バイオレンス・ジャーク

作者:紫村雪乃


 陽炎たつ街路。
 ビルの屋上から見下ろす者があった。
 人間ではない。その者の身長はおよそ三メートルあった。精悍というより、むしろ獰猛といってよい風貌の持ち主だ。全身を覆う筋肉は鋼をよりあわせたようであった。
「いっぱいいやがるぜ」
 ニンマリすると、巨漢はビルから飛び降りた。
 ビルの高さはおよそ三十メートル。それは巨漢は自由落下した。そして数人の通行人を踏み潰して着地した。
「ふふん」
 ニタリとして周りを見回すと、巨漢はナイフを手にした。いや、それをナイフと呼んでいいものか、どうか。巨漢が手にしているが故にナイフと呼称してはいるが、常人の目から見てそれは刀に等しい。
 そのと気に至り、ようやく人々は事態に気づいたようであった。悲鳴をあげて逃げ始める。
 が、巨漢の動きの方が速かった。ナイフを一閃させる。それだけで五つの首が宙に舞った。
「ククク。久しぶりだ。もっと暴れさせてもらうぞ」
 残忍そうな笑みを顔にうかべると、巨漢は人々に襲いかかった。


「エインヘリアルによる人々の虐殺事件が予知されました」
 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)はいった。
「このエインヘリアルの名はジャーク。過去にアスガルドで重罪を犯した凶悪犯罪者です。放置すれば多くの人々の命が無残に奪われるばかりか、人々に恐怖と憎悪をもたらし、地球で活動するエインヘリアルの定命化を遅らせることも考えられます。急ぎ現場に向かい、このエインヘリアルの撃破をお願いします」
「ジャークの武器は何なの?」
 問うたのは妖艶な女である。ほとんど裸といっていい身なりで、輝くばかりの肌を惜しげもなくさらしていた。和泉・香蓮(サキュバスの鹵獲術士・en0013)である。
「巨大なナイフです。グラビティは惨殺ナイフのそれ。威力は桁違いですが」
「アスガルドで凶悪犯罪を起こしていたような危険なエインヘリアルを野放しにするわけにはいかないわ。皆、必ずこいつを倒してね」
 艶然と笑うと、香蓮はウインクした。


参加者
暁星・輝凛(獅子座の星剣騎士・e00443)
巽・真紀(竜巻ダンサー・e02677)
リディ・ミスト(幸せ求める笑顔の少女・e03612)
皇・絶華(影月・e04491)
ロディ・マーシャル(ホットロッド・e09476)
獅童・晴人(灰髪痩躯の陰険野郎・e41163)
ドゥリッサ・クロイセル(ドラゴニアンのワイルドブリンガー・e44108)
兎之原・十三(首狩り子兎・e45359)

■リプレイ


「人の命を何だと思ってるんだ…! 絶対、好きにはやらせない!」
 街路を行き交う群衆の中、帽子を目深にかぶった男が独語した。顔を覗き込んだ女がいたらため息を零したに違いない。男はそれほどの美少年であった。
 名は暁星・輝凛(獅子座の星剣騎士・e00443)。ケルベロスであった。
 輝凛は鋭い目を上げた。予知されたのは高さ三十メートルほどのビル。幾つもあるため特定は難しい。
「どこから降って来やがるか……」
 巽・真紀(竜巻ダンサー・e02677)は手元のスマートフォンに視線を落とした。手鏡機能を使い、ビルの屋上を見張っているのである。そのために真紀は気づいてはいないが、通りかかる男たちは彼女に目を吸い寄せられていた。
 美しいから。それもある。が、やはり一番の理由は真紀の姿そのものにあった。
 しなやかそうな肉体を包むのはチューブトップとスパッツである。チューブトップは胸の辺りだけを覆っただけて、浅黒く滑らかそうな腹部が露わとなっていた。スパッツはぴったりしたもので、尻の丸みがはっきりとわかる。股間の膨らみの中心には筋がはっきりと刻まれていた。
「まだわからないけれど」
 リディ・ミスト(幸せ求める笑顔の少女・e03612)もまた目を上げた。ビルの屋上にはいまだジャークらしき影はない。
「命を奪うことになんの躊躇いも持たない敵……多くの幸せを奪う相手に、遠慮なんかしないっ!」
 髪と同色の碧眼が凄絶に光った。いつもは笑みを絶やさぬリディであるが、この時ばかりは違う。敵対者と判断した時、彼女は一斉の容赦を放棄するのだった。
 リディは街路をゆく人々に目をむけた。
 名も知らぬ人々。が、彼らは確かに生きている。その命の暖かさを感じるだけでリディは幸せであった。
 その幸せを奪う者。人の命を奪うことに躊躇いがないジャークに対し、リディは怒りを超えた憎悪を抱いていた。
「確かにそうなんだが」
 ロディ・マーシャル(ホットロッド・e09476)は真っ直ぐな眼差しを上げた。風に赤髪をなびかせた彼の姿は十七歳には見えない。もっと少年めいて見えるのだが、それはロディのひたむきな瞳にあるのかもしれなかった。
「別にあいつは下の人達を踏みつぶすのが目的じゃないんだろうな。おそらく気にも留めてないだけなんだろう。まあ、どっちにしろ人の命を粗末に扱うのは許せないよな」
 ロディはいった。そして佇んでいる若者に歩み寄ると声をかけた。
「ここの場所探してるんだけど、誰か知らない?」
 地図を表示したスマートフォンをみせながら、ロディは尋ねた。それから見えにくいからと陰に誘導する。
「人ごみに、まぎれて、敵を待つ」
 ロディをちらりと見やり、その少女はぽつりとつぶやいた。名を兎之原・十三(首狩り子兎・e45359)というのであるが、彼女がいっているようにまぎれているとはいえなかった。月兎式霊装なる大きなウサミミをつけたその姿はとても目立つものであった。
 が、十三自身はそのことには気づいていないようで、
「凶悪犯罪者、の、えいんへりある。自分の、楽しみのため、に、人々を、虐殺する、なんて、させない、よ」
 ぼつり、と。十三は表情を欠いた顔でいった。
 その時だ。銀髪銀瞳の美麗な少年の表情が変わった。彼の目はビルの屋上に佇む巨影をとらえている。
「いたぞ」
 少年――皇・絶華(影月・e04491)は地を蹴った。


 一斉に数人のケルベロスが動いた。疾風と化して馳せると、ビルの下を行き交う人を抱え、跳ぶ。ごめんっ、と叫ぶ声は輝凛のものであった。
 直後だ。巨影が舞い降りてきた。
 およそ三十メートルの自由落下。衝撃に地が陥没、地が揺れた。
「変なものが降って来やがったな」
 真紀がニヤリと不敵に笑った。その視線の先。もうと立ち込める粉塵の中、巨大な影が立ち上がった。
 三メートルほどの巨躯。蓬髪の下の目は野獣のごとく黄色く底光りしている。手には日本刀のように巨大なナイフを掴んでいた。
 巨漢――ジャークがニタリと笑った。その時に至り、ようやく人々は事態に気づいたようである。悲鳴をあげて逃げ始めた。
 が、ジャークの動きの方が速い。ナイフを一閃させる。いや――。
 ジャークのナイフがとまった。竜の咆哮が響き渡ったからである。
「ぬっ」
 ジャークは目を上げた。その目は唸りをあげて空を飛ぶ砲弾を見とめている。竜の咆哮の正体はこれであった。
 ジャークがくわっと目を見開いた。直後、着弾。ジャークの身が紅蓮の爆炎に包まれた。
「デウスエクスは潰す」
 砲撃形態のドラゴニックハンマーを引っさげたドゥリッサ・クロイセル(ドラゴニアンのワイルドブリンガー・e44108)がいった。その冷然たる美貌によぎるのは憎悪の色である。
 かつてドゥリッサはデウスエクスに捕らえられことがあった。その際、実験と称して様々な拷問を受け、精神も肉体も破壊されてしまったのである。彼女の全身が地獄化、あるいはワイルド化しているのはその結果であった。
 今、ドゥリッサを生かしているのはデウスエクスに対する怒りである。抑えようのないそれが彼女のすべてといっても過言ではなかった。
「潰すだと」
 嘲笑う声は爆炎の中から響いた。次の瞬間、炎が引き裂かれた。ナイフの一閃によって。
「なんだ、お前は? 人間じゃねえな」
「ケルベロス。あなたの、相手は、じゅーぞー達が、する、よ」
 十三がこたえると、ジャークは楽しそうに目を輝かせた。
「ケルベロス――番犬か。面白え。やってみろよ。その前に俺が切り刻んでやるぜ」
「おお! なんて大きなナイフなんだろう! こりゃあ確かにバイオレンスの嵐が吹き荒れるってわけだ…」
 大仰に驚いてみせたのは獅童・晴人(灰髪痩躯の陰険野郎・e41163)であった。その身を覆うのは超鋼の鎧。強化外骨格であった。
「さあて、行くよパイパー。僕を援護してくれ」
 晴人が前に出た。反応したジャークが閃かせる刃は胸糞悪いとしか形容できぬ惨劇を映しだし、鋼の発条を蔵した足は刃で斬り裂く相手を踏みつけるため翻る。長大なナイフの刃は晴人の超鋼ですら切り裂いた。
 たちまち血濡れていく街路。その只中でジャークは突如動きをとめた。パイパーによる金縛りである。
「っと、『戦場』はここみたいだな。危ないから早く避難してくれよ!」
 一般人にむかってロディが叫んだ瞬間、街路を浄めるかのように銀の光粒が渦巻いた。リディとロディの放ったオウガ粒子である。さらに輝凛がクラウ・ディオス――喰霊刀が一閃、刃が捕食していた魂のエネルギーを仲間に分け与えた。
「随分と楽し気だな。殺し合いが好きか? ならば付き合ってやる。喜ぶがいい」
 悪夢ごと砕くように絶華は跳んだ。風を追って跳躍したその姿は流星となり、確実な狙いで蹴りをジャークにぶち込む。鋼の筋肉が軋んだ。が――。
 ジャークの手が絶華の足をむんずと掴んだ。そして地に玲瓏たる美影を叩きつけた。踏みつけると同時の斬撃。しぶく鮮血がジャークの半顔を真紅に染める。
「ったく、バケモンだな、あんた。けど、オレたちには効かねえぜ」
 真紀は煌く紫霧を放った。魔力配合を調節、独自の改造を施した彼女の快楽エネルギーである。包まれた絶華の傷が見る間に癒えていく。
「足をどけろ!」
 ぞくりとする押し殺した声を発し、ドゥリッサはジャークめがけて跳んだ。


 総身を人ならざるものに変えた人外の竜種がジャークに襲いかかった。煌くつま先に規格外の破壊力を込め、蹴りを放つ。衝撃にジャークが後退った。
「さあ、来い! お前をバラバラに刻んでやる!」
 世界を震わせる絶叫。轟音を響かせたチェーンソー剣「59-DC」を振り回し、晴人が踏み込んだ。
「ぬうん」
 ジャークのナイフが疾った。空で噛み合う二つの刃。耳障りな音とともに黄金の火花が散って、晴人とジャークの顔を黄昏の色に染めた。
「何っ」
 ジャークの顔色が変わった。
 彼の身長はおよそ三メートル。比して晴人のそれは二メートルにも満たない。さらにいえば晴人は細身ですらあった。
 が、ジャークが押せども刃は動かない。強化外骨格が晴人の膂力を高めているのであった。
「悪いが僕も負けるわけにはいかないんでねぇ!」
「ぬかせ」
 ジャークの満面が怒りにどす黒く染まった。すると刃が動いた。怒りがジャークに爆発的な力を与えたのである。
「……その首、もらう、ね?」
 十三の声。刹那、ジャークが跳び退った。彼をして、そうせざるのを得ない不気味な響きが十三の声には含まれていたのだった。
 首を刎ねろ。妖刀『月喰み』の分体である大太刀『十三夜』と小刀『三日月』を引っさげ、するすると間合いをつめる十三の脳裏で響く呪声は月喰みの声である。不死たるデウスエクスすら殺しうる『月喰み』は絶大なる破壊力とともに意思を備えているのであった。
「……『月喰み』……いく、よ」
 流れる剣光は美しく、その場の誰もが見惚れた。敵であるジャークですら。呪詛をのせた斬撃がジャークの肉を裂く。
「やってくれたな」
 自らの血で朱に染まったジャークは跳んだ。巨躯とは思えぬほど軽々と空を舞って降り立ったのはドゥリッサの前だ。
 深くとろりとした闇。その中で彼女は切り刻まれていた。唯一見えるのは実験動物を見る幾つもの目だ。
 いっそ殺してほしい。苦痛より、その視線から逃れるためにドゥリッサは願った。そして、知らず喉をゆだねようとした。
 瞬間、刃が閃いてドゥリッサの首を刎ねた。咄嗟にロディが跳びかかる。そうしなければ彼女の首は切断されていただろう。
「ちっ。休む暇がねえぜ」
 真紀は再び煌く紫霧を放った。首を半ば切断され、死の痙攣につかまれていたドゥリッサの傷が見る間に癒えていく。
「危なかったぜ。けど、いったろ。あんたの刃はオレたちには効かないって」
 真紀がニヤリと不敵に笑ってみせた。するとニンマリとジャークが笑み返した。
「おもしれえなあ、お前」
「もっと面白くしてやるよ」
 輝凛の武装から蒸気が噴いた。無論、ただの水蒸気ではない。魔導金属片を含んだ蒸気であった。
 銀霧に包まれた防御役たるケルベロスたちの目がぎらと光る。彼らの防御能力は飛躍的に増大していた。


「もっと面白くか。いいねえ」
 哄笑をあげるとジャークは動いた。ナイフを舞わせて馳せる。その疾走速度はケルベロスたちの予想を超えていた。ゴリラを凌ぐパワーとチーターの数倍の機動力を兼ね備えた怪物がジャークであった。
「来る!」
 輝凛が飛び出した。動くことができたのは、他者を守ろうとするときに秘めたる爆発力を発揮する輝凛なればこそだ。が、さすがにジャークの一撃を躱すことはできなかった。
 残酷にも稲妻を想起させる形に刃を変形させ、ジャークはナイフで輝凛を切り裂いた。まるで爆ぜたように輝凛の肉が裂ける。
 が、輝凛は倒れない。のみならず彼の腕はするするとのびてジャークのそれを掴んでいる。
「やらせない……レディアント・モードッ!」
 輝凛の姿が金色に輝いた。身体能力を極限まで強化した彼の膂力はジャークのそれに匹敵している。
「放せ。死にぞこないが」
 ジャークが吼えた。
「幸せを奪う相手には、容赦しないっ!」
 リディの目がきらりと光った。そして失われたオラトリオの力の一部を解放する。
「ぬうっ」
 ジャークの肉体から血がしぶいた。彼の負った傷がリディの力によりさらに深く、広く再現されたのだ。
「女……。何をしやがった?」
「教えてあげたんだよ。痛みがどんなものか」
「もっと教えてやることがある」
 ロディが口を開いた。その姿は紅蓮の炎に包まれているかのように見える。彼の情熱の色をやどしたオウガメタルの鎧だ。
「教えてやるだと? 何だ、それは?」
「哀しみだ」
 ロディはいった。世界に満ちる悲劇。それを少しでもなくすために彼は銃をとったのである。
 次の瞬間、ロディの姿はジャークの眼前にあった。刹那である。銃声が轟いた。零距離でロディが弾丸を叩き込んだのだ。
 さらに次の瞬間、ジャークが仰け反った。たった一発の弾丸の衝撃によって。
 いや、違う。驚くべきことにロディは数瞬で全弾を叩き込んだのだった。銃の天才であるロディにしか成し得ぬ業であった。
 その機をドゥリッサは逃さない。光の軌跡を引き、空に身を舞わせる。
「良いものをみせてもらったわ。礼をいうわね。あらためてあなたたちに対する怒りを思い出させてくれて」
 ドゥリッサは星の煌きと重力をジャークに叩き込んだ。かつてない凄まじい衝撃。それはドゥリッサの怒りの力であるのかもしれない。
 ジャークほどの者が喘ぎつつ、それでも衝撃を利用して跳んだドゥリッサを追って刃を疾らせた。空中にあるドゥリッサが交わすことは不可能だ。
 戛然。
 横からのびたナイフがジャークのそれを受け止めた。ぴたり、と。ジャークのナイフが動くことはない。
 そんなことができる膂力の持ち主は一人しかいなかった。晴人である。
「いったよね。僕も負けるわけにはいかないって」
「過ぎたる力の矛先は力無き者ではない。成る程、バイオレンスとは貴様のような恥知らずという意味だったか。有り難う。勉強になった」
 嘲る声。はじかれたようにジャークは跳び退った。手負いの獣を思わせる血走った目がとらえたのは迫る絶華の姿だ。
「暴力の果てを教えてやる。それは更なる暴力による終焉だ。故に暴力に生きた貴様は暴力に食われろ…」
 四門『饕餮』。絶皇家に伝わる奥義の一つである。古代の魔獣の力を宿した絶華が襲いかかった。
 咄嗟にジャークがナイフを突き出す。が、絶華はとまらない。腹を貫かれながら、自らの刃でジャークを切り刻む。のみならず喰らいつき、牙と化した歯でジャークの肉を噛み裂いた。
「生きたまま血肉を食らわれる。暴力に生きた貴様の最後としては最上のものだろう?」
 血まみれの獣と化した絶華がぺっと何かを吐き出した。地に落ちたのは噛みちぎられたジャークの肉片である。
「や、やりやがったな」
 瀕死の獣が死力をふりしぼって絶華に飛びかかった。その手の刃が絶華に届く寸前、ぬっと彼の眼前に現出したものがある。
「『月喰み』解放……呪怨の刃にて……その首……刎ねて、つかまつる」
 『月喰み』に宿る数多の怨霊に研ぎ澄ませた殺意を重ね、呪われた不可視の刃を十三は放った。
 舞う獣の首。其れ、すなわち敵の首、命脈を刎ね切る新月の一刀であった。


「もう大丈夫だぜ!」
 ロディの声が響き渡り、再び世界に安寧の時が訪れたことを報せたのはジャークの滅びた直後のことであった。
 人々の見守る中、ケルベロスたちは街を修復する。悲劇の運命が覆された喜びの世界で。
「ありがたい…」
 万手輪を使用する晴人は小さく呟いた。

作者:紫村雪乃 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年7月30日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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