カノン・フロッガー

作者:baron

 ドーン!
 彼方から轟音がして、町の入り口にあったパチンコ店の一部崩れた。
『ゲッゲッゲ』
 ドシンドシンとやって来たそいつは、パチンコ店の上にあった駐車場にジャンプ。
 自動車を破壊し逃げる者たちを打ち壊す。
『ゲゲー、ゲゲー♪』
 強烈な音波を拡散させたり、最初に使ったような轟音の弾を放った。
 そして数分の間、周囲を薙ぎ払うと……。
 音波を数倍に拡大した様な、強烈な振動弾を撒き散らしてどこかへと消えてしまった。


「とある街の郊外で先の大戦末期にオラトリオにより封印された巨大ロボ型ダモクレスの封印が解け、暴れ出す事件が起きます」
 セリカ・リュミエールが地図や写真を手に説明を始めた。
 郊外にパチンコ店、中央に学校や役所といった施設がある良く見掛けられる町である。
 あえていうならば、大型スーパーが中心部にあるというのが珍しいくらいだろうか。
「グラビティ・チェインが枯渇している為、戦闘力が大きく低下していますが、放っておけば人々を殺害して力を取り戻すだけではなく、内部の工場を稼働して戦力を増やしてしまうでしょう。その前に対処をお願いします」
 復活したばかりで全力ではないし、今は使えないが内部に工場があり、アンドロイド型や通常サイズのロボ型を増やしてしまうとか。
 戦力強化を許せないが、その為に虐殺など視過ごせる訳がない。
「巨大ロボ型ダモクレスは能力が低下して居ますが、一度だけフルパワーで戦えますのでご注意くださいね」
 セリカはそういいながら、7分経つと撤退するのでその直前だろうと教えてくれた。
「このダモクレスはカエルのような形状で、高台に登ってから射撃しようとするようですね。もっとも落とされたら無理に乗らないでしょうけれど」
 とはいえ敵がやって来る場所には大型スーパーなどがないので、最初に移動する場所が絞られているだけでもありがたい。
「攻撃手段は轟音をグラビティで固めて飛ばす弾と、周囲に散布する音波砲。そして格闘などレプリカントの方が使う技が見受けられます。もしかしたら使って無いだけで、武装のグラビティも使用できるかもしれません」
 セリカはそう言って、良く見られる武装の例を挙げつつ油断は禁物だと付け加えた。
「また避難勧告は出しており、ヒールで直せますので街を足場に闘っても問題は有りません」
 相手が巨大な為に、死角を突いたりしても意味は無いそうだが、それでもサインを出し合って合図可能だそうだ。
「罪もない人々を虐殺するデウスエクスは、許せません。是非とも破壊をよろしくお願いしますね」
 セリカはそういって頭を下げると、出発の準備に向かったのである。


参加者
毒島・漆(医猟咒師・e01815)
リナリア・リーヴィス(クラウンウィッチ・e01958)
イリス・フルーリア(銀天の剣・e09423)
ハル・エーヴィヒカイト(ブレードライザー・e11231)
アウレリア・ノーチェ(夜の指先・e12921)
愛沢・瑠璃(メロコア系地下アイドル・e19468)
瀬部・燐太郎(戦場の健啖家・e23218)
ルコ・スィチールク(雪鷲・e37238)

■リプレイ


「巨大ダモクレスの事件も最初期から起こっていますが、封印を解くコードでも有るのでしょうか……?」
「単に封印が限界なんだよ」
 首を傾げるイリス・フルーリア(銀天の剣・e09423)の疑念に、ルコ・スィチールク(雪鷲・e37238)が答える。
 封印が順次解けているというのは、いつ終わるともしれぬデメリットであると同時に一斉に開放されて無いから助かってるとも言えた。
「まあ開放キーと探索部隊があっても不思議じゃないですけどね」
「いずれにせよ、我々の先駆者が封印する事でしか止められなかった物を破壊する。それはそれは素晴らしい事じゃぁないか。カエルとは言え、徹底的に壊させて貰う」
 毒島・漆(医猟咒師・e01815)が懸念材料として否定せずに居ると、ルコは肩をすくめて立ち上がった。
 敵が移動しえ居る姿が、ヘリオンの窓越しに見えたからだ。カエル好きとしては壊すのは忍びないが、人々を狙うのでは仕方無い。
「カエル型のダモクレス? ほんとダモクレスも多彩よねー」
「確かに今回の巨大ダモクレスは蝦蟇型ですね……。ま、やる事はいつもと同じ、フルパワーアタックに気をつけつつ、逃げられる前にぶち殺す。それだけですね」
 それに合わせてリナリア・リーヴィス(クラウンウィッチ・e01958)も立ち上がり、インカムを皆に配っていく。
 漆は読んで居た資料を畳むと、インカムを受け取り機材をポケットに、イヤホンとマイクのみを頭に付ける。
「いつでもいけそうね、音波攻撃も厄介だし速攻で片付けましょうか」
「カウント、落着と同時に開始します」
 リナリアは眼鏡を外しながら周囲を確認すると、アウレリア・ノーチェ(夜の指先・e12921)が片目を閉じてアラーム機能をセットする。
 その頃にはダモクレスは街へ侵入し、パチンコ店の屋上駐車場へと進軍していく。

 それ以上はやらせぬと、ケルベロス達はヘリオンの扉が開き、一同は空に身を躍らせた。
「――状況開始。時間制限付きだ。皆迅速に、しかし確実に事を進めよう。アウレリア、指示は任せる」
 ハル・エーヴィヒカイト(ブレードライザー・e11231)は真っ先に空へ。
 同じ様に仲間達も次々に飛び出して行く。
 気の早い仲間は砲撃態勢に入ったり、サーヴァントに指示を出したりと忙しい。
「椅子。ほら、今回はキミはあまり役に立ちそうにないからここで活躍すれば予想外の活躍でヒーローだよ! 突っ込んでけ!!」
 リナリアは落下しながらミミックの椅子を放り投げ、風を巻き起こして戦闘の準備を始めた。
 幸いにも対象は付近、いつもと違い分散してたりはしていない。
「進め、この風と共に」
 強大な追い風が戦場に立つ者たちを鼓舞する。
 ケルベロスたちは、その加護に包まれ、進軍を、攻撃を。その速度を速めて行く。
 勝つ意思を捨てて諦めない限り、風は常に仲間達と共に有る。
「いい風です。このまま攻撃を仕掛けますよ」
「了解だ。このまま一気に行く」
 漆は神代の鉄を拵え直した刃を抜いて、着地と同時に突き立てる。
 同じ様にハルが実体無き剣を抜き放つと、その影響で髪の毛が白く染まりゆく。
 彼が突きを放って飛びのいた時、漆は僅かに刃を縮ませて逆方向にサイドステップで立ち位置を変えその場を譲った。
「銀天剣、イリス・フルーリア―――参ります!」
「着。カウントは既にスタートしています」
 イリスは名乗りを上げ、アウレリアは言葉少なに用件を伝える。
 そして落下しながらの斬撃を浴びせ、あるいは既に展開している砲を零距離で浴びせた。
「光よ、かの敵を束縛する鎖と為れ! 銀天剣・玖の斬!!」
 全天より集められた光が刃を媒介に、イリスのが振り切った先から光が迸る。
 そして鎖の様に絡みつき、縛り上げた。


「ほう、これはまた活きのいい……お前で一句詠めそうだが」
 瀬部・燐太郎(戦場の健啖家・e23218)は攻撃しようとして、僅かに判断を変更。
 大口を開けたカエルを見て、仲間と共に前に出た。
『ゲッゲ!』
 豪砲に対しお返しとばかりに放たれる轟音の弾丸、それに対して盾役が立ち塞がる。
 攻撃役である仲間を庇って可能な限りカバー。
「あいにくここで詠んだら『辞世の句』になりそうだから、やめておこう。それに……やらせる訳にも行かん」
(「それにしても、こんな大きなカエル型兵器、製作者は何を狙って作ったのかしら。地球上の生物に擬態もできるわけでもく、この形である事に意味は無いでしょうに」)
 燐太郎とアウレリアは一歩前に出て、結果として轟音の弾をアウレリアの方が受ける。
 激しい痛みが襲うが、真剣な戦いの中にふと思うほどカエルの形をした砲台ロボは奇妙な姿であった。
「ここはあたしのライブ会場になるんだから、近所迷惑なやかましい騒音は其処までよ! あんたもあたしの歌を聞いてあたしのファンになっちゃいなさい!」
 それはそれとしてケルベロスの攻撃が終わったわけではない。
 愛沢・瑠璃(メロコア系地下アイドル・e19468)はマイク(ハンマー)を変形させて砲撃モードに移行して狙い撃つ。
 そして周囲を見渡しながら、被害の度合いと使える材料(今回だけではない)を色々確認して行った。
「啓蟄も終わった、もはやお前に『帰る』場所はないというわけだ」
 燐太郎は円筒状の刀身に、無数の刃が付いた剣を握り締める。
 仲間を守るために接近し過ぎた距離すら無視して、力任せに振り回した。
 強引な斬撃にも関わらず振り切り、無数の刃は敵の装甲をガリガリという耳障りな音を立てて引き裂いたのである。
「すまんな」
「別に。それに奴の方が万倍煩わしいから問題無い」
 燐太郎の言葉にルコは気にしなくていいと言いつつ、空いている方の手で懐から煙草を取り出した。
 それを加えてから利き手に持った斧槍を振るおうとすると、燐太郎は無言で人差し指の義骸から火を点けてやる。
 想わぬ援護に一服つけてから、ルコはグラビティを放ったのであった。

 ダモクレスは街を砲撃するのに丁度良い場所から動く気は無い様で、自然とケルベロス達が取り囲む形に成る。
 こうして屋上駐車場を舞台に、激しい戦いを繰り広げることになった。
「椅子~逃げちゃ駄目よ、逃げちゃ駄目よ。足を止めて攻撃あるのみ」
 自分では無いのでリナリアは気楽である。
 アウレリアにルーンの加護を授けて治療しつつ、ミミックに攻撃を継続させた。
 もっとも、やる気のない椅子にとってもスナイパーなので矢面に立つ訳ではないので、気楽なものである。
「誰かも言ってたけど……。あんだけ倒してきたのに、まだ目覚めてくるんだなんて……一体昔の戦いってどれくらい激しいものだったのかしらね……」
 瑠璃はその間に周囲にある物のうち、屋内に入る為に一階分高くなった場所を目指す。
「これじゃあ気分はニチアサの戦隊ヒーローね。プロデューサーさんも頑張って。いくわよっ」
 翼猫のプロデューサーに指示を出しつつ、瑠璃も跳躍。
 そのまま疑似二階の上を足場に、高さのある飛び蹴りを放った!
「便乗させていただきますね。ちょっと失礼します」
 そしてイリスはタイミングを少しずらし、脇目を振った(?)カエルに上段回し蹴りを掛ける。
 だがカエルの形状はこの為か実は広い視野であり、すかさず反撃が来た。
『ゲッ、ゲ、ゲエゲゲ♪』
「だからやらせんと言った」
 燐太郎はアウレリアやサーヴァント達盾役と共に壁を造り、即座にこれに対抗する。
 地響きを立てる振動波を遮ったのである。


「流石に強烈だが、所詮は範囲攻撃か……」
 燐太郎は血まみれになりながら、瑕が許容量であることを理解するとチラリと弁当へ視線を這わせた。
 切り札の一枚である『アレ』を使うとなれば、タブレット状のお菓子ではもはやたりるまい。
「まあ、世の中《まっすぐ》なだけじゃ生きていけないからね……」
 グラビティによって空間を歪曲させ、逆向きのバリアを形成。
 燐太郎は軽いめまいを覚えつつ、一部の空間を螺子曲げてループさせる。彼の演算領域を越えたフル稼働に、血糖値が急変動し糖分が急速に不足し始めたのだ。
 だがこのままでは障壁内に生じた空間の捻じれを制御できまい。敵の身を引き裂き、攻撃の方向を曲げるたベクトル操作の為に弁当を開く!!
「うおおお!!」
 その時、燐太郎が油揚げの美味しい……多分、稲荷寿司の改良系じゃないかな。を食べる姿が見られたということである。
 それを見た仲間の反応は、敵前で平然と弁当を食べる姿に背筋に冷や汗が流れるほどの豪胆さだったと言う(民なんとか書房より抜粋)。
「……奴の装甲を剥ぐぞ」
「そうだな。削り取って後半に備えるとしよう」
 その時、ルコは考えるのを止めた。
 防御を投げ捨ててオウガメタルに任せ爪先を伸ばして装甲を切り裂き、そこへハルの攻撃を導いて空間ごと……ナニカの記憶ごと引き裂いて行った。
 野生ならばこのくらいは普通だし、ゲームだったらコストの掛る技を使って即アイテムしようって当然だよねと納得したのである。
「えっと、今二分半ってとこで良いんですかね?」
「ええ。もう直ぐ三分ね」
 漆は周囲を眺めて、そういえば未成年は居無かったよねと言いながら自分も煙草に火を点ける。
 そして闘気を放ち、アウレリアが飛び蹴りを放つのを援護。
 落ち付いた所で再び刃を振るって敵に挑む。
「この後は後半なので、巻き気味にいきましょうか」
「了解です。かなり当たる用に成って来ましたし、切り替えて行きましょうか」
 漆が足を止めたまま刃を伸ばして攻撃をすると、イリスも斬撃の先に光を放った後に攻勢に出る。
「オッケーなんだけど……んーやっぱり、もういっちょ! これはオマケよ」
 ここまでは牽制が多かったが、ここから先は攻撃重視だ。

 瑠璃が豪砲を叩き込んだのを最後に、ケルベロス達は攻撃に切り換えて行く。
「我が内なる刃は集う。無明を断ち切る刹那の閃き、絶望を切り裂く終わりの剣……! ブレードライズ・エーヴィヒカイトッ!!」
 ハルは久遠の如き刹那を駆ける。
 殺意の結界に己が心を映し、自らの領域を作り出す。そこに舞う無数の刃をダモクレス目掛け一斉掃射すると共に、自ら手にした刃で標的を滅多切りにするのだ。
 それは彼が持ち得る力の全てを一点に集中させた……終りをもたらす剣である。
「初撃は外したが、流石に当たるか」
 ルコはグラビティを操り攻撃を叩き込むと、熱量を奪って凍結させる。
 闘気を放つ技を用意し忘れたので、オウガメタルを再び爪にしながら殴りかかる為の隙を見計らった。
「まあ、私はやること変わらないんだけどね。……でも、これはこれで誰かがやらないといけないから」
 リナリアはいつもの顔が少しだけ顔をのぞかせた後、戦闘に意識を戻して癒その風を吹かせる。
 振動で萎えた手足を解し、優しく包んで立ち向かう力を取り戻させたのだ。
「まも無く四分。またあの攻撃は来るわ。押さえましょう」
「判ってるっ!」
 アウレリアは轟音の弾をガードしつつ黒鉄の銃で速射し、攻撃の為に開いたカエルの喉を狙って力を抑え掛る。
 それに合わせて燐太郎も闘気を練り上げ、叩きつけることで再びやって来る振動波に備えたのであった。
 こうして戦いは一進一退ではあるが、ケルベロスの思惑通りに進んで行く。


『ゲー!』
『六分目に突入、残り二分。これをしのげば……七分目は不要なのかしらね。全力攻撃は判らないけど」
 それから時間が過ぎ、戦いの推移がハッキリと見え始めた。
 アウレリアは傷が深くなったのと全体としては優位に立って居る事もあり、闘気を体の中で循環させつつ振動波の影響を消し去った。
「承知した。あと少し、仕上げにかかろう。不要かもしれんが油断だけはすまい」
 ハルは敵の足元の空間を割いて足と装甲を切り裂いた後、念の為に刃を操って攻撃態勢は解かないでおいた。
 あくまで予想は予想、外れる攻撃は多ければ手番が廻って来る事もある。
「手間を掛けさせてごめんね」
「いいのよ。こっちも先に倒すべきか悩んだくらいだし……。あなたも遠慮しなくていいのよアルベルト」
 リナリアが再び風で癒す事で、アウレリアの傷もようやく落ち着きを取り戻す。
 とはいえ手痛いダメージが累積したのも今くらいで、問題ないと言いながらアウレリアはサーヴァントのアルベルトに白銀の銃で穿たせるのだ。
「想ったよりも進行が早いですね」
「相手はジャマーですからね。面倒だけど戦い易い」
 なるほどと言いながら、イリスは幻影の竜を召喚した。
 漆はその間にバックダッシュで距離を取り、助走を兼ねながら体内でグラビティを練り上げる。
「灼き尽くせ、竜の焔!」
 イリスが放った炎の下を駆ける姿が見えた。
「儀式体術……五行葬刻ッ!」
 漆は魔術を攻撃に組み込み、斬撃を浴びせ刺突を掛けることに魔術を炸裂させた。
 腰から肩、心臓・肺へと巡る魔力は五芒を描き、決められた通りの動作で技と魔術を刻むのである。
「どっちが倒す?」
「功績なぞ要らん。同時に攻撃して先に当たった方で良い」
 それもそうかと瑠璃はライフルを構え、燐太郎は大砲の様な銃を構える。
 そして凍結光線と主砲が発射された時、カエルの形をしたダモクレスは動きを止めたのであった。

「終わったか。次のカエルは仲間であってほしいものだ」
「カエルの種族っていたっけ……」
 トドメを確認しながらルコがインカムを外すと、瑠璃はウェアライダーに両生類は居ないよねーとプロデューサーに聞いてみる。
「ふむ、問題ないと言われていたとはいえ派手に壊れたな」
「車とか破壊されたままだと始末が大変だものね。ヒールで直しておきますかー」
 ハルとリナリアは周辺を確認するとヒールを開始。
「手分けすれば直ぐだろう。ヒールが無くても他にする事があるしな」
「ヒールは苦手なのよね。元の形が変わってしまうところが特に。私は瓦礫の片付けでもしておくわ」
「そうですね。私は避難した人への連絡と交通整理等を行います」
 燐太郎とアウレリアが残骸の整理を始めると、イリスは携帯を取り出して連絡を取る。
「これで最後ですかね? では帰りますか」
 全て終わったところで、漆は最後に戦闘中に落とした煙草の灰を片付ける。
 そして新しい煙草と携帯灰皿を取り出して、ゆっくりと吸いながら帰路に着いたのであった。

作者:baron 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年5月11日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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