暴れ狂う巨大な機械ザメ

作者:なちゅい

●暗躍する赤い翼の死神
 群馬県某所。
 人の寄り付かぬ暗所にて、赤い翼を持つ女性が自身よりも大きなサメの形をしたロボットを見上げていた。
 女性は真顔のまま、そのロボットへと球根の形をしたものを植えつけていく。
 『死神の因子』と呼ばれるそれを扱う女性……死神は起動したダモクレスへと告げる。
「お行きなさい、ディープディープブルーファング。グラビティ・チェインを蓄え、ケルベロスに殺され……私の研究の糧となるのです」
 死神の言葉を聞き終え、ディープディープブルーファングと呼ばれたサメ型ダモクレスはこの場から姿を消して行ったのだった。

 新たな死神とダモクレスの事件。
 それに興味を持ったケルベロス達がヘリポートへと向かうと、丁度、リーゼリット・クローナ(ほんわかヘリオライダー・en0039)が説明を始めるところだった。
「群馬県前橋市に、死神によって『死神の因子』を埋め込まれたダモクレスが向かっているようだよ」
 ダモクレスは全長5mの鮫型で、空中を泳ぐように移動して市街地に到着次第、住民の虐殺を行うと予測されている。
 今回の事件は、これまでの死神の因子の事件と少し違う背景がありそうだが、ケルベロスがやるべきことは変わらない。
「どうか、死神の因子を植え付けられたダモクレスを撃破し、人々を守ってほしい」
 このダモクレス『ディープディーブブルーファング』はクラッシャーとして、攻撃を仕掛けてくる。
 近場ではメカ触手と噛みつきながらの特攻を行い、遠距離ではサメ魚雷を発射してくるようだ。
「現場は、群馬県前橋市駅北口だね」
 敵が襲撃してくる時間帯は朝。
 人の行き来も多い場所なので、現場到着後すぐに敵の抑えと、警察などの到着までの人的避難に合わせて当たりたいところだ。
 また、 これまでの事件で、死神の因子を植え付けられたデウスエクスは撃破されると、彼岸花の死の花が咲いて死神に回収されるという特性があった。
 しかし、今回のダモクレスにはそういった特性は持っていないようだ。
 一通り説明を終え、リーゼリットは一呼吸置いてから更に続ける。
「今回の敵はダモクレスなのだけれど、怪魚型の死神を思わせるような魚類型をしていることは気になるところだね」
 事後、修復作業を行えば、昼食時になると思われる。
 近場のハンバーガーショップで腹ごしらえをしつつ、敵について語り合うのもいいかもしれない。
「それでは行こう。よろしく頼んだよ」
 微笑んだ彼女はケルベロス達の手を取り、激励の言葉を口にしてから自身のヘリオンへと乗るよう促すのだった。


参加者
ユウ・イクシス(夜明けの楔・e00134)
天矢・恵(武装花屋・e01330)
狗上・士浪(天狼・e01564)
相馬・竜人(エッシャーの多爾袞・e01889)
館花・詩月(咲杜の巫女・e03451)
御門・愛華(竜喰らい・e03827)
日月・降夜(アキレス俊足・e18747)
カーラ・バハル(ガジェットユーザー・e52477)

■リプレイ

●死神の目的とは?
 群馬県前橋市。
 朝、同市名のついた駅周辺へと、ケルベロス一行が降り立つ。
「随分と長ぇこと潜伏してやがったが……、漸く動き出したか」
 ぼさぼさの銀髪を風で揺らしつつ、狗上・士浪(天狼・e01564)が周囲を見回す。
 ゆらりと宙を泳ぐ巨体。
 それは、サメを思わせる姿をしたロボットだった。
「飛翔する鮫、か。B級映画には良くある話だ」
 中性的な外見を持つ和装の少年、ユウ・イクシス(夜明けの楔・e00134)は小さく息をつき、敵の近くまで駆け出していく。
「これまでの死神の因子が埋め込まれてきたタイプとは違う?」
 事前説明を繰り返し、ワイルド化した左目で相手を見つつ何か考える御門・愛華(竜喰らい・e03827)。
 目的がなんであれ、今はこのダモクレスを止めねばならぬと彼女は駆ける仲間を追っていく。
「俺らに殺されることが前提ってのもまあ、哀れなモンだが……」
 眼光鋭く相手を見つめる相馬・竜人(エッシャーの多爾袞・e01889)だが、憐れみはあっさり割り切って。
「目の前にいるなら、殺すだけさ」
 触手を振るって暴れる敵に対し、竜人もまた髑髏の仮面で顔の右半分を隠して応戦へと当たっていった。

 通勤通学の時間からはかなり遅い時間帯ではあるが、それでも人の行き来がある場所。
 ダモクレスの出現に戸惑いを見せる人々の前に、メンバー達が姿を晒す。
「ケルベロスだ、今から討伐を行う。出来るだけここから離れてくれ」
 デウスエクス出現にもクールな態度のまま、天矢・恵(武装花屋・e01330)が周囲を行く人々に避難を促す。
 その上で、恵は敵に拳から時空凍結弾を飛ばし、空を飛ぶダモクレスを牽制する。
 相手の大きさ、機動力、そして、遠方まで飛ぶと思われる魚雷を懸念し、メンバー達は抑えと周辺の人的避難へと動き出す。
「あちらの道から避難を」
 メガホンを持った館花・詩月(咲杜の巫女・e03451)は冷静な振る舞いで、周囲いっぱいに響くように呼びかけを行う。
 素っ気無い言葉で人々に呼びかけ続ける詩月は予め、この近辺の地図をチェックしていた。
 それもあって、彼女は効率よい避難経路を示し、人々を誘導する。
「命惜しけりゃ、さっさと離れてろ」
 同じく、士浪も速やかに一般人を後方へと逃がしていた。
 ユウも戦地になると呼びかけていたが、遠くから聞こえるサイレンの音に気付いて。
「警察が駆けつけたようだね」
 後は避難をそちらに任せ、ユウ自身は流れ弾を遮るように逃げ遅れた人々を庇うような位置で立つよう意識していた。
 前線では、すでに宙を泳いで暴れるサメ型のダモクレスを数人が牽制している。
 竜人は率先して前に出て、仮面の下から相手を睨む。
「元々、鉄砲玉みてぇな連中とはいえ……。こいつは尚更、使い捨てにしちゃ違和感があるな」
 その布陣へと加わる士浪は、凶悪な顔をした巨大ザメのロボットにしっくりこない感覚があったようだ。
「……せめて、戦う中で今までの敵とは違う何かが掴めると良いのですが」
 相手が周囲に被害を及ぼさないようにと戦闘態勢に入る愛華も獄竜の左手を露わにしつつ、仲間に本音を語る。
 対して、死神の因子を植えつけられたダモクレスはガチガチと鋭い牙を鳴らし、その身体から触手を伸ばしてケルベロスへと襲い掛かってきていた。
 その様子は、これまで死神にサルベージされたデウスエクス達と大きな差異を感じさせない。
 少しでも資料となるようにと考えたのか、まだまだ成長途中である緑髪の少年、カーラ・バハル(ガジェットユーザー・e52477)はガジェット内蔵のカメラを回そうと試みる。
 ただ、人々が危険な状況では悠長に撮影などしてはいられず。伸びてくる触手を彼は身体を張って受け止めていく。
「しっかり守って、周囲の被害を少なく――否、0にしてみせるッ」
 そして、カーラはルーンアックスを手に、ダモクレスへと仕掛ける隙を窺う。
「今はごちゃごちゃ考える時間はねぇ。さっさと解体しちまわねぇと」
「そうだな。まずは足止めってとこか」
 しばし、士浪は思案していたが、暴れているダモクレスを放置はできぬとドラゴニックハンマーを手にする。
 その隣では、チーターのウェアライダーである日月・降夜(アキレス俊足・e18747)もまた、仲間内と軽く作戦を確認し合ってからグラビティを使うべく相手を狙う。
 ある程度、近場から一般人が退去したと判断したユウは、殺界を展開してから敵の姿を見上げて。
「――オマエも、ある意味被害者なのかもな」
 なればこそ、余分な感情を挟む必要はないとユウは考える。
「此処で、其の全てを断ち切る」
 そうして、応戦を開始した仲間に続き、彼もまたダモクレスの破壊を目指して真白の刀「結祈奏」を抜くのだった。

●暴れるサメ型ロボットの破壊を!
 一旦、ケルベロス達はサメ型ダモクレス「ディープディープブルーファング」を抑えていたが、近隣の人々が周囲から少し遠ざかったことを受け、攻撃を開始していく。
「サメだってなら、食ってみろよ」
 歯を鳴らし特攻して来るダモクレスに対し、竜人は身体を食らいつかれながらも自身の右腕を竜へと変化させて。
「逆に、喰い返してやるからよ」
 距離は十分相手が詰めてくれている。後は、こちらから全力で殴りつけるだけ。
「サメ映画見たことねえんだけどもよ。テメエみてえな下らねえ絵面だってのは、見りゃ分かる」
 先ほどもユウがB級映画を引き合いに出していたが、飛び回るサメなどという絵面がひどく気に入らない様子。
 言いがかりレベルの闘争心を燃やし、竜人は竜の黒き腕を機械のサメへと食らいつかせて相手の気を強く引く。
 ダモクレスの特攻は、近場のメンバー全員の身体へと及ぶ。
(「形状が鮫……、視覚的にも恐怖を与えやすい相手だしな」)
 カーラもまたその被害を受けることとなるが、一般人に被害が出ていないことを確認しつつ攻撃を仕掛ける。
 高く跳び上がったカーラは重力を宿す一蹴を敵の体側面へと叩き込むと、後方に位置取る降夜が針状に具現化させたグラビティ・チェインで相手を地面から狙う。
「止まってろ」
 普段は、相手の足を縫い止めるグラビティだが、今回は宙を泳ぐ相手。
 降夜もいつも以上に針を鋭く、そして長くして、相手の体を地面に縫い止めようとする。
 そうして、仲間が相手の動きを鈍らせる中、火力となるメンバーは相手をしっかり捉えて攻撃を行う。
「敵が誰であろうと、私がやることは変わりません」
 戦いとなれば、愛華は倒すべき相手へとグラビティを繰り出すのみ。
「いくよ、ヒルコ」
 愛華は地獄化した左手の鉤爪で、相手の体を切り裂いていく。
 機械の身体であろうと、獄竜ヒルコの力を使う彼女にとっては動作もないことだ。
 ダモクレスに迫る恵は相手の動きを注視し、できる限り相手の動きの癖をつかもうとする。
 その上で、回復を仲間に任せて一撃でも多くの攻撃をと、恵は相手に見られぬよう意識して攻撃発動の瞬間を巧妙に隠し、掌から発する竜の幻影によって相手の体を焼き焦がす。
 その間も相手の足止めを進めるべく、相手の阻害に当たるユウは一呼吸分置いてから動く。
 手にする『結祈奏』(ゆきかなで)の刃に空の霊力を纏わせた彼は、仲間の付けた傷を抉るように切り裂いた。
 だが、まだ敵の傷はさほど深まってはいない。
 ある程度避難が進み、かつ警察などに引き継いだことで、士浪、詩月も戦線に加わる。
 仲間の包囲陣形に穴がないかと気がけつつ、士浪はドラゴニックハンマーから砲弾を発射して敵の巨体へと撃ち込む。
 しかし、相手はやや崩れた態勢から、サメ魚雷を数基展開させていた。
「―― 以下略。急急如律令!」
 それがこちらに飛んで来る前に詩月は右手の簡易式符印刷機から印刷した複数の符を組み合わせ、機械弓に番えて射放つ。
 宙を飛ぶ符が呼び出した御業は、最も相手を引きつける恵の守護へとついていく。
 次の瞬間、ダモクレスが前方のケルベロス目掛け、魚雷を発射した。
 着弾して爆発するそれらをケルベロス達は後方には通すことなく、さらにダモクレスへと攻め込むのである。

 ダモクレスと交戦する、サーヴァント不在のケルベロス達。
 布陣、戦法は個々によって異なる部分はあるが、ダモクレスを抑え、一般人を守る事は共通している。
 また、メンバー全員が全てのグラビティを単体対象の物を用意し、死神の因子を植えつけられた相手に対して全力で攻撃を仕掛けていた。
「触手、来るぞ」
 士浪が注意を促すのは、恵だ。
(「ヒールで戻しても、元の形には戻りきらねぇ」)
 だが、恵は周囲の建物などへの被害を懸念し、敢えて受け止めていた。
 相手の攻撃直後の隙を狙い、高く跳び上がったカーラが力の限りルーンアックスを叩きつけると、左腕を装甲剣に変形させた愛華がダモクレスへと迫る。
「断ち切れ、ヒルコ」
 刃となった左腕は相手の装甲を切り裂き、さらに中の基盤までも傷つけてしまう。
 暴走するダモクレスがやや身を竦めていたのを受け、士浪も相手へと神速で肉薄する。
 瘴気へと変化させた気を、彼は貫手の型に構えた腕先へと収束させて。
「喰い千切れ……!」
 士浪は相手の機体内部まで刺突した拳で、相手の回路を……気脈を分断しようとした。
 それもあって、ダモクレスは自身の武器となる触手や魚雷などにグラビティを十分に供給できなくなっていたらしい。
 とはいえ、それでも敵の攻撃が強力なことに変わりない。
 機械弓を鳴らした詩月は再度符を飛ばして御業を召喚し、または光の盾を展開して支援回復へと当たる。
 直後、ダモクレスは再び大きく口を開き、鋭い牙でケルベロス達へと食らい付いてきた。
「気ぃ入れろよ、カーラ! 俺らが抜かれちゃ話にならねえ!」
 近場のメンバーを纏めて巻き込むダモクレスの特攻の威力は、決して小さくない。
 竜人は光の盾を展開して自らの傷を塞いだ上で防御も高め、カーラもドラゴンパワーを発動して守りを固めていく。
 また、カーラは火力となる仲間の傷を気がけ、さらに龍力の使用を考えていると。
「見つけた。これが弱点ですね」
 愛華は命中率が安定していると判断し、仲間の攻撃によって大ダメージを負う敵の挙動を見逃さない。
「力づくでいくよ」
 混沌を纏わせた左腕で、彼女は力の限り相手の巨体を引き裂いていく。
 とはいえ、愛華も噛みつきを受けており、傷を受けている。
 詩月が御業を召喚して癒しに当たるのを見て、ユウが敵への攻撃にと一呼吸置いて動き出す。どうやら、彼にとってその行為は習慣づいたものらしい。
 ユウは程なく、静寂の中に眠る真白の世界をダモクレスの周囲へと描き出す。
「――終焉の夢を、見るか?」
 左手に荒れ狂う冷気を纏う槍を召喚したユウは、ダモクレス目掛けて大きく振るう。
「眠れ。永久の世界-ユメ-の中で」
 刹那、ダモクレスの巨体の周囲に氷が張り巡らされる。
 敵はすぐにその氷を打ち砕くが、体表面は凍りついていた。
 そいつ目掛け、降夜は俊足を活かして相手へと近づき、ヌンチャク型如意棒で相手の触手を捌きつつ氷を砕くように打撃を与え、ダモクレスに痛打を与えていく。
 再度、装甲剣に変形させた左腕で切り込む愛華。
 度重なるケルベロスの攻撃によって、敵の装甲はすでにボロボロとなっている。
 これまで主となってダモクレスを抑えていた恵は、どこからか一振りの刃を召喚して。
「これで終わりだ」
 瞬きをする間に、彼は刃を一閃させた。
「…………!?」
 ダモクレスは何が起こったのかも分からずまま、その巨体を3枚に降ろされて地面へと落ちていく。
「やはり、何かおかしいですね」
 地面へと激突して散らばる残骸。
 それらを見つめていた愛華は、花が咲かないことを含めて確認して。
「嫌な予感がします。何かとても嫌な予感が」
 彼女は、何とも言いようもない不安を覚えてしまうのだった。

●ハンバーガーを食べながら
 ケルベロス達の活躍によって、人的被害はほぼ免れた前橋の街。
 ダモクレスの破壊後、メンバー達は手馴れた様子で周囲の修復作業へと移る。
 カーラは先ほど同様に、龍因子を解放して破壊された街路に力を与えていく。
 殺界をといたユウとケルベロスコートで武装を隠した詩月、仮面を外した竜人が気力を撃ち出し、抉れた地面を幻想で埋める。
 また、手作業を行う恵を、降夜が手伝っていた。
「これで大丈夫でしょうか?」
 混沌を纏わせた左手で街灯を元の形へと近づけた愛華も、一息ついていたようだ。

「……腹へったな?」
 そんな降夜の一言もあり、メンバー達は近場のハンバーガーショップへと足を運ぶ。
「ハンバーガーか。たまには良いだろ」
「……僕、結構燃費は悪いんだよね」
 恵は父親への土産も含めて多めに注文するが、それより多い量を詩月が頼んで店員を驚かせていた。
 メンバー達が卓を囲むのを、コーヒーだけ頼んだユウが離れた席から耳を傾ける中、カーラが早速戦闘直前と直後に撮ったダモクレスの映像を流して。
「戦っていておかしいところとか、以前の死神因子デウスエクスと違うところ、何かなかったっすか?」
 チーム最年少の彼は、年上メンバー達へとそう問いかける。
 手応え、またはこちらを見る視線など。
 どんな些細なことでもと彼は言うが、なかなかこれといった意見は出ない。
「しかし、因子の回収無いのなら、何が目的なんだろうな……」
 続いて、ハンバーガーに食らいつく降夜が、抱く疑問を口にする。
 さすがに、死神も何の意味なく行動を起こすとは思えないという彼の意見には皆同意していた。
「もともと底知れぬ存在であるのに、今度は何を企んでいるのだろう」
 平然とした態度で見る見るうちにハンバーガーの山を平らげる詩月だが、その内には底知れぬ不安を感じているとのこと。
「……しかし、わかんねぇな。正真正銘、使い捨ての鉄砲玉を唐突に用意した理由ってのが」
 士浪もあれこれと死神の狙いについて、彼なりに推測していた様子。
「……回収もされずにくたばる事に、今まで以上の意味があんのか。……あー、わっかんねぇ」
 ただ、士浪も頭の中がゴチャゴチャして、考えは纏まらない様子だ。
「死神の動きはケルベロスがデウスエクスを殺すことを一つキーにしている所があるが、はて」
 なかなかこれといった考えが浮かばぬ中、アイスコーヒーを口にしていた竜人がこんな話を振る。
「ブラックウィザードってよ。元々、死の気配が濃いとこじゃねえと術が使えねえって話だったろ」
 そういうところにかかっているのだろうかと、竜人は推測していた。

 その後もハンバーガーを食べ終えるまでの間、あれこれと意見を出し合ったケルベロス達。
 今後の活動にその話を生かそうと考えつつ、メンバー達は店を出るのだった。

作者:なちゅい 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年8月17日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 4
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