夜を裂く邪悪

作者:林雪

●夜を裂く死魚
 宵闇に、赤い翼の色が溶けて混じるように揺れる。
 巨大な鎌に寄り添うように立つ風情は儚げな女性の姿、だが正体は死神である。
『ブルチャーレ・パラミータ、メラン・テュンノス』
 赤い翼を持つ死神が呪文のようにそう呼ぶと、姿を現したのは二体の怪魚。
 二体はよく似た姿をしており、意志や知性は感じられなかった。
『行きなさい。ディープディープブルーファングの戦闘能力、存分に使いこなしてみせるのです……』
 女の声と同時に、怪魚たちは激しく先を争うように空を泳ぎ始めた。
 その先にあるのは、人間の住まう場所。グラビティチェインを求めて二体は夜を切り裂いた。

●市街地防衛
「急を要するよ、京都市右京区で2体の魚型死神が人々を襲撃しようとしてる!」
 ヘリオライダーの安齋・光弦が集まった焦る気持ちを抑えてケルベロスたちに説明を始めた。
「どうやらディープディープブルーファングを使役していた死神の仕業だ。海底基地がケルベロスの大活躍で破壊されたからね。作戦を変えようってことなのかな」
 2体はそれぞれカツオ型、マグロ型の下級死神で、全長はどちらも5メートルほど。宙を泳ぐ、と言っても本物の回遊魚よろしく、突撃するように激しく人々に突っ込んでいく様子である。
「下級は下級なんだけど、戦闘力は強化してある……人間を殺すことだけに特化されてる感じかな。こんなのに突進されたら普通の人たちはひとたまりもないよ。ディープディープブルーファング事件と今回の事と、直接どう関わっているのかはまだハッキリしないけど、君たちのやるべきことはひとつ。人々を守るために死神を撃破して欲しい」
 より多くの人間の虐殺を目指して、怪魚らは右京区の住宅街に現れる。
「元々住民の多いことに加えて、近くに名所なんかもあるから観光客も沢山訪れる来る地区だ。大まかな避難指示はこちらから出しておくけど、なるべく君たちで死神を引きつけてくれる方が万が一にも被害者を出さなくて済む。罪もない人々を守ってあげて」
 撃破すべき敵はブルチャーレ・パラミータと、メラン・テュンノスの二体。
「基本的には突撃してくる、単純なだけに危険なやつだ。でも距離を取っても、ぶ、ブルチャーレ・パラミータ……カツオ野郎は自分の卵みたいなものを発射してくる。サメ魚雷に似た感じの攻撃方法だ。マグロの方は腹の中に触手が生えてて、それをこう、オエッて出してくるみたいだ……想像したくないなあ」
 ウウ、と身震いしてみせてから、光弦はケルベロスたちの顔を頼もしげに見回した。
「今回の敵は下級の死神、君たちなら問題なく片付くだろう。ただ、この強化が敵の目的なのだとしたら……いや、気がかりな部分が多いけど、まずは人々を救うのが先決だね。頼んだよ、ケルベロス!」


参加者
ビスマス・テルマール(なめろう鎧装騎兵・e01893)
ラハブ・イルルヤンカシュ(通りすがりの問題児・e05159)
氷鏡・緋桜(プレシオスの鎖を解く者・e18103)
富士野・白亜(白猫遊戯・e18883)
筐・恭志郎(白鞘・e19690)
瀬入・右院(夕照の騎士・e34690)
アンセルム・ビドー(蔦に鎖す・e34762)
霧山・和希(碧眼の渡鴉・e34973)

■リプレイ

●夜を裂く……
 京都府、右京区。嵐山という呼称で親しまれる観光地の近くにて。
 氷鏡・緋桜(プレシオスの鎖を解く者・e18103)は空を見上げながら『死』について考える。
 此度の敵は死神であるから、至極自然なことではある。しかし目の前で空を泳ぎ来るモノは一体、命あるものではないのか。だとするならば、命を命たらしめるのは何であるのか。いずれにしても、緋桜はその命を奪うことには戸惑いを感じている。奪わずに倒す真の強さ。それこそが緋桜の求め続ける強さだ。
 対して――命に関してはそれこそ何か感じるところのある立場のはずのラハブ・イルルヤンカシュ(通りすがりの問題児・e05159)の胸の内は。
 お魚の踊り食い。それ以上でもそれ以下でもなかった。
「魚か、死神だが魚か」
 抑揚のない声で富士野・白亜(白猫遊戯・e18883)がそう呟く。表情も静かなままだが、どうにも耳は正直だ。狩猟本能を刺激されまくり、いつ飛びかかろうかと白い耳がピクピク反応を示す。これは猫の誇りであって、食欲とは関係ない。全然ない……という白亜の内心を知ってか知らずか。
「どうみても鮮魚だ……」
 困惑顔で思わず同意を示した瀬入・右院(夕照の騎士・e34690)だったが、敵の姿に鮮魚と同時に噂のディープディープブルーファングを思い起こし、その能力を継承しているのだと確信して気を引き締める。
 あ、鮮魚ってはっきり言っちゃった、とその言葉を聞いていたのはアンセルム・ビドー(蔦に鎖す・e34762)。表情には出さぬものの親友である霧山・和希(碧眼の渡鴉・e34973)の顔をもの言いたげに見る。何を言わんとしているのか一瞬で覚った和希は、視線のみでそれに答える。『あとで』と。
「……一本釣りにして、締めて、捌いて、炙って……え、いやだなぁ例え話ですよ? いくらお魚でも死神は食べられませんから……」
 筐・恭志郎(白鞘・e19690)が武器を構えつつそう言うと、ビスマス・テルマール(なめろう鎧装騎兵・e01893)が爪先でトントンとリズムを取った。
「出ましたね、鮪っ! 解体ショーと行きましょう!」
 あ、鮪ってはっきり言っちゃった、と恭志郎もまた思う。
 雰囲気的になんとかざんまいの方向に流れそうではあるものの、集ったケルベロスたちが全員共通させているのは、絶対に市民に被害を出さぬこと。
 京の夜空を飛来した敵を待ち構える位置に陣取り、ケルベロスたちは鰹型ことブルチャーレ・パラミータ、そして鮪型メラン・テュンノスの二体の標的を捉えた。
 緋桜はいつもの如く前髪をかき上げ、戦闘モードへ気持ちを切り替える。
「悪いが……狩らせてもらう!」

●解体ショー?!
「じゃあ、作戦通りいきますか……っ!」
 二体は人の、グラビティチェインの気配を感じ取ってか上空から急降下した。落下地点へ走りこんだ右院が、ヘッドロックをかける要領で鰹の頭を捕まえた。
『……!』
「なるほど、生きのいい……鮮魚だ」
 右院がそう言うのを理解したわけではなさそうだが、鰹は口をパクパクさせ、まず本物の魚からは聞こえないような怒気を孕んだ唸り声を上げる。
「いきなりタタキにしたいところですが、まずは捌きましょうね!」
 重装備のなめろうフラックの重さを感じさせない軽さで舞い上がったビスマスの前に、右院がポイとパスするように鰹を投げた。
「せやっ!」
 踵を激しく動かし鰹の体の表面から刻んでいくそこへ、緋桜の放ったスーパーボールが弾けて絡みつく。
「住宅街には絶対行かせねぇ!」
「では、こっちも一本釣り始めましょう。――参ります」
 鰹は仲間に任せて、恭志郎が鮪に向けて白綴を構え、釣り……ではなく突きを放つ。
 すっかり脳内お魚モード、と見せてアンセルムとて抜かりなく死神の新手なのだろう敵を見据えている。仲間達に向けてオウガ粒子を放出しながら呆れた風に言い放つ。
「何が目的かは知らないけど、やる事が迷惑極まりないよね?」
 そこへ和希が走りこみ、恭志郎の突きによろめく鮪にリンクスの靴底をめり込ませる。
「大人しくしてろ。捌きにくいじゃないか」
 冷静に戦いつつも、何となく磯の香りを感じさせてしまう和希の言葉に、アンセルムが心秘かに期待を高めていた。
「鱗を削ぐところからだな、わかった」
 察してしまった白亜もそう呟き、いつも以上に張り切って敵に躍りかかった。猫の本能には逆らえない。思い切りやってやるとばかり鱗取り……いや表面を削いでいく。
 が、敵も魚河岸の冷凍モノではない。鰹は流線型の体を旋廻させ、頭から右院目掛けて突撃をかけた。
「っ、本当に生きがいい」
 単純な故の敵の一撃の重さを身を持って思い知り、右院は極力自分が攻撃を受け止めねばと気を張り巡らせる。ところがそこに鮪が同じく頭からスピードを上げて突っ込んでいく。更なるダメージを覚悟して体にぐっと力を籠めた右院だったが、鮪は直前でコースを曲げた。衝撃を受け止めたのは恭志郎。
「これは……本当ですね、生きがいい」
 壁役のふたりの奮戦に答えるべく、攻撃手もまた燃え上がる。
「ん、いただきます」
 食欲を刺激されたのかラハブが、三ツ首の真ん中を擡げてそう言うと鰹に飛びかかった。彼女にとって戦いは食事にも似る。夢中になれる、という意味でも。
 囲い込み漁はどうやらケルベロスたちの思惑通りに運んでいる。最も懸念していたのは住民たちへ攻撃が向いてしまうことだったが、鰹も鮪も目の前の敵に夢中の様子だった。
 一斉の攻撃に怯んだのか、鰹が高度を上げるが右院がそのすぐ後を追って舞い上がる。
「さて、上手く当たりましたらご喝采!」
 振り上げた右院の足の甲の先に強か腹を蹴られ、よろめいた鰹を狙うビスマス。
「生成開始っ! 今回は桂川の魚達の力も借ります! なんと鰻もいるんですよ桂川!」
 アジーフォードプラスの構造を把握し、ご当地渡月橋の下を流れる桂川に棲息する在来種よりの気を集めて砲撃開始! その軌跡を追いかけてボクスドラゴンのナメビスも突撃をかける。
「ハァッ!」
 動きは速いが捉えきれる、と判断した緋桜も拳を固めて回り込み、白く丸みを帯びた鰹の胴体に一撃をめり込ませた。
「皆さん、調理の手際がいい。こっちも程良く仕込まないと!」
 バスターライフルを構えつつ、恭志郎が再度鮪に突きを入れるタイミングを計る。
 前へ出てくる鰹を挑発しながら火力を集め、後ろで口を開けて臓器を吐き出そうとしている鮪も牽制する戦力のバランス配分はぴたりとはまっていた。
「毒……だな」
 鮪の触手の先端がチラリと見えたのをアンセルムは見逃さない。回復役として捨て置けぬと攻性植物の蔦を長く伸ばして前線の仲間を守る布陣を取る。和希がその様子を頼もしく見遣りつつも、次の瞬間にはライフルの銃口を敵に向け標準を合わせていた。放たれる冷凍光線の間を軽快にかいくぐり、白亜がいつも以上に敵の動きに細かく反応し、身を捩って攻撃網を抜け出そうとする鰹を邪魔した。赤い瞳がほんの小さな所作も見逃すまいときらきら輝く。
『キャァア!』
 奇声を発し、鰹が強引に包囲を抜けると白くブヨブヨとした弾丸の雨を降らせて反撃に出た。
「来ますよ!」
 ビスマスの声に、アンセルムと和希が左右に跳ぶ。飛来したのはひとつひとつの大きさは拳ほどで、情報を得ていた卵攻撃であるらしい。かなりの数で、衝撃でべチャリと不快な液体を撒き散らしながら潰れる。ビスマスが眉を寄せた。
「うーん、実物の鰹の卵とはかなり様子が違いますね、鰹の卵はもっとこう大きいタラコみたいで、煮付けなんかにすると……」
「ビスマスさん、避けてー」
 思わず緩くツッコんだ恭志郎の方へ、鮪型がグエェと醜悪な音と共に触手を吐き出した。鰹の卵と同質の粘液を纏ったそれが激しく絡みつくも。
「上手いこと引き付けられてくれて……嬉しいくらいですね」
 望むところだとばかり不敵に笑う恭志郎。
「やき、ざかなー……タタキかな」
 相変わらず敵をお食事として眺めつつ、ラハブは左の竜首に炎を纏わせて鰹を炙りにかかった。
 無感情に見えて、存外な凶暴性をむき出して二体の怪魚は暴れた。しかし狙いが読みやすく、ケルベロスたちの形成した生簀の中からは逃れられない。
 決して鈍い相手ではない。が、今日の緋桜の集中力はそれに勝った。相手の動きがよく見え、腕が軽い。闘いがくれるこうした昂揚感は好きだ、と緋桜は思う。
「……アーン」
 ぎゅっと握った拳を振り抜く。嗚呼これで、命を奪うことさえなかったなら。
「……パーンチ!」
 ドゴォ! と重い振動が叩き込まれた。
 思い空しく、というわけではないが緋桜の脅威の一撃は鰹ことブルチャーレ・パラミータの腹にめり込み、その身はひしゃげ、飛び散った。
『……』
 悲鳴すら残さずミンチにされた鰹の破片が砕けて消えていく。まだ食べ足りない、とでも言うようにラハブがそれを見送る。
「あー……」
 何となくその様子を眺めていた右院はラハブとカチリと視線があうと、眉を八の字にして、何故か慌てた風に言い募る。
「えっと、お醤油系ブラックスライムを持ってこれれば丁度良かったんだけど……俺の持ってるのチョコレートファウンテンしかなくて、なんか、ごめんなさい……あ、いやこれ結構魔法攻撃に役に立つんで不要ではないんですごめんなさい……」
 チョコレートファウンテンに若干後ろ髪を引かれつつも、ラハブは残るターゲットに視線を移す。
「下準備お疲れ様。いただきます」
 鮪はその身に脂が乗っていた……からかどうか定かではないが、体力があった。しかし、追い詰められ少しでもケルベロスから生命エネルギーを奪って回復をせんと攻撃が単調になっていった。ビチビチと暴れまわる瀕死の魚……残念ながら、それは猫にとっては格好の獲物だった。純白の毛並みからピンと立てた耳先を尖らせ、白亜が呼び出す地獄の焔はとろりとした蜂蜜色。
「そら、猫たちのお通りだ」
 白亜の指差した先で、猫達が一斉に鮪に踊りかかる。もはや余力も残り少ないと見てとったケルベロスたちはこれまでの包囲態勢から、一気に総攻撃へと切り替えた。
「あとは、お前を焼いちゃうだけだ……!」
 気分がはみ出た、かどうかは定かでないが、アンセルムが手のひらから放ったドラゴンの幻影が炎を吐いて敵を焼き、そして。
「――動くな。壊せないだろうが」
 削ぎに削がれた体に雨と降りかかるのは蒼褪めた魔法の刃。突き刺さり、その身を侵し蒼に染め上げて。
 どう考えても食欲はそそられない姿を曝して、メラン・テュンノスもこの世から消え去っていったのだった。
「……」
 消え行く姿を少しだけ複雑な思いで緋桜が見つめ、この謎の敵生命体の正体の手がかりになる事象はないものかと右院が目を凝らしたが、後には何も残らなかった。
 ともあれ、被害は最小限に留めることが出来た。ケルベロスたちの勝利である。

●気分の問題
 外灯と街路樹にそれぞれ多少のキズがついた程度の被害に抑え込めたのは、敵の動きを封じる工夫と、火力の確保が十分出来ていたからだろう……焼き魚、と言う天の意志が働いたかどうかはわからない。
 一通りのヒールを終えたところで、ビスマスが持参のクーラーボックスを開ける。
「奥から、味噌、トマト味噌、梅味噌、いちじく味噌、こっちはさんが焼きにしました。さあ皆さん、どうぞ遠慮せずになめろうの素晴らしさに触れて下さい!」
「……!!」
 この申し出に『お魚気分』が抑えきれていなかったメンバーたちは沸き立った。なめろう布教出来る機会とあって、ビスマスはウキウキと割り箸を配って歩く。
「絶対お魚食べたくなるのを見越した上にこの用意の良さ……流石です!」
 恭志郎がそうはしゃぐ横で、既に箸を動かしているアンセルムが初めて食べる梅味噌なめろうの味に感動し打ち震える。
「こ、これが……」
 和希もアンセルムと並んで既にもぐもぐ中である。戦闘の時はそんな気配は見せなかったが、やはり気分は思い切りお魚だったのだ。
「ん、この、お皿みたいのに入ったのおいしい……」
 ラハブがかなりのペースでなめろうを平らげ、さんが焼きにも食らいつく。腹ペコ系問題児の本領発揮である。
「さんが焼き良いですよね! 俺も好きです」
「その器はですね、なんと鮑の貝の部分でして……」
 賑やかな輪の中で、無言無表情ながらなめろうの美味しさに白亜の耳はぱたぱた動きが止まらない。美味しい。いちじく味噌って何だ。聞いたことない。でも美味しい……と、食べるのに夢中で忘れていたが、と、白亜も袋に入った煮干しを取り出して差し出した。
「私もこれを持ってきた。食べるか?」
「あ、俺欲しいな富士野さん」
 と右院が手を伸ばし、私も頂きますとビスマスも嬉しそうだ。ラハブも食べる。勿論食べる。何なら誰よりモリモリ食べる。
「それにしても、なんと言うか今回の敵は……」
 と、誰ともなく言い始め、最終的になんやかんやで導き出されたキーワードは。
『中トロ』
「お寿司……」
 アンセルムが再び和希の顔を見た。今度はゆっくりと頷きを返す和希。
 恭志郎がポンと手を打って提案した。
「あ、回るお寿司なら程々価格でお魚食べたい欲が満たされそうですねぇ」
 なめろうで火が着いたお魚への渇望。それを放っておくなど酷というものだ。
「回るやつでも、海の近くだとネタがものすごく立派だったりしますね! この辺りのだとあれじゃないですか割烹秘伝のダシが使われてたりとか……!」
 ご当地回転寿司! とビスマスが目を輝かせ、白亜の耳がぴぴぴっ! と今日イチ素早く動く。
「行きましょう。今日の打ち上げには相応しいです回るお寿司」
 思い切り食べたい気分になった和希がそう言う。ご近所さんの意外な姿、と思いつつ右院もまだ腹二分くらいである。
「デウスエクスとは別腹。問題ない」
 ラハブに至ってはまだ腹0・5分くらいであるらしい。
「氷鏡さんも、ご一緒しましょう!」
 ビスマスがそう呼ばわり、皆連れ立って移動を始める。
「……食を楽しむ、ってのも生きてる奴の特権だからな」
 仲間達の輪を少し遠巻きに見つめ、緋桜はそっと奪った命に黙祷を捧げてから、皆の元へとゆっくり歩いていった。

作者:林雪 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年9月29日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 7
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