●街に降り立つ5つの影
そこは、山形県の上空。
ふわりと翼を羽ばたかせてこの地を訪れた長い耳の女性は、雲の上に魔法陣を描いていく。
その陣は、召喚の為のもの。その中からゆっくりと、竜牙兵らしき姿が5体現れる。
「さぁ、竜牙流星雨を再現し、グラビティ・チェインを略奪してきなさい。私達の真の目的を果たす為に……」
その女性……星屑集めのティフォナの言葉に応じ、召喚された5体のパイシーズ・コープス達は降下を始めていく。
真下は丁度、山形の中心となる市街地。
夕日を遮るように、5つの影が街へと降り立つ。
突如頭上から現れたデウスエクスの姿に、人々は慌てて逃げ惑い始めるのである……。
夕暮れのヘリポートにはすでに、ケルベロス達が集まっていた。
「忍び寄るとは言ったが、まさか頭上からとはね」
秋の夕暮れに出現するデウスエクスを予見したアルスフェイン・アグナタス(アケル・e32634)だったが、この状況までは想像していなかった様子。
「とはいえ、その情報のおかげで、事前に敵襲に気付くことが出来たからね」
リーゼリット・クローナ(ほんわかヘリオライダー・en0039)はそんなアルスフェインに感謝しながらも、状況説明を始める。
襲撃現場となるのは山形県山形市、同名駅周辺。
現れるのは、死神にサルベージされたと思われる竜牙兵、パイシーズ・コープスだ。
説明が終わり次第、希望者をヘリオンに乗せて現地へ急行するとリーゼリットは告げる。
「殺戮を行うパイシーズ・コープスを討伐して、凶行を阻止してほしい」
なお、パイシーズ・コープスの出現より前に、現地周辺へと避難勧告を出すのは控えたい。
敵が他の場所に出現し、事件を阻止できなくなってしまうからだ。
ケルベロスが現場に到着後、避難誘導は警察などに任せる事ができる。この為、竜牙兵の撃破に集中したい。
「現れるパイシーズ・コープスの数は5体だね。どうやら、3タイプに分かれるようだよ」
前衛特化のαが3体、阻害を得意とするβが1体、遊撃役となるγが1体だ。
役割は決まっているようで、αは火力役となるバトルオーラ持ちが2体と、盾役となるゾディアックソード2本持ちが1体いる。
βは簒奪者の鎌を2本所持。γは宝珠を持ち、ネクロオーブと同様のグラビティを使ってくるようだ。
「敵は皆と交戦し始めた後は、撤退せずに戦うようだよ」
どうやら、この事件は竜牙兵による襲撃を死神が模倣して起こしているらしい。
「パイシーズ・コープスは通常の方法でサルベージされた竜牙兵と、少し違うようにも思えるけれど……」
だが、相手が誰であれ、虐殺を行うデウスエクスを見過ごすわけにはいかない。
ともあれ、パイシーズ・コープスの撃破を。
リーゼリットはケルベロス達へ、この事件の解決を託すのである。
参加者 | |
---|---|
ゼレフ・スティガル(雲・e00179) |
クィル・リカ(星願・e00189) |
神城・瑞樹(廻る辰星・e01250) |
シャーリィン・ウィスタリア(千夜のアルジャンナ・e02576) |
英・揺漓(花絲游・e08789) |
水無月・一華(華冽・e11665) |
アルスフェイン・アグナタス(アケル・e32634) |
陸堂・煉司(冥獄縛鎖・e44483) |
●死神に召喚されし尖兵達
山形市内へと降り立つケルベロス達。
夕暮れ、赤く暮れなずむ街を銀色の長い髪を後頭部で纏めた神城・瑞樹(廻る辰星・e01250)は一通り眺めて。
「山形駅かぁ、久しぶりだな」
彼は高校の通学時にこの場所を利用していたが、ケルベロスの活動を本格化させたことで他県へと引っ越したとのこと。
数年ぶりだからこそ、変わった場所など確認もしたいところだが……。
空からはケルベロスに続き、街へと忍び寄る敵影が。
それは、死神にサルベージされたと思われる竜牙兵パイシーズ・コープスの群れだ。
「デ、デウスエクスだ!!」
行き交う人々が叫び、この場から逃げ始めていく。
「ゆっくり眺める暇はなさそうだな。まぁ、当然だが」
倒すべき敵を目にし、瑞樹は人の波に逆らって仲間と共にそちらへと向かう。
「寧ろ、こういう分かり易いのは助かるね。……なんて言っちゃ駄目かな」
空に浮かぶ雲のように、飄々とした態度のゼレフ・スティガル(雲・e00179)はデウスエクスの姿に、陽気な笑みすら浮かべていた。
とはいえ、害にしかならぬ相手には間違いなく、ほとんどのメンバーは険しい顔で相手を睨みつける。
「元々、節操のねぇ連中だとは思ってたが。死神共も形振り構わなくなってきやがったもんだ」
まるで、竜牙兵の部隊『竜牙流星雨』をなぞらえたような市街地の襲撃に、右目と右腕を混沌の水で覆う陸堂・煉司(冥獄縛鎖・e44483)は毒舌を吐いてしまう。
「…………」
不気味な姿の敵はそれぞれが武装を展開し、立ち塞がるケルベロスに対する。
「さて。召喚早々悪いが、どうぞ御帰り願おうか」
ピンクの髪を風で靡かせる英・揺漓(花絲游・e08789)は、マイペースな態度で相手へと告げる。
カタカタ……。
全身の骨を鳴らし、虚ろな眼孔の中から邪なる光を湛え、パイシーズ・コープスどもはじりじりと距離を詰めてくる。
その敵を、藍色の髪のシャーリィン・ウィスタリア(千夜のアルジャンナ・e02576)は冷めた瞳で見つめる。
夕暮れの街にいながらも、まるで夜を体現したようなミステリアスさを思わせる彼女は、望月の双眸の奥にどこか狂気を感じさせた。
「目一杯参りましょう。わたくしは素直に撃ち落とすだけにございます」
こちらはおしとやかさを感じさせる人型ウェアライダー、水無月・一華(華冽・e11665)。
すらりと美しい所作で喰霊刀を抜いた彼女は、刀に宿る呪詛の力を解き放ち、敵を威嚇する。
だが、夕日を背にした敵はまるで気にする素振りすら見せず、ある程度距離を詰めると一気に散開していく。
「夕暮れの空色は優しく、綺麗で好きなのだけれどね」
徐々に暗さを帯びる空を、アルスフェイン・アグナタス(アケル・e32634)は森のような緑の瞳で仰ぎ見ていたが、無粋なデウスエクスに穢されるのが許せぬようだ。
「不穏な影に呑まれる者の無いように」
夕日で伸びるデウスエクスの影。それが周囲の人々に伸びるのを防ぐ為、蒼い竜の角と翼を生やすクィル・リカ(星願・e00189)もファミリアロッドを握って。
「夜が訪れる前に、闇へと消えていただきましょう」
「疾く消えていただこう」
友人の言葉に同意し、アルスフェインも敵の侵攻を食い止めるべく前に出るのだった。
●死神を思わせる竜牙兵
駅周辺で警察隊が手早く人々の避難を始める中、ケルベロスとデウスエクスの戦いが始まる。
パイシーズ・コープス……ここでは竜牙兵と呼称するが、その竜牙兵達はそれぞれの武器を手に、やや前のめりの布陣でケルベロスへと仕掛けてくる。
竜牙兵前衛は3体。どうやら、個体ごとに役割が決まっているらしい。
大きな盾を持つ体の半分が骸骨となったαはゾディアックソード2本持ちが仲間のカバーに回りつつ、バトルオーラを纏う2体が格闘戦を仕掛けてくる。
それらに対し、瑞樹、ゼレフが率先して前に出て攻撃する後ろから、クィルが相手前衛の牽制の為に動き、生み出した燃え上がる火球を敵陣へと発射し、相手の中心で爆発させた。
竜牙兵の中衛は2体。
呪装具のような服を纏うγは宝珠を手にし、水晶の炎を発して攻撃を仕掛けてくる。
そして、体が魚のようになったジャマー、大鎌持ちのβには一華が攻め入る。
「これは痛いですよ」
丁寧な喋り口で語りかける彼女は喰霊刀の刃で美しい軌跡を描き、βへと切りかかっていく。
避けようとする敵だが、一華は逃すことなく素早く斬撃を浴びせる。相手が反撃を繰り出すも、彼女はさらりとその大鎌を避けてみせて。
「おや、この程度で攻撃とは温い温い」
一華は距離をとり、さらに攻撃のタイミングをはかる。
敵は竜牙兵を真似るだけあり、攻撃の威力はかなりのもの。
傷つく仲間の癒しに当たるシャーリィン。
彼女が『常闇のクッワト・ダーフィア』に番えた矢は、その指先から流れ出す純血で濡れている。
その血には土蔵篭りとしての力が込められおり、射抜いた仲間達へと破邪の力を与えていた。
また、シャーリィンにとって友達であるボクスドラゴン、ネフェライラ。
まだ幼さも残すものの、シャーリィンの指示を聞いた箱竜はしっかりと自らの属性を振り撒き、回復支援に当たってくれていた。
こちらも箱竜のメロが後方のメンバーの為にと、シャーリィンに属性付与を行ってくれる。
その主であるアルスフェインは前線で敵の猛攻に耐えながらも地面に守護星座を描き、後方メンバー全員を光で包み込む。
その1人、煉司は相手をしばし観察しながら考えていたが。
「……まずは、こいつらを片付けるかね」
煉司は淡々とした態度で敵を狙い、砲撃形態とした竜鎚から竜砲弾を飛ばす。
後方メンバーの庇いに回る揺漓。
初手こそ、彼は後方メンバーにエクトプラズムを纏わせてサポートに当たっていたが、その後は相手の切り崩しに注力する。
仲間と同じく狙いは、敵ジャマーのβ。
「とっておきだぜ!」
風に乗る瑞樹は舞うように、連続して回転蹴りを叩き込んでいく。
瑞樹の『飛連脚』は、うまく当たれば相手の思考、動きを奪うことができる。
しかし、一撃を叩き込んだ敵がそれでもなお動いたところを見て、瑞樹はまだ鍛錬が足りないかとやや眉を顰める。
彼はそこで自身の責任感の強さを再認識し、肩の力を抜いて戦いに当たっていたようだ。
ところで、ゼレフは敵の体の所々に骨のようなものが露出しているのを見て、ふと思い返す。
「コープス……か」
ゾンビのようなものを思い浮かべた彼は、さらにハロウィンを連想する。
「そういえば、もうすぐお祭りだったか。悪いね、飴の一つも持ってないや」
その時、大鎌持ちのβが刃を投げ付けてきたのを、ゼレフは鉄塊剣『随』で凌いだ直後に飛び込む。
「――じゃあ、僕の番だね」
敵を間合いに捉えた彼は、β、γの2体に対して大剣を真横に振り払い、強烈な旋風を生み出す。
「木枯らしにはちょっと早いかな」
敵の身体を切り裂く、一陣の風。
γは堪えていたようだったが、βは魚のような体躯を真横に大きく切り裂かれ、霧散するように消え失せてしまう。
「さあ、日が暮れるよ。墓の下へ帰る時間だ」
ゼレフは陽気な口調で、相手を挑発してみせたのだった。
竜牙兵との交戦を重ねるケルベロスも多く、それを真似たパイシーズ・コープス達の攻勢に対しても冷静に対処し、メンバー達は敵を切り崩す。
敵ジャマーが倒れたことでクィルは攻撃パターンを変え、氷河期の精霊を呼び出して敵前衛を氷に閉ざそうとする。
当然、敵前衛……α達は激しく抵抗してそこから逃れ、さらに前線メンバーに殴りかかり、あるいは十字切りを叩き込む。
こちらの前線は、サーヴァント含め5人。
シャーリィンは箱竜ネフェライラと分担し、体力の減少の激しいメンバーを見定め、『蝕宴のカリヨン』を鳴らす。
鐘の音と同時に発生する爆発は、一時的に周囲を闇に包み込む。それはさながら、静寂の夜で仲間を優しく包み込むかのようだ。
そんな中、敵前衛の剣2本持ちのαの態勢が大きく揺らぐ。
「瘴霧一閃。――呪縛、解放」
相手の隙を煉司が見逃さず、自身の竜鎚を拠代として大剣の如き妖刀を作り出す。
そして、煉司は防御態勢をとるαに妖刀を真一文字に一閃させた。
「…………?」
衝撃で体がずれたことで、ようやく斬られた事に気付いたそいつは、両手の剣までも切り裂かれてその身を崩していく。
まだ、敵は3体いる。
竜牙兵の立ち回りを気がけ、仲間の資格を補うよう位置取るゼレフは相手の数を減らすべく鉄塊剣を握りしめて。
「逃がさない」
彼の手の『随』がαの纏うバトルオーラや肉体を貫通し、螺旋の炎で燃やす。
だが、敵は思いのほか頑丈で、オーラを放って牽制してくる。
それを揺漓が受ける横から、瑞樹が螺旋の力を直接αへと叩き込む。
「体力は大丈夫か?」
瑞樹の呼びかけに、皆が状況を確認する。
光の盾の展開を考えていた彼は、そのまま攻撃を続けることにしていたようだ。
揺漓も体力はまだ大丈夫と判断し、操る赤い【茎】を鋭く敵に突き入れていく。
相手が気力の回復に回るようなら、しめたもの。
技術を活かして確実な攻撃をと立ち回っていた一華だったが、威力重視にグラビティを切り替えて。
「其は、ひらく」
喰霊刀の鋭い太刀筋で一華はαの構えを崩し、その身体を大きく裂いたが、竜牙兵も踏みとどまってなお応戦の構えを崩さない。
そこに、アルスフェインが追撃に妖精弓から矢を飛ばすと、心を砕くエネルギーの矢はαの胸部へと突き刺さっていく。
全てのグラビティ・チェインを失ったそいつは乾いた音を立てて地面に倒れ、その身を砕いてしまうのだった。
依然として、もう1体は猛然と攻撃を続けてくるが、揺漓、アルスフェインの2人がしっかりと抑え、攻撃を後ろへと通さない。
壁となってくれる仲間の後ろから、煉司が残るαへとオウガメタルを纏った拳で殴りかかる。
煉司の攻撃で盾をボロボロにしたαへ、揺漓は真白きオーラを右の拳に纏わせて。
「打ち砕け――俺に咲きたる、白き花」
彼のそのオーラによる渾身の一撃は敵の全身を駆け巡り、相手のバトルオーラを弱体化させてしまう。
一華は一気に押し切るべく踏み込み、喰霊刀で容赦なく相手の体を切り裂く。
斜めに切り裂かれたαは上下に身体をずらし、爆ぜるようにその身体を消してしまった。
ケルベロスの勢いに気圧される最後の竜牙兵γは宝珠を操り、悪霊の群れを放ってメンバー達の体力を奪おうとしてくる。
「――させないわ」
そこで、回復を箱竜ネフェライラに任せたシャーリィンが自身の体を傷つけ、流れる血……『忌血』の力を操る。
――悶える程、激しい狂気を宿す此の流砂の檻。
「貴方を終わりまで、ずっと……離しはしないのだから」
さながらそれは、これから迎える夜に捧げる供物。
シャーリィンの築いた檻によって体の所々凍らせた敵……γは宝珠に理力を込めて自らの癒しに当たろうとしていた。
だが、クィルがそれを阻止せんと仕掛けていく。
その直前、短刀『冬浪』でゼレフが相手の体を幾度も切り裂いてアシストすると、そいつに迫ったクィルが相手の頭上から重たく黒い雨粒を降り注がせて。
「黒い、黒い、雨が降る。止まない、やめない、――もう動けない」
まるで、迫る夜に体が侵食されるかのように。
完全に自由を奪われた最後の竜牙兵……パイシーズ・コープスはその身を完全に闇へと飲まれてしまったのだった。
●戦いの後は腹ごしらえ!
周囲がかなり薄暗くなる中、メンバー達は事後処理を始める。
煉司は負傷者がいないかと、仲間と周囲の人々の様子を確認していく。
戦場となった駅周囲には揺漓がエクトプラズムを使い、地面の亀裂を埋めていく。
「恐怖の痕跡を残さぬように……」
一華も恐怖の痕跡を残さぬようにと、丁寧に手作業で周囲の片付けに当たる。
その姿に、現地の人々は好感を抱いていたようだ。
程なくして、一行は近場の定食屋へと入る。
山形は米の産地として知られる場所の1つ。今年取れたばかりのお米で作られたご飯をご当地で食べる事ができる。
丁度、夕食時であることも重なり、是非食べようという話になったのだ。
アルスフェインと卓を挟むクィルは、妙に落ち着かない様子で。
「定食屋さんは、その、初めてだったりします……」
「なかなか、食事を共にする機会というのは無いものだよね」
普段、クィルはレストランなどで食事をとることが多いとのことで、オススメが分からずメニューとにらめっこしていた。
彼と甘味を共にしたことがあるアルスフェインも、定食はほとんど食べないのだそうだ。
「一番人気をお願いします」
そう質問した一華がスタッフに勧められたのは、唐揚げ定食。
値段に対して大きな唐揚げが魅力で、地元民がよく食べて行くのだとか。
そんなわけで、彼女は早速それを一口。
カラッと揚がったから揚げは、サクッとした食感が非常に美味しい。
それと一緒に、あつあつのご飯を食べると至福の一時を感じることができる。
「戦闘を終えた後の飯は、格別に旨いな」
米に合うものをと唐揚げを最初から選択していた揺漓は、やはり良く合うと頷きながらご飯と唐揚げをじっくりと噛み締める。
クィルも同じく、オススメの唐揚げの味を楽しみつつ、ご飯も一緒にほくほくといただく。
「ご飯がすごく美味しいですね」
皆、お米が収穫の時期だと言っていたこともあり、クィルはご飯だけで食べても甘くて美味しく感じる。
「秋は実りの季節というし、食物が美味しく感じられるな」
若干箸の扱いに苦戦するアルスフェインだが、箱竜メロにも唐揚げを与えながらクィルと話し、ゆったり楽しく食事の一時を楽しむ。
ゼレフはすでに日の落ちた街並みと、夜空を見上げる。
雲の向こうをいくら見上げども、今は不穏な影は見えないが。
「ささやかな夕餉の平穏こそが今日の御褒美――ってね」
彼は運ばれてきた秋刀魚定食へと箸を入れて口に運び、その香ばしさをじっくりと味わう。
中東辺境出身のシャーリィンもまたお言葉に甘えてと、箱竜ネフェライラとお夕飯。一緒に、日本の秋の味覚を堪能していたようだ。
そこで、揺漓は他メンバーが食べる定食も美味しそうに感じたらしく、そちらにも興味を引かれて。
「また来てみようか。今度は友と一緒に」
友の反応を想像し、揺漓は小さく微笑んでご飯を口にしていたのだった。
作者:なちゅい |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2018年10月22日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 2
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