笑顔が重なる。
 これ以上は、ここに留まるのは野暮ってものだろう。
「それでは、私はそろそろ」
 さっと退出するグリゼルダの背後で「そ、そっかー! 冗談か……」と声が聞こえたが、真偽の程は如何程に。ただ、区切りの日に幸せな人が増えれば良いなぁ、と、それだけを思っていた。

「ヴィヴィアン、成人、おめでとうな。晴れ着、似合ってるぜ」
 幸せな空気は伝播するのだろうか。歩むグリゼルダの視界に飛び込んできたのは、深い蒼色のタキシードを着た青年と、赤の寒椿柄の晴れ着を纏った女性、そして、カメラを構えた少女の一団だった。
 晴れ着の女性の簪に驚いた表情を浮かべる青年は水無月・鬼人(重力の鬼・e00414)その人で、女性の名前はヴィヴィアン・ローゼット(色彩の聖歌・e02608)。そして少女の名前がアメリー・ノイアルベール(本家からの使い・e45765)である事を、心の内で呟きながら、グリゼルダはその集団に声を掛ける。
「ヴィヴィアン様も成人式でしたのですね。おめでとうございます」
「グリゼルダちゃん、成人おめでとう! お互いにね♪」
 満面の笑顔は、成人式を迎えた喜びだけではないだろう。大切な人と――大切な人たちと過ごす時間がある。それがどんなに幸せな事か、グリゼルダも理解している。
「そう言えば、新成人は抱負という物を語るそうですね」
 先程の二人の会話を思い出し、告げるグリゼルダの言葉に、ヴィヴィアンは「はて?」と首を傾げ、そして破顔した。
 彼女にとって、抱負は一つしか無かったのだ。
 鬼人の腕に触れた彼女が浮かべる笑顔は、とても幸せそうな物だった。
「幸せを未来に繋げたい……かな」
「じゃ、俺の抱負は幸せにする、だな」
 その返す言葉に。
「……お二人、ご婚約されたそうですよ」
 アメリーの小声が重なり、その告白にグリゼルダは喜びの表情を浮かべる。
「おめでとうございます!」
「ま、まぁ。でも、今は内緒って奴だな」
 人差し指を口の前で立てた鬼人は、しかし、まんざらでも無い表情を浮かべていた。
「アメリーもありがとうな。……ま、ヴィヴィアンが現役アイドルだから、今は内緒だけど……いつかは、な」
「その日が早く来ると良いですね」
 キラキラした二人に負けないようにそんな大人になりたい。
 少女の想いが成就する日がいつ来るかは判らなかったけれど。
(「いつか、アメリー様にも、きっと」)
 看取りの妖精はにこやかな表情で、楽しげな三組の元を後にしていく。

●幼年期の終わりに
 式典が終われば立食パーティへ。
「ふふ。グリゼルダのお祝いにご飯が無いのは嘘でしょう」
 とはリーシャ談であった。
「……いつまでも、ご飯ばかりじゃないですよー」
「と言う台詞は、両手のお皿を置いてからにして欲しいなぁ」
 ニコニコと紡がれる台詞に、「むぅ」と口を尖らせてしまう。
「いや、美味しい物は美味しいのだから、それを恥じる必要は無いと思います」
 横合いからの援護射撃はミリムから発せられていた。
 我が意を得たりとばかりにコクコクと頷くグリゼルダに、リーシャは苦笑を浮かべるしかなかった。
「色気より食い気かぁ」
「あ。酷いです。これでも立派なケルベロス……いいえ、一人の立派な大人の女性として今後、活動して行きたいなと考えているんですよ!」
 抗議の声は真摯に響く。ミリムはそれだけ真剣に、自身の抱負を、そして自身の未来に視線を向けているのだろう。
 ならば、とリーシャは片手を差し出す。
「じゃあ、これからもよろしくね。私も頑張るから」
 それを支えるのが、ヘリオライダーの使命。それが彼女の抱く想いだ。

「新成人、おめでとさん」
 サンドウィッチ片手にパーティ会場を右往左往していたグリゼルダに、「よぉ」っと軽快な声が掛かる。
 声の主は紋付き袴姿の神白・煉(死神を追う天狼姉弟の弟狼・e07023)。
「グリちゃん成人おめでと!」
 そして、空色の和装姿の神白・鈴(天狼姉弟の天使なお姉ちゃん・e04623)だった。
 相変わらず仲の良い姉弟だなぁ、と思わず目を細めてしまう。――姉様達がここにいれば、こんな感じで笑いかけてくれただろうか。
「私もいますよ」
 こちらは桜色、桜模様の振り袖姿のリシア・アルトカーシャ(オラトリオのウィッチドクター・e00500)から。その場でくるりと回り、周囲に見せつけるように拡げている。
「はああん……グリゼルダたんの振り袖姿。実に様になっていますの……♪」
 エニーケ・スコルーク(黒馬の騎婦人・e00486)から零れるのは感嘆の溜め息だった。
「そ、そうですか?」
 ユルに着せられた――否、選んで貰った振り袖姿は確かに華やかで、まるで自分が自分で無いような気もする。だから、改めて言われるとこそばゆいやらくすぐったいやら。
 照れた笑みを浮かべるグリゼルダに、やぁ、と横から声が掛かる。
「お疲れさん」
 こちらは袴姿のアリア・ハーティレイヴ(武と術を学ぶ竜人・e01659)だった。中性的な顔立ちの彼だが、きちんとした正装をしていると立派に男性だなぁ、と何処かズレた感想が過ってしまう。
「アリア様もお疲れ様です」
 にこりと笑い、グリゼルダはさりげなく道を空ける。先日、遊戯を共にした仲だ。彼の視線の先に誰がいるのか、何となく理解していた。
「煉くん、鈴さん、どうかな? 似合うかな?」
「なかなか大人っぽいじゃねぇか。可愛いぜ」
「むぅ……」
 彼の視線の先に広がる、三者三様の景色。平和的だなぁ、と思ってしまう。
「本当であれば、乾杯と行きたいところですが」
 口を尖らせるエニーケに、グリゼルダは苦笑を浮かべる。
「駄目ですよ、エニーケさん。グリちゃん、まだ誕生日迎えていないのですから」
 もちろん、私たちも駄目ですけれどね、と鈴が行った主張は未成年ならではだった。
 成人の儀を迎えたと言え、グリゼルダは未だ19歳。飲酒は二十歳になってから。それは絶対の理なのだ。
「あーっ。飲むんなら私、貰うよ! 相手がいなくて寂しかったんだー」
 突如乱入してきた赤髪のヘリオライダーは何やら高級そうな瓶を片手に、ぐわっとグリゼルダの背に抱きつき。
「……程々にして下さいね」
 たははと制するグリゼルダは、何処か、しっかり者の妹という風情を醸していた。
「ねぇ、煉くん、私たちも」
「……ったく、リシア。最近、サキュバスの血に飲まれてないか?」
 これ見よがしにラブラブな恋人達の後ろで。
(「や、やっぱり、大きい方がいいのかなぁ」)
 鈴の視線は、グリゼルダの背でひしゃげるリーシャの豊丘に注がれていた。
「……えーっと、いや、そう言う嫉妬深いところも可愛いとは思うけど」
 じっと見つめる視線が可愛らしいやら怖いやら。
 アリアの想いが彼女に届くのはいつの日か。少なくとも今で無い事だけは、確かであった。

 未来を語り合う姿は、二藤・樹(不動の仕事人・e03613)とヒメ・シェナンドアー(白刃・e12330)の二者も一緒だ。
 普段のジャージ姿を脱ぎ捨て、黒の紋付き袴に着替えた樹は、食後のお茶を楽しみながら、遠い目をする。
「どうしたの?」
 ヒメの問いに、彼の応えは今までの期間があっという間に過ぎた、と言うものであった。
「いつもと違うヒメの服装を見ると、余計にそう思う」
「そうね、ボクはまだ大人……と言うのは正直判らないけど、随分と時間が経って沢山の事があった三年間だったわね」
 共に戦った事、共に過ごした事。それらは掛け替えのない思い出だ。
「子供だった俺たちが、こうやって大人になっていくんだなって」
 樹の言葉はしみじみと紡がれ、その仕草が何処かおかしく感じる。
「でもこうやって区切りを誰かと一緒に過ごして振り返る、というのは素敵ね。……ねぇ、樹」
 静かに、緩やかに。
 呼び掛けはしかし、大人びた表情で紡がれる。
 その姿に、ドキリと胸の高鳴りを覚えてしまう。
「改めて、成人おめでとう。まだまだ子供なボクだけどこれからもよろしくお願いするわね」
「そうだな。次は、二年後。ヒメの成人式を俺がお祝いしないとな」
 その時は世界が平和であるように。或いは、仮初めでも構わない。今の様な穏やかな時間が紡がれていますように。
 二人の祈りは、緩やかに紡がれていく。

 やがて宴は終わりを迎える。
 修復された公会堂も、人がいなくなれば寂しげに映ってしまう。
 それでも、ここが賑やかな場所だった事は覚えている。人々の営みが、日常が、そして楽しみがあった事を、グリゼルダは忘れない。
「……大人になった、と言う実感があるわけでは無いですが」
 スマートフォンに転送して貰った集合写真を見ると、自身の頬が自然に緩むのを感じる。色取り取りに華やかな光景は、目にも鮮やかで、そして優しい。
 その見え方も今まで通りだ。今日明日で急に景色が変わる事は無い。それも事実だ。
 だが。
「……楽しかったです。皆様」
 小さな機械を胸に抱き、喜びと感謝の気持ちを口にする。
 それが彼女が大人になった日の夜の、小さな出来事であった。

作者:秋月きり 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年1月30日
難度:易しい
参加:14人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 2
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