オークは茶道部がお好き

作者:紫村雪乃


 そこは女子大の一室であった。
 中央に畳が敷かれ、着物姿の女子大生が座している。彼女たちは茶道部部員なのであった。
 菓子を食べ終えるのを待って亭主たる少女が茶碗をおいた。濃茶ではなく薄茶である。
「頂戴いたします」
 お辞儀をすると、茶碗を回し、少女は茶を口にふくんだ。と――。
 茶碗が畳の上におちた。はっとして目をむけた少女たちは見た。少女の身に蛇のようにものが巻き付いているのを。
 それは触手であった。が、無論少女たちはそんなことを知らない。
「きゃあ」
 悲鳴をあげた少女であるが、すくに悲鳴は消えた。代わりにその口からもれたのは甘い喘ぎ声である。
 少女の着物の胸元から触手が中に入り込んでいた。おそらく乳房を嬲られているのであろう。それだけで少女の肉体は蕩けてしまっているのであった。
「ブヒヒ」
 いやらしい笑い声が響いた。
 声の主は豚の顔と人間型の肉体をもつ魔物。オークであった。


「オーク達が女性達を略奪していく事件が予知されたわ」
 艶然とした娘がいった。名を和泉・香蓮(サキュバスの鹵獲術士・en0013)という。
「みんなにお願いするのはオークの撃破。彼らは魔空回廊から多くの女性の居る場所に現れ、女性を略奪しようとするわ」
「またですの」
 イリュジオン・フリュイデファンデ(堕落へ誘う蛇・e19541)という名の女がいった。五十歳ほどなのだが、ふわりとした雰囲気のせいか、瑞々しい肌のためか、とてもそうは見えなかった。艶やかである点は香蓮とよく似ている。
「ええ」
 苦く笑うと、香蓮はうなずいた。
「襲われる女性を避難させると別の場所に出て来てしまうので、それはできない。そのために女性の避難はオーク達が出現してから行う必要があるわ」
 オークの数は十。女性の数も十であった。女性達の避難が完了していない場合、戦闘中にオークに悪戯をされてしまう場合がある。ゆえにできるだけ避難させる必要があった。
「オークは女子大の茶道部部室に現れる。かなり広いので戦闘に支障はないわ。ちなみにオーク達の武器は触手。攻撃するだけなく、それで拘束。いやらしいことをするわ」
 香蓮は悪戯っぽくニッと笑んだ。
「催淫効果をもつ触手の魔力は強大。ケルベロスたるみんなでも抵抗することは困難だと思うわ」
 香蓮はどこか楽しんでいるかのよう笑みながらケルベロスたちを見回した。
「いやらしいオークを許すわけにはいかないわ。殲滅してちょうだい」


参加者
クヌギ・フォンティーヌ(比翼律動・e00438)
カルディア・スタウロス(炎鎖の天蠍・e01084)
白雪・まゆ(月のように太陽のように・e01987)
アルテミス・カリスト(正義の騎士・e13750)
キーア・フラム(憎悪の黒炎竜・e27514)
巻島・菫(サキュバスの螺旋忍者・e35873)
ピクシー・ガリトラップ(ヴァルキュリアの鹵獲術士・e41032)
アイリス・ベルフェゴール(気まぐれ千変万化・e43275)

■リプレイ


 茶道部の部室。
 女性の数は十を超していた。中に目立つ娘の姿がある。
 一人は輝く金髪を縦ロールにした白人だ。着物の上からでもわかるほどむっちりした肉体の持ち主であった。抑えきれぬ色香が蜜のように滴っている。
「…着物の子って素敵ですわ…♪」
 娘はひそかにため息を零した。彼女の名はクヌギ・フォンティーヌ(比翼律動・e00438)。ケルベロスであった。
 もう一人。同じく白人だ。凛然とした美しい娘で、ゆるくウェーブした金髪を背に流している。クヌギと違って華奢であるため、着物が良く似合っている。が――。
 娘――アルテミス・カリスト(正義の騎士・e13750)は恥ずかしそうに太ももを手で隠した。真っ白な太ももが露わになっているからだ。動きやすいようにと選んだミニの着物であった。
 そのアルテミスの隣。冷然とした娘が座していた。夜をやどしたかのような黒髪黒瞳の美しい娘である。が、彼女は人間ではなかった。竜種である。
「…負けられない…負けたくないのに身体が…」
 名をキーア・フラム(憎悪の黒炎竜・e27514)というその娘は悔しげに唇を噛んだ。
 元来、誇り高く気の強い性格のキーアである。屈しはしないと常に己に言い聞かせてはいるものの、心の奥ではわかっていた。オークに嬲られる度、隷属させられていた頃に戻り掛けていることに。
 そして、さらに二人。白雪・まゆ(月のように太陽のように・e01987)とピクシー・ガリトラップ(ヴァルキュリアの鹵獲術士・e41032)という名の少女がいた。
 年齢はともに十六歳。が、タイプはまるで違った。
 まゆは可愛い顔立ちの美少女であった。溌剌としたところが花のような華やかさを彼女の中に生み出しているようだ。
 ピクシーはボーイッシュな少女であった。美麗な顔立ちのくせに身ごなしが軽やかで、よく女装した美少年に間違われるのだが、それも頷ける。
「わたしもいよいよ十六歳! オークにも狙ってもらえる、大人のレディになりましたのです。囮役は初体験ですけど、やりきってみせますのですよ!」
 やや緊張した面持ちでまゆはいった。
「大丈夫だよ」
 あっさりといって、ピクシーは笑った。それには理由がある。
 かつて彼女は黒魔術儀式の生贄として育てられた。が、ピクシーは別段、その儀式が苦痛であったとは思ってはいない。
 今回の件もそうだ。オークはどんな事してくれるのかな、などとお気楽にピクシーは思っていた。
「潜入スキルの一環として、こーみえてお茶点てとかできたりするんだよねー…まー、正座とか苦手だけど~…」
 居心地悪そうに、その少女は身を揺らせた。結った髪に簪を射してり、清楚といっていい出で立ちである。が、整った顔には表情が欠落していた。
 名をアイリス・ベルフェゴール(気まぐれ千変万化・e43275)というのだが、彼女にもピクシーと同じくオークに対する恐怖はなかった。元々幼い頃からオークの愛玩奴隷として育てられてきたため、オーク自体への嫌悪感は薄かったのだ。

「くっ、に、苦いです……」
 茶を口にふくんだアルテミスから呻くような声がもれた。
「これが本物のジャパニーズティー! これでも薄いなんて……濃いのはどんな味なのでしょう?」
 アルテミスは驚嘆した。これほどの大敵と相見えることは希である。
 だから気付かなかった。粘液にまみれた触手が近づいていることに。


「うん?」
 表情は変わらないものの、アイリスの目がわずかに見開かれた。
 足に何かが巻き付いている。それがオークの触手であると、無論、アイリスは承知していた。
「みんな、早く逃げて」
 慌てた様子もなくアイリスが女性たちにむかって声をかけた。咄嗟になんのことかわからず、女性たちは顔を見合わせた。が、すぐに気がついた。異様なものの存在に。オークである。
 一斉に悲鳴をあげ、女性たちが逃げ出した。触発されたオークもまた動き始める。
 その前に四人の女が立ちはだかった。ケルベロスだ。
 が、その時、すでに淫楽絵図は展開していた。アイリスだ。
「さぁ、オー君、久しぶりに楽しませてくれない、カナ♪」
 そっとアイリスはほくそ笑んだ。
 すると触手がアイリスの着物の帯にかかった。一気にひく。
「あっ」
 帯が解かれ、それにあわせてアイリスは身を回転させた。そして畳に倒れこむ。着物の裾がわれ、真っ白な膝が露わとなった。
 それを狙っていたかのように触手がのびた。割れた裾から内部に滑り込む。
「あんっ」
 アイリスの口から甘い声がもれた。彼女の濡れたところに触手が触れたのだ。
 遠慮しないで。
 そう心中でつぶやくと、アイリスは指でくばぁと開いた。すでにたっぷり濡れているのか、にちゃあといやらしい音がした。
「いーんだよー、滅茶苦茶にしても~…♪ わたしにイッパイ頂戴♪」
「ブヒヒ」
 ニタリと笑うと、オークは触手をすすめた。一気にアイリスを貫く。
「ひゃあん」
 はしりぬける快感にアイリスは身を震わせた。
「あそこだけじゃいやぁ。後ろにもちょうだい」
 アイリスは尻を突き出した。薄茶色のすぼまりを広げる。
「雌犬メ」
 ニヤリとすると別のオークが触手をねじ込ませた。
「ああ、いい。あそことお尻、一緒にされてる。もっとこすって。もっと滅茶苦茶にしてぇ」
 幾つもの触手を舐めながら、アイリスは尻を振りたくった。肉体の奥を汚される喜びに慄きつつ。

 まゆは身構えた。薄笑いしつつ、オークが襲う。
 超人存在であるゆまにとって触手を躱すことは不可能ではなかった。が、あえてまゆは触手にとらえられた。
「ひやぁぅっ!? ふぁ………あああっ!?」
 触れられただけで、まゆは背を仰け反らせた。全身が性感帯であるように施設によって調整されていたのだ。
 くたりとゆまは座り込んでしまった。感じすぎて立っていられなくなったのだ。もはや抵抗する力はなかった。
「ブヒヒ」
 いやらしく笑いながらオークはゆまの着物を剥いでいった。すぐに 初々しいゆまの肉体が露わとなる。
「可愛イゼ」
 触手がゆまの小さな胸を揉んだ。
「いや。小さいの恥ずかしい」
 羞恥にゆまは身悶えた。すると、今度はゆまの一番恥ずかしいところを触手が開いた。こする。たまらなかった。
「ああん。早く入れて。焦らしちゃ……ああん。意地悪しないでぇ」
 ゆまはオークにしがみついた。そして口づけした。舌をさしいれ、自らからめる。
「ああっ」
 触手を受け入れ、ゆまは悲鳴をあげた。ものすごい快感が彼女の肉を灼いている。触手が突き上げ、ゆまの真っ白な尻が大きく弾んだ。
「し、して。好きにしていいから。もっとしてぇ」
 涙を零しつつ、ゆまはオークの舌をしゃぶった。


 部室のドアが開いた。そして二人の女が飛び込んできた。
 一人は貴族的な美貌の持ち主だ。綺麗な金髪をポニーテールにしており、その先端に針のような装備を付けているのだが、それは蠍の尾を思わせた。
 もう一人は牛乳瓶の底のような眼鏡をかけていた。それでも美形であることがうかがわれるくらいであるから、外せばよほど美人であるに違いない。
 その娘――巻島・菫(サキュバスの螺旋忍者・e35873)は苦く笑った。
「やれやれ、バイトが早上がりでタイムサービスに間に合うと思ったら、どうやら囮のみなさんのサービスタイムのようです」
「楽しんでいる場合ではありませんよ」
 カルディア・スタウロス(炎鎖の天蠍・e01084)はさすがに呆れて、いった。そして女性たちにむかって叫んだ。
「皆さん! ケルベロスです! 落ち着いてこちらへ!」
 声に気づいたか、女性たちが駆けてきた。
「こっちですよ」
 先頭に立って菫が廊下に飛び出した。

「ああん」
 押され、クヌギは畳に倒れた。足を広げたため、股の付け根まで露出してしまっている。金色の濃い翳りがふさふさと揺れた。
「だめですわ」
 クヌギは抵抗する素振りをみせた。それがオークの嗜虐心をあおった。触手をのばし、胸元をはだける。
「あっ」
 クヌギの口から小さな悲鳴がもれた。無理やり半身を起こされからだ。四つん這いの格好になる。乳房が自重で垂れ下がった。
 すると下半身に触手がかかった。ぐいと広げる。
「ああ。あそこもお尻もみんな見られてますわ」
 クヌギが濡れた。大切なところを見られたことに興奮しているのである。
 その時だ。触手がクヌギの中に入ってきた。尻のすぼまりを広げたまま。別の触手は垂れる乳房を揉みしだいた。
「ああ。後ろからは弱いの。だめですわ」
「ヨクイウゼ。自分デ尻ヲ振ッテイナガラ」
 オークが嗤った。
「だって硬いのがいいんですもの。お願い。キスしながらもっと突いてぇ」
 オークの顔を抱き寄せ、クヌギは唇をあわせた。
「中に。お願いですわ。中に、来てぇ」
 クヌギが尻の動きを速めた。すると中に白濁した粘液がぶちまけられた。


 アルテミスは囮役であった。が。他の囮役とは行動が違った。戦ったのである。
 アルテミスのしなやかな肉体を手に入れようとオークは触手を舞わせた。が、アルテミスは超人といっていい。迫る触手を彼女は聖剣エクスカリバー――バール状の武器で薙ぎ払った。
「騎士として、そう何度もオークごとき低級デウスエクスに屈するわけにはいきません!」
 アルテミスは叫んだ。その言葉に怒ったか、とらえることよりも殺すためにオークはさらに触手を疾らせた。
 横にステップ、あるいは身を沈め、アルテミスは乱舞する触手を躱した。
「グヌヌ」
 怒りにオークの満面はどす黒く染まった。そしてしならせた触手に疾風の速さを与えた。
 さすがに躱しきれぬ。そう悟ったアルテミスは聖剣エクスカリバーを繰り出した。迅雷の速さで。
 ちぎれ飛ぶ触手。しぶく粘液を避け、アルテミスは会心の笑みをうかべた。
「いったはずです。オークごとき低級デウスエクスに屈することはないと」

 無論、女性を追うオークもいた。触手を唸らせてとらえようとしたが――横からのびた手が触手を掴んだ。
「ボクが相手してあげるよ!」
 ニッと挑発するように笑むと、手の主――ピクシーは触手をひいた。
「イイダロウ」
 ニンマリすると、オークは挑発にのった。胸元から触手を侵入させ、薄い胸をまさぐる。裾から入ったそれは薄い翳りに縁どられた亀裂を嬲った。
「ボクの身体変だよ……」
 ピクシーは身体の火照りをおぼえた。淫欲に股間の奥が疼く。
「が、我慢しなきゃ」
 唇を噛むと、ピクシーは胸元と裾を自らはだけさせた。
「ブヒヒ」
 ニヤリとすると、オークはピクシーの髪をつかみ、唇を奪った。遠慮になく舌で口腔内をなめまわす。触手は乳首を転がした。肉を割り、ピクシーの中にも入り込む。
「あ、ああ」
 電流のような快感にピクシーは悶えた。こんなに気持ちいいのは初めてあった。
「ご、ご奉仕しなきゃ」
 触手を掴むと、ピクシーは触手を咥えた。舌をからませつつ、しゃぶる。知らぬ間に腰もくねらせていた。
「気持チ良イノカ?」
「き、気持ち良くなんて……ああん、でもお尻が勝手に動いちゃうよぉ」
 快楽に顔をしかめつつ、ピクシーは尻の動きを速めた。

 キーアは触手にとらわれていた。わざとである。
「作戦上、仕方のない事なんだか、ら……」
 無理やり自分を納得させる。が、胸の高鳴りは誤魔化しきれなかった。
「わ、私、期待しちゃってる……」
 着物をするすると脱がされ、キーアはつぶやいた。すでに股間が濡れている。
 幾つも触手がキーアの滑らかな肌を這い回った。全身に粘液まみれになる。それが気持ちよかった。
「ま、負け……あんっ……」
 そろそろとキーアの手が動いた。
「たくない……のに……ああん。もう我慢できない」
 キーアは触手をつかんだ。そして愛おしそうに頬ずりした。
「…わたしに…くだ…さい…私に、その…太いのを、いっぱい…!」
 キーアはおねだりした。そして触手の裏をチロチロと舐め上げた。
「ここ、気持ちいいでしょ。お口でいっぱい気持ちよくしてあげる。ああん。だから、下のお口、気持ちよくして」
 キーアは自ら触手を導いた。すると触手がズルズルとキーアの中をみたした。襞のすべてが触手を感じる。
「いい。いいの。オークの触手いい。はあん。あそこが気持ちいいのぉ」
 のぼりつめつつ、キーアはオークにしがみついた。


 女性を避難させ、カルディアと菫は部室にもどった。
「おねーさん、気持ちいいことも嫌いじゃないけど、活きのいい子豚ちゃんたちの解体ショーも大好きなんです。さあ、たっぷりゾクゾクさせて下さい。干からびるまで相手しちゃいます。その前に、フレッシュな精肉にしちゃいそうな予感ですが」
 菫は笑った。ぞくりとする恐い笑みだ。
「遅かったですね」
 触手を切り裂きつつ、アルテミスが叫んだ。
 すると数体のオークが動いた。囮役から離れ、カルディアと菫に迫る。
「さあ、お掃除の時間です! 雑巾拭きたて足元注意ですよ!」
 菫の手から濡れ雑巾が飛んだ。
 雑巾手裏剣。それは螺旋の力をもっていた。足をとられたオークが転ぶ。
 刹那、カルディアが襲った。
「切り裂いてやるぞ、ズタズタにぃぃ! ル・クール・デュ・スコルピヨン!」
 カルディアの左右手のクルシファイ・レサト――ゾディアックソードが閃いた。オークですら視認不可能な速度で舞い踊る。
 怨嗟に満ちた蠍座の力をやどした剣風は文字通りオークを切り刻んだ。切断された肉が、骨が、そしてえぐり出された心臓が飛び散る。とどめは蠍針の一撃だ。
「あーあ」
 菫はため息をこぼした。
「これが全部豚小間とかロース、ヒレ肉だったらいいのに。解体前見てると、どうにもそうは思えない」
「手加減などできん」
 カルディアは跳んだ。凄まじい蹴撃を放つ。オークが叩きつけられた。床に亀裂がはしる。
「まあ私も手加減するつもりはないですけど」
 菫は漆黒に燃える球体を現出させた。他惑星を照らす黒太陽だ。放たれた絶望の黒光がオークたちの細胞そのものを滅殺する。
 無論、アルテミスもじっとしてはいなかった。空の霊力を帯びた聖剣エクスカリバーで正確にオークの傷口を切り広げる。そして幾ばくか。
「うーん」
 菫は頭を掻いた。カルディアも楽しませてやろうと目論んでいたのだが、どうやらオークにそのつもりはないようだ。数を減らしたオークたちは殺気立っていた。
「殺るしかないですね」
「ああ。一気にきめる」
 カルディアは再び剣風を巻き起こした。

 オークは全滅した。すでに魔力は消え去っているが、クヌギたちの肉体の火照りはおさまらないようだ。
 クヌギとアイリスはキスしながら互の股間を擦り付け合っているし、まゆは快感の余韻に細い身を震わせている。キーアは乳房を抱えながら悔し涙を流していた。
 その時、多くの足音が響いてきた。通報を受けた警官が駆けつけてきたのだろう。
 着物の着付けは誰がするんだ。菫はふとそう思った。

作者:紫村雪乃 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年2月27日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 2
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