キカイな死神

作者:のずみりん

 球根めいた死神の因子を埋められ、ダモクレスの背が閉じられる。
 5mはあるであろう巨大なダモクレスの身体は機械でありながら、魚類、鮫じみた……死神によく似た奇怪な姿だった。
「お行きなさい、ディープディーブブルーファング」
 赤い翼をもつ女性型の死神は、その奇怪なダモクレスをそう呼んだ。誰が作ったのか? 何の目的なのか? そんなことにはまるで興味なさそうに。
「山を下り、地を泳ぎ、グラビティ・チェインを蓄え、ケルベロスに殺され……私の研究の糧となるのです」
 唄うような声の導きに、複合センサーの瞳が輝く。直線が構成するディープディーブブルーファングの口腔は、どこか笑っているようにも見えた。

「静岡県東部山中に『死神の因子』を埋め込まれたダモクレスが出現した」
 集まったケルベロスたちにリリエ・グレッツェンド(シャドウエルフのヘリオライダー・en0127)は、地図を広げ、迫る脅威を説明する。
「出現および迎撃予測地点は愛鷹山南部の山道沿い。周辺にまだ民家や市民の姿はないが、このまま山を下られると根方街道沿いの市街に到達する危険が高い」
 これまでの死神の因子を埋め込まれたデウスエクスと同様、市街地に到着したダモクレスは市民を虐殺し、グラビティチェインを蓄えようとするだろう。
「これまでと違う、少々気になる点も多いが……考える事は後でもできるし、やることはいつも通りだ。ケルベロス、デウスエクスを撃破して市街と人々を守ってほしい」

 リリエがダモクレスを『奇妙』と述べたのは、まずその姿。
「ディープディーブブルーファング、と呼ばれたダモクレス……だが、見た目は鮫、深海魚……つまり死神によく似ている」
 日本の伝統に則るならメカ死神、とでもいうべきだろうか? ダモクレスの被造物に死神が相乗りしたのか、あるいは両者が結託したのか、単なる偶然か……予知の乏しい会話から伺い知ることはできない。
「ダモクレスの能力は、およそ死神と同等だ。空中を泳ぎ、鋭い歯での噛みつき……またそれに加え、内蔵火器としてサメ魚雷、体から延びるメカ触手も武器として使ってくる」
 魚雷に触手とは、メカの面目躍如というべきか! 魚雷は広範囲を巻き込む焼夷弾、触手は見た目通りの捕縛能力だろうとリリエは補足する。
「また死神と似たグラビティも、特性は微妙に異なるようだ。噛みつきは防具を破る鋭さの代わり、ドレイン能力はない。泳ぐことでのヒールも能力は低めなようだ」
 全体的にハイスペックで火力重視。一撃の威力は注意が必要だが、わかりやすい相手ではある。
「またこれまでの『死神の因子』事件と異なる点だが、このダモクレスは倒されても彼岸花の死の花が咲くことはないようだ。ひとまず戦闘にかかわることではないが……」
 一応、留意してほしいとリリエは付け加えた。
「とにかく、情報の乏しい敵だ。不気味な相手ではあるが……まずはデウスエクスを撃破して被害を食い止めてほしい」
 交戦し、撃破することで得られる手掛かりもあるはずだとリリエはいう。
 ともあれ、警戒は強めて損はなさそうだ。


参加者
キサナ・ドゥ(カースシンガー・e01283)
リコリス・ラジアータ(錆びた真鍮歯車・e02164)
ティーシャ・マグノリア(殲滅の末妹・e05827)
土岐・枢(フラガラッハ・e12824)
アーニャ・シュネールイーツ(時の理を壊す者・e16895)
レヴィアタン・レクザット(守護海神龍・e20323)
マーク・ナイン(取り残された戦闘マシン・e21176)
リティ・ニクソン(沈黙の魔女・e29710)

■リプレイ

●愛鷹山中砲雷撃戦
 角度の着いた山岳道に着地し、リティ・ニクソン(沈黙の魔女・e29710)は『強行偵察型アームドフォート』から右舷レドームを折りたたんだ。
 かなりの急勾配だが、熊本の激戦を経て近代改修された今の装備なら造作もない地形。
 『電子戦・連携支援ユニット』に得られた情報を展開、分析。彼女の戦いは既に始まっている。
「敵デウスエクス、データ諸元を解析。リンク60で送るわ」
「Mk-9、了解。SYSTEM COMBAT MODE」
 リティに答え、マーク・ナイン(取り残された戦闘マシン・e21176)はダイブブレーキとした防盾を収納。ひざまづいたような降着姿勢より、送られた情報へ目覚めるように戦闘機動を開始する。
 ここまで時間にして数十秒。
 蛇行する車道、百数メートルほど離れたカーブからは、死神の因子を抱いたという『ディープディーブブルーファング』が姿を現し始めている。
「なんでしょう、これは……死神型のダモクレスと聞きましたが……まさか、形を似せただけ?」
「ダモクレスと死神が手を組んだわけでは、ない?」
 リコリス・ラジアータ(錆びた真鍮歯車・e02164)の訝しむ声に、土岐・枢(フラガラッハ・e12824)も意外そうな顔をする。
 まだ情報は少ないといえ、死神の能力再現型のリコリスがそう感じた、いや『感じない』のは何か理由あっての事なのか?
 彼女の内の『試作・死神再現機動力機構』の鼓動は何も答えず、また迫るダモクレスも待ってはくれない。
「くひひ、来やがったな。出る次元を間違えたサメ野郎が」
 メディックの身で往来に仁王だつキサナ・ドゥ(カースシンガー・e01283)に襲い掛かる先鋒は、宙を泳ぐ金属質の小型鮫。それぞれが独立追尾し、炸裂する全領域対応のサメ魚雷が四基!
「色々と気になる事は多いですが……一般人をこれ以上襲わせるわけにはいきません。お願いします、マークさん!」
「RED EYE ON」
 マークのカメラアイが戦場を赤く照らすのと同時、アーニャ・シュネールイーツ(時の理を壊す者・e16895)はガトリングガンの銃爪を弾くや振り回す。
 こぎみよい空転の前奏が一瞬。高周波音をあげるバレットストームが飛び出したダモクレスと魚雷へ、吸い込まれるように叩きこまれていく。
 爆発が二つ、飛び出す影は大小三つ。
「後の始末は任せな。きっちりカタにハメてブッ殺そうぜ、ケルベロス共!」
 流行りの銀幕ででも泳いでいればいいものをと軽口半分。キサナの指で『レウコシアーの瞑目』の輝く城が円を描いて盾となる。
 突き出されるマインドシールドに再びの爆発。次に飛び出すのは両方向から、大きく開いた機械の大顎と、それを迎え撃つ竜化したレヴィアタン・レクザット(守護海神龍・e20323)の両手両足だ。
「この手の敵は初めて、情報は得られず、強敵……と、なれば……!」
 水竜の青が闘気をまとい、魚雷の延焼を吹き消した。
 伸ばした尾の勢いで姿勢転換、すらりと伸びる竜脚が食らいつかれるより早く潜り込むやディープディーブブルーファングの下顎を蹴り閉じさせる。
「耐えて、耐え抜いて……」
「滅するのみ!」
 思いがけぬ方向からの奇襲に跳ねるダモクレス。がら空きになった腹めがけ、ティーシャ・マグノリア(殲滅の末妹・e05827)の手から『カアス・シャアガ』重砲槌が、零距離から轟竜砲を叩き込んだ。

●山を泳ぐ
「ギッ、ギィ……!」
 竜砲弾の衝撃に長大なダモクレスが『く』の字に曲がり飛ぶ。ダメージだけではない跳ね方は、衝撃を受け流すためのもの。
「敵機、生存。効果はあったようだけど」
「見た目通りの頑丈さだな……!」
 もちろん、それを待つケルベロスたちではない。分析するリティの速射砲に援護を受けつつ、枢は空へと大地を蹴った。
「ギッ!?」
 未だ態勢を立て直せぬディープディープブルーファングが放ってくる触手に対し、あえて枢は異形の右腕を突っ込み、落下の勢いと共に強く引く。
「ひゅーっ、無茶しやがる……!」
「正直、きついよ……使うしかないか!」
 今にも折れそうな、炭のように黒く変色した右腕のきしむ音。キサナが思わず声をあげるなか、躊躇わず枢は己の地獄、『魔神の暴腕』の力を解放した。
「ギィィィーッ!?」
 叫びにも似た金属の断裂音。見た目から想像もつかぬ膂力が触手を強引に引き千切る。逃れようとするディープディーブブルーファングを山道へと叩きつける。
「目標健在。枢、速やかに離脱を」
「援護します! テロス・クロノス!」
 だがなおも跳ね上がるあたりは、ダモクレスと死神のしぶとさか。
『電磁施術攻杖』を伸長したリティの警告に、アーニャが弾幕を展開。第一弾と共に、更に時間停止からの重ね撃ち。
「これが私の全力攻撃! デュアル……バーストっ!」
「うぐぅっ!?」
 動き出す時間。
 放たれる『テロス・クロノス・デュアルバースト』と共に、電撃的なウィッチオペレーションが枢を跳ね起こし、半ば強引に敵前から離脱させる。
 瞬間、爆風。飛び出すものは仲間、いやそれだけではない!
「MISSILE INCOMING!」
「既に仕掛けてきていたのか!?」
 察知したマークの警報にレヴィアタンは咄嗟、翼を伏せて身を庇う。
 放たれたのは初撃を担ったサメ魚雷が再び二基。
 空飛ぶ誘導弾を『R/D-1』戦術システムはミサイルと認識したようだが、予備動作も音もなく放たれる攻撃は見た目通り、空中魚雷とでもいうべき代物だった。
「ぐぅ……っ!」
「クソが、やりやがったな!」
 間を置かず、至近距離での爆発。炎と衝撃が地面ごとに前衛を焼く。
 魔導装甲を砕き、痛々しく傷ついたレヴィアタンの姿に、キサナが口汚い叫び一つで『スカイクリーパー』を熱唱する。
 マークの『RED EYE』が与えた怒りの攻撃誘導は未だ有効だが、その効果は最大に見ても五分五分。そして炸裂した魚雷の火力は、ディフェンダーでないレヴィアタンたちにとって一撃でも十分すぎる。
「怨霊弾は有していないようですが……これが変わりですか」
「中途半端さはメカ死神、としかいいようがないな」
 リコリスの分析に、ティーシャは面倒そうに吐き捨てた。何をしてくるかわからず、火力ばかりは強力。模造品としてはどうかという個体だが、なまじ完璧な再現よりやりにくい敵だ。
 リコリスとしても、同じ死神の再現機として――腹が立つ。
「一つ、手本を見せるとしましょうか」
「ギ……?」
 リコリスの静かな声は魚雷の火炎すら吹き飛ばほど、静かな怒りに満ちている。
 攻め手のはずのディープディープブルーファングが、戸惑うようにアイセンサーを明滅させた。

●強『攻』突破
「いつ迄も、いつ迄と喚き響けや鳥の聲。夜見路を照らせや幻燈籠……」
「ギ、ギィッ!」
 爆風を喰らい、レゾナンスグリードがダモクレスに食らいつく。
 リコリスのかざす『伽藍の歯車機構(灯篭型)』の輝きが映し出す残霊遊郭の幻影に対し、ダモクレスが取った行動は引き千切るような突進だった。
「あぁ……そうするしかないだろうな!」
 持ち替えた『バスターライフルMark9』を打ち込むティーシャが舌打ちする。
 直撃をもらいながらも怯まず突っ込むダモクレスは混乱しているといっていい。
 目前に迫る脅威。マークの『RED EYE』に与えられた怒りの感情。相反する二つがないまぜになった結果、選ばれたのが『怒りの元を殴り倒して逃走する』という矛盾に満ちた行動だろう。
 つまり、向かう先は。
「マーク、耐えられるか!?」
 竜爪を食らいつかせたレヴィアタンだが、先刻のダメージが癒しきれてない。
 大きく翼を広げ、少しでも勢いを止めんとする龍神の少女をひきずり、ディープディープブルーファングの巨体が黒鋼のレプリカントにぶちあたる。
 顎に捕らえられたライフル、そしてそれを掴む右腕が悲鳴を上げてひしゃげていく。
「DAMAGE LEVEL YELLOW……TARGET IN SIGHT……!」
 咥内に突っ込ませたままの『DMR-164C』ライフルを連射するが、煙を上げながらもダモクレスはびくともしない。
 撃ち込んだ脚部『LU100-BARBAROI』のバンカーが舗装路ごと引きずられ、マークの身体が道端のガードレールをひしゃげさせていく。
 このままでは目前の怪物と崖下まで真っ逆さまだ。
「このままじゃ……マークさん!」
 悲鳴を上げ、アーニャが両手のガトリングガンとバスターライフルを連射する。
 デウスエクスやケルベロスは落下のダメージこそ受けないが、追い詰められた眼下に見えるのは街道沿いの素朴な街並み。
 人々の暮らすそこへ怪物を落とすわけには、絶対に落ちるわけにはいかない!
「DAMAGE……RED……!」
 アーニャのゼログラビトン弾が、引っ張る仲間たちの力が、崖を下らんとするダモクレスに食い下がるが、それでも勢いは止まらない。
 ガードレールが千切れ、押し込まれる身体半ばが地を離れる。
「この翡翠色の大地を あなたにきっと教えてあげる――だから、間に合えッ!」
 キサナの幼さと落ち着きの融和した声が……ついでに、戦場に聞き慣れた粗っぽさを添えて届いたのは、間一髪。
「SYSTEM RECOVER」
 謳い上げられるキサナのブレスソング『翡翠鏡面万華郷』の癒しは、奇跡じみたタイミングで間に合った。押し込まれ損傷した『LU100-BARBAROI』がわずかだが復調。火花を散らす。
「今だ、横に!」
 履帯を左右逆方向に等速回転、超信地旋回。
 無限に広がる鮮やかな大地を駆けるように、マークはその全速を枢の呼びかけに預けた。
「ギッ、ギィ!」
 突然のベクトル偏向に坂道を横滑りするダモクレス。その絶好のタイミングで振るわれるのは、枢の叩きつけたバスタードソード。
「その牙、もらう!」
 得物砕きの一撃に、不協和音を立てて鋼鉄の牙がへし折れる。地面と山肌に突き立つ破片。短くなった触手が絡みつくのも幸いと引っ張り、ギリギリまで引き寄せる。
 逃れようともがくディープディープブルーファングへ、再びアーニャの砲撃。釣り上げられた魚のように、ダモクレスの巨体は山道を塞ぐように横倒しになった。
 その姿はまさに俎上の魚。
「此れより開くは一夜一睡幽かな逢瀬。御足は其方の瘡蓋一枚。いざ来たれ――」
 フォートレスキャノンの巻き上げた爆煙の向こう、リコリスの『外道祭文『一睡・残霊遊郭』』は悠然と完成を告げた。

●作戦終了と残るもの
 この煙が晴れる瞬間が勝負だ。リティの頷きに、ケルベロスたちは行動で同意を示す。
「敵ダモクレス、索敵感知。阻害攻撃……!」
 先手を打つ『重力鎖集束破城超鋼槌』の轟竜砲。
 だがディープディーブブルーファングも察した者か、飛び出してくるのはサメ魚雷。
 再び襲い掛かる爆発に、『試式姿勢制御・冷却ユニット』を展開して何とか耐える。
「後詰は任せろ、一気に潰すぞ!」
 構えるティーシャは振り向かない。託されたリコリスの力、仲間の力。人一人を丸飲みに出来そうな大型ダモクレスが相手でも負けはしない絶大な信頼がそこにはある。
「アームドフォート換装!」
 テレサ・コール(黒白の双輪・e04242)の残霊から託された円形アームドフォート『ジャイロフラフープ』を両肩部ハードポイントに装着。
「ギ、ギィッ!」
 自らを叩きつけるように回転、加速させて突撃するティーシャを迎撃せんと魚雷を斉射するディープディーブブルーファングだが、それを叩き落とす彼女の背からの剣閃、そして激烈な砲撃。
「死者は何にも縛られずに、笑いなさいな」
 その正体はリコリスの『外道祭文『一睡・残霊遊郭』』が呼び出した残霊。仲間たちの強く記憶する縁深い宿敵が、今だけは頼もしい力を貸してくれる。
「切り裂け!! デウスエクリプス!!」
 迎撃をかいくぐり激突する瞬間、ティーシャはジャイロフラフープを切り離す。本来は加速弾を放つマスドライバーの絶大な質量と運動エネルギーが、アームドフォートを戦輪と変えてダモクレスの腹を裂く。
「グギィィィーッ!」
 そこは繰り返しケルベロスたちの打撃が叩きこまれ、リコリスのブラックスライムが食らいついた腹部。大きく裂けた装甲の向こうは、赤く輝く中枢がのぞく。
「ドローン各機、座標指定完了。レーザー発射と同時にグラビティフィールド展開……!」
 この気を逃すわけにはいかない。開けた急所へとリティの『リフレクタードローン』がポイントし、動きを封じる。
 レーザー照らし出される先にレプリカントたちの火力が殺到した。
「集中します!」
「ARMS FULL BLAST」
 レーザーと共に放たれるマーク、アーニャの一斉砲撃。軌道を外れた攻撃すらもドローンが制御、反射した執拗なまでの一点集中が腹から背へと、ディープディーブブルーファングをぶち抜いた。
「倒せたか……?」
「ギ……」
 まだ油断はできない。アイセンサーが数度明滅するダモクレスに身構えたレヴィアタンだが、それが最後の力だったか。
 ディープディーブブルーファングはその機能を完全に停止した。

「……妙な奴だったな」
 心境を代表するように、戦闘モードを終了したマークが呟く。倒されてなお、ディープディーブブルーファングは死神の因子を組み込まれた先客たちと違う。
 倒されても、何も起きはしない。
「本当に、姿を似せただけ……何のために?」
「確か、過去に戦闘データを取得するダモクレスもいましたが……」
 首をかしげるリコリスに、アーニャは思い出したように呟く。
 目のようなセンサーの明滅が瞬き、目を瞑る動作だったとすれば……だが残骸を調べた限りでは、通信の有無について決定的な情報はない。
 今は戦い続けるしかない、そういうことなのだろうか。
「ひとまずは作戦完了か。今一ぱっとしねーが――じゃあなサメ野郎。地獄には一匹で行きやがれ」
 キサナは宣言するように告げ、数秒の祈りをささげた。

作者:のずみりん 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年8月17日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 3
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