サルベージされた人間狩りを興じた戦士

作者:なちゅい

●罪人エインヘリアルのサルベージ
 岩手県盛岡市。
 深夜の市街地において、ふわりと宙を泳ぎ回る3体の怪魚達。
 青白く光る奇怪な魚達……死神はその光によって何か軌跡を描いていた。
 それは、徐々に魔法陣を象り、浮かび上がっていく。
「く、くく……」
 陣の中央に召喚されたのは、1体のエインヘリアル。
 罪人としてコギトエルゴスムとさせられていた過去を持ち、地球へと使い捨ての戦力として送り込まれた男だ。
「く、くくく、くけけけけけけけ!!」
 ただ、死神によって召喚されたそいつはまるで知性を感じさせぬ、戦闘的な姿へと成り下がっている。
 爛々と目を輝かせたそいつは狂ったような笑いを浮かべ、死神に連れられて歩き始めたのだった。

 ヘリポートに集まるケルベロス達へ、リーゼリット・クローナ(ほんわかヘリオライダー・en0039)は真剣な表情で話を始める。
「岩手県盛岡市で、死神の活動を確認したよ」
 死神といってもかなり下級の死神で、浮遊する怪魚のような姿をした知性を持たないタイプだ。
 怪魚型死神は、ケルベロスが撃破した罪人エインヘリアルを変異強化した上でサルベージしてしまう。
「どうやら、周辺住民の虐殺を行ってグラビティ・チェインを補給した上で、デスバレスへ持ち帰ろうとしているのではと、見られているよ」
 市民を守り、死神を撃破し、サルベージされた罪人エインヘリアルに今度こそ引導を渡して欲しい。
 ケルベロスが駆けつけた時点で、周囲の避難は進んではいる。
 ただ、広範囲の避難を行った場合、グラビティ・チェインを獲得できなくなるからか、死神はサルベージする場所や対象を変更する恐れがある。
「こうなると事件を阻止できなくなってしまうからね。戦闘区域外の避難は行われていないよ」
 逆に考えれば、ケルベロスが敗北した場合は、かなりの被害が予測される。敗北は許されないだろう。
 なお、ケルベロスが現れ劣勢になると、下級死神はサルベージされた罪人エインヘリアルを撤退させようと動くらしい。
 撤退を行うターンは、下級死神もサルベージされた罪人エインヘリアルも行動ができない。
「この機を活かして、一方的に攻撃する事も可能だよ」
 下級の死神は知能が低い為、自分達が劣勢かどうかの判断がうまくできないようだ。
 ケルベロスが演技をすることで、相手に戦況の優劣を惑わせる事ができる。
「これをうまく使えば、より優位に戦闘を行なう事もできるし、ケルベロス側が劣勢に陥った場合でも、敵を撤退させて市民の被害を防ぐ事が出来るはずだよ」
 また、エインヘリアルに絞ってサルベージしている事から、霧島・絶奈(暗き獣・e04612)が危惧していたように、エインヘリアルと死神との間になんらかの密約がある可能性もあるが、こちらは気に留めておく程度でよいだろう。
「ともあれ、今度こそエインヘリアルの撃破を。よろしく頼んだよ」


参加者
コール・タール(マホウ使い・e10649)
湯川・麻亜弥(大海原の守護者・e20324)
エメラルド・アルカディア(雷鳴の戦士・e24441)
卜部・泰孝(ジャンクチップ・e27412)
雑賀・真也(不滅の英雄守護者・e36613)
那磁霧・摩琴(シャドウエルフのガンスリンガー・e42383)
晦冥・弌(草枕・e45400)
蟻塚・ヒアリ(蟻の一穴天下の破れ・e62515)

■リプレイ

●蘇った人間狩り
 岩手県盛岡市。
「皮肉だな……、狩人が獣になったか」
 この地に降り立つコール・タール(マホウ使い・e10649)はふと、以前この地に来た時のことを思い出しつつ呟く。
 そして、以前倒したエインヘリアルをサルベージする死神。
 相変わらず、この勢力は厄介なことしかしないと彼は悪態づく。
「エインヘリアルとの関係といえばイグニスだが……、今は関係ない」
 ともあれ、この考えは後回しと、コールは仲間と共に敵影を探す。
「死神とエインへリアル、ねぇ」
「密約、かぁ」
 ジャンクで組んだ左腕が印象的な、卜部・泰孝(ジャンクチップ・e27412)の何気ない一言に、那磁霧・摩琴(シャドウエルフのガンスリンガー・e42383)が明るく口調で反応し、自身の考えを語る。
「蘇ってきたヤツは殺人癖のヤバいのだし、何にしても放っておくわけにはいかないね」
「重犯罪者さえ蘇生して使役するとは、死神の節操のなさも流石だな」
 騎士道を重んじるエメラルド・アルカディア(雷鳴の戦士・e24441)にとって、死神は許されざる存在だ。
 アリの触手を思わせる帽子を被る、蟻塚・ヒアリ(蟻の一穴天下の破れ・e62515)が仲間達の話を聞いて口を開く。
「ふむ、この死神たちも動きがいよいよ本格的になってきたのかな」
「死神ですか、それも魚の形をした死神……」
 海や海の生物が好きと語る、湯川・麻亜弥(大海原の守護者・e20324)はこの敵に興味を示す、が。
「人に危害が及ぶなら、容赦はしませんよ」
「何にせよ思惑通りにはさせないでおこう。粛々と片付ける」
 まだ見ぬ死神を敵視する麻亜弥と同じく、ヒアリも表情を変えずに自らの意志を告げる。
「きな臭いがここはサッサと終わらせて、調査といこうか」
 丁度、そんな泰孝の言葉に合わせるかのように、向こうから姿を現す。
 明らかに目に付く、銀の軽装鎧を纏う大型の男……エインヘリアル、アクロ。
 そして、それを従えるは、空中を泳ぐ3体の怪魚型死神だ。
「一度死んだのが蘇るって、つまりゾンビですよね?」
 暗がりの中、前方をモノトーンで統一された衣装を纏うドワーフの少年、晦冥・弌(草枕・e45400)が照らすと。
「く、くくく、くけけけけけけ!!」
 光に照らされた、銀の軽装鎧を纏う大型の男がけたたましく笑った。
「……ああ、彼に関しては正解みたいだ。もう何もわからないんだろうな」
 それに対して、弌は青い瞳で冷めた視線を向ける。
「かつてヴァルキュリアを使役する側だったエインヘリアルも、こうして死神に蘇生されてしまえばその走狗となるか」
 ヴァルキュリアのエメラルドには以前の自身の姿に重なる部分があるのか、相手に憐れみの念を覚えていたようだ。
「一度死んだ者を、自分の手駒として蘇らせる……か。全く、死んでも死神の手駒として蘇るのはごめん被りたいものだ」
 青髪短髪の青年、雑賀・真也(不滅の英雄守護者・e36613)もまた自我を持たぬエインヘリアルの姿に、それをサルベージした死神という種族の恐ろしさを実感する。
「銀弓にあの星雲甲冑、はっきり覚えてる」
 そして唯一、死神にサルベージされる前のアクロと対面した経験のあるコール。
 とはいえ、相手は人狩りを行っていた外道しかなく、彼は何の感慨も抱いていない様子だ。
 気味の悪い表情でゆらりと宙を泳ぐ死神は不気味で、何を考えているのかは分からないが。
「その企み、悉く撃ち砕いて見せよう」
 先に動き出した敵に対し、エメラルドはゲシュタルトグレイブを手に仲間と共に迎撃を開始するのだった。

●死神の撃破を……!
 ケルベロス達が敵を逃がさぬよう包囲していく中、エインヘリアル、アクロは狂った笑いを上げ、銀の弓をこちらへと向けてくる。
「くく、くけけけけけけ!!」
 初撃は、グラビティを込めた矢を射放つアクロ。
 それを前に出た麻亜弥が身体を張って受け止める後から、泰孝が攻め入る。
「テメーの結果はコイツで決めるぜ」
 彼はグラビティによって、作り出した3つのサイコロを投げつけた。
 それらは、出目は全てが6の目が出るイカサマダイス。
 不正な結果は相手に怒りを抱かせるが、アクロの気を引きたい泰孝にとっては好都合だ。
 怪魚型死神に関してはポジション情報のないところからスタートではあったが、メンバー達はそちらの撃破を優先していく。
 続く真也が異空間より特殊な弓、そして、稲妻を纏った螺旋状の剣を召喚して。
「稲光の螺旋魔剣よ」
 真也はその剣を矢のように細くしてから、弓を引く。
「その力を持って、相手を亡き者にせよ。稲光の螺旋魔剣(カラドボルグ)!」
 飛ばした矢は大きな爆発を巻き起こし、死神へと纏めて浴びせかけられる。
「これ、結構消費量が激しいんだよな……」
 直後に真也は大仰な様子で、膝を突く。
「――始まりは既に時の果て、ならば我が理で補おう」
 続くコールが自らが鹵獲してきた技と知の全てを使い、獄炎の刃を形成する魔剣を作り上げ、それを全力開放して。
「原初の憤怒を思い出せ――」
 コールを中心に広がる、剣である獄炎。
 死神の体を焼いていくと同時にコールも全身を焼かれ、苦しむ表情をしてみせる。
 ただ、火の扱いに慣れているコールには、まるでダメージなどない。
 ケルベロス達が劣勢を装うには、理由がある。
 それは、死神にこちらの優勢を悟られぬ為。さもなくば、復活させたエインヘリアルを連れ去る恐れがあるからだ。
 すでに一撃を受けていた麻亜弥も、死神を牽制すべくグラビティを繰り出す。
「油断大敵……海の恐ろしさをその身に受けると良いですよ」
 麻亜弥が袖から引き出すのは、海月の触手を思わせる暗器。
 死神に向けて彼女はそれを真横に薙ぎ、相手の体を痺れさせようとしていた。
 そこで、エインヘリアルを抑える泰孝が声を上げる。
「悪いが、一人では抑えと相手の弱体化の両方は手が回らないぞ」
「待ってて、援護する!」
 1人である程度捌くことができる環境作りが必要だと彼が主張すると、指揮棒の形をした「Asvinau's Taktstock」を振るう摩琴がエクトプラズムを作り出し、中衛陣を包む。
 アクロの弓矢は相手を抑え、痺れを与える力を持つ。それに耐える為の力を摩琴は与えたのだ。
 その中衛で死神の阻害に当たるエメラルドだが、狂った笑い声を上げるアクロにかつて戦闘奴隷だった自身の姿を思い出してしまう。
「私は、あの時の分まで助けると決めたんだ……!」
 そんな過去を振り払うかのように毅然とこの場に立つエメラルドは意図せず苦しみの表情を浮かべながらも、槍を振り上げて声を上げる。
「我はヴァルキュリア、雷鳴と共に駆け、勇気ある者を選定する使いなり! 今、我が雷鳴と共に汝の道が切り開かれん事を願う!」
 そうして、自らが稲妻を纏ったエメラルドは、知性なく暴れるエインヘリアルを抑える泰孝に向かって落雷のように放出していく。
 その雷鳴の加護はしばらくの間、彼を守ってくれるはずだ。
「センチピード、頼むよ」
 ヒアリの呼びかけに応じ、蟲を思わせる姿をしたボクスドラゴン、センチピードはブレスを吐きつつ、前線で盾となってくれる。
 主のヒアリは縛霊手の掌から巨大光弾を発射し、包み込んだ死神の身体へと強い痺れを走らせていく。
 順調に攻め立てているが、それを悟らせぬようにとヒアリは辛そうな素振りを見せて相手の判断を誤らせることも忘れない。
「かなりの強敵ですね……。ぼくらで、倒しきれるかどうか」
 弌も敢えてそう主張して苦戦を演出しつつ、指に嵌めたマインドリングから具現化した光の戦輪を投げ付けて死神達の身体を切り裂いていく。
 劣勢を演じるケルベロス達。
 死神達はこのままで大丈夫だと考えたのか、さほど深く考えることなくケルベロスへと噛みついて攻撃してくるのだった。

 前線では、麻亜弥がヒアリや箱竜センチピードと抑えに当たる。
 彼女達へと、大きく口を開けて食らいついてくる死神。
 そいつらに対し、真也が自身の固有技同様に召喚した弓から矢をばら撒き、牽制していく。
 しかし、敵は一様に防御態勢をとり、状況の推移を見守っているように見えた。
「くけっ、くけけけけけけ!!」
 狂気の笑いを響かせるエインヘリアル、アクロは、弓の技術は巧みな技量で主に泰孝へと分裂させた矢や巨大化させた矢を飛ばす。
 その泰孝は派手に飛び退き、ダメージが大きな素振りをして見せていた。
「何とか、何とか耐えて!」
 その敵の攻撃を注視する摩琴はすぐさま、仲間の回復へと当たる。
「アキレアの花言葉って知ってる?」
 回復役となる摩琴は、ガンベルトに備え付けられた薬瓶を叩き割った。
「治療、勇敢、そして君の微笑み!」
 その中身、ノコギリソウの香りと共に粉塵が飛び、傷つくメンバーの治癒力を高めていく。
 アクロの列攻撃の煽りを受けることとなるエメラルドも、仲間の回復支援を受けつつ歌声を響かせる。
 その手前では盾役となるメンバー達がカバーに回り、死神やアクロの矢を受け止めていた。
 箱竜と共に前線を張るヒアリは紙兵を撒きつつこの場を耐え、攻撃を交えて仲間と共に死神撃破をはかる。
 弌は大袈裟に敵にダメージを受ける素振りを見せながらも、攻撃の手を緩めず攻め立てていた。
「お魚には、早々に退場してもらいますよ」
 相手に向けて弌が踏み込むと、その足がかすかな風を呼ぶ。
 徐々に淡い息吹は苛烈になり、花散らす嵐が敵陣へと吹き荒れる。
「刈ってうれしい……、三枚おろしは初めてだけど」
 弌の言葉の直後、ついに死神のうち1体が地面へと落ち、煙となってしまう。
 それを見たコールは相手がエインヘリアルを撤退させることを懸念し、絶対零度手榴弾を投げ飛ばす。
 広範囲に爆発を巻き起こした手榴弾は、身体を凍りつかせた怪魚達の浮力を失わせる。
 地面へと落下した死神は全身が砕け、爆ぜるように消えていったのだった。

●演技なしで人間狩りの討伐を
 死神がいなくなれば、後は目の前の理性を無くしたエインヘリアルを倒すのみだ。
 そいつに対し、摩琴は悠然と告げる。
「さて、あとはキミだけだね。キミの居場所はこの世にはないんだよ」
「演技はここまでだ。ここからは演技なし、本気で行かせてもらう!」
 相手目掛け、真也は精神を集中してアクロの上半身に爆発を起こす。
「貴方の信念を、打ち砕いてあげますよ」
 仲間の身代わりとなるように、アクロが射た追尾の矢を受ける麻亜弥。
「どんな辛い悲しみでも いつかは必ず癒えるから、忘れないで……♪」
 息を吸い込んだ彼女は、夜の街へと歌声を響かせた。
「く、くけっ……」
「演技はもう十分ですよね。笑みがこぼれるのを我慢してたんだから」
 そいつを後方から高く跳び上がった弌が楽しそうに狙い、手にした斧のルーンを煌かせる。
「さぁさ、自分を忘れたお兄さん! ぼく達が夜の闇より深い場所に送ってあげます!」
 光る呪力を伴い、弌は大きな刃を叩きつけていく。
 アクロの纏う軽装鎧に亀裂が走る中、戦況を見定める泰孝はバスターライフルからエネルギー光弾を発射し、相手の攻撃をできる限り避け続ける。
 とはいえ、一撃喰らっただけでもかなりの大ダメージ。
 死神がいた際は余裕ぶっていた彼だが、決して余裕などありはしない。
 その泰孝を箱竜センチピードが自らの属性注入によってリカバーをはかり、摩琴も魔法の木の葉を舞わせて仲間の回復へと努める。
「あぁっと、自己回復出来る?」
 それでも、回復が間に合わないと判断すれば、摩琴は平静さを保ったままで呼びかけ、泰孝は気力を自らへと撃ち出して自己回復を行っていた。
 その間も、狂ったような笑い、矢を射るアクロへと真也が夫婦双剣【干将】、【莫耶】を抜き、相手の霊体のみを切り裂く連撃を喰らわせる。
 そして、間髪入れずにコールが攻め入った。
 コールはこの場のケルベロスの中で唯一、アクロとの交戦経験がある。
 だが、獣になった相手にまで彼に腕を競い合うつもりなどなく、黒い液体「我」を槍状に伸ばして相手の身体を射抜く。
「死人は死人らしく、黙って眠らせておけ」
 その傷口から流し込まれた毒に、アクロの顔色が陰る。
 一方で、麻亜弥は仲間が異常なく戦っていると判断し、剣の先端が碇状になった鉄塊剣「深海の碇剣」を横薙ぎに振るって風を巻き起こす。
 巨大な旋風に煽られ、斬り飛ばされるアクロが落下してきたのを見計らい、敵の哀れな姿にもエメラルドはもう迷いなく稲妻を纏わせた己の槍を突き入れる。
「私は、罪を償うと決めたのだ……!」
「く、く、けけ、け……」
 身体に強い痺れを走らせ、アクロはその身体を硬直させた。
 そいつへと、ヒアリが迫って。
「罪人は首を切る。なんてね」
 とはいえ、相手は元々人殺しを興じていた男。しかも、今は判断する理性すら持ち合わせてはいないのだ。
 ヒアリも脅しがきく相手でないことを十分理解したが、気分を高める為。
 自らの蟲術を駆使し、彼女はそれを影として自らの腕に纏わせる。
「ぎっちょんぎっちょん」
 まるでそれは、アリのアゴを思わせるかのように、相手の体を刈り取ろうとしていく。
 その一撃は、間違いなく致命傷だった。
 だが、死神に操られるアクロには痛覚という概念すらないのかもしれない。
「く、くけけ、け……」
 アクロは自らが倒されたことすら自覚のないまま、笑いながら己の身体を崩してしまう。
「手間をかけさせてくれるなぁ」
 ようやく、エインヘリアルの討伐を確認したヒアリは汗を拭い、嘆息したのだった。

●死神の狙いとは……?
 敵を殲滅し、一行は事後処理を始める。
 仲間達に怪我がないかと気がける弌は他者向けのヒールグラビティを持たぬこともあって仲間に依頼し、自らは手作業で片付けへと当たる。
「死神も新たな動きを見せましたね、遂に足取りを辿れる感じがします」
 一通り、「ブラッドスター」を歌い終えた麻亜弥が周囲を補修すると、彼女はこの後、別途調査に動く素振りを見せる。
(「しかし、エインへリアルが死神と手を組むとは……。一体、何を考えているんだ……?」)
 片付けを切り上げた真也も思案しつつ、仲間と共にこの場を後にしていくのだった。

作者:なちゅい 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年8月15日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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