●統率はなく、されど群れなす屍喰らい
「こんな夜更けに輸入品の倉庫なんか荒らしに来る奴がいるかっつーの」
悪態をつきながら海浜エリアの貨物倉庫を巡回する警備員は、欠伸を漏らしながら懐中電灯を揺らす。
視線に合わせて左右に振れる光は、潮風で錆の浮くコンテナや倉庫のシャッターを照らし、昼間と違う不気味な雰囲気を醸していた。
「文句言うなよ、こないだ悪ガキ共が入ってきて始末書書かされたばっかりだろ?」
もう一人の警備員も辟易した様子だが、先日の騒動を思い出してか、痛む頭を押さえていた。
親の顔が見てみたい、と言いたいところだろうが、見たところで後の祭り。
――――ビチャ、ビチャ。
「……なんの音だ?」
「誰かが海から上がってきたのか? ……面倒くせぇな」
不満げな顔で音源へ駆けつけた二人だが、そこに居たのはヒレのような翼を持った海馬。
「――……Aaaarrrrrrrrrrr!!!!」
「うわあああああああああああああああああああああああ!!!!???」
いななく八体の海馬達が放つ咆吼。
思わぬ闖入者に警備員達は為す術もなく、乱雑に食い散らかしたフライドチキンのように捕食される――。
「神奈川県のみなとみらい地区にて、屍隷兵(レブナント)の襲撃事件を予知しましたわ。最近確認され始めた『シーホース』という個体でしてよ」
オリヴィア・シャゼル(貞淑なヘリオライダー・en0098)は組み直した足に手を置き、話を続ける。
「シーホースは『八体現れます』が、一体一体の戦闘力はそこまで高くありませんの。また、高度な命令を理解するほど知能はないようで、複雑な作戦行動などは行わず、無差別に襲撃を行っているようですわね」
しかし、捕食対象を見つければ獣とて襲いかかるもの。
オリヴィアはスッと瞼を細め、
「人間を見かければ即座に襲いかかるのは道理、迎撃に失敗すると大きな被害が出る可能性があります」
ケルベロス達に「この海浜エリアに出現するシーホースの迎撃をお願いいたします」と要請する。
シーホースは貨物が積み込まれた、夜間の倉庫エリアに出現するという。
「予知によれば、その場に居合わせた警備員2名が襲われて捕食される場面まで目撃いたしましたわ。今から向かえば、遭遇直前までに鉢合わせることは可能でしょう」
『デウスエクスが出現したので避難していました』と上層部報告すれば、彼らも始末書沙汰になることはないだろう。
「さて、シーホースは先ほどお伝えした通り、8体現れましてよ。互いを庇い合うことなく、次々に攻めてきますが、『明らかに弱っている個体がいれば、狙いを絞る』恐れがありますわ」
メスのライオン達が1匹の獲物を狩るように、群れをなして行動している以上は弱った獲物を率先して攻撃しかねない。
囮役を誰かに任せるのは得策ではないだろう。
「シーホースの攻撃は口から高圧の水流を吐き出し、尾ひれで蹴り上げるだけでなく、相手の血肉を食らって自己回復も行うようですわね。単純な攻撃だけではありませんので、それなりの戦略を練っておいたほうがよろしいかと」
はぐれた屍隷兵なのか、それともどこからか流出した個体なのか?
いずれにしろ、放置すれば海岸沿いは死体だらけになってしまう。
「皆様の活躍が市民の安心安全にも繋がりますわ、今回も見事な活躍ぶりを期待しておりますわよ」
参加者 | |
---|---|
伏見・勇名(鯨鯢の滓・e00099) |
八蘇上・瀬理(家族の為に猛る虎・e00484) |
土岐・枢(フラガラッハ・e12824) |
シエラ・ヒース(旅人・e28490) |
鳳・小鳥(オラトリオの螺旋忍者・e35487) |
武田・静流(折れない槍・e36259) |
アンナマリア・ナイトウィンド(月花の楽師・e41774) |
刻杜・境(融けた龍血結晶・e44790) |
●ベイサイドの怪物
みなとみらい地区。現在も都市開発が進み、首都圏内でも新しいプレイスポットが増え続けている沿岸部。
ヘリオンは横浜の夜景を見下ろしながら通り過ぎ、警光灯が点在するベイエリア上空へ。
件のエリアに滞空すると搭乗口からケルベロス達をコンテナ上へ降ろす。
――カツカツンッ!
「怪我せぇへんから構わんのやけど、やっぱ暗いとこやと見えにくいわぁ」
八蘇上・瀬理(家族の為に猛る虎・e00484)がコンテナから飛び降りながら、周囲に視線を巡らせようとすると、ポツポツと用意された照明に電源が入れられていく。
「んうー。ぺかーって、してみた」
「ドワーフの子なら大丈夫だろうけど、私達はそうもいかないからね」
装着したヘッドライトで伏見・勇名(鯨鯢の滓・e00099)が直線上の視界を確保し、シエラ・ヒース(旅人・e28490)は腰に提げた携行ランタンで周りを照らす。
さて、問題はシエラの用意した地図が暗がりで正確な現在地を判断できない点だが、
「海からの上陸、でしたよね……誰の差し金かは解りませんが、埠頭側を目指してみましょう」
急がなければ先に警備員が遭遇しかねない。
土岐・枢(フラガラッハ・e12824)の提案で、波の音を頼りに海沿いを目指す。
コンテナや鉄骨を飛び越え、一直線に進む鳳・小鳥(オラトリオの螺旋忍者・e35487)は剣呑とした空気を漂わせていた。
(「自然に生まれる命を好き勝手に歪める、なんて傲慢極まりない……せめて手討ちにしてやるのが情け」)
片や、潮風に長い黒髪を揺らす武田・静流(折れない槍・e36259)は、心躍る昂揚感から唇が弧を描く。
(「シーホース……初めて闘う相手ですが、どのような相手なのか。ゾクゾクしてワクワクしてきますね」)
このような感覚、まともな精神ならば度し難いだろう――自嘲まじりの吐息がこぼれる。
身体能力だけならケルベロスが数倍上回る。
おまけに、勤務態度が真面目とは言い難い警備員だったことが幸いした――。
「ここが埠頭部分、かな?」
「先回りできたわね。にしても……彼らを作り出すのに、どれだけの命が使われたのかしら……!」
目の前に広がる暗い海に、刻杜・境(融けた龍血結晶・e44790)が周囲を見渡す。
夜風に紫の華やかなドレスを揺らすアンナマリア・ナイトウィンド(月花の楽師・e41774)は安堵の息を吐き、すぐさま光の鍵盤を広げる。
……遅れて二つの足音が近づいてきた。件の警備員らだろう。
「君たち、そこでなにを――――」
「我々はケルベロスです。今からここは戦闘区域になります」
「後で管理会社にも連絡しておくわ。とにかくここから離れて」
枢とシエラの言葉に呆然とするが――それが事実であることは、すぐに理解することとなる。
光すら飲み込むほど真っ暗い波間。そこからぬるりと馬脚が突き出したのだ。
●馬頭海豹
海生動物のように独特の光沢を見せ、シーホース達が続々と這い上がってくる。
「わ、わああああああああああああああああ!?」
「こいつらはうちらが押さえとくから、早よ逃げぇ!」
驚いた警備員達も瀬理の警告に従って元来た道を走りだす。
その退路を背にし、勇名達は侵攻を妨げる。
「耐水だの耐圧だの、どっかの腕時計かっちゅーの!」
空に輝く月光を集めた瀬理は枢に狂月の力を付与し、小鳥が先制攻撃を仕掛ける。
「歪んだ命…………ここで眠らせてあげる――これが、オラトリオの秘術と螺旋の奥義の合わせ技」
小鳥の手から放たれた折り紙のカササギが闇夜を裂き、螺旋の回廊を飛び抜け、鋭い嘴で瞼を刺し貫く。
抉り抜かれた目玉が転がり、苦痛に叫ぶシーホースへ小鳥は狙いを集中させる。
「カーテン・コールの時間よ。海風の中でラスト・ダンスを踊りなさい!」
「ドローン、いけいけー。びゅんびゅーん」
プリンセスモードで一層の華やかさを見せるアンナマリア、放った念鎖は演奏に合わせて舞い回る。
描いた防護陣が静流達の守りを固め、さらに勇名の無人機が散開していく。
抵抗する餌食にシーホース達も攻撃の構えをとり、口から高圧の水流を吐き出し、静流ごとコンテナをへこませる。
「一体一体、確実に……使うしかないか、この力を――!」
小鳥が狙う一体を真っ先に沈めるべく、枢も序盤から全力を右腕に注ぎ込んでいく。
指先には鋭いかぎ爪、骨子は膨れるように大型化していき、表皮は固まりかけた溶岩のように硬く変色する。
熱気を発する豪腕を枢が体ごとスイングさせて、頭上から叩き伏せる。
「そのまま留めて。もう一撃、いくわよ」
側面に回り込んだシエラは既に拳を引き絞っていた。
(「まぜこぜの命、それでもあなたたちの瞳は綺麗ね……深い深い、海の底のよう」)
踏み込みと同時に強烈なストレートを見舞い、暴れるシーホースは地に伏せる。
獣にも心はあれど、もはや通じ合うことも叶わない。ならば、せめて――。
「私はあなたたちを摘み取るわ」
次の目標は何処だとシエラが視線をあげると、静流が先ほど水圧をぶつけた個体に反撃を繰り出していた。
(「馬であり、魚の様であり……まるでキメラです」)
「ふふ。良いですね。自分の覚えた技を惜しげもなく振って闘えるのは」
振り上げた尾ヒレを境が身を挺し防ぐが、一人で攻めきろうとする静流と上手く動きを噛み合わせられずにいた。
「……ここは戦況を優位にしてから、だね」
連携ばかりは『互いに相手を意識』しなければ難しい。
装甲代わりにしていたオウガメタルを展開し、粒子を散布させて境は支援の手を広げ、暴れ馬の前に飛び出していく。
「OoooooAaaarrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!!」
嘶く荒馬達はコンテナを歪ます放水、アスファルトを粉砕するヒレの鞭で戦禍を増やす。
「まったく、変な進化はせんとって欲しいねんけど、なっ!」
猛虎の牙を彷彿とさせる瀬理の蹴り足が、青黒い馬体を鋭く抉りこむ。
勢いで削げた肉片は濡れた地べたを転がり、シーホースは欠損した部位を補おうと牙を剥く。
「気をつけて! こいつら、怪我するとそのまま噛み千切ろうとする!」
噛みつくシーホースを長剣の柄で殴りつけ、引き剥がした枢は注意を促す。
グラビティ・チェインを豊富に含んだ『極上の肉』が並んでいるのだ、此処で食らわずしていつ喰らうのか?
警戒するよう促す声に勇名もバックステップで瞬時に間合いをひらき、
「肉食うまー。うごくなー、ずどどーん」
尾を引く超低空ミサイルでアザラシじみた下半身に爆撃を加える。
陸に揚げられた魚のように、地べたを跳ねるシーホースに小鳥がトドメの砲撃で海に落とし沈黙させた。
――連携して一体を確実に仕留める。
今回の討伐対象は知能の低い群れということもあり、攻撃を確実に当てられても、個体数を減らせば負担も減らせる。
戦術として理に適ったものだろう。 しかし、そこに『例外』が発生していたとしたら?
「もっとこちらに注目していいのですよ?」
静流は北落師門を奮って果敢に距離を詰めていた。
気を引きつつ、集中攻撃されないよう気をつける――それを一人でこなせるほどイージーな状況ではない。
気を引こうと前へ出る以上、仲間の協力なしに後退する隙を作るのは難しい。単独で動くことへの限界を考慮すべきだった。
「Aaaaaaaaarrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!」
「っ! 意外と頑丈、ですね――」
集中攻撃を受けたシーホースはすぐ倒されるが、一人の攻撃だけで倒れるほど甘くはない。
静流の傷つけた個体が失った血肉を求めて、涎をまき散らしながら飛びかかる。
「そういうのは、ね」
「こっちの役目だよ!」
静流の前にシエラと境が割り込み、腕や肩の肉を削がれていく。
食い破られる激痛にシエラも脂汗が噴きだすが、すぐに意識を口元へ集中させる。
「――私の隣にあなたはあり、あなたの隣に私はある」
祖霊達は取り囲むように歌声だけを響かせた。
鳥のように美しく、獣のように荒々しく、魚のように波打つ音で彼女の痛みを和らげていく。
「分散させるくらい、ならっ」
自身にも狙いを引きつけようと境も馬頭に二段蹴りを浴びせ、反撃の放水に押し飛ばされぬよう踏み止まる。
「このままだとまずいわね……それなら、」
アンナマリアが濃密な霧で境を手当し、手元の速度を速めていく。
「悪夢の時よ、凍り付け!さあ、我が御業よ!哀しき未来を駆逐なさい!」
剛雷のごとき魔曲がアンナマリアの指先から放たれ、御業の咆吼めいた波動が肌を震わす。
シエラの指が動脈を刺し貫き、赤黒い体液が噴き出した離れ際――彼女の曲が完成する。
「――――エリミネートッ!ティアァァァァズッ!!」
クレシェンド……マルカート! フォルテシモ!
空間に捕らえた海馬に向け、御業の魔拳が怒濤のラッシュで滅多打つ。
悲鳴を上げる間もなく肉塊となったシーホースは最後の強打で地面に叩きつけられた。
結果的に二面から展開する形となり、小鳥達の火力が集中した半数は勇名の撹乱で反撃を許さず。
もう一方は境が引きつける隙に、削り倒す戦法で確実に戦力を殺ぐ。
「こいつでごっつい一発食らわしたってや!」
「ええ……この一振りで!」
瀬理の放つ月光に破壊衝動を増幅され、枢が棒きれの如く振り下ろした穂先は馬頭と海洋生物の半身を両断する。
シーホース達は四体まで陥落していた。
●泡沫亡者
残る四体も拮抗していた戦局が傾き始め、激しい抵抗をみせる。
アンナマリア達も個体数が減ったことで二面から攻めていた矛先をひとつにまとめていき、勇名が境を狙ったシーホースをチェーンソーで叩き斬る。
「ぎゃりぎゃりぎゃりー」
淡々と効果音を口にする勇名だが、噴き上がる血飛沫は致死量に達していた。か細い悲鳴を残し、血の海へと沈んでいく。
「そろそろ、『お返し』させてもらおうかな」
無数の咬傷をつけられた境は翠色の瞳を光らせ、濁った玉虫色の翼を広げる。
「我が血潮たる血龍よ、思うがままに喰らい尽くせ――!」
傷口から滴る血流。それと同化した混沌の水が蛇龍となり、海馬の皮膚に次々と食らいつく。
意趣返しを受ける海魔らは振り払おうと暴れ回ったが、その注意が逸れた時間が命取りとなった。
「土岐枢、彼奴を仕留める。先陣は任せた」
「それでは遠慮なく!」
瀬理が気弾で牽制する間に、小鳥の号令に合わせ枢の歪な巨腕が豪快にカチ上げる。
「鵲よ、飛び立て――空に生き、空で育ったわしにかなうはずもあるまい!」
陥没だらけのコンテナを踏み台に、小鳥が宙へと追撃に向かう。
懐から何枚目かの折り紙を取り出すと、鋭い投擲で分厚い皮下脂肪ごとウィークポイントを貫く。
「Oooo、rrrrrrr……――」
苦悶の声を絞り出した化生も地べたに落着したときには事切れた。
もう一面から攻めていた静流も、肩で息をしながら仕留めにかかる。
「ふぅ、ハッ…………いきます!奥義!!」
一喝に込める極みの巧技――突き、薙ぎ、払い。基本動作も究極まで高めれば必殺の一撃へと昇華し、磨き上げた武は芸術の領域に達する。
清流のように淀みも、曇りもない連続攻撃は的確に急所を穿ち、舞うが如き静流の槍術にシーホースは伏した。
「残りは2体よ、このまま押し切っていくわ!」
アンナマリアの情熱的な演奏に合わせ、御業が業火を飛ばし、熱傷に悶絶しているところを勇名がホッピングボンバーで狙い撃つ。
極彩の花火が炸裂する勢いに呑まれ、そのまま絶命し、残るは1体に。
(「私は、あなたたちがこれから摘み取るだろう、他の命も好きなのよ。みんなみんな、いろんな感情をもって、いろんな生を紡いでゆく」)
満たされぬ飢えと渇き。
それを癒やす為に、不必要な命まで摘み取って欲しくはない――生けとし生けるもの、全ての姿を私は見たい。
震脚からサマーソルトを蹴り込むシエラ。そこへ滑り込む白い影。
「……あはっ、丸見えやわアンタ」
それは獲物に食らいつく顎(アギト)であり、鋭く狙う猛禽類の眼差しでもあった。
瀬理の象徴たる白虎を体現したかのように、気を放つパイルバンカーの射出口を押しつけると、
「逃げられへんで、うちの牙からは!」
鋭利な牙で喉元を喰らうように鉄杭が何度も放たれた。
脂肪を穿つ生々しい音が響き、シーホースの口からどす黒い体液がボタボタと吐き出され……致命傷を負った最後の屍隷兵は崩れるように倒れ込む。
●潮風に消ゆ
戦いが終わり、夜の海が放つ波音を立てる。
寄せては返す水の音が、昂ぶっていた心を次第に静めていく。
シエラとアンナマリアは残された死骸を見つめていると、亡骸は泡立ち水のように溶けた。
(「あなた達の無念、これで少しは晴れるのかしら……?」)
「在るべき場所へ辿り着けるよう、祈ってるからね」
濡れたドレスの裾を摘まむアンナマリアと黙祷を捧げたシエラは、修復に加わろうとその場を離れる。
「しっかし、水の馬っちゅうと似た感じの妖精がおるけど……誰が犯人やろな」
そもそも色々違うような気がするし、すでに各勢力に製造方法が出回っている。
うんうん唸りながら類推する瀬理の傍らで、大欠伸がひとつ。
「……んう。もっと、調べる必要が、ある……かも?」
寝ぼけ眼を擦る勇名の言う通り、現時点ではあまりに情報が足りなさすぎる。
今は不確定な憶測よりも、確実な調査結果が求められている――考察するだけ徒労かと、瀬理も考察は断念して作業に専念する。
「静かだね、さっきまで戦場だったなんて嘘みたい」
「今宵は夜空も美しいぞ、刻杜境よ。次期に澄んだ冬の風を帯びるであろう」
オウガ粒子で地べたを戻す境は海を見つめ、ポツリと呟く。
気づけば夜も少しずつ肌寒くなり、小鳥も夜が長くなっていく空を見上げた。
ほの暗い海にはいまだ潜む影ありて。
過ぎゆく季節と共に消えるのはいつになるだろうか。
作者:木乃 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2018年10月17日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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