薄い本ならきっとよくある事

作者:久澄零太

「ふぅむ、此度のターゲットは……あの子などいかがか?」
「ほうほう、いかにも純情そうなおにゃのこ……拙者的にも大・大・大賛成でござる。彼女を改造すれば、さぞ忠実な配下として、どこの勢力へでも売り込めるでござろうなぁ~」
「やはりおにゃのこはあぁでなくてはなぁ……」
 とあるビルの一角。見た目はまるでファンタジーの登場人物が集められた立食パーティー。その実態はコスプレイベント。誰もかれもが思い思いの格好をする中、三人の忍者はとある美少女騎士のコスプレをした人物を指さした。
『おにゃのこは男の娘に限る!!』
 まさかの女装美少年趣味だった。
「では、お二人とも準備はよいでござるな?」
「もちのろん、いつでもフォールアウェイでござる」
「おぬしこそ準備はよいな!?」
 バンッ! 天井を蹴り砕いて、三人の忍者が降下。
『ヒャッハー仕事の時間でござる!!』

「みんな変態だよ!!」
 思いっきり言い切った大神・ユキ(鉄拳制裁のヘリオライダー・en0168)はとあるビルを示した。
「ここでコスプレのイベントがあるんだけど、『影羽衆』って螺旋忍軍が現れて、お気に入りの人を攫って改造して、ほかの勢力に売り飛ばそうとするの!」
 ここだけ聞くと割とやばい連中なのだが、番犬がそのお気に入りについて聞くと。
「……美少女にしか見えない男の娘だって」
 そっとユキは目をそらし、番犬たちは遠い目になる。違う意味でヤバい連中だった。
「と、とにかく! 男の人が美女か美少女にしか見えない感じにして、それから、その、オークに……いろいろされちゃいそうな感じだと一般人の代わりに狙われるから、囮になれるの。女の人でも、それっぽい雰囲気が醸し出せればいいみたいだけど……」
 真っ赤になって前半を一気に言い切ったユキは首を傾げる。女性が女装した男性っぽい恰好というカオスをうまく説明できなかったらしい。
「現場はパーティー会場で、人がたくさんいるんだけど、敵はターゲットだけを狙って、邪魔する人は殺そうとするみたいだから、ちゃんと人払いすればそこまで心配はないと思うよ」
 とはいえ、人ごみの中から人払いとなると、少しばかり工夫が必要かもしれない。
「それから、敵は包帯みたいな布で縛ってきたり、電撃を打ち付けて来たり、張り付いたら固まる灰? をかけてきたりするよ! 色んな意味で大変な依頼になると思うけど……その、頑張って!!」
 ギュッと目をつむり、両手を握ったユキは必死な様子で番犬達を見送った。


参加者
ステイン・カツオ(砕拳・e04948)
東雲・凛(角なしの龍忍者・e10112)
ソテル・セイヴァー(アルカイックスマイル・e14724)
フェイト・テトラ(黒き魔術の使い手・e17946)
白焔・永代(今は気儘な自由人・e29586)
田中・レッドキャップ(美貌の食神妖花・e44402)
小鳩・啓太(シャドウエルフのブラックウィザード・e44920)
アンヴァル・ニアークティック(バケツがガジェット・e46173)

■リプレイ

●はじめてにはきっと刺激が強かった
「この先、きっと俺得じゃない光景しか待ってないのだろう……」
 白焔・永代(今は気儘な自由人・e29586)は憂いを帯びた眼差しで。
「此処でやる気を補充するしかねえ」
 足を肩幅にして腰を落とす。
「行くぞ、ユキちゃん!!」
「え、やだ」
 即答するユキだが永代は止まらない。真正面からの突進に、ユキの上段回し蹴りが永代のこめかみを狙うも前傾姿勢でこれを回避。しかし、ユキは蹴りの慣性に乗って身を捻り、逆脚で踏み込んできた彼の鼻っ柱目がけて膝を叩きこむ! だが、その二段蹴りこそが永代の狙い。
「普段の俺は胸ばかり。それ故の固定概念が警戒を散漫にするのさ!」
 バキッ! 割とモロに食らうも、伸ばした腕はユキの腰元を掴んで引き倒し、覆いかぶさるように、もにゅん。
「勝った……!」
「うーにゃー!?」
 ユキの腰にしがみつく形で尻に頬スリする永代。鼻があらぬ形に潰れて垂れ流しになった鼻血がユキにつかないように横を向く程度には配慮しているが、その姿はただの強姦魔である。
「あの……その……止めなくて、いいんでしょうか……?」
 オロオロする小鳩・啓太(シャドウエルフのブラックウィザード・e44920)は初久澄だからね、これは訳が分からないのだろう。ステイン・カツオ(砕拳・e04948)は「あー……」と遠い目をして。
「むしろ下手に関わらない方が身のためでございます。ほら、ゴミと屑を寄せ集めたような気配を纏った今回の担当官、あなたも見たでしょう?」
「え、あの、その……」
 言葉に詰まる啓太だが、否定はし切れないらしく小さく頷いて。
「奴が絡む事件はこのくらいは日常茶飯事でございます。受け止められないならもう関わらない方がいいですし、心を強く持ちたいなら奴を殴るくらいの勢いで挑むといいですよ」
 などと言いつつ、さりげなく啓太を引っ張るステインだが。
「あれ、ところであっちの二人は……」
 ごまかせなかった事でステインが眉間を押さえ、啓太が振り向いてしまった。その先で。
「この……ド・変・態!!」
 頬スリする永代の首に脚を絡めて頭を取り、倒立する要領で両手で跳ね起きながら彼の体を全身でブン投げると太腿の間に顔を通して、顔面から太陽機の床に叩き落とす。片脚で首を絞めたまま反対の脚で永代の片脚を押さえると、自由な方を脚の膝に抱き着くようにして掴み、グッと後ろに倒れ込む。
「あだだだだだ!? 待って! ユキちゃん待って!! 俺の股関節はそんなに開かな……」
 ゴリュッ。永代の股下から何か生々しい音がした。
「あ、着いた」
 そしてここで現場上空に到着。ドアがスライドしてユキは永代の体から離れつつも、ピクピクと痙攣する彼の脚は離さない。
「待って、せめて脚の痛みが取れてから……」
 慈悲を乞う永代に、白猫はにゃぱっ♪
「いってらっしゃい!」
「ぁああああぁぁぁぁ……」
 掴んだ脚をぶん回し、当然一緒に振り回される永代は無防備に空中へと投げ出されて行った。
「こ、これが太陽騎士のやる事なんですか……?」
 隅っこで震える啓太だったが。
「あれならまだ優しい方でございますよ?」
 ステインの一言に、出そうだった涙も引っ込んだという。

●コスプレが割とシャレになってない
「オリュンポスが誇る二大穴掘りヒロイン(笑)の頂上決戦? いやいや、ボクがソテル参謀に敵うわけないじゃないですかやだー」
「ンフフフ……救済に勝ち負けなどありません。大切なのは、相手を救いたいと思うその心なのです」
 赤いドレスに鈍い銀色の軽鎧を重ねたような姿の田中・レッドキャップ(美貌の食神妖花・e44402)と、ピンクにフリフリで腹筋(おへそではない)や大胸筋(胸ではない)を見せつける新手の露出狂みたいな格好した魔法少女ソテルちゃん【セカンドシーズン】こと、ソテル・セイヴァー(アルカイックスマイル・e14724)が揃っちゃったかー……なんかもう、カオスの匂いしかしない。
「十七歳になったという事はニアエイティーンみたいなもの、つまり僕ももう美女枠なんですよ! わかりますか!?」
『フェイトたんはフォーエヴァー美少フェイト!!』
「わかってないじゃないですかー!?」
 フェイト・テトラ(黒き魔術の使い手・e17946)はホワイトボンデージに白銀のドレスアーマー、そして頭には兜を簡略化したようなカチューシャを乗せて。
「今回の僕は一味違うのです! 本気の女装にプロのメイクで……」
 え、フェイトたんノーメイクじゃない?
「……ふぇ?」
 はい、鏡。
「あ、あれ? 僕、ナチュラルメイクって聞いてたんですけど……言われて見れば、ほとんど変わってないような……」
『ヒャッハー仕事の時間でござる!!』
「今ですか!?」
 ステージ上にいたフェイト目がけて天井から三人の螺旋忍軍が降下。手をわきわきさせながらフェイトを取り囲む。
「まさか伝説の美少フェイトに出会えるとは……」
「これは改造し甲斐がありそうで全くないでござる……洗脳だけでもう取引行けるんじゃね? でござるな」
「しかぁしこれをすぐに売ってしまうなんてとんでもない! 一度存分に味わってから販売するのも悪くないでござるな……」
 むはー……むはー……興奮通り越して発情した三人組が、そこに居た。
「さぁ」
「さぁ!」
「さぁ!!」
『まずはその鎧をひん剥いてやるでござそうろう!!』
「ふぇえええええ!?」
 ステージで姫騎士フェイトたんのストリップショーが始まる傍ら、会場の方では人払いで大忙し……。
「お帰りはあちらですよ。これより先は、救世を求める者に用意された間! 居残りについては、ワタシは、一向に構いませんがね」
「救済の間はこちらですよー」
 両手を広げてカモンな構えのソテルの横に、レッドキャップが衝立立てて、隣に「きゅーさいのま」って書かれた看板を立てる。安っぽい個室の前に立った筋骨隆々の魔法少女なソテルに対して一般参加者は。
『へ、変態だぁああああ!?』
 螺旋忍軍の出現以上に恐怖していた。
「だ、大丈夫です、落ち着いて避難してください……!」
 啓太が避難誘導に当たるのだが、その様相はまるでソテルから人々を逃がすかのよう。どうしてこうなった?
「あーあ、美少年を庇っておんにゃのこ緊縛とかワンチャンと思ったけど、ないかー」
 今回の布陣を想い、永代はため息を溢しながら交通誘導のバイトのような、腕を回すだけの手抜きな避難誘導。お前今回本当にやる気ないな!?
「さあ、ここは私達に任せて避難してください!」
 唯一まともに避難誘導してるアンヴァル・ニアークティック(バケツがガジェット・e46173)だが、急にこっちを向いて。
「こんなに可愛いんですから、少々身長高めで細身で胸控えめでも、男の子には間違えられませんからね。こんなに可愛いらしい男の子は居ませんから!」
 本当にそう思うんならいつものセーラー服で来るべきだったね。なんで蒸気を噴き上げる甲冑に、下はミニスカと黒ストなんて一部のマニアに受けそうな格好で来ちゃったのかな!?
「ナイヨネ?」
 なにその「今気づきました」みたいな虚ろ目は?

●誰かがウス=異本にしてくれるの待ってます
「くっ、殺すがいいです!」
「なぁにすぐに殺してあげるでござるよ」
「その前にすこーしばかり、楽しませてもらうでござるけどねぇ……」
「まずは記念撮影でもさせてもらおうでござるか」
 照明器具に包帯を通して両手首を縛り上げられたフェイトは、囚人のように腕を上に吊るされた格好で鎧を剥ぎ取られると服の前を半分ほど開かれて、麻痺させられているのか脚に力が入らないらしく、しかし倒れようにも腕は上に引かれるため前傾になって腰を後ろに突き出す様な格好を晒していた。
「この挿入待ち感漂うポーズ、写真だけでも結構売れる気がするのでござる」
「ていうか普通に欲しいのでござる。これ家宝待ったなしでござる!」
「拙者も焼き増し希望でござるよ。具体的には保存用観賞用布教用使用用フェイト用で五枚は欲しいでござるな!」
 ござるござると盛り上がる忍軍にフェイトの脳裏に、一瞬グルグル眼鏡のござるが脳裏を過るが。
「お兄ちゃんはそんな事言わないです!」
『コフッ』
 自分に言い聞かせる為に吼えたフェイトに、螺旋忍軍が吐血。
「妹系でござるか? 血のつながらない系妹系でござるか?」
「なにその背徳感だが許すでござる」
「新手の螺旋忍軍に改造して我らの妹枠も悪くない気がしてきたでござる」
「そこは弟じゃないんですか!?」
『こんなに可愛いフェイトが弟のはずがない! かっこフラグ感かっこ閉じ!!』
 ついツッコミを入れるフェイトに螺旋忍軍が鼻息荒く仮面を押し付ける。その様にステインが遠い目。
「いや、なんだろ、守るべきかどうか悩むところでございますね。見どころ的に」
「悩まずそろそろ助けるべきでは?」
 姿を見せず、声だけ響かせる東雲・凛(角なしの龍忍者・e10112)に、螺旋忍軍はフェイトを中心に背中を合わせて警戒。
『何奴!?』
 三人が周りを警戒してるうちに、ステージの照明に乗ってた凛は包帯を巻き上げてフェイトを救出。あまりにも何も起こらないから後ろを向いた螺旋忍軍がギョッと跳ねる。
『いない!?』
 もしやと上を見れば解放されたフェイトと既に目の前に飛び降りてきた凛の姿。
「沈め……!」
 両脚で肩にのしかかるようにして腕の動きを阻害しながら、仮面に刀の切先を突き立てる。体重と腕力を重ねた一撃が直撃したが、仮面には亀裂すら入らずすぐさま凛は飛び退きステージ脇、カーテンの陰に姿を隠した。
「不意打ちからのヒット&アウェイでござるか!?」
「殴るだけ殴って逃げるとは卑怯でござる!」
「汚い、さすが忍者汚いでござる!!」
「あなた達が言っちゃダメですよね!?」
『アイェエエエ!?』
 アンヴァルのバケツから七色のペンキが忍に降り注ぎ、螺旋忍軍がねっちょり……。
「おのれ粘液といえば白濁した熱いのを男の娘にかけるのが常識で……」
「おらぁ! ゴブリン様のお通りだぁ!!」
「「忍Aェエエ!?」」
 文句言おうとした螺旋忍軍に布を体に巻いたような服でステインが棍棒をフルスウィング! 天井に叩き付けられて床にべちょっと落ちた無防備なそれを、ソテルがむんず。
「ンフフフ……救済を求めるこの世に於いて、鳥や一般人だけに限らず、忍者の方々もワタシを求めていましたか……」
「いや拙者は何も望んでな……」
 パタン。衝立で区切られた救済の間の中に二人が消えていく。
「『男の娘』に代わってこの『漢の娘』がお仕置きよ!」
「放すでござる! 拙者にそっちの趣味は……」
「さぁさぁ後ろをお向きなさいな……救済の時間ですよ!!」
「ちょっ、拙者の袴に何するでござる!?」
「セイ、セイ、ヴァァアアアア!!」
「アッー!?」
 突如衝立が爆発して吹き飛んだ螺旋忍軍は何故か下半身裸で、床に落ちるとお尻を押さえてびくんびくん。
「えっと……攻撃して、いいんですよね?」
 いいんだよ、敵だもん。
 割と無残な姿をさらす忍Aに啓太の黒い鎖が殺到。そのまま簀巻きにして床に転がしてしまい、その身に凛が馬乗りになると、刀を振り上げて。
「中々割れませんね」
 ガッ! ガッ! 執拗なまでに仮面を狙う!
「仮面の下がどうなっているのか気になりますので」
「この仮面はそう簡単に剥がれるものではないでござ……」
 ドスッ! シュ―ン……。
「あっ」
 仮面が割れる前に貫通して脳天までぶち抜き、トドメを刺された忍Aは消えてしまった。

●啓太くんの心が折れてないか心配です
「ヤバい……この現場ヤバいでござる……ここは一旦引いて……」
 忍BがCの方を見ると。
「うふふ、そんなにボクと遊びたいのかしら?」
「わぁいおとこのこでござるー」
「忍Bィイイイ!?」
 レッドキャップの目を見た事で頭がイッちゃってた。
「待て! そっちにイッてはならぬでござる!!」
 Cの制止虚しくBはレッドキャップに抱えられて倫理結界(衝立の向こう側)へ。
「大丈夫ですわ、スグに済みますから。ちょっとだけ、さきっちょだけですわー」
「あ、待って、それ絶対先っちょじゃすまない奴でござる!?」
「凌辱していいのは凌辱される覚悟の有る者だけですわ」
「やばーい!? あ、何か足が痺れ……」
 ドスッ。
「アッー!?」
「ごめんね……下手でゴメンね……」
「し、忍C!」
 ドスッ、ドジュッ、グチュッ、ジャクッ……。
「次はちゃんと逝かせてあげるからね」
「お主だけでも逃げ」
 ザシュッ! 人体を切断し、血をまき散らしたような音と共に忍Bの重力鎖が消えた。
「そ、そんな……」
 崩れ落ちる忍C。これを好機と見たアンヴァルが胸元に手を突っ込み。
「フェイトさん今のうちに!」
「ありがとうございま……って、回復役は僕の仕事では!?」
 投げられたドリンクで傷を癒したフェイトが今回完全にヒロイン枠(つまり戦闘的には活躍してない)な事にガーン……体は癒えても心は癒えないフェイトにライデルがそっと寄り添って、肌が大きく露出したその姿を隠す。
「って、僕の服直ってないんですけど!?」
 戦闘中のヒールは応急処置みたいなもんだからね、凌辱姿でもシカタナイネ。
「ツルペタなのに谷間から出したでござる……!?」
 なんとここで忍Cはアンヴァルに食いついた。
「あのペチャパイのどこに収納スペースが……もしや男の娘? しかしそれにしては骨格からしておにゃのこ……」
 フェイトに関しては警戒されている。ならば、ノーマークのアンヴァルをテイクアウトしたい忍Cだが、現状では彼女が自分達の獲物に相応しいのか判断できず。
「えぇい、こうなったら確かめるのみ!」
「おっとおにゃのこには手出しさせないぜ?」
 地獄を火の粉に変えて、高速回転させて形成した鞭を振るう永代だが、変態でも忍。
「目の保養出来なかった八つ当たりを食らえ!」
「うるせー知るかでござる!!」
 振るわれる腕に手刀を叩きこみ、手首を掴んで背負い投げるとアンヴァルの下へ。咄嗟にペンキを展開して盾をつくるアンヴァルだが、背後に回った忍はアンヴァルのストッキングを裂いて股下に手を突っ込み……ふにゅ。
「くっ、女の子でござ……」
 ガッ! スカートの中の『谷間』に触れた忍の頭を、アンヴァルが掴み上げた。
「あ、待って、もう帰るでござるから、悪い事しないでござるから!」
 実に可愛らしい笑みを浮かべるアンヴァルに、その声は届かない。バケツから伸びた七色のペンキは巨大な手を形作り、忍の股間を掴む。
「カラー……」
「あ、ダメ、拙者の男の子の証が真っ赤になってる! 誰か助けてと轟き叫んでる!!」
「フィニッシュ!!」
 男性番犬が若干内股になる中、忍は下半身から消滅していった……。
「あの、僕襲われただけなんですけど……」
 仕方ないよ、フェイトたんだもん。
「そんな!?」

作者:久澄零太 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年10月4日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 7/キャラが大事にされていた 2
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