「うーがー……」
その場末の酒場で、一人の男がうなだれていた。その意気消沈した姿は、周囲から見ても痛々しかった。時には酒に逃げたくなる事もある――人間だもの。
「う、があー」
うなだれたままの男の手が、虚空を彷徨う。温くなった安物のビールの入ったコップを探しているのだ。虚空を撫でる事しばし、しかし、その指が唐突にコップに触れた。
「……あ?」
「どうしたの? そんなに怒って」
そこに、女がいた。美人だ、美人すぎて場末の酒場に似合わない。しかし、男はそこまで気が回らなかった。それよりも、気になった言葉があったからだ。
「……怒ってる? オレが?」
「ええ、怒っているのでしょう?」
言われて、男は自覚する。自分の抱く行き場のない感情が、怒りであるという事に。
「仕事がね、勝手に上司が仕様を変える訳ですよ」
「ふうん、それに怒ってるの?」
「おっかしいんだって! 百歩譲って仕様変更はいいぜ? なら、言えよ! 全部終わってから言うなや! 勝手に決めて話さないとかねぇだろ! しかも、人のせいにすんしよ!」
グっと男は、ビールを煽る。言葉にすれば、ただただ腸が煮えくり返った。
「こっちはエスパーじゃねぇんだって! ホウレンソウなんざ、新人でもできるわ! それしねぇで、しれっと前からこの仕様だったとか人に責任押し付けてよぉ。いらんわ、仕事しない上司なんざ!」
「そうね、あなたと同じ怒りを持つ人なんてごまんといるでしょうね」
「おう! 山程いるね!」
断言する男に、女性は微笑む。
「なら、お前と同じ怒りを持つものを襲って殺しなさい」
「――あ?」
男は、そこで意識が途切れる。体中が炎に包まれたからだ。縛炎隷兵、屍隷兵となった男に満足気に女――『炎舞の死神』アガウエーは去っていった……。
「繁華街で、死神のサルベージ事件が起ころうとしています」
セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)は、厳しい表情でそう切り出した。
「この事件を起こす死神、『炎舞の死神』アガウエーは、生きた人間の魂をサルベージして殺害。死体を屍隷兵にして人々を襲わせようとします」
襲撃を受けた施設では、多くの人が逃げ惑っており、生み出された三体の屍隷兵が別々に人々に襲い掛かろうとしている。施設から避難した人々の救護活動は、警察と消防が引き受けてくれているが、施設内部は屍隷兵が暴れている。そのため、ケルベロスでなければ手が負えない状況になる。
「これ以上の被害がでないよう、屍隷兵の撃破をお願いします」
敵は三体の屍隷兵だ。ただし、問題がある――この三体が、バラバラに出現しているのだ。
「繁華街は、北から南と東から西の大きな十字路になっています。それぞれ、出現するのは……」
北側に一体、南側に一体、西側に一体となる。狙われたのは全て酔っぱらった中年のサラリーマンで、上司や仕事の愚痴や鬱憤、怒りをサルベージされて屍隷兵化されたらしい。
「ただ、避難させようにもお酒を飲んでいる人が多いですからね。警察も頑張ってくれますが、少々手間取るかもしれません」
この三体を同時に対処しなくては、人々に被害が出る。ましてや繁華街から出られたら――被害は加速度的に増えていくだろう。
「人数をバラけさせるなり、バラけさせた上で誘導して合流させるか否か――選択肢は、いくつもあると思います。どうか、よろしくお願いします」
参加者 | |
---|---|
バーヴェン・ルース(復讐者・e00819) |
祟・イミナ(祟祟祟祟祟祟祟祟祟祟祟祟祟祟・e10083) |
四方・千里(妖刀憑きの少女・e11129) |
除・神月(猛拳・e16846) |
キアラ・エスタリン(導く光の胡蝶・e36085) |
晦冥・弌(草枕・e45400) |
カーラ・バハル(ガジェットユーザー・e52477) |
伽羅・伴(シュリガーラ・e55610) |
●
「今から此処一帯は戦場になります。落ち着いて、この場から離れて下さい。ぼく達ケルベロスが必ず敵を倒します」
晦冥・弌(草枕・e45400)は、アルティメットモードで周囲の視線を集め一般人に避難呼びかけを行なっていた。ケルベロスがいる、それは一般人にとって大きな安心なのだろう。大きな混乱もなく、避難は順調に行われていた。
そんな人混みの外れで、まさに迫真の叫びが上がる。
「――ム。まったく、たまには美味しいものを食わせればいいものを。虫はもう食べ飽きたんじゃぁぁクソ上司がぁぁぁぁ」
バーヴェン・ルース(復讐者・e00819)の叫びが、夜の繁華街に響き渡った。思わず、避難誘導していた弌が振り返ってしまうほどの熱がこもっていた。びちんびちん! と無意識の内に、尾が地面を打つ。
「――ム。何が『獅子は千尋の谷に我が子を突き落とし、上から岩を投げ落とすだ』模擬試合グラビティ使うなぁぁ」
それは血を吐くような叫びだ。怒りの内容を用意していた仲間達の眼の前で、思い返せば湯水のように湧いてくる怒りがバーヴェンの口から溢れ続けた。
「――ム。「良いという間で走りこめ」といいつつ、忘れて帰宅するなぁぁ。三日も走り続けただろうがぁぁ!」
がぁ、がぁ、がぁ……と混乱の広がる繁華街に、バーヴェンの魂の叫びが木霊する。逃げ惑う人々も、思わず足を止めて振り返るほどだ。
だが、そんな人々も悲鳴と共に再び駆け出した。縛炎隷兵が、綺麗なフォームでこっちに全力疾走して来たからだ。
「あー、やっぱええなぁ。うちも作れんかなぁ、こゆの」
縛炎隷兵が現れると、伽羅・伴(シュリガーラ・e55610)が目を輝かせる。死に近いものや死そのものを好む伴にとって、屍隷兵という存在に興味の対象なのだ。
「あ、ああああああああああああああああああああああああぁぁ!!」
縛炎隷兵が、炎を吐き出す。その炎をかいくぐり、キアラ・エスタリン(導く光の胡蝶・e36085)が伴へと微笑んだ。
「カーラ君は伴さんの事心配してました。彼を安心させるためにも仕事、全うして人々を守ってみせましょう」
「そうやねぇ」
――同じ頃、繁華街の北にカーラ・バハル(ガジェットユーザー・e52477)がいた。
こちらでおびき出す役目を追っていたのは、四方・千里(妖刀憑きの少女・e11129)だ。
「ケルベロスという理由だけでハイパーエクストリームスポーツとかなんとかいう競技に駆り出されては人間砲弾にされたり……投げ槍の雨に飛び込ませられたり……ワニに食べられそうになったり……しかもテレビで全中継……まったく……私たちを何だと思っているのか……そもそも現地集合って……」
声を荒げることはない。ただ、千里はダン! と机を叩いて動作で怒りを表した。それ以上はいけない、と止める人はここにはいない。カーラとしても、止めるつもりはなかった。人を人とも思わない、ひどい『上司』もいたものである。ケルベロスには、地球人以外も多いのだが、そこは無粋なツッコミだろう。
ふと、縛炎隷兵がカーラたちの目の前に着地した。カーラにとって、伴は大事な、特別な友達だ。彼を心配しているのは確かだ。しかし、ケルベロスとしての戦いが始まれば意識は目の前の敵に集中される。
「恨んでくれても呪ってくれても構わねエ。役立たずだと思われても仕方ねエ。それでも――」
カーラは胸中にこみ上げる、死神への怒りと犠牲となった人達への悲しみに胸を張り裂けそうな想いで口を開いた。
「――ごめんなさい、助けられなくて。人を襲わせて」
――そして、舞台は繁華街の南へと移る。
「……全く、何故こんなことに。……それもこれも、全てはあの上司のせいだが」
祟・イミナ(祟祟祟祟祟祟祟祟祟祟祟祟祟祟・e10083)は、割り込みヴォイスを使いながらとつとつと語り続けた。
「……連絡もなしに祟る日時に場所の変更だと? ……勝手極まるあのロクでもない上司こそ祟ってくれようか……」
それはどのような仕事の上司なのでしょう? と指摘する者はいない。何故なら、ここにいるのは上機嫌に相槌を打つ除・神月(猛拳・e16846)だけだ。
「別に真面目に仕事する分には構わねーけどサー、皆もっと自分を出したら良いんじゃねーカ? あたしもそーだけどサ、喧嘩とか色々好きな奴ももっといると思うんだよナー!」
やけ酒をかっくらいながら、神月が吐き捨てる。迫真の演技、と言いたいところだが、真に迫って当然である。なにせ、演技ではないのだから。
ゆらゆらと、体を炎に包みながら縛炎隷兵がやって来る。イミナの方をしばし眺めていた縛炎隷兵が、肩を落として踵を返し――ビハインドの蝕影鬼によって切り裂かれた。
「あー、付き合い悪いナー、オイ」
「……無視は許さえれない。祟る祟る祟る――」
縛炎隷兵が、己の炎を吹き上がらせる。やられたからにはやり返す、そこに明確な殺気がこもった。
こうして、三体の縛炎隷兵とケルベロス達の繁華街を舞台とした戦いの幕が上がるのであった。
●
繁華街の通路を東へ移動しながら、バーヴェンは真っ直ぐに自分へと迫る縛炎隷兵に身構えた。
「――ム、やはりそう来るか」
縛炎隷兵の手が、巨大化する。ゴォッ! と燃え盛る炎の拳を、バーヴェンは鉄塊剣で受け止め、後方へ跳んだ。
「へたに受ければ、武器を弾かれるな」
着地したバーヴェンに更に迫ろうとした縛炎隷兵へ、キアラは黄金に輝く胡蝶型の光の翼を広げ落下、その頭部に当たる部分を蹴り飛ばした。ズオ! と炎が弾け火の粉を飛ばす中、キアラが言う。
「弌君!」
呼ばれ、弌が手を伸ばす。
「だいぶ熱くなってませんか? 少し、冷ましてあげる」
炎を撫でるように、その細い指が動いた。その瞬間、ガキンッ!! と縛炎隷兵の体半分が凍りついた。
「何も考えられなくなるくらい――ほら、つめたい」
ゴォ、と縛炎隷兵が数倍に膨れ上がるかのように、炎を吹き出す。内側から氷を溶かして前へ――だが、伴がオウガメタルを構えた。
「それは、あかんなぁ」
いっそ優しく、伴の微笑みと共に鋼の鬼が出現する――伴の戦術超鋼拳が、縛炎隷兵を吹き飛ばした。縛炎隷兵は空中で身を捻り、雑居ビルの外壁に着地。壁を蹴って、バーヴェンを追った。
「やっぱ倒さなきゃあかんのよねぇ……勿体ないなぁ」
伴は、ため息混じりにこぼす。あんな生きのいい――というと妙な表現だが、とにかくあんな屍隷兵には興味が尽きない。ただ、それに追われるバーヴェンはこめかみを指先で叩いた。バーヴェンの考える時の癖だ。
「――ム。そこまで同類扱いされるという事は、やっぱりアレだったんじゃないか! 師匠ォ、リーダーぁ!!」
文句の一つも言ってやりたいが、怒りの矛先の師もリーダーも故人だ。文句のぶつけどころがない……そんな場所にも、共感されてそうだ。
「学生の愚痴には、無反応でしたからね」
大人というのは大変なのですね、と思わずキアラは同情してしまう。ただ、囮としての効果は抜群だった。バーヴェンが退く事で中央まで、縛炎隷兵を誘導する事に成功した。
ただ、驚くべき事にもう一組、そこにいたのである。
「駆け付けんのが遅えよバカ」
「カーラのにーさん達も、ここまで引き寄せられたんやね」
カーラの軽口に、伴が笑みをこぼす。ただ、正反対に沈んだ表情だったのは千里だ。緋色の瞳に暗い色を宿し、ブツクサと呟く。
「やっぱりケルベロスの扱いへの不満ってそういう……いえ、何となくわかってたけど、こう……実際に突きつけられるとなかなかに……クる」
「――ム。そちらもか」
ようは理不尽かつ、文句のつけようのない愚痴こそが彼等のツボどころだったらしい。こうもダホハゼのように食いつかれると、自分の愚痴がちょっと悲しくなってくるのも仕方がないだろう。
「……とにかく、今は倒すのが先決」
「そうですね」
二体の縛炎隷兵が、ケルベロス達に襲いかかる。深呼吸を一つ、キアラが言い放った。
「虹色の翼が煌く。どこへ逃げても構いませんよ、必ず虹色の蝶が追いかけます」
キアラの周囲に浮かぶ、光り輝く虹色の光を纏った蝶が舞う。キアラの虹翼蝶(コウヨクチョウ)が、縛炎隷兵の体を撃ち抜いた。
「――――ッ!!」
二体の縛炎隷兵が、同時に火炎を広範囲に噴射する。すかさず千里が舞い踊り、仲間達を癒やす花びらのオーラを降らせた。
「お願い」
「――応」
千里に答え、バーヴェンが斬霊刀に地獄の炎をまとわせ跳躍した。ヒュオッ! と夜風を切り裂き上昇、一瞬の浮遊感の後にすぐに重力に捕まる。バーヴェンは、それに逆らわない――落下の勢いを利用して、刃を振るう!
「せめて祈ろう。汝の魂に……救いアレ!!」
ザンッ! とバーヴェンの月龍槌潜斬(ムーン・レイカ・ザン)が袈裟懸けに振り下ろされた。地獄の炎が、縛炎隷兵の炎を燃やしていく――縛炎隷兵はもがきあがき、やがて地獄の炎に飲まれて燃え尽きた。
それ見た、もう一体の縛炎隷兵は体勢を立て直そうと後退――その寸前で、小柄な影が懐に潜り込んだ。
「お兄さん、いや、お姉さんかな? その姿じゃ性別なんてわかんないや。同情はしますよ――でも、そのままにはしておけないな」
ドォ! と縦回転した弌の踵落としが、受け止めようとした縛炎隷兵の腕を砕く! 縛炎隷兵がたまらず体勢を崩したそこへ、カーラと伴が同時に動いた。
「うちのとっておきや……頼むでえ!」
伴のネクロオーブを掲げ、奥底に眠る二つの魂を融合させる。そして、そこに姿を現したのは怨霊を纏う巨大な野干だ。野干はそのまま疾走、八柱の雷神と共に縛炎隷兵を襲った。
「ここがこうなって、こう! で、良いんだよな?」
そして、その雷をかいくぐり、カーラの右回し蹴りからの後ろ回し蹴り、そこからの巨大な十字架に変形したGadget Coreを突き立てる!
伴の黄泉津大神(ヨモツオオカミ)からのカーラのG戦闘術(ガジェットセントウジュツ)のコンビネーションが、縛炎隷兵を跡形もなく消し飛ばした。
●
繁華街の十字路、その中央で二班が戦っていた頃。南側ではイミナと蝕影鬼、神月が縛炎隷兵が向かい合っていた。
「……(架空だが)上司に対する怒りと恨みを上乗せした一撃だ、食らえ」
イミナが跳躍、そのまま縛炎隷兵へと落下する。イミナのファナティックレインボウを縛炎隷兵は両腕でブロック、その間隙に蝕影鬼が周囲の看板やノボリをポルターガイストで縛炎隷兵へ叩きつけた。
「――――」
縛炎隷兵が、後方へ跳ぶ。それを追って、神月が魂を喰らう降魔を殺意に込めて殴り飛ばした。
縛炎隷兵は神月の降魔真拳を受けて、数歩後ろに着地する。ボウ、と炎を滾らせる縛炎隷兵に、神月が笑った。
「思った以上に楽しめるナ!!」
「……愚痴、聞いてもらえてない……?」
イミナの呟きに、縛炎隷兵は答えない。この場に比較が出来た他の二人の愚痴があれば、イミナも相違点はすぐに気づいただろう。ようするに、愚痴の内容に虚偽があるかどうかだ――それでも、足止め仕切っていた点は大きい。
「――――!!」
縛炎隷兵が、巨大化した炎の拳を振るう。それを神月が、真っ向から迎え撃った。
「喰らい尽してやるヨ!」
それは、一撃だけではない。右の拳から始まる、蹴り、頭突き、殺意――ことどとく降魔を宿した貪欲な連撃が、縛炎隷兵の炎の殴打を相殺する!
神月の降魔真拳・追式(コウマシンケン・ツイシキ)によって、巨大化した拳ごと片腕を食いちぎられて、縛炎隷兵が一歩下がる。そこへ、駆け込んできた伴とカーラの二人の蹴りが縛炎隷兵を捉えた。
「お待たせ!」
「こっちもええ屍隷兵やなぁ」
縛炎隷兵が、振り返る。北と西の二班が、合流したのだ。
「行きます!」
「――応! エスタリン氏!」
キアラの半透明の「御業」が炎弾を縛炎隷兵を撃ち込み、疾走したバーヴェンが斬霊刀に雷を宿して縛炎隷兵の胸を貫く。縛炎隷兵は、左腕でバーヴェンの顔面を掴もうとする。その左腕を、弌が横から掴んだ。
「させませんよ」
笑みと共に、弌が尋常ならざる力で縛炎隷兵の左腕を引き裂かれる! 弌の素手で引き裂く攻撃に、両腕を失った縛炎隷兵が後方へ大きく跳んだ。
だが、空中でビクリと動きが止まる――蝕影鬼の金縛りだ。そこへ、前後からイミナと千里が迫った。
「……数多の愚痴、怒り、その全てを呪いとし、痛みを以て祟ってやろう。……祟る祟る祟る祟祟祟――」
「逃げようなんて無駄……絶対に殺す」
イミナの祟『贄穿ちの弔杭』(タタリニエウガチノチョウクイ)による呪詛を込められた杭が胸に、千里の千鬼流 壱ノ型(センキリュウイチノカタ)の刀身から放出された刃状の反発し合う重力エネルギー塊が大上段に、縛炎隷兵を捉える。
「せめて祈ろう。汝の魂に幸いあれ……」
塵となって消えていく縛炎隷兵は塵に、バーヴェンはそう弔いの言葉を紡いだ……。
●
繁華街の損傷は、全員で力を合わせたヒールですぐに修復された。
「なんや、なんにも残らんのやなぁ」
伴が縛炎隷兵の死体が残らなかった事に、残念そうにため息をこぼす。あれが何なのか、それを知るのは現状『炎舞の死神』アガウエーのみという事か。
「はぁ……」
キアラは、戦いが終わった安堵からこぼれた涙を拭う。今回も無事に守る事が出来た、その自覚がキアラに染みるようにこみ上げてきた。
だが、これはまだ始まりに過ぎない。『炎舞の死神』アガウエーが、他の死神達が何故屍隷兵を生み出しているのか。ケルベロス達にとって、戦いの本番はこれからだった……。
作者:波多野志郎 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2018年10月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 7/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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