魔剣の下僕と血狂いの罪人

作者:秋津透

 千葉県、習志野市、深夜。住宅街から少し入っていった山の中。
 青白い光を放つ体長二メートルほどの怪魚が三体、空中をゆらゆらと浮遊しながら泳ぎ回っている。
 そして、怪魚が泳ぎ回る軌跡が、まるで魔方陣のように浮かび上がった時。
 その中心に、この地でケルベロスに撃破された罪人エインヘリアル『魔剣の下僕ヘラー』が召喚される。
「血ダ……魔剣ニ血ヲ捧ゲヨ……」
 狂気に満ちた眼光を炯々と輝かせ、譫言のように呟きながら、ヘラーは一分の隙もなく二本の日本刀を両手に構える。
 そこへ、轟音とともに一体のエインヘリアルが空から降ってきて、半ば地面にめりこむように着地する。
「血か……血は好きだ、大好きだ……血の味、血の臭い……最高だ」
 惨殺ナイフを両手に構えた罪人エインヘリアル『血狂いのボルズ』が、ヘラーに劣らぬ狂気を湛えた憑かれたような目つきで呟く。
 そして、一瞬視線を合わせた二体の狂猛なエインヘリアルは、互いに斬り合うかと思いきや、何か狂気の中に共感するものを覚えたのだろうか。声を揃えて闇に吠える。
「血----------ッ!」

「罪人、エイン、ヘリアル、倒された、地域、捜索、必要……案の定」
 霊ヶ峰・ソーニャ(コンセントレイト・e61788) が、独特の口調で淡々と告げ、ヘリオライダーの高御倉・康が緊張した表情で続ける。
「はい、ソーニャさんの懸念通り、千葉県習志野市の郊外、住宅街に近い山中でケルベロスの皆さんが撃破した罪人エインヘリアル『魔剣の下僕ヘラー』が、下級死神によってサルベージされるという予知がありました」
 そう言って、康はソーニャの方をちらりと見やる。
「しかも今回、ヘラーのサルベージに合わせたと思うのですが、更に一体、罪人エインヘリアル『血狂いのボルズ』が送り込まれてきます。つまり、現場には二体のエインヘリアルと、三体の下級死神がいるわけです」
 そう言って、康はプロジェクターに地図と画像を出す。
「現場はここです。『魔剣の下僕ヘラー』は、刀剣士のジョブグラビティと日本刀二本の武器グラビティを使います。ポジションはクラッシャー。知性をなくしているようですが、もともと正気を失っていたようなので、あまり変わりません。下級死神は三体、怪魚型で、噛みつき攻撃をしてきます。ポジションはディフェンダー。そして、この連中は、ヘラーが出現してから七分後に生存していれば、魔空回廊を使って自動回収されます」
 つまり、七ターン以内に斃さないと逃げられてしまうのですが、逃がしたからといって、その場で一般人の被害が出るわけではありません、と、康は少々歯切れ悪く告げる。
「一方、『血狂いのボルズ』は、妖剣士のジョブグラビティと惨殺ナイフ二本の武器グラビティを使います。ポジションはクラッシャー。戦闘狂ですが、知性をなくしているわけではなく、むしろ狡猾です。ヘラーが斃されたり、魔空回廊に回収されていなくなったら、状況にもよりますが、一目散に逃走する可能性もあります。そして、もし逃げられてしまったら、一般人の被害は重大なものになるでしょう」
 そう言って、康は一同を見回す。
「エインヘリアル二体と、怪魚型死神三体……もちろん全部撃破できれば言うことはありませんが、タイムリミットもあり、完全勝利は難しい依頼だと思います。ヘラーや死神を逃がしてもいい、わけはありませんが、人々の直接脅威となるボルズの撃破、そして皆さんが無事に帰還することが優先されると私は思います。どうか、よろしくお願いします」
 ご武運を、と、康は深々と頭を下げた。


参加者
月宮・朔耶(天狼の黒魔女・e00132)
影渡・リナ(シャドウフェンサー・e22244)
ラヴェルナ・フェリトール(真っ白ぽや竜・e33557)
マリー・ビクトワール(ちみっこ・e36162)
雑賀・真也(英雄を演じる無銘の偽者・e36613)
ライガ・アムール(虎さん・e37051)
鷹崎・愛奈(死の紅色カブト虫・e44629)
霊ヶ峰・ソーニャ(コンセントレイト・e61788)

■リプレイ

●乱戦
「……あれか」
 サーヴァントのオルトロス『リキ』とともに、ヘリオンから現場へと降下した月宮・朔耶(天狼の黒魔女・e00132)は、青白い光を放つ体長二メートルほどの怪魚、下級死神が空中をゆらゆらと浮遊しながら泳ぎ回っているのを認めて呟いた。
 そして朔耶が降下していく間に、下級死神が泳ぎ回る軌跡が魔方陣のように浮かび上がり、両手に日本刀を構えた一体の罪人エインヘリアル、この地でケルベロスに撃破された『魔剣の下僕ヘラー』がその中心に召喚される。
「血ダ……魔剣ニ血ヲ捧ゲヨ……」
 狂気に満ちた眼光を炯々と輝かせ、ヘラーは天を振り仰ぐ。まだ手足につけたLEDライトは点灯していないのだが、早々に気取られたか、と、降下中の朔耶はわずかに眉を寄せたが、ヘラーが視線を向けたのは彼女ではなく、轟音とともに高速落下してきたもう一体の罪人エインヘリアル『血狂いのボルズ』だった。
「血か……血は好きだ、大好きだ……血の味、血の臭い……最高だ」
 着地したボルズは、ヘラーに劣らぬ狂気を湛えた目つきで陶酔したように呟く。
 しかし次の瞬間、ボルズの目つきが急に冷徹、かつ狡猾な感じに一変した。
「やっぱり来ていやがったな、ケルベロス! 貴様の血をいただくぜ!」
 敏捷に身を翻し、ボルズは着地したばかりの朔耶へと殺到する。現場についたら念のため殺界を形成し、前衛が揃ったら列に命中率上昇の付与、などと行動の予定を立てていたのだが、そんな悠長な対応をしていられるような状況ではなくなってしまった。
「くっ!」
 避けるよりも殺到する相手の方が捷い、やられる、と見えた瞬間、サーヴァントの『リキ』が飛び込み、朔耶を庇って攻撃を受ける。
「ちっ、犬ころめ!」
 舌打ちして下がろうとするボルズを追って、『リキ』が自分の傷をものともせず、銜えた宝剣で斬りつける。しかしその一撃は、割り込んできた下級死神に身を以て阻まれ、死神を傷つけるに留まった。
 そして、ボルズと下級死神たちを押しのけるようにして、ヘラーが朔耶に迫る。
「ケルベロスノ血ヲ……魔剣ニ……」
「くうっ!」
 朔耶は懸命に身を躱すが、ヘラーの動きはボルズより更に捷い。斬られる、と思った瞬間、再び『リキ』が朔耶を庇ってヘラーの剣を受ける。
「はあ……はあ、はあ……」
 サーヴァントの献身でかろうじて難を逃れた朔耶は、すぐさま全力で『リキ』を癒す。いくらディフェンダーポジションでダメージ半減されるとはいえ、エインヘリアル狂戦士の猛撃を二連続で受けたのだ。戦闘不能にならなかったのは僥倖である。
 そこへ、現実には数秒差でしかないが、実感ではやっと追いついたという感じで、雑賀・真也(英雄を演じる無銘の偽者・e36613)が降下着地する。
「やれやれ……流血嗜好で戦闘狂とは、何とも変態で悪趣味なことだ。お前には『悪趣味な変態野郎』というのがお似合いだろう」
 真也は予定通りボルズを挑発するが、相手は怒るどころか、キキキと薄気味悪く嗤って応じる。
「流血嗜好で戦闘狂? そんなもん、エインヘリアルじゃ普通だ普通。王子やお偉い連中にだってごろごろいる。俺は確かに変態の罪人だが、そんなありきたりな理由で罪に問われたわけじゃねえぞ」
「ほう? じゃあ、いったいどういう理由で罪に問われたんだ?」
 正直なところ、犯罪者の罪業自慢なんか聞きたくもないが、と内心思いながらも、真也は生真面目に挑発を続ける。
 するとボルズは、可笑しそうに嗤って続ける。
「俺が罪に問われた理由は、俺が『変態じゃない演技』をしていたからだ。血を流さねえ攻性植物相手のクソ面白くもない戦場に回された俺は、不平の一つも言わずに、隙を見せた上司や戦友……エインヘリアルを秘かに襲って切り刻んで嗜好を満たしていたが、そんな真似をしているとは覚られないよう、慎重に証拠を消しながら犯行を重ねた。ま、最後は運も悪かったが、しょうもねえドジ踏んでバレて捕まっちまったがね」
「……自分は知能犯だ、と言いたいわけか?」
 憮然として唸りながら、真也は『リキ』に傷つけられた下級死神を狙って斬りつけたが、別の死神に阻まれる。
 そしてボルズは、嗤いながら応じる。
「知能犯ねえ……まあ、タチ悪いのは確かだろうよ。セコくて命根性が汚いとも言うがね。こっちの旦那の方が、戦士としちゃよっぽど純粋で潔い……頭おかしいけどな」
「どちらにしても迷惑至極よ!」
 いっそ仲間同士で流血しあっていればいいのに、と、嫌悪感も露に言い放ちながら、着地した影渡・リナ(シャドウフェンサー・e22244)がゲシュタルトグレイブを投げつける。
 投擲された槍は空中で分裂し、エインヘリアルと死神に降り注ぐ。無傷の死神がヘラーを、真也に斬られた死神がボルズを庇ったが、次の瞬間、死神たちはケルベロスではなく、エインヘリアルに襲い掛かる。
「こ、こいつら! 何しやがる!」
「お? 催眠がかかったかの?」
 まあ、魚どもが変調しても、あまり多くの期待はできんが、と、降下してきたマリー・ビクトワール(ちみっこ・e36162)がマイペースというか、身も蓋もない口調で言い放つ。
 そして、続いて降下してきた鷹崎・愛奈(死の紅色カブト虫・e44629)が、敵全体に裁きの光を浴びせる。
「さあ、お前たちの罪を数えろ! 罪の重さはアスガルドが決めるんじゃない! あたし達、ケルベロスが決めるんだ!」
 おばあちゃんが言っていた。調停者には多少の傲慢さも必要って。傲慢ってどういう意味かはまだよく分からないけど、などと内心呟きながらも、愛奈は充分に傲慢というか、堂々たる態度で攻撃を仕掛ける。
 催眠がかかっているせいか、死神たちはエインヘリアルを庇わず、全員が等しく攻撃を受ける。
(「死神に、催眠が、かかってる? ならば、死神を、急いで、倒して、しまうのは、よくない?」)
 ぽやぽやしながらも、しっかりきちんと戦局を見て取り、ラヴェルナ・フェリトール(真っ白ぽや竜・e33557)は予定を変更。ボルズに向かって虹を伴う急降下飛び蹴りを見舞う。
 死神の庇いはなく、蹴られたボルズは怒りの形相でラヴェルナを睨み据える。
「蹴りじゃねえよ! 斬ってこいよ、斬って! 血が出ねえじゃねえか!」
(「……方向、性が、変、だけど……怒らせ、られれば、上等……」)
 言葉には出さずに、ラヴェルナは内心ぽやぽやと呟く。
 そして、続いて降下してきた霊ヶ峰・ソーニャ(コンセントレイト・e61788)も、声は出さずにボルズへと重力急降下蹴りを見舞う。
「くそっ! また蹴りかよ!」
(「貴様の趣味につきあう気など、ない」)
 催眠がついたのは僥倖、貴様ら、すべて潰す、と、ソーニャは敵を見回すと、声には出さずに冷徹な表情で呟く。
 そして最後に降下してきたライガ・アムール(虎さん・e37051)が、ボルズに向かって捕食モードのブラックスライムを放つ。
「ったくもう、なんで、どいつもこいつも血の出ない攻撃ばっかりしてきやがるんだ?」
「あんたの趣味になんかつきあってられるか!」
 ソーニャが声にしなかった感想を、期せずして声に出して言い放ち、ライガは軽く肩をすくめる。
「めんどくせ~な。もうちょいさ平和的にいけないもんかねぇ。ま、とやかく言ってもしょうがないな。さっさと終わらせて一杯やりたいんだ」
(「ま、どっちに転んでも七分で終わりそうじゃな」)
 声には出さずに応じ、マリーがやっと揃った前衛に命中率上昇の光を浴びせる。併せて、ダメージを一人で背負った『リキ』が治癒されるが、まだ全快には至らない。

●標的一、撃破
「殺戮……衝動……解放!」
 ボルズが、苦しげな声で叫ぶ。エインヘリアルと死神の傷から煙があがり、塞がっていく。
 そこへ、オルトロス『リキ』が神器の瞳で睨み据え、ボルズの傷に炎を生じさせる。
 ヘラーは『リキ』に斬りつけ深手を負わせるが、斃すには至らない。すかさず朔耶が、自分のサーヴァントを癒し、タイムカウントを行う。
「三分経過……四ターン目に突入」
「だな」
 真也はボルズを見据え、オリジナルグラビティ『無銘の暗殺者(ネームレス・アサシン)』を発動する。
「今度は潰す」
「けっ……同じ技に二度かかると……ぐわっ!」
 真也はボルズに凄まじい殺気を当て、一瞬で神速で距離を詰める。実は二ターン目、死神に使う予定だったこの技を、真也はボルズ相手に使って大ダメージを与えているが、その時には殺気を当てずにいきなり急所に貫手をくらわせている。
 そして今回、基本的には同じ技ではあるが、殺気を当てて強制的に隙を作り、貫手ではなく異空間から召喚したナイフで急所を抉る……って、もうそれ、別の技では?
「血……血だぁ……」
 切り裂かれた急所から大量の血を噴き出し、ボルズはどこか恍惚とした呻きを漏らす。戦闘狂も戦闘中毒も否定はせんが、傷みに鈍感になったら其処までやな、と朔耶が呟く。
「続けていくよ!」
 高らかに宣言し、リナがオリジナルグラビティ『幻影雷刃槍(ゲンエイライジンソウ)』を放つ。
「放つは雷槍、全てを貫け!」
「ぎゃあああああああ!」
 稲妻の幻影を宿らせたゲシュタルトグレイブが、ボルズの胸を深々と貫く。全身を焼かれ、ぷすぷすと黒煙をあげながらも、エリンヘリアルは倒れない。
「しぶといのう。だが、これでどうじゃ!」
 言い放つと、マリーが全身を高速回転して突撃、スピニングドワーフを叩き込む。焼け焦げたボルズの全身が、粉砕されて四散する。
「一体撃破! 二体目もいくよ!」
 言うと同時に、愛奈はほとんど無傷のヘラーへと、オリジナルグラビティ『ジャッジメントレイ』を放つ。
「さあ、お前の罪を数えろ!」
「血ダ……魔剣ニ血ヲ捧ゲヨ……」
 言葉のやりとりは見事に噛み合っていないが、全身を裁きの光で焼かれ、ヘラーは身悶える。
「オオオ……血ダ……血ヲ……」
(「……そんなに、血を、捧げたい、なら、自分の血を、使えば?」)
 言葉に出さずに呟きながら、ラヴェルナは「氷河期の精霊」を放ち、敵全体に氷を付着させる。まとめて潰すというよりは、単体攻撃を続けると見切りが生じてしまうためだ。
 一方ソーニャは、ヘラーにオリジナルグラビティ『メギドフレイム・ラヴァ』を叩き付ける。
「炎よ、集え。風よ、集え。土よ、集え。沈黙させよ、殺戮せよ、討伐せよ。今この時、我の意思の元、その力を示せ」
 珍しくというか、はっきり声に出して彼女が放つ呪言に応じ、強大な力が限界を越えて一点収束する。そして、限界を越えたグラビティは大爆発を起こし、エインヘリアルの肉体を容赦なく抉る。
「グオオオオオオオオ!」
 大量の血を流しながら、ヘラーは咆哮する。そして、その血を止める治癒を使う者は、もういない。
「あたしの爪はどんな物でも切り裂くよ!」
 言い放って、ライガがオリジナルグラビティ『ゴールデン・クロー』を放つ。
 オーラを籠められた爪は黄金のように輝き、エインヘリアルの強靭な肉体をも易々と引き裂く。傷口が増え、更に新たな血が噴き出る。

●標的二、その他、撃破
「六分経過……最終ターン」
 呟いて、朔耶は血みどろのエインヘリアルを見やる。
「やるか……解放」
 ポテさん、お願いします、と呟き、朔耶はオリジナルグラビティ『月桜禽(ツキ)』を発動させる。杖を梟ポルテ(通称ポテさん)の姿に戻した上で、自らの魔力を込めて撃ち放つ。この攻撃を受けた者は、ダメージだけでなく神経回路に麻痺を生じる。
「グオッ!」
 梟に容赦なく片目を抉られ、エインヘリアルは苦痛の声を発する。身体を揺らしながら両腕で双刀を振るうが、何重にも重ねられた行動阻害のためか、その動きは見る影もなく鈍く、誰を狙っているのかすらよくわからない。
「今、楽にしてやるさ……」
 呟いて、真也が『無銘の暗殺者(ネームレス・アサシン)』を放つ。ナイフと貫手を兼用し、いくつもの急所を切り裂き貫くが、エインヘリアルの身体からはもはやろくに血も出ない。
「血ダ……魔剣ニ血ヲ……」
 妄執そのものの呻きを洩らすヘラーに、リナが砲撃形態にしたドラゴニックハンマーを撃ち込む。マリーは生き残っている死神の撃破を視野に入れてか、それともせっかく用意したオリジナルグラビティが使いたかったのか、列攻撃の『パララズ・ダイナマイツ』を発動させる。
「痺れてしまえなのじゃ!」
 特製の麻痺爆弾を投げつけられ、エインヘリアルと死神三体はそれぞれダメージを受け、一体の死神が砕ける。
 そして愛奈が、ヘラーを逃してはシャレにならんとばかりに、時空凍結弾を叩き込む。
「ギ……ガ……」
「手が、ダメなら……足。足も……ダメなら……口。諦め、ない……から。いただき、ます……」
 よく聞くとなかなか怖い呟きを声に出して発し、ラヴェルガがオリジナルグラビティ『黒喰(クロハミ)』を発する。しゃく、しゃく、もぐ、もぐ、と、不可視の魔法の顎で脳を喰らい取られ、さしもの狂戦士も虚ろな表情になって倒れる。
 そしてソーニャが石化魔法を放ち、ライガが両手のゴールデン・バトルガントレットで敵を引き寄せて打ち砕き、それぞれ残っていた死神を撃滅する。
「七分終了……間に合った」
 おめでとう、完全勝利だ、と、朔耶が厳粛な口調で告げた。

作者:秋津透 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年9月22日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 3/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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