クリスマスは24日と25日!!

作者:あかつき


 真っ昼間、人通りの少ない細い道に面した空き地のど真ん中で、羽毛に覆われた身体を持つビルシャナが、拳を握りしめて説く。
「クリスマスというものは24日にイブ、25日が当日……百歩譲ってイブにはしゃぐのは許してやるとしても、12月に入ったら日本全国クリスマスモード……イルミネーションやらツリーやらがところ狭しと飾られている……そんな現状、断じて許すわけにはいかぬ」
 ビルシャナの周りには10人の一般人。
「クリスマスは24日と25日の二日間のみ! 23日に至っては天皇誕生日だ。クリスマスの飾り付けもイベントも、24日と25日に限定しなければならない!」
 ビルシャナのその台詞に、一般人達はわぁっと歓声を上げたのだった。


「みんなもう知っているだろうが、鎌倉奪還戦の際にビルシャナ大菩薩から飛び去った光の影響で、悟りを開きビルシャナになってしまう人間が出ている……。今回、鹿目・きらり(医師見習い・e45161)に調査をしてもらったところ、クリスマスは当日だけ、それ以外でイベントやイルミネーションをするのは許さないと主張するビルシャナによる事件が発生する事がわかった」
 寒風吹きすさぶヘリポートでケルベロス達を出迎えた雪村・葵は、寒さからかやや身を屈めながら説明を始める。
「ビルシャナ化した人間が、周囲の人間に自分の考えを布教して、配下を増やそうとしている所に乗り込む事になる。ビルシャナ化している人間の言葉には強い説得力がある為、放っておくと一般人は配下になってしまう。ここで、ビルシャナ化した人間の主張を覆すようなインパクトのある主張を行えば、周囲の人間が配下になる事を防ぐことができるかもしれない」
 ビルシャナの配下となった人間は、ビルシャナが撃破されるまでの間、ビルシャナのサーヴァントのような扱いとなり、戦闘に参加することになる。ビルシャナさえ倒せば元に戻るので救出は可能だが、配下が多くなれば戦闘で不利になるだろう。
「一般人の数は10人、高齢女性の三人は『あちこちイベントでうるさい』、中年男性の三人は『イルミネーションの電飾がちかちかして鬱陶しい』、中学生の男子四人は『カップルが多くなって腹が立つ』という理由でビルシャナの意見に賛同しているようだ」
 信者達それぞれの主張を大雑把に説明してから、葵は小さくため息をつき、続ける。
「クリスマスというイベントを楽しみにしている人々は少なからず存在している……まぁ確かに、若干やりすぎのきらいはあるかもしれないが、それでもそのイベントを否定するのは可哀想というものだ。このまま放っておけばクリスマスのイベントというイベントで破壊活動を行い、大惨事になりかねない。被害が拡大しないよう、確実に撃破してきてくれ」


参加者
七種・酸塊(七色ファイター・e03205)
マリア・テミルカーノヴァ(祈る医学生・e05708)
カタリーナ・シュナイダー(地球人のガンスリンガー・e20661)
清水・湖満(氷雨・e25983)
秦野・清嗣(白金之翼・e41590)
鹿目・きらり(医師見習い・e45161)
麻上・悠花(地下室令嬢・e61709)
アーデルハイト・リンデンベルク(最果ての氷景・e67469)

■リプレイ


 空き地へと足を踏み入れながら、マリア・テミルカーノヴァ(祈る医学生・e05708)は困惑のあまり思わず呟く。
「クリスマスが『12月24日と25日』に限定されても困ります……」
「何奴?!」
 勢い良く振り向いたビルシャナの鋭い視線をロングコートで遮るようにマリアはぎゅっと身を竦め、返す。
「えと、ケルベロスです」
「ケルベロスだと!!」
 目を見開くビルシャナを庇うように、高齢女性三人が足を踏み出した。
「世間はクリスマスで馬鹿騒ぎ……五月蝿い事この上ないのよ」
 ふんぞり返る三人に、鹿目・きらり(医師見習い・e45161)は穏やかに声を掛ける。
「クリスマスは、確かに25日で、イブは24日ですけど、せっかくの楽しいイベントなのですから、前々からクリスマスの気分は味わって良いと思います」
 微笑むきらりに、高齢女性は溜め息を吐く。
「おばあちゃん達はそんなもの無くていいのよ」
 互いに顔を見合わせる高齢女性三人に、きらりは続ける。
「傍から見たらただ騒がしいだけかも知れませんが、自分たちで参加してみると案外楽しいものですよ。そんな食わず嫌いみたいにならないで、ぜひ貴女達も参加してみてはどうでしょう?」
 そう言うきらりに、高齢女性三人は唸りながら首を傾げた。
「今更?」
 そう返す彼女達に、今度はアーデルハイト・リンデンベルク(最果ての氷景・e67469)が言葉を発する。
「イベントというのは楽しむものよ。日本人はお祭り好きというでしょう? きたる一大イベントへ向けて、店頭から皆々の集団、そして家の中まで。日毎にイベントのための準備を進めて気分を上げていくのよ」
 言葉を紡ぐアーデルハイトに、彼女達は首を横に降る。
「気分を上げるなんて、必要ないわ」
 そう返す彼女達に、アーデルハイトは小さく息を吐く。
「別に賑やかにしている人を煩わしく思うなと言っているわけではないの。無理に混ざれとも言えないわ。けれど、暗く寒い季節はどうしても気分が塞いでしまうもの。イベントを心待ちにして、気分を明るくするのも必要と思わないかしら?」
 三人はそれを聞き、数回瞬きをする。
「確かに、冬は暗くて寒くて気分も塞ぐわね。でも、長々とやる必要も無い。キリスト様の誕生日だっていうのであれば、当日だけが大切な訳でしょう?」
 反論する彼女達に対し、それまで黙って聞いていたマリアが口を開く。
「私が生まれたロシアでは、日本で今使われている『グレゴリオ暦』での『1月6日と7日』に『降誕祭』を祝います。今の暦は『ローマの総主教』が定めた暦で、我々東方の正教徒はそれ以前からある暦を使っています」
 聞きなれない単語を沢山耳にした高齢女性達は、わかっていない顔で問う。
「つまり?」
 マリアは故郷ロシアのクリスマス、降誕祭の様子を思い浮かべ、嬉しそうに目を細める。
「同じ『クリスマス』を祝うのさえ日付がずれていることもあるのですよ」
 楽しかった思い出に、マリアはにっこりと笑う。それを見た高齢女性三人は、思わずたじろぎ、後退りする。
「クリスマスは全世界共通だと……」
 戸惑いを顕にする高齢女性達に、ビルシャナは焦る。
「日本のクリスマスは24日と25日だぞ、ここはロシアではない!!」
 そう叫ぶビルシャナを無視して、マリアは続ける。
「それに、ユダヤ教徒のハヌカーにアフリカ系のクワンザ、もちろん神道の新年といろいろお祭りがあるのです。グローバル化に伴い多様性が求められる時代、お互い祝いたい気持ちを尊重する事が大事ではありませんか」
「そう、かもね」
 丁寧に、しかし熱く説くマリアに、高齢女性三人は頷く。
「おい?!」
 慌てて手を伸ばすビルシャナを他所に、彼女達は微笑む。
「歳と共に偏屈になって嫌ね。私達の視野が狭かったわ。ごめんなさいね」
 さ、帰って孫にクリスマス買いましょ!
 三人はそんな話をしながら、その場を去っていく。
「だからばあさんどもは!」
 舌打ちし、地面を蹴飛ばす中年男性三人組。四十路の三人組は、盛大に溜め息を吐く。
「あんな電飾、鬱陶しいったらありゃしない」
 そう語る一人に、他二人は大きく頷き同意を示す。
「鬱陶しいのは分かる、ほんまに分かる。電気代無駄やしね」
 清水・湖満(氷雨・e25983)が同意するのを見て、中年男性三人組は嬉しそうに頷く。
「あれ、いらないよな?!」
 同意を求める中年男性達に、湖満は静かに、しかししっかりと首を横に振った。
「けどさ、あなた方も大好きなひとの誕生日は盛大にお祝いしたいよね?」
 その返答に、中年男性三人はうっと言葉に詰まる。
「娘の誕生日とか、もうそりゃ……なぁ」
 他二人もそれぞれ大切な人を思い浮かべ、話し合っている。そんな三人に、湖満は続ける。
「クリスマスはご存知の通り、救い主イエス様の誕生日……お祝いしたいひとが世界に何十億人とおるわけよ。て考えるとさ、イルミネーションだけで収まっとるの、まだましやと思わん?」
 そう言われ、三人はハッとしたように顔を上げるが、しかし少し考えてから首を傾げた。
「イルミネーション……誕生日に?」
 素朴な疑問を口にする彼を放置し、湖満は続ける。
「ま、日本人はイベントにかこつけて騒ぎたいだけかもしれんけどさあ……守護聖人全員の誕生日お祝いしとるわけやないんだから、大目に見たってよ」
 宗派によって守護聖人の人数は変わってくるが、どちらにせよえらい人数である。
「それに……冬の寒さを皆華やかなもので紛らわしたいの! あなた方がダイエット中お腹すいたらガムで我慢するのと同じよ」
 胸を張る湖満に、それまで中年男性三人組は一瞬戸惑いを見せ、何か言い返そうと口を開く。
「さて~、おじさんよりは年下かな?」
 そんな三人の前に、ばっさばっさと8枚の翼を羽ばたかせ、どこからか現れたのは秦野・清嗣(白金之翼・e41590)。フローレスフラワーズの光を纏うことはビルシャナを刺激することになってしまうかも、と思い留まったが、それでも面梟の8枚の翼を広げれば錯覚に違いないが眩しい気がしてくる。
 突然登場してきた、きらびやかな男性に、中年男性三人は絶句する。ぱっくりと口を開け、間抜け面を晒す三人に、清嗣は続ける。
「電飾ちかちかが何で鬱陶しい? テレビだって花火だってちかちかする。言えば夜の街なんて何処でもちかちかしてない? たとえ堅物だとしても皆の楽しみに水を差すと嫌な奴で孤立するよ」
「でも……」
 可哀想なほど萎縮した三人がなんとか口を開き、反論しようと頑張るが、それを清嗣は問答無用とばかりに遮る。
「キリストの誕生日は聖書の記述によると秋なのだそうだ。日にちは不明。今の日にちは色々と大人の都合って事だね~。だから、そんな理由で定めた日にちに拘るなんて馬鹿らしいじゃない? わかったら、そんなカリカリしてないでさ、おじさんと遊んでいかない?」
 一周回って天使か幻か、などと現実逃避していた中年男性三人が、その誘いにはっと我に返る。
「もう幾らでも光ってろ!! 俺達はもう関係ねぇからな!!!!」
 目を見開き早口で捲し立て、中年男性三人組は走って逃げていった。
「なんだ、つまんないな~」
 そうこぼした清嗣は、溜め息を吐いたら気を取り直し、男子中学生四人組へと視線を向ける。
「なんですかっ」
 清嗣の現実離れした姿に、ぼーっとしていた中学生達は、その視線にびしっと背を伸ばした。
「そこの若い君ら。カップルとか言ってるとブーメランになるぞ? 今年のクリスマスに告白って事だってあるかもしれない。何年か後には彼女出来てるかも」
 清嗣のその発言に、四人は互いに顔を見合わせる。そんな四人に、清嗣は続ける。
「その時寂しいクリスマスで良いの? 何ならおじさんが遊んであげ……あ、未成年だもんね」
 驚き、目を丸くする四人に、カタリーナ・シュナイダー(地球人のガンスリンガー・e20661)は溜め息を吐きながら言う。
「今の自分にないものを嫉んで、他力本願でそいつを貶めて自分を優位に運んだつもりになる……お前たちは意気地なし、怠け者、役立たず、社会の最底辺だ。そんなに他人が羨ましいなら死ぬ気で足掻け」
 ずばっ、と本質を言い当てたカタリーナ。しかし、その発言は本質を突きすぎていたが故に、彼らは逆にかっと目尻をつり上げた。
「う、うるせー!!」
 地団駄を踏みながら鼻息荒く言い返す彼らに、七種・酸塊(七色ファイター・e03205)がうーん、と少し考えてから、びしっと人差し指を向けた。
「ほら、あれだ。クリスマスは憎むべきイベントじゃねえ、むしろチャンスだ! これをモノにしたやつが晴れてリア充になれる!」
 酸塊の逆転の発想に、彼らはさっきの勢いは何処へやら、きょとーんとして首を傾げた。
「クリスマスを思う存分楽しみたいなら自分から動け! パーティーには積極的に参加して、好きなやつがいたらこれを期に話しかけろ!」
 そう言う酸塊に、男子中学生の一人が酷く悲しそうな顔で首を横に振った。
「それができてたら……こんなところでくだ巻いてねぇよっ!!」
 それを皮切りに、四人はおんおん泣き始めた。
「泣くなよ」
 恋愛には興味のない酸塊には良くわからないが、どうやら彼らをよほど傷つけてしまったようだ。どうしたものか、と考える酸塊。
「あの……」
 そう声を発したのは麻上・悠花(地下室令嬢・e61709)。露出の多い服装が恥ずかしいらしく、こそっと酸塊の影に隠れるようにしながら、続ける。
「えっと、違ってたら教えて……私、これが初めてのクリスマスだから……今までずっと地下室て過ごしてきたから、季節の行事なんかはあんまりわからないんだけど……、えぇっと、友達同士で楽しく過ごすのもクリスマス……なんだよね?」
 その発言に、彼ら四人は動きを止める。
「あ、あのね。初めての友達と祝うから、色々やってみたくって……ツリー買ってきて、飾り付けをしたり……お料理も頑張って覚えたり……」
 一つ一つ指を折って数える悠花。三つめまで数えて、それからハッと顔を上げる。
「違う……かな?」
「いや、良いと思う。な、みんな?!」
 悠花の不安そうな顔に、男子中学生四人はぶんぶんと勢い良く顔を横に振る。悠花は、よかったぁ、と胸を撫で下ろし、それから、そういえば、と荷物の中を何やらごそごそ探し始める。
「あ、クッキーの練習もしました……よかったらどうぞ」
「あぁ、どうも」
 呆気に取られつつもクッキーの袋を一つずつ受け取った四人に、悠花は若干涙目で訴える。
「こんな風に、当日以外にも色々やったら……ダメですか?」
 四人は、壊れんばかりにクッキーを握り締め、そして。
「すげぇ、良いと思う!」
 そして、彼らは凄い勢いで回れ右をし、走り出す。
「ありがと!! 料理頑張って!!」
 捨て台詞を残すと、彼らはあっという間に視界から消えていった。


「おのれっ!!」
 数秒間呆気に取られていたが、ビルシャナは正気に戻るや否や、叫びながら両手を広げる。
 そして、ビルシャナは圧力を伴った光を撒き散らし始めた。発せられた光は、ケルベロス達の後衛を襲い、ついでに地面を抉っていく。
「クリスマスがそんな短い期間だけになっちゃつまらねえよな!」
 酸塊は仲間達の援護、そして回復をすべく、紙兵を大量に散布していく。
「残りの傷の回復は任せてください」
 マリアはそう言って、薬液の雨を戦場に降らせる。
「さぁ、行きますよサターン、協力して行きましょう」
 きらりはサーヴァントのサターンに合図をし、走り出す。サターンはきらりと別れ、ダメージを受けた後衛へと清浄の翼を施していく。
「霊弾よ、敵の動きを封じなさい!」
 きらりは圧縮したエクトプラズムをビルシャナへと飛ばした。
「ぐっ」
 ぐらりと姿勢を崩したビルシャナ。その時、悠花の歌声が流れるように辺りに満ちる。
『永久の愛抱いて、ねぇ……私は狂って……しまったの?』
 負の感情を増大させる曲に、ビルシャナは目を見開き、頭を抱える。
「ぐ、あっ!!」
 悶え苦しむビルシャナへと、アーデルハイトはドラゴニックハンマーを振りかぶる。
「野暮なデウスエクスは……嫌いよ」
 しかしその瞳に映るのは怒りではなく、氷水のような冷静さ。その双眸にビルシャナが気付くと同人、アーデルハイトはドラゴニックパワーで加速したハンマーを叩き込む。
「イエスキリストの誕生日って知ってて言ってるかい? かなり偉そうだけど」
 ぐらりぐらりと身体を揺らすビルシャナに、清嗣は問いかけながら、懐から嘉留太の札を一枚取り出す。次いで札から放たれた青い光は、ビルシャナ自信の凋落のきっかけを映し出す。
『懺悔と自新の札』
「ご、ごめ……あ、ぁ」
 白い光に包まれたビルシャナは、見えない何かへ向けて謝罪の言葉を口走る。そんなビルシャナへと、カタリーナはガトリングガンの銃口を向ける。
「所詮貴様はクリスマスが嫉ましいだけなんだろう? どこまでも女々しい奴だ」
 グラビティ・チェインを纏った弾丸は、ビルシャナの身体を貫いていく。
「飾り付けを23日に全部行うとかただのブラック企業促進運動だわ……!」
 吹き飛ばされたビルシャナに音もなく肉薄する湖満は、吐き捨てるようにそう告げ、腰の日本刀の柄に手を添え、すっと鋭く息を吐く。見る間に凍りつく自信の手と、日本刀。そして目にも止まらぬ早さで抜かれた刃は氷を纏ったままビルシャナへと振るわれる。
『邪魔。退いて』
「ぐがっ」
 冷たい一閃はビルシャナの胴を真一文字に薙ぐ。ビルシャナはそのまま氷に包まれて、砕け散ったのだった。

「これで一通り片付いたな」
 ヒールを終え、カタリーナは一息吐く。
「失敬なビルシャナやったわ……」
 自信の信仰するカトリックを粗雑に扱われ、湖満ははん、と鼻息荒く溢した。
「人騒がせなビルシャナだったわね」
 そう言って、アーデルハイトは服についた埃を払う。
「私、皆さんでクリスマスの町並みを見たいんですが……何か予定はありますか?」
「ん~、特に?」
 きらりの問いに、首を横に振る酸塊。
「おじさんは逃げてっちゃった人達とお茶にしたいな~、なんて思ってるんだけど……帰って来なさそうだね」
 だから、空いてるよ。清嗣はそう言って、ひょいと肩を竦める。
「そういうのも、クリスマスっぽくて楽しそうかも……」
 にっこり笑う悠花は、こくりと頷く。
「その後、食事でもどうでしょう。ベジメニューのたくさんあるところが理想ですが、途中、見かけたら先程の一般人の方々もお誘いしましょう」
 主憐れめよ、と十字を切って祈りを捧げていたマリアは、祈りを終わらせて、答える。
 それぞれにケルベロス達は頷き、空き地を出て、イルミネーションできらきらと輝く市街地の方へと向かっていくのだった。

作者:あかつき 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年12月7日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 4
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