旧式ミシンと編み物カフェ

作者:雨音瑛

●雑木林にて
 いつからか不法投棄のゴミが累積するようになったその雑木林の一角で、握りこぶしほどの大きさのコギトエルゴスムが蠢いていた。
 やがてコギトエルゴスムは、古いミシンの上で止まった。コギトエルゴスムがミシンの内部に入り込むや否や、眩い光があたりを照らす。
 気付けば、ミシンはその全てが機械へと作り変えられていた。
 ミシン下部にはキャタピラのようなものがつき、走行可能になっている。ミシン部分も2倍以上の大きさとなり、針の部分はドリルもかくや、という太さだ。
「サシマス、ヌイマス、ツクリマス……」
 そんな音声を流しながら、ミシンのダモクレスは人里へと向かって行く。

●ヘリポートにて
 ジョゼ・エモニエ(月暈・e03878)の不安は、的中した。旧式のミシンがダモクレスになるのではないかという彼女の言葉から予知を行ったところ、実際にそのような事件が発生することがわかったのだ。幸いにも被害はまだ出ていないと、ウィズ・ホライズン(レプリカントのヘリオライダー・en0158)がヘリポートを見渡す。
「ダモクレスにグラビティ・チェインを奪わせるようなことは防ぎたい。君たちケルベロスに頼みたいのは、ダモクレスの撃破だ」
 戦闘となるのは、旧式ミシンを元にしたダモクレス1体。強烈な攻撃力を持ち、3種類のグラビティを使い分けてくるという。
「ミシン部分を変形させ、ドリルのように太くなった針部分での攻撃。ごく細い鉄の糸を張り巡らせ、武器の威力を下げる攻撃。魔法の縫い後を刻み、防御力を下げる攻撃だな」
 戦場となる場所は雑木林。一般人が立ち寄ることもないから、人よけや人払いはせず、すぐに戦闘に入れるだろう。
 あとは、と、ウィズがタブレット端末を指先で叩く。
「念のため周辺の情報も確認してみよう……ほう、編み物カフェ、なるものがあるようだな。飲食を楽しみながら編み物ができるのか」
「それは素敵ね。無事にダモクレスを倒せたら、そこで休憩するとしましょうか。先生も賛成よね?」
 と、ジョゼはウイングキャットの方を見た。


参加者
月宮・朔耶(天狼の黒魔女・e00132)
メロゥ・イシュヴァラリア(宵歩きのシュガーレディ・e00551)
八柳・蜂(械蜂・e00563)
古鐘・るり(安楽椅子の魔女・e01248)
真柴・隼(アッパーチューン・e01296)
ジョゼ・エモニエ(月暈・e03878)
フィー・フリューア(赤い救急箱・e05301)
アラタ・ユージーン(一雫の愛・e11331)

■リプレイ

●元ミシン、現メカ
 ケルベロスが目指すは雑木林、不法投棄の現場。
 到着するや否や、月宮・朔耶(天狼の黒魔女・e00132)は現場の状況を確認した。戦闘の支障になるものはなさそうだと仲間に告げ、臨戦態勢となる。
 まず動いたのは、ウイングキャットの「先生」。翼をはためかせて前衛に風を送り、耐性を与える。
 その動作を隣で見たアラタ・ユージーン(一雫の愛・e11331)は、しっかりとミシンのダモクレスを見据えた。
 人の為に生みだされ、人に愛されて沢山の縫物をしてきた立派なこの道具は、役目を果たせなくなって捨てられたのだろうか。
「でも、こんな姿で人を害することをこのミシンが喜ぶとは思えない。うん、だからアラタ達で止めなきゃな!」
 エアシューズに星屑と重力を纏わせ、アラタは木を足場に宙へと躍り出た。風を切って蹴りつけた足には、固い感触がエアシューズ越しに伝わってくる。
「ジョゼ、行けるか?」
「……ええ、大丈夫」
 星辰の剣を手に、ジョゼ・エモニエ(月暈・e03878)は加護の星座を地面へと描く。
「レーヴ先生も宜しくな!」
 ジョゼと息を合わせて風を送るウイングキャットに声をかけるアラタ。
 アラタの相方は「先生」、ジョゼのお目付役も「先生」なのだが、こちらは「レーヴ」という名があることに、アラタはどこか羨ましそうだ。
 ケルベロスの動きを見て、ダモクレスもまた臨戦態勢となった。どこからともなく鉄の糸を出現させ、ケルベロスたちの後衛に張り巡らせる。
 オルトロス「リキ」に庇われた朔耶は笑顔を向け、オウガメタルを展開する。
「ありがとうな、リキ!」
 味方に降り注ぐ、命中精度を高める光。それを受け、フィー・フリューア(赤い救急箱・e05301)は軽やかにダモクレスの前へと踏み出した。
「ミシンいいよねー、最新のは便利さに感動だし、旧式のはカシュカシュいう音がすっごくいい雰囲気で……」
 いや待って、とフィーは改めてダモクレスを見る。
「工事現場ばりにがりがり走るキャタピラミシンってなんなの……」
 フィーは溜息ひとつついて愛用のバスケットへと手を伸ばした。中に入っているのは、攻性植物。そこへ特殊調合した専用の薬液を吸わせて急成長させて取り出し、にんまりと笑みを浮かべた。
「栄養満点に育った果実をあげる」
 放り投げた果実はダモクレスに触れるが早いか、勢いよく爆発した。
「見ろよ地デジ、あのドリル超カッケェ! もーちょいデカけりゃ戦車みたいに乗り回せたのにな〜」
 興奮気味に話す真柴・隼(アッパーチューン・e01296)の視線は、ダモクレスのミシン針部分――とは言っても、隼が言うようにもはや針ではなくドリルと化しているのだが――に注がれている。テレビウム「地デジ」もぴょんぴょん飛び跳ねてはうなずいている。
「子供なんだから」
 という歎息は、ジョゼのもの。浮かれるのはこの位にして、と隼は気合いを入れ直す。
 何せ、可愛い女の子たちがいるのだから。
 手にした黒鎖を展開し、防備を高める術を。続く地デジも兄貴分を真似るように気合いを入れ、スパナで思い切りダモクレスを殴りつけた。
 直後、古鐘・るり(安楽椅子の魔女・e01248)は神槍「ガングニール」のレプリカを召喚する。
「縫い止めるのは私も得意よ。この槍で……こうする!」
 オリジナルとは比ぶべくもないものではあるが、デウスエクス相手には十分な威力を発揮する。真上から貫かれたダモクレスに、まずは確実に当てようと八柳・蜂(械蜂・e00563)はオウガメタルにて狙いを定めた。手応えは十分と戦列に戻れば、慣れない地で木の根に足を取られぬよう注意するメロゥ・イシュヴァラリア(宵歩きのシュガーレディ・e00551)が星を喚ぶ。
「満ちる空の輝き。降り注ぐ星の、瞬きの歌が――ねぇ。あなたにも、聴こえるでしょう?」
 真昼に輝く星々が流れ、降り注ぐ。大地に潤いをもたらすものではなく、敵を眩ませるものとして。

●機械の心
 隼の狙いは、火力の減少と状態異常の増加だ。意識を集中し、ダモクレスの足元……というよりは、キャタピラ元を爆破させる。軽く浮いたダモクレスに近づいた地デジは顔を発行させ、自身に怒りを向けようとする。
「よし、その調子だぞ地デジ!」
「隼、もう少し自分の体力に気をつけなさい」
「何なに、ジョゼちゃん俺の心配してくれてんの? 嬉しいな、それじゃもっと積極的に怪我しちゃおうっかな〜」
「……足を引っ張らないで欲しいだけよ」
 そっぽを向きつつ、ジョゼは饑き妖精を招喚する手はずを整えた。
「おいで、囂しい妖精達。食事の時間よ」
 喚ばれた小妖精たちは、その胸に心臓のかわりに脈石の核を有している。隼の血の匂いを嗅ぎつけるが早いか、黒い眼球を真赤に染めて傷を喰らった。
 これでよし、と小さく呟くジョゼをちらりと見たレーヴはうなずき、尻尾のリングを飛ばしてダモクレスのドリル部分に当てる。
 周囲の状況に気を配り続ける朔耶は、自らの手番においてファミリアロッド「Porte」を手にした。
「よし、それじゃ俺たちもいくぜ、ポテさん! ――解放…」
 ロッドをコキンメフクロウの姿に戻し、魔力を籠めて撃ち放つ。ダモクレスにダメージを与えるだけでなく、その神経回路にも影響を及ぼす魔法弾だ。
 仲間の支援と敵の行動阻害を指示されているリキは、ダモクレスを見据えた地獄の瘴気を解き放つ。
 瘴気に包まれたダモクレスは怯むことなく、ミシン部分を変形させた。お待ちかね、ドリルの登場だ。
 再び目を輝かせる地デジに、ドリルが容赦なく襲いかかる。このダモクレスが人々の前に現れるまえで良かったと思いながら、アラタは問いかける。
「お前は手巻きミシンか? 足踏みミシンか?」
 勿論、返答は無い。キャタピラとドリルが回転する音が聞こえるだけだ。
 元はシンプルで堅牢なギミックが美しいものだったのだろう。それがいまや随分と不格好にされてしまったことに気の毒さを覚えながらも、アラタは意識を戦闘へと切り替える。味方を見れば、敵グラビティの射程の関係もあってか、前衛の受けているダメージが少々大きいようだ。アラタは紫の薬草と花を砂糖に漬けたシロップを取り出した。
「キレイハキタナイ―――キタナイハキレイ」
 精神を安定させ集中力をコントロールするその香りは、癒しはもちろん、切っ先を導くものとして作用する。先生も翼の風を送り、ヒールに専念を。
「ミシンなら旧式でも結構使えそうよね」
 壊れてさえいなければ、と付け足して、るりはダモクレスの足元から溶岩を噴出させた。
「……まあ、こうなっちゃうと壊れたほうがマシだけど。そうね、壊してしまいましょうか」
 いっそ朗らかな言葉に、フィーがねじ込んだ一撃が重なる。火力重視の攻撃は、ダモクレスの表見に大きな穴を開けた。
 もしもこの場で撃破できなければ、ダモクレスが人々を襲うことは明白だ。
「沢山の作品を縫って人に喜ばれてきたミシンに、人を害させたりなんかしないんだから!」
 フィーノ開けた穴のすぐそばに、メロウによる流体金属ごしの拳が重なる。
「キャタピラミシン……まるで重機ね。近くで見ると迫力が……」
 強そうではあるが、ちょっとばかりシュールだ。
「蜂、チャンスよ」
 思わず笑みを漏らし、メロゥは蜂へと向き直った。先の攻撃で、ダモクレスはかなりの角度で傾いている。絆繋ぐ相手に声をかければ、静かにうなずく様が見える。
「そのようですね。……行きます」
 応えつつ、蜂は素早く仲間の状態を見た。地デジの被ダメージ率が高いように見えるのは、怒りの付与によるものか。
 鉄塊剣を軽々と扱い、重さのままに剣を振り下ろす。
「もう一度使われるなら人ではなく布を刺したかったでしょうに」
 なんて言いつつも、同じ機械でも相手の心まではわからないことを理解している。
 しかし、蜂はやらなければならない、と思っている。
 同属を「誰ひとり殺めさせることなく眠らせること」を。

●いつか見る夢
 魔導書「ファースタリ」を開き、るりは詠唱する。
 応えて現れた「混沌なる緑色の粘菌」は、与えた傷の隙間から入り込み、悪夢を見せるものだ。
 ぐるり転回するダモクレスは、どんなトラウマを見たのだろう。縦に横にがくがく揺れるその様は、怯えているようにも見える。
 ケルベロスたちのいる場所に突っ込みつつあるダモクレスを避け、蜂は指先を彼の者に向けた。
「……おいたは、いけませんね」
 指先から放たれた毒針は、血液と地獄でできたもの。ダモクレスに刺さったかと思いきや、深く深く埋もれてゆく。
 攻撃はそこで止まず。メロゥの撃ち出した光弾が、ダモクレスを襲う。
「……何も、こんなところに捨てちゃわなくてもいいのにね」
 古い時代を見守って役目を終えたミシンだからこそ、ちゃんとした方法で最後を迎えたかったに違いない。
「だから、メロたちが終わらせてあげるわ」
 その言葉にうなずくジョゼの凍結光線が当たった直後、レーヴが金属の表面を引っ掻く。さらに、地デジががつんと装甲を割らんばかりの一撃を叩きつけた。
 隼がチェーンソー剣の刃を突き立てると、傷が、状態異常が一気に増える。
 傷だらけのミシンが選んだのは、魔法の縫い跡を刻む攻撃。
 地獄化した左腕で受ける蜂を、先生の起こした風が優しく癒してゆく。
「そろそろ終わりが見えて来たな。畳みかけて行くぜ!」
 朔耶に放たれた御業がダモクレスを拘束した。次いでリキが睨み付けると、ダモクレスの身体の端から炎が出現する。
 極太の光線は、アラタによるもの。促されたフィーも同じ攻撃を畳みかけようと、胸部を展開した。
「これで――最後だよ!」
 放たれた閃光の中に、ダモクレスのシルエットが見える。
 ミシンとキャタピラの黒い影は溶けるように消え去った。あとに残ったのは、何の部品とも知れぬ小さな金属片。それをそそっと撫で、お疲れ様、とアラタが告げる。
「ダモクレスもレプリカントも、在り方は道具に似てるから……」
 このミシンダモクレスもそうだったのかと思いつつ、アラタは首を振った。
「やっぱミシンに魔改造は似合わないよ。――おやすみなさい、ステキな作品に囲まれる、楽しい夢が見れるといいね」
 そう告げ、フィーはダモクレスの破片に背を向ける。
 周囲のヒールをしたならば、向かうべき場所はひとつ。
 付近にあるという、編み物カフェだ。

●編み物カフェ
 ホットミルクをテーブルに置いて、アラタはかぎ針編みを始めた。
「……編み物って、何だが安心するよな」
 無心で作業に没頭していると悩みなどはちっぽけに見えるこの作業が、アラタは好きだ。時折ホットミルクを飲みながら、自分のペースで勧めてゆく。
 編み物の経験はほとんどないというるりではあるが、集中して細かい作業をするのは得意だ。普段椅子に座ってやることといえばゲームか読書だが、たまには編み物もいいと作るものを考え始める。
「定番はマフラーとか手袋だけど、暖かくなったらすぐに使わなくなるわね……あ、コースターなんかいいかも」
 目の前には、ちょうどティーカップ。そこに手作りのコースターが加わったなら、きっと素敵だろう。
「作品が残るのがいいわ。そのうち凝ったレース編みとかも出来るようになりたいわね」
 出来上がったものは次のお茶会で活躍してもらおうと、ひとつ、またひとつと編み目を作ってゆく。
 メロゥも、編み物ははじめて。まずは簡単なものからと本を開き、にらめっこ。
「……これは、えぇと、どうするのかしら」
 首を傾げて悪戦苦闘するメロゥを姉のような気分で見守りつつ、蜂はココアを一口飲んだ。蜂もまた、編み物は未経験。気になるレース編みの本を開き、小さなモチーフを作ろうかとも考える。
 しかし両の手には手袋、器用な方ではあるものの器用度は激減してしまうだろう。
 そんなことを考えていると、どうやらメロゥがコースターを作り終えたようだ。
(「いつか彼氏に、手編みのマフラーを贈れたらいいな……」)
 ガタガタな編み目を撫でてそんなことを考えるメロゥの口元には、小さな笑みが浮かんでいた。
 紅茶とカヌレを頂くジョゼが挑戦するのは、生前の祖母が好きであった鉤針編み。練習として自分用の膝掛けを、そして行く行くはレーヴにグラニースクエアの肩掛けをプレゼントする心づもりだ。
 さらに、籠一杯の毛糸を目にすれば心が弾む。折角ならば春の花色でと、菫に撫子、勿忘草の色を選ぶのも楽しい。
 だが、そんな夢とは裏腹に、編み目が成す形はいまいち。さりとて恋人に教えを請うのは悔しいから、フィーの作業を横目にちらりと捉える。
 甘めのココアを口に含んで素朴な卵プリンを食べたフィーは、黒猫ウェアの相棒に似せた黒い子猫の編みぐるみを迷うことなく編んでいる。
「あ、あの、もし良かったらコツとか教えてくれる……?」
「もちろん! 元々裁縫も編み物も結構得意なんだよね」
 今もかぶっている赤ずきんを含め、概ね自作しているというフィーの手際は、見事だ。ジョゼはコツを聞き、ひとつひとつ実践するのだった。
 同じ年頃の女子に混じって時折笑顔を浮かべる彼女に嬉しくなりながら、隼は珈琲とエクレアに舌鼓を打つ。棒針が編むのは毛糸だけじゃないのかも、なんて思いながら教本のページをめくった。
「裁縫の経験はあまりないんだけど前々から挑戦したいのあったんだよね」
 と、編みぐるみのページで手を止める。ちまちました手作業は嫌いではないし、好きな子の隣でやる作業なら猶の事、だ。
 趣味でショールやセーター、クラフト関係まで日常的に作っているという朔耶は、慣れたもの。糸や道具をさっと選定して素早く編み始める朔耶は、とても楽しそうだ。
 数十分ののち、できた、と破顔する朔耶の手には、ピンク色のフクロウの編みぐるみがちょこんと乗っている。
「わー、可愛いね。……っと、僕も完成!」
 金色の瞳をつければ、フィーの黒猫編みぐるみもできあがり。
「……っし、一丁上がり!」
 笑みを浮かべる隼の掌の上には、レーヴを模した編みぐるみが。
「どうよジョゼちゃん、中々の完成度じゃない? 題して手乗り先生シリーズ、お望みとあらば読書verに食事ver、果てはSSレアの昼寝verまで選り取り見取り!」
 裁縫は不慣れだと作業開始直後に独り言ちていた隼であったが、器用に作られた編みぐるみにジョゼは絶句した。
「お、お昼寝ver欲しい……じゃなくて! 何でいつもアンタの方が上手いのよ!」
 恐るべきは、恋人の女子力の高さ。ジョゼは、腹立つ、と八つ当たりしてそっぽを向いた。
「え〜、頼ってくれたらいいのに」
 そう言って、隼はジョゼに手乗りレーヴを差し出した。
 視界に入る愛くるしい姿にジョゼは抗えず、口にしてしまう。
「……それ、アタシでも作れる?」

作者:雨音瑛 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年3月8日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 4/キャラが大事にされていた 0
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