願い求めたアトのユメ

作者:ヒサ

「──っ、……」
 一通り型をこなし終えて罪咎・憂女(憂う者・e03355)は小さく息を吐いた。今日のところはこれまでと刀を鞘へ収める。刃の滑る音が止み、彼女の所作は普段の女性らしいものへと戻った。
「……やはり、誰かを誘えば良かったのかも」
 整える必要も無い息が、淡く憂いを零す。鍛錬とて、一人では出来る事に限界がある。友人等と都合をつけられれば手合わせも叶ったろうにと。
「──ならば私が相手になろう」
 そこへ、唐突に声が掛かった。直前まで誰の気配も感じていなかった憂女が驚き顔を上げる。と、彼女の瞳に映ったのは、痩身に黒い衣裳を纏った人型の女。その容姿で特に印象的なのは、鮮やかな緋色──鋭い瞳、不揃いな短髪、ドラゴニアンのそれに似た翼に尾。
 その女の姿を認めて憂女は束の間言葉を失い目を瞬いて、それから重たげに口を開いた。
「……ひとまず『貴女』と呼ばせて頂きますが……貴女が何者かと問うたら、答えて頂けるのでしょうか」
「そのような些末な事を気にするのか」
 彼女の問いに女は小さく首を振ってのち、真剣な眼差しを返して来た。
「それより。貴女は強くなりたいと願い修行を積んでいるのだろう?」
 女はそう問いを返したが、答えは待たず。
「私もだ。私はもっと強くならねばならない。その為に戦いの経験を積みたい。──貴女の願いが私と同じものであるのならば、付き合って頂いても構わないだろう」
 そう続け、抜いた刀を憂女へと向ける。その直刃が滲ませるのは、どこまでも真摯な、殺意の域にまで届くほどの戦意。
(「……私が勝てば答えて欲しい、などと言っても聞いてくれそうには無いか」)
 憂女の目には、相手の姿に時折モザイクがちらつくのが見えていた。眼前の女はドリームイーター──デウスエクス。彼女が刃を退く時は、その命を散らす時以外にはあり得ぬのだろうと憂女は嘆息する。
(「私一人では苦しい戦いとなろうが」)
 相手に此方を逃がすつもりなど無い事は明らか。であれば隙を作らせるか、せめて時間を稼ぐべき、と、戦いに臨むそれへと今一度意識を切り替えながらも憂女は、刀を抜く前に再度口を開いた。
「私を侮っているのであれば改めて頂きたい」
 が、彼女が声を言葉にするより早く、相手に制され。
「だが、貴女に不敬をはたらくのは私とて本意では無い──さあ、構えて頂こう」
 それでも応じぬというのならばこちらから、と踏み込み来る気配を見せた相手の様に、ひとまず今はと諦め憂女は口を閉ざし、柄へと手を伸ばした。

「手を貸して欲しいの」
 どことなく青白い顔で急ぎ足にケルベロス達の傍まで来た篠前・仁那(白霞紅玉ヘリオライダー・en0053)は憂女の名を出し乞うた。
「彼女を狙う敵が居るの。でも本人が掴まらない……今もう危険な目に遭っているのかもしれない。もしそうならあなた達の力で助けて欲しい。場所は割り出せたわ、それから──」
 常に比べれば結構な早口で、彼女は判明している情報をケルベロス達へ伝えて行く。
 敵は剣技を得意とするが、その装飾である鎖をも得物として使いこなすという。翼を用いての機動力も備えた油断ならぬ敵だとか。現場は人気の無い森の中の小さな広場、周囲の被害に配慮する必要は特に無く、戦闘に注力出来るだろう。
「……敵の見た目、というか外見の特徴は、ゆめさんとちょっと似てる」
 この言葉を口にする時だけ、仁那の声が考え込むように速度を緩めた。が、あくまでも外見を構成する特徴的な部位が、であって、例えば見紛うような事は起こり得ないであろうと彼女は続けた。
「──わたしからはこのくらいよ。あとは、あなた達に頼らせてちょうだい」
 そしてヘリオライダーは自身のヘリオンを示し、乗って欲しいとケルベロス達を促した。


参加者
フラッタリー・フラッタラー(絶対平常フラフラさん・e00172)
シヴィル・カジャス(太陽の騎士・e00374)
西水・祥空(クロームロータス・e01423)
キソラ・ライゼ(空の破片・e02771)
罪咎・憂女(憂う者・e03355)
ヒメ・シェナンドアー(白刃・e12330)
アテナ・エウリュアレ(オリュンポスゴルゴン三姉妹・e16308)
グレッグ・ロックハート(泡沫夢幻・e23784)

■リプレイ


 罪咎・憂女(憂う者・e03355)の刀が敵へと届くと同時、敵のそれも雷を纏い迫る。
 深く斬り払うのは互いに同じ──その様は鏡のよう。ただ、受けた痛みに対する反応は違った。この調子ではあまり長くは保たぬときつく唇を結ぶ憂女に対し、敵は、この程度ならばという風平然と刀を返した。
(「あぁ、貴女は──私は」)
 硬質に澄んだ憂女の瞳が、ほんの僅か、揺れた。かの夢は幻と、最早届き得ぬものと諦めた、けれど心の奥底に未だ在るままの無垢な心がさざめく。
 自身と同じように身軽に舞う敵を阻むべく憂女は次いで蹴り技を放つ。が、届くより先に敵の鎖が彼女の脚を絡めその体を引き摺り墜とす。鎖はそのまま上体をも冒し、苦痛に歯噛みする憂女は束縛から脱すべく藻掻き。ほんの一瞬、敵の注意が薄れた隙に体を逃がした。
 敵が気を取られ得るもの、それは、
「罪咎さん──!」
「待ってくれエウリュアレ殿、ご心配はもっともだが」
 血を零す憂女の姿に顔色を変えたアテナ・エウリュアレ(オリュンポスゴルゴン三姉妹・e16308)と、治癒を試みんとする彼女を制止するシヴィル・カジャス(太陽の騎士・e00374)の姿。彼女達を含め、この場に辿り着いた七名のケルベロスが、広場に踏み込む手前まで来ていた。
(「そうか。きっと、彼女が──」)
「…………そうですね、すみません」
 騎士として仲間を護らねば、との思いは、騎士として気高くあらんとする者であるからこそ、堪え得た。
「罪咎ちゃん。手ぇ、必要かい?」
 そうして、まずは問う。刀捌きも衣裳すらも似通った二者を見れば容易く判る、憂女だけが抱え解るものに、踏み込んでも良いだろうかと、キソラ・ライゼ(空の破片・e02771)は友人を見遣る。
(「──ならば」)
 憂女は油断ならぬ敵へと目を据えたまま、口を開く。
「すまない、お願いする。……ただ、あと一合だけ、時間を」
「解ったわ。あと少しだけ」
 ヒメ・シェナンドアー(白刃・e12330)が頷いた。その声は、しかし憂女が危ないようであれば背く事も辞さぬと、明瞭に伝えた。
「有難い」
 短く返し、憂女は眼前の相手にのみ深く意識を。宙を滑るよう迫る敵へ刀をぶつけに向かう。しかし身を捻りかわされ、生まれる死角を潰すよう彼女も急旋回するに似て敵へと向き直る。
 跳んで、舞って、互いに定まった動きをなぞるかの如く。
「本当にそっくりだな……弟君か何かのようだ」
 今の憂女も露わにしている、闘争の為に純度を高めた男性的な部分。それだけを集めて研ぎ上げたなら、今以上に敵と似たものになるように思え、シヴィルは呟いた。
「だからこそより一層、去来するものもございますのでしょう」
 静かに応える西水・祥空(クロームロータス・e01423)は、瞬きすらも封じるかのようじっと、二者の攻防を見つめていた。
 得物を振るい、深追いはせず退いて。踏み込み来る相手をいなして──狙うならば、この時と。
「──……!」
 間をおかず、呼吸も殺して。疾く駆ける暴風の如く緋色は追うて、刃は閃く。確かに捉えて圧して、敵へと印した傷が零すのは、赤い血では無く明滅するモザイク。
「っ」
 当然と思う傍らで、それでも憂女の吐息が微かに揺れた。
(「貴女は……私は……、……いえ、だからこそ。貴女は、デウスエクス」)
「……憂女」
「──ああ」
 案じる色をしたグレッグ・ロックハート(泡沫夢幻・e23784)の声に、彼女は問題無いと言うよう、強く応じた。
 道はとうに──元より、分かたれている。そんな事は識っていた。
「──ツミトガ殿」
 不意に敵の声がひび割れて、彼女を呼んだ。憂女は違和を覚え、目を瞬く。
「先に、非礼を詫びておく」
 だが彼女の様子に構う事無く敵はその時、天を仰いだ。
 幾本もの刀が戦場に降り注ぐ。憂女だけを狙ったものでは無いそれは、多様な敵との戦いを目前とする歓びに染まったものと見たフラッタリー・フラッタラー(絶対平常フラフラさん・e00172)が、それでも名残の如く避けきれぬほどの数の刃に狙われた憂女の体を突き飛ばし護った。憂女の傍へ足を向けていたキソラの安全はヒメが。他の者達は刃雨の隙間を見出し、この間に急ぎ広場の只中へ。
「あぁ、貴女は──貴女達は」
 掠れた声を零す敵の目は、しかし今なおただただ憂女を見た。彼女と同じ色をした瞳に映る心は複雑に過ぎた。けれど、
(「……強いて表すならば、嘆きのよう」)
「──貴女にも、感謝を」
 憂女が返した視線は、対照的に澄みきった色をした。


「太陽の騎士シヴィル・カジャス、参る!」
「この聖騎士アテナ、皆様の癒しとなりましょう!」
 高らかなシヴィルの声と共に護りのドローンが展開する中、フラッタリーの治癒を受けた憂女の傷が未だ深く残る様を見たアテナは彼女へと急ぎ手術を為した。
「行くわ」
 刀を抜いたヒメは声を残し、次には既に敵へと刃を届かせる。咄嗟に回避を試みる敵の身を神速はそれでも捉え、生じた隙を狙い振るわれた憂女の一撃が傷を抉りモザイクを舞わせた。その虚を衝く如く立て続けに、キソラの術が敵へと爆ぜる──が、彼はやり辛そうに眉をひそめた。
「慎重に攻めねばなりませんね」
 虹の加護を受けた身に更に獄炎を纏った姿で呟く祥空もまた。今眼に視えるもの、先程まで見守っていたもの、ゆえに判りきってはいた事なれど。飛び回り駆け抜け自在に舞う敵の様は、戦い方は、憂女のそれとひどく似ていた。
(「けど、違うわ」)
 射手たるグレッグが急ぎ敵の動きを縛るべく動く。呪詛を重ね得る者達が助力をと駆ける。その中でヒメは胸中に否定を紡ぐ。
(「何も──今は。今の私は『貴女』の為では無く、ただ」)
 望む侭に在って良いのだと赦すフラッタリーの背を視界の端に、わだかまる想いがあるならば吐いても構わぬのだと慮るグレッグの視線を背に、憂女は努めて鎮めた心で以て真っ直ぐに敵を、仲間達を見る。白い手が柔らかに紙兵を御し、光羽の矢が幾重にも眩く輝き、九色の炎が祈りを刃と解き放つ──それらは『私』では為し得ぬ業と、彼女は正しく知っていた。
 雷を纏い風を斬る音。敵の刀がフラッタリーの肩を裂く。
「嗚呼……、よく視えておいでのようですわねぇー」
 獄炎を燃やす娘は瞳に戦意を映しながらも穏和に口の端を引き上げた。見切られれど届かせて来る敵へ、ケルベロス達は幾重にも呪いを掛ける。切り込んだグレッグが繰り返し、敵の脚に翼に鎖を掛けたがゆえに、成す事は次第に難しく無くなって行った。そして、彼らが敵だけを見据えていられたのは、治癒に専念するアテナが彼らを支えていたから。
 それも、敵の目にははっきりと視えていたのだろう。既に──憂女がそう在るように──『彼女』にとっての敵は彼ら全て、正しく向き合うよう努める敵の様に、既視感を覚える者も居ただろう。
 そして、ゆえに。彼らを支える癒し手を邪魔と、敵は見た。宙を走る鎖がアテナを締め上げ、しかし痛みに堪えて彼女は凛と治癒を織る。
「平気です。わたくしのことはどうか」
(「それで皆さんが存分に事を成せるのなら」)
 前中衛に護られる形で居た彼女の微笑みは決して強がりなどでは無いけれど。
「ならばまだまだ頼りにさせて頂こう」
 それでもとシヴィルが敵の更なる動きを警戒し彼女の盾と──先の敵の判断も彼らが採る戦略もそれらの意義も全て、ケルベロス達が想い合い護り合い在るからこそゆえに。
「力を求めるという貴様の目的が何であれ、デウスエクスである以上私にとっては人々を襲う侵略者だ。好きにさせるものか」
 シヴィルの視線が真っ直ぐに敵を射る。守るべきものを守るためと、その青色は雄弁に語る。その小柄な体は何よりまず今ここで仲間達の為にと背に大きく翼を広げる。同じ思いにアテナのたおやかな笑みは、意志の強い色を増した。
「──そう、ですね。では少々お手を借りても」
「りょーかい」
 敵の攻撃への対処に力を尽くすアテナを手伝い、キソラが中衛を護る虹を喚ぶ。護りを固め、その間にも攻撃に出られる者達で敵を圧す。抗わんとする鎖をかわし跳んだ勢いのまま祥空は敵へと鋭く蹴りを叩き込み、追ってグレッグが放つ雷が抵抗すらも許さぬとばかり標的を撃つ。蒔かれる種をキソラが活かし、振るう凶器がかの身を抉る。それでも足りぬならば更にとヒメが刃を幾たびも。その一太刀毎、純白の少女に宿る緋色、紅色、月の色がきらきらと揺れる。それらは絆、繋いだ縁。『彼女』と友を分かつ揺るがぬ印の形の一つ。
「逃がさないわ」
 告げた少女の背から光が溢れる。シヴィルが放った術が結んだきらめきが敵を刺し貫く暴威となった。
 されど膝を折る事を拒む敵は、零れる欠片の尾を引き刀を振るう。吹き荒れる痛みは祥空の腕に深く傷をつけ、舞って視界を侵す己の血を彼は、獄炎で焼き払う。
「──神討つ力を我に与え賜え」
 得た痛みは苛烈。されど彼女が傍に踏み込み来るならば最早炎刃の間合い。彼は静かに祈りを紡ぎ、鮮やかな彩々を華の如く散らし熱と共に敵を染め上げる。
 その傍らで深手を急ぎアテナが癒す。重なる疲労ゆえに不足があるならばとフラッタリーがそっと手を添えた。
 そう、重ねる毎。敵の動きに少しずつ、ごく僅かずつなれど、迷いが生まれ行く様をケルベロス達は見た。既にその身が自在に動かぬゆえもあろう、血に濡れた刃の重みは枷のよう。戦況を窺い、採るべき手に悩み、けれど戦意ばかりは揺らがぬ瞳に濁り無く──『彼女』もまた、夢を見たのだと。
 戦い続けたケルベロス達の疲労は色濃い。されど敵とてそれは同じ。傷という名のモザイクにまみれ肩で息するかの姿は、肉体がそうであるようにその精神までもが追い詰められつつあるのだろうと見て取れて。
「──幕引きはお願い致します」
 逸らす視線は紛う事無き隙となると承知で、それでも祥空は憂女を顧みた──鋭い血色の瞳が持ち主すらも知覚せぬまま惹き寄せられた、その行く先が判ったから。
「ええ、区切りはどうぞ貴女の手でー」
 フラッタリーは敷いた道へ憂女を導くよう手を伸べた──彼女と、何より今の『彼女』にそれが必要と解ったのは、決して長くないこの時をどこまでも真剣に向き合ったから。
 多くの言葉は無くとも、想い案じる瞳が幾対も、武人として在る彼女の背を押した──壊れかけの体でそれでも、折れず曲がらず退かぬと眼差しだけには熱を灯し刀を振りかぶる敵が迫っていたから。
「────!」
 始める為に終えた、その時と同じように緋色の風が駆け抜ける。鈍い音は、確かに肉を斬り裂いたそれ。
(「今一度。貴女に、感謝を」)
 払ったそれは、不定のモザイクに散り行く色ばかりであったけれど。
「……さようなら」
 夢の痕を、確かに見届けた。


「心配掛けてすみません、ありがとうございました」
 刀を納めた憂女はそっと息を吐き、仲間達へ頭を下げた。無事に済んだと、その事にケルベロス達は安堵を零す。
(「貴女の目にも……あの背中は遠かったのでしょうか。──それとも」)
 向ければ応える視線、傍に感じ取れる他者の熱。それらの中で憂女は、
「『彼女』は……強かったでしょうか」
 『あの私』は、そう問うた。束の間皆の声が潰え、けれどその間も互いに手当を進める心遣いだけは絶える事無く。
「そうね」
 やがて、常と同じに微笑みヒメが口を開いた。
「戦闘能力という点でもそうだけど、強かったわ。次があるなら遠慮したいくらい」
「ええ。何より、刃から伝わる強さへの渇望が」
 頷いた祥空もまた真摯に答え、反芻するに似て目を伏せる。
「そう、ですか」
 感謝を示し憂女は胸に手を当てた。宙を見つめるその瞳は複雑な色をした。
「…………ただ」
 そこに寂寥めいたものを見たグレッグは、掴まらぬ言葉より先に声を発し。
「憂女のそれとは少し……違うように、感じた」
 次いでぎこちなく続いた彼の声は、それでも温かさを滲ませた。それは例えば、憂女が『彼女』と同じ道を往かなかった事を尊ぶ如く。正しく伝わったのだろう、彼女はどこか寂しげに、それでも柔らかく微笑んで見せた。
「オレは……答えそのものは、アンタ自身で見つけて欲しいと思う」
 キソラは感情を抑えたかのよう平坦な声でそう言い。一拍間をおいて、普段と同じ呼吸へと戻す。
「『手ぇ貸してくれ』って、言うて貰ったのオレらは聴いたし」
 晴れた空の如く透明に、彼が笑う。と、場の空気がほのかに緩んだ。
 無垢な想いの断片達を受け取って。仕舞い込むだけの時間をおいてから、憂女は目を細めた。
「ええ、ありがとうございます」
 貰ったもの、遺ったもの。胸の奥にあるのは優しいものだけでは無いけれど。それでも彼女は留まるその痛みを、捨てたいわけでは無いのだとそっと抱く。
(「『貴女』を覚えている事くらいは」)
 夢見たものは届かなくとも、彼女が彼女として在る為の大切な。それは今なお熱を帯び彼女を確かに支え続けていた。
(「貴女のようには出来なくとも……もしも『貴方』にこの手が届いたなら、その時は──」)

作者:ヒサ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年3月13日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 8
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