蒐集者の成れ果て

作者:寅杜柳

●陣の中
 夜深くなった頃に降り始めた雨が木々の葉に雫を作り、公園の土を濡らす。
 雨の中、三つの黒い影が空を泳ぐ。戯れるように、踊るように青白く発光する怪魚はゆらゆらと奇妙な軌跡を残していく。
 その軌跡が何らかの陣を描き出し、浮かび上がると巨大な人影がそれの中心に出現する。斧を持つその巨大な人型は、かつてこの公園でケルベロス達に撃破されたエインヘリアルとよく似ていて、けれど鎧や斧はより暴力的な姿となり、瞳や表情、口から洩れる唸り声は知性を失くした野獣のようになり果てていた。

「大阪のとある街で死神の活動が確認された」
 集まったケルベロス達に雨河・知香(白熊ヘリオライダー・en0259)はそう切り出した。
「死神といってもかなり下級の、浮遊する怪魚のような姿をした知性をもたないタイプだ。その怪魚型の死神はどうやらケルベロスが撃破した罪人エインヘリアルを変異強化させたうえでサルベージしようとしている。その後、周辺住民の虐殺を行ってグラビティ・チェインを補給してからデスバレスへ持ち帰ろうとしているみたいなんだ」
 勿論そんな悪道を許すわけにはいかないだろう、と知香は言った。
「死神を撃破してサルベージされた罪人エインヘリアルに今度こそ引導を渡し、そして市民を守って欲しいんだ」
 そう説明した知香は資料を広げ、状況の説明を始める。
「時間帯は深夜になる。戦闘区域近くの住民の避難はある程度できているが、広範囲での避難はサルベージ場所などが変わって事件阻止ができなくなるから行われていない。もし敗北したら大きな被害が出る……絶対に阻止してくれ」
 続けて彼女が説明するのは敵の能力。
「サルベージされたエインヘリアルは生前と同じくルーンアックスを獲物としている。知性を失くして攻撃一辺倒になっている分、一撃が強烈だから注意が必要だ。さらにその周りには怪魚型の死神が三体いて、戦闘になると噛みついてくる。こいつらは劣勢になるとサルベージしたエインヘリアルを撤退させようとするみたいだ。撤退しようとしているタイミングでは死神もエインヘリアルも行動できず、こっちが一方的に攻撃できるからそれを上手く利用するのも一つの手かもしれないな」
 そして知香は資料をまとめ、ケルベロス達を見回す。
「下級の死神は知能が低い為、戦況判断が上手くできないみたいなんだ。うまく演技すれば劣勢なのに劣勢では無いと判断させたりできるかもしれない。……相手に劣勢だと判断させて撤退させて市民の被害を防ぐことも出来るだろう」
 どうか頼んだぞ。そう告げた知香は締め括り、ケルベロス達を送り出した。


参加者
倉田・柚子(サキュバスアーマリー・e00552)
八王子・東西南北(ヒキコモゴミニート・e00658)
シオン・プリム(種・e02964)
ハインツ・エクハルト(光を背負う者・e12606)
シェーロ・ヴェントルーチェ(青空を駈ける疾風・e18122)
シルヴァネッロ・リヴォルティ(金色の放浪者・e34649)
ブレイズ・オブジェクト(レプリカントのブレイズキャリバー・e39915)
終夜・帷(忍天狗・e46162)

■リプレイ

●夏の終わりの雨の夜
 深夜の大阪府の公園。以前罪人であるエインヘリアルが出現し、ケルベロス達の活躍により悲劇を防いだその地にケルベロス達が降下した。
 戦闘を行くのは忍者然とした終夜・帷(忍天狗・e46162)。彼のランプが道を照らしている。
「死神と、回収されたエインへリアル。……どちらも平和のためには放っておくことは出来ませんね」
 銀地に黒の斑点が散りばめられた翼猫のカイロと共に歩きつつ、倉田・柚子(サキュバスアーマリー・e00552)が静かに呟く。その手のランプはアンティーク風。
「怪魚型死神によるサルベージ。かつて頻繁に発生していた事件が再発し出した、という事か?」
 あるいは死神絡みの鮫型ダモクレスに呼応する形か、とブレイズ・オブジェクト(レプリカントのブレイズキャリバー・e39915)は死神達の意図を推測する。
(「どちらにせよ放置できない案件だ」)
「この頃やけに死神の動きが活発ですね。表舞台に出てくる前兆でしょうか」
 最近のデウスエクスの動きに八王子・東西南北(ヒキコモゴミニート・e00658)が懸念を示し、
「死者の泉からエインヘリアルは生まれるって話は聞いたことあるしな、シホウ」
 お洒落なケルベロスコートの青年、ハインツ・エクハルト(光を背負う者・e12606)が友人に返す。元々縁濃い関係だったのだろう二者が動きを見せたのは奇妙ではないのかもしれない。
「ただ流石に死んでまでこき使われるなんてこいつも思ってなかっただろうよ」
「しっかし、サルベージされた死神かぁ……何が裏で動いているのやら」
「全く、死神も面倒なことをしてくれるな。とっとと地獄に送り返してやろうぜ」
 ぼさぼさの金髪の青年、シェーロ・ヴェントルーチェ(青空を駈ける疾風・e18122)の呟きに、ヴェネツィアンマスクを被ったシルヴァネッロ・リヴォルティ(金色の放浪者・e34649)がそう返す。派手な仮面は目立つが、顔は覚えられないだろう。
「油断は禁物 心してかからなければ……」
 企みは判らずとも、自分達がケルベロスである以上全力を尽くさないとならないのだから。東西南北は相棒の小金井と共に決意を固めている。
(「椏古鵺が参加し、倒した相手か……」)
 数年来の付き合いの仲間が以前戦い撃破した相手、シオン・プリム(種・e02964)は以前の報告書を読みその性質を理解していた。
「元より非道な相手のようだ。決して許せる相手ではない、な」
 シオンが周辺を見やる。街灯は一応点灯しているが数が少なく死神達の出現予測場所付近もそう変わらないだろう。その上戦闘で破壊される可能性もある。
 シルヴァネッロの防水のライトが雨粒を照らし、不意に自然のものではない影が映る。大きな影、エインヘリアルのそれと空を泳ぐ死神達だ。
「夜の公園って幽霊が出そうで怖いですね……って、さっそくでたー!?」
 正体は分かっているが、東西南北が大袈裟に驚いてみせる。シオンもわざとらしい悲鳴を上げ、二人の声で来訪者の存在を悟ったデウスエクス達が戦闘態勢をとる。
「まぁ、今は目の前の敵を倒すことに集中しなきゃな」
 不思議な形状の斬霊刀、漆黒と純白の二刀をシェーロが構える。
「――任務了解。殲滅行動を開始する」
 ブレイズのその言葉にエインヘリアルが知性の無い咆哮を上げ、戦闘が始まる。

●怪魚は闇夜に
 最初にブレイズが前衛に、シオンが後衛に対してオウガ粒子を展開。シルヴァネッロのリボルバー銃から銃弾がばら撒かれ怪魚達の出鼻を挫く。
 エインヘリアルはそれに構わず東西南北にルーンの呪力を乗せた斧を叩きつけるが、カイロが割り込みそれを防ぐ。即座にシェーロが緊急手術を行い翼猫の傷の殆どを治療。
「くそっ勝てっこない!」
 その勢いに驚いたのか、東西南北が泣き言を言いながら催眠の魔眼の魔力を怪魚達に展開。涙目から放たれたそれに、幽鬼のような動きで死神が反撃の噛みつきを喰らわせようとするが、柚子が庇う。
「こちらをどうぞ!」
 柚子の手に生じた快楽エネルギーを濃縮した桃の霧が急速拡散、さらにくっきりしたアイラインの緑の瞳を細め、カイロが羽ばたきで周囲に清らかな風を送り、前衛の仲間を癒やす。
 遅れて飛び掛かってきた怪魚の噛みつきをシェーロが刀で受け流すと、突如爆発が起こる。ハインツの不可視の地雷を一斉に起爆したのだ。さらにチビ助が怪魚の一体を睨んで燃え上がらせる。普段は護り手として動く事が多いが今回は攻撃役。続けて爆音に紛れ分裂した螺旋手裏剣の雨が怪魚達に降り注ぎ、動きを鈍らせる。投擲したのは帷、投げた直後には既に移動していた。さらにシルヴァネッロの射撃が重ねられる。だが先程と同じ制圧射撃は怪魚に見切られ、急所を確実に防がれる。さらにブレイズが見えない地雷を起爆、散発的な攻撃だが、怪魚達の動きが鈍る。
 そのまま数分戦いは膠着状態のまま続く。
「ガアァァア!」
「……っ!」
 エインヘリアルが振るった強烈な斧の一撃を柚子が受け止める。攻撃と防具の相性が悪く威力を軽減はさせられないが、守りに専念する事で倒れるには至らない。小金井が彼女を応援動画で癒やす。その動画の内容は鮫に追われるホラー染みたパニックもののそれではあったが。
 敵の勢いに押されているかのように柚子が後退する。が、彼女がの後退と同時、シルヴァネッロが前進し怪魚達の間に飛び込み全方位射撃を繰り出す。その動きは仮面と合わせ、舞うように美しくはあったが、ケルベロス達の陣形は大きく崩れる。
「下がってください」
「敵は前にいるんだ。後ろに下がってどうすんだよ……っ!」
 シオンの声にシルヴァネッロが不機嫌そうに返した瞬間、怪魚達を巨大光弾が包み込む。側方に回り込んだ帷だ。怪魚の群に飛び込み射線にいたシルヴァネッロはギリギリで回避、仮面越しに恨みがましい視線を向けている、ように見えた。
 雰囲気は険悪に見える。それを他所に、ハインツが具現化させた戦輪が怪魚達を切り刻むも、倒すには至らない。
「予想よりこいつらタフだぜ! 気をつけろ!」
「こんなの無茶振りだ!」
 泣き言を言いながら東西南北が嵐棒に紅蓮の炎を装填し薙ぎ払うが、直前に催眠の魔眼を発動していたため、エインヘリアルに軽々と見切られる。
 理力を込めたシオンの蹴りがエインヘリアルに炸裂、その注意を彼女に向けられる。その瞳には全てを破壊する衝動ばかり、男性相手への恐怖心こそあるが、騎士としての毅然とした彼女の姿勢は崩れない。さらにハインツが戦術超鋼拳でエインヘリアルを弾き飛ばすが、其方も堪えた様子はない。
「デカブツがなんとかなればいいと思ってたけど、そう簡単じゃなさそうだな」
 傍から見れば不利な状況、けれどハインツの快活な笑顔は崩れない。
 ブレイズがチェーンソー剣でエインヘリアルを斬りつける。仲間は今は怪魚を狙っている為それには続かない。
 反撃にエインヘリアルが跳躍、仄かに赤みの差した銀の甲冑を纏ったシオンがその攻撃を受け止める。耐性で軽減されているが、やはり重い。続いて怪魚達が飛び掛かってくるが、柚子とカイロが庇い上手く散らす。直後霧を拡散させようとした柚子だが、
「シオンを癒やしてくれ!」
 そう言葉をかけたシェーロが薬液の雨を前衛に降り注がせる。癒しに集中した彼のそれは、分散されたダメージの多くを癒やし、さらに柚子のサキュバスミストが足りなかった分を補う。
「くそっ、回復がおいつかない……!」
 けれども、上手くいっていないというようにシェーロはわざと苛立ったような声を出す。勿論演技だ。意思疎通が上手くいかず、フラストレーションがたまってきている、とでもいうような。
「想定以上の火力だ。ヒールドローンを活性化しておけば良かったかもしれないな」
 前衛の消耗を見ながら、淡々とした口調でブレイズがそう口にする。護りの加護を前衛に付与、あるいはエインヘリアルの火力を削る呪縛を付与していれば回復の負担も減っていたのだろう。
(「しかしこれは」)
 演技をしながらでやり辛いが、徐々に怪魚の体力を均等に削っている。今の所ケルベロス達の演技の効果もあり、怪魚は自分達が優勢であると判断しているのだろう、傷はかなり重なっているが撤退の素振りは見せない。順調に作戦は進んでいるように見える。
 しかし、護り手達の消耗が想像以上に酷い。そう帷は判断した。
 エインヘリアルが吼え跳躍、上段からブレイズに斧を振り下ろす。直撃を受けたブレイズが大きく吹き飛ばされる。砕けた装甲の内には地獄が見える。
「10-33……所謂緊急事態だな。フォーメーションα。各機、治療を開始しろ」
 起き上がったブレイズが即座に周囲にドローンを展開。砕けた装甲を集中的に治療、するが修復不可能な傷は蓄積されている。
 余裕があれば攻撃に回るつもりの柚子だが、想定以上にエインヘリアルの攻撃が強烈で難しい。
(「気を抜いたら崩されかねませんね」)
 斧の一撃を受けたブレイズに桃色の霧を飛ばし、支援する。
 東西南北の瞳の魔力が怪魚を捉えると、限界が来たのか一体が地上に墜落する。恐らく他の二体も近いのだろう。
「畳みかけるぜ! チビ助ぇ!」
 今がタイミングと判断した主の号令に、マズルの低い子犬から地獄の瘴気が解き放たれ、怪魚達を覆う。
 その声を受け、シオンのくすんだ銀の指輪から光の戦輪が具現化され、怪魚達の間を駆け巡り、帷の手裏剣の雨が怪魚達を地面へと叩き落す。
 不手際を演出するのもこれまで。ブレイズが爆破スイッチを押し込み前衛の士気を高める。
「まんまと引っかかってくれたか。……獲物はお前らの方だ。残念だったな」
 自分達の消耗も把握しきれず、まんまと演技に引っかかった怪魚達。シルヴァネッロはそう呟くと唯一残っていた怪魚の頭部を正確に撃ち抜いた。

●残るは野蛮
 怪魚達を倒し、残るはエインヘリアルのみ。けれど状況はあまりよくない。逃がさない為に死神から狙う事を選択した。演技もあったとはいえ、その間エインヘリアルはその暴力を存分に振るい続けていた。それを受け止め続けた前衛の消耗は激しい。怪魚の居た時は演技だったが、今の状況では直撃を貰えば護り手でも倒れてしまいかねない。
「ぐあっ……!」
 何度目かの斧の一撃に、シオンが苦痛の声を漏らす。耐性を合わせているとはいえ、多くの攻撃を避けず致命傷を避けるよう防ぎ続けているシオンの消耗も大きい。けれどもその分、仲間への負担は軽減できている。
 誰も傷つかなければいい、自分が傷つく事で他の苦痛が減らせるならそれで。シオンのスタンスは崩れない。
「この想い、心に秘めるからこそ……!」
 シオンの秘めた想い、それを彼女は繰り返し思い浮かべ感情を、そして精神と肉体を活性化、それに合わせシェーロが薬液の雨を降らせ、服破りの呪縛を傷と共に洗い流す。
 小金井がサメ映画――丁度反撃している場面で、シオンの傷を癒やし、ブレイズもドローンを飛ばし回復を支援しているが、癒し切れないダメージの蓄積が想定以上に速い。けれどもその不安を表に出すことない。
 その間に帷が卓越した技量から音もなく忍び寄り、達人の一撃をエインヘリアルに打ち込む。もはや演技は不要、ならば連携し、全力で討つのみ。
「逃げる訳にはいきません!」
 東西南北がヌンチャク型となった嵐棒を上手く操り、エインヘリアルの斧を上手く逸らし反撃の一撃を見舞う。怖がっていたのは演技でもあるが、一部は本心でもある。けれどここで倒せなければこのエインヘリアルは間違いなく虐殺を引き起こす。生前の好みだったそれを愉しむような知性はないかもしれないが、それでも大量に生み出されることになるだろう。そうは、させない。
 さらにドラゴニアンの黒の翼が雨の夜に舞い上がり、そのままエインヘリアルに流星の飛び蹴りをヒーローのように炸裂させ、それに連携して本日何度目かの緊急手術をシェーロが行う。対象は負傷の残っている柚子、けれども癒し切れていない傷が大きく治しきれない。
 狙い目、そう判断したか、エインヘリアルが呪力を発揮した斧を柚子に振るう。負傷の重なった彼女を狙った強烈な攻撃、それを庇ったのは愛猫。瞬間、銀の毛並から朱がぱっと散り、カイロの姿が消失する。
 けれど、柚子の戦意は衰えない。黒瞳で敵を真っすぐ見据えると、支援に特化したオウガメタルを拳に纏い、一気に踏み込みアッパー気味に殴りつける。丁度胸の辺りを殴られたエインヘリアルは呻き声をあげる。
「爆ぜろ!」
 投げキッスをエインヘリアルに向けるとダークピンクのハートの光線が飛んでいく。足を鈍らされていたエインヘリアルに命中、さらにシオンの銀の甲冑をオウガメタルが覆い彼女の鋼の一撃が続く。加えてチビ助の神器の刃が、さらにハインツの鋼の鬼の拳が正確にケダモノの守りを崩す。
 苦し紛れかエインヘリアルの巨体が宙を舞い、殺人的な速度で帷の頭に斧を振り下ろし、地面を砕く。
 斧の真横に、帷の灯りが落下する。それはエインヘリアルを照らし、地面に影を落とし――それに螺旋の手裏剣が突き立っていた。交錯の瞬間、軌道を見切った帷が置き去りに放ったそれは巨体をしっかり縫い止めていた。エインヘリアルが次の行動をとる前に空の霊力を纏ったシェーロの漆黒の刃が重なった呪縛を増幅させる。
「俺の手が届く所がお前の墓場だ」
 音もなく距離を詰めたシルヴァネッロがコートを翻しながら至近距離から連続射撃を叩き込む。さらに銃を覆うように展開したオウガメタルの硬度を利用し、そのまま銃でトンファーのように打撃を打ち込む。十分脆くなっていた装甲に加え、その攻撃は急所を正確に撃ち、
「この世の終わりが来るまで、地獄で寝てな!」
 そう言い終えた後には崩れていくエインヘリアルの姿だけ、やがてそれすらも消え失せた。

●再殺完了
 帷が周囲を確認し、生き残りなどがいない事を確認する。
 大暴れしたエインヘリアルによる傷痕を、柚子とシェーロ、ブレイズがヒールグラビティをかけて回り修復している。東西南北もヒールは準備していなかったが、できる範囲で修復の手伝いを、シオンも倒れた敵に黙祷を捧げた後、柚子達に合流。
「今回は小物で助かったが、頭が回る奴が出て来たらこうもいかねえだろうな。何は手はないもんか」
 仮面を外したシルヴァネッロが雨に濡れた髪を掻き上げ呟く。
「死神が暗躍する限り、デウスエクスだろうと安心して眠りにつけないんだな……」
 過去の虐殺は許せない。が、その上で死神にいいように使われる事にハインツは哀れみを抱かずにはいられない。
(「このまま奴らの思い通りにはさせないんだぜ」)
 程なくしてヒールが完了し、ケルベロス達は公園を去る。
 雨の夜の惨劇はこうして未然に防がれたのだ。

作者:寅杜柳 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年9月16日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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