魔触手にはご注意を!

作者:緒方蛍

 オークを前に、自説を力説している女がいた。スライム忍者・雷霧だ。
「スライムはきっと役に立ちます。それにあなた方の邪魔をしません! だから私のスライムも連れて行って、活躍させてください!」
 どうやら自分の引き連れているスライムの認知向上と活躍を目的として、性質が近いオークたちに託したいらしい。
「どうか……きゃっ!」
 触手で尻を撫でられると飛び跳ねて逃げの態勢に入る。
 デウスエクスといえど女の形をして16歳以上ならオークの守備範囲だ。そのことを思い出した雷霧はスライムたちを置いて、素早くその場から去ったのだった。

 黒い球体が、とある施設の中に浮かび上がる。
 2mほどもおおきくなったその黒い球体から現れたのは――醜い豚。
「きゃああああああ!!」
 裂帛の悲鳴が響いた。


 御門・レン(ヴァルキュリアのヘリオライダー・en0208)が生真面目な顔で手元のメモを確認する。
「オークたちが、女性たちを略奪していく事件が発生する、と予知が出ました。これはミリム・ウィアテスト(リベレーショントルーパー・e07815)さんの調査によって判明しました」
 奴らは魔空回廊から女性たちが多くいる場所に現れ、略奪しようとしているのだという。
「オークが出現するのは女性向けエステサロンで、10階建てビルの5階です。10人ほどの客の女性、店のスタッフがいらっしゃいます。襲われる女性たちをオーク出現前に批難させてしまうと、出現するはずのオークたちは別の場所に行ってしまい、被害を防げなくなるため、女性たちの避難はオーク出現後に行わなければなりません」
 女性たちの避難が完了しないまま戦闘に入った場合、戦闘中に女性たちがオークにイタズラされてしまう場合があるので、できるだけ避難させて欲しいと言う。ミリムは難しい顔をしてレンの言葉に情報を足した。
「また……私が遭遇した時のように、オークたちは服だけを溶かすスライムを使うようです。こちらも注意が必要です」
 レンは小さく溜息を吐くと、今度はオークについての情報を教えてくれる。
「オークたちはそれぞれ触手による攻撃――叩き付けてきたり、叩いたり、締め付けてきたり、溶解液で溶かしてきたり、貫いてきたり、回復をします。1体がそれらすべての攻撃をしてくるわけではありませんし1対1で倒せると思いますのでとてつもなく強いというわけではありませんが、16体ほどもいるとなるとなかなか厄介です。お店のフロアの広さは…そうですね、学校の教室4つ分程度でしょうか」
 かなり人口密度が濃い状態での戦闘になるのは間違いない。また、オークたちにボス的な存在はいないのだという。
「スライムは服だけを溶かし、溶かすだけ溶かすと消えてしまうようで、戦闘能力はありません。持ち帰ることもできない代わりに、戦う必要もありません。ケルベロスの装備品は溶かされることはありませんが……充分気を付けて下さいね」
 あなたたちなら必ず撃破できると信じています、とレンは微笑んだ。


参加者
アルメイア・ナイトウィンド(星空の奏者・e01610)
リーナ・スノーライト(マギアアサシン・e16540)
四葉・リーフ(天真爛漫・e22439)
楊・凛華(夢へ続く銀閃の操手・e41474)
深園葉・星憐(天奏グロリア・e44165)
朝比奈・昴(狂信のクワイア・e44320)
クロエ・ルフィール(けもみみ少女・e62957)
ジークリット・ヴォルフガング(人狼の傭兵騎士・e63164)

■リプレイ


 オークと聞けば多くの人は何を想像するだろう。
 そう、エロ要員ですね。ごく自然に問答無用で場をエロ空間に仕立て上げてくれる、ぼくたちのつよいみかた!
 そんなオークが、女性たちが自らを磨く場であるエステサロンへ襲撃を仕掛けていた。
「どっちの出口でもいい、出た先に着るものが置いてある! そいつを着て逃げな!」
 アルメイア・ナイトウィンド(星空の奏者・e01610)が混乱する女性のひとりに声をかけ、背中を押してやる。我先にと出口へ向かう女性たちへ声をかけるのは深園葉・星憐(天奏グロリア・e44165)。
「落ち着いて下さいね。こちらに逃げれば大丈夫ですから。……豚は手を出さないで!」
 厳しい目と鋭いカオススラッシュで女性客に向けられた触手を切り裂く。
 エステで至福のリラックスタイムを満喫していた女性たちが服を着て逃げ出してくることもなかろうと、避難通路のほうをクロエ・ルフィール(けもみみ少女・e62957)が主に誘導していた。
「落ち着いて避難して下さい。このマントを着て、外に配備している警察の誘導に従ってください! ああもう、邪魔しないで!」
 鋭く旋刃脚を触手に叩き込み、無事に事なきを得た。
「やーい豚どもー! こっちこっちー!!」
 小部屋から飛び出てきたスタッフや客に声をかけていく背後で、客を追いかけようとした触手を蹴り飛ばして醜い豚どもに両手を振ってみせるのは四葉・リーフ(天真爛漫・e22439)。いつもの汚豚退治、と気合いは充分だ。
 一般客に紛れ込んでいたリーナ・スノーライト(マギアアサシン・e16540)が襲われそうになった一般人を護るべく、モップをオークに投げつけていた。
「その人達には、手を出させない、よ」
 出入口で女性たちを逃がしていた楊・凛華(夢へ続く銀閃の操手・e41474)は、女性の背に伸びた触手を九尾扇で鋭く払う。
「あなた達のような品性の欠片もない廃棄物以下のナマモノ、汚物なんて、居るだけで汚れが移ります」
 わざとらしく溜息を吐くと、斜めに汚豚どもを睨む。
「その見窄らしい触手も下品な息遣いも全部止めて、さっさと黄泉路へ旅立って頂けないかしら?」
 最近覚えた見下し、侮蔑の言葉。とても弟妹達には聞かせられないが、今は汚物しかいないから構わないだろう。疑問なのは、なぜ罵倒されて汚豚が喜ぶのかということだけだ。
「危ない!」
 個室から出てきた客を狙って襲いかかろうとしていたオークの魔手をエアシューズで蹴り上げたのは朝比奈・昴(狂信のクワイア・e44320)だった。
「か弱い女性たちを狙うとは、卑怯この上ありません。代わりにお相手いたします」
 聖女の鑑のような彼女にオークは小躍りして喜んでいる。
 別の個室ではジークリット・ヴォルフガング(人狼の傭兵騎士・e63164)が客を逃がした後、魔豚と睨み合いをしていた。


 半ケツでおしりペンペンを見せていたリーフは、まんまと個室に誘い込んだオークにグラビティシェイキングを見舞っていた。
「スライムも怖くないぞー! ばーかばーか!」
 自分の攻撃を正面から攻撃を食らったオークなんぞ大したことはないと侮っていたが、実は足許にスライムがいたことに気付かなかった。フラグは回収します。
 スライムがぴょこんと飛んで侵入した先は、やはり下着の中。
「うにゃー! またかー!!!」
 装備の中のスライムと格闘するが、装備以外を溶かして消えてしまう健気なスライムにろくなダメージを与えられず、気が付けばスライムはいなくなっているし下着は溶かされてしまってすーすーするしで、ろくなことがない。
 そうして伸びてきた触手は、ぺろんと素肌のままの尻を舐めるように撫でる。その感触たるや。
「気持ち悪いぞー!」
 ちょっと距離を取りたくても、そこは個室。狭い空間でどう闘うか――。
「水平がダメならー、垂直だー!」
 それでもあまり高くない天井だが、逆に好都合とも言えた。天井に触れるほど高くジャンプし、身体を捻って天井に両足を付けたかと思うと、魔豚を狙いに定める。
「落下して、蹴ーる!!」
 豚の頭上目がけた蹴りは、脳天に的中! ふらつく豚の反撃はミスしてリーフには当たらず、さらにすかさずとばかり、リーフはキレのある達人の一撃を見舞った。
「まずは1匹だぞー!」
 ふん、と息を吐いて身体の至る所をなんとなく払った。

「見え透いた、攻撃……っ」
 狭い個室の中、自分に向かって投げられたスライムを一刀両断する。だがそのスライムは囮だと、惨殺ナイフでの一撃をかいくぐった触手たちがリーナの手をしたたかに打ち、力が緩んだ隙にナイフを弾き飛ばして細い手首を搦め捕る。
「あ……!」
 スライムの的になった彼女の下着がみるみる溶かされていく。それで天寿を全うしたスライムは健気。喝采を贈りたい。
 装備の下、すっかり無防備にされてしまったリーナは脚をもじもじと閉ざしていたが、当然魔豚たちがそれを許すはずもなく。最後のスライムですっかり上下の下着を溶かされてしまう。
 同時に2匹の豚が伸ばした触手はリーナの脚を掬い、バランスを崩した彼女を施術台へと強引に座らせた。どうやらこの豚2匹はせっかちらしい。強引に膝を割らせると触手は彼女の聖域へと這い、別の触手は年齢の割に発育の良い乳房を這い回る。
「っ、変なトコロ、触るな、ぁ……」
 触るどころか胸の先、つんと色付くところを撫で、軽く弾いた。
「ぁっ、だめ、って……!」
 言っているのに、と言い切れずにびくんと身体が大きく震えたのは聖域を割り開いた場所を、魔豚が長い舌でもって舐めたからだ。そうして豚は彼女の反応に気をよくし、いっそう責め手を強くする。
「あ、ぁ……っ、やだ……!」
 未知の感覚、もしかしたら快感と呼ぶかもしれない強い刺激は身体の奥の疼きを呼んで。リーナは次第に溺れていきそうになる――。

 ジークリットが汚豚を侮蔑するように見ても、豚は悦ぶように下卑た笑いを向けてくるばかり。嫌悪感をあらわにする彼女を見て、2匹の豚は顔を見合わせこそこそと会話している。
「強気ナ女、好ミダロ」
「オマエモナー」
 他にも何か言っているが、地球上の全女性を敵に回すようなことなので割愛する。ただ彼女が豚を見る視線は絶対零度より冷たくなった。
「滅びろ!」
 惨殺ナイフを構え直してからのジグザグラッシュは、豚の表皮を斬り裂いただけに終わる。そうして勢い余ってたたらを踏んだジークリットへ触手2本が素早く伸び、ナイフを弾き飛ばす。
「あ!」
 飛ばされたナイフへと伸びた手を取ったのは素敵な老紳士であれば何かが産まれただろうが、生憎と触手なので別の何かを生ませようとしているだけだ。
「この……! 剣さえあれば不覚など……!」
 強気な表情がたまらないなどというオークの言葉は聞かなかったことにしたい。2匹の魔豚がそれぞれフィルムスーツの胸許を斬り裂き、払いのけようとした左手も右手と同じにまとめて頭上で縛られてしまう。そうして開いた胸元へ、触手がうねうねと楽しげに侵入してあらわになった乳房に巻き付き、右の乳首から何かを搾り取ろうとするようにする。
 左はと言えば、気持ちの悪い、ニタニタとした笑みを浮かべた魔豚が腕を伸ばし、指先で転がすように乳首をいたぶる。
 こんな辱めを受けるくらいなら、いっそ。
「くっ……殺せ! ん、ぐっ」
 どんな言葉も今は雑音とばかり、ジークリットの可憐なくちびる、歯列を割り開き、強引に太い触手が突っ込まれる。
「んん、ッ、ぅ……ッ」
 動きはおろか言葉でさえも抵抗できず、口中すらも蹂躙され。このまま美味しく頂かれてしまうのか――。

「くそ、知ってた!」
 蹴散らしたと思われたスライムがアルメイアの下着を溶かした。だが(オークにとって)大切なことはそこではない。
「っ、こらぁ!? めくんなぁ!?」
 すかすかした感覚に思わずスカートを押さえてグラビティブレイクでもぶちかましてやろうとすると、今度は別の触手が前からスカートをめくってこようとする。慌てて前も押さえるが、このままでは何もできないことくらいわかっている。
「げえっ!?」
 触手は素早く足首に巻き付くと、咄嗟のことすぎて動けなかったアルメイアを宙に吊り上げる!
「ええい、この野郎、放せェ!?」
 強気な台詞を吐かれても、女体を前にしたオークはニヤニヤと笑う。暴れる脚をもう一本の触手で押さえ付け、別の触手が脚の付け根へぬるりと這い進む。
 手まで縛り上げられてしまうと、わずかな身じろぎしか出来なくなる。もがく間にも、触手は敏感な場所を浸食するように撫で回してきた。
 ぶっ殺すと言いたかったのに、あ、と小さく、怒りからとは異なる根源の声が漏れた。しっかりと魔豚の耳にも届いたらしく、下卑た笑いがいっそう気持ち悪くなり、執拗にそこを撫でる。
「くそが、ぁ……ッ!」
 縛り上げられた手、手のひらをぐっと握る。理性を繋ぎ止めるための痛みは、だが徐々に胸や尻、局部に至る責めの手に緩もうとする。
「ぅ……ッん、んぁ……!」
 瞳に宿る強気すら緩みかけた時だ。今度は豚の拘束の手が緩んだ。
「っ!」
「お待たせしました!」
 ドアを蹴破った星憐がアルメイアを拘束していた豚に催眠魔眼を放った。これ幸いと拘束から素早く逃れたアルメイアの目には、怒りという名の炎が宿っている。
「サヨナラバイバイの時間だ!! 穴だらけにしてやる……!!!」
 隅に追いやられていた自身のギターを掻き鳴らす。
「棘の味をじっくり味わえ!」
 激しい旋律から、アルメイアの周囲に無数の棘が生じる。勢いよく放たれたそれらは魔豚に突き刺さっていき――。
「……ふん、味わう時間もなかったか?」
 霧散させた後に息を吐く。その背後では。
「諦めなさい!」
 星憐が言うや、剣の形のワイルドスペースで魔豚を切り裂く!
 醜い声を上げて霧散した魔豚を顧みず、星憐は持っていたマントをアルメイアの肩にかけると、瞳を合わせ、頷き合った。

「ッ、最っ低……!」
 触手の一撃で凛華の緋色の旗袍とその下のフィルムスーツの胸許が大きく裂けてしまう。おまけにスライムは下着も溶かし、触手の溶解液が裂けた部分を広げてくる。えっちだ。
 分が悪い。だから状況を逆手に取ろうとした。
「最っ低の汚い豚に見せる肌はないのよ? 汚れた豚、これ以上どうにかできるとも思っていないわ」
 やれるものならやってみろ。言葉と視線での挑発に乗るのがオークという生き物。
 片腕と片足を拘束した触手は凛華を施術台へと乗せ、反撃しようとした凛華の両手両足を縛り付ける。
「……これだけかしら?」
 勿論それだけではありません。汚豚は自分たちが放ったスライムが凛華の下着を溶かしたこともしっかり覚えています。ですから、触手は斬り裂いた胸許から凛華の豊かな胸を晒させると、ぬるついた太くて雄々しく猛るようなソレを飴でも舐めるように這わせました。
 感触は不快。だがぬるぬると這い回られたり、あまつさえ陥没した先端に吸い付かれれば。
「ぁ……ッ」
 思わず漏れた声を恥じるようにくちびるを噛むが、今度は汚豚本体が直接そこを舐め、甘噛みしてくる。
「止めなさ、っ、んっ、あ……!」
 埋まった先端を捏ねるように舐め回されれば甘い刺激が背を走り、ひくりと震える。恥じるよりも汚豚に殺意しか湧かない。
 だが少しずつ膨らみ始めた乳首を弄り回され、脚の付け根も溶解液で溶かされたフィルムスーツの隙間から触手で撫で回され、弄られれば、甘い声を上げそうになる。
 おまけに目隠しをされれば、どこからどういう刺激が自分を弄ぼうとしているのかわからない。
「こ、んな……っ、ぁ、あっ」
 局部の一番敏感なしこりをぬめった温かいものが這い、舐め回すようにいじめられてはたまらず、くちびるが緩んでしまう。
 このまま花を散らしてしまうのか。
「当然、阻止!」
 現れるや否や、触手を問答無用と大斧でぶった切ったのはクロエだ。
「今助けるからね!」
 大丈夫じゃないのは現状を見ればわかりきっているので、凛華に声をかけると汚豚に旋刃脚を叩き込み、反撃しつつ逃げようとしたもう一匹に対しては一、二と壁を蹴り、斧を構えて。
「ブリッツベイル!」
 雷を纏った一撃を、汚豚の頭の上から叩き付ける。当然屠ったとばかりに汚豚には目もくれず、もう一匹に向き合う。
「女の敵は滅ぶべし!」
「よくも……!」
 ガトリングガンでクロエが嵐を起こせば凛華は弓で射貫く。豚は滅んだ。
 クロエの掛けてくれたマントに安堵する。
「他の子のところ、見てくる」
「私も行くわ」
 しっかりと目を合わせると、クロエも頷いた。

 ぎり、と音がしそうなほどの拘束を受け、装備をズタボロにされているのは昴だった。
「あ、ア……ッ」
 口から零れる声はどこか甘さを秘めている。
 息苦しいほどの拘束。昴をいたぶっているオークはサドのケでもあるのか、触手で打っては貫き、別の触手でキツく脇腹を掻くように、斬り裂くのではないかと思えるほどに愛撫していた。
「信仰の心があれば、このようなことは……あぁっ」
 聖なるかな聖なるかな。
 平静を保っていたくて唱える言葉も、オークが足指、いや正確に言えば足指の股を舐め、爪を立てれば霧散してしまう。
「ぁ、ッあ……!」
 ただ愛撫するより、痛みも同時に与えたほうがいいらしい。そのことに気付いたオークの笑みは悪いものになり、昴の信仰心すら揺さぶるように両方を与えてくる。
 聖女然としていた昴が徐々に蕩かされていく。
 このままではいけないと、残る理性が強く訴えた。
「聖、なるかな……」
 聖譚の王女を賛美せよ。その御名を讃えよ、その恩寵を讃えよ……。
 じわじわと昴の全身が黒く澱んだスライム状に変化していく。汚豚が挙動不審になると、すっかり自身を黒く染めた昴はその鋭い爪で斬り裂いた──。


 ふぃ、と息を吐いたのはクロエだ。背後を振り返れば、エステサロンはわりとファンシーな姿に回復されていた。
「よーっし、終わりっ! みんなお疲れ様!」
「ああ……本当に、えらく疲れたな」
 はぁ、と溜息を吐いたのはジークリットだ。
「装備や服もボロボロになってしまいましたが……お借りできて良かったです」
「本当に……ロクな事がなかったわ。ボロボロのままでは帰れないし」
 昴の言葉に凛華が頷く。
「サロンの体験はできるかなー?」
 リーフの言葉に頷いたのは星憐だ。
「聞いてみましょう。私も興味あります。リーナさんは?」
「私は……早くシャワー浴びたい……」
 ぐったりしているリーナの肩を叩いたのはアルメイアだった。
「屋内で良かったんだか悪かったんだか。どのみち、やれやれだぜ……」
「よし、無事に依頼をこなせたし、エステしない連中は帰るとするかー!」
 ひとまずシャワーは浴びよう、と全員思いながら、事件は解決で幕を閉じるのだった。

作者:緒方蛍 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年8月5日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 1/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 6
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