ポンポポンッポップコーン!

作者:天木一

 閑散とした商店街に古びた映画館がある。照明は消え入り口は封鎖されている。そこは廃館となった映画館だった。そこへ一匹の機械で出来た小さな蜘蛛が入り込む。
 日の届かぬ暗い内部を見えているように歩き回り、受付やロビーをうろちょろする。やがて足を止めたのは大きなガラスの入れ物の前、中部には鍋が吊るされている。それは映画館で食べる定番のお菓子を作る機械、ポップコーンメーカーだった。ガラスを登り蜘蛛は中へと飛び込む。するとポポポポーンッ!と弾ける音と共にポップコーンメーカーが何倍にも膨れ上がり、4mを超え足元にはタイヤが作り出された。ガラスの内部を見れば香ばしい匂いと共にポップコーンが山ほど生産されていた。
『ポポポポップコーン! 映画のお供にポップコーン!』
 少年のような音声が流れると、ガラスが開きポップコーンが弾け外へと飛び出す。映画館のフロアは瞬く間にポップコーンで埋まった。
『塩味♪ キャラメル♪ チーズ~♪ ストロベリーにチョコレートも~♪ みーんな美味しいポップコーン!!』
 ご機嫌に即席の歌を披露しながらポップコーンメーカーは壁を突き破って外に出る。
『できたてをご馳走してあげる~ポポポポップコーン!』
 ポップコーンを撒き散らしながらゆっくりと進み始める。その方向の先には人の集まる駅があった。
「映画館で売っているポップコーンがあるよね。あれを作る機械がダモクレスになって暴れるみたい!」
 クラリス・レミントン(夜守の花時計・e35454)が集まったケルベロス達に事件の事を伝える。
「放置されていたポップコーンメーカーがダモクレスとなって人々を襲います。犠牲が出る前に敵を迎撃し、撃破してもらいたいのです」
 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)が詳しい説明を始める。
「巨大なポップコーン製造機の姿をしたダモクレスは、大量のポップコーンをばら撒き、その香りで魅了しポップコーンを食べさせるようです。一度食べ始めると止まらない美味しさにさらに魅了されてしまうので気を付けてください」
 幾らでも生み出される大量のポップコーンを食べ続けると何も出来なくなってしまう。
「現れる場所は千葉県の商店街で、駅に向かう途中の道路で迎撃することになります」
 周囲の避難は始まっているので、戦いに一般人を巻き込む心配はない。
「ポップコーンは美味しいですが、だらといって道を埋め尽くすほど作られても迷惑です。町がポップコーンに沈む前に倒してください」
 よろしくお願いしますとセリカが説明を終え、ヘリオンの準備に向かう。
「ポップコーンって美味しいよね、食べたくなるけど我慢我慢。ポップコーンを食べ過ぎちゃう人が出る前にみんなで止めないと!」
 クラリスの言葉にケルベロス達も頷き、出発の準備に動き出した。


参加者
葉月・静夏(戦うことを楽しもう・e04116)
火岬・律(迷蝶・e05593)
水無月・一華(華冽・e11665)
鏑木・郁(傷だらけのヒーロー・e15512)
レミリア・インタルジア(咲き誇る一輪の蒼薔薇・e22518)
クラリス・レミントン(夜守の花時計・e35454)
長田・鏡花(アームドメイデン・e56547)
エトワール・ネフリティス(夜空の隣星・e62953)

■リプレイ

●ポップコーン製造機
 駅前で警察が避難誘導を行い、そこへ向かう道路が封鎖され、車の通らない道にケルベロス達が集まっていた。
「美味しいポップコーンを自在に作りだすだけなら夢があって良いんだけどね、加減はして欲しいよね。まあ、ダモクレスにそこまで求めるのが間違っているよねー」
 だからこそ自分達が退治しなくてはと、葉月・静夏(戦うことを楽しもう・e04116)は敵を待ち構える。
「ポップコーン……過去の記憶が欠損しているので、食べたことがあるかは分かりませんが、一般的な食べ物らしいですね」
 ポップコーンの情報を長田・鏡花(アームドメイデン・e56547)は検索する。
 クラリス・レミントン(夜守の花時計・e35454)が空を見上げると白い欠片が舞い落ち、掌で受け止めた。
「あっ雪……じゃない、これポップコーンだ!?」
 雪と思った柔らかな欠片を触ったクラリスが驚きに目を丸くした。
 香ばしい匂いが漂って来る。それに釣られるように視線を向けると、4mはある巨大な物体が現れる。四面がガラスで出来た入れ物。中からポップコーンを撒き散らし進行するポップコーンメーカーだった。
「……付け込まれたか。かつては映画館で多くの人を楽しまていたのでしょうが」
 今となってはそれも過去のこと、火岬・律(迷蝶・e05593)はダモクレスを確認して仲間達と共に迎え撃つ。
「美味しいものが人を襲うなんて絶対ダメなんだよ! だいすきだからこそ、ちゃんと止めるんだ」
 ポップコーンに人を襲わせはしないと、エトワール・ネフリティス(夜空の隣星・e62953)は意気込んで身構える。
「ポップコーン……うう、なんて良い香り。甘いものしょっぱいもカバー出来る万能さ、素晴らしいです。一つくらい頂いたって……ああいえ、後で! 後でです!」
 魅了されそうになる水無月・一華(華冽・e11665)は顔を振って我慢する。
「たまに、無性に食べたくなりますよね……ポップコーン」
 漂うバターの香りにレミリア・インタルジア(咲き誇る一輪の蒼薔薇・e22518)は食欲を湧かせていた。
「出来ればこう言う形で利用される前に、お世話になりたかった気がするけど……」
 巨大化した製造機を鏑木・郁(傷だらけのヒーロー・e15512)がここは通さないと道の真ん中で見上げる。
「ポップコーンに惑わされて被害が広がる前に、しっかり倒す事ができるよう気を付けていこ!」
 そう掛け声をかけて郁は仲間と共にポップコーン製造機へと歩を進めた。

●ポポポンッ!
『できたて熱々美味しいポップコーン!』
 ガラスが開きポップコーンが宙へと飛ばされ雪のように降り注ぐ。
「あら、まぁ。これなら食べ放題ですね」
 目を奪われそうになるのを耐え、一華からその身に抑え込んでいた狂気を解き放たれ、仲間達に感染して狂気による力を伝える。
「こっちですよー! 敵の狙いを集中させないと大変なことになりそうですからねー」
 敵の注意を引き付けようと、静夏は大剣を叩きつけ、大きなガラス面に切れ目を入れた。
「此処に産地不明のポップコーンが合うような見世物は無いぞ」
 行く手を塞ぐように立った律は黒雷を放ち、蛇の如く的に絡みつきガラスを穿った。
『ポポポップコーン!』
 すると敵はガラスを開きポップコーンを雪崩のように放出し、静夏と律を埋めて塩味のポップコーンを食べさせた。クセになる味に2人はむしゃむしゃと食べ続ける。
「お陽さま、ボクに力を貸してね」
 エトワールは手にした翡翠の杖をしゃらりと鳴らし、呼び出したお陽さまの視線を敵に向ける。すると目が離せなくなった敵の動きが止まる。
「積もったポップコーンを雪かきのように片付ける……除雪の陣と命名するよ!」
 クラリスは仲間達の立ち位置を確認して陣形を考案し、名づける事によって破魔の力を与える。
「敵の注意が逸れてるうちに!」
 一気に飛び込んだ郁は、傷口を蹴りつけてガラスのひびを広げ、割れ目を大きくした。
「食欲をそそる香り……なるほど、これは効きますね」
 香りを振り払うように鏡花は駆け出し、勢いよくタイヤに飛び蹴りを浴びせ前輪を1つ吹き飛ばした。
「美味しい物を食べさせようとしてくれる気持ちはありがたいのですが、何はともあれ量を考えましょうね、量を」
 勿体ないと思いながらもレミリアは御業を呼び出し炎を撃ち出し、ポップコーンを焼き払う。
『塩味♪ キャラメル♪ チーズ~♪ しょっぱいのも甘いのもみーんな美味しいポポーン!』
 新たなポップコーンが鍋から生み出され、外へとばら撒かれる。
「集中集中! 今は戦闘中だからな、遠慮しとく!」
 郁は槍を回転させてポップコーンを弾き、突きを放ってガラスを穿つ。
「こんなのに飲み込まれたら、正気に戻れなくなっちゃうよ!」
 跳躍して美味しそうなポップコーンを飛び越えたエトワールは、お星さまの力を借りてキラキラと輝く足でガラスを星型にくり抜いた。
「ポップコーンの誘惑への対処は、わたくしにお任せ下さい」
 刀を抜いた一華は剣を振るって舞う。一振りごとに仲間達の魔が祓われ、ポップコーンの呪縛を解く。
「塩味ならいくらでも食べられます。合間に甘いので口直しもいいですね」
 ポップコーンを美味しく食べていた静夏がダンシングひまわりを置くと、くねくね踊りながら光って仲間を照らし抵抗力を高めた。
「まぁ、確かに味はいいですね。旧式にしては種類も豊富だ……コスト不要なのはいい」
 ポップコーンを突っ切るように駆けながら律は黒革の靴に炎を纏い、敵を蹴り上げ炎でポップコーンを焦がしガラスを炙る。
『ストロベリーにチョコレートもある~♪』
 コーンが補充され新たなポップコーンが雪崩出る。
「ほら、これでちょっとはナントカ映えするんじゃない?」
 掌を宙に向けたクラリスはふぅと息を吹きかけ、色とりどりの花弁を生み出し、彩るようにポップコーンをカラフルにトッピングして無力化する。
「これ以上大変なことになる前に、沈黙させましょう」
 駆け寄ったレミリアは青白い雷光を放つ槍をガラスに突き入れ、電撃を流して内部の機械を感電させた。
「食べ物を作る、その役割に忠実なのは感心しますが、作り過ぎは困ります。――止めさせて、頂きます」
 ライフルを構えた鏡花は冷凍光線を放ち、タイヤを地面ごと凍らせて動きを封じる。
「いい匂いだな。腹が減ってしかたない……」
 回り込んだ郁は蹴りを叩き込んで、新たにひびを作ってガラスの強度を落としていく。
「飽きないといっても、こうも山積みにされると食欲も落ちてきますねー」
 突っ込んだ静夏が大剣を下から斬り上げ、逆袈裟にガラスを叩き斬った。ひびが入った部分が割れポップコーンが零れる。
「塩バターにキャラメル、チーズにストロベリーにチョコレート! ああ、今すぐに食べられないのが残念です……」
 じーっと見ながら一華は手に月の如き光を集めて放ち、レミリアの凶暴性を高め戦闘力を向上させた。
「密封されてるから香りも強くなるんですね。穴を開けて通気しましょう」
 レミリアはガラスに掌を当て、螺旋の力を流し捻じるようにガラスを歪ませて穴を抉じ開けた。するとそこからポップコーンが溢れ出て、前に立ち塞がる律が庇いチョコポップコーンに呑み込まれた。
「どれだけ美味しくても、食べ物に埋もれたいわけではない」
 力を抜いた律は息を整えて己が精神を安定させ、正気に戻りポップコーンから這い出る。
「甘くて、香ばしくて、とってもいい匂い……」
 クラリスもポップコーンの香りに誘われふらりと近づく。だがその時脳裏にカロリーの文字が過ぎった。
「はっ、私は何を……!? 愉快な見た目だけど、侮れないやつだね」
 慌てて手を引いたクラリスは、警戒して花弁を放ち目の前のポップコーンを飾って魅惑を打ち消す。
「美味しいけど! すきだけど! ダメなの!」
 誘惑を断ち切るように、ガジェットを銃に変形させたエトワールは、弾丸を撃ち込んでポップコーンを石に変えていく。
「食べ物を踏みつけるのは抵抗がありますね」
 ならばと、軽やかにステップを踏むようにポップコーンの合間を跳んで近づいた鏡花は、飛び蹴りで凍ったタイヤを砕き、全てのタイヤを潰して機動力を奪った。

●埋もれるほど
『ポップコーン食べ放題だよ♪』
 新たにポップコーンが作られ、地面が埋まる程のポップコーンを吐き出す。まるでポップコーンの国に来たようなメルヘンな光景が作られ、ケルベロス達もその下に埋もれた。
「美味しそうな香り……チョコもキャラメルも甘くて美味しいですね~塩を合間に食べるとやめられませんー」
 ふらふらっと魅了されたレミリアが甘いのしょっぱいのと交互に食べて、もりもりポップコーンで頬を膨らませる。
「美味しい? でもその美味しさの正体は高カロリーなんだよ!」
 食べたいのに食べられない憤りを籠め、クラリスは熱い激を飛ばし蜂蜜のようなオーラでレミリアを包み込み心を癒す。
「……レミントンさん? 落着いてください」
 律は足に炎を纏わせて回し蹴りを放ち、ポップコーンを薙ぎ払った。吹き飛ぶポップコーンが黒焦げになり甘い香りが焦げた臭いに上書きされる。
「食べ過ぎは良くないですよね!! チョコやキャラメルとかカロリー高いじゃないですかぁぁーー」
 我に返ったレミリアは、纏わりつくポップコーンを槍で薙ぎ払った。
「塩味はともかく、他のフレーバーポップコーンを食べるのは厳しくなってきましたよ」
 キャラメルに埋もれた静夏が食べ続け苦しくなり、もう甘いのは要らないと大剣で押し戻す。
「みなさん美味しそうですね……でもわたくしまで食べるわけにはいきませんから。さぁ、そのまぼろしは払ってしまいましょう」
 最後尾で難を逃れた一華は剣舞を舞い、その美しさに仲間達の視線を集め、ポップコーンの魅了を浄化した。
「普段特別好きって訳でもないのに、そこにあると自然に手が伸びてしまうポップコーン恐るべし……」
 郁は体内のグラビティチェインで軽装備の小型兵達を生み出し、それらがチョコマカと動き仲間を覆うポップコーンを運搬して取り除いていく。
『ポポッポップコーン!』
 だがお代わりだとポップコーンが撒き散らされた。
「ポップコーンとはこれほど山積みするものなのですね」
 そんな勘違いをしながら鏡花は銃口を向けて光線でポップコーンを凍結させて撃ち落とし、敵との間に道を作る。
「やれば出来る子のボクに任せて!」
 そこへやる気を漲らせたエトワールが突っ込んで蹴りを打ち込み、魔法の如き一撃がガラスを砕き中のポップコーンを吹き飛ばした。
「これ以上製造できないように叩き割りますよー!」
 上半身を思い切り反らした静夏は力を溜め、全力でお辞儀をするような動きで頭突きを決め、正面ガラスを粉々に叩き割った。ざざぁとポップコーンが流れ出る。
「名残惜しいですが、おやつの時間は終わりです」
 側面から鋭く踏み込んだ一華は刀を横に一閃し、ガラスを斬り裂き、真っ二つになって下半分が落ちて砕け散った。
『映画にはポップコーン! ポポポポップコーン!』
 砕けたガラスから出来たてポップコーンが転がり落ちる。
「残念ながらここは映画館じゃない。お前の客はいないんだ!」
 槍の切っ先を前に突進した郁はポップコーンを突っ切って突きを放ち、矢のようにガラスを突き破って鍋を穿つ。ひっくり返った鍋から最後のポップコーンが雪崩を起こしケルベロス達を呑み込む。
「これが、ポップコーン……」
 思わず口に入ったポップコーンの味を堪能した鏡花はガジェットを拳打形態に変形させて拳に装着し、ポップコーンを吹き飛ばし敵の下部を殴りつけ、当たった瞬間に高圧グラビティを送り内部から機械を損傷させて爆発を起こした。
「過ぎ去りし幸福な記憶を抱いて、消えろ」
 律は黒雷を放ち、押し寄せるように敵に巻き付き、内部の鍋を貫いて引き摺り出した。
「美味しいものは美味しい記憶のままで。いままで、美味しい味をありがとね」
 お星さまのオーラを足に纏ったエトワールは優しく微笑む。
「キミをお陽さまが包んでくれますように――ばいばい」
 そして高く跳躍して流れ星のように敵を蹴りつけた。ガラスが砕けフレームが曲がる。
『ポポポ……ポップコーン!』
 ぼろぼろの状態でも作ろうと、生のコーンが転がり落ちる。
「……ここまでポップコーンをと言う想いがあるとは。でも、お休みなさい。貴方の想いは私たちが美味しくいただくから、ね」
 レミリアが槍を天に伸ばすと落雷が落ち、穂先に雷を宿して突きを放つと、轟音と共に雷光が奔り敵を貫いた。ガラスが砕け散り、荒ぶる雷が全面を粉砕していく。
「美味しいポップコーンに罪はないけど、迷惑なダモクレスはノーサンキューなんだよ!」
 高々と跳躍したクラリスは、虹を纏って急降下し蹴りを天辺に叩き込んで貫き、勢い余って中のポップコーンの山に埋もれる。だが敵のフレームも耐えきれずに弾け、四散してポップコーンと共にクラリスは流れ出た。

●美味しいポップコーン
 戦い終わり現場に山と残されたポップコーンを片付けると、ケルベロス達は意気揚々とポップコーンを売っている駅前の店へやって来た。
「ごくごく……ぷはぁ」
 口直しに静夏は純米大吟醸を一気飲みして新たにポップコーンを購入した。
「ポップコーンは軽いものですからね、いくらでも食べられそうですよ」
 そう言ってたらふく食べた後だというのにまた食べ始める。
「これで楽しい映画も見れたら最高だけどな」
 ポップコーンにはやはり映画が似合うと郁はポイッと口に入れた。
「やっぱり美味しいね~。このまま映画も見たくなっちゃう」
 同意したエトワールも隣で甘いキャラメル味を味わう。
「本来なら閉鎖されたという映画館で、賑わいの傍らにいつまでも在りたかったのでしょうね」
 そんな映画気分を味わうように律はポップコーンを噛みしめる。
「むむむ、万里くんのお土産に何味がいいかしら?」
 一華は並べられたポップコーンを前に目移りしていた。
「なんか、やたら体力消耗した気がするの……普通のポップコーン、食べたいかな」
 クラリスはオーソドックスなポップコーンを選び、早速食べ始めた。
「もう味はお決めに? わたくしちょっと迷っていて……!
 そしてこれに決めたとストロベリーを選び、この場で食べる用とお土産用を購入する。
「身体を動かした後だからたくさん食べれそうね。ふふ」
 消費したカロリーの分と言い訳して、レミリアはあまーいポップコーンを頬張った。
「……いくらでも、食べられそうですね。やっぱりシンプルな塩味でしょうか」
 キャラメルやチョコも捨てがたいが、鏡花はこれが一番口に合うとオーソドックスな塩のポップコーンを口に入れる。
 そして他の味も試してみようと皆で交換して、ついつい食べ過ぎてしまうのだった。

作者:天木一 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年12月4日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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