薄暗くなった町の片隅にある開けた場所。辺鄙で周囲に何も建物が無い場所に粗大ゴミが不法投棄されていた。
壊れたテレビやソファーにロボットの玩具まで色々なものが捨てられている。そこへ機械で出来た蜘蛛がやってくる。ゴミを物色するようにあれこれと動き回ってゆき、脚を止めたのは20cmほどの青い球状の物体。それは家庭用プラネタリウムだった。汚れてはいるがまだ新しさの残るその機械に蜘蛛が入り込む。するとギャギャギャと耳障りな音と共にプラネタリウムが巨大化を始め、5mにも達すると膨張が止まり、タイヤを付けて動き出す。
『キラッ! 星を見よう! ステキな星座がよく見えるよ!』
プラネタリウムが光を発し夜空に眩い星を描く。だがどんどん光が増して白塗りのように輝いて、自分自身が星のように光っていた。
『キラッ!! 綺麗な星だね!』
そんな状態である事も気にせず、ピカピカッと点滅しながらプラネタリウムが人の多い住宅街へと動き出した。
「また迷惑なダモクレスが現れるんじゃねぇかと思って調べたら、やっぱり居やがった」
チッと忌々しそうにグラハ・ラジャシック(我濁濫悪・e50382)が舌打ちして敵の出現をケルベロス達に告げる。
「捨てられた家庭用プラネタリウムがダモクレスと同化し、人々を襲撃する事件が起こります。皆さんには被害が出る前にそれを迎撃し、撃破して一般人の被害が出ないようにしてもらいたいのです」
セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)が詳しい説明を始めた。
「ダモクレスは室内で使う家庭用プラネタリウムが巨大化したものです。周囲を光らせる機械ですが、その光が強く光線となって襲ってきます」
本人は星を描いてるつもりだろうが、その光は殺傷力のある攻撃となって無差別に周囲を破壊する。
「現れるのは東京郊外で、住宅地に近い場所です。避難は始まっていますが、住宅地に向かってしまうと間に合いませんので、住宅地前で迎撃し敵の脚を止めてください」
急ぎ向かいヘリオンから降下して、襲撃を仕掛けることになるだろう。
「プラネタリウムは星を楽しむものです。それで人を害するなんてあってはいけません。まだ新しいのに捨てられてしまったのは同情しますが、暴走し被害を出す前に倒してあげてください」
よろしくお願いしますとセリカは頭を下げヘリオンへと向かう。
「星か、東京じゃあろくに星は見えねぇが、だからって自分が光ってちゃしょうがねぇ。このポンコツをぶっ壊してゴミに戻してやるか」
グラハの言葉にケルベロス達も頷き、戦いの準備を確認しヘリオンへと駆け出した。
参加者 | |
---|---|
八代・社(ヴァンガード・e00037) |
眞月・戒李(ストレイダンス・e00383) |
ネロ・ダハーカ(マグメルの柩・e00662) |
ビーツー・タイト(火を灯す黒瑪瑙・e04339) |
レイラ・ゴルィニシチェ(双宵謡・e37747) |
ルナ・ゴルィニシチェ(双弓謡・e37748) |
グラハ・ラジャシック(我濁濫悪・e50382) |
エトワール・ネフリティス(翡翠の星・e62953) |
●プラネタリウム
東京郊外の住宅地近く。普段なら人気の無くなる夜の時間帯だが、今は避難する人々がちらほらと視界に映る。
「ここは立ち入り禁止だ。怪我する前に向こうへ避難しな」
八代・社(ヴァンガード・e00037)が親しみを感じさせる雰囲気を出して避難を促す。
「慌てなくても大丈夫だよ」
避難する人に声をかけながら、暗い道を眞月・戒李(ストレイダンス・e00383)がライトで照らす。
「避難は上手くいってるようだね。それなら道を封鎖しようか」
戦場となる場所を区切るように、ネロ・ダハーカ(マグメルの柩・e00662)は立入禁止テープを張り巡らせる。
「ダモクレスの一体程度、すぐスクラップにしてやるからよ。安全地帯から眺めてな」
腰にライトを吊り下げたグラハ・ラジャシック(我濁濫悪・e50382)が、自信に溢れた様子で凶暴な笑みを浮かべて声をかけると、ビクッとして一般人は避難していった。
「此処は危ないから離れててねっ」
ふわっと親しみを覚える笑みを浮かべたエトワール・ネフリティス(翡翠の星・e62953)が子供に声をかける。
「東京では星が殆ど見えないからな、プラネタリウムが欲しくなる気持ちも分かるが……」
安易に買って捨ててしまうのはどうかと思いながら、ビーツー・タイト(火を灯す黒瑪瑙・e04339)は目が暗闇に慣れぬようライトを強くして、敵の光に対処できるよう周囲の光量を増やしておく。
「新品捨てんのってもったいないじゃんね。プラネタリウムうちもほしーし。うちもルナルナも星見んの好きだし。部屋で見れんならサイコーじゃん?」
「捨てるくらいならうちらにくれたらいーのにねー。プラネタリウムあったらいつでも星見れるしー」
双子のレイラ・ゴルィニシチェ(双宵謡・e37747)とルナ・ゴルィニシチェ(双弓謡・e37748)は賑やかに会話をして、普段と変わらぬ様子で避難を手伝う。そうして周囲から人気が無くなると、道路の先に光が見える。ピカピカと点滅するそれは5mまで巨大化した青い球状の家庭用プラネタリウムだった。
『キラッ! 星を見よう! ステキな星座がよく見えるよ!』
ぐるんと球体を回転しながらレンズを光らせ、周囲の壁や地面に星空を投影する。
●キラッと輝く星
巨大プラネタリウムの前にケルベロス達が立ち塞がる。
「さあ、しっかり暴れておいで」
ネロが前衛の仲間達にオウガ粒子を浴びせて超感覚による戦闘力向上を行う。
「ここから先は通さないぜ」
社は敵に鋭い視線を向けてグラビティを集中し、レンズを爆発させて光を揺らし焦点を定めさせない。
「自慢の星空を見せてもらおうかな」
その隙に間合を詰めた戒李が仲間から借りている大鎌を振るい、装甲を大きく横に斬り裂く。
『キラッ! お客さんだね! ようこそ星の世界へ!』
レンズから星座を描く光が拡散して放たれる。光は至近距離から避けようもない速度で迫る。
「星の輝きが人に危害を加えるなど、許されないことだ。早急にご退場いただかねばな」
ビーツーは不死鳥の意匠を施した避雷針を手に雷の壁を生み出し、仲間達を守るように防壁を作った。そしてボクスドラゴンのボクスは仲間を庇うように前に出て、その身で光を受け止める。
「チョーすごくない? これだけ大きかったらすっごい星みれそー」
敵を見上げながらレイラはオウガ粒子を展開し、仲間達の感覚を鋭敏にして反応速度を上げる。
「こマ? スケールおかしーし、準備しないとヤバくない?」
対してルナは紙兵を撒いて敵の攻撃を受け止める盾として光を遮る。照射を浴びた紙兵が燃えてゆき、数を減らしていく。その間にボクスドラゴンのチェニャが目立つように闇を纏い光の中を突っ切って飛ぶと、光がそれを追いかける。その間にヴィズは光属性をボクスに分け与えて治療していく。
「ガラクタがわざわざぶっ壊されにおいでなさったぜ」
巨大なハンマーを砲に変形させたグラハは獰猛な笑みを浮かべ、砲撃を行ってタイヤの前に溝を作り足を嵌めさせ停止させた。
「捨てられたのは悲しい。でも……キミの星空が誰かを傷つけるのはもっと悲しいから。ボク、戦うね」
翡翠の杖をしゃらりと鳴らしたエトワールは宙に沢山の星型を描いて飛ばし、星屑が敵を追ってぶつかり装甲を凹ませ穴を開けていく。
『キラッ! 星はすっごく綺麗だよ! 夜空にはっきりと見えるようにこーんな光ってるんだ!』
レンズから拡散していた光が収束し、人一人を呑み込むような太いビームとなって放たれた。
「綺麗な星だね。もっと見えるように手伝ってあげるよ」
獣のように俊敏に光を避けた戒李は、獣化した腕で殴りつけて球体を回転させる。光はずれて周囲の塀と建物を吹き飛ばした。
「プラネタリウムにしては光が強すぎないか?」
刀を抜いた社は踏み込み敵の装甲に突き入れ呪詛を流し込む。すると混乱したように敵はぐるぐる回転したまま光を放って次々と建物や車を薙ぎ倒していく。
「星はいつか燃え尽きて朽ちるもの。その眩さが、最期の煌めきになるだろうさ。見届けてあげよう、――おいで」
光と共に舞い踊るようにネロは刃物のような爪で敵を切り裂く。光を避けながら一触するたびに敵の装甲には爪痕が刻まれていく。
「そんなに星が好きなら、流星に衝突されたら嬉しいだろう?」
全力疾走し勢いよく跳躍したグラハは真っ直ぐ流れ星のように飛び蹴りを浴びせ、足跡を残すほど押し込んで敵の回転を止めた。
『キラッ! 星はピッカピカに光ってるんだよ! こーんなこーーんな綺麗な光なんだ!』
己自身が光り始め、眩いほどの白で周囲が塗りつぶされケルベロス達の目を晦ます。そして光ったままタイヤを動かしてケルベロスに向けて移動を始める。
「輝きも過ぎれば害となる。過ぎたるものは暴力と変わらないことを知るべきだ」
すぐにビーツーは薬液の雨を降らせ、仲間達に浴びせて目薬のように目に沁み込ませ焼き付いた残像を取り除いた。
「キレーな星、見せたかったんだよね。ならうちらもこたえなきゃ。ふたご座のキセキ、感じてみ?」
レイラは手にしたスイッチを押して仲間達の背後にカラフルな爆発を起こし、気持ちを昂らせて士気を上げる。
「最後のオキャクサンはうちらってことで。キレイな星を見してね?」
前に出たルナは剣を掲げ、放つ光で守護星座を描き光を減衰させ受け止める。
「綺麗な星空だけど、今は見ているわけにはいかないんだ」
つい眺めてしまいたくなる光から目を逸らして近づいたエトワールは、信じる心を籠めて杖を叩きつけ、タイヤを地面ごと凍りつかせて停止させた。
『キラッ! これがアンドロメダ座、キラッ! これがペガスス座』
レンズから次々に星座の拡散ビームが放たれ周囲に穴を空け、周囲のケルベロス達を穿って傷つけていく。
「まさに恒星といった輝きだな。だからこそここで止めねばな」
ビーツーは暗褐色に輝くオウガメタルから粒子を放出し、仲間達を癒し感覚を高め動きを機敏にさせた。
「光り過ぎて星なんて全く見えないぜ、少し加減しろ」
社はグラビティを凝縮して爆発させ、衝撃でレンズを動かして光を逸らした。
「だね、これじゃあ台無しだよ」
続いて戒李は刀を抜き、懐に入り込むと銀閃を横に走らせ敵の装甲を綺麗に切断する。
「星の焦がれ、自らも星となるを願う。それは命を燃やす行為さ」
軽やかに跳躍して光を避けたネロは、斬撃のような蹴りを叩き込んでタイヤを削ってパンクさせた。
「星空は誰かを傷つけるためのものじゃないよ」
エトワールは杖を変形させて魔導弾を発射し、装甲に当てて命中した箇所から広がるように石化させる。
「うちらも負けてらんない、みたいな?」
レイラは竜の幻を生み出し、炎を浴びせて敵の装甲を黒く焦がした。
「とりまソーコーけずっていくしー」
反対側から飛び込んだルナはメタルを覆わせた腕で殴りつけ、石になった装甲を砕いた。
「壊れやすいところからぶっ壊す。スクラップにするときの基本だよな」
グラハは砲撃を行い、今度はタイヤに直撃させて根元から爆発させ吹っ飛ばした。
●星座の光
『キラッ! みんなも星が大好きなんだね! もっと星を楽しんでいってね!』
興奮したようにまたプラネタリウムがホワイトアウトするように光る。
「輝きには輝きを、こちらも相手に負けぬ輝きを以って抗おう」
ビーツーは眩い雷の壁を新たに生み出して光を防ごうとする。その横でボクスも白橙色の炎を吐いてぶつけ、少しでも光の光量を抑えようとした。
「燃え尽きる前の最後の輝きを見せてもらったよ」
ネロは光の剣を振るってレンズを斬りつける。すると敵は光量を下げながら後退して光を発する。
「もう十分楽しめたよ」
横から戒李は大振りに獣の拳を叩き込み、敵の巨体を動かし壁にぶつけた。
「楽しませてもらったお礼をしなくてはな」
地面が削れる勢いで踏み込んだ社は拳を打ち込み、装甲に穴を開ける。だが光は止まらずに戒李と社を呑み込んだ。そこへチェニャが闇のブレスを吐きつけて気を逸らせ、ヴィズが光を纏って体当たりをレンズに叩き込んで光を断った。
「「双子座のみちびき、感じてみ?」」
その間にレイラとルナは声を重ね、同時に踊るようにステップを踏む。まるで左右反転させたような一糸乱れぬ動きで舞うと光の陣が足元に拡がり、手を繋いでくるりくるりと足運びと共にと共に光が広がり、祝福に場が満たされ仲間達の怪我が光によって消し去られた。
「悲しい星空を悲しいままにしておきたくないんだ。だからキミを止めるよ」
これ以上悲しい想いをさせたくないと、エトワールは杖でコツンと巨大な球体を支える支柱を叩き、凍らせて動きを鈍らせる。
「解体してやる。そのままじゃ粗大ゴミにも出せねぇからな」
その隙に駆けながらグラハはナイフを構え、下から装甲にある傷に突き刺し抉り込むように捻って抜いた。
『……キラッ! 星は素敵だよ。……みんな空を見上げよう』
音声をくぐもらせ、全身をぼろぼろに傷つけながらもプラネタリウムはまだ光を発する。グラハは光を避けるように転がって距離を取った。
「うちとルナルナもまだまだイケるしー」
「うちらのキレイな光もみせてあげよ」
レイラとルナは幻の竜を重ねて大きくすると、巨大な顎から眩い炎のブレスを放ち、敵の装甲を高熱で溶かしていく。
「キミの描く最後の星を見届けさせて、形に残らなくても覚えてるから」
エトワールはさまざまな大きさの星屑を放ち、敵にぶつけて凸凹にして痛んだ装甲を剥ぎ取ってしまう。
『キラッ!! あっちはこうま、あっちはやぎ、それとこれはくじらだよ! どれも可愛いね!』
次々と星座を描く光が放たれるが、精度の狂った光をケルベロス達は容易く躱す。
「終わりにするか」
そろそろ潮時だと社が一瞬視線を向けると、戒李はウインクをしてネロは微笑みを返す。
「君達ふたりが揃っているなら、負けやしないさ。行っておいで」
幸運のおまじないだとネロがオウガ粒子と共にキスを投げると、社は低く光を躱すように駆けて間合いに飛び込み、抜く手も見せぬ抜刀で抜いた刀を片手平突きで突き刺し、そのまますれ違うように刀を振るって敵の背後へ斬り抜けた。
「そろそろショータイムも終わりだよ」
続いて正面から突っ込んだ戒李は敵の体を蹴って跳躍すると頂点に着地し、大鎌に虚ろを込めて振り下ろし深く刃を通して生命力を刈り取る。力を失ったように球体がゆっくり回転を始めると、振り落とされる前に空に跳んだ。
「不運だな、がらくたの星。けれど巡り巡っていつかまた、君も輝く星になるさ」
そしてネロも舞うように戦い、爪で全身を切り刻み支柱をへし折って敵を転がした。
ニヤリと笑った社は戦闘機動で溜めた『反動』を魔力へ変換し、輝く右拳を叩き込む。「空まで飛んで、おまえが星になりな」
真っ直ぐに放たれた光は敵を貫き大きな風穴を空けた。ゴロゴロと転がりプラネタリウムは建物にめり込む。その大きな風穴から中央付近に輝くコアが覗く。
『キラッ!!』
恒星のように眩く全身が輝く。その最後の命を燃やすような輝きに耐えきれず、自らの弱った装甲が崩れていく。
「それが最後の輝きか、ならばこれは星を砕く希望の力だ」
ビーツーはグラハに電撃を放つ。電流により活性化された体は瞬発力を極限にまで高めた。
「そろそろガタも来てんだろ、なぁ? 大人しく叩き潰れて地にばら撒かれろや、屑鉄。キレーに砕けりゃ、流れ星みたく見えっかもしれねぇぞ?」
グラハは増悪によって黒い靄として顕現させ身に纏う。そしてまるで悪霊のような姿で太陽のような光を一気に突っ切ると、大きな穴から内部に入り込み、心臓部であるコアにより濃く黒い靄に覆われた右腕を打ち込んだ。拳がめり込みコアがひび割れ、そこから星の終わりのように眩い光を放出して砕ける。すると自壊するようにプラネタリウムは崩壊してバラバラに砕け散った。
●星空
ケルベロス達は壊れた周囲にヒールを掛け、元のように人の住める場所へ戻す。
「次はもっと長く使ってくれる人に出会えるといいね」
戒李がそっと片付けたプラネタリウムの破片に声をかけた。
「折角だし、本物のプラネタリウムでも見に行こうぜ」
社が近くにプラネタリウムがあると誘う。
「いいね、供養代わりにプラネタリウムに行こうか」
「機械の星空もたまにはいいものさ」
二つ返事で戒李が頷き、ネロも微笑んで了承して3人で歩き出す。
「星見たいけど場所がビミョーかな?」
レイラが夜空を見上げて首を傾げる。
「あ、それなら帰りはライトつけないで星見ながら帰んない? けっこーキレイに見えっかもよ?」
ルナが眩しい光を放つライトを消す。仲間達もライトを消すとまだ人気の戻らない周囲は一気に暗くなった。
「プラネタリウムかおっかなー」
「家庭用もイイけど、プラネタリウムも見に行きたいなー。最近はアロマとか使ってるらしーし?」
レイラとルナは遊びにいく話をしながら帰途につく。
「星なんざ、見て腹の足しになるわけでもなし、気にした事もねぇが……」
何気なしにグラハは夜空を見上げる。
「……はん。大して見えなくとも、作り物よりは本物の方が好みっちゃ好みかね」
グラハは肩を竦めそのままぶらぶらと目的もなく立ち去る。
「見え方に関わらず、星の価値は変わらないだろう。だが折角の機会だ。夜空を飛んで帰るとしようか」
ビーツーは翼を広げ、夜空へと舞い上がって星空に紛れるように消えた。
「住んでる森に小さな星空を迎えてあげようかな」
立ち止まったエトワールは新しい星がどこかに増えたかもしれないと、空を見上げながら微笑んだ。
それぞれが立ち去り違う場所に居ても、空に浮かぶ星空はいつも同じに輝いていた。
作者:天木一 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2018年9月16日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 5/キャラが大事にされていた 0
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