めざめ色の氷珠

作者:東間

●試され過ぎる大地にて
 触れた瞬間奥底まで突き刺さり、全ての熱を奪っていくような風が吹く。
 ごう、と風が鳴く度に草むらは一緒になって倒れ、しばらくそのままで揺れた後、ゆっくりと元に戻った。
 膝まで生えた草以外は何もなく、ひらけた頭上には星が瞬く真っ暗な夜空。
 そんな場所を1体の小型ダモクレスが『えっちらおっちら』移動していく。僅かに風が和らいだ瞬間、蜘蛛のような小型ダモクレスは猛スピードで草むらの間を駈け抜け、そこに転がっていたストーブの中へイン。これまた猛スピードでヒールを施して、ウィーンガシャガシャガッコンババババーと音を響かせながら変形していく。
 そして生まれたストーブダモクレスは、2本の足ですっくと立ち上がった。
 両腕を天高く掲げ、心臓部分には煌々と炎が灯る。
『ふぁいあー! ひーと! あっつあつー!』
 何やら誇らしげに産声を響かせ――た瞬間、ごおっ、と風が吹いて。
『ふぁいあ!?』
 びくっとしていた。

●めざめ色の氷珠
「急で悪いんだけど、試される大地といわれる北海道の、特に恐ろしく冷えるだろう場所へ行ってくれないかい」
 困り顔のラシード・ファルカ(赫月のヘリオライダー・en0118)は、不法投棄されていたストーブがダモクレス化した為、その撃破へ赴いて欲しいと言い、タブレット画面を見せた。
「場所はここ。周りに遮る物がなくて視界は良好、だけど時間は夜明け前で真っ暗。しかも現場から何キロか行った所には、この時期だけ大勢で賑わう海岸があるんだ」
 ダモクレスは、円柱型ストーブをロボットにしたような姿をしており、心臓部分からは炎のビーム、身体中からはミニストーブのミサイルを撃ち出してくる。更に、思わず頬が緩んでしまいそうになる温かな波動も放ってくるのだとか。
「最後の攻撃グラビティは惹かれる所がなくもありませんが、海岸へ行かれる前に撃破しないといけませんね」
 壱条・継吾(土蔵篭り・en0279)は真剣な様子で思案の色を見せ――三角耳をぴくっと揺らした。どうして夜明け前の、それも恐ろしく冷える海岸に人々が集うのだろう。
 継吾の疑問に、ラシードは『氷だよ』と答えた。
「川を覆っていた氷が海へ流れいく過程で波に磨かれて、海岸に打ち上げられる。状況によっては大量にね。それが、とてつもなく美しいって評判なんだ」
 丸みを帯びた氷、穴の開いたチーズのような氷、ごつごつとしたブロック状。様々な形に磨かれた氷はどれも透き通っており、艶々と煌めく美しさから、『ジュエリーアイス』と呼ばれている。
 夜なら、あらゆる青を閉じ込めた宝石のように。
 夜明け空の下では、冷たい青色の中に温かな色を滲ませて。
 そして完全な朝になれば、陽射しの白と空の青を映し出す。
 真冬の大自然が作り出す氷の宝石は、寒さと戦ってでも見る価値がある――とは、ニュースに登場した一般人の声らしい。
「ジュエリーアイスの海岸……どんな光景なのか、ちょっと想像がつきません」
「じゃあ、戦闘が無事終わったら見に行くといい。きっと心に残る風景が待ってる」
 そう言ってラシードはケルベロス達へ笑顔を向け――『防寒の足しになれば』と使い捨てカイロの封をバリッと開けた。


参加者
レーグル・ノルベルト(ダーヴィド・e00079)
ウォーレン・ホリィウッド(ホーリーロック・e00813)
パーカー・ロクスリー(浸透者・e11155)
愛葉・ナガレ(眠り星・e15470)
七隈・綴(断罪鉄拳・e20400)
篠木・ステファノ(星霜・e40004)
七楽・重(ドワーフのガジェッティア・e44860)
夢山・橙花(混沌系ゲイジュツ家・e44947)

■リプレイ

●極寒の只中で
 暗くて寒くて、厳しい。温もりというものが綺麗さっぱり消えてしまったかのような場所で、生まれたばかりのストーブ型ダモクレスは――。
『ふぁーいあー! あつあ――』
 ごうっ。
『ひー、と!?』
 冷たさでいっぱいの強風にびくっと飛び跳ね、心臓部の炎をガードするように両腕を交差させる。その視界にいくつもの光が映った。この地に降り立ったケルベロス達が灯したもの、その1つであるウォーレン・ホリィウッド(ホーリーロック・e00813)は敵に同意を示す。
「わかるよー、寒いよねー」
 風で巻き上げられそうになった髪を押さえ、海岸への道を塞ぐように立つ。相手はストーブ型。この極寒の中、ストーブという特徴につい期待を寄せてしまうけれど。
「温かい思い出を、殺戮で上書きさせる訳にはいかないから」
 『のんびりやさん』を鋼鬼に変え、ガツンと拳を叩き込む。
 ダモクレスはガシャンガシャンと音を響かせ転がるが、すぐに立ち上がった。威勢の良い声を響かせながら何故かガッツポーズをする姿に、レーグル・ノルベルト(ダーヴィド・e00079)は、くくっ、と肩を震わせる。
「汝は随分と可愛らしいのだな。折角だ、ふぁいあ勝負と行こうか」
 両腕を覆う縛霊手から地獄の炎を揺らめかせ、振り下ろした一撃はその色とは対照的。突き刺した凍気が、轟音の名残が広がる中、パーカー・ロクスリー(浸透者・e11155)はすかさず竜砲弾を撃ち込んだ。
「素晴らしい風景を溶けさせるわけにはいかんのでな」
 ダモクレスは火花を散らして吹っ飛び――起き上がる。その背後を取った壱条・継吾(土蔵篭り・en0279)が体の一部を引き裂くが、ダモクレスは体を大きく揺らして振り払い――。
『ふぁ~~~……いあーーーーー!!』
 響いたそれは、吼えた、というよりも鳴いた、と形容した方がしっくり来るもので。
 正直言うと、七楽・重(ドワーフのガジェッティア・e44860)は極寒の地に現れたストーブ型ダモクレスを、天使みたいに感じていた。いつぞやの綿菓子機型も凄く可愛かったし、と脳裏にビジュアルを思い浮かべ、こういうタイプならいくらでも相手を――だって――。
「すっごくかわいー……って、油断してたらあっつあつにされちゃう!」
「そうはさせません!」
 はっとした重が、凛と示した七隈・綴(断罪鉄拳・e20400)が、降り注ぐミニストーブミサイルから仲間達を守っていく。
「身体を巡る気よ、空高く立ち昇り癒しの力を降らして下さい」
 綴が天高く飛ばした気は癒しの雨となり、降り注ぐ雨の中、篠木・ステファノ(星霜・e40004)は一気に駈け抜けた。
「行こうか、フヨウ」
 斬霊刀『酔芙蓉』に触れ、霊力と共に解き放つ。ステファノが目にも止まらぬ突きを見舞ったのだと判ったのは、稲妻の軌跡が見えた時。
 メイドの手によって寒さからしっかり守られ仕様となっていた愛葉・ナガレ(眠り星・e15470)は、ぴょこりと立ち上がったダモクレスの心臓部に浮かぶ炎を見る。
(「ぬくぬくほかほか、すきだけど」)
 先程仲間を撃ったミニストーブも、ふぁいやふぁいやと繰り返すストーブも、惹かれるわけにいかないもので出来ている。
 ナガレがひとたび薬液の雨を降らせれば、ちりちりとした痛みと痺れがさあっと祓われていった。その様に夢山・橙花(混沌系ゲイジュツ家・e44947)は、わあ、と歓声を零し、まだ見ぬ景色に想いを馳せる。
(「ジュエリーアイス……きっと、とてもゲイジュツ的なんでしょうね!」)
 そんなゲイジュツを壊そうとするデウスエクスには、容赦無しの一撃を。

●真夜中から、夜明けへ
 ダモクレスの芯も、何もかもを凍らすような弾丸が夜を震わせた直後、北国の夜空に虹が架かる。重が描いた七色は、空から真っ直ぐ落ちる蹴撃へ。一瞬で奔った蹴撃は、更にふたつ。
『ふぁふぁふぁ、ふぁい、あ!?』
 右へ左へ、弾かれるように。ダモクレスは両手をわたわたと振り回し、何とかバランスを取り直すと両目に映る蹴撃の主――レーグルとウォーレンへ何やら『怒ったぞ』と言いたげな視線を向けた。
『ひー、と! ひーと、ひーと、ひーと!!』
 声と共に、傷んだ輪郭が灼熱に染まる。瞬間、ウォーレンの肌を貫いたのは。
「温かい……」
 思わずほわ、とした後に感じたのは、ちりっとした痛み。
「きっと、良いストーブだったんだろうね」
 温かな波動をほんのり感じた重は、その呟きを聞いてダモクレスを見る。攻撃が当たった、というより色々な意味で効いたからか、ダモクレスはどこか嬉しげに跳ねていた。
「熱いけどあったかくて、あったかすぎて動きたくなくなっちゃうのが確かに罠っぽい! けど、負けないよ!」
「というか、ここ野外の暖房器具って意味あるか? やれやれ、慣れてきたのだがな」
 終れば寒さが戻ってくるというのに、あれでは焼け石に水だ。パーカーの紡いだ古代語は光となってダモクレスを貫き、鋭い指摘に重は納得しつつ、綴の動きを見て攻撃の波に続く。
 妖精靴から放たれた煌めく星がダモクレスを撃つその隙に、綴はウォーレンへとオーラを解き放った。
「真に自由なる時間よ、仲間を癒して下さい!」
 ジュエリーアイス煌めく海岸がどのようなものなのか。綴もまた、そこに深い興味を抱いていた1人。その為にダモクレスを何とかするのならば、誰1人欠けぬよう守り続けるだけ。
 時折吹く風の中に、ごお、と混じった別の音は蒼く燃ゆる地獄の炎。ステファノが振り上げた得物――攻性植物は蒼炎を纏ったまま一気に落とされ、衝撃と熱がダモクレスをのみ込んだ。
 その鋭さにダモクレスの悲鳴はかき消され、鋼の体が立ち上がるより早く、ナガレは足元から蔓草を奔らせていく。
「ぜんぶぜんぶ、癒してあげる」
 果実から溢れる光は眩い黄金色。夜空に浮かぶ満月に似た輝きが前衛陣を包み込み、癒しが展開する横を橙花が抜けた。
『あつ? あつー!?』
 重ねられたワイルドウェポンからなる拳。それを見たダモクレスは、次の瞬間見事に吹っ飛ばされていた。そこへ継吾の放った血が槍のように貫き、一瞬縫い止めてすぐ『雨が降った』。ウォーレンの拳が雨を花のように散らしながら、ダモクレスの腹へと叩き込まれる。
 ひゅっ、と空を裂いて飛んだのは闇に紛れて飛んだ礫ひとつ。パーカーが放ったそれは銃弾にも負けぬ精度でダモクレスを撃ち、
『ぶぁ……!』
 聞こえたのはくぐもった呻き声。ぐら、と傾いた鋼の体。
 しかしダモクレスは倒れかけた体を両足で支え、その場に踏み留まっていた。心臓部に浮かぶ炎がジジジッと揺れ――膨れ上がる。
「むっ!」
 どう、と溢れた炎にレーグルは顔を顰めたが、それは一瞬だけ。すぐさま綴は自宅警備員故に持てるオーラでその傷を癒し、彼女と言葉交わしたナガレは魔導書をぱらりと開く。
「温さに任せて眠りたいけど、ともだちを待たせてるからね」
 煌めく氷の宝石達を共に見る為に、紐解き紡いだ詠唱がレーグルの脳へと染み込んでいき――男が縛霊手に覆われた腕に力をこめれば、受けた加護が炎を祓い、凄まじい力が漲っていく。
 鋼の体へと魂喰らう拳撃を叩き込めば、ダモクレスはガシャン、と両膝を突いた。ぱかりと口を開け、両腕が力なく揺れる。
『あ、あア……ひ、イと、ひート』
 心臓部の炎は、すっかり暗くなっていた。段々と小さくなり始めた炎が、次に生まれる時には幸せと共にあるよう――レーグルは静かに願い、力尽きようとしているダモクレスの前にウォーレンもそっと立つ。
「どうか最後は温かい思い出で。ちょっぴり温かかったよ、ありがとう」
「あっためてくれてありがとう。おやすみ、冬のおしゃべりさん」
 見送るナガレの瞳に、消えかけていた炎が一瞬だけ強く煌めいて――ふつりと消えた。

●めざめ色の氷珠
 冷たい青に、淡い紫が僅かに射し始める。夜がまだ色濃い空の下、海岸に打ち上げられた氷の群れは冷たい海水に磨かれ、今という時間を映して煌めいていた。
 天国にはサファイアが敷き詰めてあると聞いたが、こんな感じだろうか。今、ここだけの景色にウォーレンは笑みを零すが、それは広がる風景だけが原因ではない。
「で、デートみたいやね」
 そう言ってから何やら『あっ!』という顔をした光流が一緒だから。
 冬櫻のお返しで、更にデートなら腕を組んで、くっついて。無邪気に楽しむ姿に、光流はぽろっと零していた。
 ――キスしても良え?
「えっ」
「いや、あの、その……今のは冗談や! 日が昇るで、先輩。あっちに行かへん? 朝日の真正面、氷が琥珀色に染まるとこ見えるで」
 行こうとして、引っ張られるような感覚に振り返れば、そこにいたのは泣きそうな顔をしたウォーレンで。
 悪かった、もうあんな事言わないから嫌いにならないで。その言葉も、先程の冗談も――今、何を考えているのかは、わからないけれど。
「yes」
「え、『yes』って」
 質問の答えと笑顔が、真冬の海岸に灯る。
 淡い暖色が射し始めれば、ジュエリーアイスの見せる煌めきがまた変わる。
「これが自然にできた光景とは、本当に自然の神秘は素敵ですね」
 目の前に広がる輝きを1人のんびりと眺め、綴はぽつりと呟いた。
「この綺麗な光景を守れただけでも、満足ですよ」
 彼女から少し離れた所で、ステファノも宝石に負けない冬の煌めきを楽しんでいた。
(「寒い冬だからこそ観られる、自然の景色ってのもあるんだなぁ」)
 雪も氷も、何れは溶けて消えてしまうものだ。今は、自分が苦手とする寒さが猛威をふるうこの地も、いずれは春の穏やかさを迎えるのだろう。そうなればここの様子はガラリと変わる筈だ。
(「けれど、この景色を思い出として焼き付けておいたなら、誰にも忘れられずに済むんだろうかね」)
 その予感は、きっと当たっているだろう。冬の海岸も、ジュエリーアイスも、触れれば恐ろしく冷たくて――だというのに、その色と輝きに惹かれてやって来た人々の数は、決して少なくない。
 次の冬もここへと足を運ばせる魔力に満ちた氷の宝石達は、雪と照明が創り出す櫻に続いて、『また』の機会を共にする3人――竜派の男と地球人の男とウェアライダーの少年も魅了していた。
「……」
「……」
「……」
 寄せては返す波が氷を磨き、刻一刻と色合いを変化させていく様は圧巻で――目を細めていた雨祈は、相棒が尻尾の先まで防寒済みという事に気付き、口許を緩ませる。
(「……そうやって尻尾を保護してんのか」)
 夜明けのさなか、気温はまだまだ低い。完全に陽が昇っても、冬の冷たさは健在だろう。
「触ってみるか」
「えっ、凄く冷たいんじゃない?」
 共に眺めていたパーカーの思いつきに重は目を丸くするが、思いついた当人はどれがいいかと物色し始めている。煌めきながら転がるジュエリーアイスは、確かにどれも冷たいだろう。だが、その冷たさは如何ほどか。触れてみれば――。
「冷たいな。それも恐ろしく」
「どれくらいですか?」
「触ってみればわかる」
 口の端を上げたパーカーが、ほら、とジュエリーアイス達を示せば、興味津々といった様子の継吾が掌より大きい物に手を伸ばし――触れる前に貰ったカイロをポケットへしまい、懐からスマホを取り出した。
「ノルベルトさん、撮ってもらえませんか?」
「ああ、構わんよ」
 冬の海岸。ジュエリーアイス。そんな記念撮影は、やはりというか素早く手短に。
 スマホを返したレーグルは、ジュエリーアイスに滲み始めた鮮やかな色を瞳に映す。最初にヘリオライダーから話を聞いた時、相棒と共に見られればと思った。そして今は。
「なんとも言えぬ景色であるが、なんであろうな、ずっと見ていられる気がするな」
 澄んだ水の透明さと、氷の持つ白。そこに射す『今』の色。
 こないだの冬櫻も、と重は笑った。
「すごく綺麗だった。今日のも息が止まるくらい綺麗。重は幸せだよ。今、この場にこうしていられるもん。頑張って生きててよかったって――」
 思えるの。
 言いかけた『素』を飲み込みながら嬉しそうに笑えば、男性陣からは同意の声。
 橙花も、今を生きているからこそ見られる景色を、ジュエリーアイスを楽しんでいた。スケッチブックへ描き込んでいくのは、キレイと思ったジュエリーアイス。時間によって変わる色もしっかりと――少女の筆は、極寒の冷たさでも止められそうにない。
「確かに、宝石のようにきれいだ」
「うん」
 青く、凛と透いている氷の群れ。その実物を目にすれば、やっぱり、とナガレは表情を和らげてルチルを見た。
「君みたいって思ったんだ。もちろん、君はひとりだけだけど」
「わたしみたい?」
 形はまばらだが、確かな美しさは思わず息も零れるほど。氷の宝石に見惚れていたルチルは首を傾げ、続けられた言葉にくすぐったさを覚えた。
 青がいだいた仄かな色、とてもやさしいから。
 その言葉の美しさは冬が作った宝石以上。なんて、きれいなんだろう。
「ああでも、」
 海岸を彩るジュエリーアイスを見て――隣を見て、頷く。朝の光に照らされた氷のように、めざめの空と淡い光の色が、白鷺草咲く髪に降り注いでいる。
「ナガレにとても似ているぞ」
「――似てる?」
 ぱち、と銀の瞳が瞬いて――綻んだ。
 うれしい、うれしい。『僕』を見つけてくれた。

 夜が去って、陽が昇る。
 朝を迎えた海岸で煌めくジュエリーアイスは、太陽にも負けない星の如く輝いていた。

作者:東間 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年3月10日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 8/キャラが大事にされていた 1
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