どうしてもやっぱりオークは更衣室がお好き

作者:紫村雪乃


 少女のもの特有の可愛らしい嬌声が響いた。
 女子高のロッカー室。着替えの最中なのか、ある者は体操服に身を包んでいるが、ある者は下着姿であった。小さな布切れに包まれた瑞々しい肉体が眩しく輝いている。
「美由紀」
 すでに着替え終えた少女が傍らの下着姿の少女をまじまじと見つめた。
「またおっぱい大きくなってない?」
「そうなんだ。ブラ、苦しくなってるんだよね。……って、あんまりじろじろ見ないでよ」
「いいじゃない。減るもんじゃないんだし。っていうか揉んでもいい?」
 悪戯っぽく笑いなから少女が美由紀のたわわな乳房に手をのばした。
 その時だ。少女は尻に違和感をおぼえた。誰かが尻を撫でさすっている。
「ちょっと……変なとこ触らないでよ」
 少女が振り向いた。そして、見た。蛇のようなものが彼女の尻をまさぐっている光景を。
 それし触手であった。操っているのは豚の顔をもつ人型の魔物。オークであった。
「いやあっ!」
 気づいた美由紀が悲鳴をあげた。が、それはすぐに甘い喘ぎ声に変わった。触手が美由紀の下着の中に入り込み、愛撫しているのだった。


「オーク達が女性達を略奪していく事件が発生するのが予知されました」
 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)がいった。
 場所は東京近郊にある女子高の更衣室。オーク達は魔空回廊からそこに現れ、着替え中の女子高生を略奪しようとしているのだった。
「襲われる女性を避難させてしまうと、別の場所に出現してしまって被害を防げなくなるので、女性の避難はオーク達が出現してから行う必要があります。女性達の避難が完了していない場合は、戦闘中にオークに悪戯をされてしまう場合があるので、できるだけ避難させてあげるようにしてください」
「また女子高の更衣室か」
 うんざりしたような、しかしどこか嬉しそうに、その男はごちた。浅黒い肌の少年めいた男だ。コクマ・シヴァルス(ドヴェルグの賢者・e04813)であった。
「はい」
 セリカが苦笑した。すると半裸といってもよい凄艶な美女が口を開いた。これは名を和泉・香蓮(サキュバスの鹵獲術士・en0013)といい、サキュバスであった。
「オークの戦闘方法は?」
「オークの数は十。攻撃方法は触手です。その触手で打つ、締める、貫くなどできるようです。さらに恐ろしいのは触手の魔力。凄まじい快感を与えるようです。気をつけてください」
「数が多いわね」
 香蓮が考え込んだ。
 オークは強敵ではない。が、それでも殲滅するには五人ほどが全力で戦わなければならないだろう。
「いやらしいオーク達の略奪を許すことはできないわ、絶対に女性達を救わなければ」
 香蓮はいった。


参加者
ラトゥーニ・ベルフロー(至福の夢・e00214)
日柳・蒼眞(落ちる男・e00793)
コクマ・シヴァルス(ドヴェルグの賢者・e04813)
フィアンセ・リヴィエール(オークスレイヤー・e22389)
アイリス・ベルフェゴール(気まぐれ千変万化・e43275)
カレン・シャルラッハロート(シュトゥルムフロイライン・e44350)
アンヴァル・ニアークティック(バケツがガジェット・e46173)

■リプレイ


「オークって、更衣室好きだよね。着替え中の女の子に欲情するのかな」
 呟くと、女は衣服を脱ぎ始めた。十八歳の少女である。
 女子高の更衣室。彼女の名はカレン・シャルラッハロート(シュトゥルムフロイライン・e44350)。ケルベロスであった。
 現れたカレンの肉体であるが。下着に包まれただけのそれは十代特有の瑞々しさと肉感的な豊満さをあわせもっていた。
「本当だぜ」
 傍らの女がうなずいた。口調は荒っぽいが顔立ちは美しい。二十四歳であるのだが、可愛らしい童顔のためか、十七、八歳にしか見えなかった。
「……オークを足止めする、か」
 女――ウィニフレッド・ザヴィアー(疾槍・e24551)は薙刀袋に目をむけた。中には彼女の背丈に倍するほど長大なゲシュタルトグレイブがおさめられている。
「いざとなればこいつで貫いてやる」
 ウィニフレッドはほくそ笑んだ。

「うん?」
 食堂内で準備をしている女性が目を眇めた。まだ昼食には早いというのに、一人の少女が椅子に腰掛け、足をぶらぶらさせている。身形は他校の制服。鮮やかなピンク色の髪で、顔は人形のように綺麗だ。
「学校行った事なぃし新鮮」
 少女――ラトゥーニ・ベルフロー(至福の夢・e00214)は珍しそうに辺りをキョロキョロ見回した。
「オークの話は人必要だし、ぃつも大変そぅ。弱ぃの多ぃって話、だけどその内強ぃのが集まってくるのも出てきそぅ」
 面倒そうにラトゥーニはごちた。

「今度はオークが女子高のロッカー室に登場ですか」
 更衣室の近く。月光を織り成したような銀髪の少女がため息を零した。ヴァルキュリアらしい女神めいた美貌の持ち主で、名をアンヴァル・ニアークティック(バケツがガジェット・e46173)。カレンたちを身内の者だとして学校に潜入させたのは彼女であった。
「よくピンポイントに女性だらけのところがわかるものです。なんか匂いでもしてるのかな?」
 アンヴァルはくんくんと自身の匂いを嗅いでみた。少女のもの特有の涼やかな甘い香りはするものの、特段オークを引き寄せるような匂いがあるとは思えなかった。
「きゃっ」
 アンヴァルが小さな悲鳴をもらした。浅黒い肌の小柄の男が同じように彼女の匂いを嗅いでいたからだ。
「コ、コクマさん。何やってるんですか?」
「いや、何」
 こほんとコクマと呼ばれた男は誤魔化すように咳払いした。
 コクマ・シヴァルス(ドヴェルグの賢者・e04813)。これでもドワーフの賢者である。まあ、自称ではあるが。
「俺も興味があってな。それで確かめさせてもらったのだ」
「オーク……本当にゴキブリみたいにしつこい奴らですね」
 可憐な美少女がいった。が、その清楚な外見からは想像もできぬほど語調は冷たい。
 髪に咲いた花はトリカブト。オラトリオであった。翼は地獄化しており、赤黒い炎のように不定形に揺らめいている。が、フィアンセ・リヴィエール(オークスレイヤー・e22389)という名の彼女が地獄化したのは翼だけではなかった。
 かつてオーク達に襲われ、フィアンセの父は殺された。母と姉達は連れ去られ、いまだに行方知れずとなっている。その時に彼女は信仰心を地獄化したのであった。
「本当にオークは女子校が好きですね。これはもう死んで貰うしかないですね」
 あっさりと恐ろしいことをいってのけたフィアンセは、その時、仲間の一人である日柳・蒼眞(落ちる男・e00793)がハアハアと荒い息をついたいることに気づいた。本人は気配を消しているつもりであるらしいが、同じケルベロスであるフィアンセの目を誤魔化すことは難しい。蒼眞は更衣室を覗いているのであった。
「この間オーク達に襲撃された女子高はブルマだったけど最近は珍しいのかね…」

 蒼眞の覗きに気づいた者は更衣室の中にもいた。八人めのケルベロスであるアイリス・ベルフェゴール(気まぐれ千変万化・e43275)でだ。
 ぼんやり笑うと、自身の下着につつまれたむっちりした肉体を蒼眞に見せつけるようにして、アイリスは美由紀という名の少女の胸に手をのばした。
「……大きいね」
「ちょっと……変なとこ触らないでよ」
 美由紀は身をよじった。
 その時である。アイリスは異変を感知した。何かが彼女の尻を撫でさすっている。
 振り向いて、アイリスは大きな悲鳴をあげた。


「逃げてー」
 美由紀を入口ににむかってアイリスは突き飛ばした。その拍子に彼女は自らオークにむかってよろけた。
 カレンは女子高生たちと入口にむかって駆けている。無論、殿で彼女たちを守りつつ。
 ウィニフレッドはわざとらしい悲鳴をあげて女子校生たちとは別の方向に走っていた。これはオークを分断するためである。
 その時だ。ドアが開いた。飛び込んできたのはケルベロスコートを翻らせた蒼眞である。
「こっちだ。急げ」
「此方に速やかに脱出せよ!」
 コクマもまた叫ぶ。入口はフィアンセが守っていた。近づかこうとするオークにむかって十字架に似たドラゴニックハンマーの砲口をむける。
「ここへは近づけさせません」
「あっちよ」
 たどり着いた女子高生をアンヴァルは廊下に誘導した。この先であればオークの魔の手は届かない。
「相手の数多ぃけど頑張れリリ」
 ひょいと顔を入口からラトゥーニはミミックのリリをオークにむかって投げつけた。女子校生たちの逃走を助けるつもりのようだが、随分乱暴なやり口である。当のリリは慣れているようであるが。

「やめてー」
 アイリスは女子高生たちが脱ぎ捨てていった衣服をオークに投げつけ、抵抗していた。が、すぐに抵抗は止んだ。オークたちが触手をからみつかせたからである。
「きゃっ……。ああん、どこ触ってるの……あっ、あああっ」
 敏感なのだろう、アイリスは豊満な胸や太ももを撫でられるたびに身体がびくりと跳ね上がらせた。その拍子に、大きすぎる彼女の胸をおおっていたブラジャーの紐がちぎれてしまった。ぶるんと西瓜ほどもある大きな乳房が零れ出た。
「ひゃうっ! そ、そこいぢるのは……あああっ」
 触手がピンク色の乳首を転がすたび、アイリスの口から甘い喘ぎ声がもれ出た。嫌がっていた顔が、次第に蕩けるそれへと変貌していく。
 元々、オークの愛玩奴隷として飼われていたアイリスである。オークに対する嫌悪感はまったく無いといってよかった。
「や、だめ……」
 アイリスの全身から抵抗する力が抜け落ちた。うっとりと頬を染め、オークに自ら口付けする。屈服の証であった。
「オー君、みんなでわたしをいっぱいにして…全部オー君に染めて…♪」
 オークの口から蕾のような唇をはなし、アイリスが蕩けた顔でねだった。
 すると獣のような声をあげ、一斉に他のオークたちが陵辱に加わった。両の豊かな乳房と乳首を、下着を脱がせて露出させたやや肉厚の割れ目を触手が愛撫する。たちまちアイリスの肉感的な裸体は粘液で濡れ光った。
「オー君、好きぃ…♪」
 たまらずアイリスはオークにまたがった。犯してほしい。自らオークの猛り立ったものを掴んでアイリスは秘肉にあてがった。
「大好きだよぉ…♪」
 アイリスは尻を落とした。濡れた音が響く。オークのものが奥まで届いていた。
「ああん。いい。やっぱりオー君のいい。太いのでキスされるの、いいよぉ」
 性的な玩具にされる悦びに酔い痴れ、アイリスは狂ったように尻を振った。


「あっ」
 壁際までオークを引き寄せ、その時に至ってウィニフレッドは気づいた。ゲシュタルトグレイブを置き忘れてきたことに。
 刹那である。オークの触手がウィニフレッドに巻きついた。
「や、やめろ! ……くっ、はああ……」
 ウィニフレッドはもがいた。すると触手が彼女の服の隙間から入り込み、一気に引きちぎった。
 露わになったのはピンクの下着姿だ。オークは容赦しない。ぬるりと下着の隙間に触手を滑り込ませ、上下ともずらしてしまった。
 小ぶりだが形の良い乳房、そして青い恥毛に縁どられた秘部に外気を感じ取り、ウィニフレッドは羞恥に顔を染めた。
「あん」
 男っぽいウィニフレッドの口から可愛らしい声がもれた。彼女の乳首を触手が優しく撫でたからだ。さらに腿の内側をぬるうっと触手が滑り、敏感な部分へと触れた。
「や、やめ……擦っちゃ……」
 ウィニフレッドは喘いだ。心地良い電流のような快感が彼女の肉体を駆け巡っている。
 ウィニフレッドはぐちゅぐちゅという粘ついた音が響くのを聞いた。彼女の秘肉にオークの肉棒が入り込み、蠢いているのだ。
「や、ぁ……ああっ! はあん!」
 快感に身もだえし、それでも必死になってウィニフレッドはオークを拒んだ。それがかえってオークの嗜虐心を煽ったようで、オークき肉棒の動きを速めた。
「ああっ。お、犯されてる……ああん。悔しい、でも……」
 快感に溶け崩れるウィニフレッドの理性。気づかぬうちに彼女はオークにしがみつき、恋人にするように足をからませていた。

 カレンは無抵抗のままオークに嬲られていた。あえて抵抗せず、できるだけオークを引きつけておこうという作戦だ。
「はあん」
 喘ぎつつ、カレンはLカップというとんでもない大きさの、それでいて自重で垂れもせず張り詰めた乳房でオークの血管の浮き出た硬いものを挟み込んだ。
「も、もっと気持ち良くしてあげないと……」
 乳房の間から覗く尖端にカレンは舌をのばした。舌でレロレロと舐めまわす。オークのいやらしい味が口の中に広がった。
「もっとご奉仕しな」
 ニタリと笑うと、オークはカレンの口の中に自身を押し込み、頬の感触を味わった。それからカレンの乳首を摘む。
 乳首は彼女の弱点であった。蕩けたカレンは自ら尻に手をかけ、くいと広げてみせた。サーモンピンクの秘肉がにちゃあと開き、尻のすぼまりがヒクヒクと開く。
「お、お願い。もう我慢できないの。ああん。入れてぇ。好きな方を使っていいからぁ」
 カレンは雌犬と化してねだった。オークが嘲るように見下ろしているが、いやらしいことをしてもらえるならどうでもよかった。
「ひゃんっ!」
 オークに貫かれ、カレンは悲鳴に似た喘ぎ声を発した。口もあそこも尻も、すべてオークに嬲られている。やがてオークは堪えきれぬように呻いた。
「いいぜ、この女の肉体。もう我慢できねえ」
「ああん。一緒に。一緒にいってぇ」
 快感が爆発し、カレンは絶頂を迎えた。オークも同じだ。一斉に白濁した液をぶちまける。ぐったりとしたカレンは粘液に汚された肉体を横たえた。


 避難誘導を終えて、ケルベロスたちは更衣室にもどった。眼前で繰り広げられているのは淫靡無惨な光景だ。
「こいつは」
 蒼眞はごくりと生唾を飲み込んだ。が、それも一瞬、彼はすぐさま斬霊刀を掲げた。
 次の瞬間、天井近くに無数の刀剣が現出した。蒼眞が魔術回路に流し込んだグラビティにより召喚したものだ。銀色の雨のように降り注いだ刀剣が囮を嬲っているオークをズタズタに切り裂く。
「ふぅん」
 ラトゥーニが可愛らしく声をもらした。オークの殺られ具合を観察していたのである。若年 とは思えぬ冷徹さである。
「あんなもの、かぁ」
 ラトゥーニはリリをオークにむかって投げた。
「もう一回頑張れリリ」
 哀れなリリは地に降り立つと、エクトプラズムで作り上げた斧で蒼眞が傷つけたオークを切り裂いた。鮮血にまみれてオークが息絶える。
「もう、動きにくいったら」
 ごちながら、アンヴィルは銀髪を翻らせて跳ぶように地を駆けた。あたりに飛び散ったオークの汚らしい液を避けるためだ。うっかり滑って転んだら汚液まみれになってしまうだろう。パンツにまで染みたらどうなるか――。
 身震いしつつ、パケツの絵の具を使ってアンヴィルが描いたのは焼肉食べ放題の風景であった。
「ブヒィ」
 意味がわかったのか、囮を放り出し、一斉にオークたちが立ち上がった。無数の触手を鞭のように疾らせる。
 刹那、アンヴィルの前に人影が立ちはだかった。フィアンセである。
「オークめ!」
 防御能力を強化されたフィアンセが触手を十字架型のハンマーで受け止めた。凄まじい衝撃にハンマーが軋む。が、フィアンセが退くことはなかった。彼女の目には囮たちの姿が母と姉に重なって映っている。
「オークめ!」
 憤怒を咆哮をあげ、フィアンセは触手をはじいた。その傍らを走り抜けたのはコクマである。
「この後、わしはやることがある。さっさと片付けさせてもらうぞ」
 身を旋回させ、コクマはオークに突っ込んでいった。その手の鉄塊のごとき巨大で無骨な大剣――スルードゲルミルが旋風と化してオークを薙ぎ払う。切り飛ばされた無数の触手が空に舞った。
「ブヒ」
 他のオークがコクマめがけて触手を舞わせた。さすがのコクマも避けきれない。
 刹那、リリが跳んだ。コクマをかばって触手に打たれ、地に落ちる。
「頑張ったリリ。でも、もっと頑張れリリ」
 オークの触手をひょいひょい避けながら、ラトゥーニが声を送った。声援なのか何なのか、良くわからない。
 やれやれとばかりにリリは偽物の財宝をばらまいた。一瞬、オークたちが視線を吸いつける。
「ちいっ。わしは急いでいるといっているだろう」
 スルードゲルミルが青白い水晶の刃を纏わせて巨大化した。慎重に数倍する馬鹿げたほど巨大なそれを、コクマは造作無くオークに叩きつけた。一撃でオークがミンチとなる。
「二匹目の止めは俺が刺すぜ」
 蒼眞が襲った。その身には二筋の傷。やはりオークの数が多いのだ。
「絶対仕留めてよね」
 アンヴィルの筆からペンキがとんだ。蒼眞の背に勇壮な闘神の像が描かれる。
 絵柄は魔術における魔法陣と同じ意味があった。蒼眞の肉体が超自然の法則により賦活化される。
「任せろ」
 閃かせた刃が正確に彼がつけた傷をさらに切り広げた。ほとんど肉体をちぎれさせたオークが鮮血にくるまれつつ倒れる。
「父と子と聖霊の御名において、オーク死すべし!」
 フィアンセの怒りはまだおさまってはいなかった。その怒りが具現化したような炎を、彼女は放った。
 空間を疾る漆黒の炎。それは地獄の炎であり、十字架を形作っている。
 黒々とした炎に包まれたオークが声も上げえず崩折れた。


 オークたちは殲滅された。が、ケルベロスたちの戦いはまだ終わっていないようで――。
「んふふー…コクマもソーマも準備万端って感じかなー…? いいよー、全部受け止めてあげるー…♪」
 まだ情欲の炎の消えぬアイリスが足を広げ、濡れた秘肉をさらした。たまらずコクマが飛びかかる。アイリスの胸に顔を埋め、自身の巨大な黒光りするものを突き入れた。
 蒼眞はウィニフレッドとからみあっている。あぶれた格好のカレンは待っている間、自身を慰めていた。
「頑張れリリ」
 背後で行われていることなど気にした様子もなく、辺りの修復を行っていたラトゥーニは淡々と手伝いを命じた。

作者:紫村雪乃 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年12月6日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 1/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 5
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