天高く馬は跳ねる

作者:駒小田

 秋の深まりにつれ寒さ増す今日この頃。憂鬱な朝の凍える空気に負けじと人々は自らの役割を全うせんとする。
 この男もその一人だ。
「あー……さむっ」
 男が玄関の扉を開けると冷たい空気が流れ込んできた。
 素早く戸締りを終え、足早に出社の途に就く。
 そんな彼が道路に出ようという所で、ふっと何かが目に留まった。
「……」
 どうという事はない、虫が死んでいた。遠目で種類も分からない。
 男にとっては気に留めるべき事でもない、瑣末な出来事だった。
 そう、取るに足らない事であるはずだった。
 彼は何事も無かったかのように通勤路へ目を向ける。
「……は?」
 それは降ってきた。
 外見は大きな虫型の人間、発達した脚はバッタやコオロギを連想させる。
「な、なん……!」
 言葉は力によって捻じ伏せられた。頭を掴まれ視界が遮られる。
 男の足が浮いていた。その身体から徐々に力が失われていく。
 巨大な虫人間は掴む腕の力を緩める事無く、弱っていく様を静かに眺めていた。
 
「今までのローカストとは少し毛色が違うみたいっすね」
 黒瀬・ダンテ(オラトリオのヘリオライダー・en0004)は少々思案顔だ。
「今回現れたローカストは知性が低く、グラビティ・チェインの奪取が主目的と予想されているっす」
 知性が無い分、戦闘力に特化した個体が多いらしい。
「虫の死に呼応してるようなのは、今までと似ているんすけど……」
 顎に手を当てダンテは、予見した事件の内容を思い返しているようだった。
「被害者が直接手を下していなくても現れるみたいっす」
 次に、と一息挟みダンテが再び話し始める。
「周囲の状況とローカストの情報っすけど」
 場所は住宅街の路上で、広さとしては車がすれ違える程度との事だ。
「現れるローカストはカマドウマのような姿をしてるっす。その外見に違わず、飛ぶような跳躍からの急降下攻撃を得意としているみたいっす」
 他には顎にアルミニウム生命体で牙を形成し食いついてきたり、アルミ化液なるものを注入してきたりするらしい。
「都さんが出現を予測していた個体っすね」
 ダンテが軽く会釈をし、鳳・都(瑠璃の鳥・e17471)は微笑みで返答とする。
「ローカストの特性なのかは分からないっすけど、被害者の男性は直ぐには殺されず、少しずつグラビティ・チェインを奪われるみたいっす」
 猶予はある。被害者を助ける予知はあるのだ。
「なんというか、ローカストの思惑に乗せられている気がしなくもないっすけど」
 一呼吸置き、ダンテはケルベロス達を見据えて告げる。
「グラビティ・チェインを奪わせなければ思惑もへったくれも無いっす!」
 だから。
「ローカストを倒して被害者を助け出して欲しいっす!」


参加者
ロゼ・アウランジェ(時空歌う黎明の薔薇姫・e00275)
マイ・カスタム(無改造・e00399)
槙島・紫織(ヘビーアームドメディック・e02436)
村雨・柚月(七色カードの魔砲使い・e09239)
メーリス・サタリングデイ(大きい斧は勇気の証・e10499)
暮葉・守人(領域の双銃・e12145)
鳳・都(瑠璃の鳥・e17471)
三角・草(雪割ル焔・e18603)

■リプレイ

●更ける秋空の下で
 早朝の住宅街。今年は幾分か暖かいらしいが、それでも朝の寒さは身に染みる。
 事件が起こると予言された道路の近くで、ケルベロス達は周囲の様子を窺っていた。
「この先ですね」
 三角・草(雪割ル焔・e18603)は道路の交差点を眺め、呟く。
 作戦は挟撃、現在は人払いの用意と別働隊の合図待ちといった状況だ。
「この辺りの道は粗方塞げたと思うよ」
 そう言いつつ鳳・都(瑠璃の鳥・e17471)が歩いてくる。
「全部塞がなくてよかったのか?」
 彼女の手伝いに出ていた村雨・柚月(七色カードの魔砲使い・e09239)が疑問を投げた。
「完璧に塞いでしまうと、内側に取り残された人達が閉じ込められてしまうからね」
 ここは住宅街だ。都が答える通り、封鎖の内側には未だ多くの人が居る。
 仮に、玄関や門扉を塞いでしまえば、ある程度の安全が確保できるかもしれない。しかし、それは現実的な選択とは言えなかった。
「テープが足りない、か」
 柚月はそう結論付ける。彼らが封鎖に使ったの物は、一般人がそれを貼った場所を越えて移動できなくなる、という代物だ。便利ではあるが、無限に使える訳では無い。
「幸い周りに人影はありませんからね……彼の職場はとても遠いのでしょうか」
 人影一つ見当たらない時間に出勤しなければならない、そんな事実に草の目がふっと遠い物になる。
「こっらは準備完了だ。そっちの状況どうだ?」
 別働隊と通信していたマイ・カスタム(無改造・e00399)がそう告げると、間延びした声で応答があった。
「よし、間に合ったか……。皆、配置に就いてくれ」
 マイの言葉にケルベロス達が頷く。
 敵が現れる前に介入はできない。彼らは息を潜め、その時を待つ。

●そしてウマは舞い落ちた
「マイさん達も準備できたみたいね~」
 槙島・紫織(ヘビーアームドメディック・e02436)は通信を一旦終え、仲間達に向き直る。
「寒いな……」
 黒のコートに首を埋めているのは暮葉・守人(領域の双銃・e12145)だ。
 周囲の道路には、立ち入り禁止と書かれたテープが張り巡らされている。
 道すがらに彼らが設置したものだ。
「あっ……! 男の人出てきたよ……!」
 曲がり角のブロック塀から様子を窺っていたメーリス・サタリングデイ(大きい斧は勇気の証・e10499)が、小声で叫んで知らせてくる。
 ロゼ・アウランジェ(時空歌う黎明の薔薇姫・e00275)は、その様子に小さく微笑み、彼女の肩にそっと手を添え、自身も塀の向こうを覗き込んだ。
「紫織さん、あちらの様子は……?」
 ロゼの表情は、既に真剣な物へと変わっている。
「大丈夫よぉ。向こうも把握してるわ~」
 紫織が返した。
 彼らの視線の先、男は虫の死骸を見つける。
 いよいよ、といった風に守人が髪を掻き揚げバンダナで纏めつつ、問うてきた。
「タイミングは?」
 問われた紫織は目を閉じる。彼女は瞬間的に思考をアジャストさせ、戦闘用に切り替えを完了させた。
「こちらで指示を出します。先にマイさん達が仕掛けるので、その背後を突きます」
 急に言動が明瞭になった紫織に一瞬疑問符がつくが、そんなものは次の瞬間には掻き消える。
「来たよ!」
 メーリスが叫ぶ先、ローカストが空から落ちてきた。
 気が逸るメーリスを、彼女の肩に手を置くロゼがなだめている。
「まだ、我慢です……!」
 それは、自らに言い聞かせている様でもあった。
「先鋒としてマイさん達が出ます。会敵後、こちらも出ます」
 紫織が告げる中、視界の先で仲間達が動き出すのが見える。
 戦闘まで幾許の猶予も無い。緊張感が張り詰める中で、ケルベロス達は戦場を注視していた。

●街路上の跳ねウマ
「仕掛ける!」
 マイが先陣を行く。男が頭を掴まれているのが見えた。
 ローカストがこちらに気付くが、男を離す気配は無い。
「そう簡単にはいかないか……!」
 柚木がカードを切る。示すのは火、彼の周囲に気配が来た。
「援護を頼む、無理矢理にでも引き剥がす!」
 彼の要請に仲間達が呼応する。
 低姿勢の高速機動を以て、マイがローカストに肉薄した。
 対するローカストは男を掴んだままの所為か、反応が数瞬遅れている。
「閃!」
 背面に回りこんだマイは刀を抜き放ち、その勢いのまま弧月の軌跡を走らせた。
 斬撃はローカストの関節肢の隙間を断ち、バランスを崩す。
 その隙を突いてに草が走り込んできた。
「行きますよ、Caprice――」
 彼の手にする剣が、その言葉に応える様に輝きを増していく。
「虫は虫籠に、星の重力からは逃れられませんよ」
 振り下ろしと薙ぎ払いの2連撃による十字斬り、斬撃と共に叩き込まれた重力がローカストに負荷を与える。
 ローカストは高負荷に動きを妨げられ、怒りからか叫びをあげた。それは知性の欠片も感じられない、本能のみに従う獣のような物だった。
「この前戦ったローカストとは大違いだね……」
 動きを鈍らせる敵に対し、都は追い撃ちをかける。
 彼女が構える火器に魔力が集束していく、トリガーを引く必要は無い。
「知性は無くとも、恐怖の記憶くらいはあるだろう?」
 射ち出されたのは漆黒の魔力塊、穿たれた者のトラウマを呼び起こし蝕む魔弾だ。黒の直撃を受けたローカストは、何かに居竦まるように動きを止めた。
 最後方で狙いを定めていた柚月が動く。彼を覆っていた気配が一瞬確かな物になる。
「ここだ……!」
 放たれた炎弾はローカストの腕狙い、被害者を解放するための一撃だ。
 ローカストは咄嗟に回避を試みる。しかし、遅かった。紅蓮の一矢は正確にローカストの腕を撃ち抜き、炸裂する。跳ね上げられた腕から被害者の男性が放り出された。
「被害者は私が確保いたします。皆さんはフォローをお願いします」
 マイ達とは反対側で待機していた紫織達が飛び出してくる。
 紫織は男性の落下地点に滑り込み、抱き止めた。
「大丈夫ですか? 意識をしっかりもって下さい」
 呼び掛けるが、反応が薄い。衰弱はしているが生きていた。
 ダメージから復帰したローカストがそれに気が付き、雄叫びと共に迫ってくる。
「行かせません!」
 ローカストの軌道上にロゼが割り込んできた。しかし、ローカストはロゼを視認するや瞬発的に踏み切り、跳躍を果たす。
「それに、触れないことをお勧めしますよ」
 見れば守人が空に黒い銃を構えていた。彼の視線の先、ローカストの周囲には無数の黒の球体が浮遊している。
 黒球にローカストの身体が触れた。その瞬間、黒球が爆ぜ粘性のスライムがぶち撒けられる。更に爆ぜた衝撃でローカストが吹き飛ばされ、黒球が連鎖的に爆発を起こす。
「あーあ、だから言ったのに」
 守人の黒銃が溶け、リングの形に集束していく。同時に周囲に飛び散ったスライムの破片も回収されていった。
 爆発で軌道を逸らされたローカストだが、空中で姿勢を制御し再び狙いを紫織に付ける。物理法則を無視するように、ローカストは急加速しながら紫織の方へ落下していく。
「てぇやぁあ!」
 割り込んできたメーリスはローカストの急降下蹴りに対し、強引に後ろ回し蹴りを合わせた。周囲のアスファルトが捲れ上がる程の衝撃は発生する。
 威力を殺し切れずメーリスは膝を折るが、その沈み込みを踏み切りとして飛び上がった。
「うらああー!! 重力キックだぁー!」
 空中で身体を捻り回転の勢いに重力の力を乗せ、ローカストの脳天に踵落としを叩き込む。
「紫織さん!」
 メーリスがローカストの顔面を蹴りつけ、反動を利用し飛び退いた。
 紫織は頷き離脱を試みる。
「ドローン射出。 しばらくお任せします」
 小型の浮遊無人機が射出、ケルベロス達を守るように展開した。そして、彼女はすぐさま被害者を抱え走り出す。
 その様子を見ていたローカストが猛るような声を上げ、追う態勢に入った。
「次は抜かせません!」
 ロゼは低空を滑るように飛翔し、ローカストを抜き去る。その勢いのまま急上昇を掛け、後方宙返り、身体に捻りを入れローカストの正面に向き直った。
 掲げた剣に光片が散る。
「止めます……!」
 振り下ろされた剣筋と垂直に交わるように、対となる剣の横薙ぎを叩き込んだ。十字を描いた剣閃は重力を生み出し、ローカストを留め置く。
 犠牲を予言された男の命は、この時おそらく確定した。
 ならば、憂いは最早無い。同じ運命を辿る者が現れないように、その原因を排除するのみだ。

●跳ねウマデストロイ
 誰の目から見ても、現状は明らかにケルベロス達が優勢ではあった。
「しかし、タフだな」
 マイが独りごちる。
 バイザーのモノアイがローカストを補足していた。その身体には無数の剣創、間接肢の隙間は黒の粘着物で埋め尽くされ、外骨格は焼け燻り、更には局所重力に歪んでいる。
 それでも未だ平然と立っている、そう見えた。
「少し不気味ですね」
 そう感想したのは草だ。ローカストは虫型である故に表情も読めない。会話も不可能となれば、目の当たりの事実が真実という事になる。
「ま、限界はあるだろう」
 守人の言葉に頷き、ローカストを再び見据えた。
 獲物を完全に取り逃がした事で、冷静さを取り戻したのか異様な程静かになっている。
 一番近くに居るロゼは剣を構え、様子を窺っていた。
 ローカストは刹那の間に空中へと身を飛ばす。
「はや――ッ!」
 油断した訳ではなかった。ローカストの動きが狂っていた。
 ほぼノーモーションで飛び上がったローカストは、ほとんど反射するような挙動でロゼに急降下蹴りを見舞ったのだ。
 紫織が残していったドローンが防衛に入るが、物ともせずに突っ走る。
「ッ!?」
 ギリギリでマイが割り込んできた。咄嗟の判断であったため声を掛ける余裕は無い。結果としてロゼを突き飛ばす格好になった。
「すまない、手荒になってしまった」
 マイが自身のサーヴァントに回復の指示を出している。
「あ、ありがとうございます」
 ロゼの謝意に、気にするな、と返しつつ。
「……さすがに戦闘力は侮れないか」
 そう結論付けた。
 彼女の視線の先、飛び出す影がある。
「そぉりゃあー!」
 メーリスは頭上から真下方向へ通すように、浴びせ蹴りをブチかました。
 衝撃はローカストの身体を揺らし地面を砕き割る。それはローカストを僅かに埋めてしまう程の威力だ。
「こっちは普通の蹴りだよ!」
 普通とは一体どういう事だろうか、と一瞬思考を巡りそうになるが、今はチャンスだ。
 しかし、ローカストも跳んで脱出しようと試みる。
「おっと、させないぜ」
 守人が黒のリングを付けた手を地面に置いていた。よく見るとローカストの足元を黒い物が満たしているのが分かる。
「喰っていいぞ」
 言った瞬間、地面を満たす黒の一面が塊へと膨らみ、ローカストの足元から噛り付いた。
 畳み掛けるように、柚月が追撃に入る。切られたカードが示すのは闇。
「闇の女王のお出ましだ! レイス・アリディラ!」
 呼び掛けに応えるように、彼の傍らに金髪のゴスロリ少女が召喚された。
 黒と金の少女は手にした大鎌を振るい、身動きの取れないローカストを滅多切りにしてしまう。
 しかし、まだローカストは倒れない。そして、ローカストは咆哮と共に拘束から脱する。
「往生際の悪いことだ」
 都の周囲に炎が踊る。それらは集束し大きな火種へと成長した。
「悪いね、火力の調節はでき無いんだ。最大火力でいかせてもらうよ」
 言い終わるや否や、炎弾は撃ち出され、ローカストは炎に包まれる。
 流石に余裕がないのか、ローカストの動きは次第に鈍いものになっていく。
「底が見えましたね」
 剣を構えた草が上段から斬りかかる。しかし、ローカストは最小限の動きでそれを避けてしまった。
「見切られていますか……!」
 反撃を警戒しつつ、草は一旦の後退を選択する。
「遅くなりました。あの男性はもう大丈夫です」
 紫織が戻ってきた。彼女の周囲にはチラチラと電光が走っているのが見える。
 そして、ローカストを一瞥。状況を解したのか、すぐさま行動に移る。
「私の力、受け取ってください。ディスチャージッ!」
 今の状況を見越していたのか、既にチャージを完了していた紫織は接続した2本の杖を掲げ、莫大量の電撃を周囲に放出した。
 電撃は仲間達に降り注ぎ、その肉体を活性化させていく。
「受け取りました……行って参ります!」
 ロゼは翼で空を打ち、低空軌道の飛翔に入る。
 同じくマイも持ち前の機動力で、彼女を追った。
「運命紡ぐノルンの指先」
 ロゼが詩を紡ぐ。それに共鳴するように2本の剣が光片と散っていった。
「来たれ、永遠断つ時空の大鎌」
 舞う光片が集束し、大鎌の形を成していく。
 迫るローカストに対し、ロゼはすれ違いざまに大鎌の一撃を叩き込んだ。
「――あなたに終焉を」
 空間が断裂しローカストを呑み込まんとするが、集束し切らずに消えてしまう。
「そのために私が居る」
 マイは怯むローカストの背後に回り込み、その身体をホールドした。
 ローカストはマイの動きにほとんど対応できていない。出涸らしか、良いとこ取りだな、という感覚はある。だが、誰かが決めねばなるまい。
 ローカストごと身を空へと跳ばした。それは縦回転を伴う軌道で加速しながらアーチを描く。
「重力の大地に……」
 地面が迫る。
「沈め!」
 ローカストの脳天を地面に叩きつける。回転加速を伴った衝撃は凄まじく、半身ほど埋まってしまっていた。
「た、倒したのか?」
 柚月の疑問にケルベロス達が、埋まったローカストを注目する。
「動かない……か」
 守人が呟き、他の仲間達も肩の力が抜けていくのを実感した。
「これ抜けないけど、どうしようか……?」
 メーリスがローカストだったモノを突いている横で、柚月と守人がそれを引っ張っているが、ビクともしない。
「すまん、やり過ぎたか」
 言いつつもマイは笑っていた。
「いっそ、燃やしてしまうのはどうだろう」
 都が物騒な事を口走っている。
 守人と柚月が草に手伝いを要請しているようだが。
「い、いえ、虫に触るのはちょっと……」
「え」
 ススッと距離を取る草に対し、包囲網を狭めていく様子が見える。
「皆元気そうね~、治療はいらないかしらぁ」
 いつの間にか、いつもの調子に戻っていた紫織は遠巻きに皆の様子を眺めていた。
 背後の気配に気付き、ふと振り返ってみると、うずくまるロゼが見える。
 大丈夫?、と声をかけられロゼが顔を上げた。
「少し祈りを捧げていただけですので」
 そう言って立ち上がり、紫織と共に歩いていく。騒ぐ仲間達の元へ。

作者:駒小田 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2015年11月19日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 7/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
 あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。