ポンペリポッサの魔女作戦~紅き華は誰が為に咲く

作者:宮下あおい

●発端
 ハロウィンパーティーで賑わう大通り。歩行者天国となっているため、様々の姿にコスプレした人々で賑わっている。
 軽快な音楽が流れ、楽しそうな会話が聞こえる喧噪の中、ぽつんと立ち尽くす少女。
 白い道着に赤紫の袴、鶴が描かれた薄衣を羽織り、まるで巫女装束のような恰好で佇む。その手には血に染まったかのように赤い刀。
 抜刀。
 長い髪は紐でひとつ纏められ、風が揺らしている。
 刀がうっすらとモザイク化している。それに気づいた誰かが、声をあげようとしたその時。
 ハロウィンの魔力を糧に、少女は巨大化を始める。――名を高嶺の花。
 薄く笑みを浮かべ、巨大化するドリームイーターを前に人々は逃げるのみ。
「……さあ、楽しませてみせよ。求めるものは強さのみ、死合う者なら歓迎しようぞ」

●概要
 アーウェル・カルヴァート(シャドウエルフのヘリオライダー・en0269)は、集まったケルベロスたちに説明を始める。
「ハロウィンの力を求めてドリームイーターの魔女ポンペリポッサが動きだしたようです」
 寓話六塔戦争で受けた痛手を回復するため、ハロウィンの魔力を狙ったのだろう。
 発生する事件は、ハロウィンで賑わう街角に現れたドリームイーターが、ハロウィンの魔力を利用して『ポンペリポッサの姿に変身して巨大化』するというものだ。
「ポンペリポッサ化したドリームイーターの全長は10mで、その戦闘力は本物のポンペリポッサには及びませんが、かなりの強敵のはずです」
 続いてアーウェルは地図を指し示した。大通りを歩行者天国にして、ハロウィンパーティーを行っている。屋台などもあり、建物などは個人の商店や雑居ビルなどが並ぶ至って普通の市街地だ。
「ポンペリポッサ化したドリームイーターの攻撃方法は、赤い花からお菓子のような甘い香りを発する催眠攻撃、刀による連撃の突き技、斬撃から生じる衝撃波も注意が必要です」
 またポンペリポッサの姿に変身して戦闘をする為には、ハロウィンの魔力を消費してしまうため、変身していられる時間は5分程度。
 それが過ぎれば、変身が溶けて元のドリームイーターに戻るので、その後ならば有利に戦うことが出来るだろう。
 戦闘時にハロウィンらしい演出を行うことができれば、ドリームイーターからハロウィンの魔力を奪い取ることも可能だ。
 ハロウィンの魔力を奪い取れたなら、5分よりも早くポンペリポッサ化の解除ができる。
 なお解除されたドリームイーターは、心を抉る鍵、平静喰らい、夢喰らいを使うようだ。

「折角の楽しいハロウィンを台無しにしないためにも、頑張りましょう!」


参加者
十夜・泉(地球人のミュージックファイター・e00031)
新城・恭平(黒曜の魔術師・e00664)
マキナ・アルカディア(蒼銀の鋼乙女・e00701)
ビスマス・テルマール(なめろう鎧装騎兵・e01893)
神無月・玲那(執行者・e02624)
エリシエル・モノファイユ(銀閃華・e03672)
アストラ・デュアプリズム(グッドナイト・e05909)
ララ・フリージア(ヴァルキュリアのゴッドペインター・e44578)

■リプレイ

●戦闘開始!
 10月31日、あちらこちらで非日常に染まるハロウィン当日。各地で開かれているハロウィンパーティーのひとつに、招かれざる客が乱入している。
 仮装を楽しむ人々で溢れていた大通りは、混乱を極めていた。
 ケルベロスたちが到着をしたのは、ドリームイーターがポンペリポッサ化した直後だった。
 新城・恭平(黒曜の魔術師・e00664)は、闇纏いで物陰から飛び出す。ケルベロスコートの外に蓑、帽子上に偽角、偽翼も合わせて天狗姿。ドリームイーター、高嶺の花を囲むように、賑やかな百鬼夜行を始める。
「鞍馬の天狗が参ったぞ、魔力かイタズラか、トリックオアトリート」
 十夜・泉(地球人のミュージックファイター・e00031)は、少し昔の郵便局員風の仮装で、ブルースハープでケルティックな曲を奏でながら恭平に続いた。
「――トリックオアトリート、魔力をくれないといたずらしちゃいますよ?」
「ハロウィンを楽しむ気が全くなくかつ、ハロウィンを楽しむ人々から魔力を奪って姿を偽る嘘付きドリームイーター。我らケルベロス百鬼夜行が退治するわ」
 マキナ・アルカディア(蒼銀の鋼乙女・e00701)は、清姫という蛇の姫の仮装。竜よりの蛇の仮面を頭につけて、緑と白を基調とした和装だ。
 一般人の避難がまずは優先される。マキナは牽制も兼ねて、胸部を変形展開させて出現した発射口から、必殺のエネルギー光線を放った。
 ビルや電柱が倒れた土埃に紛れて、ビスマス・テルマール(なめろう鎧装騎兵・e01893)は近くの建物からロープを使ってバンジージャンプのように飛び降りる。
 まるで南瓜風の提灯お化けのように登場したビスマスは、お化けの着ぐるみを着て、サーヴァントのボクスドラゴン、ナメビスも南瓜提灯の塗装が施されていた。
「……さあ、皆さん、こちらです! ああ、ほら、大丈夫ですか? これをあげますよ。あちらでお友達と食べてくださいね」
 避難途中の一般人に声をかけたビスマスは、逃げる途中で転んだ吸血鬼の仮装をした男の子を抱え起こす。少し先を見やれば、男の子の友人と思しき数人が心配そうに此方を見やり、早く来いとばかりに手を振っている。
 ビスマスが渡したのは、手作りのドーナツだ。それぞれなめろう、魚のすり身、味噌が入っており、昨年のハロウィンもこれを作った。
 エリシエル・モノファイユ(銀閃華・e03672)の仮装は、同じ紺色でも濃淡の差をつけ、鉄片を綴じ連ねた和風大鎧ドレスだ。
 斬霊刀――二代孫六兼元真打の剣先を高嶺の花へ向け、己の視線と同じ高さで霞に構えると大見得を切る。それとと同時に殺界形成を発動した。
「悪鬼妖物魑魅魍魎、万象一切圧し斬り候…なんてね」
 ハロウィンの行列をしながらも、ケルベロスたちはそれぞれ牽制と避難誘導の補助と、臨機応変にこなしている。
 アストラ・デュアプリズム(グッドナイト・e05909)が続く。真っ白な雪女の格好だ。サーヴァントのミミック、ボックスナイトは南瓜の外装姿で、白煙を口から吐いていた。
「トリックオアトリート! プリンをくれないと凍らせちゃうよ。そーれー!」
 あまり目立たぬように注意しつつ、アストラは翼でボックスナイトが吐きだす冷たい白煙を、先を急ぐ一般人のほうへ向け仰ぐ。
 続いたのはララ・フリージア(ヴァルキュリアのゴッドペインター・e44578)よくある大きな帽子やマントを着た魔女の仮装だ。
 魔女らしく箒に跨り、宙に浮いているように見えるが、実際は翼飛行だ。しかしアストラと同じくこれも出来るだけ翼が目立たぬように気をつけている。
「大丈夫かえ? ……おおぉ、泣かぬとは良い子じゃ。向こうで食べさせてやるとよい」
 途中で転んだ小さな女の子の側に降り立つと、ララは抱え起こした。間をおかずに両親が駆け寄ってくる。その姿が目に入ったため、ララは二人に菓子を渡す。
 同じ頃、神無月・玲那(執行者・e02624)にとっては宿敵でもある高嶺の花と対峙していた。天冠に白い着物、血の気が消えるように化粧をして幽霊の仮装だ。
 その手にあるのは斬霊刀――烈風を抜刀と同時に、雷の霊力を帯びさせ、神速の突きを繰り出そうと踏み込む。狙うは高嶺の花の足。
「高嶺の花……。やっと出会えましたね。ここで終わらせます……!」
「ほう……おまえは――。ならば、見せてみよ」
 高嶺の花は視線を下げると、言葉も少なく薄く笑うのみ。心地よい風が少女の外見に似合わぬ白髪を揺らす。高嶺の花はすっと抜刀すると、その剣先に紅い彼岸花を咲かせた。

●魔力消費――3分経過
 戦闘の状況に応じて、時折泉が伴奏し、ハロウィンらしく歌ったり踊ったり。その最中にも、振り回される高嶺の花の刀が、雑居ビルや商店、電柱を薙ぎ倒していく。
 折れた枝が、割れたガラスの破片がケルベロスたちに襲いかかり、小さな傷を作っていく。
 10メートルの巨体を保っていたハロウィンの魔力が尽きたようで、今や高嶺の花は一般的な少女と変わらない。
「……ポンペリポッサの力も、この程度のものか」
 高嶺の花は己の姿を確認するように、何度か片手を握ったり開いたりする。
 そこへ玲那が烈風を振り上げ、思いきり斬り込む。
「――恩師の怨念が、私にこの恰好をさせたのです! 今日こそ仇を!」
 刃が重なる。耳障りな音が響き、鍔迫り合いとなる。
 拮抗。
 互いに勢いのまま弾かれる。
「私の愛する人々が生んだハロウィンの魔力、そして楽しいハロウィンを裏切った貴女に転身火生の一撃を」
 マキナがエクスカリバールを高嶺の花めがけてぶん投げる。
 間をおかずにエリシエルが斬り込む。
「ポンペリポッサ化は解除……悪いが速さで斬り捨てるほうが得意なんだよね、ボク」
 エリシエルは武器に無数の霊体を憑依させ、斬りつけた相手を感染させるもの。様々に変形するブラックスライムを足場にしたり、周囲の建物を利用して、普段以上に身軽に、アクロバットに動く。
 轟音が響く。10メートルの巨体で高嶺の花が刀を振り下ろせば、土埃が舞い、建物のガラスが割れ飛び散る。
 アストラは改造スマートフォンからコメントの弾幕を超スピードで送信することで助言していく。
「弾幕薄いよ、なにやってんの!」
 バラージストリーム――ダンマクノアラシ。
 アストラのグラビティだが、役に立たたなかったり、煽りコメントも多いので鵜呑みには注意が必要だ。
 ビスマスは着ぐるみの口から手を出し、舌で投げているように見せている。
「ガイアグラビティ生成……クロガさんお願いしますっ! ローカルウェポン……クロガシューターッ!」
 ローカルウェポン・クロガシューター。
 グラサンした黒い針鼠型のファミリアのクロガに、武装付き鎧装を装着させる。敵対象に突撃させるファミリアシュートのビスマス流アレンジだ。ハロウィンであるためか、南瓜のような装甲で南瓜のナックルガードを構えて突撃した。
 ナメビスはブレスとタックルを使い分け、皆の支援をしている。ボックスナイトも皆を守るべく、戦場を駆け回っていた。
 続けて泉が言葉を紡ぐ。
「あとは一気に攻め立てるのみ。――これは呼ぶ言葉。偽りの冬よ来たれ」
 kalt――サムケ。囁くように紡がれるコトバは耳朶を通じ、脳に至り、体に凍りつく感覚を伝える。かくてコトバは冬をもたらす。
「そら、火の玉ぞ。……もう演出も必要ないだろうが」
 恭平も近くの建物を利用して高く飛んだ。天狗火――もといグラインドファイアを放つ。ローラーダッシュの摩擦を利用して、炎を纏った激しい蹴りだ。
 ポンペリポッサ化が解除されたなら、そういった演出も必要ないかもしれない。しかしこの皆仮装したままだ。ハロウィン当日でもあれば、もう少しそれらしく振舞うのもありかもしれない。
「ならこれは、魔女が魔法で落とした隕石といったところかの」
 ララが流星の煌めきと重力を宿した飛び蹴りを炸裂させ、敵の機動力を奪った。

●決着
 攻撃、防御、回復を幾度か繰り返す。甲高い剣戟、石が転がる乾いた音、爆風はこの場にいる全員の髪や裾を揺らす。
 ポンペリポッサ化が解けたとはいえ、デウスエクスには違いない。斬撃による心を抉る鍵は、容赦なくエリシエルを襲った。
「あと少しだというのに……やってくれるね」
「エリシエルちゃん! 雪女の放つオーラは、癒しを提供するのです!」
 アストラが仲間1人を真に自由なる者のオーラで包み、癒しの時間を提供するものだ。
 すかさず泉が踏み込む。卓越した技量からなる、達人の一撃は高嶺の花に直撃する。高嶺の花の体躯が吹っ飛び、建物のガラスが割れる。
「ハロウィンといえど、玲那君にとっては大切な方の仇。その手伝いくらい、させていただきましょう」
「ルイさん、クロガさん、行きますよ!」
 ビスマスが2体のファミリアを一時融合し、半透明の幻影合成獣に変えて放った。
 合成獣が高嶺の花へ襲いかかるが、高嶺の花は刀1本で競り合う。主人に呼応して、ナメビスが合成獣と高嶺の花の間に割って入るようにボクスブレスを放つ。
 その瞬間を狙って、マキナがエクスカリバールをぶん投げた。
「私の愛する人々が生んだハロウィンの魔力、そして楽しいハロウィンを裏切った貴女に転身火生の一撃を」
「立ち塞がりしは黒き壁なり。――黒き氷壁よ、我らが前の不破の盾となれ!」
 恭平の古代精霊魔法、呪句を刻んだ極低温の石壁を生み出し、癒しと悪しき力への耐性を与える。
 ダメージは蓄積している。残るは一気に押しきるのみ。細かな傷や衣服の汚れ、破れは皆同じだ。今は一定以上の傷を回復できればそれ良い。
「今回のおしおきを楽しんでみるといいのじゃ」
「仕置きというか、笑わせてくれる! ならば楽しませもらおう」
 高嶺の花はうっすらと笑みを浮かべ、この状況でさえ楽しんでいるようだ。乱れた髪も破れた衣さえも、気にした様子はない。
 飛び出す絵本――トビダスエホン。
 ララが描いたかぼちゃのお化けが光状になって飛び出てくる。元々子供を楽しませるためのグラビティだが、戦闘では攻撃手段としても使っている。
 高嶺の花がララへ向かって踏み込む。しかしかぼちゃのお化けが行く手を遮る。
 それと同時。
 エリシエルが斬霊刀で斬り込む。戦闘の衝撃で飛んでくる小さな石や、ガラスの破片。小さなものは気にしない。高嶺の花の様子からしても、決着まであと少し。今はひと息に攻めるのみ。
「山辺が神宮石上、神武の御代に給はりし、武御雷の下したる、甕布都神と発したり。万理断ち切れ、御霊布津主!」
 布都御魂剣――フツノミタマノツルギ。
 脱力した状態から縮地・無拍子を用いて一気に最高速まで加速、最速の斬撃をもって敵を切り捨てる。理想は防御、回避はおろか反応すらさせない斬撃が理想だが、エリシエルいわく未だ完成形には至っていない。
 ララのお化けが消える。
 一閃――袈裟斬り。
 エリシエルが飛びのく。
 間を空けることなく、玲那が飛び込んだ。
「これで、最後……! 受け継いだこの剣で、無念を晴らす!」
 玲那が踏み込む。雷の霊力を帯びた武器で、神速の突きを繰り出した。
 高嶺の花が、紅き華が咲き散る。
「くっ……! ああ……楽しませてもろうたぞ……! もっと、強く、剣の道を……!」
 後に残ったのは、散った彼岸花の花びらだった。

●そして
 玲那は高嶺の花が消えたその場に立ち、目を閉じた。
「恩師……仇を、討ちました……」
 戦いは終わった。玲那にとって高嶺の花は恩師の仇。目を閉じ、黙祷を捧げる。
 玲那から少し離れたところに、泉がブルースハープをゆっくりと奏で始めた。
「此岸から彼岸へ、鎮魂歌を奏でましょう。……神無月さんの恩師も、この曲とともに」
 葬送曲。鎮魂歌、レクイエムは静かに、ハロウィンの空へ響く。
 エリシエルが玲那の肩にそっと手を置いた。縁はなくとも同じく剣の道を歩む者、弟子の姿を見ればその師匠の姿も自ずと輪郭が浮かぶ。
「直接は知らないけど、あなたの師ならきっと素晴らしい剣士だったんだろうね。ボクも祈らせてもらうよ」
 一方、残り5人は戦闘で破壊してしまった箇所の修復や片付けをしている。非日常で溢れるこの日、割れた南瓜や誰かが落としたと思しき、マントや帽子、悪魔の槍や魔女の杖もある。
 ビスマスはふいに手を止めた。一般人の誘導の際に、配っていたクッキーの余りに思い当たった。
「余ったお菓子は改めて、皆さんに配って帰りましょうか」
 その提案に賛成するかのように、ナメビスも嬉しそうにはしゃいでいる。
 ビスマスが持参したのは手作りのドーナツだ。生地になめろうを入れて揚げたもの、魚のすり身を入れたもの、味噌を入れたもの。昨年のハロウィンも、このドーナツを作り持参した。
 すぐ近くで彼女の提案を聞いたマキナは、瓦礫を1か所に集めながら笑みを浮かべる。
「それは良いわね、せっかくのハロウィンだもの。数が足りなさそうなら、どこかで買い足すのもありかしら」
「よーし、ハロウィンパーティーの再開だね!」
 アストラが楽しそうに笑う。そんなアストラを制するようにララが、ぴしっと人差し指を立て告げる。
「そのためには片付けや修復が先じゃ。ほれほれ、働くのじゃ」
 戦闘音が聞こえなくなったためか、様子を伺いにきたらしい子供数人の姿が恭平の視界に入った。
 ゆっくりと恭平が歩み寄ると、視線を合わせるように中腰になる。
 ボックスナイトとナメビスが、子供たちの傍へ近寄った。まるで猫や犬が懐くかのように、ゆっくりと近づきすり寄る。
 その様に警戒心も解けたのか、子供たちも自然と笑みがこぼれた。
「悪夢は終わったぞ。皆、楽しんでくれ。――ああ、だがまだこちらは片付いていない。もう少しだけ向こうで」

 修復を終えたケルベロスたちは、少しだけハロウィンの余韻に浸る。
 思い出すのは師の顔、受け継いだ太刀筋。玲那はそれらを心に抱きながら、新たな1歩踏み出すその時を迎えた。

作者:宮下あおい 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年10月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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