ビニールハウズの中で、真っ赤に色鮮やかに実るイチゴが豊かにずらりと並んでいた。
そんな中に甘菓子兎・フレジエが踊りながら現れる。その背後には植物を元にしたムキムキの人型で、巨大なイチゴの顔をしたストロングベリーが3体立っていた。
甘菓子兎・フレジエはあまり上手くない所作で、ミュージカルのように歌いポーズを取りながら実るイチゴを摘み取り、口に含んで味わう。
「ん~……このイチゴはすっぱくていまいちですぅ、あまーい私にふさわしくないですぅ。こんなイチゴは必要ないから、めちゃくちゃにしちゃってくださぁい」
そう指示を出すと興味を失ったように立ち去ってしまう。命令を受けたストロングベリー達は、実るイチゴの前で拳を振り上げた。
セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)が資料をてにケルベロスの前で説明を開始した。
「爆殖核爆砕戦の結果、大阪城周辺に抑え込まれていた攻性植物達が動き出しました」
大阪市内を中心に敵は活動しようとしているようだ。
「おそらくですが、事件を発生させる事で一般人を避難させ、大阪市内を中心に拠点を拡大させる作戦のようです」
このまま放置すればゲート破壊成功率も『じわじわと下がって』ゆく。
「敵の進行を防ぐ為にも敵を速やかに撃破してください」
一つでも多く敵の作戦を潰していかねばらない。
「今回事件を起こすのは甘菓子兎・フレジエという名の攻性植物で、配下だけを残してすぐに立ち去ってしまうようです」
到着時既に甘菓子兎・フレジエは撤退し、配下のストロングベリーだけが残って農家を襲おうとしている。
「ストロングベリーは人型をした、植物の体にイチゴの頭部を持つ攻性植物です。その筋肉質に見える体を使った打撃や、イチゴの果汁を放って心を惑わす能力を持っているようです」
到着時には農園の作物も人も襲われそうになっている。割り込んで守り敵を撃破しなくてはならない。
「それとですが、農園はイチゴを使ったカフェを開いているようです。無事に事件が終わればそこで楽しんでから帰ってくるのもいいかもしれませんね」
セリカがヘリオンの準備に立ち去ると、さまざまなイチゴスイーツを思い浮かべたケルベロス達は、イチゴを楽しむ為にも絶対に勝とうと意気込んで準備を始めた。
参加者 | |
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御籠・菊狸(水鏡・e00402) |
エレ・ニーレンベルギア(追憶のソール・e01027) |
霧島・絶奈(暗き獣・e04612) |
桜庭・萌花(キャンディギャル・e22767) |
アデレード・ヴェルンシュタイン(愛と正義の告死天使・e24828) |
霧山・和希(碧眼の渡鴉・e34973) |
蔓荊・蒲(サクヤビメの選択者・e44541) |
吉岡・紅葉(傀儡斬魔・e55662) |
●イチゴハウス
「甘酸っぱいのは恋の味でしょうか?」
苺の甘酸っぱさを思い出した霧島・絶奈(暗き獣・e04612)は恋と比較する。そんな事を考えながら向かう先には苺が育てられているビニールハウスがあった。
「ぬぅ、拠点を拡大するために人々を脅かしてどかすとは……回りくどいことをするもんじゃのぅ……。とはいえ、これ以上人間の住処をデウスエクス共に渡すなど許せぬ。なんとしてでも止めなくてはのぅ」
被害は出させんとアデレード・ヴェルンシュタイン(愛と正義の告死天使・e24828)は足を速めてビニールハウスに踏み込んだ。
ビニールハウスの中には沢山の苺が収穫を待って並んでいる。そこにいるのは作業着を着た農家の夫婦と、それを追いつめようとする巨大な苺の頭をしたムキムキの人型植物が3体。ストロングベリーが人を襲う直前の光景だった。
「……何で、筋肉質にする必要が、あったんでしょうねえ……あの頭の苺は、なんていうか……、美味しくなさそう、です……」
げんなりしながらも止めなくてはと、エレ・ニーレンベルギア(追憶のソール・e01027)は萎える心に喝を入れて敵と農家の人の間に飛び込んだ。
「いっちごー♪ イチゴはおいしいのに、ストロングイチゴはおいしくなさそうだなぁ。い、いや、食べてはいけないんだ。だめだぞ僕っ」
苺を横目で見た御籠・菊狸(水鏡・e00402)は、敵の苺頭を見て思わず味を想像してしまい頭を振って誘惑を祓い敵と対峙する。
「この場を荒らすというのなら、僕達を倒してからにしてもらいましょう」
割って入った霧山・和希(碧眼の渡鴉・e34973)が、冷徹な声を発し敵の視線を遮るように立ち塞がる。
「さ、美味しく相手してよね?」
敵の背後から桜庭・萌花(キャンディギャル・e22767)は、笑みを浮かべて敵の気を引くように声をかけた。萌花のつけるシュガーベリーの香りに釣られるように、敵の反転して足がこちらを向いた。
「苺のマッチョとか悪夢に出てきそうなフォルムのモンスターっすねぇ……シュールなホラー映画になる前になんとかするっすよ」
あまりお近づきになりたくないと思いながらも、蔓荊・蒲(サクヤビメの選択者・e44541)は敵の気を引くように姿を見せる。
「た、たすけ……」
「はーい、新人ケルベロスの吉岡紅葉です! コレ、SNSのアカウント♪ それと逃げるならこっちからね」
仲間が敵の相手をしている間に、プリンセスの如く変身した吉岡・紅葉(傀儡斬魔・e55662)がちゃっかり宣伝活動をしながら避難指示を出して誘導を始めた。
●ストロングベリー
「恋も冷めそうな姿かたちをしていますね……」
苺とムキムキな肉体のミスマッチを見ながら、絶奈は紙兵を無数に撒いて仲間の前に展開し、敵の攻撃を遮る盾とする。
喋られぬストロングベリーが顔に穴を作り、そこから吐き出すように苺果汁を噴き出す。紙兵を赤く染め止め切れなかった液体がケルベロス達に降り掛かる。
「……例え美味しくても、食べるのは遠慮します!」
前に出て庇ったエレは果汁に塗れ、肩に乗っていたウイングキャットのラズリも飛び出して身を挺して防ごうとしてその身を真っ赤に染めた。体をイチゴで染めくらっとする頭を振って果汁を飛ばしたエレは、仲間達にエクトプラズムをくっ付け疑似肉体として薄く表皮のように纏わせた。
「生まれたものに。生まれるものに。いつかきっとくるものに。 すべてのものに祝福を!」
菊狸は祝福の気持ちで仲間達を包み込み、祈りが加護となってその身を穢れから守る力を与える。
「ふはははは、貴様らの邪悪な企みもここまでよ! イチゴ狩りはチキュウの誇るもっと尊き文化の一つ! それを潰そうなぞ、お天道さまが許しても我が正義が許すわけがなかろう!」
気を引くように大きな声を上げたアデレードは、炎を纏わせた大鎌を振るい敵の胸を斬り裂いて燃やした。
反撃にこれでも食らえと手を巨大苺に変化させた敵達が殴り掛かって来る。そこへテレビウムが割り込み画面が潰れた苺に塗れた。
「服が汚れちゃうから、食べやすくしてから差し出してよね」
屈んで苺拳を避けた萌花は敵の足を蹴り払って敵の姿勢を崩し、回し蹴りを脇腹に叩き込んで吹っ飛ばした。その横では別の敵が拳を振りかざす。
会話は不要と、冷静に敵の動きを測った和希はメタリックな白いライフルを構えて引き金を引き、冷凍光線で敵の足を地面ごと凍りつかせ、踏み込みが小さくなり苺拳を空振りさせた。
「苺に被害を出したくないっすからね、まずは動きを止めるっすよ」
蒲は頭上に黒太陽を呼び出し、黒光で敵達を照らし焼き付くような痛みと眩さで動きを止めさせた。
「ここからが本番だよ!」
避難誘導を終えた紅葉は戻るなり妖刀を抜き、その力を制御せずにトランス状態となって敵を斬りつける。刃は動けぬ敵の肩から深く斬り裂いた。
だが斬られよろけながらも苺ジュースが噴き出し、紅葉を頭から赤く染めて身も心を苺一色にしようと侵食してゆく。
「イチゴはおいしいけど、その頭は食べものじゃない! 惑わされちゃだめだっ」
仲間達に向けて菊狸は祝福を与え続け、イチゴの魅力に抗うように意識をはっきりさせた。
「口に入れなくても、浴びたら危ないです。気を付けて!」
エレはエクトプラズムを放ち続け、仲間達に膜のように張りつけてイチゴが直接触れないようにしていく。
「苺は甘酸っぱいから美味しいのですよ、酸っぱさが甘さを引き立てる。その逆も同じです。多分、それは恋も同じ事なのでしょう」
笑みを浮かべたまま語る絶奈は多重魔方陣を展開し、巨大な光を放ち甘さの無い攻撃で敵を貫いた。
体中がボロボロになりながらも、苺を食べてくれと顔から突進してくる。
「うえ、ベタベタする……イチゴもスイーツも好きだけど、こいつらちっとも可愛くない!」
頭を振って雫を飛ばした紅葉は、妖刀に無数の霊体を憑依させて胴を薙ぎ、傷口から霊を擦り付けて汚染してゆく。
「正直頭のいちごは食べたくないかなー」
萌花は魔法光線を放ち、敵の体を照射して苺腕を石像へと変えてしまうと、ポロリと落ちて割れた。ならばと敵は足先を苺に変えて蹴りつけてくる。
地を蹴って跳躍した和希は飛び蹴りを放つと、敵も苺脚で蹴り上げる。互いの蹴りが衝突して和希は後方に着地し、敵は苺足が潰れ膝から脚がねじ曲がっていた。
「神話検索、展開……再構築。冠するは『天叢雲』、汝総てを切り拓く者なり」
蒲は桜色の光を纏う球体型ガジェットを変形させ神剣『天叢雲剣』模倣形態にさせて握ると、踏み込みながら横一閃に敵の胴を深く薙いだ。切り裂かれた上半身がずれて違う方向を向く。
「イチゴ頭なぞ食べたいと思うわけなかろう、この戯けめ!」
翼を広げたアデレードは全身を光の粒子に変えて突進し、敵を貫き吹き飛ばし苺を潰した。だがまた新たな苺が生えてくる。
アデレードが粒子から戻ったところへ、左右から苺拳が放たれる。庇おう間に入ったエレの顔にそれが命中した。
「絶対に食べたり――もがっ!?」
エレの口にイチゴが押し込まれる。口に広がる甘く美味しさに思わずそれを食べてしまい果実に心惑わされる。
「苺美味しいです……もぐもぐ」
大きなイチゴをエレは食べ続け動かなくなる。
「マスコットのつもり? マジセンスないんだけど! たたっ斬っていいよね?」
トランス状態となった紅葉は、殺意のまま妖刀を振るい敵の首や胸を斬りつけていった。
「イチゴに染まったままじゃ危ないっ、すぐに消していくぞ!」
菊狸は跳ぶように戦場を駆け抜け、花びらを舞散らして仲間達の心と体の傷を癒す。
「いちごをご馳走してくれるんでしょ? なら刈り取らせてもらうね」
萌花はハイキックを苺頭に叩き込み、果肉を飛び散らせた。だが同時に果汁が噴き出し萌花の体を濡らす。
「『この世はそんなに甘くない』ということを教育して差し上げましょう。対価は貴方方の命で結構です」
絶奈の足元から広がった黒い液体が底なし沼のように敵の下半身を地面に吸い込む。
「そのイチゴを全て狩り取ってやるとしよう!」
そこへアデレードは大鎌を頭上で振り回して投げつける。弧を描いて飛んだ大鎌は敵の首を飛ばして手元に戻って来た。
「食べ物を踏み荒らさせないっす、代わりにそのでかい苺を踏みつけてやるっすよ」
駆け出した蒲は敵の腹に蹴りを叩き込み、そのまま押し倒して生えて来る頭を踏み潰す。
続けてメタルを腕に纏わせた和希は踏み込みと共に打ち下し、胸を貫き大きな風穴を空けた。そして腕を振り回して敵の体を抜きながら放り捨てる。地面を転がって土だらけになった体には苺が生え変わることもなく、そのまま枯れていった。
●イチゴ狩り
残る2体のストロングベリーが苺頭からジュースを撒き散らしケルベロス達を濡らす。庇おうとしたラズリの口にイチゴが押し入れられ、口を膨らませたままふわふわ漂いながら飛んで行った。
「食べるつもりがなくても食べてしまう……恐ろしい攻撃です」
それを見ながらエレは手にしたスイッチを押すと、朱く輝く光が爆発と共に放たれ仲間達の戦意を高める。
「うわー、食べたらおかしくなるイチゴなんて、ヤバイんですけど!」
体当たりするように紅葉は妖刀を腹に突き刺し、刃から伝わる呪詛で魂を汚染させた。
「焼きイチゴにしてやるのじゃ!」
跳躍したアデレードは炎を放つ大鎌を振り下ろし、苺頭を真っ二つにした。だが苺の焼ける匂いをさせながら、敵は苺パンチを顔面目掛けて打ち出した。それを身を挺して防いだテレビウムは全身を苺だらけにする。
「もうこれ以上汚されるのはイヤだからね、胴体の方をつぶしちゃうよ」
ナイフを抜いた萌花は、傷口から噴き出るジュースを斬り払って近づくと、腹に刃を突き立てて抉りながら引き抜き、ついでと迎撃に放たれる苺拳も手首から斬り落とす。それでも敵は手が無いなら足だと苺足を蹴り出してくる。萌花は飛び退いてそれを避けた。
「毒のある苺なんて遠慮するっすよ」
そこへ入れ替わるようにパイルバンカーのジェット噴射で突っ込んだ蒲は、巨大な杭で腹をぶち抜いて穴を空け吹っ飛ばした。
「被害を出す訳にはいきませんので、大人しくしてもらいましょう」
絶奈の放つ鎖が猟犬の如く敵に襲い掛かり、手足に巻き付いて自由を奪った。
それでも食べてと云わんばかりにストロングベリーは頭からジュースを噴き出してくる。
「食って欲しいなら、喰らい尽くしてやろう……ッ!!」
苺ジュースを浴びながらも、和希は惑わされる前に内なる世界より狂気の片鱗を解き放ち、形なき暴食の事象となってそれは敵を頭から貪り喰らった。血のように苺ジュースが噴き出し上半身を失って地に倒れた。
「おいしくてもイチゴの誘惑に負けてはだめだっ」
すぐに菊狸はオーラを飛ばし、和希の活力を高める治療でイチゴの誘惑を撥ねつけた。
最後のストロングベリーは仲間が居なくなろうとも変わらず苺拳で殴り掛かって来る。
「いくら甘くて美味しくても、その見た目では食欲が湧きません!」
エクトプラズムを圧縮したエレは大きな霊弾を放ち、苺を吹き飛ばして敵の腕をもぎ取った。
「まったく、食べ物を粗末にするのは許せんのぅ」
顔の苺を拭ったアデレードは、羽ばたいて光の粒子と化して突っ込み、敵を撥ね飛ばして頭から地面に落下させた。
土に刺さった顔を抜いた敵は起き上がってジュースを横薙ぎに吹き放つ。それを予測していたように下を掻い潜った和希は、スライディングのように低空を跳んで蹴りで脚をへし折った。バランスを崩した敵はジュースを地面に垂れ流す。
「やっぱ食べ物は見た目も大事だよね、その見た目じゃグロ系だよ」
萌花が光線を浴びせ、全身を石へと変えてゆく。それに対して敵がジュースで反撃すると、萌花は光線をずらしてジュースを石に変えてしまった。
「もう少し、農園に被害が出る前に終わらせるんだっ」
菊狸は月のような光を放ち、蒲の闘争本能を高めて戦闘力を上げた。
「苺のモンスターなんて誰も喜ばないっす。せいぜいB級ホラー好きくらいっすよ。だからとっとと片付けてしまうっす」
蒲は展開したガジェットから無銘の刀を抜き出し、敵を袈裟に深く斬りつけた。だが敵は苺足を顔に向けて突き出してきた。
「そんなところに付いた苺をポンと出されても普通食べないわよ!」
紅葉は妖刀を苺足を斬り飛ばし、苺頭に刃を突き刺して汚染して赤から毒々しい紫に変化させた。
ふらりとストロングベリーは倒れる。そして断末魔のようにジュースを撒き散らした。
「残念ですが食らいませんよ。甘いのは貴方方の考えだったようですね」
絶奈は巨大な光を槍の如く放って、ジュースを蒸発させそのまま光は直進し敵の全身を消し飛ばした。
●イチゴティータイム
戦い終わればケルベロス達によってビニールハウスは修復され、営業を再開した併設のオープンカフェで苺のスイーツを皆で味わう。
「ありがとうございました。これくらいしかお礼ができませんが、楽しんでいってくださいね」
笑顔で壮年の女性がケーキと紅茶の用意をしてくれる。
「どんなピンチもケルベロスにお任せ♪ あ、この苺マカロンおいしー!」
PR活動をしながら紅葉は美味しそうにぱくぱくとスイーツを堪能する。
「どれにしようか迷っちゃうなぁ……これ、いやこっち……よし、2つとも食べちゃおっ」
目移りして悩んでいた萌花は、苺のタルトとムースを選ぶ。
「このタルト苺たっぷりで美味しいです! あ、ラズリも食べます? ……ちょっとだけですよ?」
苺タルトを満面の笑みで頬張っていたエレは、小さく分けたタルトをラズリの口に入れてやる。するとラズリは目を細めて味わっていた。
「いちごタルトといちごジャムのパンケーキをください……」
戦いとは一変して穏やかな表情でメニューを見ていた和希が注文をする。すると目の前に美味しそうな赤いデザートが並べられた。
「……いただきます」
それを頬張り幸せそうな顔で味を表現していた。
「恋の味……ですね」
変わらぬ笑みのまま絶奈は苺ショートを味わう。
「イチゴを採ってきたのじゃ! 店主よ、これで何か作ってくれんかのぅ」
頼むとアデレードの採った苺を受け取ると、店主はケーキのトッピングやジュースにして出してくれる。
「イチゴを分けてもらえるかな? おみやげにしたいんだ」
「ええ、もちろんいいですよ」
ケーキを食べていた菊狸が頼むと、店主が笑顔でイチゴのパックを包んでくれる。
「なんというかオシャレで優雅なひと時っすねぇ。ここがぶっ壊されなくて良かったっす」
蒲も苺ショートを食べながら紅茶を飲んで周囲ののどかな風景を見渡す。
甘酸っぱい苺の香りに包まれて、ケルベロス達は和やかにティータイムを楽しむのだった。
作者:天木一 |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2018年5月11日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 0
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