
●現れた敵は……自分?
日も暮れ、街灯が照らす路地を歩く、1人の男。
やさぐれた態度も見せながら、天谷・砂太郎(没個性の塊・e00661)がふらふらと歩く。
彼は丁度、所属旅団に顔を見せた帰りだった。
その後、どこに向かっていたのかは不明だが、当てもなく歩いているようにも見える。
ただ、殺気を感じた彼はすぐさま、ケルベロスコートから武器を取り出す。
「いるんだろ、出てきな」
敵の存在を疑わぬ砂太郎の前に現れたのは、黒いオーラを纏った男性。
「なっ……!?」
それは、数年前の自分を思わせる姿をしていた。
なぜ、それがこうして顕現しているのかは分からないが、どうやら死神によってサルベージされた存在であるらしい。
詰まるところ、こいつも死神の類というわけだ。
「――お前を、壊す」
両手に鋭利なブレードを携える砂太郎の影は一言発し、跳びかかって来る。
砂太郎はすぐさま周囲を見回し、一般人の姿がないことを察してから跳躍してその一撃を回避した。
相手の姿にしばし唖然としていた砂太郎ではあったが、すぐに我に返って。
「相手が俺なら、負けるわけにはいかないな」
口元を吊り上げた彼は手にした武器を構え、自らの影を思わせる敵と対していくのである。
ヘリポートに集まるケルベロス。
そのメンバーを見渡していたリーゼリット・クローナ(ほんわかヘリオライダー・en0039)は、とあるケルベロスの姿がないことを確認してから話を始める。
「皆に、襲撃される天谷・砂太郎を助けてほしいんだ」
連絡が取れぬ状態の砂太郎はすでに、襲撃の危機にあるはずだ。
状況を考えれば、一刻の猶予も無い。砂太郎が無事なうちに救援へと向かいたい。
「砂太郎を襲ってくるのは、死神『影法師・天谷』だね」
一見すれば、その姿は砂太郎自身にも見えるが、黒い霧のようなものを纏ったその顔は黒いオーラに覆われていて確認できない。
相手は、雷を操った拳でのグラビティの他、2本のブレードで攻撃を仕掛けてくるようだ。
襲撃は夜、人の少ない路地にて行われる。
所属旅団から帰路についた直後に砂太郎が1人歩いているところへ、死神は襲撃してくる。
「相手はすでに現場近辺の人払いを済ませていて、準備を整えた状況で彼を襲うようだね」
一般人に被害が無いのは幸いだが、それだけ様々な状況を想定した相手とあれば、油断ないよう対処したいところだ。
このまま現地に向かえば、戦い直前に介入できるはず。できるだけ砂太郎を助けながら、死神の撃破を目指したい。
一通り説明を終え、リーゼリットはヘリオンへと離陸準備の為に乗り込んでいく。
離陸前に、顔合わせを行うケルベロスの中に、雛形・リュエン(流しのオラトリオ・en0041)の姿がある。
挨拶を交わすリュエンも、ここ最近の事件に思う事はあったようだが。
「宿敵からの襲撃……か。助けてやらねばならんな」
考える前に、救援を行わねばならない。
それを再確認しながらも、ケルベロス達は離陸準備の整ったヘリオンへと乗り込んでいくのである。
参加者 | |
---|---|
![]() 天谷・砂太郎(没個性の塊・e00661) |
![]() ルア・エレジア(まいにち通常運行・e01994) |
![]() 上野・零(焼却・e05125) |
![]() ウィゼ・ヘキシリエン(髭っ娘ドワーフ・e05426) |
![]() 西院・玉緒(夢幻ノ獄・e15589) |
![]() 卯真・紫御(扉を開けたら黒板消しポフ・e21351) |
![]() 簾森・夜江(残月・e37211) |
![]() 死道・刃蓙理(野獣の凱旋・e44807) |
●相対する自らの影法師
日の暮れた街を、ケルベロスの一団が駆け抜ける。
「闇が呼んだので……」
この街で何かを感じ取った死道・刃蓙理(野獣の凱旋・e44807)は愛用の闇の衣を靡かせ、デウスエクスに襲撃されるという被害者の救援へと仲間と共に向かう。
(「宿縁で助けてもらった恩があるのよね」)
水着かと思う露出の上、Kカップの胸を大きく揺らす西院・玉緒(夢幻ノ獄・e15589)は、以前助けてもらった恩を返すべく、この依頼に参加している。
被害者となじみの者から多少の縁といった程度の者まで、その関係は様々。
「自分と似た相手との戦いですか」
中性的な印象を抱かせる、簾森・夜江(残月・e37211)。
彼女はとある依頼で、被害者と接点を持っていた。
「……ワイルドハントとはまた違ったタイプの偽物……かな?」
今回の敵の出現を受け、ほとんど感情を露わにすることのない上野・零(焼却・e05125)は何か考えている。
「……最近、ほんと襲われてる人が多いよね。……私が言えた義理じゃァないけれど」
自らのワイルドハントと交戦経験のあるからこそ、彼もまた自分と同じ顔の敵が出現した時の寒気にも似た感覚が理解できるのだ。
「……まぁ良い、あの時助けてもらったお礼を返すとしようか」
その時、駆けつけてくれた縁もあり、零はこの救援に参加していたようだ。
一方、現場となる路地では。
「つーか、あいつ一体なんなんだよ!?」
投げやりな態度をとる、天谷・砂太郎(没個性の塊・e00661)が大声で叫ぶ。
「――お前を、壊す」
彼の目の前には、自分の同じ背格好の死神『影法師・天谷』が両手にブレードを持ち、爛々と目を輝かせてこちらを睨んできている。
そいつは地面を跳び、黒いオーラを纏わせた2つの刃を振りかざす。
その連撃をなんとか避けた砂太郎は、携帯電話を操作するが。
「携帯繋がんねぇし、どうなってんだ?」
応戦を決めた彼は、日本神の名を冠する錫杖型のバスタードソード『少彦名命』を手にする。
なおも刃を突きつける影法師は、本物の首を狙って突撃してきた。
そこに駆けつける、いくつもの人影。
死神の刃を鉄塊剣で弾いたのは、零だ。
「……天谷さん、助けに来たよ」
割り込んできたのは、彼だけではない。
「天谷さん、お久しぶりです。なんとか間に合いましたでしょうか?」
幼い姿をした卯真・紫御(扉を開けたら黒板消しポフ・e21351)が丁寧に挨拶した後、砂太郎を気遣う。
「砂太郎おにい、助太刀に来たのじゃ」
付け髭を付けたウィゼ・ヘキシリエン(髭っ娘ドワーフ・e05426)はドヤ顔で笑う。
「あなたが襲われるって聞いてね」
それに、玉緒も頭上から着地してきて、蠱惑的な仕草で砂太郎に呼びかける。
「助けてあげる。これで、借りは無しよ?」
「見知った顔がいるってのは、正直助かるわ。さんきゅー」
そんな救援に駆けつけたメンバーを目にし、砂太郎は感謝の言葉を告げながら悟る。
(「そっか。こいつが俺の宿敵とやらか」)
しかしながら、どうして相手は自分にそっくりなのか。それは未だに分からぬままだ。
「へぇ~、砂太郎と似てるじゃん」
後方から牽制する相手をまじまじと見詰めていた黒豹のウェアライダー、ルア・エレジア(まいにち通常運行・e01994)が軽い口調で感想を漏らす。
ウィゼもまた、相手が若い頃の砂太郎の姿のようだと呟いて。
「砂太郎おにいの、若気の至りのワイルドハントではないのかのう?」
駆けつけたメンバーもやはり、目の前の死神が気になるようで。
「聞いてはいたけど……、ホントにそっくりね」
ブレードを構える死神へ、二丁の銃を抜いた玉緒は無駄にスタイリッシュな構えを取って相手と対した……ものの。
「……恩人と同じ顔ってのは、攻撃し辛いわ」
「戦い難くはあると思いますが、同士を狙うならば戦うのみ」
夜江は剣士ではあるのだが、今回狙撃役として立ち回るようで、夜闇に耀く弓「夜橙」を手にしていた。
指にはめたリングを煌かせる刃蓙理。傍にいた雛形・リュエン(流しのオラトリオ・en0041)は玉緒の依頼もあって回復役となるべく、ライトニングロッドに雷を発生させていた。
「全力で支援させてもらおう」
「まぁ、加減して倒せる相手じゃないわよね」
仲間達が応戦の構えを見せていたことで、やり辛いことこの上ないと呟く玉緒は、なぜか凄く良い笑顔を砂太郎に向けて。
「……仕方ないわ。……ねぇ? 砂太郎」
とはいえ、当の本人は相手の正体について推察し続けていた様子だ。
「死神、ですか」
黒いオーラを纏う相手に、紫御が呼びかける。
砂太郎を狙うことで、本人すらも奪うつもりなのかもしれないと彼女は考えて。
「狙う相手を間違えましたね。全力で阻止させて頂きます」
「まあ、ワイルドハントでも死神でも、倒すだけなのじゃ」
身構える紫御の隣で、ウィゼも相手の出方を窺う。
すると、死神は一通り相手にするべきケルベロスの姿を確認し終えたのか、ブレードを握り直す。
「――なら、全て壊すまでだ」
改めて、ブレードの刃を突きつけてくる死神に対し、零もまた聖鉄十字剣を手にする。
「……偽物には、さっさと退場してもらおうか」
そうして、彼は真っ先に相手へと仕掛けていくのである。
●死神、影法師・天谷
剣呑な空気を纏う死神は砂太郎を狙っているようにも思えるが、そうはさせじとこの場に駆けつけたメンバーが代わる代わる前に出る。
「……できるなら、ブレードを壊しておきたいね」
相手の武器に注目する零はそのほうがやりやすそうだと、力任せに聖鉄十字剣を叩きつけていく。
「…………!」
ブレードの破壊には至らなかったが、注意をひきつけることができたようで相手は零へと黒いオーラを纏わせたブレードで切りかかる。
一度斬撃を浴びれば、オーラが体を汚染して身体を石のように固まらせてしまう。幾度も浴びると危険な攻撃だ。
「足を止めるわけには行きません。しっかり準備をします」
仲間が硬直してしまわぬよう、紫御は盾役となるメンバー1人1人に分身の幻影を纏わせ、敵の攻撃による被害を軽減させようとしていく。
回復役として、刃蓙理もまたマインドリングを光り輝かせ、仲間達の周りに光の盾を展開する。
傍のリュエンもまた雷の壁を前列メンバーの前面に展開して、支援に当たっていたようだ。
「奴が俺を狙ってるのなら、降りかかる火の粉は払うまでだ」
砂太郎も全身に力を溜め、膂力を活かして少彦名命を高速で浴びせかける。
やはり、相手も砂太郎を意識して攻撃の機会を狙っているが、ケルベロス達がそれを許さない。
盾役となる1人、ウィゼはブラックスライムを捕食モードとして影法師の動きを縛りつけようとしていく。
その隙を見て、舞うように躍りかかって来た玉緒が燃え上がるピンヒールのヒール部分で相手に蹴りこんでいく。
相手を壁代わりにして豊満な体を弾ませる彼女は、スタイリッシュに着地する。
「よしっ、攻撃するぞ!」
後方から攻撃を仕掛けようとしたルアは、相手と砂太郎を見比べて。
「……えーっと……こっち……いや、あっちか」
両者を見ていた彼は、ようやく倒すべき敵を見定めたらしく。
「黒っぽいのが敵だね、俺覚えた!」
そうして、ルアは黒い姿の砂太郎へと近づき、咆哮と怒りの感情をぶちまける。
「いまコロスから逃げんなよ!!」
心身の破壊衝動を高め、ルアは猛然と相手の体を殴りつけていく。
その敵の風貌に、ルアは砂太郎とよく似ていると改めて実感して。
(「間違えて攻撃しちゃったら、後でチョコバーあげよっと」)
宿敵と対面する本人に対し、軽いノリのルアである。
「私達は私達のできることを」
淡々と語る夜江の傍には、長毛種のサイベリアンを思わせるウイングキャットの錫丸が宙を飛んでいる。
紳士的な振る舞いを見せる錫丸は翼を羽ばたかせ、相手の攻撃に警戒してくれていた。
そして、夜江。今回刀を持たぬ彼女は持っている矢で代用し、魔術を付与する。
「我が刃、雷の如く」
光の刃のなった矢を操る夜江は、それで影法師の体を照らしながら切りかかっていく。
弾け飛ぶ光はまるで、割れた硝子のよう。
夜江の動きと共に蒼々と散る煌きが、敵の体に痺れを与えていく。
だが、敵の瞳の怪しい耀きは消えない。
「破壊しつくす。全てを……!」
本物を狩る為なのか、一度ブレードを収めた敵は拳にグラビティを溜め、渾身の力で雷光を発してくるのだった。
纏う黒いオーラは、異様な雰囲気を漂わせる。
死神はただ、目の前に立ち塞がるケルベロスを砕くべく刃を振り下ろし、浴びせかけ、さらに雷光を発してきた。
鬼神の如き突撃は、時に砂太郎を狙う。
首を狙った連撃を彼は少彦名命で威力を殺しながらも、その技のオリジナルをぶちかます。
「とっととくたばれ!!」
相手に次なる行動などさせない。その前に神速の一撃をと、零もまた鬼神の如く脇目もふらずに武器を一閃させた。
だが、影法師は耐え切ってみせる。
姿は砂太郎と同じでも、デウスエクスである以上、並々ならぬ力を持っているのは間違いない。
ともあれ、少しでも相手を弱らせようと、ウィゼは槍状にしたブラックスライムで相手の体を貫き、その身体を汚染する。
すかさず、玉緒が舞うように相手の懐へと潜り込んで。
「ひと踊り付き合って頂戴。リードは、わたしがしてあげる」
両手にリボルバーを持つ玉緒は、左手「HOWLING BULL」の掌底を相手に叩き込む。
返す右手の「RAGING BULL改」の銃口に取り付けたスパイクで彼女は相手を射抜き、接敵してから発砲した。
動きを止める敵に、ルアは雷で包むエクスカリバールで突きを繰り出していき、夜江も雷を纏う矢を射かけて相手へと痺れを与える。
そうした攻撃で仲間達が相手の動きを制する間に、刃蓙理が前に立つメンバーへと魔法の木の葉を振らせていく。
リュエンもライトニングロッドを振るってメンバーに電気ショックを飛ばし、支援強化を繰り返していたようだ。
また、砂太郎の身を案じて、サポーターとして駆けつけたメンバーの姿もこの場にはあった。
「敵の強さを考えれば、砂太郎さんをいじってる余裕はなさそうだね」
蛍はドローンを戦場に展開させた上、独立機動砲台から主砲を発射していく。
「兄さんは皆さんの守りに専念を。私は後方よりご助力致します!」
みいは自らのビハインドに呼びかけ、大声で叫んで相手を牽制する。
ある程度相手の押さえ込みに成功すると、彼女は内なる狂気を解き放って仲間に力を与えていたようだ。
そして、エリアスは相手の姿をまじまじと見つめて。
「これだけ似てると、自分自身と戦うようなもんだな」
できるだけメインで立ち回るメンバーの盾となり、彼は裂帛の気合と共に叫びを上げて自らの傷を塞いでいった。
そうしたサポーター達の援護は非常にありがたい。回復の手が充実していたことを、刃蓙理は実感していたようだ。
「まだまだ防ぎます!」
盾となる紫御、ウィゼは大きく負担が軽減されるのを感じつつ、影法師へと攻撃に当たる。
「クラッシャーのパワーは恐るべきものです。ええ、当たればの話ですが」
相手の力を認めながらも、紫御は手にする光の剣で切りかかっていく。
その一撃は、影法師を牽制するのに十分。
「ピンチの時のお薬なのじゃ」
敵に飛び込んだウィゼはこの場で薬を調合し、敵へと強引に飲ませた。
仲間には薬として振る舞うモノだが、成分が少し異なれば劇薬として相手に苦痛を与える。
ケルベロスの攻めは止まらない。
古代語の詠唱を完了させたルアは光線で相手の体を射抜き、相手の気を逸らそうとする。
錫丸が回復を続けてくれる横で夜江は矢に空の霊力を纏わせ、相手の体についた傷を大きく斬り広げる。
この場のケルベロスの数は、10人余り。さすがの死神も、多勢に無勢といったところだろう。
「トドメは砂太郎さんにお願いします」
態勢が崩れかけたのを見て、夜江が呼びかけた。
同意する零が攻撃を止める。玉緒もいつでもグラビティを発することができるよう相手に睨みを利かせ、成り行きを見守ることにしていた。
「もうひとつオマケです……」
刃蓙理もまたトドメに関しては同意見のようで、魔法の木の葉で最後であろう支援を行う。
砂太郎は仲間達の気遣いを感じながら、自らの姿をとる影法師へと問いかける。
「こんな悪趣味な事してくるのは、何処の誰だ?」
だが、相手は答えない。
「なんで、俺みたいなのを襲った? つーか、お前誰?」
「さあな、だが……」
死神は声を出しながら、2本のブレードを握って。
「壊れてしまえば、それも気にならなくなる」
次の瞬間、空を切る刃。
まだ応戦を続けるのかと、その場の全員が相手を取り押さえようと動く。
しかし、砂太郎は仲間を手で制して。
「…………」
それならと、彼は神速の一撃を相手に叩き込んでいく。
殺意を込めた渾身の一撃は、相手の首を叩き落とした。
崩れ落ちるのを待たずして、死神の体はうっすらと姿を消してしまう。
その跡に残されたのは、影法師のコギトエルゴスムの欠片と思われるモノ。
砂太郎は無言のまま歩み寄り、それを拾い上げたのだった。
●戦い後、気になったのは……
戦いを終え、路地に静けさが戻る。
傷つく仲間へと針を飛ばし、治療に当たっていた紫御。
彼女はさらに、戦いの余波で破損した周囲の壁や地面にも同様に針を飛ばして幻想で埋めていく。
「一体、何をサルベージすれば、あのような存在が?」
紫御が砂太郎に尋ねるが、影法師の正体は分からずじまい。
複雑な心境の彼だったが、小さく首を振ってから表情を一変させて。
「無様な所見せて、済まねぇな」
「……あまり気にすることはないさ、無事でよかった」
その言葉に、零は砂太郎が無事な様子なのに安堵していたようだ。
サポートメンバー達も、気遣いの言葉をそれぞれ彼へとかけていく。
「奢るから、飯でも食いに行こうぜ」
感謝の意を示す砂太郎の言葉に、何人かが食いついて。
「奢りですか……。それは素晴らしいですね」
刃蓙理も両手を合わせ、一度は同意して見せたものの。
「……奢りか……それは楽しみだ」
「じゃあ……、ピンクのアレもお願いね?」
唸る零に、玉緒などは高級なシャンパンなどを希望する。
「でも、無理しないで下さいね……」
財布の中身をを見つめる砂太郎の姿に、刃蓙理は思わず彼の懐事情を慮るのだった。
作者:なちゅい |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
![]() 公開:2018年4月4日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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