何を言われても初恋は、初恋なのです!

作者:黄昏やちよ


 放課後の教室。皆それぞれ帰宅したり、部活動に行ってしまったりと、この教室に残っている生徒は1人しかいない。
「はあ……はあ……」
 男子高生が息を荒くして、何かを見つめている。彼は決して運動していたわけでもないし、何かに襲われて逃げているわけでもない。
 では、何故この男子生徒は息を荒くしているのか?その理由は。
「ああーーー! アメちゃんカワイイ……最高だよアメちゃん! 尊い……」
 興奮気味に見ている彼のスマホの画面に映るのは、バーチャルな動画投稿者。
 可愛らしい容姿に、愛らしい声、そしてその容姿にそぐわない毒舌……それがアメちゃんと呼ばれる投稿者の魅力なのだという。
「本当に好き……アメちゃん……僕だけのために、動画毎秒投稿して……」
 画面を見つめながら男子生徒はぼそぼそと呟く。
 コメント欄には、男子生徒がコメントしたであろう愛の告白。そこには他の視聴者からの大量の返信があり、『諦めろ』などといったコメントがある。
「リアルの女の子は怖いけど、アメちゃんは可愛いし面白いし……何よりボクにも優しい! お前らにボクの気持ちがわかるか!」
 そう言った瞬間、背後に気配を感じた男子生徒ははっとして振り返る。
 そこには同じくらいの年頃の女の子が立っていた。
「だだだだだ誰ですか!? いつからいたんですか!?」
「あなたからは、初恋の強い思いを感じるわ。私の力で、あなたの初恋実らせてあげよっか」
「ヒョエ!」
 奇声をあげる男子生徒。
 ドリームイータ―は、返事も聞かずにつかつかと男子生徒に歩み寄るとネクタイを掴みぐいっと引っ張った。
「!?」
 突然唇を奪われる。されるがままに、ドリームイータ―の唇を受け入れると、男子生徒の表情は驚きから恍惚へと変化していく。ぐさりと鍵がさされた。
 男子生徒は椅子から転げ落ち、床に倒れた。
 するとどうだ、すぐ側に男子生徒によく似た少年が現れた。何とも言えない陰のオーラを感じる。
「さぁ、あなたの初恋の邪魔者、消しちゃいなさい」
 そう言うと、女子高生は妖しい笑いを浮かべて姿を消してしまうのだった。


「愛楽礼さんの調査により、ひとつの事件が予知されました」
 集まったケルベロスたちを確認すると、セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)は事件について説明を始める。
「アブノーマルな初恋だって、初恋は初恋です」
 猫夜敷・愛楽礼(白いブラックドッグ・e31454)が言う。
「ドリームイーター達は、高校生が持つ強い夢を奪って強力なドリームイーターを生み出そうとしているようです」
 今回狙われたのは、スギヤマという男子学生で、初恋を拗らせた強い夢を持っていたようだ。
「被害者から生み出されたドリームイーターは、強力な力を持ちます。しかし、この夢の源泉である『初恋』を弱めるような説得ができれば、弱体化させる事が可能となります」
 彼の動画投稿者への恋心を弱めても良いし、初恋という言葉への幻想をぶち壊すのでも構わない。うまく弱体化させる事ができれば、戦闘を有利に進められるであろう。
「ケルベロスが現れると、ドリームイーターはケルベロスを優先して狙ってくるので、襲撃されている一般人の救出は難しくありません」
 ドリームイーターが現れるのは放課後の教室。
 スギヤマが一人きりになったところを襲う。ドリームイーターは一体のみで、配下などはいない。
「ドリームイーターを弱体化させる事ができれば、スギヤマさんの偏った初恋への思いも弱まると思いますので、うまく説得していただきたいのです。どうぞよろしくお願いします」
 セリカは一礼する。
「皆さんで協力してスギヤマさんを説得しましょうね」
 愛楽礼は集まったケルベロスたちに視線を向けてそう言った。


参加者
フェクト・シュローダー(レッツゴッド・e00357)
繰空・千歳(すずあめ・e00639)
樫木・正彦(牡羊座の人間要塞・e00916)
アウィス・ノクテ(ルスキニア・e03311)
月井・未明(彼誰時・e30287)
猫夜敷・愛楽礼(白いブラックドッグ・e31454)

■リプレイ

●夢見がちなお年頃
 放課後のとある学校にて。夏だからか、外はまだ明るい。
 学校に訪れたケルベロスたちに、高校生たちはやや浮き立っているように見える。
 遠目にケルベロスたちを見ながら、ひそひそ話をしていたりはしゃいでいたりと三者三様の反応を見せている。
 早めに学校に到着していた猫夜敷・愛楽礼(白いブラックドッグ・e31454)が、生徒たちを問題の教室に近づけないようにと教職員に相談していた。
 そのため、問題の教室のあるフロアまでの道のりではケルベロスを一目見ようとしている生徒たちがそれなりの数いた。
 生徒たちの相手はそこそこに、ケルベロスたちは予知された教室へと歩みを進める。
 被害者の『初恋』に対して、それぞれが様々な想いを抱きながら。
 その教室に到着し、扉を開けると既に被害者のスギヤマは床に転がっていた。
 傍らにはスギヤマによく似た少年が陰のオーラを放ちつつ立っている。
 おそらく、つい先ほどこのドリームイータ―は現れたばかりなのだろうとケルベロスたちは考えた。
 少しして、ようやくケルベロスたちの姿に気付いたのかドリームイータ―は視線をこちらに向けると不機嫌そうな表情へと変わっていく。
「君たちも……ボクとアメちゃんのこと、邪魔しようってわけ?」
 それはもう被害妄想と言ってもいいくらいの発言で、今の彼の目には全ての人間が「敵」に見えているのかもしれない。
 しかし、スギヤマの恋を説得しようとしているという点においてはある意味彼の言う『邪魔をする』というのはあながち間違いでないのかもしれない。
「マチャヒコたちはケルベロスですよ。アメちゃん、可愛いねえ」
 樫木・正彦(牡羊座の人間要塞・e00916)が自己紹介もそこそこに、スギヤマが好きだというバーチャルな動画投稿者のことを褒めてみせた。
 すると、スギヤマは複雑な表情へと変わっていく。同じ投稿者が好きな者を見つけた喜びと、その投稿者をとられたくないという所謂『同担拒否』という排他的な考えとが入り混じった表情だった。
「そっか、君たちもアメちゃんが好きなんだ……」
 蚊の鳴くような声でドリームイータ―は呟く。その声は彼の『気弱さ』を如実に表しているようにも感じられた。
「まあ、なんだ。初恋は初恋だし、外野が口を出すのも無粋というものだけれども」
 年齢よりもずっと大人びた雰囲気の月井・未明(彼誰時・e30287)が口を開く。その言動からは少女という印象は感じられず、どちらかというと少年といった印象が強い。
「初恋はいいもの。でもあんまり独りよがりは自分も相手も悲しい」
 アウィス・ノクテ(ルスキニア・e03311)がスギヤマの姿を借りたドリームイータ―に言うと、彼は『独りよがり』という言葉にピクリと反応する。
「ひ、独りよがり……? ボクが? こんなに応援しているのに……じゃ、じゃあどうしろっていうんだよ!」
 何が彼の逆鱗に触れたのか。否、図星だったのだろう。きっと何処かで彼もわかっていたはず。
 夢見がちな年頃でもあるのだ。複雑な胸中を口にしながら、繰空・千歳(すずあめ・e00639)に武器封じの付与される魔法を使って攻撃した。
(「初恋ってほろ苦くて、でも蕩けそうなぐらい甘くて。自然に覚めるのが本当は一番なんでしょうね」)
 半ば八つ当たりともいえるその攻撃を、左の機械腕でしっかりと受けながら千歳は思う。
 千歳の傍らには、彼女の妹のような存在のミミック……『鈴』がいる。
(「ごめんなさい、でも、どうか幸せな恋を」)
 口に出されなかったその言の葉たちはスギヤマの耳に届くことはないが、強い決意を胸に千歳は武器を構えるのだった。
 ドリームイータ―が動き出したのを見て、それぞれ戦闘態勢に入っていく。こうなってしまったからには仕方ない。
 『初恋』をこじらせてしまった彼と、正々堂々と戦わなければ。

●現実と向き合って
 ドリームイータ―は体をぶるぶると震わせて俯いており、ぎゅっと拳を握っているのが見える。
「君が好きなその仮想の人とは、直接会うこともできないし喋ることもできない。手だって握ることもできない。そんな悲しい恋なんてないと思う!」
 フェクト・シュローダー(レッツゴッド・e00357)が大きな声で説得しながら、ドリームイータ―に飛び蹴りを喰らわせる。
 俯いていた彼は、攻撃をまともに受けてしまいドスンと床に尻もちをついた。
「うぅっ……!」
 呻き声がドリームイータ―の口から漏れる。
「スギヤマくん。本当に、アメちゃんだけを見続けていていいの? どれだけ願っても、アメちゃんとは手を握ることも叶わないのよ」
 優しく、諭すように千歳が言う。そして、日本刀でドリームイータ―を正確に斬っていく。鈴はガブリとドリームイーターに喰らいついた。
「少し触っても大丈夫?」
 アウィスがドリームイータ―に近づくと、彼はビクリと肩を震わせて怯えるような瞳でアウィスを見る。
「ど、どど、どうぞ……」
「触れるって、幸せなんだよ。現実は嫌なこともあるけど、全部が悪いことばかりじゃない」
 アウィスはドリームイータ―に手を優しく取って立ち上がらせると、柔らかく言う。
 普段あまり女性と触れ合う機会がないのか、ドリームイータ―は手に汗をかいている。
 仲間が攻撃しにくくないよう、アウィスはそっと手を離してその場から離れると、前衛に紙兵散布でBS耐性を付与していく。
「あなたが恋をしたのは、そのアメちゃんさんですか? それとも、そのアメちゃんを作っている誰かですか? 仮想の相手であれば当然、動かしている人、きっと全然違ったリアルの人がいます」
 愛楽礼が問いかけ、獣化した手足に重力を集中し、蹴りを放つ。愛楽礼の蹴りは、テコンドーの蹴り技に似たものを感じる。
 攻撃を受けながら、ドリームイータ―は何か考えているような、複雑な表情に変わっていく。
「アメちゃんに中の人がいるのは……ボクもわかってるよ。ボクが好きなのは……」
 そこまで言って、ドリームイータ―は黙りこくってしまう。
 愛楽礼のライドキャリバーの『火珠』が、激しいスピンでドリームイータ―の足を轢き潰していく。
 まだ弱体化はしていないのだろう。決して弱くはないケルベロスたちの攻撃を受けても、ドリームイータ―はそれほど苦しむような素振りを見せていない。
「課金しましょうか、スギヤマ。わたくしも勉強してきました、彼女たちは支援してくれるものに特に優しくしてくれるのでしょう?」
 メルカダンテ・ステンテレッロ(茨の王・e02283)が言いにくいことをすっぱりと言ってみせる。
 予想外のことを言われたのか、ドリームイータ―は大きく目を見開いている。
「ほら、コメント欄を見てください。お金を掛けてくれているひとに親身ではないですか、彼女は」
 ドリームイータ―の反応はお構いなしに、メルカダンテは続けていく。真っ直ぐな青い眸がスギヤマをとらえている。
 その青い眸から目をそらせなくなっているドリームイータ―に、メルカダンテの美しい軌跡を描く斬撃が襲う。
 斬られているのに、その青から目が離せない。メルカダンテが知り合いのフィアールカ・ツヴェターエヴァ(赫星拳姫・e15338)に目配せする。
「んー、なんていうかなー私も気に入った人間に付きまとったり、話そうとしちゃうけどさーそれでもTPOはわきまえるよ! ライバルを蹴落とすなら自分の魅力でやるべきであって、実力行使は良くないなあー」
 他人の恋には辛辣なフィアールカが言う。フィアールカ自身も好きな人がいるが、彼女は自身の幸せ以外には興味がないようでスギヤマに対して厳しい意見を突きつけていく。
 フィアールカは言い終わると、祖父に叩き込まれたロシアの軍隊武術の動きを取り入れた蹴りをドリームイータ―に喰らわせる。
 フィアールカのミミック、『スームカ』がエクトプラズムで武器を作り、それでドリームイータ―を攻撃した。
「きみの心を、欲望を、都合良く満たすよう要求するのは、果たして恋なのか。きみだけを見ていない彼女に振り向いて貰う努力もしないのは、ただのコンテンツとして消費しているに過ぎないのではないか」
 未明がはっきりと言う。ドリームイータ―は何かに気付いたような、目が覚めたような……そんな表情になったような気がした。
「みえぬものこそ」
 未明が詠唱する。七日七晩かけて作ったそれを、傷を負った千歳に塗り伸ばしていく。また、未明のウイングキャット、『梅太郎』も千歳の回復に努める。
「ありがとう、未明、梅太郎。助かるわ」
 傷を癒してもらった千歳が未明に微笑む。
 皆が各々説得していく中、仲間たちの中でただ一人の男性である正彦が、同じ男子として何と説得するかと考えていた。
 そして、口を開く。
「リアルを恐れるのは視覚と聴覚に心の比重を傾けている証拠。君は感じないか女の子のシャンプーの匂い、脇の匂い、頭では分かっていても『女の子の匂い』と思ってしまうスメル」
 正彦がしっかりとドリームイータ―の目を見て力説する。まだ正彦の熱弁は止まらない。
「そして究極のジャンル触覚。女子に触るという事はその柔らかさや温かさをその手で実感することなんだぞ、君の手にアメちゃんの感触は伝わるかい? ちなみにマチャヒコは犯罪だからやらないけど触りたいと思ってる」
 正彦は語りながら、仲間たちの脇、乳、尻、太ももに熱い視線を注いでいる。
 言っていることも相まって、危ない奴という認識になりかねない。周囲の女性からは冷ややかな視線。
「あ、あの……愛楽礼たんは萌えますお。ほら、依頼でお世話になったし……ね?」
 周囲からの冷ややかな視線に気づくと、正彦はドン引きされるのを覚悟でフォローをし始める。
「そ、そうですよね、男の人ですしね、はい……うん……」
 これには、流石の愛楽礼も若干引き気味に反応していた。
「ボク……女の子、怖くて苦手だったんだ……」
 ドリームイータ―がゆっくりと言葉を紡いでいく。
「地味だし明るくもないし……でも、ボク……逃げてただけなんだ……」
 ドリームイータ―が言う。様子が変わったと、ケルベロスたちは感じた。
 これまでの説得が効いているのだと確信する。おそらく今の彼は弱体化しているはずだ。
 ケルベロスたちは顔を見合わせながら、ドリームイータ―を倒すべく再び気合を入れなおした。

●次の恋はリアルでしたい
 弱体化したドリームイータ―に、ケルベロスたちは攻撃を繰り返していく。
 もはや今の彼に説得はいらないだろうが、心に傷を負わないようにケルベロスたちは言葉をかけていく。
「ポリゴンは甘え」
 正彦がローラーダッシュの摩擦を利用して、炎を纏った激しい蹴りを放つ。
「ぐっ」
 くぐもった声がドリームイータ―から漏れる。
「会えもしない人より身近な神様だよ! 私教に入信すればきっと人生バラ色(当社比)! 神様を、私を信じて!」
 神様を目指すハイテンション高校生のフェクトは最初と変わらない勢いで声をかけている。
 フェクトは普段は神様修行として走り込みや街のゴミ拾いをして徳を積んでいるようで、ネットの事情はあまり詳しくないようだ。
「割れるのは、海だけじゃない」
 魔力によって象られた刃を、ただ振り下ろす。そこに力は必要なく、モーゼの奇跡になぞらえた一撃は形ある全てを断ち切る。
 フェクトのその一撃をまともに受けたドリームイータ―は苦しげに呻き声をあげると、ゆっくりと地面に膝をつき、消えてゆく。
「恋愛成就は神様の十八番! どんな恋でも私は応援してるよーっ!」
「ボク……次は……現実の女の子と……」
 ドリームイータ―が消えていく最中、ケルベロスたちに目を向けながらそう言った。その表情からは、何処か晴れやかなものを感じる。
 そうして消えていくドリームイータ―を見ながら、ケルベロスたちは武器をしまう。
 無事にドリームイータ―を打ち倒した番犬たちが、戦いの中で荒れた教室にヒールをかけたり、清掃をしたりしながらスギヤマの看病をする。
 目を覚ましたスギヤマに、正彦が寄っていく。
「怖いのはリアルで見える反応でしょ? 相手も見て反応しますから……どうでしょう、これでちょっと身なり整えてみませんか?」
「い、良いんですか!?」
 すっとケルベロスカードを出す正彦に、スギヤマがキラキラと目を輝かせて飛びついた。素直に正彦のケルベロスカードを受け取り、お礼を言うスギヤマ。
「ずっと病気だった私にはバーチャルは慰めだった。少し元気になって、触れるもの、こと、ひとが増えた。恋人とか、友達とか、現実に触れることって幸せ」
 アウィスがスギヤマ語り掛けると、彼はこくりと頷いてみせた。
「真実恋しているなら、破滅しようと好きにすれば良いとは思うがね。初恋は実らないというのが定番だ。きれいなうちに思い出にしておけ」
 ぽんとスギヤマの肩に手をおいて未明が言った。とても15歳とは思えぬ言葉だ。年下からの言葉であったが、スギヤマは素直に頷いた。
「あー、君ね、パーソナルカラー診断して私服総取っ替えして、髪の毛も床屋じゃなくて美容室で整えてね」
 フィアールカが言うことを一言一句忘れないようにと、スギヤマは慌ててメモ帳に書いていく。
「初恋の甘い憧れと恋心はそのまま、取っておいて。大丈夫よ、絶対に素敵になれるから」
 千歳が柔らかく笑ってそう言うと、スギヤマは顔を赤くしながら小さな声でお礼を言った。
「あなたの恋路は、決して楽な道ではないと思います。けれど、恋をしたというその経験、その心の動きは、きっとあなたを魅力的にしてくれます」
「そうですね。スギヤマ、おまえは変わりました」
 愛楽礼とメルカダンテの言葉に、スギヤマは少し照れたような表情になると、ありがとうと言った。
 眼鏡の奥で笑った顔は、とても良い表情だった。
 スギヤマは『アメちゃん』に対して特別な感情を抱いていたことを、自分で否定することはなかった。
 ケルベロスたちの力添えもあり、彼は変わったのだ。
 正彦のケルベロスカードをしっかりと活用し、生まれ変わった彼がきっと見られるだろう。

作者:黄昏やちよ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年7月31日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 1
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