●ココロガミエナイ
とある遊園地の内部、入園ゲート正面にある広場。
ハロウィンの仮装をした人々が、楽しそうに笑いながら行き交っている。
そんな中で、右目を手で覆い隠した少年が一人、佇んでいた。
「一体、なぜなんだろう」
彼は呟く。ゆっくりと、目を覆っていた手を下ろすと、モザイクが露わになった。
「なぜ、そんな風に笑うんだろう? 僕には、理由が分からないな」
めきり、という異音と共に、彼の白い滑らかな肌が、暗緑色のごつごつしたものへと変わった。
全身が肥大化し、巨大化してゆく。綺麗な金色の虹彩をたたえていた左目は、緑の瞳が中央にある、ぎょろりとした真っ赤な目玉に変わった。
「きゃあぁ!?」
「うわああー!!」
周囲の人々が逃げてゆく。少年はいつしか、10メートルほどの体躯を持つ、醜い魔女へと変わっていた。
●ヘリオライダーは語る
「ハロウィンの力を求め、ドリームイーターの魔女であるポンペリポッサが動き出したようです。かの寓話六塔戦争で受けた痛手を回復するために、ハロウィンの魔力を狙ったんでしょうね」
白日・牡丹(自己肯定のヘリオライダー・en0151)は説明を始めた。
「発生する事件は、ハロウィンで賑わう遊園地に、ドリームイーター『ドゥラスノ』が現れ、ハロウィンの魔力を利用して、『ポンペリポッサの姿に変身して巨大化』するというものです。ポンペリポッサ化したドゥラスノの全長は約10メートル。戦闘力は、本物のポンペリポッサには及ばないとはいえ、かなり強いと言えるでしょう」
偽者のポンペリポッサが現れるのはここです、と言って、牡丹は遊園地の場所を伝える。地方都市の、それなりに規模の大きい遊園地であった。
「ドゥラスノのポジションはジャマーです。ケーキのような甘い香りを放って催眠をもたらす攻撃と、ガラスのように鋭い氷砂糖の破片を降らせて傷つける攻撃、パンを取り出して食べるヒールを用います」
それと、と牡丹は続けた。
「ドゥラスノがポンペリポッサの姿に変身して戦うのには、ハロウィンの魔力を消費します。そのため、変身していられるのは5分ほどです。それが過ぎれば元の姿に戻るので、それからなら有利に戦えるでしょう」
ここで牡丹は、少しだけ悪戯っぽく微笑む。
「それから、戦いの際に、ハロウィンらしい演出を皆さんが行えれば、ドゥラスノからハロウィンの魔力を奪うことも可能です。それができれば、5分より早く、ポンペリポッサ化を解除することができるでしょう」
牡丹によれば、元の姿に戻ったドゥラスノは、モザイクで包み込むことによる攻撃やヒールを行うという。その際、ドゥラスノは何か質問を行ってくることもあるようだ。
「せっかくの楽しいハロウィンです。台無しにしないためにも、皆さん、どうか頑張ってください! 皆さんが勝つことを信じています」
そう言い、牡丹は祈るように手を組んだ。
参加者 | |
---|---|
レーチカ・ヴォールコフ(リューボフジレーム・e00565) |
橘・芍薬(アイアンメイデン・e01125) |
土竜・岳(ジュエルファインダー・e04093) |
空鳴・無月(宵星の蒼・e04245) |
朱藤・環(飼い猫の爪・e22414) |
サロメ・シャノワーヌ(ラフェームイデアーレ・e23957) |
一之瀬・白(闘龍鍛拳・e31651) |
アンセルム・ビドー(蔦に鎖す・e34762) |
●巨大魔女に立ち向かう騎士一行
ずしん、ずしん、と、魔女の足音が遊園地に響く。
「お集まりの皆様、どうかご安心を!」
アンセルム・ビドー(蔦に鎖す・e34762)が、声高らかに呼びかけた。
「此れより始まるは、勇士達の物語! ハロウィンに現れた、悪しき魔女を打ち倒す英雄譚!」
リュートを持ち、旅人風のローブを纏った彼は、吟遊詩人を演じているのである。なお、抱えた少女人形もお揃いの衣装で、ミニサイズのリュートを持っている。
「少々派手に動きますので、舞台より離れてご覧ください!」
「よい子は離れて、安全なところから応援してくださいねーっ!」
アンセルムや、朱藤・環(飼い猫の爪・e22414)の声を背に受けながら、周囲の一般人達は、遠くへ逃げてゆく。
眼前に存在する偽ポンペリポッサは、見るからに危険な存在なのだから、演劇の一部だと伝えたところで、納得して場に留まるような者はいなかった。ただ、
「わー! がんばれー! まじょをやっつけろー!」
走って逃げる親に抱き上げられた幼児が、応援の声を飛ばしてきたのが、聞こえた。
「勇士達への応援に感謝を」
にこりと笑ってリュートを鳴らすアンセルム。
『君達は……ケルベロスかい?』
しわがれた、エコーのかかった魔女の声が、周囲に響き渡る。巨大な偽ポンペリポッサに変身したドゥラスノだ。
『よく来たね。これをあげるよ』
空中に、ガラスの破片のような物が無数に現れる。鋭く尖った氷砂糖は、前衛に布陣した者達へと降り注ぎ、その身を激しく傷つけた。
「なんたる一撃。しかし、これで折れる勇士達ではありません!」
大仰に声を上げたアンセルムは、まるで照明で照らすかのように、前衛を光輝く粒子で包んだ。
「さあいくよ、ソルシエール。私達が相手だ」
フランス語を交えて、魔女へと宣戦布告をしたのは、ケルベロス達が演じる『魔女を倒す騎士一行』の一人。サロメ・シャノワーヌ(ラフェームイデアーレ・e23957)だ。
中性的な顔立ちに、長身。衣装も振る舞いも、まるで王子様のようである。
そんなサロメは、魔力を秘めた紫の瞳で敵を見つめ、投げキスをした。恋愛魔法、『金の交錯』による魅了の力が、魔女へと届く。
サロメのテレビウム『ステイ』が、顔のモニターに応援動画を表示する。それを向けた相手は、一之瀬・白(闘龍鍛拳・e31651)。
「感謝するのじゃ、ステイ殿」
がしゃ、という金属音と共に、軽く頭を下げた白の動きは、少しぎこちない。フルプレートにフルフェイスヘルムの、慣れない全身鎧姿であるがゆえだ。『漆黒の騎士』の仮装である。その後ろに、隠れるようにして立っているビハインド、『一之瀬・百火』は、従騎士の格好だ。
「ごきげんよう♪ なんてね」
スカートの左右をつまんで軽くお辞儀してみせたのは、橘・芍薬(アイアンメイデン・e01125)である。メイド服と西洋鎧を合わせた衣装で、メイド騎士に扮している。お揃いのコスチュームで身を包んだ、テレビウムの『九十九』も、同じようにカーテシーを行った。
「悪い魔女は私達騎士が倒す!」
芍薬が構えたドラゴニックハンマーが、砲撃形態に変わる。砲弾が吐き出され、魔女の頬に命中した。九十九は、自らを動画で癒やす。
ひらり、スカートが揺れる。甲冑と合わせた、姫騎士風の衣装。その主は、環だ。
「ハロウィンを悲鳴でいっぱいにするわるーい魔女は、このたまちゃんが許しません!」
びしっと決めて、ナイフを聖剣のように構える。その刀身に、魔女を映した。惨劇の鏡像である。
「かの姫騎士の名は『たまちゃん』。ああ、なんと愛らしい名でしょうか」
「アンちゃんーっ!?」
吟遊詩人ことアンセルムの発言に、顔を真っ赤にする環。照れているのではなく、恥ずかしいのだ。くっころ(す)とか思ってしまうほどに。
「人々を脅かす、悪い魔女め……。おとなしく、退治されるが、よい……」
シンプルな、一般兵のような甲冑に身を包んだ、空鳴・無月(宵星の蒼・e04245)。彼女は淡々と静かに言い、全身に力を溜める。そこから放たれた超高速の斬撃が、魔女に傷を刻んだ。
白は、高く跳び上がる。鋼の鬼となったオウガメタルの、その拳で、巨大な魔女の額に一撃を食らわせた。白の後方にいた百火が、緑の鎖を握って念じ、周囲の瓦礫を飛ばして魔女にぶつけることで、白に続く。
「フッフーン♪ フッフーン♪」
付け髭をして、つるはしを担いだドワーフが鼻歌を歌う。土竜・岳(ジュエルファインダー・e04093)だ。
「ハロウィンの魔力は、皆が笑顔で過ごすためのもの。絶対に邪魔はさせませんよ~」
未だ傷を残す前衛へと岳が放ったライトニングウォールは、ぱちぱちと、きらきらと、宝石の緞帳のように煌めいた。
「魔女は魔女でも、悪い魔女はお呼びじゃないわ!」
言った、レーチカ・ヴォールコフ(リューボフジレーム・e00565)の仮装は、橙色のドレスの上に白銀の鎧を身に着けた、半獣人の少女騎士だ。
「お菓子をくれなきゃ退治するわ」
『さっきあげたじゃないか。氷砂糖』
偽ポンペリポッサがレーチカへと言った、しかし。
「そうね。でもやっつける!」
レーチカは、カボチャのランタンと銀の尾を揺らして、跳ぶ。煌めきと共に、重力を宿した蹴りが魔女へと放たれ、重い衝撃音を立てた。
●バトル・イン・ハロウィン
魔女が放つ攻撃は、非常に強力なものであった。加えて、斬撃耐性を持つテレビウム達は、偽ポンペリポッサの攻撃手段に対して強いわけではない。よって、九十九とステイはやがて、耐えきれず消滅する結果となった。
だが、芍薬がアイズフォンで瞼の裏に表示したストップウォッチが、戦闘開始から3分経過を告げる頃。巨大魔女の肉体は急速に縮小し、桃色の髪の少年の姿になった。ドゥラスノの変身が解けたのである。
「少し早かったわね。頑張って仮装や演出をした甲斐があったわ」
「く……」
芍薬の言を悔しげに聞きつつも、ドゥラスノは改めてケルベロスを攻撃する態勢に入った。狙いはアンセルムだ。
「君は色々と喋っていたね。その言葉は、何のため?」
ドゥラスノが問う。
「お互いが良い時間を過ごすために、言葉が要るんだ」
アンセルムは、答える。
「本当は相手がどう感じているか分からなくても、きっと楽しいと思ってくれているはず……そう信じて、ね」
彼が言い終えると同時に、王子様のようなマントが、アンセルムの眼前にひらりと踊った。
軽やかに、前へ飛び出したサロメが、アンセルムをかばい、飛来したモザイクを受けたのだ。
「怪我はないかい、ムッシュ」
「ああ。ありがとう、シャノワーヌ」
サロメとアンセルムは言葉を交わす。それからアンセルムが、ウイルスのカプセルをドゥラスノへと投射した。
「お互いが、良い時間を、過ごすため……」
カプセルの中身を浴びながらも、ドゥラスノはアンセルムの言葉を反芻するように呟く。
「エネルギー充填率……100%! いくわよ、インシネレイト!」
芍薬の手が赤熱し、赤く輝く。ハンドレッド、その異名の由来だ。その掌で触れて、熱エネルギーをドゥラスノの体内へと送り込み、内側から爆砕する――『火葬』する。
「お前を、ここで、倒す……」
無表情で口にした無月が、回し蹴りを放った。星のオーラが、ドゥラスノへと蹴り込まれる。無月が体勢を整えると共に、仮装の金属甲冑が、がしゃんと音を立てた。
「大好きな蹴り技、ようやく心置きなく使えますね!」
環は嬉しそうに言って、ドゥラスノの首筋へと鋭い蹴りを見舞った。
ドゥラスノは環による一撃を受けた部位を押さえ、飛び退く。
「……なかなかやるじゃないか。『たまちゃん』だっけ……可愛い名前なのに」
「ストップストップーっ、やめてーっ!!」
ドゥラスノの言葉に、環はまた赤面した。湯気が出そうだ。
「――♪」
サロメは、勇ましくも澄んだ声音で、『ブラッドスター』を歌い上げる。生きるという罪の肯定、その歌は前衛を癒やしてゆく。
サロメの歌が終わると共に、岳は生命を賦活する電気ショックをサロメへと飛ばした。流れ星のように、宝石のように煌めいた、その光。それは、傷を受けたサロメに力を与えた。
「本当に、欠損されているのは、他者の心を見る目……つまり、共感なのでしょうか」
「どういう意味?」
岳の言葉に、ドゥラスノが聞く。それに対し、岳はただ、首を横に振った。
「他者からいくら奪っても、欠損は埋まらないでしょう。自分で得たものではないのですから。そんなことも判らないとは、お可哀想に」
「可哀想……? 僕は、哀れまれているのかい?」
ドゥラスノは、軽く小首を傾げた。
「さて……回復して、立て直すのじゃ」
漆黒の騎士が、自らに、光輝く掌を向ける。白による黄金掌が、彼自身を癒やした。
「百火!」
それから白は後方のビハインドに叫ぶ。こくんと小さく頷いた『妹』は、緑の鎖を、物をくくるように動かす。強く締めると共に、ドゥラスノの身に金縛りが起きた。
「……ぐっ」
苦しそうに顔を歪めるドゥラスノ。
さきほどと同様にスターゲイザーを放とうとしたレーチカが、わずかに、ほんの一瞬だけ、躊躇した。世界でただ一人の、大好きな兄に、どこかドゥラスノは雰囲気が似ている気がしたから。
(「違うわ!」)
そう、兄はただ一人。目の前のドリームイーターは、何の関係もない。既視感も、きっと気のせい……そう思い直して、レーチカは、今度はためらわずに、飛び蹴りをドゥラスノの胸へと見舞った。
ドゥラスノはよろめいた後、ぐるりとケルベロス達を見渡す。その視線は、無月に向いた。
「なんで、君はさっきからずっと無表情なのかな」
飛ばされたモザイクを受け切り、無月は答える。
「表情筋が、死んでるから、しかたない……。うん」
「そうなの? 面白いね、君」
ドゥラスノは、ほんの少し、笑った。
●その理由は
偽ポンペリポッサとの戦闘開始から、11分以上が経った。その事実を表示している画面を確認した芍薬が、片目を開ける。
「冥土の土産よ、キツい一撃をお見舞いしてやるわ!」
芍薬は、加速したドラゴニックハンマーを、思い切りドゥラスノへ叩きつけた。ごっ、と重い衝突音が鳴る。
ポンペリポッサ化していた頃と比べるなら、ドゥラスノは大きな脅威というわけではない。その後、ケルベロス側で倒れた者もおらず、戦闘は、順調に進んでいた。
無月が、星空色の重鎗に稲妻を帯びさせ、ドゥラスノの腹部を突く。環の蹴りがそれに追い打ちをかけた。
「シュピネ、思い通りにはさせないよ」
ウインクしたサロメが撃ち出したのは、黒い魔力弾。ドゥラスノの肩を抉ったそのトラウマボールは、悪夢をもたらす。
「お主に見せてやるのじゃ、余の奥義を」
白が、如意棒をくるりと回して握り直した後、八極拳の構えを取った。
「八卦と八極の合わせ技……その身でとくと味わうがよい!」
白によって、八卦の八法と八極の八掌、計十六の技がドゥラスノへと向けられる。八卦の術で体内から、八極の技で体外から、強い衝撃がドゥラスノを襲った。『八卦八極拳奥義 降龍十六掌』――それを受けたドゥラスノは、ただでは済まない。
ふらつくドゥラスノの鳩尾から、緑の鎖が突き出た。背後に回った百火による攻撃、ビハインドアタックである。鎖は、じゃらりと音を立てて引き抜かれた。
じわりと鮮血の滲み出す傷口を、手で押さえたドゥラスノは、視線をさまよわせた後、レーチカを見た。
「……ねえ。ねえ、そこの君。教えてよ」
レーチカへと問いながら、モザイクで傷を塞ぐドゥラスノ。だが、付与されたアンチヒールが、万全な効果を発揮させていない。
「僕は知りたいんだ。君の生きていく、理由」
「そんなに知りたい? ……でもあなたには教えてあげない!」
レーチカは答えない。その答えは、兄だけが知っていてくれればいいのだから。
「そんな、教えてよ……誰か」
「生まれたから」
答えたのは無月。
「わたしに、とっては、それで十分……」
相変わらず淡々と、けれどはっきりと言い切った。
「――」
無月の言葉に、ドゥラスノの表情が揺らぐ。
「もう、いいわよね。とっておきを喰らいなさい!」
レーチカは、ドゥラスノへいくつもの螺旋の弾丸を放つ。『螺旋幽導弾(サモナヴィジーニャ・スピラーリ)』は、無数の穴をドゥラスノの体に穿った。
「ポンペリポッサ……」
ドゥラスノは力なく地に膝をついて、呟く。
「……ポンペリポッサ、聞こえてるよね!? 僕を助けてよ!」
血を吐くように……いや、実際に血を吐きながら、ドゥラスノは叫んだ。
「……いけない! skytte――!」
ドゥラスノの言葉に、少し焦りを見せたアンセルムが、魔法の矢を撃ち出した。蹴りと共に放たれた『シューティングスター』は、ドゥラスノに命中すると同時に砕けて散り、無数の星屑となって留まる。
ドゥラスノは、かろうじてまだ倒れない。……その身に、変化が起きることも、ない。
「ポンペリポッサ……?」
愕然とした様子のドゥラスノ。彼へと、岳が言葉を投げる。
「倒すことでしかお救いできず、ごめんなさい」
岳は、思い切り拳で地面を叩く。『大地の誓い(バウジュエル)』によって、拳はトパーズの輝きを放つ。黄玉の色をしたその光が、大地を砕き割りながら進んで、ドゥラスノを襲った。
勇気と共に未来へ進む力を与える、『誠実』の宝石。その力が、ドゥラスノを包む。
ドゥラスノは微かに笑って、
「なんで謝るの?」
岳を見てそう言ったきり、消滅していった。
●平和を取り戻して
「……地球の重力の元、どうか安らかに」
静かに岳は目を伏せ、ドゥラスノのために祈る。生まれ変わったら、他者と心通わせるように、と。
「大きな大きな魔女のパン、食べてみたかったわ」
パンが大好物のレーチカは、軽い溜め息と共に呟いた。
「これで、企みは阻止できたわね。引きこもったドリームイーターどもも、出て来ざるを得なくなるかしら」
芍薬は、自分の考えを口にした。
やがて、ケルベロス達による遊園地のヒールが始まる。周囲の風景は、幻想を伴いながらも、元のような姿を取り戻していった。
「皆さん集まってください! 記念撮影しますーっ!」
環の朗らかな声が上がり、しばらくして、シャッター音が響く。
人々の命も、楽しいハロウィンも、ケルベロス達は守り切った。
おそらくは、それが『理由』なのだろう。
環達の、写真の中での、その表情の――。
作者:地斬理々亜 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2018年10月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 1
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