秋の月夜と玻璃の石

作者:朱凪

●海辺の蜘蛛とテレビジョン
 打ち寄せる波音はやさしく。
 月光に照らされる砂浜は白々とあかるく。
 潮の香りは、どこか懐かしく。
 そして。
「テレレレレ……ビビ、ビビ! ビビビビ!」
 ……台無しにする、ダモクレス──と化した、古いテレビ。ブラウン管という奴だ。
 液晶ではない。画面は凸を描く硝子だ。
 奥行、つまり厚さとも呼ぶべきそれは、肘から手の先ほどまでもある。
 当然のように重いそれを頭にして──生えた身体や腕や脚は細くていかにもアンバランスで、貧相で不恰好なテレビウムのような姿にされたそれは、ゆっくりと身を起こした。
「テレレ……ビビ……!」
 画面に鮮やかなカラーバーを映し出し、人里目指して歩き出す。
「テレビビビ……! テレレ!」

●秋の月夜と玻璃の石
「……鳴き声ちょっとかわいいな、とか思ってます?」
「おっ思ってないっスよ?!」
 暮洲・チロル(夢翠のヘリオライダー・en0126)の説明に敵の姿を想像していたのだろうハチ・ファーヴニル(暁の獅子・e01897)は、彼の問いに慌てて首を振った。
 真偽のほどは不明だが、「情けは無用ですよ、Dear」チロルは小さく笑う。
「かつては団欒の中心にいた存在が、人を殺めるのは本意ではないでしょうから」
「、そうっスね」
 ふ、と煉瓦色の瞳に憂いを滲ませたのも瞬時のこと、ハチは集まったケルベロス達へ向き直った。
「敵はダモクレス、一体だけっス! 一撃一撃はちょっと重いみたいっスけど、自分達なら問題ないっスよ!」
 修行だと思えば恐くないっス! と拳を握る彼の少し後ろで、チロルが小さく「俺は恐いですけどね」と言うのは聴こえないふり。
「手早く『お片付け』を終えたら、浜辺の散歩なんてどうっスか? 時期的にお月様が綺麗に見えるっスよ、きっと!」
「そうですね。中秋の名月が近いですし──今回Dear達に行ってもらう浜辺は、シーグラスなんかも結構あるみたいですから、探してみるのも良いかもしれないですね」
「シーグラス、っスか」
 ほんのちょっぴりの宝探しみたいなわくわくを瞳に映して、ハチは改めて強く拳を握って仲間の顔を見渡し、相好を崩したのだった。
「へへ、そういうのが好きなお仲間さんは、良かったら手を貸してくれると嬉しいっス!」


参加者
春日・いぶき(遊具箱・e00678)
ハチ・ファーヴニル(暁の獅子・e01897)
華輪・灯(幻灯の鳥・e04881)
織原・蜜(ハニードロップ・e21056)
ラカ・ファルハート(有閑・e28641)
六連・コノエ(黄昏・e36779)
エトヴァ・ヒンメルブラウエ(フェーラーノイズ・e39731)

■リプレイ

●寄せる波音と電子音
 こぉん、と軽い音と共に沈む杭。
「ふむ、なかなか重労働じゃのぅ」
 汗ひとつ掻くことのない涼しい表情で薄く笑うラカ・ファルハート(有閑・e28641)の、紫陽花色の長い髪を潮風が揺らして過ぎる。
 見上げる空には真円に近い月が煌々と紺青の空を照らし、霞ながらも星々も瞬いていて。
「こんな夜にハ、当てもなく歩きたいですネ」
「本当に。夜の海も相まって、どことなく神秘的な雰囲気ですし」
「すぐに叶うよ。ダモクレスになってしまったテレビ君には悪いけれども、この景色と共にお休み頂ければ、ね」
 空を見上げるエトヴァ・ヒンメルブラウエ(フェーラーノイズ・e39731)の傍で、空から続く海へと視線を投げて春日・いぶき(遊具箱・e00678)と六連・コノエ(黄昏・e36779)も応じた。
 深く昏い水面は、地上に映した宙のようで。
 本来ならば砂中に埋めるべきサンド・ペグだが、人払いのためのテープが砂の上を這っていたのでは意味を成さない。ある程度の高さに留めた杭を軽く揺らして確かめ、グレイン・シュリーフェン(森狼・e02868)は小さく肯いた。
「ん、こんなもんだろ。あとは頼んだぜ」
「まっかせてください! エトヴァさん、行きますよー!」
 キープアウトテープを用意した華輪・灯(幻灯の鳥・e04881)が手を振れば、離れた場所の蒼い髪の青年が軽く手を挙げて応じ、ペグに黄色と黒の立入禁止を示すテープが巻かれて夜の砂浜を切り取っていく。
「これでぷらいべーとびーちの完成ですね! あっいえ、もちろん安全の為ですよ?」
 思わず零れた満面の笑みを灯が慌てて取り繕えば「ふふ、」織原・蜜(ハニードロップ・e21056)が口許に拳を添えて笑い、
「プライベートビーチ、いいじゃない。めいっぱい遊んで──『お片付け』しましょ」
 そして浜辺の先を指さした。そこには黒々とした影がゆっくりと身をもたげるのが見えて「そうっスな」獅子が、疾駆した。
 砂を散らし高く跳ぶ。眼下に見下ろす不恰好な頭は、知識でしか知らない分厚いテレビ。
「テレ……ビビ!」
「きっと、あんたは賑やかな方が好きなんだろうけど……暴れ回るのを放っておくわけにはいかねっス!」
 ぎゅん、と思いがけず機敏な動きで頭上を見たその画面に、纏う流星の輝きが映り込んだ刹那、ハチ・ファーヴニル(暁の獅子・e01897)は蹴撃を叩き込んだ。
「その代わり、自分達がたっぷり相手をするっスから」
 ──だからどうか、安らかに!
「ビビビビ! テレレ!」

●カラーバーと夜の色
 夜空に響く電子音。細長い体躯へ身軽に飛びついて、
「えーと、テレレ……テレ?」
 くてん、と首を傾げ合った灯がその肩を軽く蹴り離れたと同時、連続して不可視の爆弾が弾けて爆炎を上げた。
「テレレレ……! ビビ! ビビ!」
「うぅっ、やっぱ鳴き声かわい……いや! なんでもねっスよ!」
 軋み不安定な姿で喚くテレビに思わずハチがくしゃりと眉を寄せれば、「愛い奴なのだがな」とラカもうっすらと唇に笑みをはいて肌理の細かい砂を踏み締め、
「しかし、愛でてもいられぬ」
 身に纏うオーラを鋭い咢へと形変えて深く深く喰らいつく、敵の頸。
 甲高い音を立てて振り払わんと暴れる腕を掻い潜り、どらさんの氷の角から生み出された六花の結晶がグレインへと守護の力をインストールする。
 しかと受け取ったと感謝の視線をちらり遣って、それから彼は顎を上げて不敵に笑い、
「ノイズにしても、夜の浜辺にゃ騒がし過ぎだぜ」
 分厚いテレビを見上げ、敵の細く不恰好な脚に掌底を──身に宿る重力を打ち込む。響き渡る重力は波紋のようにダモクレスを襲い、揺らぐ巨体へ追い討つ鎖の音を知覚するが速いかコノエの棒術が分厚い画面の側面を捉えて、画面のカラーバーが大きくぶれた。
「ランジュ」
 柔い声音が夜空色のティーポット型ミミックを呼べば、ラグランジェは仕方がないとでも言いたげにかちゃんと蓋を鳴らしてから、湯気の如く吐き出したエクトプラズムは鋭利な刃となって一閃する。
「テレレレレレレ!!」
 喘ぐように振り払うように、遠心力を乗せて叩きつける腕が、
「──!」
「させねぇッ!!」
 かすか目を見張ったラカの前に飛び出したグレインを弾き飛ばし、彼の身体は『砂柱』を大きく立てて瞬時、仲間達の視界から消える。
「任せて!」
 すかさず駆け寄った蜜の両手に癒しの魔力を宿してグレインの傍へ膝をつく。それをちらと一瞥して、いぶきはテレビへと視線を戻した。
「まだ気が抜けないとは、厄介ですね」
 使い古したブラウン管なんて、もはや化石も同然かと思っていたのに。
「時代錯誤も不格好も、愛らしい鳴き声でごまかされてしまいそうですけど……けどまぁ、ダモクレスですからね。排除して然るべし、ですよね」
 中空にそっと手を添え差し伸べた掌に、きらきらと生まれる輝き──粉硝子。息をひとつ、舞い散る光は前衛の仲間達の傷へ血へと吸いつくように纏いつく。
「念には念を。奪わせませんよ」
 お勤めですから。淡く微笑浮かべる彼の向こう側で苦し気な咳が一度だけ。仲間の無事を確認したハチは胸を撫で下ろし「っし!」瞼を伏せて意識を集中する。
「テレレ……! ビビ!」
「もう良いのですよ。……お疲れさまでしタ。ゆっくりお休み」
 狙いは等しく、弾け飛ぶサイコフォースの攻撃のさ中に狙いを定め、エトヴァが担いだ砲から放つ高圧のエネルギー光弾。
 テレビの細い片腕が、吹き飛んで。

「うぅん……」
 柳眉を寄せて、蜜は悩まし気に己の頬に掌を当てる。
 確かに一撃一撃は重いが、単体攻撃しか持たない敵に対して仲間の対策も万全だ。時間の経過と共に敵の動きは大きく鈍り威力も削られ、終りが近いのは明確だった。
 だから過ぎる、僅かの切なさ。
 ──団欒の証が投棄されたり、不本意に駆り出されたり……遣る瀬無くなっちゃうわね。
 きっと笑い声と共に居た。誰かの想い出だった。
「……だからこそ、きっちり『お片付け』しなきゃね」
 ぽつり呟いた声が聞こえたかいないか、コノエが薄藤の光の翼を広げて飛ぶ。光の粒子の化した彼の目に飛び込む、夜の海。深く昏い、誘うような波音。彼の好きな景色。
「レレ、ビっ?」
 避けようとしたダモクレスの脚が、動かない。ハチとエトヴァが付与しいぶきが増幅した搦め手は、テレビの脚を砂に縫い付け回避の術を奪う。
 薄藤の粒子の突撃に大きく傾いだ姿へグレインがに、と牙を見せ──困ったように笑う。
「お返しだ」
 くるる、と回転させて螺旋の力帯びる手裏剣を、勢いのままに射ち出す。斬撃にテレビの画面がひび割れたところへいぶきが走らせたナイフが更にひびを拡げて、彼の漆黒の髪が敵の視界から消える刹那に、灯がその視界を跳んで塞ぐ。その手には巨大なチェーンソー。
「シア!」
 アナスタシアと共に斬撃繰り出す姿は、まるでテレビの動く画像に猫が二匹じゃれついているようにも見えて。
 ラカは変わらぬ笑みを浮かべたまま、空を仰ぐ。
「……良い月夜だ」
 ダモクレスがそれを選んだわけではないだろうが、それでも。
「送るには悪くない。もう一度、」
 両の手に備えた重力を象徴する鎖が伸びてテレビを絡め取り、釣り上げる。
「おやすみ」
 優し気な声とは裏腹に、容赦なく。
 テレビは砂地に叩き付けられて破損し──動かなくなった。
 しん、と静けさを取り戻した浜辺で、蜜がその筐体を撫でる。
「現役時代はきっと頑張って、団欒の場を盛り上げてくれたのよね。……持ち主は知らないけど代わってお礼をしたいわ。楽しい時間をありがとう」
 お疲れ様、ゆっくり眠ってね。

●浜辺の玻璃と月明り
「これで本当に貸し切りだな。宝探しにも精が出るってな」
 元より戦場は砂浜、さしたる被害はない。サンド・ペグでレジャーシートを張り直した手をはたいて砂を落としグレインが言えば、ハチと灯が顔を見合わせてへらりと笑う。
「夜の浜辺で宝物探し……ふふ、中々に趣深いっスなぁ! シーグラスって自分、本でしか見たことがないんスよねぇ。だから本物を見るの、すごく楽しみっス!」
 もうわくわくを隠すこともなく告げるハチに、灯は胸を張る。
「お任せです! あっという間に見つけ出してハチに自慢してあげますから! 行きますよシア!」
「へへ、もし自分が先に見つけたら、小師匠にあげるっスね!」
 そしてふたり──と一匹して駆け出す、砂の上。
 微笑まし気に見送って、コノエも脚許のミミックを見下ろして笑う。
「や、折角ロマンチックなとこに来た事だし、ちょっとデート……もとい夜の散歩でもして行こうか、ランジュ」
 そのお誘いにラグランジェは灯みたいに胸を張ったかと思うと、付き合ってあげましょうとでも言いたげにゆっくりと歩き出した。

 波打ち際を歩く。爪先に跳ねる飛沫は想像どおりに冷たくて、それでも戦いのあとの身体には丁度良いと感じるくらいで。いぶきは昏い海を見遣って呟く。
「お仕事じゃなけりゃ、誘ったんだけどなぁ」
 いつだって胸中に浮かぶのは、あの天真爛漫な大切なひと。
 シーグラスがどんなものなのか、知っていれば探し方はそれほど難しくはない。
 抓んだ綺羅の欠片はまるくやさしく。けれど。
 ──思い出は、一人で作っても味気ないものでして。
 小さく苦笑を浮かべて、そっと波にそれを返す。ふたつ落とした玻璃の石はいぶきの足許で転がって躍って。
 次はきっと想い出を作りに、ふたりで。
 同じように波にくるぶしまで濡らして、グレインは波打ち際を歩く。
 あかあかと光る丸い月は心をさざめかせるけれど、ぴんと立った耳に届く波音は心の表層を撫でて鎮めてくれるかのようで。
「……落ち着きますネ」
 気持ちは等しく、濡れた砂を踏み締める音すら愛おしく、エトヴァも告げる。
「ア、」
 拾い上げたシーグラス。丸みを帯びた形。濃くも透明な茶色の硝子が潮に洗われ削られて白っぽい表面が、
「……お菓子みたいなのデス」
「ふ、」
 零れた感想に思わずグレインも笑う。にこりとエトヴァも笑み返し、ひとつ、またひとつと様々な色合いの玻璃の石を拾い上げては、月光に透かす。
「アア、綺麗……。地球の欠片を拾うみたイ。空、春の草原、深い森、南国の海、夜の海、夜空、月明かり、琥珀……海藻?」
 深い緑に首を傾げる彼に、傍にしゃがんでグレインも指先に招く。
「こいつなんか、あいつに似てるな」
 白みを帯びた緑は、ヘリポートの夢翠を想起させた。
 視線を巡らせ見付かるシーグラスをひとつひとつ。指の腹で砂を拭ってやれば、澄んだ緑ははすむかいが、灰がかった青は友人が思い浮かんでは笑みが零れる。
「宝物たくさン、ですネ」
「、ああ……そうだな」
 それは確かに、宝物。

「溶けて混ざってしまいそうだね」
 夜空を模した柄のラグランジェ。夜の海と空の狭間でさくさくと歩く『彼』を見てコノエが囁けば、ラグランジェはどこか誇らしげ。
 そんな彼らとは少し離れた場所で、波に煽られ転がるシーグラスに指先で触れ、蜜も口許を緩める。
 見付けたのは蜜の瞳によく似た紫水晶のそれ。否。今は亡き姉の瞳によく似たそれだ。
 月明りの水面に映る自らの顔を美しくと保つ努力続けるのは、
 ──自己愛? それとも……彼女への、歪んだ愛かしら?
 それこそブラウン管時代のドラマで取り上げられたような、禁忌に違いない、最期まで口にすることのなかった、恋。
 ──でも、俺に、とっては。
 純粋で眩く愛おしい……その日々も、この『恋心』も。
 いつかは褪せて失って、終りを迎えるのだろうか。
 長い睫毛を伏せて首を振って。ふと視線を上げた先にラカの姿があった。雪司る竜を傍らに、薄青のシーグラスを、冴え冴えとしつつもどこか温かみ感じる金色の清光に透かす。
 きれいなきれいな其れは、宝物の様で──。
 その横顔が儚かったから。
「誰かさんの瞳に似ているの?」
 聞き流せるような問いをひとつ。ラカはしゃがみ込んだまま蜜を見上げて、そしてまた、シーグラスへと視線を戻した。
 暖かな海の青は瞳。柔い月光は金糸の髪。もう逢えない親友の面影を探して、探して。
「……どうかのぅ」
 そんな返答にも「あらつれない」なんて笑ってみせて、蜜は波打ち際に煌めく玻璃の欠片たちを見遣る。
「……長い歳月をかけて旅をして来たのかしら。其々に物語が秘められているのね」
「ああ、まったく」
 ゆるり歩みを進めて戻った広げられたレジャーシートでは、
「お先にいただいています。お菓子も持って来たら良かったですね」
 といぶきがカップを少し掲げて見せて、
「お月見ができましたネ」
 とエトヴァも相好を崩す。グレインが新しく注いだ湯気立つカップを差し出して、蜜が受け取りながら「宝物は見付かった?」と微笑めば、めいめいに返る首肯や掌のシーグラス。
 同じくカップを受け取り、ラカは未だ砂浜を往く月影のふたりを見遣った。
「あちらの土産話も楽しみじゃな」

 きょろきょろと隣の彼が視線を砂浜へ彷徨わせるから、灯も『宝物っぽいなにか』を懸命に探す。本当はシーグラスがなにか知らないなんて言えない、言わない。だって彼の前ではめいっぱい頼れる師匠で居たいから。
「あ、小師匠! あれ、」
「!」
 だから彼が指さすと同時に猛ダッシュ! 砂浜できらきら光るそれをハチに見せてあげるのだ、師匠である自分が!
 そんな後ろ姿を弟子であるハチが微笑まし気に見ていることなど、彼女は知らない。
「シア! ほら、きっとこれがシーグラス、」
 子猫なアナスタシアを肩に乗せて、ぱ、と見付けたそれらは、
「わ……」
「小師匠?」
 急に立ち竦んだ彼女の隣に並んだハチも、視線の先を手繰れば瞳の輝きが伝播する。
 波に打ち寄せられたシーグラスは海岸線をなぞるように曲線を描いて、月の灯りに種々の彩りを燈していた。
「綺麗っスね、灯……!」
「見てくださいハチ、ハチの色ですよ!」
 ぴょんとしゃがみ込んだ彼女が抓み上げたのは、温かなオレンジ色の玻璃の石。彼女の心をいつも温かくしてくれる彼のいろ、そのもの。
 それを彼に差し出して鮮やかに笑う彼女は愛らしく愛おしく、守りたい存在で、同時に、
 ──自分より遥かに強い心を持っていて。
 今だって眩しいくらいにまっすぐに、『見付けて』『拾い上げて』くれて。
「……っよっし! 自分も灯のいろのシーグラス見付けるっスよ!」
 同じくらいのお返しをしよう。
 これからもずっと、きみの隣に並べるように。

作者:朱凪 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年9月26日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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