情けなき凌辱者

作者:塩田多弾砲

「こ、これで……」
 放課後の、とある高校の部室。女子生徒が一人でいるところに、後ろから、震えながら近づく男子生徒の姿があった。彼の手には……クロロホルム入りの脱脂綿を手にしていた。
 が、すぐに気づかれて、ふりむかれた。目前の彼女は、彼を訝しげに見つめる。
「? ……島田君? 何か用?」
「……あ、えっと、その……」
「……って、何見てるのよ」
 彼女は、男子生徒・島田の事を意識……どころか、ほぼ無視の空気扱い。
 そして彼女は、そのまま帰ってしまった。
 青白く、陰気な顔つきの島田は、
「……ふん、あんなブスじゃなくて、もっと別の美少女を狙うか」
 言い訳するように、ぶつぶつと口の中でつぶやいていた。
「草な……草なんとか神社のエロ巫女みたいな美少女を、エロネタで脅かして、嫌がるところを無理やり調教して、俺のものにしてやる。きっと、絶対に……」
 と、いきなり、
「それは悪いわね! そんな不純異性交遊を望む悪い男子生徒は、私が更生させてあげる!」
 声をかける者が。
「なっ……誰だ!」
 それは、どこかの高校の制服を着た女子。おかっぱでメガネをかけ、きっちりと制服を着こなし、なおかつ腕章を付けた姿は、まるで風紀委員か何かのよう。その手には……杖のような大きな『鍵』が握られていた。
「あなた! 女子生徒を薬物で気絶させ、その隙に恥ずかしい写真や動画を撮って、それをネタに脅かして、女の子を思い通りに恥ずかしい調教する、外道なワルなのね!」
 彼女のその言葉に、
「……あ、ああ。そうさ、どんな女も、俺に逆らえない! 全ての女は俺の奴隷だ! お前も調教してやろうか!」
 島田は顔を歪め、その女子生徒に迫った。
 が、
「そういう事なら、私が手伝ってあげる」
 彼女……イグザクトリィは、手の鍵を島田の胸に突き刺し、捻った。
「前日に草薙・美珠(退魔巫女・e33570)さんたちが解決した、主婦や人妻が通うプール教室を襲ったオークの事件ですが。その教室に通ってる主婦の一人、その娘さんを襲おうとしたのが、今回の被害者です。まさに女の敵、とでも言うべき人間ですが……それでも被害者には間違いありません」
 というセリカの言葉は、ややうんざり気味。
 日本各地の高校に出現し始めた『ドリームイーター』。そいつらは、高校生の持つ強い夢を奪い、それを利用して強力なドリームイーターを産み出そうとしているらしい。
 そして今回狙われたのは、島田雄二という学生で、不良への強い憧れを抱いていたらしい。
「ただ、彼の憧れる不良ってのが、『女の子の恥ずかしい写真や動画などを撮って弱みを握り、それをネタに脅迫してあれこれしたい』というタイプの不良、らしいのです」
 そして、島田から生み出されたこのドリームイーターは、強力ではあるが、この夢の源泉である『不良への憧れ』を弱めるような説得ができれば、弱体化も可能。
「不良になるのを諦めさせる、または不良そのものに嫌悪感を抱かせるなど。ともかく、そういうふうに説得できれば、弱体化し、戦闘を有利に進められるかと」
 ドリームイーターは、一体のみ。その姿は、胸の部分にモザイクが付いた、島田とそっくりの姿をしている。しかし、より不健康そうな青白い顔で、狂気に駆られた顔つき。今回のこの個体は、心を抉る鍵を用いての斬撃とトラウマ具現化、モザイクを飛ばして敵を包み込み、知識吸収しパラライズさせる、または悪夢で精神を侵食し催眠させる、といった事を行えるらしい。
「場所は、なにかスポーツ系部活の、部室錬の片隅です。部室内は狭いですが、すぐ外は肯定に続く広場になってますので、戦う場所には困らないですね」
 時間も放課後で、この日は運動系の部活動は行われておらず、生徒の姿もほぼ無い。
「それと、ドリームイーターはケルベロスを優先して狙うようなので、一般人への襲撃や救出は心配しなくていいと思います」
 とはいえ……と、セリカはため息。
「高校生の夢を奪い、ドリームイーターを産み出すなんてことは許せませんが……それ以前に、女の子の弱みを握ってそれをネタに脅し、やりたい放題するなんて事は、ある意味ドリームイーター以上に許せません! こんな夢など諦めさせた方が良いので、皆さん、更生させてあげてください! できれば熱血指導で!」
 島田本人の外見は、青白い顔で、陰気で、こけた頬の、みるからに陰キャといった風体。マネージャーの女の子への態度を見ると、襲うどころか普通に会話する事すら出来無さそうだと、セリカは付け加えた。
「というわけで、皆さん。よろしくお願いします!」


参加者
クヌギ・フォンティーヌ(比翼律動・e00438)
癒伽・ゆゆこ(湯治杜の人形巫女・e00730)
日柳・蒼眞(無謀剣士・e00793)
カルディア・スタウロス(炎鎖の天蠍・e01084)
白雪・まゆ(月のように太陽のように・e01987)
獅子谷・銀子(眠れる銀獅子・e29902)
草薙・美珠(退魔巫女・e33570)
エリナ・バーンシュタイン(無表情系元事務員・e41066)

■リプレイ

●屈服の悪夢
「島田さん、私に御用でしょうか?」
 手紙で呼び出された草薙・美珠(退魔巫女・e33570)は、その場所へと向かっていた。
 二人の少女が、彼女に続く。
「あ、あの。私たちもご一緒して、良かったでしょうか?」
 一人は、癒伽・ゆゆこ(湯治杜の人形巫女・e00730)。
「ご迷惑とは、おもいますが、草薙さんが、心配、でして……」
 もう一人は、白雪・まゆ(月のように太陽のように・e01987)。
「いえいえ、心強いです」
 今度の依頼のドリームイーターは、恐らく自分たちを呼び出し、何やら脅迫してくる。それに敢えて乗るという作戦だが……。
 やがて、現場の部室棟に。
「あの、草薙です。島田さん、いらっしゃいますか?」
 返答はない。三人が、暗い部室内に入ると。
 突然、扉が閉まった。
「えっ? んうっ!……うぅ……」
 そして、扉の陰から現れたそれは、モザイクを三人に飛ばし……。
 美珠に近づくと……彼女を後ろから羽交い絞めにして、手にしていた布を口元に押し付け塞ぐ。
「な、何……」
 そのまま……美珠は気絶。
「草薙さんって、あれ? ゆゆちゃ……にげ……」
「い、今助け…ぁ、ぅ…」
 二人もまた、床に倒れる。
『フン、予定外の獲物か。まあいい……』
 人影は、三脚でビデオカメラをセットした。さらにスマホやカメラ……麻縄や革製の拘束具などを撮り出し、倒れている三人へと近づいていく。
 その様子を、隣の部屋の壁、ないしはその穴から、クヌギ・フォンティーヌ(比翼律動・e00438)と、エリナ・バーンシュタイン(無表情系元事務員・e41066)は見ていた。
 二人は彼……島田から生まれたドリームイーター『DE島田』の様子を撮影すべく、ビデオカメラを設置して待ち伏せ、最初から撮影していたのだ。
「島田って子とそっくりね、あのドリームイーター」
 DE島田の様子を見つめるクヌギ。
「あ、あんな事を……」
 エリナもまた、ごくりとつばを飲む。
 DE島田は、ロッカーに美珠の身体をあずけると……まず、彼女の上半身を裸に。ブラのホックを外し……、
『くっくっくっ、小さいがいい形の胸だ』
 荒縄を手に、美珠の身体に縄化粧を施していく。そして……。
『……へえ、繁みは薄めだな』
 スカートを取り、ショーツも下げ……両足を開き露わにする。
 DE島田は、カメラの録画ボタンを押し、そのまま手にしたスマホでも撮影を。
『さて、こちらの二人も……』
 ひとしきり撮影し終えると、DE島田はまゆとゆゆこも同様に脱がせ……二人にも縄化粧を。
『こっちも微乳か。それに、やっぱり繁みは淡いな』
 二人の微乳の頂をつまみあげると……二人とも『びくっ』と反応した。その様子も撮影し……。
『それじゃあ、楽しませてもらおうか』
 美珠の胸に口を近づけると、その頂を舌で舐め上げた。

●羞恥の悪夢
「……これは、駄目だろう」
 この様子を見ていた日柳・蒼眞(無謀剣士・e00793)は、赤面しつつ顔をしかめる。
「けど……敵から目を逸らすわけにも……」
 彼と同じく、カルディア・スタウロス(炎鎖の天蠍・e01084)も、赤面しつつチラ見。
 そんな二人の近くで。美珠らを見て興奮したクヌギとエリナは、声を出さずに絡み合い。
「んんっ!? んっ……んっ……だ、だめぇ……」
 必死に喘ぎ声を殺すエリナ。が、クヌギは後ろから、彼女の服の下に手を差し入れ、胸を揉み、下腹部に指を躍らせていた。粘りのある水音が、やけに大きく聞こえる。
 クヌギの、エリナへの胸の愛撫は優しく巧みに、そして下腹部には……更に大胆に。
「……んっ! ……んっ、くふぅ……」
 エリナもまた、クヌギの下腹部へと手を差し入れると……『びちゃっ』という音が。
 蒼眞とカルディアは、それに気づくも……結局二人は、その淫行を見て見ぬふりをする事に。
 皆がそんな事とはつゆ知らず。
 三人は、悪夢を見ていた。

 美珠は暗い室内で……触手を持つ人影に蹂躙されていた。……身体が火照り、欲情し、思う通りに動いてくれない。
「……え? まゆさん? ゆゆさん?」
 そして、二人がすぐ近くで……触手に全裸にされ、虜にされ、喘ぎ悶えているのを見た。
 目前には、鏡。鏡の中の自分は、触手に裸にされ、縛られていく。
「い、いや……やめて……いやあっ!」
 拒絶しつつも、鏡に写る自分の顔とあそこは、欲情に期待したそれ。
「こんなの違う! いや! いやあっ!」
 淫乱な自分を見せつけられ……そして……。
 美珠は、目を覚ました。

●目覚めた後の悪夢
『気が付いたかな?』
 美珠は目前に、DE島田……胸のモザイクで、すぐにわかった……が居るのを見た。
 すぐ近くの床にはマットが引かれ、まゆとゆゆこがその上で絡み合っている。
「こ……こんな事は、助けが来るまで、なのれす……はうっ!」
「まゆさん……らめぇ……らめ……あっ、あああっ!」
 太い双頭のバイブが、二人の花弁に埋まり、二人は快感を貪るように腰を激しく打ち合わせていた。お尻にも、何かが入っている。
 やがて、
「「ああああっ!」」
 二人は絶頂し、果てた。
「な、何を!」
『なーに。二人が寝てる間に、ちょっといたずらして、その様子を録画しただけさ。それをネットに流すって言ったら、途端に素直になってねえ。それより……』
 自分の姿を見てみろよ、いい格好だぜ? そう聞いた美珠は……裸にされ、縄化粧を施されている事に気付いた。
「え……きゃあっ!」
 胸と股間を手で隠すが、
『今更純情ぶるなよ。淫乱なお前の本性は、画像や動画で保存済みなんだぜ?』
 そう言って、手にしたスマホには……裸にされた美珠の姿。そして、裸にされて愛撫され、意識が無いのにびくんと反応する様子が。
「や、やめてっ! そんなのすぐに消して!」
『だったら、俺のをお口できれいに、気持ちよくしてくんないかなあ』
 そう言ったDE島田は、自分の股間から、そそり立ったそれを出し見せつける。
「そ、そんな……」
『嫌ならいいけどね、っていうか……』
 触手責めを、期待してる。そんな事が皆にバレてもいいのかよ。
 その言葉に、美珠はうつむき……。
「わかり……ました……」
 近づいて跪くと、それを……口に含む。
『ほら、もっときれいに舐めとれよ。舌で、絡めて……もっと奥まで飲み込んでしゃぶれ……こんな風にな!』
「んうっ! んんんっ! かはっ、げほっ……」
 喉奥で放出された液体にむせて、咳き込んだ。
『いいぜ、これは調教しがいがありそうだ』
「くっ……」
『まずは……ひとりえっち、好きだろ? 録画してやるから、あの机の上でやれ。逆らったら、触手の事を……』
「……はい」
 DE島田に逆らえず……美珠は近くの机の上に上がり、後ろ手にして座り……おずおずと足を広げる。そして、自分の胸と花弁とに手をやり、慰めはじめた。
 次第に、指の動きが激しくなる。
「見られてる……見られてるのに……どうして……」
 粘ついた水音が、室内に大きく響いた。
『へえ。草薙さんは、見られながらするのが好きな変態なんだな。机の上もびしょびしょだ』
「やめ……ああっ! そんな事……言わないで……んっ!」
 はあ、はあ……と、息を切らせ……美珠が軽く絶頂した時。
『エロいお前に、ぴったりの玩具を付けてやるよ……』
「え……ああああっ!」
 パチン! と、金属の留め金の音を聞いた美珠は……剥き出しにされた自分の敏感な花芽に、指輪のような金属の輪がはめられているのを見た。輪には長くて細い丈夫な紐が付き、美珠のお尻の後ろで結ばれている。
「な、何、これ……あああっ!」
 触らずとも、動くだけで……『輪』は美珠のそこから、鈍い痛みと快感を与えてくる。
「外して! お願い……ああっ! だ、だめぇ……」
 が、
「何してる!離れなさい!」
 婦警姿の獅子谷・銀子(眠れる銀獅子・e29902)が、扉を蹴破りそこに現れた。
「観念して彼女達を解放しなさい」
『観念? ま、止めても良いけど……』
 代わりに、婦警のお姉さんの裸、見たいなあ。でなきゃ、彼女はこれで大変な事になるけど。
 股間の大きなそれを見せつけ、DE島田はにやにやする。
「くっ……」
 このままでは、美珠が危険。仕方ないと、銀子はその言葉に従う事に。
 そして、美珠は……。
「銀子……さん……ああああっ!」
 他者に見られながら、『輪』と自分の指とで、絶頂し失禁していた。

●更に続く悪夢
「……これは犯罪よ。こんな事して……」
 撮影されながら脱衣し、全裸になった銀子は……。
 ゆゆことまゆによって、それぞれの手首と足首を、拘束具で拘束されていた。これにより、M字で開脚し、胸と花弁を見せつけるような格好になっている。
『お姉さんの、こんないやらしい身体の方が犯罪だよ。へえ、やっぱ大き目の胸はいいねえ。それに、下の毛も濃いめに密集してるし』
「くっ……」
『じゃ、そこの貧乳二人。お姉さんを気持ちよくしてやりな』
「えっ……ああっ!」
「んっ……おっぱい、おおきいです……」
「ここも、大人、ですねぇ……」
 ゆゆこが胸を、まゆは下の繁みを、それぞれ顔を押し付け、舐め始めた。
 つたない動きだが、それがかえってもどかしく……快感を引き出していく。
「や、やめて! 思い出させないで! ……あっ……あああっ!」
『くっくっく、所詮女なんか、欲望の道具……すぐ壊れる玩具にすぎないさ』
 その様子を一瞥したDE島田は、机の方に、その上でぐったりしている美珠へと近づいた。
『それじゃ、草薙さん。誓ってもらおうか、……俺の奴隷になる事を。もしも断ったら……』
「断ったら、どうするんですの?」
 クヌギの言葉に、DE島田はあからさまに驚愕し……隣の部屋から出てきたクヌギたちの姿を認めた。焦りの表情を浮かべるが……すぐに冷静に戻る。
『な、なんだよお前ら。無関係な奴らが何を……』
「いいえ、関係ありますの」
 クヌギはそのまま、DE島田を通り過ぎ……自分も机の上に上った。そのまま、快感で動けないでいる美珠を抱き寄せ……その体中あちこちにくちづけする。……『輪』をはめた、そこにも。
「あっ……あっ……あんっ……」
「私と同じ、美珠様は現役のAV女優ですのよ? ご希望するなら、出演作をご覧になります? 痴態を録画し、それを他者に見せると脅迫するのは……最初から無意味ですの」
 既に太腿までぐっしょり濡らし、欲情している事を見せつけつつ、クヌギが笑顔を向ける。
『……だ、だから何だってんだ。俺は何も……』
「とぼけても無駄です。既に、証拠は押さえてます」
 と、同じく太腿を濡らしたエリナが、ビデオカメラを見せた。
「……まあ、なんだ……ゲームか何かじゃないんだし、女の子を脅して調教して奴隷にするなんて、上手くいく訳がないだろう……」
 諭すように、蒼眞も声をかける。
「脅迫用の写真や動画も、証拠になり得る。女の子に警察屋さんに掛け込まれ、そこで体内から精液や体液が検出されれば、言い逃れなんて無理だし、確実にお縄を頂戴する事になるだろうな」
『…………』
「……それに、もし女の子がナイフの一本も隠し持っていたなら、犯った後に殺られるぞ」
「ええ。蒼眞さんの言われる通り。貴方は脅迫する側のつもりだったようですが……貴方の目指している不良というのは、この程度で人生を破滅させるものなのですよ。分かりましたか?」
 再び、エリナが言い放つ。
「さて、現場は抑えましたし、このまま警察まで行きますか? それとも……」
 クヌギと目を合わせ、
「……逆に、脅迫される側に、なってみますか? 最低の卑劣漢には、お似合いですが」
 その言葉に……、
『くっくっく……そう、そうさ。最低の人間だよ、俺は。自分の欲しいモノを手に入れる為に、自分の意志で……こうなったんだ。 ……卑怯な最低の人間でいる事を、自分で選んだんだよっ!』
 感情的に、言い放つ。
『……卑怯だよ、最低だよ、俺はな。……だがなぁっ 、欲しいモノもっ……好きなモノも自分の力でモノにしてきた! どんな汚い手段だろうが自分の力でなぁっ! 何も手に出来ない、気に入った女さえモノに出来ない……他の奴らと……俺を一緒にするなぁぁ――っっ!』
 突撃しようとしたが、
「開き直るな、莫迦が」
 後ろからのカルディアのスターゲイザーが、
「言わせてもらうが……お前、情けなさすぎるぞ」
 続き、蒼眞が放った達人の一撃が、ドリームイーターの息の根を止めた。

●地獄? それとも天国?
 事後。
 目覚めた島田本人は、裸に剥かれ、後ろ手に縛られ……、
「それじゃ、反省するつもりはないのね。どこまで最低なの」
 エリナの言葉に、返答できなかった。ギャグボールをかまされていたのだ。
「え? 『俺はお前らの快感に屈しない』? あら、それじゃあ……遠慮なくお仕置きしてあげるわね、その思い上がった心、折った時が楽しみだわぁ」
 クヌギは舌なめずりし、エリナもにやり……と笑みを。
「い、いやだ! やめろ!」
 ギャグボールで喋れず、眼でそう訴えかける島田だったが、クヌギとエリナはそれを無視。
「最低な殿方にお教えしましょう。あなたは、自分のわがままを正当化するために最低の卑劣漢を気取っている、ただの臆病者ですわ……ほんと」
 イジメがいがありそう。そう微笑むクヌギとエリナを見て……島田の顔が青ざめる。
 そのまま、クヌギは……島田の男根の根元を拘束具できつく縛り上げた。エリナは足と腿を拘束し、足を広げさせた。股間のそれをエリナがしごくと、
「あら、誰がイッていいと? 最低のあなたには、これをくれてやりましょう」
 島田の肛門に、太目のバイブを突き入れた。それも、尖ったコブが多く付いたもの。
「ん―――っ!」
 激痛に涙を流し、快感に気絶する島田。が、激痛に目を覚ます。
「あら、もうお目覚め? ほら、乳首にかわいいアクセをプレゼントしましたのよ」
 自分の両乳首に、クヌギにより器具で穴をあけられ、ピアスを通されているのを見た。それをくいくいっと引っ張られ、更に悶える。
「そうそう……貴方のその悶える様子。しっかりと録画してますからご安心を。ふふっ、次の作品に使えそう……」
 それからしばらく、時間をかけて弄ばれ……。
 ギャグボールが外された島田は、朦朧としつつ、目前に美珠の花弁を見た。
 エリナが、幼児に排尿させる時のように膝を広げて抱え上げ、『輪』を付けたままの中心部を、クヌギが指で愛撫している。
「あっ、お願い。もう、外して……あああっ!」
『輪』の紐をくいくいっと引っ張られた美珠は……。
 黄金色の水を噴出した。
「や、やめ……!」
 その意図に気付いた島田だが、後の祭り。縛られた彼の顔に、黄色い聖水がたっぷりとぶちまけられた。
「ふふっ。まだまだ調教メニューはありますから、存分に味わってくださいまし」
 クヌギに返答する気力は……島田には残っていなかった。

作者:塩田多弾砲 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年6月7日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 3
 あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
 シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。