
女子大生が6人集まって、そのうちひとりの部屋で鍋をつつく。
こたつ2卓をくっつけて、わいわいやったけれども、洗い物まで済ませると、ミカンのカゴを囲んで落ち着いたところ。
「ふぃ~。食べたねえ」
「でも、ミカンは入る」
「ふふふ」
友達どうし、女どうし。足先が触れたり、重なったりしながら、のんびりしていた。
「ちょっと、部屋の空気入れ替えるか。寒いかな」
「こたつに入ってるからいいんじゃない」
家主の子がカーテンをひらき、ベランダに通じるガラス戸をあけた。10階建てマンションの6階には、冷たい風が吹き込む。
「ひゃああ、やっぱ冷えるー」
「潜れエ!」
「ははは」
6人全員が、布団に埋まった。ヒーターの赤さに、お互いの顔が照らされる。自然と手足が絡まって、身体のあちこちに触れている。
「やっぱり、暑い、かな……」
「空気を入れ替えるまで、もうちょっとガマンしようよ」
「せ、狭いのにモゾモゾしてるの、誰?」
「ゴメン。スカートが邪魔で脱いでた」
「じゃあ、あたしも」
「……」
全員が真顔になる。
友達どうし、女どうし。でも、それよりちょっとだけ、仲が良かった。
敷布団の周囲には、掛布団から放りだされる衣類が、ちらばった。
彼女らは、こたつの中での冒険に夢中で気が付かない。異界からそっと、部屋に侵入したオークどもが、様子をうかがっていたのを。
触手の一本が、投げ出されたショーツの一枚を拾った。
寒々とした恰好でも、軽田・冬美(雨路出ヘリオライダー・en0247)は意に介さず、ポンチョ型のレインコートでケルベロスたちに、予知のあらましを伝えていた。
「マンションの一室に集まっていた女子大生が、魔空回廊から現れたオークにさらわれる、というわけよお。6人を事前に避難させると予知がズレちゃうから、オーク出現を待ってから、部屋に入らないとダメねぇ」
オークは、被害者たちをただちに魔空回廊に連れ去ることはなく、生命の危険にさらすこともないが、可能ならば救出し、避難をさせたい。
部屋は、いわゆる1LDKで、学生の一人暮らしにしては広めだ。キッチンが併設されたリビングに、こたつを二連結して置いており、被害者たちは『こたつの中』にいる。
リビングからは、玄関へもベランダへも通じていて、ベランダへのガラス戸の向かいに、寝室への扉がある。風呂やトイレは、ユニットではなく、玄関わきに別々だ。
冬美が、間取りを詳しく説明するのは、オークたちは20匹もいて、各箇所にぎゅうずめになって出現するかららしい。
「現場が個人の住居で鍵もかかってるし、マンションのセキュリティもあるしで、事前の潜入が難しいの。他の部屋にも住民がいるので、うかつに建物を破壊するのも考えものねぇ」
冬美は、あらためて間取り図を眺めた。
「提案できるとすれば、開け放たれたガラス戸よお。ヘリオンからの降下ついでにベランダの柵に取り付けばいいかしらぁ。けれども、部屋に侵入したあとの救出方法は判らなかったのぉ」
詳細は、襲撃時の予知を参考に、ケルベロスで詰めてもらうことになりそうだった。オークたちの攻撃方法も、説明された。
「触手による接触、と言えばいいかしらぁ。あいまいで申し訳ないんだけど、身体に直に触ろうとする攻撃ね。防御力を減衰させる効果があって、近接の1体か、遠距離の複数体にも対応してくるわぁ」
冬美は、ポンチョの胸元を開いて、『接触』の真似事をしてみせた。
「さあ、出発よぉ。仲良しの女子大生たちを、助けてあげてねぇ。レッツゴー! ケルベロス!」
参加者 | |
---|---|
![]() 除・神月(猛拳・e16846) |
![]() 神居・雪(はぐれ狼・e22011) |
![]() サロメ・シャノワーヌ(ラフェームイデアーレ・e23957) |
![]() 獅子谷・銀子(眠れる銀獅子・e29902) |
![]() 高千穂・ましろ(白の魔法少女・e37948) |
![]() ピクシー・ガリトラップ(ヴァルキュリアの鹵獲術士・e41032) |
![]() 星乃宮・紫(スターパープル・e42472) |
![]() カフェ・アンナ(突風はそよ風に乗って・e76270) |
●
リビングルームに風が吹き込むと、開いていたカーテンがまくれあがり、ベランダへの戸口をふさぐ。
再び左右に垂れて落ち着いたとき、豪奢な宮廷服にクラウンを戴いた王子、サロメ・シャノワーヌ(ラフェームイデアーレ・e23957)がたたずんでいた。
ただし、刺しゅう入りのベストがはじけそうなくらい、胸部がパツパツだ。
「淑女の部屋に押し入るとは、キミらしくもない」
こたつを挟んで対峙する、オークの群れ。そのうちの一匹だけに、瞳をあわせて静かに喋っている。
「ムッシュー、オークの退治を助けてくれるかい?」
投げキス、『金の交錯(コウサク)』が、その一匹を催眠に誘う。意外にも戦闘は、オークからオークへの触手で始まった。
ただならぬ様子に気が付いたのだろう。ビクリとこたつが反応して、つなげた二枚の天板がズレる。ダウンジャケットの除・神月(猛拳・e16846)が手をそえて直してやると、割り込みヴォイスで語りかけた。
「あたしらケルベロスだゼ。この部屋に変態豚野郎が出てっかラ、ちょっとこたつン中で抱き合って待ってナ!」
女子大生たちの安全を確認しようと、婦警制服姿の、獅子谷・銀子(眠れる銀獅子・e29902)が潜りこんだ。補給用の水分も携えている。
「危機ある所に輝く紫の星! スターパープル、見参!」
スーパーヒロインが、一足飛びでドア付近のオークまで接近した。星乃宮・紫(スターパープル・e42472)こそ、その正体である。ゴーグルに隠した眼差しが光る。
「卑劣なオークは許さない! パープル……フィンガァアアア!!」
指一本の突きが、敵の気脈を断つ。
ベランダの欄干を踏む、通学用の革靴。高千穂・ましろ(白の魔法少女・e37948)は制服のスカートを押さえながら降下してきて、すぐに魔法少女へと変身した。
ファナティックレインボウの蹴りにより、靴先からバレリーナのような衣装に転じていく。
神居・雪(はぐれ狼・e22011)は、ライドキャリバー『イペタム』にまたがったまま、コンクリート地に着陸した。洗濯かごへ、キャリーに積んできたバッグをほうる。
ケルベロスたちは、上空のヘリオンから飛び出し、マンションの6階を目指してきていた。
ピクシー・ガリトラップ(ヴァルキュリアの鹵獲術士・e41032)の前方を、むきだしの尻が落ちていく。カフェ・アンナ(突風はそよ風に乗って・e76270)がバランスを失っているのだ。
「しくじって脱げたのかな?」
地面に激突しても怪我はしないが、戦場に来られなくなる。ピクシーは光の翼を出して加速すると、後ろから腰を支えた。風圧に、ぴゅぴゅっと体液がとんできて、顔にかかる。雌っぽい匂い。
「……あ……ありが……」
顔をむけたカフェは、眉毛をハの字にして、恐縮していた。両手で押さえても、漏れはふせげないようだ。
「ボクは平気だけど、その……もう興奮してるの? 履いてたものは?」
「じょ、女子大生のひとを……安心させようと、思って……」
ヘリオンから下半身裸になってたらしい。大きなおしりを抱えたまま、ピクシーは現場に飛び込んだ。
カフェを床にぺたんと座らせると、ガラス戸を閉める。
揃ったケルベロスたちに、室内のオークは殲滅され、リビングが確保された。
「おい、ベランダのカゴにな。予備の服を入れといたぜ」
「着せておいてね。では、雪くん。寝室にお供しよう」
雪とサロメはそれぞれのサーヴァントらと、寝室の扉を開け、闇の向こうへ消える。
「他人の家で、いけないね……」
「そんな下劣なオークは、このスターパープルと!」
「魔法少女の私がやっつけて来ますっ」
ピクシーと、紫にましろは、玄関側へ向かった。トイレと風呂にもオークが潜伏しているはずだ。
こたつの中から、銀子が出てきた。婦警の制服にはシワがよっている。カフェが手伝って、女子大生にも出てもらおうとしたところ、神月が止める。
「ちょっと、待テ。もうちょっと隠れているんダ」
ふとんをかけ直す。
「そんなとこにも回廊が開くのカ」
リビング併設のキッチンにあったシンクとオーブンから、折り畳まれていたようなオークが這い出してきた。
「お前らも月に狂ってみようゼ」
台所に蜜色のエネルギー。『狂月感染(ルナティック・インフェクション)』は敵を傷つけるとともに、神月への欲望もたぎらせるのだ。
ジャケットと中に着ていた服をくぐり、十数本が触りまくる。
●
寝室にはすでに触手が張り巡らされていた。雪とサロメが待ち伏せされたわけではない。オークらも部屋にぎゅう詰めで、絡まっているのだ。服も触手で膨れてきている。
「分かっちゃいたが、狭ぇな……。豚面なんかは、近くで見たくねぇんだけど」
スロットルを回す。イペタムの一輪が、オークの一匹を踏む。ぐるっと天井まで走って越え、反対のタンスを削りながら、床でピタリと停まる。
闇にできた炎の道を、レッドカーペットのごとく歩みくるサロメと、テレビウムの『ステイ』。トラウマボールと凶器攻撃を、倒れたオークにぶつけていく。
だが、こちらが動くほどに、触る攻撃とやらは、増えていくのだ。服の中が満杯になり、ちょうど、こたつからお尻がはみだすように。
「そんだけかい! アタシらでまとめて潰してやるぜ」
ハンドルを寝かせた。浮いた足はエアシューズ履き、ローラー部を壁に押しつける。
そのまま、キャリバースピン。イペタムが敵の足を砕き、ローラーが触手を焼く。
「部屋じゅう豚だからな! どこを走ってもぶっ殺……」
ビリィっと嫌な音もした。車体の回転とともに、触手も離れていくが、さらに衣服も破りとれてしまう。邪神復活ブラジャーがズレかけて、それでもスロットルは戻さなかった。
「きゃあっ!」
その時、乙女の絹裂くような悲鳴。
雪はブレーキを掛ける。寝室にも被害者がいたらマズイ、と暗がりに目をこらすが、サロメの背中しか見えない。あとは絡まったオークだ。
「ステイ、てめぇの映像からか?」
確かにテレビウムは、サロメが歌うライブ映像を流していた。回復のための応援動画だ。
「ど、どうかしたのかいマドモアゼル? 敵はまだ残っているよ」
振り返ったサロメは、上半身が裸で、勢いから生の乳房がタプンと音をたてた。
●
リビングでは、神月のダウンジャケットの綿がちらばり、あしらわれていた中華風の赤だけが、切れ端として落ちていた。
しわくちゃの紺色は、婦警制服だったものである。銀子が着ていた。
カフェは、両手で股を死守している。服の胸元は裂けていた。オークが近づくと、なよなよと下がる。
「あの、暴力は……! あああ何でもないです……!」
降魔光輪拳士が、両手を塞がれていて戦えるのか、と問えば、答えは是である。
猫背がさらに頭を下げるような姿勢をとったところ、突如ベリーショートの銀髪が突っ込んだ。
「ごごご、ごめんなさーい!」
頭突きが、オークのアゴを砕く。その全身には狂月感染が及んでいて、トドメをさす一撃となった。
「……うう、わ、私が囮にならなくちゃ……」
カフェが向き直ったのはこたつだ。天板の上に、神月がもう一体のオークによって組み伏せられていた。背中からうねうねと伸びる触手は、こたつ脇に倒れている銀子に、伸びている。
反対脇にまわり、ケルベロス3人で川の字になるように寝た。
「……お尻だけなら、大丈夫。お尻だけなら……」
ますます両手をぎゅっと押さえつける。はたして、8本の触手は二手にわかれてモゾモゾと触れてきた。
銀子は、もう一撃を与えんと、ハンマーを支えに立とうとしたが、力が入らない。
「この程度で期待、なんてするわけっ」
別段、敏感なところばかりを狙ってはこなかった。触る、というだけであり、相手の邪魔をして防御力を減衰させる攻撃なんである。
どうにも、銀子にはもどかしい。いっそ、イヤらしい行為をされれば言いわけが立つが、それさえも許されないのだ。
「お前を犯すのは、あたしだぜ」
銀子の耳に、神月の声が降ってくる。
こたつがガタッと、反応した。
オーク自身のモノを、手ずからナカに招きいれたようなのだ。
「はんっ! あっ! あふっ! ああ!」
カフェにも銀子にも、こたつの中の住人にも、一部始終を聴かれるし、揺れの激しさも体感される。
今だ!
4本の触手をそれぞれ掴み、脇にいるふたりともが、出るだけの穴へ、当てがってみる。
「んん……あふぅ♪」
普段から、使い慣れているカフェにはすんなりだった。4本ぶんは初めてだったが、硬度がないぶん、楽だったのだろう。入れてみれば、内壁をくまなく触ってくるので、ひとり遊びでの道具では味わえない、複雑な動きを享受する。しかし、銀子には、衝撃が強かった。
「んああっ、凄い、すごい、しゅご……ぎいい!」
先日の依頼でも、触手に入り込まれた。もう、癖になっているのかもしれない。体をよじって悶えながら、どこかで冷静な自分が、ハンマーに手を届かせた。
神月とパートナーとが、イクのを待つ。
こたつを、外から振動させてたはずなのに、今や内部からも、揺さぶってくる。6人ぶんのきょう声も交じわっていて、彼女らの関係を表していた。
●
玄関口へとつながる短い廊下にも、オークがへばりついていた。スターパープルが石化の光線、ペトリフィケイションを放つ。
「パープルビィィーム!!」
完全に玄関の置物になるわけではないが、奴らはあまり身動きがとれないから、同じことだ。ましろとピクシーは、それぞれ風呂場とトイレへ入りこんでいた。
そして、寝室やリビング以上に密着した肉々しさに挟まれている。バスタブも便座も見当たらないほど。
「せ、狭いバスルームに飛び込んだのは……失敗でしたっ」
ましろの魔法少女服など、とっくに細切れである。バレエのトゥシューズ様に変化した靴だけが残っていた。ピクシーは、素っ裸のまま、天井らしきものが背に当たっているとしかわからない。
「ああっ……ボクのほうこそ、他人の家でこんなことするなんて……」
そしてふたりには、オークが望むと望まざるとに関わらず、肉棒がはいってしまうのだ。
「……いけないのに、いつもより感じちゃってる、かな……ああん、もっとぉ!」
「これでは、通学の時の電車と同じですっ」
ドクドクと、注ぎ込まれている感触がある。奥まで突かれているのは間違いない。
トイレとバス、それぞれの扉の隙間からは、ヴァルキュリアの翼や、術士の魔法が織りなす光がときおり漏れ、善戦していると見て取れた。玄関先のオークも残り1体。
「紫の連撃、味わいなさい! パープルパンチ!」
スターパープルは仕上げに入る。
「パープルヒップ! パープルアッパー! パープルキィィィック!」
石化して死んだ同族に、最後のオークは背中から突っ込んで、両方崩れさった。
15歳ということもあって、オークの接触が鈍かったのもあるが、せん滅したのは違いない。
自身の技に入る際に、リビングや各所でも、決着がついたような声があった。スターパープルは、紫に戻る。眼鏡をかけ、気弱な表情でトイレを開けてみた。
「……あ、あの、ヒールは必要でしょう、か……」
ピクシーは用を足していた。便座に座り、ちょぴちょぴと奔流が終わりかけ。だが、それとは別に、白い粘液が、ドロドロと垂れ出ている。本人は、ぐったりとタンク側にもたれて、上を向いていた。
「こんなにいっぱい……赤ちゃんできたかも……」
紫は、慌てながらもそっとドアを閉じる。こんどは背後から名を呼ばれて、飛び上がった。
ましろが、伝言を頼んでくる。そのままの姿勢で請け負った。
玄関口に移動する気配がして、扉を開け閉めするキィ、バタンという音だけがした。仲間の誰も、帰るましろの姿は見ていない。
●
「あの……ましろさんは、終電が間に合うとのことで、駅へ向かわれました……」
紫がリビングに顔を出すと、メガネといい、制服といい、雰囲気の変化に一同は戸惑った。雪は、ベランダに放ったバッグの中身で、サロメともども着替えを済ませている。
なぜか、こたつに座っている神月が、紫の言葉に撤収を促した。
「じゃあサ。あとの処理はあたしと銀子、あとカフェがいればいいかラ。おまえらはお疲れさン」
神月の提言に、サロメは視線を据える。無言で交しあい、やがて右手を左胸にそえて一礼した。
「メルシー。帰りがてら、周囲の警戒もしておきますよ。風邪などひかれませんよう」
最後の一言は、こたつに籠って顔も出せない女子大生たちへ、投げかけられた。
エレベーターが1階から上がってくるのを待つあいだ、雪が口を開く。
「なあ。神月たち、なんかおかしかったよな?」
サロメは、腕組みして思い返しているよう。
「マドモアゼル、女性には秘密があるとおっしゃった。違うかい?」
「言ってねーし。王子は適当だな、ハハハ」
降りる密室にいるあいだ、紫は眼鏡越しの横目で、ピクシーを見ていた。
(「あの……開けてしまったおトイレで見たものも、女の秘密なのでしょうか……」)
ふたつしか年は違わないのに、ずっと年上に感じてしまう。そのピクシーといえば、元気になっていて、ひとりニコニコと、自分のおなかをさすりながら眺めているだけだった。
入るのは難しくても、出るのは簡単だ。マンションのエントランスホールの自動ドアは開き、サロメらは、冬の住宅街に出た。
4人とサーヴァントが去ったのを確認するように、追って通学用の革靴が、路地に踏み出す。靴下に交通費を隠しているから大丈夫。
「オークじゃなくて、せめて人でっ……。早く、はぁ、はぁ、電車に乗りたい。うぅっ、電車に乗ればっ……」
寒空の下で、白い素肌が駅の方角へ、駆けだした。
ましろの、その恰好は、欄干から乗り出せば見えたかもしれないが、6階のガラス戸は閉じており、カーテンも引かれていた。
神月と銀子、カフェが加わり、2個ずつ9人、18個のおっぱいがこたつを囲む。
「この子とこの子はカップルを公表してんのね。こっちのふたりは男女混合が好きで、たまたま女ばっかりの鍋に来たの」
「そう言うコイツは家主で、ド変態だから、何でもするよ。あたしは彼氏いるけど、許可済みね」
などと、自己紹介をしている。神月は八重歯をみせて頷くと。
「このふたりは、ケツ穴が好きなんだけド、だいじょーぶカ?」
銀子は、あからさまな言い草に抗議しかけて、でも声は小さくなった。神月には、今日だけでなく、知られている。
「おっと、カフェはむしろ、肛門以外はNGだっけナ」
今も両手で股を押さえていた。ぴゅぴゅっと漏らしている。数人が経験あると手を挙げてくれた。寝室のタンスの奥から、何やら道具が持ち込まれて、天板にバラまかれる。
「潜れエ!」
今度は、9人が冒険にむかい、こたつを掘り進んだ。
作者:大丁 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
![]() 公開:2019年1月24日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 4
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