●茨城県かすみがうら市
とある廃工場。
十数人の若い男女が2つのグループに分かれ、険悪そうな雰囲気を醸し出している。
「勝負の方法は?」
一方のグループのリーダーらしき男が相対するもう片方のグループのリーダーらしき女にいう。
「タイマンで戦って、負けた方が相手の傘下に入る、でどう?」
鋭く男を睨む。
「OK。ならこれ以上のゴタクはイラネェな。勝つのは俺たちホワイトジャガーだ!」
男が上着を脱ぐと、その身体がみるみる植物の蔦に覆われていく。
「スカーレットスウィートにケンカを売ったコト後悔させてあげるわ!」
そういった女の身体も、同じように全身を蔦が覆い尽くす。
2人の攻性植物化したリーダーに羨望の眼差しを向け歓声をあげる若者たち。
「いくぜぇ!」
「いくわよぉ!」
男が白い巨大なジャガイモ型の拳を振るうと、女は大量のサツマイモがついたムチを振るうのであった。
●
「燈・シズネ(迷い猫・e01386)さんの情報でサツマイモとジャガイモの攻性植物が茨城県かすみがうら市に出現するのが分かったよ!」
ヘリオライダーの笹島・ねむが集まったケルベロスたちに説明を始める。
若者同士の抗争事件が多発している茨城県かすみがうら市で、今度は『攻性植物同士による決闘』で『負けたグループが勝ったグループの傘下に入る』という戦いが行われるという。
「これを放っておいたら、攻性植物による統一組織ができちゃうかもしれません!」
デウスエクス同士の戦いは負けてもコギトエルゴスムになるだけだ。グラビティチェインが豊富な日本では復活するのも早く、このような決闘が繰り返されれば十分考えられる事態といえよう。
「この決闘に乱入して攻性植物を撃破してください!」
「攻性植物同士の決闘が行われるのは大きな廃工場の中です。グループのリーダーの攻性植物2人に十数人のグループメンバーがいるみたいです!」
部外者が現場を訪れることは無く、リーダー以外のメンバーは一般人なのでケルベロスが乱入した時点で勝手にその場所から逃げ出すだろう。
リーダーたちも仲間を攻撃するようなことは無いので一般人対策は特に考える必要はない。
「男の攻性植物はジャガイモ型の拳での接近戦が得意みたい。女の攻性植物は触れると爆発するサツマイモのついたツルのムチを操って周囲をなぎ払ってきます!」
男は単体攻撃を中心に、女は列攻撃を中心に攻撃を仕掛けてくる。
「もしも、この2体が協力してみなさんと戦うような事態になると勝つのがとても困難になるから立ち回り方がとっても重要です!」
2体の攻性植物が一時休戦してケルベロスに対処するような事態になった場合、勝利するのが非常に困難になる。
特に対応を考えずに戦闘を始めた場合、すぐに2体は協力してケルベロスと戦うべきである事に気づく。
2体を協力させないための作戦や立ち回りが絶対に必要だろう。
どんなタイミングで決闘に介入しても構わないので、うまく立ち回りそのような事態は回避してほしいとねむは忠告をする。
「みんななら絶対になんとかしてくれるって信じています!」
参加者 | |
---|---|
エウジェニオ・バルダッサーレ(真実を嘯くパラノイア・e01048) |
燈・シズネ(迷い猫・e01386) |
エピ・バラード(安全第一・e01793) |
弘前・仁王(龍の拳士・e02120) |
リヴィ・アスダロス(魔瘴の金髪巨乳な露出狂拳士・e03130) |
永代・久遠(小さな先生・e04240) |
端境・括(鎮守の二挺拳銃・e07288) |
セーラ・フレッカー(地球人のガンスリンガー・e17178) |
●
とある廃工場の屋根の上。永代・久遠(小さな先生・e04240)が大きな天窓から建物の中の様子をうかがう。
薄暗い工場内。2体の攻性植物が戦いを繰り広げ、その戦いに周囲の若者たちが歓声をあげる様子が目に入る。
「デウスエクス同士の戦いで盛り上がるとか。あいつらなに考えてやがるんだ?」
デウスエクス同士の戦いをスボーツ観戦か何かと勘違いしてるかのような若者たちの様子に、燈・シズネ(迷い猫・e01386)が困惑の声をあげる。
シズネと同じく久遠の顔にも戸惑いの色が。
「ジャカイモとサツマイモの戦いですし、ジャガバターと焼芋のどちらが美味いかとか。そんな所ではないですかねー、シズネくん」
エウジェニオ・バルダッサーレ(真実を嘯くパラノイア・e01048)が茶化すようにいってのける。
「おいおい、エウジェさま……って、オレもあのイモ見てたら腹が減ってきちまった。なあ、あれ食えねぇかな」
――戦いの前に分からねぇ事をうだうだ考えるのは良くねぇな。
冗談めかして腹をさすりつつも、これから戦う相手である攻性植物にシズネの意識は移る。
3人から少し離れ、ヤンキー座りでリボルバーのチェックしていたセーラ・フレッカー(地球人のガンスリンガー・e17178)がのどかな秋の空を見てポツリとつぶやく。
「ああいった連中の考えなんて考えるだけ無駄ですよ。なんも考えてないに決まってますんで」
●
「あん? ホワイトジャガーの連中がコッチに何の用よ!」
敵意をあらわにした女が、不良グループの中に紛れ込もうと近づいたエピ・バラード(安全第一・e01793)と端境・括(鎮守の二挺拳銃・e07288)を睨みつける。
「わしらは新入りの……」
括が自分たちは新入りのメンバーだと釈明しようとした所を、エピが慌ててその口をふさぐ。
見れば、先ほどの女以外にも数人の男女がこちらを睨みつけてきているではないか。
(「括様、これはマズイです」)
普段から見知らぬ他人と接する機会の多いエピ。その経験が彼らを下手に刺激すれば大きな騒ぎになると告げている。
(「う、うむ。ひとまずこの場を離れるか」)
括も周囲の殺気だった様子を察知しその場を離れる。
「しかしこれは一体どういう事じゃ?」
不良グループから離れ、括が首をひねる。
「うーん。プラチナチケットが効いてないワケでは無いんですよね」
エピがチラリと周囲を見回すと、誰もこちらを気に留める事なく攻性植物の決闘に目を向けている。
「あちら側も上手くいっておらんようじゃしの」
そう言った括の視線の先。
ヤクザに扮した弘前・仁王(龍の拳士・e02120)とリヴィ・アスダロス(魔瘴の金髪巨乳な露出狂拳士・e03130)が同じく不良グループに接触を試みたが上手くいかずに困惑していた。
「いきなり敵グループの助っ人と勘違いされるとは思わなかったな」
リヴィが肩をすくめる。
「まったくです。騒ぎになると本来の任務に支障をきたしそうでしたし仕方ないですね」
隣人力も大した効果を発揮できない状況に、仁王も苦笑いを浮かべる。
プラチナチケットには一般人に『関係者』と思い込ませる力があるが使用者が『どのような関係者』かを指定する事はできない。
対象の一般人が最も自然と感じる『関係者』と勝手に思い込む事になる。
今回の場合、予知にあったようにこの場にいる若者たちは両グループ合わせて十数人。つまり片方のグループで考えれば十人に満たない少人数となる。
なので同じグループのメンバー同士は全員顔見知りの可能性が高かったし、実際にそうであったのだ。
また若者たちにとって決闘と全く無関係の第三者が乗りこんでくるといった状況は想像しにくく、不自然であった。
逆に第三者の介入を若者たちが始めから想定しているとすれば、ケルベロスたちの立てた作戦自体が大した効果を発揮しなくなる可能性も高い。
よって若者たちは『顔を知らない人物だが関係者だろう=敵グループの関係者に違いない』という思い込みをしてしまったのだ。
「残念ですけど。聞き込みは諦めた方がよさそうですね」
エピの言葉に「仕方あるまいな」と括もため息をついた。
●
「スッゲーな、オレもあんな風に戦ってみてぇぜ!」
「ホント2人とも最高にクールだぜ!」
戦いを繰り広げる攻性植物に対して、若者たちが次々と羨望と賞賛の声をあげる。
そのような声を少し離れた所で聞き表情を硬くする仁王。
「どうしたんだ?」
そんな仁王の様子にリヴィが声をかける。
「いや、大丈夫です。ただ……彼らのデウスエクスへの見方が信じられないだけで」
「……ああ、そういう事か。私もだ」
共に降魔拳士である仁王とリヴィ。強大なデウスエクスの力を扱う事への恐れと責任を常日頃からその身で感じている。
だからこそ、流行のファッションのように攻性植物を羨む若者たちを前に思う所も大きい。
「これは、何とも異様な光景じゃな」
有益な情報はないかと静かに若者たちの会話に聞き耳を立てていた括も同じような感慨を得る。
欲しい情報は上がってこないが若者たちの会話の端々から漏れる『攻性植物化は力の象徴であり格好良いものだ』という意識に困惑を隠せない。
「そろそろ頃合いですよね、括様」
じっと考え込んでしまっていた括にエピが声をかける。
エピが指さす方を見れば攻性植物同士の決闘も佳境に入っているようだった。
「ジャガイモの方が優勢に見えるの。ではエピよ全員に合図を送ってもらえるかの?」
括の言葉にエピがうなずいた。
●
「辛そうじゃねぇか、サツマイモさんよぉ!」
片膝をついたサツマイモ型の女の攻性植物に、ジャガイモ型の男の攻性植物がニヤニヤと笑い近づいていく。
「加勢しますっ!」
突然頭上から女性の声が聞こえたかと思うと、天窓を突き破り小柄な女性――久遠が攻性植物の間に落下。
あっけに取られる男をしり目に、片膝をついた女の攻性植物に応急処置を施す。
「なっ!?」
男が驚きの声をあげる。
と、今度は横から男に向かって2発の光弾が飛来。
とっさに両手のジャガイモでガードする。
光弾の飛んできた先を男が見ると銃を構えた男と女――リヴィと仁王の姿が。
「テメェら、一体!?」
困惑する男にさらに頭上から飛んできた光線が直撃。その身体の自由を奪う。
「その驚きに満ちた表情、エウジェニオ様好みの良い顔ですねー。もっと慌てふためく様を見せてくださいよ」
屋根の上の天窓からエウジェニオが男にむけて光線を浴びせかける。
そして男の注意が上に向いた瞬間。
音もなく男の背後に回りこんだシズネが背中から刀で斬りつける。
「やっぱ秋はスイートポテトで決まりだろ。助太刀するぜ」
戦いの高揚感で耳と尻尾が飛び出たシズネが地面に倒れ込んだ男にニヤリと笑う。
「コイツら……グハッ!?」
急ぎ立ち上がろうした男の背中に衝撃が走る。
「オラッ! オラッ!」
ズボンに手を突っ込んだままのセーラが倒れた男の背中に何発も蹴りを加えていく。その姿はチンビラそのものだ。
「汚ねえぞクソアマッ! タイマンつったのはそっちだろうがッ!」
背中を打ち据えられながら、女の攻性植物に向かって叫ぶ男。
「こんなヤツら知らないわよ!?」
理解が追いつかず目を白黒させる女。
「ざけんなゴラァ!」
怒り狂う男。
その男の目の前にあらわれたテレビウムのチャンネル。
手に持ったバールのようなモノを勢いよく男の頭めがけて振り下ろす。
その一撃を地面を転がり避ける男。
「ジャガイモなんてびんぼーくさい! 消し炭になっちゃえばいいんです」
エピの声が男の耳にはいる。
すると男の真下の地面から溶岩が噴出し、男を空中に放りだす。
さらにその空中の男に様々な方向から銃弾が飛んできて撃ち抜く。
「縁あってサツマイモ殿に加勢させてもらうぞ!」
古風な拳銃を構えた括がその銃口を地面に倒れこんだ男に向けていった。
●
突然の乱入劇に全く対応ができない男を、ケルベロスたちはさらに攻めたてる。
男は立ち直る隙を与えられないままに追い込まれていった。
「クソがぁ!」
男がやみくもにジャガイモの拳を振り回すのをエウジェニオが受け止める。
「ふふふ、エウジェニオ様はあなたの心を読むことができるのです。だからその攻撃は通用しませんよー」
「なにいッ!?」
驚く男にエウジェニオが続ける。
「ところで、今どんな気持ちですか? くふふ」
「なっ、心が読めるんだろうが!?」
「今の話は嘘ですよ。あ、これは本当。というのは冗談です、なんてね。もちろん、嘘偽りなく事実を述べているまでですよ」
掴み所の無い『本当の嘘』に男はますますペースを乱されていく。
「オイオイ、よそ見してっと足元すくわれるぜ?」
四足獣のように地面すれすれまで腰を深く落としたシズネが男の足元に一気に潜り込む。
「こんな感じになァッ――『雨燕(アマツバメ)』」
その勢いを殺さないよう、しかし全身に強引な捻りを加えて刀を乱暴に上方向に振り抜く。
斬りつけた後で姿勢を崩し背中から地面に転がりこむシズネ。
真っ当な剣の型や作法を無視した獣のような攻撃だ。
地面を転がった勢いでそのまま立ち上がると男の方を振り返る。
すると男の身体から大きな血飛沫が上がるのが見える。
「あぁぁアアアッ! 血が、血が止まらねぇよ!?」
止めどなく流れ出す血に叫び声を上げる男。
悠然と近づいてきたセーラが手に持ったリボルバーの銃口を男の頭に突きつける。
「別になんの恨みもありはしませんが。これも仕事なもんで」
――パァン!
男の頭が弾け飛び、頭を失った身体がその場にバタリと倒れこんだ。
●
「危ない所であったな」
括が唖然とする女に優しく話しかける。
「ところで聞きたい事があるのじゃが――」
「――ねぇ!? まさかソイツ……殺しちゃったの!?」
括の言葉をさえぎり、倒れた男を指差して、女が素っ頓狂な叫び声を上げる。
「……」
「マジで殺したのかよっ!? この……ひ、人殺しッ!」
押し黙る括にヒステリックな声をぶつける女。
周囲の若者たちから小さなざわめき声が上がる。
その女の様子を見て久遠が小さくため息をつく。
(「私たちとこの子たちとの間に大きな思い違いがあったみたいね」)
久遠にとってのデウスエクスとの戦いとは、目の前の人々の生命を守る為のものであり、負ける事の許されない生存を賭けたものだ。
またデウスエクスが地球を侵略する目的も、彼らが生存に必要なグラビティチェインを収集する事にあると知っている。
ケルベロスとデウスエクスの双方にとって戦いとは生存の為の行為である、というのが当然のはずなのだ。
(「でも、この子たちは……」)
今まで観察してきた若者たちや今の女の様子を見ていれば分かる。
彼らにとってのデウスエクスを使った決闘とは、ただの力比べ――ゲームに過ぎなかった。
さらにいえば、彼らに知識としてのデウスエクスの怖さはあっても、実感は無いのだろう。
ドラッグが危険と知っていても手を出す若者の心理と同じようなものだ。
だからこそ大した考えも覚悟もなくこのような決闘に至ったのかもしれない。
「そもそも戦いに対する認識が180度違っておったのじゃな」
括もまたそれに気づき苦笑いを浮かべる。
加勢の形を取る事で攻性植物に好印象を与えられればと思っていたがこれではどうしようも無い。
「私たちは――」
ヤクザに扮していたリヴィがその衣装を脱ぎ捨てる。
「――ケルベロスだ。攻性植物を縄張り争いに使うような愚か者に容赦はしない」
そう言い放ち、露出の多い本来の姿を見せる。
「ケ、ケルベロス!?」
「や、ヤベェ……に、逃げろ!」
リヴィの言葉に若者たちは蜘蛛の子を散らすように逃げていく。
同じくその場から逃げ出そうとした女の前に仁王とシズネが立ちはだかり、その周囲を他のケルベロスたちも囲む。
「逃すワケにはいかねぇ。悪いがここで、死んでもらうぜ」
シズネが冷たい目で女をみる。
「な、なんでよッ!? なんでアタシが死ななきゃなんないのッ!?」
女がたじろぎ、後ずさりする。
「その理由が――分からないんですか?」
久遠が悲しみと憐れみの混じった目で女を見る。
「お主が越えてはならん一線を越えてしまったからじゃ……そのつもりが無かったにしろ、もう捨ておけぬ」
括が静かに女に告げた。
●
「ADExV弾、ロード!」
久遠が手早く自動拳銃のマガジンを交換して、初弾を装填。
女に向けた引き金を引く。
乾いた銃声とともに女の身体を弾丸が撃ち抜く。
「死にたくない……死んでたまるかヨォッ!」
恐怖に震える女がムチをふるうと周囲が爆発に包まれる。
その爆発の中から仁王とサーヴァントが飛び出してくる。
「数多の力、今ここに――『龍化(ドラコンドライブ)』」
仁王の力を受けたサーヴァントが女に突撃。女を吹き飛ばす。
「ひとふたみぃよぉいつむぅなな。七生心に報いて根国の縁をひとくくり――」
括の拳銃から放たれた弾丸が分身となり女の周囲を取り囲む。
さらに括と分身が次々と放つ弾丸の軌跡により女を中心に結界が発生。
「さて、おぬしの御魂は此方側かの彼方側かの?」
――パァン!
結界の中。括から放たれた最後の弾丸が女をとらえると、結界が光を放ち女が苦悶の叫び声を上げる。
「極大の恐怖の嵐に、震え上がるがいい!」
空中に跳んだリヴィが女を見据え身体に捻りを加えると、その大きく露出した脚に暴風がまとわりつく。
「『テラー・テラ・テンペスト』!」
女に向かい暴風を伴った回し蹴りが炸裂。
その一撃で女がガクリと地面に倒れ込み二度と起き上がる事は無かった。
●
「お車の手配をしましょうか? お嬢」
倒した女を苦い表情で見ていたリヴィに、仁王はあえて冗談を言って気を紛らわせようとする。
「フフ、準備してもらおうかい。極道」
その気遣いを察したリヴィが笑顔を見せる。
「あっけないものですねー」
「いっぺん主導権を握ったら、相手に立ち直る隙を与えず叩き潰すのは勝ちの定石ですぜ」
エウジェニオの言葉にセーラが答える。
加勢という体裁を取る事で混乱を誘い、決闘で傷ついていた敵に回復する余裕を与えずに倒しきれたのはケルベロスたちの作戦が見事にはまった結果であった。
「なんで、こんな取り返しのつかない世界に踏み入ってしまったのでしょうか」
倒れ伏した男と女に彼らもまた被害者ではないかと久遠は思う。
「コイツらのやった事に同情はできねぇけどさ……でもよ」
イラついたように頭をかくシズネ。
「人の身を捨てて手に入れた力で、彼らは何を求めたんでしょうか?」
エピの呟きに括が答える。
「それは――ワシらには分からんよ。何か思う所があったのかもしれんし、特にそのようなものはなかったのかもしれんな」
作者:さわま |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2015年11月14日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 1/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 9
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